JPH0515883Y2 - - Google Patents

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JPH0515883Y2
JPH0515883Y2 JP1987040432U JP4043287U JPH0515883Y2 JP H0515883 Y2 JPH0515883 Y2 JP H0515883Y2 JP 1987040432 U JP1987040432 U JP 1987040432U JP 4043287 U JP4043287 U JP 4043287U JP H0515883 Y2 JPH0515883 Y2 JP H0515883Y2
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heat
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rotating shaft
shaft
bread
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は小麦粉及び水及びベーキングパウダな
どをパン焼成ケースに投入し、パン焼成ケース内
で小麦粉などを攪拌羽根により混練させ、一次発
酵及び二次発酵させた後に焼成させる製パン器の
温度検出装置に関する。
「従来の技術」 従来、攪拌羽根を支持する回転軸の上端側でパ
ン生地の温度を検出する場合、感熱(温)素子を
回転軸の上端側内部に押込むと、感熱素子に連結
されるリード線が回転軸の回転によつてねじれて
破断しないように、リード線の回転を吸収できる
ような回転摺接型の可動接続端子が必要になる
が、これは構造が複雑でしかも感熱素子からの電
気信号を正確に安定して出力し難く、また耐久性
にも乏しく、また動作不良が起こるとリード線が
破断するなど、感熱素子の電気信号出力面で問題
が多発するため、実開昭60−68985号公報に示す
如く、回転軸の内孔に固定軸を備え、回転軸の上
端より突出させる固定軸上端側内部に感熱素子を
埋込んでいた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、固定軸の下端から上端近傍ま
でに形成する内孔に感熱素子を挿入し、内孔端に
感熱素子を固設し、固定軸上端側内部に感熱素子
を埋込んでいたから、感熱素子の取付け作業が容
易に行い得ず、また固定軸に伝わる熱を感熱素子
によつて感知していたから、前記パン生地の内部
温度変化を正確に検出し得ず、前記パン生地の発
酵または焼上りが不均一になり易く、パンの品質
安定並びに製パン機能の向上などを容易に図り得
ない等の問題があつた。
また、固定軸上端に前記内孔を貫通させると共
に、固定軸上端に肉厚が薄く熱伝導性に秀れた熱
感知専用の熱センサキヤツプを取付け、その熱セ
ンサキヤツプ内面に予め感熱素子を固設しておく
ことにより、上記のような感熱素子の取付け作業
面での問題は解決できるが、しかし、熱センサキ
ヤツプが感熱素子の取付け面になるが故に、熱感
知面では逆に過敏になり、感熱素子が急激な温度
変化があつた場合にそれに耐えきれずに破損し、
また例えば焼成ケースの清掃時に感熱素子に直接
衝撃が伝わり、それによつても感熱素子が破損す
るなどの問題が発生する。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、パン材料を粘土状の生地に
形成する攪拌羽根を備えた製パン器において、上
端に感熱素子を固設する熱センサ軸を備え、前記
攪拌羽根を支持する回転軸の内孔に前記熱センサ
軸を挿入し、感熱素子を回転軸の上端外側に突出
支持させると共に、感熱素子の外側を若干の隙間
を持つて覆う熱センサキヤツプを前記回転軸の上
端に設けたものである。
「作用」 従つて本考案によれば、熱センサ軸により回転
軸上端に感熱素子を露呈支持し、その感熱素子の
外側を熱センサキヤツプで若干の隙間を持つて覆
うから、熱センサ軸に対する感熱素子の取付け作
業が容易に行い得、しかも感熱素子を急激な温度
変化や衝撃から保護しながらパン生地の内部温度
変化を正確に検出し得、感熱素子の電気信号出力
面での問題が発生しない構造でありながら、回転
軸上端にパン生地の温度検出部を容易に組立て得
ると共に、その検出機能の向上を図り得るもので
ある。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部の分解拡大図、第2図は全体の
正面図、第3図は断面側面図であり、支脚1…で
支える円筒形の焼がま本体2を備え、時間設定及
び焼上り選択用の操作盤3を焼がま体2の正面中
央に、また焼がま本体2の左右に持運び用の取手
4を夫々配設すると共に、透明なガラス製のドー
ム形蓋5を焼がま本体2上部に開閉自在に装設さ
せ、前記蓋5後側をこの額フレーム6を介して焼
がま本体2の支点ブラケツト7に連結支持させ、
前記蓋5前側の額フレーム6に握り手8を一体形
成している。
また円筒状の外ケース9と、外ケース9下端側
に嵌合固定させる底ケース10と、外ケース9の
上半分に内設させる上面開口円筒容器形内ケース
11とを備え、各ケース9,10,11により焼
がま本体2を構成すると共に、外ケース9の前面
内側にデイスプレ及びスイツチ取付基板12と演
算回路基板13とを配設している。
また底ケース10に立設固定する基台14上面
に内ケース11底部を上載固定し、内ケース11
内周に環状の熱線放射ヒータ15を固設すると共
に、小麦粉及び水及びベーキングパウダなどのパ
ン材料を投入して混練及び発酵及び焼成を行う上
部開口円筒容器形パン焼成ケース16を備え、焼
成ケース16の回転によつて係脱させる係止舌片
17,18により該ケース16底部を内ケース1
1底部に着脱自在に支持させるもので、小麦粉な
どパンの材料を混練する攪拌羽根19を焼成ケー
ス16底部に設けると共に、粘土状のパン材料
(ドウ)が羽根19と連れ回るのを防ぐ突条体2
0を焼成ケース16内部側面に固設している。
さらに前記内ケース11と基台14の間に係止
舌片18を介して軸受板21を挾持固定し、その
軸受板21に軸支させる回転軸22上端に前記羽
根19を着脱自在に嵌着させると共に、前記基台
14にブラケツト23を介して攪拌モータ24を
取付け、タイミングプーリ25,26及びタイミ
ングベルト27を介して前記回転軸22とモータ
24とを連動連結するもので、前記回転軸22上
端に感熱素子であるサーミスタ28を配設してい
る。
さらに前記底ケース10に外気吸入風路29を
形成し、くま取り形モータ30により駆動する送
風フアン31を前記風路29に内設させると共
に、前記フアン31の排風側に加温ヒータ32を
取付けるもので、内ケース11の外側面に送風ダ
クト33を固設し、前記風路29の排風口に前記
ダクト33下端側を連通させると共に、前記フア
ン31からの送風を焼成ケース16内部に送込む
案内ダクト34を前記送風ダクト33上端に首振
り自在に連結している。
さらに第1図及び第4図に示す如く、前記回転
軸22を軸受板21にメタル35を介して軸支
し、前記メタル35上側の回転軸22にオイルシ
ール36を嵌着させると共に、前記オイルシール
36及び軸受板21の上面に係止リング37を介
してシールワツシヤ38を圧着支持し、前記シー
ルワツシヤ38及び軸受板21上面にゴムカバー
39を嵌着させ、前記焼成ケース16底部開口を
そのゴムカバー39で密閉している。
また前記回転軸22上端にネジ部40を介して
合成樹脂製軸カバー41を螺着固定し、前記軸カ
バー41に攪拌羽根19のボス部19aを嵌着さ
せ、そのボス部19a下端縁を前記シールワツシ
ヤ38上面に当接させると共に、前記回転軸22
上端に熱伝導防止部材である非熱伝導性樹脂製ス
リーブ42を介して熱センサキヤツプ43を前記
軸カバー41により固定するもので、回転軸22
と軸カバー41下端の間にOリング44を介装さ
せると共に、前記軸カバー41とキヤツプ43の
間にOリング45を介装させている。
さらに前記回転軸22の下端から上端に貫通す
る内孔に熱センサ軸46を挿通させ、その熱セン
サ軸46上端側を回転軸22に軸受用スリーブ4
7を介して支持すると共に、前記サーミスタ28
を熱センサ軸46上端に固設し、前記スリーブ4
2及びキヤツプ43で形成する空間内にサーミス
タ28を配設し、サーミスタ28の外側をキヤツ
プ43により若干の隙間を持つて覆い、前記回転
軸22上端にパン生地の温度検出部を構成してい
る。
さらに係止リング48,49により上下動を阻
止されているメタル50を介して前記回転軸22
の下端にメタルブツシユ51を取付け、そのメタ
ルブツシユ51を前記基台14にブラケツト52
を介して連結させると共に、前記センサ軸46下
端を嵌入固定させるセンサホルダ53を備え、そ
のセンサホルダ53を前記メタルブツシユ51に
ネジ54で固定させ、前記センサ軸46内孔に挿
通させるリード線55,56を前記サーミスタ2
8に接続するもので、前記サーミスタ28及びセ
ンサ軸46を固定支持し、回転軸22及び羽根1
9を回転させると共に、回転軸22上端のサーミ
スタ28により焼成時のパン材料の内部温度を検
出し、パンの焼上り時期をその内部温度に基づい
て設定し得るように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、第3図の
状態で、小麦粉、ベーキングパウダ、調味料、バ
ター及び水などのパン材料を投入するもので、小
麦粉の上側にベーキングパウダを、また下側に水
を入れてベーキングパウダが漏れないようにする
と共に、操作盤3のスイツチ操作によりパン焼上
り時間などを設定する。そしてモータ24により
羽根19を回転させて焼成ケース16内の小麦粉
などを混練すると共に、送風フアン31により温
風又は冷風を焼成ケース16内に送り、該ケース
16内の温度を発酵温度に維持して一次発酵及び
二次発酵を夫々行わせ、然る後にヒータ15を作
動させてパンを焼上げるもので、パンを焼成時に
この内部温度を前記サーミスタ28により検出
し、その内部温度が設定以上に上昇してパンが焼
上つたとき、サーミスタ28出力に基づいてヒー
タ15をオフに切換え、送風フアン31により冷
風を送つて焼上つたパンを外気温と同程度に冷や
し、パンの製作を完了するものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、パン
材料を粘土状の生地に形成する攪拌羽根19を備
えた製パン器において、上端に感熱素子28を固
設する熱センサ軸46を備え、前記攪拌羽根19
を支持する回転軸22の内孔に前記熱センサ軸4
6を挿入し、感熱素子28を回転軸22の上端外
側に突出支持させると共に、感熱素子28の外側
を若干の隙間を持つて覆う熱センサキヤツプ43
を前記回転軸22の上端に設けたもので、熱セン
サ軸46により回転軸22上端に感熱素子28を
露呈支持し、その感熱素子28の外側を熱センサ
キヤツプ43で若干の隙間を持つて覆うから、熱
センサ軸46に対する感熱素子28の取付け作業
が容易に行うことができ、しかも感熱素子28を
急激な温度変化や衝撃から保護しながらパン生地
の内部温度変化を正確に検出でき、感熱素子28
の電気信号出力面での問題が発生しない構造であ
りながら、回転軸22上端にパン生地の温度検出
部を容易に組立てることができると共に、その検
出機能の向上を図ることができるなどの顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の分解拡
大図、第2図は全体の正面図、第3図は断面側面
図、第4図は要部の断面図である。 19……攪拌羽根、22……回転軸、28……
サーミスタ(感熱素子)、43……熱センサキヤ
ツプ、46……熱センサ軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パン材料を粘土状の生地に形成する攪拌羽根1
    9を備えた製パン器において、上端に感熱素子2
    8を固設する熱センサ軸46を備え、前記攪拌羽
    根19を支持する回転軸22の内孔に前記熱セン
    サ軸46を挿入し、感熱素子28を回転軸22の
    上端外側に突出支持させると共に、感熱素子28
    の外側を若干の隙間を持つて覆う熱センサキヤツ
    プ43を前記回転軸22の上端に設けたことを特
    徴とする製パン器の温度検出装置。
JP1987040432U 1987-03-18 1987-03-18 Expired - Lifetime JPH0515883Y2 (ja)

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JP1987040432U JPH0515883Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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JPS63123243U JPS63123243U (ja) 1988-08-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6287041A (ja) * 1985-10-12 1987-04-21 船井電機株式会社 パンの製造方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068985U (ja) * 1983-10-19 1985-05-16 ホシデン株式会社 パン用こね器
JPH0451731Y2 (ja) * 1985-10-12 1992-12-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6287041A (ja) * 1985-10-12 1987-04-21 船井電機株式会社 パンの製造方法及びその装置

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