JP2502711B2 - 機器の外郭体装置 - Google Patents
機器の外郭体装置Info
- Publication number
- JP2502711B2 JP2502711B2 JP28175488A JP28175488A JP2502711B2 JP 2502711 B2 JP2502711 B2 JP 2502711B2 JP 28175488 A JP28175488 A JP 28175488A JP 28175488 A JP28175488 A JP 28175488A JP 2502711 B2 JP2502711 B2 JP 2502711B2
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- Japan
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- back plate
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- angle
- fixed
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調理器等内部構造物を覆う薄肉板金からな
る外郭体に関するものである。
る外郭体に関するものである。
従来の技術 従来、調理器等の内部構造物を覆う外郭体は第4図お
よび第5図のような構成になっていた。
よび第5図のような構成になっていた。
すなわち内部の電動機,調理室等の構造物を取り付け
たアングル9の上部を天枠2で覆い、外周を箱型形状を
した薄肉板金からなる外郭体1で覆い、外郭体1の下部
開口部の折り曲げ部1aを介して裏板4で足ゴム5ととも
にビス6でアングル9に締付固定し、外郭体1の上部は
前記天枠2にビス8で固定され、天枠2の上部開口部は
蓋3で覆う構成となっていた。
たアングル9の上部を天枠2で覆い、外周を箱型形状を
した薄肉板金からなる外郭体1で覆い、外郭体1の下部
開口部の折り曲げ部1aを介して裏板4で足ゴム5ととも
にビス6でアングル9に締付固定し、外郭体1の上部は
前記天枠2にビス8で固定され、天枠2の上部開口部は
蓋3で覆う構成となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このように薄肉板金を使した外郭体は、スポ
ットあるいはカシメ等による合せ面、あるいは、ルーバ
ー(開口孔)1cを形成した面は問題ないが、調理器等の
正面(矢印面)は、外郭体1が大きくなればなる程、指
等で押さえるとペコつき等が発生し、品位の劣るもので
あった。ましてや器体の軽量化,低コスト化のため、外
郭体1をより薄肉にすることは上記問題があるために、
容易に実現することは難かしかった。したがって、デザ
イン面を犠牲にし、正面に凹部または凸部7を形成し断
面係数を向上させ薄肉化をしたり、軽量化を犠牲にして
板厚を厚くすることにより、ペコつきに対する対策を行
なっていた。
ットあるいはカシメ等による合せ面、あるいは、ルーバ
ー(開口孔)1cを形成した面は問題ないが、調理器等の
正面(矢印面)は、外郭体1が大きくなればなる程、指
等で押さえるとペコつき等が発生し、品位の劣るもので
あった。ましてや器体の軽量化,低コスト化のため、外
郭体1をより薄肉にすることは上記問題があるために、
容易に実現することは難かしかった。したがって、デザ
イン面を犠牲にし、正面に凹部または凸部7を形成し断
面係数を向上させ薄肉化をしたり、軽量化を犠牲にして
板厚を厚くすることにより、ペコつきに対する対策を行
なっていた。
そこで本発明は、上記デザイン面,重量面ともに犠牲
にすることなく本問題点の薄肉板金からなる外郭体のペ
コつきを解決することを目的としている。
にすることなく本問題点の薄肉板金からなる外郭体のペ
コつきを解決することを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本発明は、電動機,
調理室等の内部構造物を取り付けるアングルと裏板に挾
まれネジ等により下部を固定される外郭体の下部の折り
曲げ平面を、外周面に対し鋭角に折り曲げるものであ
る。
調理室等の内部構造物を取り付けるアングルと裏板に挾
まれネジ等により下部を固定される外郭体の下部の折り
曲げ平面を、外周面に対し鋭角に折り曲げるものであ
る。
作用 本発明の薄肉板金からなる機体の外郭体は、上記構成
により、鋭角に折り曲げられた下部の折り曲げ平面部が
内部のアングルと裏板により、外郭体外周面とほぼ直角
に押えられる。よってその部分の外郭体外周面部は折り
曲げかどを起点に鋭角を維持しようとするが外郭体上部
が天枠で固定されているため、内面へわずか反太鼓状に
へこん固定され、薄肉にもかかわらず、指等で押えられ
てもペコつきのない外郭体を構成できるものである。
により、鋭角に折り曲げられた下部の折り曲げ平面部が
内部のアングルと裏板により、外郭体外周面とほぼ直角
に押えられる。よってその部分の外郭体外周面部は折り
曲げかどを起点に鋭角を維持しようとするが外郭体上部
が天枠で固定されているため、内面へわずか反太鼓状に
へこん固定され、薄肉にもかかわらず、指等で押えられ
てもペコつきのない外郭体を構成できるものである。
実施例 以下、本発明をパン製造機に採用した一実施例につい
て第1図〜第3図にもとづいて説明する。図において、
11は箱型形状をした薄肉板金からなる外郭体で、上部は
天枠12と嵌合し、かつビス25により固定されている。前
記天板12の上部開口部には蓋13が開閉自在に取り付けら
れている。
て第1図〜第3図にもとづいて説明する。図において、
11は箱型形状をした薄肉板金からなる外郭体で、上部は
天枠12と嵌合し、かつビス25により固定されている。前
記天板12の上部開口部には蓋13が開閉自在に取り付けら
れている。
前記外郭体11の内部は角形側面で構成される焼成室14
を形成し、内底部に練り容器15が装着自在に装備され、
かつこの練り容器の底面には練り羽根16を有し、この練
り羽根16はアングル20に取り付けられた電動機17により
回転駆動される。前記練り容器15の下部外周にはヒータ
ー18が設けられ、このヒーター18は焼成室14の内側壁に
取り付けられている。図中の19は混練,ねかし,発酵,
焼成の各工程を制御する制御装置で、この制御装置19は
操作表示パネル部21の設定条件に応じて、電動機17やヒ
ーター18等の制御を実行するものである。
を形成し、内底部に練り容器15が装着自在に装備され、
かつこの練り容器の底面には練り羽根16を有し、この練
り羽根16はアングル20に取り付けられた電動機17により
回転駆動される。前記練り容器15の下部外周にはヒータ
ー18が設けられ、このヒーター18は焼成室14の内側壁に
取り付けられている。図中の19は混練,ねかし,発酵,
焼成の各工程を制御する制御装置で、この制御装置19は
操作表示パネル部21の設定条件に応じて、電動機17やヒ
ーター18等の制御を実行するものである。
前記外郭体11の下部開口部は裏板22で覆われ、この裏
板22はアングル20の下面に外郭体11の下部平面部11aを
挾み込み、足ゴム23ともに複数のビス24で締付け固定さ
れている。
板22はアングル20の下面に外郭体11の下部平面部11aを
挾み込み、足ゴム23ともに複数のビス24で締付け固定さ
れている。
また外郭体11はルーバー(開口穴)11bを有し、少な
くとも一面は溶接またはカシメ等で固定された箱型形状
に形成され、下部折り曲げ平面11aは外周面に対し90>
αの角度を有し形成されている。
くとも一面は溶接またはカシメ等で固定された箱型形状
に形成され、下部折り曲げ平面11aは外周面に対し90>
αの角度を有し形成されている。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、内部構造物を覆う箱型形状の薄肉板金からなる外郭
体の下部折り曲げ部平面を、外周面に対し鋭角に折り曲
げ、その面を内部アングル下面と、裏板間に介在して取
り付けることで、外周側面にわずか反太鼓状にへこみ方
向の応力を発生させることができるため、機体の前面に
凹,凸の絞り形状を設け、デザイン面をそこなったり、
板厚を厚くして、重くすることなく、上記前面を指等で
押されてもペコつきのない品位の高い外郭構造を実現す
るものである。
ば、内部構造物を覆う箱型形状の薄肉板金からなる外郭
体の下部折り曲げ部平面を、外周面に対し鋭角に折り曲
げ、その面を内部アングル下面と、裏板間に介在して取
り付けることで、外周側面にわずか反太鼓状にへこみ方
向の応力を発生させることができるため、機体の前面に
凹,凸の絞り形状を設け、デザイン面をそこなったり、
板厚を厚くして、重くすることなく、上記前面を指等で
押されてもペコつきのない品位の高い外郭構造を実現す
るものである。
第1図は本発明の一実施例を示すパン製造機の外観斜視
図、第2図は同パン製造機の側断面図、第3図は組立て
前の本体の要部側断面図、第4図は従来例を示すパン製
造機の外観斜視図、第5図は同パン製造機の側断面図で
ある。 11……外郭体、11a……外郭体下部折り曲げ平面、12…
…天枠、13……蓋、14……焼成室、20……アングル、22
……裏板、23……足ゴム、24……ビス。
図、第2図は同パン製造機の側断面図、第3図は組立て
前の本体の要部側断面図、第4図は従来例を示すパン製
造機の外観斜視図、第5図は同パン製造機の側断面図で
ある。 11……外郭体、11a……外郭体下部折り曲げ平面、12…
…天枠、13……蓋、14……焼成室、20……アングル、22
……裏板、23……足ゴム、24……ビス。
Claims (1)
- 【請求項1】内部構造物の上部外郭を覆う天枠と、外周
を覆う薄肉板金からなり、かつ箱型形状をした外郭体
と、下部開口部を覆う裏板を備え、上記箱型形状をした
外郭体の上部は天枠にビス等により固定され、内部構造
物に外郭体の下部折り曲げ部を介して裏板と共に締付け
固定される構成において、上記薄肉板金からなる外郭体
の下部折り曲げ平面は、その外周面に対し鋭角に折り曲
げたことを特徴とする機器の外郭体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28175488A JP2502711B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 機器の外郭体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28175488A JP2502711B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 機器の外郭体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128713A JPH02128713A (ja) | 1990-05-17 |
JP2502711B2 true JP2502711B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=17643509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28175488A Expired - Lifetime JP2502711B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 機器の外郭体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111166200B (zh) * | 2020-02-14 | 2022-04-22 | 卞如婷 | 一种多腔室豆浆机 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP28175488A patent/JP2502711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128713A (ja) | 1990-05-17 |
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