JPH09319U - 製パン器 - Google Patents

製パン器

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JPH09319U
JPH09319U JP002803U JP280396U JPH09319U JP H09319 U JPH09319 U JP H09319U JP 002803 U JP002803 U JP 002803U JP 280396 U JP280396 U JP 280396U JP H09319 U JPH09319 U JP H09319U
Authority
JP
Japan
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lid
case
bread
window
baking
Prior art date
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Pending
Application number
JP002803U
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English (en)
Inventor
義昭 松崎
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH09319U publication Critical patent/JPH09319U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製パン工程の進行状況を目で見て確認するこ
とができるように、パン焼成ケースを内設する本体ケー
ス上面の蓋に透明体の窓を設けた場合に、ヒータからの
熱が蓋の部分において反射し難く、蓋の直下部の温度が
上がりにくく、パン上面が良好に焼けなくなるという問
題を解決する。 【解決手段】 本体ケース(2)上面に開閉自在な蓋
(4)を取付けると共に、本体ケース(2)内部に着脱
自在なパン焼成ケース(9)を取付ける製パン器におい
て、前記蓋(4)の内側に空間(S)を形成させて熱反
射板(24)を張設すると共に、該蓋(4)に設けた透
明体(23)の窓部周縁に該熱反射板(24)の開口内
縁部を当接させて前記透明体(23)を支持せしめた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は小麦粉及びイースト菌などパン材料を投入するパン焼成ケースを備え 、パン焼成ケース内でパン材料を混練して発酵及び焼成を行う製パン器に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パン焼成ケースの外側にヒータを設け、このヒータからの熱線でパ ン焼成ケース内部のパン材料を加熱してパンを焼成する製パン器が知られている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来製パン器においては、製パン時にその製パン工程の進行状況を目で見 て確認することができず、特に好みの焼き上り具合に調節するときなど不便であ った。そこでパン焼成ケースを内設する本体ケース上面の蓋に透明体の窓を設け ることが考えられるが、この構造ではヒータからの熱が蓋の部分において反射し 難く、蓋の直下部の温度が上がりにくく、パン上面が良好に焼けなくなるという 問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体ケース上面に開閉自在な蓋を取付けると共に、本体ケース内部 に着脱自在なパン焼成ケースを取付ける製パン器において、前記蓋の内側に空間 を形成させて熱反射板を張設すると共に、この蓋に設けた透明体の窓部周縁に該 熱反射板の開口内縁部を当接させて前記透明体を支持せしめたことを特徴とする ものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は断面側面図、図2は 平面図であり、支脚(1)・・・で支える箱形の本体ケース(2)を備え、本体 ケース(2)上面一側に上部ケース(3)を嵌着固定させ、開閉自在な蓋(4) を上部ケース(3)の支点軸(3a)に取付ける。
【0006】 前記本体ケース(2)の底部に台フレーム(5)を内設固定させ、台フレーム (5)上に軸受板(6)を介して内ケース(7)を固設すると共に、内ケース( 7)内周に環状の熱線放射ヒータ(8)を取付ける。
【0007】 また小麦粉及びイースト菌などのパン材料を投入して混練及び発酵及び焼成を 行う上部開口円筒形のパン焼成ケース(9)を備えると共に、パン焼成ケース( 9)の回動によって係脱させる一対の係止片(10a)(10b)により、軸受 板(6)を介してパン焼成ケース(9)の底部の台板(11)を内ケース(7) 底部に着脱自在に固定させる。
【0008】 さらに前記パン焼成ケース(9)の底部中央に軸受部(12)を形成し、軸受 部(12)にメタル(13)を介して上部回転軸(14)を軸受すると共に、台 フレーム(5)上に攪拌モータ(15)を固設し、ベルト(16)及びプーリ( 17a)(17b)を介して攪拌モータ(15)の出力軸(18)を軸受板(6 )の下部回転軸(19)に連動連結させる一方、上部回転軸(14)下端と下部 回転軸(19)上端とを係脱自在なクラッチ体(20a)(20b)により係合 連結している。また上端面が断面D形の前記回転軸(14)の上端に攪拌羽根( 21)の軸部(22)を上方から嵌着させ、パン焼成ケース(9)底部に攪拌羽 根(21)を内設している。
【0009】 さらに前記上部ケース(3)の上面と蓋(4)の上面を略同一高さとし、蓋( 4)の中央に球面凸形で内面に熱反射膜を形成したガラス窓(23)を設けると 共に、ガラス窓(23)以外の蓋(4)内面に球形面を有する熱反射板(24) を蓋(4)との間に空間(S)を形成させて張設させるもので、本体ケース(2 )上面開口よりも外側にパン焼成ケース(9)の上端側を突設させ、パン焼成ケ ース(9)の上端側を蓋(4)の内部の熱反射板(24)の球形面によって覆っ たものである。また前記蓋(4)の側面に吸気ガイド(25)を介して吸気孔( 26)を、また排気ガイド(27)を介して排気孔(28)を形成すると共に、 上部ケース(3)の内側に送風ガイド(29)を固定させ、送風モータ(30) 及び送風ファン(31)を本体及び上部ケース(2)(3)内部に設け、送風フ ァン(31)からの風を送風ガイド(29)により吸気ガイド(25)を介して パン焼成ケース(9)上面開口に向けて送出するように構成している。
【0010】 なお、前記ファン(31)からの送風が焼成ケース(9)内部に向けて吹出す ように送風ガイド板(32)を吸気孔(26)の出口に設けると共に、焼成ケー ス(9)側の熱気及び水蒸気がファン(31)方向に流入するのを防ぐ逆流防止 板(33)を吸気孔(26)入口に設け、ファン(31)の風圧によって防止板 (33)を開動させて送風するように構成している。
【0011】 さらに、攪拌羽根(21)を配設するパン焼成ケース(9)の底面で、攪拌羽 根(21)の回転中心に対し偏心させて温度センサ(34)を設けるもので、前 記台板(11)により断熱性樹脂体(35)を介して伝熱性検出窓(36)をパ ン焼成ケース(9)の底部に固定し、パン焼成ケース(9)の内部に突出させる 検出窓(36)に対し、底部下方から温度センサ(34)を昇降自在に弾圧支持 させるもので、パン焼成ケース(9)に回転自在に内設する攪拌羽根(21)の 回転範囲内に前記検出窓(36)の温度検知面(36a)を突設させると共に、 その温度検知面(36a)に対向する攪拌羽根(21)の下側縁を切欠いて通過 ノッチ(37)を形成している。
【0012】 なお、回転軸(14)の軸芯を中心とした円周方向に検出窓(36)を長く形 成し、パン焼成ケース(9)を回転させて係止片(10a)(10b)を係脱す るとき、検出窓(36)に温度センサ(34)が当接した状態で、検出窓(36 )内をセンサ(34)が移動するもので、パン焼成ケース(9)の内部温度が検 出窓(36)を介して熱電対である温度センサ(34)に伝わって検出されるよ うに構成している。
【0013】 さらに、粘土状のパン材料(ドウ)が羽根(21)と連れ回るのを防ぐ突条体 (38)を焼成ケース(9)の内部側面に固設させるもので、突条体(38)の 基端に係合頭部(39)を一体固設させ、突条体(38)と係合頭部(39)の 連結部分にOリングパッキン(40)を嵌着させると共に、前記突条体(38) を着脱自在に固定させる円筒形の係合体(41)を設け、前記突条体(38)を 挿入させるパン焼成ケース(9)側面の開口縁(9a)を外側に折曲げてプレス 加工により係合体(41)を一体固定させ、係合片(39a)(41a)を介し て係合頭部(39)を係合体(41)に着脱自在に係止固定させ、焼成ケース( 9)の開口縁(9a)にパッキン(40)を圧着させ、焼成ケース(9)内部に 突条体(38)先端側を突設させている。
【0014】 なお、前記突条体(38)はアルミニウム合金製で表面をテフロンコーティン グ処理している。
【0015】 また、図11及び図12に示す如く、送風ガイド(29)出口に対向する上部 ケース(3)開口にスリット形成板(42)を嵌め込み、蓋(4)の開動により 送風ガイド(29)出口が開放されるのを防ぐと共に、内ケース(7)の外周を 断熱板(43)で囲み、また内ケース(7)上端開口縁に合成樹脂製口縁板(4 4)を設けるもので、本体ケース(2)前面に操作パネル(45)を取付けると 共に、蓋(4)の前面側に取手(46)を形成している。
【0016】 本実施例は上記の如く構成しており、図1の状態で、小麦粉、イースト菌、調 味料、バター及び水などのパン材料を投入するもので、小麦粉の上側にイースト 菌を、また下側に水を入れてイースト菌が濡れないようにすると共に、操作パネ ル(45)のスイッチ操作によりパン焼上り時間などを設定する。そしてモータ (15)により羽根(21)を回転させて焼成ケース(9)内の小麦粉などを混 練すると共に、ヒータ(8)を作動させ、又は送風ファン(31)により冷風を 焼成ケース(9)内に送り、該ケース(9)内の温度を約30度に維持して一次 発酵及び二次発酵を夫々行わせ、然る後にヒータ(8)を連続作動させてパンを 焼上げるもので、パンを焼成時にこの内部温度を温度センサ(34)により検出 し、その内部温度が設定以上に上昇してパンが焼き上ったとき、センサ(34) 出力に基づいてヒータ(8)をオフに切換え、送風ファン(31)により冷風を 送って焼上ったパンを外気温より若干高い温度まで冷やし、パンの製作を完了す るものである。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案は、パン焼成ケースを内設する本体ケー ス(2)の上面の蓋(4)に透明体の窓(23)を設けることにより、製パン時 に蓋(4)を開かずとも製パン工程の進行状況がわかり使い勝手が良くなる。し かも熱反射板(24)によって透明体の窓(23)の周辺を覆い、ヒータからの 熱をパン焼成ケース(9)内部に反射させ、特にパン上面に集熱した熱が、蓋と 熱反射板の間の空間(s)による断熱部によって、外方へ散逸しにくくしている ので、蓋に窓など透明部を設けない製パン器と大差なく、パン上面を焼くことが できる。さらに、その熱反射板(24)の開口内縁部を透明体の窓(23)の周 縁に当接させて、透明体の窓(23)を支持させるから蓋(4)をより少ない部 品点数で簡単に組立てることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面側面図。
【図2】平面図。
【図3】拡大側面図。
【図4】部分正面図。
【図5】攪拌羽根の説明図。
【図6】攪拌羽根の説明図。
【図7】パン焼成ケースの部分図。
【図8】パン焼成ケースの部分図。
【図9】突条体の説明図。
【図10】突条体の説明図。
【図11】スリット形成板の説明図。
【図12】スリット形成板の説明図。
【符号の説明】
(2)本体ケース (4)蓋 (9)パン焼成ケース (23)窓 (24)熱反射板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース上面に開閉自在な蓋を取付ける
    と共に、本体ケース内部に着脱自在なパン焼成ケースを
    取付ける製パン器において、前記蓋の内側に空間を形成
    させて熟反射板を張設すると共に、該蓋に設けた透明体
    の窓部周縁に該熱反射板の開口内縁部を当接させて前記
    透明体を支持せしめたことを特徴とする製パン器。
JP002803U 1996-04-10 1996-04-10 製パン器 Pending JPH09319U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP002803U JPH09319U (ja) 1996-04-10 1996-04-10 製パン器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP002803U JPH09319U (ja) 1996-04-10 1996-04-10 製パン器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09319U true JPH09319U (ja) 1997-06-06

Family

ID=17624454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP002803U Pending JPH09319U (ja) 1996-04-10 1996-04-10 製パン器

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JP (1) JPH09319U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137023A (en) * 1980-03-28 1981-10-26 Toshiba Corp Heating cooking apparatus
JPS644346B2 (ja) * 1983-12-23 1989-01-25 Toppan Printing Co Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137023A (en) * 1980-03-28 1981-10-26 Toshiba Corp Heating cooking apparatus
JPS644346B2 (ja) * 1983-12-23 1989-01-25 Toppan Printing Co Ltd

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