JPS5847329Y2 - 合成樹脂製歯車 - Google Patents
合成樹脂製歯車Info
- Publication number
- JPS5847329Y2 JPS5847329Y2 JP13165278U JP13165278U JPS5847329Y2 JP S5847329 Y2 JPS5847329 Y2 JP S5847329Y2 JP 13165278 U JP13165278 U JP 13165278U JP 13165278 U JP13165278 U JP 13165278U JP S5847329 Y2 JPS5847329 Y2 JP S5847329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- synthetic resin
- shaft
- resin gear
- pawls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、殊に比較的小型な合成樹脂製歯車に関し、該
−車の複数の止め爪の幾つかが疲労により折損するのを
防止することを目的とする。
−車の複数の止め爪の幾つかが疲労により折損するのを
防止することを目的とする。
歯車を軸に回転自在に嵌合した場合において、軸上の歯
車の位置を限定して歯車が軸から抜けるのを防止する必
要がある。
車の位置を限定して歯車が軸から抜けるのを防止する必
要がある。
この歯車の軸からの抜けを防止するために、複数の止め
爪を有する合成樹脂製歯車が開発されている。
爪を有する合成樹脂製歯車が開発されている。
この合成樹脂製歯車について第1図を参照して説明する
と、合成樹脂で作った歯車1は、そのボス部の片側端面
2に一体に形成した複数(この例ではふたつ)の止め爪
3を有する。
と、合成樹脂で作った歯車1は、そのボス部の片側端面
2に一体に形成した複数(この例ではふたつ)の止め爪
3を有する。
このような止め爪3を有する歯車1を軸4にその端部か
ら嵌合すると、歯車1の止め爪3は多少変形しながら軸
端部を通過して軸の端部付近に形成した環状溝5に係合
し、これにより歯車の軸からの抜けが防止される。
ら嵌合すると、歯車1の止め爪3は多少変形しながら軸
端部を通過して軸の端部付近に形成した環状溝5に係合
し、これにより歯車の軸からの抜けが防止される。
したがって、このような歯車によれば、軸の環状溝に止
め輪を取付けることなく歯車の軸からの抜けを防止でき
るので、面倒な止め輪取付作業を省略して全体の組立作
業を簡略化できる利点を有する。
め輪を取付けることなく歯車の軸からの抜けを防止でき
るので、面倒な止め輪取付作業を省略して全体の組立作
業を簡略化できる利点を有する。
しかしながら、このような歯車においては、例えば図示
するようにふたつの止め爪3を有する構造の場合、軸へ
の嵌合時、一方の止め爪が外側へ拡がるが他方の止め爪
が直立したまま拡がらないというトラブルがあった。
するようにふたつの止め爪3を有する構造の場合、軸へ
の嵌合時、一方の止め爪が外側へ拡がるが他方の止め爪
が直立したまま拡がらないというトラブルがあった。
このような場合には、歯車が合成樹脂で作られているの
で、その拡がったほうの止め爪のみが曲がることから疲
労により折れるおそれを生ずる。
で、その拡がったほうの止め爪のみが曲がることから疲
労により折れるおそれを生ずる。
このような現象は、一方の止め爪が弾性的に強く、他方
の止め爪が相対的に弱いような場合に生ずるものである
。
の止め爪が相対的に弱いような場合に生ずるものである
。
本考案は、したがって、このような問題を解消するため
になされたものであって、前述したような構造の合成樹
脂製歯車の複数の止め爪が均等に拡がって軸に対して等
しい弾性を有するように改良したものである。
になされたものであって、前述したような構造の合成樹
脂製歯車の複数の止め爪が均等に拡がって軸に対して等
しい弾性を有するように改良したものである。
本考案は、第2図に示すように、歯車を回転自在に嵌合
しようとする軸4の端部付近に形成した環状溝5に係合
自在な複数(この例ではふたつ)の止め爪3を歯車ボス
部の片側端面2に一体に形成してなる合成樹脂製歯車1
において、前記複数の止め爪3を囲繞する環状ストッパ
壁6を一体に形成したことを特徴とする。
しようとする軸4の端部付近に形成した環状溝5に係合
自在な複数(この例ではふたつ)の止め爪3を歯車ボス
部の片側端面2に一体に形成してなる合成樹脂製歯車1
において、前記複数の止め爪3を囲繞する環状ストッパ
壁6を一体に形成したことを特徴とする。
なお、この例では、軸4はフレームの底部などのベース
に立設されている構造を示している。
に立設されている構造を示している。
このように例えばふたつの止め爪3を囲繞する環状スト
ッパ壁6を設けることにより、一方の止め爪カ外側へ拡
がろうとしてもこのストッパ壁にぶつかってそれ以上拡
がることができないので、他方の止め爪も軸の進入に伴
って拡がり、この結果双方の止め爪は同等に拡がるから
片方の止め爪にのみ疲労が蓄積されて折損が早められる
ようなことはなくなる。
ッパ壁6を設けることにより、一方の止め爪カ外側へ拡
がろうとしてもこのストッパ壁にぶつかってそれ以上拡
がることができないので、他方の止め爪も軸の進入に伴
って拡がり、この結果双方の止め爪は同等に拡がるから
片方の止め爪にのみ疲労が蓄積されて折損が早められる
ようなことはなくなる。
したがって、本考案によれば、一層有用な合成樹脂製歯
車が提供される。
車が提供される。
第1図は従来例を示すものであって、aは平面図および
bは断面図、第2図は本考案を示すものであって、aは
平面図およびbは断面図である。 1・・・・・・合成樹脂製歯車、2・・・・・・歯車ボ
ス部の片側端面、3・・・・・・止め爪、4・・・・・
・軸、5・・・・・・環状溝、6・・・・・・環状スト
ッパ壁。
bは断面図、第2図は本考案を示すものであって、aは
平面図およびbは断面図である。 1・・・・・・合成樹脂製歯車、2・・・・・・歯車ボ
ス部の片側端面、3・・・・・・止め爪、4・・・・・
・軸、5・・・・・・環状溝、6・・・・・・環状スト
ッパ壁。
Claims (1)
- 歯車を回転自在に嵌合しようとする軸の端部付近に形成
した環状溝に係合自在な複数の止め爪を歯車ボス部の片
側端面に一体に形成してなる合成樹脂製歯車において、
前記複数の止め爪を囲繞する環状ストッパ壁を一体に形
成したことを特徴とする合成樹脂製歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13165278U JPS5847329Y2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 合成樹脂製歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13165278U JPS5847329Y2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 合成樹脂製歯車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549149U JPS5549149U (ja) | 1980-03-31 |
JPS5847329Y2 true JPS5847329Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=29098434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13165278U Expired JPS5847329Y2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 合成樹脂製歯車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847329Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-27 JP JP13165278U patent/JPS5847329Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549149U (ja) | 1980-03-31 |
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