JP2502792Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2502792Y2
JP2502792Y2 JP10657190U JP10657190U JP2502792Y2 JP 2502792 Y2 JP2502792 Y2 JP 2502792Y2 JP 10657190 U JP10657190 U JP 10657190U JP 10657190 U JP10657190 U JP 10657190U JP 2502792 Y2 JP2502792 Y2 JP 2502792Y2
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JP
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lower cover
printed circuit
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circuit board
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仁 萬田
典夫 清水
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばプログラマブルコントローラの如き
電子機器に係り、さらに詳しくは、その組立構造の改良
に関するものである。
[従来の技術] 例えば、プログラマブルコントローラは、制御指令を
出力して制御対象を制御するCPUユニットと、このCPUユ
ニットと制御対象との間の信号を入出力する入出力ユニ
ットとからなっており、制御対象の数に応じて入出力ユ
ニットを増減できるようになっている。
このような制御機器の取付構造の1つに、実開平2−
58390号公報に開示された考案がある。この考案は、負
荷を制御する制御部を実装したコントロールボードと、
上記制御部と負荷との間の信号の入出力を行なう入出力
部を実装した入出力ボードとを有し、コントロールボー
ドに入出力ボードを増設可能な制御ユニットの取付構造
において、取付板と、取付板の上面に下部が螺着される
第1の接続スペーサと、第1の接続スペーサの上端面に
載置される上記入出力ボードと、入出力ボードの周囲に
配置される枠状の中カバーと、中カバーと入出力ボード
とを上部から挿通して下部を上記第1の接続スペーサの
上部に螺着し中カバー及び入出力ボードを固定する第1
の接続スペースと同形状の第2の接続スペーサと、第2
の接続スペーサの上端面に載置される上記コントロール
ボードと、コントロールボードを挿通して第2の接続ス
ペーサの上部に螺着してコントロールボードを固定する
取付ネジと、コントロールボードに着脱自在に装着して
コントロールボードを覆設する上カバーとを備えたもの
である。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような制御機器の取付構造は、上カバーはコン
トロールボードに係止させて保持するようにしているの
で、両者の位置精度を厳格に保持しなければならず、こ
のため組立や保守、点検が面倒であり、上カバーを確実
に装着できないこともある。また、上カバーの着脱によ
りコントロールボードを損傷するおそれがある。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
厳格な寸法精度を必要とせず、カバーの組立や着脱が容
易で、プリント基板に損傷を与えるおそれがない電子機
器を得ることを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る電子機器は、両端部にシャシー等への取
付部を有し、該取付部と直交する側の縁部の両端部近傍
に切欠部が、また隅部に取付穴が設けられ、両端部にね
じ穴を有する第1の支柱が前記取付穴を介して固定され
るベースと、 一方の対向する側壁に係止部を有し、側壁の内周面に
棚状の支持台が突設され、他方の対向する側壁の上面に
段部が、また下面に前記ベースの切欠部に嵌合する突部
が設けられて前記ベース上に載置される下カバーと、 隅部に取付穴を有し、前記下カバーの支持台上に載置
されて一端におねじが他端にねじ穴が設けられた第2の
支柱のおねじを前記取付穴を介して前記第1の支柱のね
じ穴に螺入して固定される第1のプリント基板と、 隅部に取付穴を有し、前記第2の支柱上に載置され、
取付穴を介して該支柱に固定される第2のプリント基板
と、 一方の対向する側壁に前記下カバーの係止部に係合す
る係止片を有し、他方の対向する側壁の下面に前記下カ
バーの段部に嵌合する突片が設けられた箱状のカバーと
を備えたものである。
[作用] ベースの上面に第1の支柱を固定し、ベース上に下カ
バーを載置してその突部をそれぞれベースの切欠部に嵌
入する。ついで下カバーの支持台上に第1のプリント基
板を載置し、第2の支柱のおねじを取付穴を介して第1
の支柱のねじ穴に螺入し、これらを一体的に固定する。
そして、第2の支柱上に第2のプリント基板を載置し、
取付穴を介して固定する。
次に、第2のプリント基板の上からカバーを被せて圧
下すれば、係止片が下カバーの係止部に係合し、カバー
は第2のプリント基板を被覆して下カバーに保持され
る。
[実施例] 第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図はその組
立状態を示す斜視図、第3図は第2図のA−A断面図で
ある。図において、(1)はベースで、長さ方向の両端
部にはシャシー等への取付部(11),(11a)が設けら
れており、また幅方向の両端近傍には切欠部(12)〜
(12c)が形成されている。(13)〜(13c)は隅部に設
けられた取付穴である。
(2)は合成樹脂を成型してなる枠状の下カバーで、
長さ方向の両側壁の外面には各一対の係止部(21),
(21a)及び(21b),(21c)が設けられており、幅方
向の両側壁の上面の端部近傍には段部(22)〜(22c)
が形成されている。(23)〜(23c)は段部(22)〜(2
2c)の下方において側壁の下面から突設された突部で
(但し(23a)は図示していない)、ベース(1)に設
けた切欠部(12)〜(12c)に嵌合する。(24)は側壁
内周面の高さ方向の中間部近傍において内側に突設され
た棚状の支持台で、四隅には切除部(25)〜(25c)
(但し(25),(25a)は図には示されていない)が設
けられている。なお、この支持台(24)は各側壁の内周
面の一部にそれぞれ設けてもよい。(26)〜(26c)は
支持台(24)の上面に設けられた幅方向の位置決めリブ
(但し図面には(26),(26b)は示されていない)、
(27)〜(27c)は係止部(21)〜(21c)の背面に設け
られた長さ方向の位置決め部である。(28)はベース
(1)との間に風路を形成するため、長さ方向の両側壁
の下部を切除して設けた通気部、(29),(29a)は長
さ方向の両側壁の上面に設けられ、後述のコネクタを露
出させるための切除部である。
(3)は入出力ユニットで、(31)は導電パターンが
設けられ、多数の電気部品(共に図示せず)が実装され
たプリント基板、(32)は入力コネクタ、(33)は出力
コネクタ、(34)は拡張コネクタ、(35)は後述のCPU
ユニットのコネクタが接続されるCPU接続コネクタであ
る。なお、(36)〜(36c)はプリント基板(31)の四
隅に設けられた取付穴である(但し(36b)は図示しな
い)。
(4)はCPUユニットで、(41)は導電パターンが設
けられ、多数の電気部品(共に図示せず)が実装された
プリント基板、(42)は入力コネクタ、(43)は出力コ
ネクタ、(44)はプログラマブルコネクタ、(45)は入
出力ユニット(3)の入出力コネクタ(35)に接続され
るバスコネクタ、(46)は電源コネクタである。なお、
(47)〜(47c)はプリント基板(41)の四隅に設けら
れた取付穴である(但し(47b)は図示してない。) (5)はほぼ箱状のカバーで、長さ方向の側壁には先
端部に係止爪(52)を有する係止片(51)〜(51c)が
設けられており、この係止片(51)〜(51c)は両側に
設けたスリット(53)により弾性が付与されている。
(54)〜(54c)は幅方向の側壁の下部に設けられ、下
カバー(2)の段部(22)〜(22c)に係合する突片で
ある、(55)は天板及び側壁に形成された放熱穴、(5
6),(56a),(56b)は前述のコネクタ(32),(3
3),(34)、(42),(43),(44)を露出させるた
めの窓である。
(61)はビス、(62)は両端部にねじ穴を有する支
柱、(63)は上端部にねじ穴がまた下端部におねじが設
けられた支柱である。
次に、上記のような各部からなる制御機器の組立手順
の一例を第1図及び第3図を参照して説明する。
[1]ベース(1)の各取付穴(13)〜(13c)上に支
柱(62)を当接し、裏面から取付穴(13)〜(13c)に
ビス(61)を挿入して支柱(62)のねじ穴に螺入し、支
柱(62)をベース(1)に立設固定する。
[2]ベース(1)上に下カバー(2)を載置する。こ
のとき、下カバー(2)の突部(22)〜(22c)はそれ
ぞれベース(1)の切欠部(12)〜(12c)に嵌入して
位置決めされ、下カバー(2)の側壁の下端面はベース
(1)の上面に当接する。
[3]下カバー(2)の支持台(24)上に入出力ユニッ
ト(3)のプリント基板(31)を載置する。このとき、
プリント基板(31)は下カバー(3)の内壁に設けた位
置決めリブ(26)〜(26c)及び位置決め部(27)〜(2
7c)により位置決めされる。
ついで支柱(63)のおねじをプリント基板(31)の取
付穴(36)〜(36c)に挿入し、支柱(62)のねじ穴に
螺入してベース(1)、下カバー(2)及びプリント基
板(31)を一体的に結合する。
[4]支柱(63)の上にCPUユニット(4)のプリント
基板(41)を載置し、取付穴(47)〜(47c)にビス(6
1)を挿通して支柱(63)のめねじに螺入し、固定す
る。
[5]プリント基板(41)の上からカバー(5)を被せ
て圧下し、係止片(51)〜(51c)の係止爪(52)を下
カバー(2)の係止部(21)〜(21c)にそれぞれ結合
する。このとき、カバー(5)の突片(54)〜(54c)
は下カバー(2)の段部(22)〜(22c)にそれぞれ嵌
合し、各窓(56),(56a),(56b)からはそれぞれコ
ネクタ(32),(33),(34),(42),(43),(4
4),(46)が露出する。
これにより、第2図に示すような制御機器の組立が完
了する。
上記の説明では入出力ユニット(3)のプリント基板
(31)を下に、CPUユニット(4)のプリント基板(4
1)を上に装着した例を示したが、入出力ユニット
(3)、CPUユニット(4)以外の機能を有するプリン
ト基板を装着してもよい。また、これらプリント基板も
2枚に限定するものではなく、適宜増設することができ
る。ただし、この場合は、中間に下カバー(2)を装着
することが必要である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は、ベース上
に支柱を介して下カバー及び複数枚のプリント基板を一
体的に結合し、その上からカバーを被せてその係止片を
下カバーに設けた係止部に係合させるようにしたので、
厳格な寸法精度を要することなくカバーを確実に装着保
持することができ、組立や着脱が容易で保守、点検等も
簡単に行なうことができる。
また、カバーの装着はプリント基板と無関係に行なう
ことができるので、プリント基板に損傷を与えることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図はその組立
状態を示す斜視図、第3図は第2図のA−A断面図であ
る。 (1):ベース、(12)〜(12c):切欠部、(13)〜
(13c)、(36)〜(36c)、(47)〜(47c):取付
穴、(2):下カバー、(21)〜(21c):係止部、(2
2)〜(22c):段部、(23)〜(23c):突部、(2
4):支持台、(3):入出力ユニット、(31):プリ
ント基板、(4):CPUユニット、(41):プリント基
板、(5):カバー、(51):〜(51c):係止片、(5
4)〜(54c):突片、(62),(63):支柱。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部にシャシー等への取付部を有し、該
    取付部と直交する側の縁部の両端部近傍に切欠部が、ま
    た隅部に取付穴が設けられ、両端部にねじ穴を有する第
    1の支柱が前記取付穴を介して固定されるベースと、 一方の対向する側壁に係止部を有し、側壁の内周面に棚
    状の支持台が突設され、他方の対向する側壁の上面に段
    部が、また下面に前記ベースの切欠部に嵌合する突部が
    設けられて前記ベース上に載置される下カバーと、 隅部に取付穴を有し、前記下カバーの支持台上に載置さ
    れて一端におねじが他端にねじ穴が設けられた第2の支
    柱のおねじを前記取付穴を介して前記第1の支柱のねじ
    穴に螺入して固定される第1のプリント基板と、 隅部に取付穴を有し、前記第2の支柱上に載置され、取
    付穴を介して該支柱に固定される第2のプリント基板
    と、 一方の対向する側壁に前記下カバーの係止部に係合する
    係止片を有し、他方の対向する側壁の下面に前記下カバ
    ーの段部に嵌合する突片が設けられた箱状のカバーとを
    備えてなる電子機器。
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