JP2502717B2 - 薄肉板金からなる機体の外筐体 - Google Patents

薄肉板金からなる機体の外筐体

Info

Publication number
JP2502717B2
JP2502717B2 JP32100688A JP32100688A JP2502717B2 JP 2502717 B2 JP2502717 B2 JP 2502717B2 JP 32100688 A JP32100688 A JP 32100688A JP 32100688 A JP32100688 A JP 32100688A JP 2502717 B2 JP2502717 B2 JP 2502717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
sheet metal
thin sheet
outer casing
top frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32100688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02164316A (ja
Inventor
幸利 国広
克文 西尾
進 浦田
繁 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32100688A priority Critical patent/JP2502717B2/ja
Publication of JPH02164316A publication Critical patent/JPH02164316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2502717B2 publication Critical patent/JP2502717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調理器等の内部構造物の外郭を覆う薄肉板
金からなる機体の外筐体に関するものである。
従来の技術 従来、調理器等の内部構造物の外郭を覆う板厚約1.0m
m以下の薄肉板金からなる機体の外筐体は、第4図およ
び第5図に示すような構成になっている。
すなわち、内部の電動機,調理室等の構造物を取り付
けたアングル1の上部を天枠2で覆い、その外周を箱型
形状をした薄肉板金からなる本体3で覆い、さらに下部
開口部を裏板4で覆い、この裏板4は前記アングル1に
前記本体3の折り曲げ部3aを介してゴム脚5と共にビス
6で締付け固定することにより取り付け、そして本体3
の上部は前記天枠2にビス7で固定し、また前記天枠2
の上部開口部は蓋8で覆う構成となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このように薄肉板金からなる本体3を
使用したものでは、スポットあるいはかしめ等による薄
肉板金からなる本体3の合わせ面、あるいは、ルーバー
(開口孔)3bを形成した面は問題ないが、調理器等の正
面(矢印A面)は、本体3が大きくなればなる程、指等
で押さえるとぺこつき等が発生し、品位の低下をきたす
ものであった。また器体の軽量化,低コスト化のため
に、本体3の厚みをさらに薄肉にすることは上記した問
題があるため、容易に実現することは難しく、したがっ
て、従来においては、デザイン面を犠牲にし、本体3の
正面に凹部または凸部9を形成し、断面係数を向上させ
て薄肉化をはかったり、軽量化を犠牲にして本体3の板
厚を厚くすることにより、ぺこつきに対する対策を行な
っていた。
本発明は、このような課題を解決するもので、デザイ
ン面,重量面ともに犠牲にすることなく、薄肉板金から
なる本体のぺこつきを確実に防止することができる薄肉
板金からなる機体の外筐体を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、箱型形状をした
薄肉板金からなる本体の上部を天枠に固定し、かつ電動
機,調理室等の内部構造物を取り付けるアングルに本体
下部の折り曲げ平面部を介して裏板と共に締付け固定
し、前記本体下部の折り曲げ平面部は、その外周面に対
し鈍角に折り曲げたものである。
作用 本発明は上記した構成とすることにより、鈍角に折り
曲げられた本体下部の折り曲げ平面部が内部のアングル
と裏板により、本体の外周面とほぼ直角に押さえられる
ため、本体の外周面は折り曲げかどを起点に本体下部の
折り曲げ平面部との間で鈍角を維持しようとする。この
場合、本体の上部が天枠に固定されているため、本体の
外周面は外側へ太鼓状に張り出して固定されることにな
り、その結果、本体は薄肉にもかかわらず、指等で押さ
えられても、ぺこつきが発生することのない外筐体を構
成することができるものである。
実 施 例 以下、本発明をパン製造機に採用した一実施例につい
て第1図〜第3図にもとづいて説明する。図において、
箱型形状をした薄肉板金からなる本体11の上部は天枠12
と嵌合させ、ビス13により固定している。また天枠12の
上部開口部には蓋14が開閉自在に取り付けられている。
そして前記本体11の内部には角形側面で構成される焼成
室15を形成し、この焼成室15の内底部には練り容器16が
装着自在に装備され、かつこの練り容器16の底面には練
り羽根17を有し、この練り羽根17はアングル18に取り付
けられた電動機19により回転駆動される。またヒーター
20は練り容器16の下部外側に位置するように配設されて
いるもので、このヒーター20の両端部は焼成室15の内側
壁に取り付けられている。混練,ねかし,発酵,焼成の
各工程を制御する制御装置21は操作表示パネル部22の設
定条件に応じて、電動機19やヒーター20等の制御を実行
するものである。
前記本体11の下部開口部は裏板23により覆われている
もので、この裏板23はアングル18の下面に、本体11の下
部の折り曲げ平面部11aを介してゴム脚24と共に複数本
のビス25で締付け固定されている。また本体11はルーバ
ー(開口穴)11bを形成しており、そしてこの本体11は
少なくとも一面を溶接またはかしめ等で固定することに
より箱型形状とし、その下部の折り曲げ平面部11aは本
体11の外周面11cに対し90<αの角度を有するように鈍
角に折り曲げている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、箱型形状をした薄肉板
金からなる本体の上部を天枠に固定し、かつ内部構造物
を取り付けるアングルに本体下部の折り曲げ平面部を介
して裏板と共に締付け固定し、前記本体下部の折り曲げ
平面部は、その外周面に対し鈍角に折り曲げているた
め、この折り曲げ平面部は、締付け固定した際に、内部
のアングルと裏板により、本体の外周面とほぼ直角に押
さえられることになり、この場合、本体の上部が天枠に
固定されているため、本体の外周面は折り曲げかどを起
点に本体下部の折り曲げ平面部との間で鈍角を維持しよ
うとして、外側へ太鼓状に張り出す形となり、その結
果、従来のように機体の前面に凹凸の絞り形状を設けた
り、板厚を厚くしたりする必要はなくなるため、機体の
軽量化,低コスト化がはかれ、また本体の外周面が指等
で押されてもぺこつきが発生することはなく、その結
果、品位の高い外筐体を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパン製造機の斜視図、
第2図は同パン製造機の側断面図、第3図は組立て前の
本体を示す要部側断面図、第4図は従来例を示すパン製
造機の斜視図、第5図は同パン製造機の側断面図であ
る。 11……本体、11a……本体下部の折り曲げ平面部、11c…
…本体の外周面、12……天枠、18……アングル、23……
裏板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部構造物の上部外郭を覆う天枠と、外周
    を覆う薄肉板金からなり箱型形状をした本体と、下部開
    口部を覆う裏板とを有し、前記箱型形状をした薄肉板金
    からなる本体の上部を天枠に固定し、かつ本体の下部は
    内部構造物を取り付けるアングルに本体下部の折り曲げ
    平面部を介して裏板と共に締付け固定し、前記本体下部
    の折り曲げ平面部は、その外周面に対し鈍角に折り曲げ
    た薄肉板金からなる機体の外筐体。
JP32100688A 1988-12-19 1988-12-19 薄肉板金からなる機体の外筐体 Expired - Lifetime JP2502717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32100688A JP2502717B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 薄肉板金からなる機体の外筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32100688A JP2502717B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 薄肉板金からなる機体の外筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02164316A JPH02164316A (ja) 1990-06-25
JP2502717B2 true JP2502717B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=18127736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32100688A Expired - Lifetime JP2502717B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 薄肉板金からなる機体の外筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2502717B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3293108B2 (ja) * 1993-06-21 2002-06-17 船井電機株式会社 混練装置の脚の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02164316A (ja) 1990-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3961109B2 (ja) 製パン機
CA1068788A (en) Microwave energy feed system for combination cooking apparatus
JP2502717B2 (ja) 薄肉板金からなる機体の外筐体
US8796595B2 (en) Electrothermal heating cooker
JP2502711B2 (ja) 機器の外郭体装置
JPH0326215A (ja) 薄肉板金よりなる機体外郭装置
JPH05309042A (ja) パン製造機
JPH0516995Y2 (ja)
JPH0614714Y2 (ja) 製パン機
JP2568647B2 (ja) パン製造機
JPH0713622Y2 (ja) 混捏装置
JPS6027282Y2 (ja) 調理器
JPH0411628Y2 (ja)
JPS6027284Y2 (ja) 調理器
JPH0346687Y2 (ja)
JPS5850171Y2 (ja) 調理器
JP2579437Y2 (ja) パン生成装置
JP2800211B2 (ja) パン製造機
JPS6027285Y2 (ja) 調理器
JPS5924886Y2 (ja) オ−ブンレンジ
JPH0334563Y2 (ja)
JPH0523148Y2 (ja)
JPS6310122Y2 (ja)
JPH0718341Y2 (ja) 製パン器
JPS5818086Y2 (ja) 高周波加熱器のドア装置