JP5802715B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が前方から衝突荷重を受けた、いわゆる前突時において、乗員の脚部への衝撃を吸収する車両用乗員保護装置に関する。
車両用乗員保護装置としては、前突時に、乗員の膝部への衝撃を吸収するようにした技術として、例えば下記の特許文献1に記載されたニーボルスターが知られている。
特許文献1で知られているニーボルスターは、車幅方向に延びるステアリングハンガーに、平面視で略矩形状に板材を曲げて形成した上部衝撃吸収部を設け、さらに上部衝撃吸収部の下部に、側面視で湾曲部を有するように板材を曲げて形成した下部衝撃吸収部を設けたものである。
小柄な乗員の場合は、下部衝撃吸収部によって膝部への衝撃を吸収する。標準的な体格の乗員の場合は、下部衝撃吸収部によって膝部への衝撃をある程度吸収し、さらに上部衝撃吸収部によって膝部への衝撃を吸収する。
しかし、前突時には、乗員の腕がインストルメントパネルに向かって衝当し得る。このため、膝と共に腕への衝撃も吸収できることがより好ましい。
特開2004−330929公報
本発明は、車両の前突時における、乗員の脚部全体への衝撃を吸収するとともに、乗員の腕部への衝撃も吸収することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネルの裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定され、腕受け部は、上部裏側に位置するクリップ差込部と、下部裏側に位置するクリップ受け部とを有し、インストルメントパネルに対して腕受け部が係合される構成は、インストルメントパネルの下部に形成されている受け部に対するクリップ差込部の差し込みによる構成であり、腕受け部の下には、別体のサブパネルが配置され、このサブパネルに形成されている差込部が、腕受け部のクリップ受け部に差し込まれることにより、腕受け部にサブパネルが係合されており、このサブパネルは、インストルメントパネルの一部の機能を有していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、ニーボルスターは、前記インストルメントパネル裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、ニーボルスターの上方に配置され、インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、この腕受け部は、乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、脚受け部の上端部は腕受け部に固定され、腕受け部の上端部は、インストルメントパネルの下端部を後方から覆うように係止されることを特徴とする。
請求項3に記載のごとく、より好ましくは、ニーボルスターは、ステイ部の下部から下方へ延びる脛受け部を、更に有していることを特徴とする。
請求項4に記載のごとく、より好ましくは、脛受け部は、板材によって形成され、前後に貫通した貫通孔と、この貫通孔の周縁部が縁折りされることによって形成されたリブとを有することを特徴とする。
請求項5に記載のごとく、より好ましくは、リブは、正面視矩形状に形成され、この矩形状のリブの四隅は切り欠かれていることを特徴とする。
請求項6に記載のごとく、より好ましくは、脛受け部の上端から車両前方へ折れ曲がってステイ部の下面に固定される固定板が設けられ、この固定板の前端には、ステイ部の下面の穴に差し込むことにより係合可能な突起が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載のごとく、より好ましくは、ステイ部の前半部分は、底板と、この底板の両側から起立した左右のステイフランジとからなる、前面視略U字状に形成され、ステイ部の前半部分のなかの、前端部には、底板と左右のステイフランジとのコーナにスリットが形成され、底板の前端部と左右のステイフランジの前端部のみが、メンバ部材に固定されていることを特徴とする。
請求項8に記載のごとく、より好ましくは、ステイ部の上面と、脚受け部の前面とは、バーによって繋がれ、このバーには、ビードが形成されていることを特徴とする。
請求項9に記載のごとく、より好ましくは、湾曲部には、ビードが形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両用乗員保護装置は、ニーボルスターと腕受け部とを備える。このニーボルスターは、ステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延びる脚受け部とからなる。腕受け部は、ニーボルスターの上方に配置され、インストルメントパネルに係合されている。車両の前突時、膝部は、フロア上の足先を中心とした弧を描くように、前上方に移動して、脚受け部に当たる。この結果、脚受け部に前上がりの荷重が作用する。脚受け部に連結されている腕受け部は、上方に押し上げられることにより、インストルメントパネルに対する係合が外れて、さらに上方に押し上げられる。乗員は、前突時に上半身が前方へ投げ出されるものの、上方へ押し上げられた腕受け部によって腕を受け止められる。結果、前突時に乗員の脚部だけでなく、前方に投げ出された肘を含む腕部を腕受け部で受けて、乗員の脚部への衝撃を吸収するとともに、乗員の腕部への衝撃も吸収することができる。
特に本発明では、インストルメントパネルに対して腕受け部が係合される構成は、インストルメントパネルの下部に形成されている受け部に対するクリップ差込部の差し込みによる構成である。腕受け部の下には、別体のサブパネルが配置され、このサブパネルに形成されている差込部が、腕受け部のクリップ受け部に差し込まれることにより、腕受け部にサブパネルが係合されている。先ず、インストルメントパネルに対して、腕受け部のクリップ差込部を差し込み、次に、腕受け部に対して、サブパネルの差込部を差し込んで固定するので、上から順に効率良く組み立てることができる。また、前突時、ニーボルスターから腕受け部に上方への荷重が作用した際に、腕受け部が上方へ押し上げられ、乗員の腕部を受けることができ、腕部への衝撃を吸収することができる。
請求項2に係る発明では、車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、ニーボルスターは、前記インストルメントパネル裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、ニーボルスターの上方に配置され、インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、この腕受け部は、乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、脚受け部の上端部は腕受け部に固定され、腕受け部の上端部は、インストルメントパネルの下端部を後方から覆うように係止されている。
請求項3に係る発明では、ニーボルスターは、ステイ部の下部から下方へ延びる脛受け部を、更に有している。前突時、膝部を主に脚受け部で受け、上方への荷重が作用すると、次に膝部を支点にして、足先が前方へ放り出される。一方、脛受け部は脚受け部の下部から下方に延びる形状であるため、膝部により脚受け部が斜め上方に移動すると、それに伴い脛受け部が乗員の脛部に近づくように移動する。このため、放り出された脛部の荷重及び脛部から下の部分の荷重を、脛受け部で受けることができ、脚部全体への衝撃を吸収することができる。
請求項4に係る発明では、脛受け部は、板材によって形成され、前後に貫通した貫通孔と、この貫通孔の周縁部が縁折りされることによって形成されたリブとを有する。ニーボルスターは、乗員の身体に作用する荷重を受ける必要があり、所定の強度が要求されると共に衝撃を吸収するために曲がる必要がある。この点、本発明では、貫通孔を有することで、軽量化を図ると共に、貫通孔及びリブを有することで、脛受け部を適切な強度に設定することができる。
請求項5に係る発明では、リブは、正面視矩形状に形成され、この矩形状のリブの四隅は切り欠かれている。脛受け部の強度を設定する際、リブの四隅を切り欠くことで、脛受け部の強度を容易に調整することができる。また、脛受け部に荷重が作用した際、切り欠き部から曲がることで、乗員の脛部への衝撃を吸収することができる。
請求項6に係る発明では、脛受け部の上端から車両前方へ折れ曲がってステイ部の下面に固定される固定板が設けられる。固定板の前端には、ステイ部の下面の穴に差し込むことにより係合可能な突起が設けられているので、組み付け時に容易に位置決めすることができる。また、固定板の略中央を締結部材によりステイ部に固定し、固定板の前端を突起によりステイ部に係止する。脛受け部に荷重が作用した際、突起がステイ部に引っ掛かり、いわゆる回り止めの役割を果たすことによって、脛部から受ける荷重により固定板の略中央を締結する締結部材を中心にして回転することを防ぎ、脛部からの荷重を適切に受け、脛部への衝撃を吸収することができる。
請求項7に係る発明では、ステイ部の前半部分のなかの、前端部には、底板と左右のステイフランジとのコーナにスリットが形成され、底板の前端部と左右のステイフランジの前端部のみが、メンバ部材に固定されている。ニーボルスターにスリットによる脆弱部を設けるので、ニーボルスターの最も荷重が作用する部分を脆弱にして、荷重を適切に吸収することができる。
請求項8に係る発明では、ステイ部の上面と、脚受け部の前面とは、バーによって繋がれ、このバーには、ビードが形成されている。脚部からの荷重を直接受ける脚受け部を、バーによって支持する上に、バーにビードを設けるので、しっかりと乗員の脚部を受けることができる。
請求項9に係る発明では、湾曲部には、ビードが形成されている。前突時、脚受け部に荷重が作用すると湾曲部にも斜め上方への荷重が作用するが、湾曲部の強度をビードによって高めることで、しっかりと乗員からの荷重を受けることができる。仮に、湾曲部が簡単に折れ曲がってしまうと、上方へ向かう力が発生せず、脚受け部を上方に押し上げることができなくなる。この点、本発明では、湾曲部にビードを設けて強度を高めることで、湾曲部が簡単には折れ曲がらず、湾曲部の前端部で折れ曲がるので、湾曲部は元の形状を保ち、上方への荷重を受けることができる。結果、腕受け部を上方に移動させることができる。
本発明に係る車両用乗員保護装置を備えた車両の車室の正面図である。 図1に示される車両用乗員保護装置の斜視図である。 図1の3−3線断面図である。 図2の4矢視図である。 図4の5矢視図である。 本発明に係るニーボルスターの側面図である。 本発明に係る腕受け部の正面図である。 図7に示される腕受け部の背面図である。 図8に示されるクリップ差込部の作用図である。 図2の10−10線断面図である。 図10の11部拡大図である。 図1の12−12線断面図である。 図2に示される車両用乗員保護装置の作用図である。 図2に示される腕受け部の作用図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
先ず、実施例に係る車両用乗員保護装置が採用された車室について説明する。図1及び図2に示されるように、例えば、車両10は自動車であり、この車両10は、車室11の下部を形成するフロア12と、このフロア12の前端から立ち上がるダッシュパネル13と、このダッシュパネル13及びフロア12の近傍に配置されたペダル14と、車室11の前部に配置されるインストルメントパネル15と、このインストルメントパネル15の左右端から立ち上がる左右のフロントピラー16L,16R(Lは左を示す添え字、Rは右を示す添え字、以下同じ。)と、左右のフロントピラー16L,16R間に配置されるフロントガラス17とを有する。
インストルメントパネル15の裏側には、車幅方向に延びるメンバ部材21(以下、ステアリングハンガー21という。)が配置され、このステアリングハンガー21にステアリング22が支持されている。
インストルメントパネル15の右下部には、腕受け部30が設けられ、この腕受け部30の下部には、サブパネル40が設けられている。腕受け部30及びサブパネル40は、インストルメントパネル15とは別体の樹脂製の部品であり、インストルメントパネル15の一部の機能を有している。
インストルメントパネル15の裏側において、ステアリングハンガー21に、車両10の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスター50が設けられている。ニーボルスター50は、腕受け部30の下方に位置すると共にサブパネル40の裏側に位置する。このニーボルスター50及び腕受け部30によって、車両用乗員保護装置20が構成される。
次に、車両用乗員保護装置20を断面図に基づいて説明する。図3に示されるように、車両10は、車室11の前方に設けられるエンジンルーム23と車室11が、ダッシュパネル13によって仕切られている。
インストルメントパネル15の下端部に腕受け部30が設けられ、この腕受け部30の下端部にサブパネル40が設けられている。ステアリングハンガー21の下部にニーボルスター50が設けられており、このニーボルスター50に腕受け部30の下端部が支持されている。
ニーボスルター50は、インストルメントパネル15の裏側に位置し、サブパネル40の下端は、ニーボルスター50の下端よりも低位に位置する。このため、乗員70からは、ニーボスルター50が目視できず、外観性を向上させることができる。
乗員70の脚部71は、足72、脛部73及び膝部74を有する。フロア12上の足72によってペダル14が踏まれている。脛部73と略同じ高さであって脛部73の前方に、サブパネル40及びニーボルスター50の下部が位置する。膝部74と略同じ高さであって膝部の前方に、ニーボルスター50の上部が位置する。
次に、ニーボルスター50について説明する。図3〜図6に示されるように、ニーボルスター50は、ステアリングハンガー21から乗員70の脚部71に向かって延びるステイ部51と、このステイ部51の後部から上方に向かって湾曲する湾曲部52と、この湾曲部52の乗員70側端部から上方且つ若干後方に延び、脚部71の荷重を受ける脚受け部53とを有する。更に、ニーボルスター50は、ステイ部51の下部から下方且つ若干前方に延びる脛受け部54を有している。
ステイ部51の前半部分は、底板55と、この底板55の両側から起立した左右のステイフランジ56L,56Rとからなる、前面視略U字状に形成される。このように、ステイ部51の前半部分は、板材をプレス形成により曲げただけであるので、加工が容易であり、加工費を低減させることができる。また、ステイ部51は、前面視略U字状であるので、剛性を高めることができ、簡単な形状であっても脚部71から受ける荷重を受けることができる。
ステイ部51の前半部分のなかの、前端部57には、底板55と左右のステイフランジ56L,56Rとのコーナにスリット58,58が形成されている。底板55の前端部と左右のステイフランジ56L,56Rの前端部のみが、ステアリングハンガー21に固定されている。このようにステイ部51の前端部57は、スリット58,58によって脆弱部になるので、前突時、ニーボルスター50のなかの最も脚部71からの荷重が作用する部分を脆弱にして、荷重を適切に吸収することができる。
ステイ部51の上面51aと、脚受け部53の前面61とは、バー62によって繋がれている。さらに、このバー62には、上面51aから前面61に向かって延びるビード63が形成されている。脚部71からの荷重を直接受ける脚受け部53を、バー62によって支持する上に、バー62にビード63を設けるので、バー62の剛性を向上させ、しっかりと乗員70の脚部71を受けることができる。
また、湾曲部52には、ビード64が形成されている。湾曲部52は板材を曲げただけの簡単が形状であるが、ビード64を設けることで、湾曲部52の剛性を向上させることができる。また、ビード64の形状を変更することで、脚部71に作用する荷重を適切に吸収するための強度調整を容易にできる。
また、脛受け部54は、板材によって形成され、略矩形状の前後に貫通した貫通孔65と、この貫通孔65の周縁部が縁折りされることによって形成されたリブ66とを有する。脛受け部54に貫通孔65を有することで、ニーボルスター50の軽量化を図ることができる。更に、貫通孔65及びリブ66を有することで、脛受け部54を適切な強度に設定することができる。
リブ66は、正面視矩形状に形成されている。この矩形状のリブ66の四隅は切り欠かれ、切り欠き部67が形成されている。切り欠き部67は、リブ66を切り欠くだけであり、容易に加工することができるので、脛受け部54の加工費を低減することができる。リブ66の四隅を切り欠くことで、脛受け部54の強度を容易に調整することができる。また、脛受け部54に荷重が作用した際、切り欠き部67から曲がることで、乗員70の脛部73への衝撃を吸収することができる。
脛受け部54には、その上端から車両前方へ折れ曲がり、ステイ部51の下面51bに固定される固定板68が設けられる。この固定板68の前端には、ステイ部51の下面51bの穴51cに差し込むことにより係合可能な突起68aが設けられ、固定板68の中央部に穴68bが設けられている。脛受け部54の組み付け時、突起68aを穴51cに差し込んで位置決めし、ボルト68cを固定板68の穴68bに通してステイ部51に締結する。ステイ部51の下面51bの穴51cに差し込むことにより係合可能な突起68aが設けられているので、組み付け時に容易に位置決めすることができる。また、固定板68の略中央を締結部材としてのボルト68cによりステイ部51に固定し、固定板68の前端を突起68aによりステイ部51に係止する。脛受け部54に荷重が作用した際、突起68aがステイ部51に引っ掛かり、いわゆる回り止めの役割を果たすことによって、脛部73から受ける荷重により固定板68の略中央を締結するボルト68cを中心にして回転することを防ぎ、脛部73からの荷重を適切に受け、脛部73への衝撃を吸収することができる。
脚受け部53の上端部には、ブラケット69が設けられている。ブラケット69は、脚受け部53の上端から前上がりに延びており、この前上がりに延びた部分に係合穴69aが形成されている。また、腕受け部30の下部には、係合穴69aに係合するための爪部31が設けられている。腕受け部30の組付けの際、爪部31をブラケット69の係合穴69aに差し込むだけで、腕受け部30の下部をブラケット69に固定することができる。換言すると、脚受け部53の上端部は、腕受け部30に連結される。このように、ニーボスルター50は、腕受け部30を支持部材の役割も兼ねるので、部品点数を削減することができる。
次に、腕受け部30について説明する。図7及び図8に示されるように、腕受け部30は、表側の平面部32と、この平面部32の車幅方向外方に形成されたドリンクホルダ部33とを有する。平面部32の左端に形成される左辺部34と、平面部32の上端からドリンクホルダ部33の上端にかけて形成される上辺部35とが、インストルメントパネル15(図1参照)に接する。また、平面部32の下端からドリンクホルダ部33の下端にかけて形成される下辺部36が、サブパネル40(図1参照)に接する。
また、腕受け部30は、上部裏側に位置する複数のクリップ差込部37と、下部裏側に位置するクリップ受け部38と、下部裏側に位置する爪部31とを有する。クリップ差込部37は、上辺部35の近傍に設けられる。クリップ受け部38及び爪部31は、下辺部36近傍に設けられる。
次にクリップ差込部37について説明する。図9(a)〜(d)に示されるように、クリップ差込部37は、2個のガイド片37a,37aと、これらの2個のガイド片37a,37aの間に配置された爪片37bとからなる。ガイド片37a,37a及び爪片37bの先端は、先細りに形成されている。このため、クリップ差込部37を、インストルメントパネル15に形成されている受け部24の穴24aに、容易に差し込むことができる。
また、ガイド片37a,37aの基端には、座37c,37cが形成されている。このため、クリップ差込部37を穴24aに差し込んだ際、座37c,37cが受け部24に当接し、位置決めされる。一方、穴24aを通過した爪片37bは、受け部24の裏側に引っ掛かる。穴24aに対する上下方向及び左右方向の位置決めは、ガイド片37a,37aによって行われ、穴24a対する進退方向の位置決めは、爪片37b及び座37cによって行われる。このように、クリップ差込部37を受け部24に差し込むだけで、クリップ差込部37を受け部24に係止することができる。
次に、インストルメントパネル15に対して腕受け部30が係合される構成について説明する。図10及び図11に示されるように、インストルメントパネル15の下部には、複数の受け部24が形成されている。これらの受け部24の穴24aに、腕受け部30のクリップ差込部37を差し込むことで、腕受け部30がインストルメントパネル15に係合される。
また、クリップ差込部37は、腕受け部30の上辺部35に沿って複数設けられているので、上辺部35の全体をインストルメントパネル15に係合することができる。なお、クリップ差込部37は、受け部24に差し込んでいるだけであるため、腕受け部30が押し上げられると係合が外れる。
次に、腕受け部30に対してサブパネル40が係合される構成について説明する。図12に示されるように、サブパネル40の上部裏側には、複数の差込部41が設けられている。差込部41の位置は、腕受け部30のクリップ受け部38(図7参照)に対応する位置である。これらの差込部41を、腕受け部30のクリップ受け部38の穴38aに差し込むことで、腕受け部30に対してサブパネル40が係合される。
なお、実施例では、差込部41の構成は、図9に示したクリップ差込部37と同様であるが、これに限定されず、差込部41をクリップ受け部38に差し込み、サブパネル40を腕受け部30に係合することができれば、差込部41の構成は単純な爪形状などであっても差し支えない。
以上の述べた車両用乗員保護装置20の作用を次に述べる。
図13(a)に示されるように、左のステイフランジ56Lは、ステアリングハンガー21からステイ部51の後端部まで形成されている。脛受け部54の基端である固定板68は、左のステイフランジ56Lの後端よりも後方に位置する。また、脛受け部54は、脚受け部53よりも前方に位置する。
車両10の前突時、乗員70の膝部74は、矢印aのようにフロア状12の足72を中心にした弧を描くように移動して、脚受け部53に当たる。この結果、脚受け部53に前上がりの荷重が作用する。脚受け部53は、膝部74に作用する荷重を吸収しつつ、矢印bのように前上方に移動する。
図13(b)に示されるように、湾曲部52は、ビード64(図6参照)により補強され、且つバー62を介して支持されているので、若干曲がって膝部74に作用する荷重を吸収すると共に、ほぼ元の形状を保ち上方への荷重を受ける。ニーボルスター50は、湾曲部52の前端部(左のステイフランジ56Lの後端近傍)で折れ曲がり、脚受け部53に連結されている腕受け部30を矢印cのように押し上げる。
膝部74が脚受け部53に当接すると、脛部73は矢印dのように前方に移動する。このとき、ニーボルスター50が、湾曲部52の前端部で折れ曲がることにより、脛受け部54が矢印eのように後方に移動する。
図13(c)に示されるように、脛受け部54は、脛部73を受け止めて、矢印fのように曲がりつつ、脛部73に作用する荷重を吸収する。このように、本発明では、膝部74に作用する荷重のみならず、脛部73に作用する荷重も吸収することができる。一方、腕受け部30は、ニーボルスター50によって押し上げられることにより、インストルメントパネル15に対する係合が外れて、さらに矢印gのように上方に押し上げられる。
図14に示されるように、前突時、乗員70の上半身は前方へ投げ出され、腕部75が矢印hのように前方に移動する。押し上げられた腕受け部30は、肘76を含む腕部75を受けて、変形しつつ腕部75に作用する荷重を吸収する。
以上に述べた車両用乗員保護装置20をまとめて以下に記載する。
図13及び図14に示されるように、車両用乗員保護装置は、車両10の前突時、膝部74は、フロア12上の足先を中心とした弧を描くように、前上方に移動して、脚受け部53に当たる。この結果、脚受け部53に前上がりの荷重が作用する。脚受け部53に連結されている腕受け部30は、上方に押し上げられることにより、インストルメントパネル15に対する係合が外れて、さらに上方に押し上げられる。乗員70は、前突時に上半身が前方へ投げ出されるものの、上方へ押し上げられた腕受け部30によって腕部75を受け止められる。結果、前突時に乗員70の脚部71だけでなく、前方に投げ出された肘76を含む腕部75を腕受け部30で受けて、乗員70の脚部71への衝撃を吸収するとともに、乗員70の腕部75への衝撃も吸収することができる。
図5、図7〜図14に示されるように、先ず、インストルメントパネル15に対して、腕受け部30のクリップ差込部37を差し込み、次に、腕受け部30に対して、サブパネル40の差込部41を差し込んで固定するので、上から順に効率良く組み立てることができる。また、前突時、ニーボルスター50から腕受け部30に上方への荷重が作用した際に、腕受け部30が上方へ押し上げられ、乗員70の腕部75を受けることができ、腕部75への衝撃を吸収することができる。
図13及び図14に示されるように、前突時、膝部74を主に脚受け部53で受け、上方への荷重が作用すると、次に膝部74を支点にして、足72先が前方へ放り出される。一方、脛受け部54は脚受け部53の下部から下方に延びる形状であるため、膝部74により脚受け部53が斜め上方に移動すると、それに伴い脛受け部54が乗員70の脛部73に近づくように移動する。このため、放り出された脛部73の荷重及び脛部73から下の部分の荷重を、脛受け部54で受けることができ、脚部71全体への衝撃を吸収することができる。
図4、図5及び図13に示されるように、ニーボルスター50は、乗員70の身体に作用する荷重を受ける必要があり、所定の強度が要求されると共に衝撃を吸収するために曲がる必要がある。この点、本発明では、貫通孔65を有することで、軽量化を図ると共に、貫通孔65及びリブ66を有することで、脛受け部54を適切な強度に設定することができる。
図4、図5及び図13に示されるように、脛受け部54の強度を設定する際、リブ66の四隅を切り欠くことで、脛受け部54の強度を容易に調整することができる。また、脛受け部54に荷重が作用した際、切り欠き部67から曲がることで、乗員70の脛部73への衝撃を吸収することができる。
図4、図5及び図13に示されるように、固定板68の前端には、ステイ部51の下面51bの穴51cに差し込むことにより係合可能な突起68aが設けられているので、組み付け時に容易に位置決めすることができる。また、脛受け部54に荷重が作用した際、突起68aがステイ部51に引っ掛かり、いわゆる回り止めの役割を果たすことによって、脛部73から受ける荷重により固定板68の略中央を締結するボルト68cを中心にして回転することを防ぎ、脛部73からの荷重を適切に受け、脛部73への衝撃を吸収することができる。
図4及び図5に示されるように、ニーボルスター50にスリット58による脆弱部を設けるので、ニーボルスター50の最も荷重が作用する部分を脆弱にして、荷重を適切に吸収することができる。
図4〜図6及び図13に示されるように、脚部71からの荷重を直接受ける脚受け部53を、バー62によって支持する上に、バー62にビード63を設けるので、しっかりと乗員70の脚部71を受けることができる。
図4〜図6、図13及び図14に示されるように、前突時、脚受け部53に荷重が作用すると湾曲部52にも斜め上方への荷重が作用するが、湾曲部52の強度をビード64によって高めることで、しっかりと乗員70からの荷重を受けることができる。仮に、湾曲部52が簡単に折れ曲がってしまうと、上方へ向かう力が発生せず、脚受け部53を上方に押し上げることができなくなる。この点、本発明では、湾曲部52にビード64を設けて強度を高めることで、湾曲部52が簡単には折れ曲がらず、湾曲部52の前端部で折れ曲がるので、湾曲部52は元の形状を保ち、上方への荷重を受けることができる。結果、腕受け部30を上方に移動させることができる。
尚、実施例においては、ステイ部51をステアリングハンガー21に溶接したが、これに限定されず、ステイ部をステアリングハンガー21にボルトによって締結しても差し支えない。
本発明の車両用乗員保護装置は、インストルメントパネルの前後長が短いセダンやワゴン及びいわゆるミニバンなどの車両に採用する技術に好適である。
10…車両、15…インストルメントパネル、20…車両用乗員保護装置、21…メンバ部材(ステアリングハンガー)、24…受け部、30…腕受け部、37…クリップ差込部、38…クリップ受け部、40…サブパネル、41…差込部、50…ニーボルスター、51…ステイ部、51a…ステイ部の上面、51b…ステイ部の下面、51c…穴、52…湾曲部、53…脚受け部、54…脛受け部、55…底板、56L,56R…左右のステイフランジ、57…ステイ部の前端部、58…スリット、61…脚受け部の前面、62…バー、63…バーのビード、64…湾曲部のビード、65…貫通孔、66…リブ、67…切り欠き部、68…固定板、68a…突起、70…乗員、71…脚部、75…腕部。

Claims (9)

  1. 車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、
    前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネルの裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、
    前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、
    この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、
    前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定され、
    前記腕受け部は、上部裏側に位置するクリップ差込部と、下部裏側に位置するクリップ受け部とを有し、
    前記インストルメントパネルに対して前記腕受け部が係合される構成は、前記インストルメントパネルの下部に形成されている受け部に対する前記クリップ差込部の差し込みによる構成であり、
    前記腕受け部の下には、別体のサブパネルが配置され、
    このサブパネルに形成されている差込部が、前記腕受け部の前記クリップ受け部に差し込まれることにより、前記腕受け部に前記サブパネルが係合されており、
    このサブパネルは、前記インストルメントパネルの一部の機能を有している、
    ことを特徴とする車両用乗員保護装置。
  2. 車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、
    前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネル裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、
    前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、
    この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、
    前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定され、
    前記腕受け部の上端部は、前記インストルメントパネルの下端部を後方から覆うように係止される、
    ことを特徴とする車両用乗員保護装置。
  3. 前記ニーボルスターは、前記ステイ部の下部から下方へ延びる脛受け部を、更に有していることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
  4. 前記脛受け部は、板材によって形成され、前後に貫通した貫通孔と、この貫通孔の周縁部が縁折りされることによって形成されたリブとを有することを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  5. 前記リブは、正面視矩形状に形成され、この矩形状のリブの四隅は切り欠かれていることを特徴とする請求項4記載の車両用乗員保護装置。
  6. 前記脛受け部の上端から車両前方へ折れ曲がって前記ステイ部の下面に固定される固定板が設けられ、
    この固定板の前端には、前記ステイ部の下面の穴に差し込むことにより係合可能な突起が設けられていることを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  7. 前記ステイ部の前半部分は、底板と、この底板の両側から起立した左右のステイフランジとからなる、前面視略U字状に形成され、
    前記ステイ部の前半部分のなかの、前端部には、前記底板と前記左右のステイフランジとのコーナにスリットが形成され、
    前記底板の前端部と前記左右のステイフランジの前端部のみが、前記メンバ部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
  8. 前記ステイ部の上面と、前記脚受け部の前面とは、バーによって繋がれ、
    このバーには、ビードが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
  9. 前記湾曲部には、ビードが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
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