JPH0730437Y2 - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

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Publication number
JPH0730437Y2
JPH0730437Y2 JP1990008681U JP868190U JPH0730437Y2 JP H0730437 Y2 JPH0730437 Y2 JP H0730437Y2 JP 1990008681 U JP1990008681 U JP 1990008681U JP 868190 U JP868190 U JP 868190U JP H0730437 Y2 JPH0730437 Y2 JP H0730437Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge portion
glove box
insert
back surface
protruding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990008681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0399665U (ja
Inventor
英臣 渡辺
光崇 渡辺
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のインストルメントパネルより前方に
回動するようにしたバケットタイプのグローブボックス
に関する。
(従来技術) 合成樹脂表皮の裏面に合成樹脂フォーム層を接着した被
覆シートを真空圧空成形によりフロントインサートの表
面に被着させる事により、外観の良い柔軟性のあるグロ
ーブボックスを得ることが出来る。しかしながら、従来
のバケット形グローブボックスにあっては、第6図に示
すように、フロントインサートFの表面より上記被覆シ
ートSを裏側周辺に包覆被着せしめ、グローブボックス
側壁Aより張り出したフランジ部Bより前方に折曲した
側縁部Cをフロントインサート裏面の周辺に介在する上
記被覆シートに当接乃至圧接する構造となっていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術に於ける真空圧空成形は第4図に示す如
く、ポーラスな上型10に真空と圧空をくり返して上型10
内面のシボを下型11に固定したフロントインサート12に
被覆した被覆シート13に反転させ最後に被覆シート13を
フロントインサート12の隅角部周縁より裏面に捲き込ん
でいるが、捲込部は延伸作用のため第5図の如く薄くな
り厚みにばらつきを生じ、又フランジ部Bのそり、変形
等により隙間αを生じ、たとえフランジ部Bより前方に
折曲した側縁部Cにより第7図の如く、インサート裏面
に捲き込んだ部分を圧接するように設計しても部分的に
隙間を生じ見映えが悪く商品価値を損ねるという問題点
があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決することを目的とし、ロック
の解除によりインストルメントパネルより前方に回動す
るようにしたバケットタイプのグローブボックスにおい
て、フロントインサート側縁部裏側に一定サイズの突縁
部を形成すると共にその内側に複数の取付用ボスを突設
し、合成樹脂表皮の裏面に合成樹脂フォーム層を接着し
た被覆シートを真空圧空成形により上記フロントインサ
ート表面より突縁部を越えて裏面周辺に至るまで包覆被
着せしめ、グローブボックス側壁より張り出したフラン
ジ部を上記取付用ボスに螺子止めすることにより、この
フランジ部外側より前方に折曲した側縁部の先端にて上
記突縁部の僅か内側に位置するインサート裏面の被覆シ
ートを押圧し、側縁部の外側にてインサート裏面の被覆
シートを突縁部に圧着させたことを特徴とする。
(実施例) 第1図、第2図に示した本考案の一実施例について詳細
に説明する。Gはロックの解除と共に自重によりインス
トルメントパネルより前方に回動するようにしたバケッ
トタイプのグローブボックスで、第1図に全体が示され
ている。1はフロントインサートで、硬質合成樹脂板に
より形成され、側縁部裏側に一定サイズの突縁部2を一
体に形成している。又その内側には複数個の取付用ボス
3が一体に突設されている。4は被覆シートで、表面に
装飾用のシボを付けた合成樹脂製表皮4aの裏面に合成樹
脂フォーム層4bを接着して形成し、柔らかくて厚みのあ
る触感を与えることができる。この被覆シート4は第4
図に示した真空圧空成形法によりフロントインサート1
の前面に被着され、更に突縁部2を捲き込みフロントイ
ンサート1の裏面周辺に至るまで包覆被着されている。
5はグローブボックスの側壁6より張り出したフランジ
部で、凹段部と取付用ボス3の中心を合わせタッピング
ねじ7で止着する。これによりフランジ部外側より前方
に折曲した側縁部8の先端が上記突縁部2の僅か内側を
押圧してインサート裏面の被覆シート4を突縁部2に圧
着している。このときの突縁部の高さイは1.5〜2.0ミ
リ、突縁部と側縁部8との距離ロは被覆シート厚さより
1ミリ程度マイナスした寸法が好ましい。このようにす
れば、側縁部8と被覆シートとの隙間は無くなり、見映
えが良くなる。
(効果) 本考案によると、ロックの解除によりインストルメント
パネルより前方に回動するようにしたバケットタイプの
グローブボックスにおいて、フロントインサート側縁部
裏側に一定サイズの突縁部を形成すると共にその内側に
複数の取付用ボスを突設し、合成樹脂表皮の裏面に合成
樹脂フォーム層を接着した被覆シートを真空圧空成形に
より上記フロントインサート表面より突縁部を越えて裏
面周辺に至るまで包覆被着せしめ、グローブボックス側
壁より張り出したフランジ部を上記取付用ボスに螺子止
めすることにより、このフランジ部外側より前方に折曲
した側縁部の先端にて上記突縁部の僅か内側に位置する
インサート裏面の被覆シートを押圧し、側縁部の外側に
てインサート裏面の被覆シートを突縁部に圧着させてい
るので、多少の寸法誤差を生じても隙間を生ずることが
なく強固に固定でき、不良品の歩留りを著しく向上する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例外観斜視図、第2図は第1図
のII−II正断面図、第3図は従来品の第1比較例外観斜
視図、第4図は真空圧空成形装置正断面図、第5図は第
4図の隅角部拡大正面図、第6図は第3図のIV−IV正断
面図、第7図は従来品の第2比較例要部正断面図であ
る。 G……グローブボックス、1……フロントインサート 2……突縁部、3……取付用ボス 4……被覆シート、4a……合成樹脂製表皮 4b……フォーム層、5……フランジ部 6……側壁、7……タッピングねじ 8……フランジ部の側縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロックの解除によりインストルメントパネ
    ルより前方に回動するようにしたバケットタイプのグロ
    ーブボックスにおいて、フロントインサート側縁部裏側
    に一定サイズの突縁部を形成すると共にその内側に複数
    の取付用ボスを突設し、合成樹脂表皮の裏面に合成樹脂
    フォーム層を接着した被覆シートを真空圧空成形により
    上記フロントインサート表面より突縁部を越えて裏面周
    辺に至るまで包覆被着せしめ、グローブボックス側壁よ
    り張り出したフランジ部を上記取付用ボスに螺子止めす
    ることにより、このフランジ部外側より前方に折曲した
    側縁部の先端にて上記突縁部の僅か内側に位置するイン
    サート裏面の被覆シートを押圧し、側縁部の外側にてイ
    ンサート裏面の被覆シートを突縁部に圧着させたグロー
    ブボックス。
JP1990008681U 1990-01-31 1990-01-31 グローブボックス Expired - Lifetime JPH0730437Y2 (ja)

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JPH0399665U JPH0399665U (ja) 1991-10-18
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ID=31512303

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742866Y2 (ja) * 1989-04-11 1995-10-04 株式会社イノアックコーポレーション 箱状蓋体
JP3042637U (ja) * 1997-04-18 1997-10-31 小松エレクトロニクス株式会社 液体加熱装置
JP3094342U (ja) * 2002-11-28 2003-06-13 株式会社アイクス 携帯電子機器用滑り止め具

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