JPS63249526A - 自動製パン機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、所定の材料を投入するだけで、焼きたてのパ
ンが出来上がる自動製パン機に関するものである。

従来の技術 従来の自動製パン機は、第４図のような構造となってい
た。

すなわち、焼成室１内に装備され、かつ所定材料を入れ
た練り容器２の底部に練り羽根３と直結したコネクタ上
４を設け、かつ前記焼成室１の底部にはモータ５により
云達、駆動されるコネクタ下６を設け、このコネクタ下
６は前記コネクタ上４に着脱自在となっており、駆動力
を伝達するものである。また練り容器２に取り付けたフ
ランジ了が焼成室１と蓋体８との間で保持されることに
より、練り容器２は装着されている。９はタイマ、温度
調節、電力調節用の回路である。このような構成で練り
容器２に材料を投入し、タイマをセットすると、所定時
間に運転が始まり、そしてタイマとヒータ１Ｑによる温
度調整により各行程を自動的に行なって、所定時間経過
後にパンが焼き上がるものである。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、練り羽根３を回転させて材
料を混練する時、練り容器２のフランジ７は、焼成室１
と蓋体８との間に固定しであるため、混練時の振動やガ
タが直接製品外かくや内部に伝達されることになり、そ
の結果、製品の振動音やガタ音となって騒音レベルが高
いという問題点を有するとともに、練り容器２の上方向
の力の受けが蓋体８であり、そして上方向への受は力を
強めるために、この蓋体８の閉時の嵌合力が強くしであ
るため、蓋体８の開閉操作がかたく、使いにくいという
問題点があった。

またフランジ了と焼成室１と蓋体８との間には必然的に
隙間が形成されるため、パンの焼成時において、蒸気が
隙間からもれて製品の外かくに結露して流れたり、蒸気
が噴出したりするという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決した自動製パン機を提
供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、練り容器の装着
時に練り容器に当接する一対のバネ部材を備え、このバ
ネ部材の一方を焼成室に固定し。

かつバネ運動をする他方は前記焼成室に設けたガイド穴
に運動自在に保持し、さらに前記焼成室の外に出た他方
の先端部を折り曲げたものである。

作用 上記構成によれば、練り容器にバネ部材が当接すること
により、練り容器は焼成室に装着され、かつ着脱自在と
なり、材料混練時は、バネ部材のバネ性と、焼成室のガ
イド穴にバネ部材のバネ運動側が保持されることにより
、練り羽根の回転で材料の回転、上下運動を受ける練り
容器の回転運動の強い力は、バネ部材を介して焼成室の
ガイド穴で保持することができ、また上方向の運動はバ
ネ部材のバネ力で保持することができるもので、このよ
うに弾性体であるバネ部材で練り容器を保持することが
できるため、製品の騒音レベルを低減させることができ
るものである。

また、バネ部材のエツジ部が焼成室のガイド穴より外に
あるため、人が触れるということはなくなり、その結果
、安全性が高くなるとともに、その形状は単純であるた
め、部品加工工数の減少がはかれて部品コスｉｆ下げる
ことができるものである。

そしてまた、バネ部材の一方を焼成室に固定し。

かつバネ運動をする他方を焼成室のガイド穴により、穴
の内面と焼成室の外面により規制することができるため
、寸法バラツキの大きいバネ部材は上下方向で規制され
て取付寸法を安定させることができ、その結果、練り容
器の保持力・着脱力等全安定させて製品のバラツキを減
少させることができるものである。

さらに練り容器の上方向の力はバネ部材のバネ力で保持
しているため、蓋体の操作は練り容器の装着とは無関係
にスムーズに行なえるものである。

またバネ部材は焼成室内にあるため、パン焼成時に発生
する蒸気は蒸気穴から放出することになり、その結果、
外かくに結露したり流れたりするということはないもの
である。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。図において、３０は本体。

３１は本体３ｏ内に設けられたシャーシで、このシャー
シ３１にはモータ３２が固定されており。

このモータ３２のシャフトの一端には、モータ冷却用フ
ァン３３が固定され、かつ他端には小プーリ３４が固定
され、さらに前記冷却用ファン３３の周囲にはファン効
率をあげるだめのファンガイド３６がモータ３２に固定
されている。また前記シャーシ３１には、軸受３６を介
して犬プーリ３７が軸支され、かつ犬プーリ３７と反対
側の軸端にはコネクタ３８が取付けられ、ベルト３９を
介して小プーリ３４と大プーリ３７が結合されている。

そして、シャーシ３１にはスイッチレバー４ｏが軸４１
を中心に回動自在に軸支され、かつスイッチ４２がスイ
ッチレバー４０の一端の上部に位置するように取付けら
れているとともに、容器固定ガイド４３、焼成室４４及
びこの焼成室４４の周囲を覆う遮熱板４５が固定されて
いる。また前記焼成室４４には、壁面に碍子４６を介し
て止め金具４７によりヒータ４８が固定されている。

４９はバネ部材で、このバネ部材４９の一方は固定金具
７１に溶接で固定し、かつ焼成室４４に固定金具７１を
ネジ７１？Ｌで締結することにより固定し、そしてバネ
部材４９のバネ運動側である他方は焼成室４４のガイド
穴７２に運動自在に保持している。

さらに前記焼成室４４には弾性的に支持された温度検知
部５ｏが固定され、かつ焼成室４４の内部には、底部に
軸受５１′ｆ、介して一方の容器コネクタ５２を固定し
、かつ他方に練り羽根６３を着脱自在に装着できる羽根
軸５４を軸支した練り容器５６が着脱自在に装着され、
かつこの練り容器６６は前記容器固定ガイド４３及びバ
ネ部材４９と嵌合装着している。さらにこの練り容器５
６は。

焼成室４４内への装着時に温度検知部５０と圧接するよ
うに構成されているとともに、上端部には提げ手５６が
取付けられている。また、前記焼成室４４は上部を固定
部材６了に固定し、さらに本体上枠５８を固定部材５７
に固定している。そして本体３０は、本体上枠５８と固
定するとともに。

シャーシ３１とも固定されている。

また、前記焼成室４４の上面には、内部に駆動装置５９
と軸６０により回転自在に軸支された伝達板６１を設け
、開閉自在な容器蓋６２と、開閉自在な開閉板６３を固
定した回転軸６４を装置してなるイースト容器６６を固
定した内蓋６６を取付けた蓋カバー６７を設けてなる開
閉自在な蓋体６８で覆われている。この蓋体６８を閉め
ることにより内蓋６６と焼成室４４で調理室６９を形成
するように構成されている。また、７０は調理でき上が
り時間等の入力設定用のスイッチパネル。

７１はスイッチパネル７ｏの入力及び温度検知部５００
Å力情報を基に、モータ３２、ヒータ４８等の制御条件
を決定し、出力するだめの制御装置である。

次に本実施例の動作について説明する。まず。

焼成室４４内に、練り羽根５３を装着し、次いで小麦粉
、水等のイースト以外の材料を入れた練り容器６５をセ
ットし、蓋体６８を閉め、イースト容器６６に所定量の
イーストを入れておく。この状態でスイッチパネル７０
よりパンのでき上がり時間を入力しスタートさせる。そ
して所定時間がくると、モータ３２の運転が始まって小
プーリ３４が回転し、ベルト３９を介して大プーリ３７
及びコネクタ３８を回転させる。このコネクタ３８は容
器コネクタ５２に動力伝達を行なって練り容器５５内の
練り羽根５３を回転させて材料を練る。また、所定時間
がくると蓋体６８の内部の、駆動装置６９に通電されて
伝達板６１が駆動され、回転軸６４を動かして開閉板６
３を開き、イースト容器６６内に入れられているイース
トを練り容器５５内へ投入する。練り容器６５内へ投入
されたイーストは、他の材料とともに所定時間混練され
た後、制御装置７１のプロセス制御に基づき、温度検知
部６０の情報を入力しながら、ヒータ４８で練り容器５
５の温度を調整し、そして−次発酵、ガス抜き、整形発
酵、焼成の各工程を自動的に行なって設定した時間にパ
ンが焼き上がるものである。

またバネ部材４９は一方を固定金具７１により焼成室４
４に固定し、かつバネ運動をする他方を焼成室４４のガ
イド穴７２のバーリング内面にビビリ音が発生しないよ
うにバ坏荷重をかけて摺動自在に保持しており、さらに
バネ部材４９のガイド穴７２より焼成室４４の外側に出
た他方の先六部は固定金具７１の方向と反対方向に曲げ
ており、しかもバネ部材４９の中央部は、練り容器５５
を下方向にバネ荷重で押し下げて装着感触を持たせるた
めに、練り容器５５の上面より少し上に頂点を持つ山型
形状としており、また、練り容器５５に設けた一対のフ
ランジ７３の両側も保持して練り容器５５の回転運動を
保持している。

材料混線時の動作は、練り羽根５３の回転で材料の回転
、上下運動を受ける練り容器５５の回転運動の強い力を
、バネ部材４９のバネ性を介してガイド穴７２と固定金
具７１が保持している。また、練り容器６５の上方向の
運動や容器固定ガイド４３とのビビリが発生しないよう
に下方の押し付けをバネ部材４９のバネ力で保持してい
るため。

練り容器６５をバネ部材４９のバネ力（弾性力）で保持
することができ、その結果、練り容器５５から発生する
振動等は本体に伝導されにくくなるため、製品の騒音を
大巾に低減することができるものである。

また、バネ部材４９のエツジは焼成室４４のガイド穴７
２より外面にあるため１人が触れるということはなく、
安全性が高いとともに、その形状も単純化され、かつ部
品加工工数も減少して部品コストを低減させることがで
きるものである。

そしてまたバネ部材４９は一方を焼成室４４に固定し、
かつバネ運動側の他方をガイド穴７２により規制するよ
うにしているため、寸法バラツキの大きいバネ材ででき
たバネ部材４９を２方向で規制して取付寸法を安定させ
、かつ練り容器５５の保持力等も安定させて製品のバラ
ツキを低減させることができるものである。

さらに蓋体６８の操作には練り容器５６の装着力は関係
していないため、蓋体６８は軽く開閉することができ、
その操作性は良く、また焼成室４４内にバネ部材４９が
あるため、パンの焼成時に発生する蒸気は、蒸気穴（図
示せず）から放出されることになり、その結果、蒸気が
結露して製品の外面に流れて汚したりするということは
なくなるものである。

またガイド穴７２より焼成室４４外に出たバネ部材４９
の他方の先端部を折り曲げているため。

バネ部材４９のガイド穴７２からの抜は止めがなされる
ことになり、その結果、掃除したり、いたずらされたと
しても変形し難くなるため、安定した性能を維持し、さ
らに先端部の曲げ部がガイド穴７２の外面に当接するた
め１寸法バラツキの大きいバネ材でできたバネ部材４９
の山型頂点部の高さは、固定金具７１と両方の位置規制
で安定し、その結果、練り容器５５の着脱力等のバラツ
キは少ないものとなる。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
練り容器の装着時に練り容器と当接する一対のバネ部材
の一方を焼成室に固定し、かつバネ運動をする他方は焼
成室に設けたガイド穴に運動自在に保持し、さらに前記
焼成室の外に出た先端部を折り曲げているため、材料混
練時の練り容器の回転運動、上下運動はバネ部材のバネ
性により保持することができ、その結果、製品の石膏全
大巾に低減させることができるものである。またバネ部
材のエツジが人に触れることもないため、安全性を確保
することができるとともに、形状の単純化による加工工
数の低減によりコスト低減がはかれる。

そしてまた寸法バラツキの大きいバネ材でできたバネ部
材を一方の固定部と他方のガイド穴により位置規制して
いるため、取付寸法の安定化がはかれ、かつ練り容器の
保持力も安定して製品のバラツキを低減させることがで
きる。

さらにガイド穴より焼成室の外に出たバネ部材の運動側
の先端部を折り曲げているため、バネ部材の先端部の抜
は止めが行なえるとともに、掃除したり、いたずらされ
たとしても、変形し難く。

安定した練り容器の着脱が行なえるものである。

さらにまた練り容器の上方向の力はバネ部材のバネ力で
保持しているため、蓋体の操作は練り容器の装着とは無
関係にスムーズに行なわせることができ、しかもバネ部
材を焼成室内に設けたことにより、パン焼成時に発生す
る蒸気は蒸気穴から放出されることになり、その結果、
外かくに結露したり、流れたりするということもないも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の縦断面
図、第２図は同自動製パン機の要部断面図、第３図は同
要部の斜視図、第４図は従来の自動製パン機の断面図で
ある。 ３２・・・・・・モータ、４４・・・・・・焼成室％４
８・・・・ヒ−タ、４９・・・・・・バネ部材、５２　
・・・・容器コネクタ。 ５３・・・・・練り羽根、５５・・・・・・練り容器、
７１・・・・・固定金具、７２・・・・・・ガイド穴。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータにより伝達駆動されるコネクタを内部に設
   けた焼成室と、この焼成室の内部を加熱するヒータと、
   前記焼成室の内部に着脱自在に装備され、かつ内部に前
   記コネクタにより伝達駆動される練り羽根を設けた練り
   容器と、この練り容器の装着時に練り容器に当接する一
   対のバネ部材とを有し、前記バネ部材は一方を前記焼成
   室に固定し、かつバネ運動をする他方は前記焼成室に設
   けたガイド穴に運動自在に保持し、さらに前記焼成室の
   外に出た他方の先端部は折り曲げてなる自動製パン機。
2. （２）焼成室に固定されるバネ部材の一方は、固定金具
   に溶接した後、焼成室に締結した特許請求の範囲第１項
   記載の自動製パン機。
3. （３）バネ部材の焼成室の外に出た他方の先端部の曲げ
   方向は、焼成室に固定した方向と反対方向にした特許請
   求の範囲第１項記載の自動製パン機。