JPH0523148Y2 - - Google Patents

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JPH0523148Y2
JPH0523148Y2 JP7627888U JP7627888U JPH0523148Y2 JP H0523148 Y2 JPH0523148 Y2 JP H0523148Y2 JP 7627888 U JP7627888 U JP 7627888U JP 7627888 U JP7627888 U JP 7627888U JP H0523148 Y2 JPH0523148 Y2 JP H0523148Y2
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heat shield
heat
heating container
steel plate
shielding material
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、炊飯器等の加熱容器、特に側部の
操作基板の遮熱構造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕 第6図は例えば特開昭62−33719号公報に示さ
れた従来の炊飯器等の加熱容器の釜部断面図であ
り、1は炊飯器本体ケースであり、略円筒状の外
ケース2と、この外ケース2の上端部に嵌着され
たつゆ受けリング3と外ケース2の下端開口部に
ねじにより係止された底板4とによつて構成され
ている。5は炊飯器本体ケース1内に設けられそ
の内部を加熱室6とする外釜であり、その上面開
口周縁はつゆ受けリング3の上面にねじにより係
止されている。7は加熱室6内に着脱自在に収納
した内釜で、その上面開口周縁は外釜5の上面開
口周縁に載置態様となつている。8は外釜5の内
底部に固着した環状の炊飯ヒータであり、内釜7
の外底面とは所定の空間を介している。9は外釜
5の外底面にねじにより固着されたリング状の取
付板、10は取付板9の中央開口周縁にねじによ
り固着されたばね受け部材、11は外釜5の底部
中央に、上方に膨出形成された案内筒で、その上
端中央に開口11aを形成している。12は案内
筒11内に設けられ、ばね受け部材10に支持さ
れた圧縮ばねにより開口11aを通り、常に内釜
7の外底面中央に向つて付勢された自動復帰サー
モスタツト、13は外釜5の上部外周にアルミテ
ープにより接着された保温ヒータ、14は外ケー
ス2の凹部に嵌着された操作パネル15に、ネジ
により係止された操作基板であり、炊飯及び保温
スイツチ等を有している。16は第7図に示す基
板専用遮熱材であり、前記外ケース2の凹部の裏
面に固着されている。17は炊飯器本体ケース1
と外釜5との間に配設され、その上端をつゆ受け
リング3の下面段部に嵌着され、底面を取付板9
にねじにより係止された有底筒状の鋼板製遮熱材
である。また、図示しない蓋が内釜7上面を閉塞
する。
従来の炊飯器は上記のように構成され、炊飯時
の炊飯ヒータ8及び保温時の保温ヒータ13の熱
は鋼板製遮熱材17と外釜5とによりその内郭を
形成した空気断熱層によつて遮断され、熱損失の
少ない炊飯及び保温が行なわれ、また側部の操作
基板14は基板専用遮熱材16により熱影響を受
けずに正常に機能する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の炊飯器は一枚の鋼板を絞り
加工して有底筒状の鋼板製遮熱材17を製作して
いたため、鋼板材料として絞り性が良く比較的板
厚の厚いのも(0.5mm)を使用する必要があり、
材料費が高かつた。
また絞り加工のため加工機械が限定され加工ス
ピードも遅く、また形状の複雑さも限定され、操
作基板14を熱影響から保護するための遮熱構造
を形成することができず、別に基板専用遮熱材1
6を設けて、これにより操作基板14の熱影響を
防止するという重複構造となり、材料費及び加工
費が高くなつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、鋼板製遮熱材を複雑な形状に加工可
能にして基板14を熱影響により保護し得る形状
とし、基板専用遮熱材16を削除することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る加熱容器は、鋼板製遮熱材は略
長方形の板材の両端部互いに重合した重複部を有
する筒状に形成した側部遮熱材と、この側部遮熱
材の下端開口部に配設した底部遮熱材とにより構
成され、前記側部遮熱材の重複部と対向する位置
に操作基板を位置させたものである。
〔作用〕
この考案においては、側部遮熱材の重複部が加
熱時の熱から操作基板を保護する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図〜第4図において
説明する。図において、1〜15は上記従来の炊
飯器と全く同一のものである。
18は炊飯器本体ケース1と外釜5との間に配
設され、その上端をつゆ受けリング3の下面段部
に嵌着され、底面を取付板9の中央開口端部にね
じにより係止した有底筒状の鋼板製遮熱材であ
り、円筒状の側部遮熱材19とリング状の底部遮
熱材20との2分割構造となつている。
側部遮熱材19は第2図、第3図に示すように
長方形の板材の短尺側の一側端にL字形爪部21
を2個所設け、対向する他側端よりもやや内側の
位置に長方形の穴部22を設け、この穴部22に
爪部21を嵌合させ重複部23を設けて筒状を形
成している。また第4図に示すように、リング状
の底部遮熱材20の周縁を上方へ折り曲げて周縁
上に内接する筒状の側部遮熱材19の下端開口が
外れないようになつている。また、図示しない蓋
が内釜7上面を閉塞する。
上記のように構成された炊飯器においては、炊
飯時の炊飯モータ8の熱は鋼板製遮熱材18と外
釜5とによりその内郭を形成した空気断熱層によ
つて遮断され、熱損失の少ない炊飯が行なわれ
る。また側部の操作基板14は炊飯時の熱が外釜
5、筒状遮熱材19の重複部23及び外ケース2
の凹部を透過してから当ることになり、操作基板
14に対する遮熱作用が十分に行なえるので、従
来の基板専用遮熱材16を削除することができ
る。
さらに、従来は外釜5の円周面に対して水平面
の基板専用遮熱材16が対向していたため遮熱効
果が不均一であるが、側部遮熱材19の重複部2
3は外釜5の円周に対して同心円からなる円周面
を形成しているので均一な遮熱効果が得られる。
また、第5図に示すように重複部23に断熱空
間24を形成し、この断熱空間内に断熱材25を
挿入させれば、より遮熱及び断熱効果が高まる。
なお、上記実施例では重複部23を2重とした
が、3重あるいは4重以上としても同一またはそ
れ以上の効果が得られることはいうまでもない。
また、上記実施例では加熱容器としてジヤー炊
飯器について述べたが、電気ジヤーポツト等の加
熱容器に用いてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明した通り、側部遮熱材に重
複部を設け、操作基板をこの重複部と対向する位
置に配置させたので、この部分の遮熱効果が高ま
り、基板専用遮熱材16を削除させることが可能
となり材料費及び加工費の縮減ができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す釜部断面
図、第2図は第1図に示す側部遮熱材の展開図、
第3図は第1図に示す側部遮熱材の斜視図、第4
図は第1図に示す底部遮熱材の斜視図、第5図は
この考案の他の実施例を示す釜部断面図、第6図
は従来の炊飯器を示す釜部断面図、第7図は従来
の基板専用遮熱材の斜視図、第8図は従来の鋼板
製遮熱材の斜視図である。 図において、1は加熱容器本体、6は加熱室、
14は操作基板、18は鋼板製遮材、19は側部
遮熱材、20は底部遮熱材、23は重複部であ
る。各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面に操作パネルが設けられた加熱容器本体、
    この加熱容器本体の内部に設けられた加熱室、前
    記加熱容器本体と前記加熱室との間に設けられ加
    熱室の熱が外部に洩れないように遮熱する鋼板製
    遮熱材、前記加熱容器の側壁の一部と前記鋼板製
    遮熱材との間に設けられ上記操作パネルに取付固
    定された操作基板を有する加熱容器において、前
    記鋼板製遮熱材は、略長方形の板材の端部を互い
    に重合した重複部を有する筒状に形成した側部遮
    熱材と、この側部遮熱材の下端開口部に配設した
    底部遮熱材とにより構成され、前記側部遮熱材の
    重複部と対向する位置に、前記操作基板を配置さ
    せたことを特徴とする加熱容器。
JP7627888U 1988-06-08 1988-06-08 Expired - Lifetime JPH0523148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7627888U JPH0523148Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JP7627888U JPH0523148Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021022U JPH021022U (ja) 1990-01-08
JPH0523148Y2 true JPH0523148Y2 (ja) 1993-06-14

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ID=31301314

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