JP2579437Y2 - パン生成装置 - Google Patents

パン生成装置

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JP2579437Y2
JP2579437Y2 JP7288392U JP7288392U JP2579437Y2 JP 2579437 Y2 JP2579437 Y2 JP 2579437Y2 JP 7288392 U JP7288392 U JP 7288392U JP 7288392 U JP7288392 U JP 7288392U JP 2579437 Y2 JP2579437 Y2 JP 2579437Y2
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良定 三沢
邦宏 藤沢
郁哉 久保田
旭 依田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パン焼型内に投入され
た材料に対して混練,発酵及び焼成を施しパンを生成す
る装置に関し、特にパン焼型の取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種のパン生成装置として、図4
に示すものが知られている。この装置は、内部にパン焼
型2が挿脱される焼成ケース3と、前記パン焼型2の底
部に備えた混練翼5を回転駆動するモータ4とを内設し
た外装1と、該外装1の上部開口を閉蓋する蓋体6とで
構成され、パン焼型2内にパン材料を投入し、混練,発
酵及び焼成を施してパンを生成するものである。
【0003】このような装置において、パン焼型2は図
5に示すような構造で取り付けられている。すなわちパ
ン焼型2は、底部に形成した筒状の取付部2aを、焼成
ケース3の底部に取り付けられる連結部材7に嵌合する
ことによって取り付けられている。連結部材7は、パン
焼型2の取付部2aよりも大径の円筒取付部7aと、フ
ランジ部7bで形成され、円筒取付部7aの内周面にお
いて凸部8を凸設し、前記パン焼型2の取付部2aを支
持するともに焼成ケース3の底部下方よりフランジ部7
bによって固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した連
結部材7は、アルミダイカストで鋳造されるものがほと
んどであり、寸法精度が良好であるものの、量産性に欠
け、費用も高価なものであった。そこで本考案は、パン
焼型を焼成ケースに取り付ける構造を、簡単な構造で且
つ量産性に富み、安価なものを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本考案は、内部にモータと焼成ケースを設けた
本体と、該焼成ケース内に着脱されるパン焼型と、該パ
ン焼型の底部中心に突出される回転軸と、該回転軸の上
端に取り付けられる混練翼とを備えたパン生成装置であ
って 前記パン焼型は、底部に下面を開放した筒状の円
筒部を設け、該円筒部の内部には前記回転軸の下端に取
り付けられる上カップリングを備えるとともに外周部に
は係合凸部を配し、前記焼成ケースは、内底部を筒状上
方に折り曲げて前記パン焼型の円筒部が案内される円筒
部を形成し、該円筒部の下面には、前記パン焼型の上カ
ップリングと噛合する下カップリングを備え、且つ前記
パン焼型の係合凸部と係合するように板金を上方に切り
起こして複数の係合爪を成形した連結部材を取り付けた
ものである。また、前記焼成ケース14の円筒部Bは、
その上縁がパン焼型17の外底へ当接可能な位置まで立
ち上げたものである
【0006】
【作用】本考案によれば、焼成ケースの円筒部の下面か
ら連結部材をねじ等を介して取り付け、パン焼型の取付
部を形成する。パン焼型の円筒部は、焼成ケースの円筒
部の内側にはまり、パン焼型の円筒部外周に設けた係合
凸部と、連結部材上面に切り起こした係合爪とがパン焼
型を回動することによって係合される。また、混練翼を
有するパン焼型の回転軸と、モータに連係した連結部材
の回転軸とは、パン焼型の取付状態で上下カップリング
を介して連結し、モータ駆動により練り動作が行えるよ
うになるのである。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の一実施例につい
て説明する。図1は本考案一実施例におけるパン生成装
置の断面図である。11は上面及び底面を開口した外装
カバーで、上面開口に蓋体12を開閉自在に取付け、底
面開口に複数の通風孔を穿設した底板13を取り付けて
本体10を形成している。14は焼成ケースで、内面に
沿ってヒータ15が配設されるとともに外壁の一部にサ
ーミスタ等からなる温度検出器16を設け、加熱及び温
度管理がなされている。17はパン焼型で、底面中央部
に貫通する回転軸18と、該回転軸18のパン焼型側先
端に取着される混練翼19を備え、焼成ケース14内に
挿脱自在にされている。
【0008】20は前記混練翼19を回転駆動するモー
タで、焼成ケース14とともにベース21の上面に載置
固定されている。ベース21は、左右に脚板22を設け
て本体1の底板13に対して所定空間を形成するように
取り付けられており、この空間にはモータ20の回転力
を混練翼19に伝達する伝達部材が収容されている。
【0009】前記パン焼型17の底部には、下方を開放
した円筒部Aが形成されている。円筒部Aの外周には適
宜位置に係合凸部23を複数凸設してあり、内部には前
記回転軸18の下端に取着されるカップリング24が設
けられている。
【0010】前記焼成ケース14の内底部には、連結部
材25が取り付けられる取付孔26が開口されており、
取付孔26の開口縁から上方に立設し、パン焼型の円筒
部Aが内部に配置されるように円筒部Aよりも大径にし
た円筒部Bを一体形成している。前記連結部材25は、
円形の平板の周囲に円筒部Bの下面に固着するための耳
部を複数成形し、中心部に前記パン焼型17のカップリ
ング24と噛合するカップリング28を備え、円板の半
径方向には略コ字状に切り込みを入れ、その切込片を上
方に切り起こしてその先端を中心方向に折曲した係合爪
32を成形しており、焼成ケース14の裏底面から円筒
部Bの下面に取り付けられる。前記カップリング28を
先端に備えた回転軸は、他端には大プーリ29が取り付
けられ、この大プーリ29は、前記モータ20の出力軸
に取り付けた小プーリ30とVベルト31を介して連係
され、前記した伝達部材を構成している。
【0011】パン焼型17を焼成ケース14にセットす
るには、パン焼型17の円筒部Aを焼成ケース14の円
筒部Bにはめる。このとき、円筒部Aの係合凸部23と
円筒部Bに下方から取り付けられた連結部材25の係合
爪32とがぶつからないようにする。すると、パン焼型
17のカップリング24とカップリング28とが噛合し
て連結する。ここで、カップリング24,28として様
々な形状が考えられるが、パン焼型17側のカップリン
グ24を水平方向に2つの羽根を伸ばした逆T字状に
し、焼成ケース14側のカップリング28を上方に向け
て垂直に爪を突出させた形状とし、180゜範囲でそれ
ぞれのカップリングの羽根と爪が係合するものを採用し
ている。
【0012】この状態から、パン焼型17を回転させる
と係合凸部23が係合爪32に嵌合され、パン焼型17
が焼成ケース14内に固定されることになる。係合凸部
23は、係合爪32に嵌合した位置で止まるよう、取付
回転方向に対して前方から後方にかけて広がる形状をな
している。そして、この取付状態では、焼成ケース14
の円筒部Bの先端はパン焼型17の底面に接触するよう
になり、パン焼型のがたつきが防止されるのである。
【0013】こうしてカップリングによって連結した回
転軸18は、伝達部材を介して伝達されるモータ20の
回転力により回転し、取り付けられる混練翼19を回転
させてパン材料の練り動作が行えるようになるのであ
る。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案は構成され、焼成ケ
ースの内底部にパン焼型の円筒部Aが案内される円筒部
Bを上方に折り曲げて形成し、該円筒部Bの下面にパン
焼型の係合凸部と係合するように板金を上方に切り起こ
して複数の係合爪を成形した連結部材を取り付けたもの
で、従来アルミダイカストで形成していた焼成ケースの
円筒部及びパン焼型との連結部材が板金加工で形成でき
るようになり、アルミダイカストのような鋳型成形によ
る量産性の悪さやコストアップ等の問題が解消され、更
に簡単な構造で今までの連結部材と変わらず安定したパ
ン焼型の取付が可能となる。
【0015】また、焼成ケースの円筒部Bは、その上縁
がパン焼型の外底へ当接可能な位置まで立ち上げられて
いるので、パン焼型を連結部材の係合爪に係合する所定
の取り付け位置に案内することができ、取付状態におい
ては練り動作によって生じる振動及び取付のがたつきを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるパン生成装置の正面縦
断面図である。
【図2】同装置の一部を拡大した説明図である。
【図3】連結部材25の取付けを示した説明図である。
【図4】従来のパン生成装置を示す説明断面図である。
【図5】同装置の一部を拡大した説明図である。
【符号の説明】
10 本体 14 焼成ケース 15 ヒータ 17 パン焼型 18 回転軸 19 混練翼 20 モータ 23 係合凸部 24 カップリング 25 連結部材 26 取付孔 27 回転軸 28 カップリング 32 係合爪 A パン焼型17の円筒部 B 連結部材25の円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊中 千穂 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社内 審査官 鵜飼 健 (56)参考文献 特開 平1−91736(JP,A) 実開 昭63−186339(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/00 301

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にモータ20と焼成ケース14を設
    けた本体10と、該焼成ケース14内に着脱されるパン
    焼型17と、該パン焼型17の底部中心に突出される回
    転軸18と、該回転軸18の上端に取り付けられる混練
    翼19とを備えたパン生成装置であって、 前記パン焼型17は、底部に下面を開放した筒状の円筒
    部Aを設け、該円筒部Aの内部には前記回転軸18の下
    端に取り付けられる上カップリング24を備えるととも
    に外周部には係合凸部23を配し、 前記焼成ケース14は、内底部を筒状上方に折り曲げて
    前記パン焼型17の円筒部Aが案内される円筒部Bを形
    成し、該円筒部Bの下面には、前記パン焼型17の上カ
    ップリング24と噛合する下カップリング28を備え、
    且つ前記パン焼型17の係合凸部23と係合するように
    板金を上方に切り起こして複数の係合爪32を成形した
    連結部材25を取り付けた ことを特徴とするパン生成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記焼成ケース14の円筒部Bは、その
    上縁がパン焼型17の外底へ当接可能な位置まで立ち上
    げられていることを特徴とする上記請求項1記載のパン
    生成装置。
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