JP5802715B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
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Description
特に本発明では、インストルメントパネルに対して腕受け部が係合される構成は、インストルメントパネルの下部に形成されている受け部に対するクリップ差込部の差し込みによる構成である。腕受け部の下には、別体のサブパネルが配置され、このサブパネルに形成されている差込部が、腕受け部のクリップ受け部に差し込まれることにより、腕受け部にサブパネルが係合されている。先ず、インストルメントパネルに対して、腕受け部のクリップ差込部を差し込み、次に、腕受け部に対して、サブパネルの差込部を差し込んで固定するので、上から順に効率良く組み立てることができる。また、前突時、ニーボルスターから腕受け部に上方への荷重が作用した際に、腕受け部が上方へ押し上げられ、乗員の腕部を受けることができ、腕部への衝撃を吸収することができる。
図13(a)に示されるように、左のステイフランジ56Lは、ステアリングハンガー21からステイ部51の後端部まで形成されている。脛受け部54の基端である固定板68は、左のステイフランジ56Lの後端よりも後方に位置する。また、脛受け部54は、脚受け部53よりも前方に位置する。
図13及び図14に示されるように、車両用乗員保護装置は、車両10の前突時、膝部74は、フロア12上の足先を中心とした弧を描くように、前上方に移動して、脚受け部53に当たる。この結果、脚受け部53に前上がりの荷重が作用する。脚受け部53に連結されている腕受け部30は、上方に押し上げられることにより、インストルメントパネル15に対する係合が外れて、さらに上方に押し上げられる。乗員70は、前突時に上半身が前方へ投げ出されるものの、上方へ押し上げられた腕受け部30によって腕部75を受け止められる。結果、前突時に乗員70の脚部71だけでなく、前方に投げ出された肘76を含む腕部75を腕受け部30で受けて、乗員70の脚部71への衝撃を吸収するとともに、乗員70の腕部75への衝撃も吸収することができる。
Claims (9)
- 車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、
前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネルの裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、
前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、
この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、
前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定され、
前記腕受け部は、上部裏側に位置するクリップ差込部と、下部裏側に位置するクリップ受け部とを有し、
前記インストルメントパネルに対して前記腕受け部が係合される構成は、前記インストルメントパネルの下部に形成されている受け部に対する前記クリップ差込部の差し込みによる構成であり、
前記腕受け部の下には、別体のサブパネルが配置され、
このサブパネルに形成されている差込部が、前記腕受け部の前記クリップ受け部に差し込まれることにより、前記腕受け部に前記サブパネルが係合されており、
このサブパネルは、前記インストルメントパネルの一部の機能を有している、
ことを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、
前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネル裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、
前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、
この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、
前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定され、
前記腕受け部の上端部は、前記インストルメントパネルの下端部を後方から覆うように係止される、
ことを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 前記ニーボルスターは、前記ステイ部の下部から下方へ延びる脛受け部を、更に有していることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
- 前記脛受け部は、板材によって形成され、前後に貫通した貫通孔と、この貫通孔の周縁部が縁折りされることによって形成されたリブとを有することを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
- 前記リブは、正面視矩形状に形成され、この矩形状のリブの四隅は切り欠かれていることを特徴とする請求項4記載の車両用乗員保護装置。
- 前記脛受け部の上端から車両前方へ折れ曲がって前記ステイ部の下面に固定される固定板が設けられ、
この固定板の前端には、前記ステイ部の下面の穴に差し込むことにより係合可能な突起が設けられていることを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。 - 前記ステイ部の前半部分は、底板と、この底板の両側から起立した左右のステイフランジとからなる、前面視略U字状に形成され、
前記ステイ部の前半部分のなかの、前端部には、前記底板と前記左右のステイフランジとのコーナにスリットが形成され、
前記底板の前端部と前記左右のステイフランジの前端部のみが、前記メンバ部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。 - 前記ステイ部の上面と、前記脚受け部の前面とは、バーによって繋がれ、
このバーには、ビードが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。 - 前記湾曲部には、ビードが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員保護装置。
Priority Applications (1)
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JP2013160657A JP5802715B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 車両用乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013160657A JP5802715B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 車両用乗員保護装置 |
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JP2015030350A JP2015030350A (ja) | 2015-02-16 |
JP5802715B2 true JP5802715B2 (ja) | 2015-10-28 |
Family
ID=52516061
Family Applications (1)
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JP2013160657A Active JP5802715B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 車両用乗員保護装置 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-08-01 JP JP2013160657A patent/JP5802715B2/ja active Active
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