JP2502002Y2 - 街路灯用ポ―ル - Google Patents

街路灯用ポ―ル

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JP2502002Y2
JP2502002Y2 JP5640293U JP5640293U JP2502002Y2 JP 2502002 Y2 JP2502002 Y2 JP 2502002Y2 JP 5640293 U JP5640293 U JP 5640293U JP 5640293 U JP5640293 U JP 5640293U JP 2502002 Y2 JP2502002 Y2 JP 2502002Y2
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JP
Japan
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pole
flange
small
small diameter
claw
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JP5640293U
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JPH0726537U (ja
Inventor
輝夫 松山
Original Assignee
輝夫 松山
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、街路灯用ポール、特
に下部ポールと上部ポールの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】街路灯用のポールは、長尺のパイプ構造
物であるが、一本のパイプを用いて構成すると、強度を
要しない上部まで太径となって材料的な無駄が生じるた
め、強度を必要とする下部ポールを太径とし、この下部
ポールの上端に小径の上部ポールを接続した構造が採ら
れており、このため、下部ポールと上部ポールを接続す
る接続構造が必要になる。
【0003】図4は従来の接続構造を示しており、下部
ポール1の上端に絞り加工を施して小径の開口2を形成
し、この開口2に下部を挿入したジョイントパイプ3の
下端部を下部ポール1の内部にフランジ4で溶接固定
し、下部ポール1の上端から突出するジョイントパイプ
3の根元部分にリング状のジョイントカバー5を嵌挿す
ると共に、ジョイントパイプ3にこのパイプ3に適合す
る内径の上部ポール6を挿入し、この上部ポール6の下
端をジョイントカバー5で支持し、ジョイントパイプ3
と上部ポール6の複数個所をセットボルト7で結合する
ようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の接続構造は、上部ポール6の外周面にセットボ
ルト7およびジョイントカバー5が露出した状態になる
ため、仕上りの外観形状が不体裁になるという問題があ
る。
【0005】また、接続のためにジョイントパイプ3や
ジョイントカバー5及びセットボルト7が必要になり、
その分だけ部品点数が多くなる。
【0006】そこでこの考案は、下部ポールと上部ポー
ルの接続部分の外観がスッキリと仕上り、部品点数の削
減を図ることができる街路灯用ポールを提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、上端を小径の開口に絞った下部
ポールと、下端部に小径部を有し、この小径部を下部ポ
ールの上端開口に挿入し、小径部上端の段部を下部ポー
ルの上端開口周囲に当接させて接続する上部ポールとか
らなり、下部ポール内の上端寄りに、上部ポールの下端
小径部が嵌合する内径を有し、内周に回り止用の爪を突
設したフランジを小径部が貫通する位置に固定し、この
上部ポールの下端小径部に、フランジの爪に係合する下
端開放状の切欠と、フランジの下面に対して抜止方向に
係合する弾性抜止爪とを設けた構成を採用したものであ
る。
【0008】
【作用】下部ポールの上端開口に上部ポールの下端小径
部を挿入し、下部ポール内において、上部ポールの下端
切欠をフランジの爪に位置合せした状態で、フランジ内
に上部ポールの下端小径部を嵌挿し、上部ポールの段部
を下部ポールの開口周縁に当接させれば、下部ポールと
上部ポールは爪と切欠の係合により、回り止状に接続さ
れる。
【0009】また、下端小径部をフランジ内に挿入する
と、弾性抜止爪はフランジ内を通過した後、復元してフ
ランジの下面に係合し、抜止状態の接続が得られる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面の図1乃
至図3に基づいて説明する。
【0011】図示のように、パイプ製の下部ポール11
は、上端部に半球状の絞り加工を施して上端に小径の開
口12を形成した構造になっている。
【0012】上部ポール14は、下部ポール11よりも
小径のパイプを用いて形成され、下端部に開口12内へ
嵌合する外径の小径部15が所定長さに設けられ、この
小径部15の上端が開口12の周縁に当接するテーパ状
の段部16になっている。
【0013】前記下部ポール11内の上端部寄りの位置
に、上部ポール14の小径部15における下端部が嵌合
する内径を有し、内径下りのテーパ状となるフランジ1
7が溶接によって固定され、このフランジ17の下面に
内周に向けて突出する回り止用の爪18が突設されてい
る。上部ポール14の開口12に挿入した小径部15
は、段部16が防水パッキンを介して開口12の上端周
縁に当接する状態で、その下端部がフランジ17内に嵌
合する長さに設定されている。
【0014】前記上部ポール14における小径部15の
下端周壁には、爪18に外嵌係合する切欠19が設けら
れている。この切欠19は、図1のように、小径部15
の下端縁で開放し、軸方向に沿って上方に向かう形状に
形成されている。
【0015】上記小径部15の周壁で、下部ポール11
内にこの小径部15を挿入したときフランジ17の下面
よりも下方に位置する部分に、フランジ17の下面に対
して抜止方向に係合する弾性抜止爪20が設けられてい
る。
【0016】この抜止爪20は小径部15に下向きコ字
状の切欠を設け、この切欠で囲まれた部分を外方に屈曲
させることによって形成され、小径部15をフランジ1
7内に挿入するとき抜止爪20は内方に弾性変位してフ
ランジ17の内周を通過すると共に、通過後は弾性によ
る復元によって外方に突出し、フランジ17の下面に対
して上方への抜止方向に係合することになる。
【0017】なお、爪18と切欠19の係合作業が円滑
に行えるよう、下部ポール11の上端部外面には爪18
の直上に爪18の位置表示を設けると共に、小径部15
の外面には、切欠19の直上に、切欠19の位置を示す
表示を設けるようにするとよい。
【0018】この考案のポールは上記のような構成であ
り、下部ポール11に上部ポール14を接続するには、
図1のように、小径部15を開口12内に挿入し、かつ
小径部15の下端をフランジ17内に嵌合して切欠19
の下部を爪18に外嵌し、この状態で上部ポール14を
更に押し込むと、小径部15の両側に設けた抜止爪20
がフランジ17内を弾力的に強制通過し、テーパ状の段
部16が防水パッキン13を介して開口12の上端周縁
に当接した完全な挿入状態で、図2と図3の如く、上部
ポール14は、爪18と切欠19の嵌合による回り止
と、フランジ17の下面に対する抜止20の係合によ
り、回り止と抜止が同時に得られる接続状態となる。
【0019】
【効果】以上のように、この考案によると、下部ポール
の上端開口に挿入する上部ポールの小径部上端に開口上
へ当接する段部を設けると共に、下部ポール内に上部ポ
ールの下端小径部が嵌合するフランジを固定し、このフ
ランジに設けた爪と上部ポールの小径部に設けた切欠を
係合させると共に、小径部の弾性抜止爪をフランジの下
面に係合させるようにしたので、下部ポールと上部ポー
ルを外部に露出する部材のない状態で回り止状と抜止状
に接続でき、外観がスッキリとした仕上がりの持続が行
える。
【0020】また、下部ポールと上部ポールの接続部品
がフランジのみとなり、部品点数の削減によりコストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るポールの分解斜視図
【図2】同上の接続状態を示す要部切欠斜視図
【図3】同じく要部切欠正面図
【図4】従来のポールを示す一部切欠正面図
【符号の説明】
11 下部ポール 12 開口 13 防水パッキン 14 上部ポール 15 小径部 16 段部 17 フランジ 18 爪 19 切欠 20 抜止爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端を小径の開口に絞った下部ポール
    と、下端部に小径部を有し、この小径部を下部ポールの
    上端開口に挿入し、小径部上端の段部を下部ポールの上
    端開口周囲に当接させて接続する上部ポールとからな
    り、下部ポール内の上端寄りに、上部ポールの下端小径
    部が嵌合する内径を有し、内周に回り止用の爪を突設し
    たフランジを小径部が貫通する位置に固定し、この上部
    ポールの下端小径部に、フランジの爪に係合する下端開
    放状の切欠と、フランジの下面に対して抜止方向に係合
    する弾性抜止爪とを設けた街路灯用ポール。
JP5640293U 1993-10-19 1993-10-19 街路灯用ポ―ル Expired - Lifetime JP2502002Y2 (ja)

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JP5640293U JP2502002Y2 (ja) 1993-10-19 1993-10-19 街路灯用ポ―ル

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JP5640293U JP2502002Y2 (ja) 1993-10-19 1993-10-19 街路灯用ポ―ル

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Publication Number Publication Date
JPH0726537U JPH0726537U (ja) 1995-05-19
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KR100795417B1 (ko) * 2007-04-03 2008-01-17 주식회사 케이. 씨 전자 도로 교통 시설물용 지주

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Publication number Publication date
JPH0726537U (ja) 1995-05-19

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