JPH0523136B2 - - Google Patents

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JPH0523136B2
JPH0523136B2 JP8322787A JP8322787A JPH0523136B2 JP H0523136 B2 JPH0523136 B2 JP H0523136B2 JP 8322787 A JP8322787 A JP 8322787A JP 8322787 A JP8322787 A JP 8322787A JP H0523136 B2 JPH0523136 B2 JP H0523136B2
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JP
Japan
Prior art keywords
kneading
container
kneading container
spring
spring member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8322787A
Other languages
English (en)
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JPS63249527A (ja
Inventor
Haruo Ishikawa
Hirofumi Nakakura
Morio Shibata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8322787A priority Critical patent/JPS63249527A/ja
Publication of JPS63249527A publication Critical patent/JPS63249527A/ja
Publication of JPH0523136B2 publication Critical patent/JPH0523136B2/ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、所定の材料を投入するだけで、焼き
たてのパンが出来上がる自動製パン機に関するも
のである。
従来の技術 従来の自動製パン機は、第4図のような構造と
なつていた。
すなわち、焼成室1内に装備され、かつ所定材
料を入れた練り容器2の底部に練り羽根3と直結
したコネクタ上4を設け、かつ前記焼成室1の底
部にはモータ5により伝達駆動されるコネクタ下
6を設け、このコネクタ下6は前記コネクタ上4
と着脱自在となつており、駆動力を伝達するもの
である。また練り容器2に取り付けたフランジ7
が焼成室1と蓋体8との間で保持されることによ
り、練り容器2は装着されている。9はタイマ、
温度調節、電力調節用の回路である。このような
構成で練り容器2に材料を投入し、タイマをセツ
トすると所定時間に運転が始まり、そしてタイマ
とヒータ10による温度調整により各行程を自動
的に行なつて所定時間経過後にパンが焼き上がる
ものである。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、練り羽根3を回転
させて材料の混練する時、練り容器2のフランジ
7は、焼成室1と蓋体8との間に固定してあるた
め、混練時の振動やガタが直接製品外かくや内部
に伝達されることになり、その結果、製品の振動
音やガタ音となつて騒音レベルが高いという問題
点を有するとともに、練り容器2の上方向の力の
受けが蓋体8であり、そして上方向への受け力を
強めるために、この蓋体8の閉時の嵌合力は強く
してあるため、蓋体8の開閉操作がかたく、使い
にくいという問題点があつた。
またフランジ7と焼成室1と蓋体8との間には
必然的に隙間が形成されるため、パンの焼成時に
おいて、蒸気が隙間からもれて製品の外かくに結
露して流れたり、蒸気が噴出したりするという問
題点があつた。
本発明はこのような問題点を解決した自動製パ
ン機を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、練り容
器の装着時に練り容器に当接する一対のバネ部材
を備え、このバネ部材の一方を焼成室に固定し、
かつバネ運動をする他方は前記焼成室に設けたガ
イド穴に運動自在に保持したものである。
作 用 上記構成によれば、練り容器にバネ部材が当接
することにより、練り容器は焼成室に装着され、
かつ着脱自在となり、材料混練時は、バネ部材の
バネ性と、焼成室のガイド穴にバネ部材のバネ運
動側が保持されることにより、練り羽根の回転で
材料の回転、上下運動を受ける練り容器の回転運
動の強い力はバネ部材を介して焼成室のガイド穴
で保持することができ、また上方向の運動はバネ
部材のバネ力で保持することができるもので、こ
のように弾性体であるバネ部材で練り容器を保持
することができるため、製品の騒音レベルを低減
させることができるものである。
また、バネ部材のエツジ部が焼成室のガイド穴
より外にあるため、人が触れるということはなく
なり、その結果、安全性が高くなるとともに、そ
の形状は単純であるため、部品加工工数の減少が
はかれて部品コストを下げることができるもので
ある。
そしてまた、練り容器の上方向の力はバネ部材
のバネ力で保持しているため、蓋体の操作は練り
容器の装着とは無関係にスムーズに行なえるもの
である。
さらにバネ部材は焼成室内にあるため、パン焼
成時に発生する蒸気は蒸気穴から放出されること
になり、その結果、外かくに結露したり流れたり
するということはないものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図にも
とづいて説明する。図において、30は本体、3
1は本体30内に設けられたシヤーシで、このシ
ヤーシ31にはモータ32が固定されており、こ
のモータ32のシヤフトの一端には、モータ冷却
用フアン33が固定され、かつ他端には小プーリ
34が固定され、さらに前記冷却用フアン33の
周囲にはフアン効率をあげるためのフアンガイド
35がモータ32に固定されている。また前記シ
ヤーシ31には、軸受36を介して大プーリ37
が軸支され、かつ大プーリ37と反対側の軸端に
はコネクタ38が取付けられ、ベルト39を介し
て小プーリ34と大プーリ37が結合されてい
る。そして、シヤーシ31にはスイツチレバー4
0が軸41を中心に回転自在に軸支され、かつス
イツチ42がスイツチレバー40の一端の上部に
位置するように取付けられているとともに、容器
固定ガイド43、焼成室44及びこの焼成室44
の周囲を覆う遮熱板45が固定されている。また
前記焼成室44には、壁面に碍子46を介して止
め金具47によりヒータ48が固定されている。
49はバネ部材で、このバネ部材49の一方は固
定金具71に溶接で固定し、かつ焼成室44に固
定金具71をネジ71aで締結することにより固
定し、そしてバネ部材49のバネ運動側である他
方は焼成室44のガイド穴72に運動自在に保持
している。
さらに前記焼成室44には弾性的に支持された
温度検知部50が固定され、かつ焼成室44の内
部には、底部に軸受51を介して一方に容器コネ
クタ52を固定し、かつ他方に練り羽根53を着
脱自在に装着できる羽根軸54を軸支した練り容
器55が着脱自在に装着され、かつこの練り容器
55は前記容器固定ガイド43及びバネ部材49
と嵌合装着している。さらにこの練り容器55
は、焼成容器44内への装着時に温度検知部50
と圧接するように構成されているとともに、上端
部には提げ手56が取付けられている。また、前
記焼成室44は上部を固定部材57に固定し、さ
らに本体上枠58を固定部材57に固定してい
る。そして本体30は、本体上枠58と固定する
とともに、シヤーシ31とも固定されている。
また、前記焼成室44の上面には、内部に駆動
装置59と軸60により回転自在に軸支された伝
達板61を設け、開閉自在な容器蓋62と、開閉
自在な開閉板63を固定した回転軸64を装着し
てなるイースト容器65を固定した内蓋66を取
付けた蓋カバー67を設けてなる開閉自在な蓋体
68で覆われている。この蓋体68を閉めること
により内蓋66と焼成室44で調理室69を形成
するように構成されている。また、70は調理で
き上がり時間等の入力設定用のスイツチパネル、
71はスイツチパネル70の入力及び温度検知部
50の入力情報を基に、モータ32、ヒータ48
等の制御条件を決定し、出力するための制御装置
である。
次に本実施例の動作について説明する。まず、
焼成室44内に、練り羽根53を装着し、次いで
小麦粉、水等のイースト以外の材料を入れた練り
容器55をセツトし、蓋体68を閉め、イースト
容器65に所定量のイーストを入れておく。この
状態でスイツチ70よりパンのでき上がり時間を
入力しスタートさせる。そして所定時間がくる
と、モータ32の運転が始まつて小プーリ34が
回転し、ベルト39を介して大プーリ37及びコ
ネクタ38を回転させる。このコネクタ38は容
器コネクタ52に動力伝達を行なつて練り容器5
5内の練り羽根53を回転させて材料を練る。ま
た、所定時間がくると蓋体68の内部の駆動装置
59に通電されて伝達板61が駆動され、回転軸
64を動かして開閉板63を開き、イースト容器
65内に入れられているイーストを練り容器55
内へ投入する。練り容器55内へ投入されたイー
ストは、他の材料とともに所定時間混練された
後、制御装置71のプロセス制御に基づき、温度
検知部50の情報を入力しながら、ヒータ48で
練り容器55の温度を調整し、そして一次発酵、
ガス抜き、整形発酵、焼成の各工程を自動的に行
なつて設定した時間にパンが焼き上がるものであ
る。
またバネ部材49は一方を固定金具71により
焼成室44に固定し、かつバネ運動をする他方を
焼成室44のガイド穴72のバーリング内面にビ
ビリ音が発生しないようにバネ荷重をかけて摺動
自在に保持しており、さらにバネ部材49のガイ
ド穴72より焼成室44の外側に出た他方の先端
部は、固定金具71の方向と反対方向に曲げてお
り、しかもバネ部材49の中央部は、練り容器5
5を下方向にバネ荷重で押し下げて装着感触を持
たせるために、練り容器55の上面より少し上に
頂点を持つ山型形状としており、また、練り容器
55に設けた一対のフランジ73の両側も保持し
て練り容器55の回転運動を保持している。
材料混練時の動作は、練り羽根53の回転で材
料の回転、上下運動を受ける練り容器55の回転
運動の強い力をバネ部材49のバネ性を介してガ
イド穴72と固定金具71が保持している。ま
た、練り容器55の上方向の運動や容器固定ガイ
ド43とのビビリが発生しないように下方への押
し付けをバネ部材49のバネ力で保持しているた
め、練り容器55をバネ部材49のバネ力(弾性
力)で保持することができ、その結果、練り容器
55から発生する振動等は本体に伝導されにくく
なるため、製品の騒音を大巾に低減することがで
きるものである。
また、バネ部材49のエツジは焼成室44のガ
イド穴72より外面にあるため、人が触れるとい
うことはなく、安全性が高いとともに、その形状
も単純化され、かつ部品加工工数も減少して部品
コストを低減させることができるものである。
そしてまたバネ部材49は一方を焼成室44に
固定し、かつバネ運動側の他方をガイド穴72に
より規制するようにしているため、寸法バラツキ
の大きいバネ材でできたバネ部材49を2方向で
規制して取付寸法を安定させ、かつ練り容器55
の保持力等も安定させて製品のバラツキを低減さ
せることができるものである。
さらに蓋体68の操作には練り容器55の装着
力は関係していないため、蓋体68は軽く開閉す
ることができ、その操作性は良く、また焼成室4
4内にバネ部材49があるため、パンの焼成時に
発生する蒸気は、蒸気穴(図示せず)から放出さ
れることになり、その結果、蒸気が結露して製品
の外面に流れて汚したりするということはなくな
るものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明に
よれば、練り容器の装着時に練り容器と当接する
一対のバネ部材の一方を焼成室に固定し、かつバ
ネ運動をする他方は焼成室に設けたガイド穴に運
動自在に保持しているため、材料混練時の練り容
器の回転運動、上下運動はバネ部材のバネ性によ
り保持することができ、その結果、製品の騒音を
大巾に低減させることができるものである。また
バネ部材のエツジが人に触れることもないため、
安全性を確保することができるとともに、形状の
単純化による加工工数の低減によりコスト低減が
はかれる。
さらに寸法バラツキの大きいバネ材でできたバ
ネ部材を一方の固定部と他方のガイド穴により位
置規制しているため、取付寸法の安定化がはか
れ、かつ練り容器の保持力も安定して製品のバラ
ツキを低減させることができる。
そしてまた練り容器の上方向の力はバネ部材の
バネ力で保持しているため、蓋体の操作は練り容
器の装着とは無関係にスムーズに行なわせること
ができ、しかもバネ部材を焼成室内に設けたこと
により、パン焼成時に発生する蒸気は蒸気穴から
放出されることになり、その結果、外かくに結露
したり、流れたりするということもなくなるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機
の縦断面図、第2図は同自動製パン機の要部断面
図、第3図は同要部の斜視図、第4図は従来の自
動製パン機の断面図である。 32……モータ、44……焼成室、48……ヒ
ータ、49……バネ部材、52……容器コネク
タ、53……練り羽根、55……練り容器、72
……ガイド穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータにより伝達駆動されるコネクタを内部
    に設けた焼成室と、この焼成室の内部を加熱する
    ヒータと、前記焼成室の内部に着脱自在に装備さ
    れ、かつ内部に前記コネクタにより伝達駆動され
    る練り羽根を設けた練り容器と、この練り容器の
    装着時に練り容器に当接する一対のバネ部材とを
    有し、前記バネ部材は一方を前記焼成室に固定
    し、かつバネ運動する他方は前記焼成室に設けた
    ガイド穴に運動自在に保持してなる自動製パン
    機。 2 バネ部材の焼成室に設けたガイド穴との相対
    部は、前記焼成室のガイド穴の内面にバネ荷重を
    かけて摺動保持する特許請求の範囲第1項記載の
    自動製パン機。 3 焼成室に設けたガイド穴は、バーリング形状
    あるいはヘミング形状とした特許請求の範囲第1
    項記載の自動製パン機。
JP8322787A 1987-04-03 1987-04-03 自動製パン機 Granted JPS63249527A (ja)

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JP8322787A JPS63249527A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動製パン機

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JP8322787A JPS63249527A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動製パン機

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JPS63249527A JPS63249527A (ja) 1988-10-17
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JP8322787A Granted JPS63249527A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動製パン機

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JPH02136112A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Sanyo Electric Co Ltd 調理容器の固定装置

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JPS63249527A (ja) 1988-10-17

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