JPH0614713Y2 - 製パン器 - Google Patents

製パン器

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JPH0614713Y2
JPH0614713Y2 JP1988002799U JP279988U JPH0614713Y2 JP H0614713 Y2 JPH0614713 Y2 JP H0614713Y2 JP 1988002799 U JP1988002799 U JP 1988002799U JP 279988 U JP279988 U JP 279988U JP H0614713 Y2 JPH0614713 Y2 JP H0614713Y2
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bread
case
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baking case
ridge
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隆夫 宮下
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は小麦粉及びイースト菌などパン材料を投入する
パン焼成ケースを備え、パン焼成ケース内でパン材料を
混練して発酵及び焼成を行う製パン器に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭60-68985号などに示す如く、パン焼成ケー
ス側面に突条体を設け、混練するパン材料を突条体に引
掛けて攪拌羽根との連れ回り動作を防ぐ技術があった。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、突条体を挿入させるパン焼成ケース側
面の開口部におねじを一体形成し、そのおねじに螺着さ
せるナットにより突条体を前記開口部に締付け固定させ
ていたから、パン焼成ケースをプレス加工のみで形成で
きず、その他穴明け及びねじ切り加工が必要になると共
に、パン焼成ケース内面だけでなく前記おねじの内孔に
もフッ素樹脂をコーティングしてパン材料が焦げ付くの
を防ぐ必要があり、パン焼成ケースの製造コストが突条
体のために非常に高く付く問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、パン焼成ケース底部に回転自在な攪
拌羽根を設けると共に、パン焼成ケース側面に連れ回り
防止用突条体を設ける製パン器において、前記突条体の
一端に係合頭部を設け、前記突条体にOリングパッキン
を嵌着させると共に、前記突条体を挿入させるパン焼成
ケース側面の開口縁に後付けする係合体を設け、係合頭
部は係合体に着脱自在に嵌着し、嵌着時に一回転以内の
回転操作により係合体の係合片に係合する係合片を設
け、前記係合体に突条体を係合頭部を介して着脱自在に
係止固定させ、前記Oリングパッキンを突条体の係合頭
部により焼成ケースの開口縁に直接圧着させたものであ
る。
「作用」 従って本考案によれば、突条体をパン焼成ケースに着脱
自在に係止固定させるための係合体をパン焼成ケースに
後付けするから、パン焼成ケースをプレス加工のみで形
成し得、突条体をワンタッチ操作で簡単に焼成ケースに
取付けられる構造であり乍ら、パン焼成ケースの製造コ
ストを従来に比べて著しく低下させ得ると共に、Oリン
グパッキンを突条体の係合頭部により焼成ケースの開口
縁に直接圧着させ、焼成ケースの開口縁でパン材料の流
出を阻止するから、前記係合体内周面への焦げ付き防止
加工を不要にし得ると共に、突条体と係合体間でパン材
料が焦げ付き突条体が取外し不可能になったり、係合体
内周面へのパン材料の焦げ付きにより突条体の挿入口が
縮小されて挿入し難くなるのを防止し得、また前記Oリ
ングパッキンを係合頭部と係合体との係合保持部材とし
て兼用し得、突条体の固定構造の簡潔化及びコスト低下
並びに着脱機能維持を容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は断面側面図、第2図は平面図であり、支脚(1)…で
支える箱形の本体ケース(2)を備え、本体ケース(2)の上
面一側に上部ケース(3)を嵌着固定させ、開閉自在な蓋
(4)を上部ケース(3)の支点軸(3a)に取付ける。
前記本体ケース(2)底部に台フレーム(5)を内設固定さ
せ、台フレーム(5)上に軸受板(6)を介して内ケース(7)
を固設すると共に、内ケース(7)内周に環状の熱線放射
ヒータ(8)を取付ける。
また小麦粉及びイースト菌などのパン材料を投入して混
練及び発酵及び焼成を行う上部開口円筒形のパン焼成ケ
ース(9)を備えると共に、パン焼成ケース(9)の回転によ
って係脱させる一対の係止片(10a)(10b)により、軸受板
(6)を介してパン焼成ケース(9)底部の台板(11)を内ケー
ス(7)底部に着脱自在に固定させる。
さらに前記パン焼成ケース(9)底部中央に軸受部(12)を
形成し、軸受部(12)にメタル(13)を介して上部回転軸(1
4)を軸受すると共に、台フレーム(5)上に攪拌モータ(1
5)を固設し、ベルト(16)及びプーリ(17a)(17b)を介して
攪拌モータ(15)の出力軸(18)を軸受板(6)の下部回転軸
(19)に連動連結させる一方、上部回転軸(14)下端と下部
回転軸(19)上端とを係脱自在なクラッチ体(20a)(20b)に
より係合連結している。また端面D形の前記回転軸(14)
上端に攪拌羽根(21)の軸部(22)を上方から嵌着させ、パ
ン焼成ケース(9)底部に攪拌羽根(21)を内設している。
さらに前記上部ケース(3)上面と蓋(4)の上面を略同一高
さとし、蓋(4)中央に球面凸形で内面に熱反射膜を形成
したガラス窓(23)を設けると共に、ガラス窓(23)以外の
蓋(4)内面に熱反射板(24)を張設させるもので、本体ケ
ース(2)上面開口よりも外側にパン焼成ケース(9)上端側
を突設させ、パン焼成ケース(9)上端側を蓋(4)内部の熱
反射板(24)の球形面によって覆うと共に、前記蓋(4)の
側面に吸気ガイド(25)を介して吸気孔(26)を、また排気
ガイド(27)を介して排気孔(28)を形成すると共に、上部
ケース(3)の内側に送風ガイド(29)を固定させ、送風モ
ータ(30)及び送風ファン(31)を本体及び上部ケース(2)
(3)内部に設け、送風ファン(31)からの風を送風ガイド
(29)により吸気ガイド(25)を介してパン焼成ケース(9)
上面開口に向けて送出するように構成している。
なお、前記ファン(31)からの送風が焼成ケース(9)内部
に向けて吹出すように送風ガイド板(32)を吸気孔(26)出
口に設けると共に、焼成ケース(9)側の熱気及び水蒸気
がファン(31)方向に流入するのを防ぐ逆流防止板(33)を
吸気孔(26)入口に設け、ファン(31)の風圧によって防止
板(33)を開動させて送風するように構成している。
さらに攪拌羽根(21)を配設するパン焼成ケース(9)底面
で、攪拌羽根(21)の回転中心に対し偏心させて温度セン
サ(34)を設けるもので、前記台板(11)により断熱性樹脂
体(35)を介して伝熱性検出窓(36)をパン焼成ケース(9)
底部に固定し、パン焼成ケース(9)内部に突出させる検
出窓(36)に対し、底部下方から温度センサ(34)を昇降自
在に弾圧支持させるもので、パン焼成ケース(9)に回転
自在に内設する攪拌羽根(21)の回転範囲内に前記検出窓
(36)の温度検知面(36a)を突設させると共に、その温度
検知面(36a)に対向する攪拌羽根(21)の下側縁を切欠い
て通過ノッチ(37)を形成している。
なお、回転軸(14)軸芯を中心とした円周方向に検出窓(3
6)を長く形成し、パン焼成ケース(9)を回転させて係止
片(10a)(10b)を係脱するとき、検出窓(36)に温度センサ
(34)が当接した状態で、検出窓(36)内をセンサ(34)が移
動するもので、パン焼成ケース(9)内部の温度が検出窓
(36)を介して熱電対である温度センサ(34)に伝わって検
出されるように構成している。
さらに、粘土状のパン材料(ドウ)が羽根(21)と連れ回
るのを防ぐ突条体(38)を焼成ケース(9)内部側面に固設
させるもので、突条体(38)の基端に係合頭部(39)を一体
固設させ、突条体(38)と係合頭部(39)の連結部分にOリ
ングパッキン(40)を嵌着させると共に、前記突条体(38)
を着脱自在に固定させる円筒形の係合体(41)を設け、前
記突条体(38)を挿入させるパン焼成ケース(9)側面の開
口縁(9a)を外側に折曲げてプレス加工により係合体(41)
を一体固定させ、係合片(39a)(41a)を介して係合頭部(3
9)を係合体(41)に着脱自在に係止固定させ、突条体(38)
の係合頭部(39)により焼成ケース(9)の開口縁(9a)にパ
ッキン(40)を直接圧着させ、焼成ケース(9)内部に突条
体(38)先端側を突設させている。
なお、前記突条体(38)はアルミニュウム合金製で表面を
テフロンコーティング処理している。
また、第11図及び第12図に示す如く、送風ガイド(2
9)出口に対向する上部ケース(3)開口にスリット形成板
(42)を嵌め込み、蓋(4)の開動により送風ガイド(29)出
口が開放されるのを防ぐと共に、内ケース(7)の外周を
断熱板(43)で囲み、また内ケース(7)上端開口縁に合成
樹脂製口縁板(44)を設けるもので、本体ケース(2)前面
に操作パネル(45)を取付けると共に、蓋(4)の前面側に
取手(46)を形成している。
本実施例は上記の如く構成しており、第1図の状態で、
小麦粉、イースト菌、調味料、バター及び水などのパン
材料を投入するもので、小麦粉の上側にイースト菌を、
また下側に水を入れてイースト菌が濡れないようにする
と共に、操作パネル(45)のスイッチ操作によりパン焼上
り時間などを設定する。そしてモータ(15)により羽根(2
1)を回転させて焼成ケース(9)内の小麦粉などを混練す
ると共に、ヒータ(8)を作動させ、又は送風ファン(31)
により冷風を焼成ケース(9)内に送り、該ケース(9)内の
温度を約30度に維持して一次発酵及び二次発酵を夫々
行わせ、然る後にヒータ(8)を連続作動させてパンを焼
上げるもので、パンを焼成時にこの内部温度を温度セン
サ(34)により検出し、その内部温度が設定以上に上昇し
てパンが焼上ったとき、センサ(34)出力に基づいてヒー
タ(8)をオフに切換え、送風ファン(31)により冷風を送
って焼上ったパンを外気温より若干高い温度まで冷や
し、パンの製作を完了するものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、パン焼成ケー
ス(9)底部に回転自在な攪拌羽根(21)を設けると共に、
パン焼成ケース(9)側面に連れ回り防止用突条体(38)を
設ける製パン器において、前記突条体(38)の一端に係合
頭部(39)を設け、前記突条体(38)にOリングパッキン(4
0)を嵌着させると共に、前記突条体(38)を挿入させるパ
ン焼成ケース(9)側面の開口縁(9a)に後付けする係合体
(41)を設け、係合頭部(39)は係合体(41)に着脱自在に嵌
着し、嵌着時に一回転以内の回転操作により係合体(41)
の係合片(41a)に係合する係合片(39a)を設け、前記係合
体(41)に突条体(38)を係合頭部(39)を介して着脱自在に
係止固定させ、前記Oリングパッキン(40)を突条体(38)
の係合頭部(39)により焼成ケース(9)の開口縁(9a)に直
接圧着させたもので、突条体(38)をパン焼成ケース(9)
に着脱自在に係止固定させるための係合体(41)をパン焼
成ケース(9)に後付けするから、パン焼成ケース(9)をプ
レス加工のみで形成でき、突条体(38)をワンタッチ操作
で簡単に焼成ケース(9)に取外けられる構造であり乍
ら、パン焼成ケース(9)の製造コストを従来に比べて著
しく低下させることができると共に、Oリングパッキン
(40)を突条体(38)の係合頭部(39)により焼成ケースの開
口縁(9a)に直接圧着させ、焼成ケース(9)の開口縁(9a)
でパン材料の流出を阻止するから、前記係合体(41)内周
面への焦げ付き防止加工を不要にできると共に、突条体
(38)と係合体(41)間でパン材料が焦げ付き突条体(38)が
取外し不可能になったり、係合体(41)内周面へのパン材
料の焦げ付きにより突条体(38)の挿入口が縮小されて挿
入し難くなるのを防止でき、また前記Oリングパッキン
(40)を係合頭部(39)と係合体(41)との係合保持部材とし
て兼用でき、突条体(38)の固定構造の簡潔化及びコスト
低下並びに着脱機能維持を容易に図ることができる実用
的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面側面図、第2図は
平面図、第3図は拡大側面図、第4図は部分正面図、第
5図及び第6図は攪拌羽根の説明図、第7図及び第8図
はパン焼成ケースの部分図、第9図及び第10図は突条
体の説明図、第11図及び第12図はスリット形成板の
説明図である。 (9)……パン焼成ケース (9a)……開口縁 (21)……攪拌羽根 (38)……突条体 (39)……係合頭部 (40)……Oリングパッキン (41)……係合体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パン焼成ケース(9)底部に回転自在な攪拌
    羽根(21)を設けると共に、パン焼成ケース(9)側面に連
    れ回り防止用突条体(38)を設ける製パン器において、前
    記突条体(38)の一端に係合頭部(39)を設け、前記突条体
    (38)にOリングパッキン(40)を嵌着させると共に、前記
    突条体(38)を挿入させるパン焼成ケース(9)側面の開口
    縁(9a)に後付けする係合体(41)を設け、係合頭部(39)は
    係合体(41)に着脱自在に嵌着し、嵌着時に一回転以内の
    回転操作により係合体(41)の係合片(41a)に係合する係
    合片(39a)を設け、前記係合体(41)に突条体(38)を係合
    頭部(39)を介して着脱自在に係止固定させ、前記Oリン
    グパッキン(40)を突条体(38)の係合頭部(39)により焼成
    ケース(9)の開口縁(9a)に直接圧着させたことを特徴と
    する製パン器。
JP1988002799U 1988-01-12 1988-01-12 製パン器 Expired - Lifetime JPH0614713Y2 (ja)

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JPH01108230U JPH01108230U (ja) 1989-07-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6068985U (ja) * 1983-10-19 1985-05-16 ホシデン株式会社 パン用こね器

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JPH01108230U (ja) 1989-07-21

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