JPH0334563Y2 - - Google Patents

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JPH0334563Y2
JPH0334563Y2 JP14004186U JP14004186U JPH0334563Y2 JP H0334563 Y2 JPH0334563 Y2 JP H0334563Y2 JP 14004186 U JP14004186 U JP 14004186U JP 14004186 U JP14004186 U JP 14004186U JP H0334563 Y2 JPH0334563 Y2 JP H0334563Y2
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JP
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opening
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closing door
flange
cooking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オーブントースタ等の調理器に関す
る。
〔従来技術〕 従来のオーブントースタとして、調理室を形作
る主枠に、調理室の開口下縁部を形成する前側下
部反射板と、この主枠の少なくとも前面を覆う前
カバーを取付け、この前カバーに、調理室に連な
る調理品出入れ口を形成するとともに、この調理
品出入れ口を開閉する開閉扉を取付けた構造のも
のが知られている。
そして、この従来のオーブントースタでは、開
閉扉の枢着構造を簡略化するために、開閉扉の下
端縁部に、左右一対の回動舌片を突設し、この回
動舌片を調理品出入れ口の開口下縁部に設けたス
リツトに差き込むことで、この開閉扉を上記差し
込み部分を支点として開閉可能に枢着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述の如き開閉扉の枢着構造の場
合、開閉扉を前方に大きく開くと、回動舌片が上
方に跳ね上げられるから、スリツトの周囲には上
方にこじられるような外力が加わることになる。
ところが、この開閉扉を支持する前カバーは、
厚さが0.3mm程度の薄肉な板金製であることから、
回動舌片を受ける部分の強度が弱く、このため、
上記外力が加わると、調理品出入れ口の開口下縁
部がべこついたり、容易に変形してしまう不具合
があつた。
それとともに、開閉扉の枢着部分に隣接する前
側下部反射板の前端は、主枠の左右側板間で、単
に挾み込んでいるにすぎないので、この反射板の
前端の支持強度が不足しがちとなり、組立ての過
程で外力が加わつたりすると、やはりべこつきや
変形を生じ易いものであつた。
このため、開閉扉を開いた時に、調理品出入れ
口の開口下縁部が変形したり、この調理品出入れ
口と前側下部反射板との間に隙間があいてしまう
ことがあり、外観的な面で改善の余地があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案においては、前面が開口された
調理室を形作る主枠に、調理室の開口下縁部を形
成する前側下部反射板とこの主枠の少なくとも前
面を覆う前カバーを取付け、この前カバーに、調
理室に連なる調理品出入れ口を形成するととも
に、この調理品出入れ口を開閉する開閉扉を取付
け、この開閉扉は、その下端縁部に突設した回動
舌片を、上記調理品出入れ口の開口下縁部に設け
たスリツトに差込むことにより、前カバーに対し
回動可能に枢着し、かつ、上記主枠の左右側板の
前端には、略直角に折曲げられて上記開閉扉を受
ける前面フランジを形成した調理器を前提とし、 上記開閉扉が枢着された調理品出入れ口の開口
下縁部に、調理室側に向うフランジ部を一体に延
出させるとともに、上記前側下部反射板の前端
を、下向きに延出させて、この延出部の下端部を
上記フランジ部の上面に当接させ、この延出部の
左右両端部には、上記フランジ部の左右両端部の
下面に重合され、しかも、上記側板の前面フラン
ジの前面に延出する重合片を一体に形成したこと
を特徴とする。
〔作用〕
この構成によれば、調理品出入れ口に連なるフ
ランジ部は、前側下部反射板の延出部により上方
から押え付けられるとともに、このフランジ部の
左右両端部では、重合片によつて下方から支えら
れるので、このフランジ部は延出部と重合片との
間で挾み込まれた状態となり、フランジ部は延出
部に対し確実に当接するようになる。このため、
開閉扉の枢着部である調理品出入れ口の開口下縁
部は、主枠によつても支持されるから、その分、
開口下縁部回りの支持強度が向上し、上記開閉扉
の開閉に伴つて、調理品出入れ口の開口下縁部が
上方にこじられるような外力を受けたとしても、
この開口下縁部のべこつきや変形を防止すること
ができる。
それとともに、重合片は主枠の前面フランジの
前面に張出しているから、上記延出部自体の前後
方向への動きが規制されることになる。このた
め、前側下部反射板の支持強度が向上し、べこつ
きや変形を防止できるとともに、主枠や調理品出
入れ口に対しても精度良く位置合せすることがで
きる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を、オーブントースタに
適用した図面にもとづいて説明する。
図中符号1は、例えばアルミメツキ鋼板を折り
曲げて構成した主枠であり、この主枠1は左右の
側板2,3と、これら側板2,3の上縁部間を結
ぶ上部反射板4とを一体に備えている。これら側
板2,3および上部反射板4は、主枠1の内側
に、前面が開口された調理室5を形作つており、
この側板2,3間には、調理室5の開口下縁部を
構成する前側下部反射板6と、調理室5の後面を
塞ぐ後部反射板7が取付けられている。
前側下部反射板6は、例えば厚さが0.3mm程度
の板金材を折曲げたもので、その両端部に突設し
た複数の係止爪6aを、側板2,3に開けたスリ
ツト状の係止孔(図示せず)に挿入し、かつ折曲
げることで、主枠1に固定されている。そして、
この前側下部反射板6の上部前端には、調理室5
内に収容された焼き網8の前端を支える受け面9
が形成され、この受け面9の左右両端部は側板
2,3間で挾み込まれている。
上記主枠1の外周は、カバー10によつて覆わ
れている。カバー10は厚さが0.3mm程度の板金
材によつて構成され、本実施例のカバー10は、
主枠1の前面から上面にかけてを覆う前カバー1
1と、主枠1の左右両側面から後面にかけてを覆
う後カバー12とに二分割されている。そして、
この前カバー11と後カバー12とは、主枠1の
下端四隅部に対し、合成樹脂製の脚14と共に締
付け固定されている。この固定構造について、第
6図ないし第8図を参照して説明を加えると、側
板2,3の下端縁部には、外向きに折曲げられた
支持フランジ13が形成されており、また、前カ
バー11および後カバー12には、支持フランジ
13の下面に衝合されるフランジ状の内向き縁部
15が形成されている。なお、この場合、主枠1
の前側の二箇所では、図に示すように、両カバー
11,12の内向き縁部15は互いに重ね合わさ
れている。
一方、上記脚14は中空円筒状をなすととも
に、その中央部にビス16が挿通されるボス部1
7を有し、このボス部17と脚14の内面との間
には、四本の補強用のリブ壁18が放射状に形成
されている。このような脚14はボス部17を挿
通するビス16を、内向き縁部15を貫通させて
上記支持フランジ13のねじ孔19にねじ込むこ
とで、内向き縁部15の下面に締付け固定されて
おり、この内向き縁部15の下面には、下向きに
略垂直に起立する切り起し片19が形成されてい
る。そして、この切り起し片19は、脚14とボ
ス部17との間の空間20に入り込んでリブ壁1
8に当接し、脚14の回り止めをなしている。
したがつて、この構成によれば、脚14を取付
けるに当り、ビス16をねじ込んでいつても、脚
14のリブ壁18には切り起し片19が当接して
いるので、脚14がビス16と共に回転してしま
うこともなく、脚14の取付け作業を容易に行な
える。
しかも、本来脚14の補強をなすリブ壁18
を、回り止めとして利用しているので、脚14側
には回り止めのための格別な構造が不要となると
ともに、切り起し片19は脚14の内側空間20
に入り込むので、外方から視認されることもな
く、外観が損われずに済む利点がある。
また、上記前カバー11の前面には、調理室5
の前面開口に連なる調理品出入れ口21が形成さ
れている。この調理品出入れ口21の開口周縁部
には、調理室5側に向つて屈曲された屈曲縁部2
2が形成されており、この調理品出入れ口21の
開口下縁に位置する屈曲縁部22には、調理品出
入れ口21を開閉する開閉扉23が取付けられて
いる。開閉扉23は、その下端部に突設した左右
一対の回動舌片24,24を、上記屈曲縁部22
の左右両端部に形成したスリツト25に差し込む
ことにより、前カバー11に対し回動可能に枢着
されており、この開閉扉23には、上記焼き網8
を開閉操作と連動して往復動させるレバー26が
連結されている。
なお、回動舌片24には、スリツト25に引掛
かつて、この回動舌片24の抜け止めをなす係止
片27が形成されている。
また、上記側板2,3の前端縁部には、外側方
に向う前面フランジ30が略直角に折曲げられて
いるとともに、調理室5の開口上縁を形成する上
部反射板4の前端縁部にも、上向きの前面フラン
ジ31が略直角に折曲げられており、これら各前
面フランジ30,31は、同一平面上に位置され
て、上記開閉扉23を閉じた際に、この開閉扉2
3を受けるようになつている。
ところで、上記スリツト25が開口された屈曲
縁部22には、調理室5側に略水平に延びるフラ
ンジ部32が一体に形成されており、このフラン
ジ部32の先端部は、第3図および第4図に示す
ように、前側下部反射板6の受け面8の下方にま
で入り込んでいる。この受け面8の前端縁には、
側板2,3の前端に沿つて下向きに延出する延出
部33が一体に折曲げられており、この延出部3
3の下端縁部は、上記フランジ部32の上面に当
接されている。
さらに、延出部33の左右両端部には、前向き
の重合片34が略直角に折曲げられている。この
重合片34は、第2図に示すように、上記フラン
ジ部32の左右両端部の下側に入り込んで、この
下面に接しており、上記スリツト25の近傍にお
いて、フランジ部32を下方から支えている。そ
して、この重合片34の左右両端部は側方に向つ
て延長されており、この延長部分の後端縁が側板
2,3の前面フランジ30に当接されている。
このような構成によれば、開閉扉23の枢着部
分に連なるフランジ部32は、前側下部反射板6
から延出された延出部33との当接によつて、上
方から押え付けられており、しかも、このフラン
ジ部32のスリツト25に近い左右両端部は、延
出部33の左右両端部に形成された重合片34に
よつて下方から支えられているので、フランジ部
32は延出部33と重合片34との間で挾み込ま
れた状態となり、フランジ部32は延出部33に
対し確実に当接するようになる。
このため、開閉扉23を枢着する内向き縁部2
2は、フランジ部32を介して主枠1側で支持さ
れることから、その分、内向き縁部22の支持強
度が向上し、開閉扉23を大きく開いた時に、回
動舌片24によつて内向き縁部22が上方にこじ
られたとしても、この内向き縁部22のべこつき
や変形を防止することができる。
しかも、重合片34は主枠1の前面フランジ3
0にも当接されているから、延長部33自体が主
枠1に対し前後方向に移動不能に保持されること
になる。このため、延長部33の支持強度が向上
し、組立ての過程で外力が加わつても、延出部3
3を含む前側下部反射板6のべこつきや変形を防
止できるとともに、主枠1や調理品出入れ口21
に対しても精度良く位置合せすることができる。
したがつて、開閉扉23を開いた際に、調理品
出入れ口21の開口下縁部が変形したり、前側下
部反射板6との間に隙間が生じることもなく、開
閉扉23を開けた状態での外観を良好に保つこと
ができる。
なお、前カバーは主枠の前面と上面を覆うもの
に限らず、主枠の前面と左右の側面とを覆うよう
な形状であつても良いし、重合片も必ずしも前面
フランジに当接させる必要はなく、その他、前側
下部反射板や主枠の等の具体的な構成は、上記位
置実施例に制約されず、種々の態様に構成して実
施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上詳述した本考案によれば、開閉扉を枢着す
る調理品出入れ口の支持強度が向上し、開閉扉の
開閉操作時に外力が加わつても、この開口周縁部
のべこつきや変形を防止することができる。それ
とともに、重合片の存在によつて、前側下部反射
板の延出部自体の前後方向への動きが規制される
から、その分、延長部の支持強度が向上し、この
延出部のべこつきや変形も同時に防止できるのは
勿論、主枠や調理品出入れ口に対し精度良く強固
に連結することができる。
したがつて、開閉扉を開いた際に、調理品出入
れ口の開口下縁部が変形したり、この調理品出入
れ口と前側下部反射板との間に隙間が生じること
もなく、開閉扉を開けた状態での外観を良好に保
つことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は主枠
と前カバーとの位置関係を示す分解斜視図、第2
図はフランジ部と延出部との当接状態を示す斜視
図、第3図は開閉扉の枢着部分の断面図、第4図
はオーブントースタを一部断面した側面図、第5
図は第6図中−線に沿う断面図、第6図はオ
ーブントースタを一部断面した正面図、第7図は
脚の取付け部分の断面図、第8図は第7図中−
線に沿う断面図である。 1……主枠、2,3……側板、5……調理室、
6……前側下部反射板、11……前カバー、21
……調理品出入れ口、23……開閉扉、24……
回動舌片、25……スリツト、30……前面フラ
ンジ、32……フランジ部、33……延出部、3
4……重合片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面が開口された調理室を形作る主枠に、調理
    室の開口下縁部を形成する前側下部反射板とこの
    主枠の少なくとも前面を覆う前カバーを取付け、
    この前カバーに、調理室に連なる調理品出入れ口
    を形成するとともに、この調理品出入れ口を開閉
    する開閉扉を取付け、この開閉扉は、その下端縁
    部に突設した回動舌片を、上記調理品出入れ口の
    開口下縁部に設けたスリツトに差込むことによ
    り、前カバーに対し回動可能に枢着し、かつ、上
    記主枠の左右側板の前端には、略直角に折曲げら
    れて上記開閉扉を受ける前面フランジを形成した
    調理器において、 上記開閉扉が枢着された調理品出入れ口の開口
    下縁部に、調理室側に向うフランジ部を一体に延
    出させるとともに、上記前側下部反射板の前端
    を、下向きに延出させて、この延出部の下端部を
    上記フランジ部の上面に当接させ、この延出部の
    左右両端部には、上記フランジ部の左右両端部の
    下面に重合され、しかも、上記側板の前面フラン
    ジの前面に延出する重合片を一体に形成したこと
    を特徴とする調理器。
JP14004186U 1986-09-12 1986-09-12 Expired JPH0334563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14004186U JPH0334563Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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JP14004186U JPH0334563Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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JPS6346717U JPS6346717U (ja) 1988-03-30
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