JP3239913B2 - 製パン器のパンケース - Google Patents

製パン器のパンケース

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JP3239913B2 JP25667193A JP25667193A JP3239913B2 JP 3239913 B2 JP3239913 B2 JP 3239913B2 JP 25667193 A JP25667193 A JP 25667193A JP 25667193 A JP25667193 A JP 25667193A JP 3239913 B2 JP3239913 B2 JP 3239913B2
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隆夫 宮下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として家庭用として
用いられる製パン器に関し、詳しくはパンケースに投入
したパン材料を混練してパン生地をつくる製パン器また
は該パン生地を醗酵させたのち焼成する製パン器のパン
ケース取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように製パン器は、小麦粉、水お
よびイースト菌などを密閉容器内に置かれているパンケ
ースに投入し、該ケース内で混練してパン生地をつくる
ものであるが、上記パンケースは、密閉容器から取り外
しができて使用後に洗浄できるようにしなければならな
い一方、取り付け状態では上記パン生地の混練時のミキ
シング力(強トルク)に耐えうるように、またパン生地
の粘度ムラに基づくトルク変動に対処するため、強固に
固定されていなければならない。
【0003】そのため従来は、たとえば図5に示すよう
に、ケース台Cをミキシング力に対して剛性が高いアル
ミダイキャスト製品として、パンケースAの底部にゴム
パッキンBを介して該ケース台Cを当て付けて、図示し
ないリベットにより強固に固着すると共に、このケース
台Cの周部複数箇所に楔部材Dを一体形成し、これらの
楔部材Dを内部ケースEの底面に固着されているケース
台受けFに係合させ、上記混練時にミキシング力によっ
てパンケースAが回転しようとしたときに、上記係合が
すすんで楔部材Dにケース台受けFによって楔効果によ
る締め付け力が働くようにしてパンケースAを固定さ
せ、逆に強制的に楔部材Dがケース台受けFから脱する
方向にパンケースAを回転させることによって取り外し
ができるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5の従来
構造は、ケース台Cをアルミダイキャスト製品とすると
共に、リベット止め構造によってパンケースに取り付け
ているので、高価になり、また該アルミダイキャスト製
品は寸法精度上のバラツキがあるため後加工を要し、一
層高価になる欠点があった。
【0005】そこで本発明は、安価なプレス加工製品か
らなるケース台を使用してもミキシング力に安定して耐
えることができる製パン器のパンケース取り付け構造の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、密閉
容器内に装着されているパンケースにパン材料を投入
し、かつこれを混練してパン生地をつくる製パン器のパ
ンケースであって、底部外周面に係合部を形成するパン
ケース本体と、上部に壁部が形成されると共に下部に製
パン器の密閉容器に装着するための装着部を形成するケ
ース台とから構成され、上記ケース台の壁部を上記パン
ケース本体の底部に嵌合してカシメ止めにより係合部に
係合かつ固定するパンケースを提案するものである。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、ケース台の壁部によって
パンケースの底全体を包んでカシメ止めにより取り付け
るようにしているから、該ケース台が強固に取り付けら
れることになって、この取り付け部分の剛性が向上し、
パン生地混練時のミキシング力に十分耐えるようにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0009】図1に示す製パン器1において、円筒形の
焼きがま本体2を備え、時間設定および焼き上がり選択
用の操作盤3が該焼きがま本体2の正面中央に設けられ
ると共に、透明なガラス製のドーム形の蓋4が焼きがま
本体2の上部に開閉可能に取り付けられ、焼きがま本体
2と蓋4とによって密閉容器型の上記製パン器1が構成
される。その場合、蓋4はその後端部を焼きがま本体2
に設けたヒンジブラケット5にヒンジピン6によって回
動可能に取り付けられ、かつ前端部には開閉操作用の取
手7が設けられる。
【0010】上記の焼きがま本体2の内部には、本体底
部から上方に所定の空間をおいた上部位置で、かつ上述
の蓋4の直下位置に有底円筒形状の内部ケース8が固定
して取り付けられ、この内部ケース8の内周部に、電熱
部材である熱線放射形メインヒータ9が環状に固設され
ると共に、内部ケース8内にパンケース10が後述する
支持構造によって着脱可能に支持される。また、パンケ
ース10に投入されたパン材料を混練する攪拌羽根11
が上記の支持状態にある当該パンケース10内に突入さ
れ、図示しない駆動機構によって回転されるようになさ
れていると共に、上記攪拌により粘土状となったパン生
地が攪拌羽根11と共回りすることを防止する突起体1
2がパンケース10の内側面に固定される。なお、上記
の攪拌羽根11はパンケース10の着脱に備えて、駆動
軸13に対して取り外し可能とされている。
【0011】一方、上記パンケース10の取り付けのた
めに、上記内部ケース8の内部底面の上記駆動軸13を
中心とする所定の半径位置上に、周方向一定間隔おきに
略L字形状の複数のケース台受け14〜14が固着され
ると共に、パンケース10の底部にケース台15が取り
付けられる。
【0012】その場合、ケース台15はパンケース10
と同様にアルミニウムのプレス加工製品とされており、
図2ないし図4から明らかなように、ケース台15の上
半部がパンケースの底部に外嵌可能な内径の環状壁部1
6とされ、下半部に周方向の所定間隔おきに複数の下垂
壁部17〜17が環状壁部16に連続して設けられると
共に、これらの下垂壁部17〜17の外面に上面がテー
パ面18とされた楔部材19が一体に形成され、また同
じ下半部において、下垂壁部17,17の間が環状壁部
16に連続して内方に折り曲げられた横壁部20〜20
とされている。
【0013】一方、このケース台15に対応して、上記
パンケース10の底部外周面に環状の凹部21が形成さ
れ、上記ケース台15の環状壁部16を図3の鎖線に示
すように、パンケース10の底部に嵌合させ、かつ横壁
部20をパンケース10の底壁部10Aに接当させたの
ち、カシメ加工によって実線のように環状壁部16を曲
げて係合部である凹部21に係合させると共に、パンケ
ース10の底壁部10Aも図4のように同時にカシメ
て、横壁部20と係合させ、これによってケース台15
をパンケース10に固着する。そして、攪拌羽根11を
駆動軸13から取り外している状態で、ケース台15が
取り付けられているパンケース10を内部ケース8に挿
入し、そのケース台15の各楔部材19〜19が内部ケ
ース8に固着されている前記したケース台受け14〜1
4の下面に、パン生地の混練時にパンケース10が該ケ
ースに作用するミキシング力によって回転しようとする
方向から差し込んで、テーパ面18〜18をケース台受
け14〜14に係合させる。
【0014】このような支持構造によれば、製パン時、
ミキシング力がパンケース10に及んで、該パンケース
10が回転しようとすると、図5の従来例と同様に、各
楔部材19がケース台受け14の下方に、より潜り込も
うとするため、テーパ面18とケース台受け14の係合
がさらにすすんで、大きな楔効果によってケース台15
ないしパンケース10が強力に支持されることになるの
であるが、本発明では、ケース台15をパンケース10
の底部全体を包んで該ケースに固着しているから、この
取り付け部分の剛性が高まり、ミキシング力に安定して
対抗する。
【0015】したがって、ケース台15に安価なプレス
加工製品を使用しても剛性確保が確実に行なえ、該ケー
ス台15に高価なアルミダイキャスト製品を使用する必
要がなくなり、かつケース台15の寸法精度の不備を修
正するための後加工も排除できる。加えて、リベット止
め加工を採用しないので、取り付け作業性が向上するこ
とになる。
【0016】なお、上記実施例ではパンケースを製パン
器の密閉容器に装着するためケース台の下半部に周方向
の所定間隔おきに複数の下垂壁部を設けているが、これ
に変えて開口の円筒形壁部としてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、ケース台の壁部によってパンケースの底全体
を包んでカメシ止めにより取り付けるようにしているか
ら、該ケース台が強固に取り付けられることになって、
この取り付け部分の剛性が向上し、パン生地混練時のミ
キシング力に十分耐えるようになる。従って、ケース台
にプレス加工製品を使用しても剛性確保が行なえ、該ケ
ース台に高価なアルミダイキャスト製品を使用する必要
がなくなり、かつケース台の後加工を排除でき、一層安
価に製作できる。加えて、リベット止め加工を採用しな
いので、取り付け作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる製パン器の一部断面
図。
【図2】 上記製パン器のパンケース部分の取出し図。
【図3】 ケース台取り付け部分の断面図。
【図4】 他の部位におけるケース台取り付け部分の斜
視図。
【図5】 従来例の説明図。
【符号の説明】
1 製パン器 8 内部ケース 10 パンケース 14 ケース台受け 15 ケース台 16 環状壁部 17 下垂壁部 18 テーパ面 19 楔部材 21 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に装着されているパンケース
    にパン材料を投入し、かつこれを混練してパン生地をつ
    くる製パン器のパンケースであって、底部外周面に係合
    部を形成するパンケース本体と、上部に壁部が形成され
    ると共に下部に製パン器の密閉容器に装着するための装
    着部を形成するケース台とから構成され、上記ケース台
    の壁部を上記パンケース本体の底部に嵌合してカシメ止
    めにより係合部に係合かつ固定した製パン器のパンケー
    ス。
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