JPS6246012Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6246012Y2 JPS6246012Y2 JP1981196830U JP19683081U JPS6246012Y2 JP S6246012 Y2 JPS6246012 Y2 JP S6246012Y2 JP 1981196830 U JP1981196830 U JP 1981196830U JP 19683081 U JP19683081 U JP 19683081U JP S6246012 Y2 JPS6246012 Y2 JP S6246012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- bolt rod
- bolt
- flat ring
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はボルトに関し、更に詳しくはボルト杆
に対してコイルばねを同芯状に一体的に装着させ
たコイルばね付ボルトに関するものである。
に対してコイルばねを同芯状に一体的に装着させ
たコイルばね付ボルトに関するものである。
〈従来の技術〉
ボルト杆にコイルばねを同芯状に装着させて組
立部材に螺着させる場合、ボルト杆にコイルばね
を単に嵌挿させただけのものは、移送中や組付け
作業途中でコイルばねがボルト杆から脱落しやす
く、非常に組付け作業性が悪い。
立部材に螺着させる場合、ボルト杆にコイルばね
を単に嵌挿させただけのものは、移送中や組付け
作業途中でコイルばねがボルト杆から脱落しやす
く、非常に組付け作業性が悪い。
そこで、これら不具合を解消するべく、実開昭
49−24850号公報によつてボルト杆の頚部外周に
コイルばねの一端を圧着させる方式が提案された
が、この方式はボルト杆の頚部外周にコイルばね
の一端部分を無理にねじ込んで一体化させなけれ
ばならないので、ボルト杆にコイルばねを装着し
ずらく非常に手間が掛る不具合があつた。
49−24850号公報によつてボルト杆の頚部外周に
コイルばねの一端を圧着させる方式が提案された
が、この方式はボルト杆の頚部外周にコイルばね
の一端部分を無理にねじ込んで一体化させなけれ
ばならないので、ボルト杆にコイルばねを装着し
ずらく非常に手間が掛る不具合があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、ボルト杆に対してコイルばねを容
易且つ簡便に一体的に装着できると共に、装着し
たコイルばねのばね特性を損なう虞れのないコイ
ルばね付ボルトを提供せんとするものである。
たものであり、ボルト杆に対してコイルばねを容
易且つ簡便に一体的に装着できると共に、装着し
たコイルばねのばね特性を損なう虞れのないコイ
ルばね付ボルトを提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉
係る目的を達成する本考案コイルばね付ボルト
は、ボルト杆の先端部分に、その内径が該ボルト
杆外径より小径で且つ外径がコイルばね内径より
大径の柔軟弾性を有する平板状リングを設置し、
該ボルト杆の先端方からコイルばねを挿入せしめ
て前記平板状リングをボルト杆外周とコイルばね
内周との間で変形介在させてなる事を特徴とした
ものである。
は、ボルト杆の先端部分に、その内径が該ボルト
杆外径より小径で且つ外径がコイルばね内径より
大径の柔軟弾性を有する平板状リングを設置し、
該ボルト杆の先端方からコイルばねを挿入せしめ
て前記平板状リングをボルト杆外周とコイルばね
内周との間で変形介在させてなる事を特徴とした
ものである。
〈実施例〉
以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
する。
ボルト杆1は所要のものを用い、図示例のもの
は自動車用灯具Aを支持するためのウエルドボル
トを使用している。そして、このボルト杆1外周
にコイルばね2を平板状リング3を介して同芯状
に一体的に装着させる。
は自動車用灯具Aを支持するためのウエルドボル
トを使用している。そして、このボルト杆1外周
にコイルばね2を平板状リング3を介して同芯状
に一体的に装着させる。
コイルばね2はその内径をボルト杆1の外径よ
り大径に形成せしめ、ボルト杆1の外周に同芯状
に嵌挿させて、平板状リング3でもつてボルト杆
に対して仮止め状に一体的に装着固定される。
り大径に形成せしめ、ボルト杆1の外周に同芯状
に嵌挿させて、平板状リング3でもつてボルト杆
に対して仮止め状に一体的に装着固定される。
平板状リング3はスポンジゴムなどの柔軟弾性
を有する材料を用いて、ドーナツ形平板状または
Oリング形状に成形すると共に、その内径はボル
ト杆1の外径よりやや小径に形成し、外径はコイ
ルばね2の内径よりやや大径に形成してなり、ボ
ルト杆1の外周にコイルばね2を嵌挿させた時、
ボルト杆1に対してコイルばね2をこの平板状リ
ング3の弾性力と摩擦力とによつて同芯状に一体
的に装着固定するものである。
を有する材料を用いて、ドーナツ形平板状または
Oリング形状に成形すると共に、その内径はボル
ト杆1の外径よりやや小径に形成し、外径はコイ
ルばね2の内径よりやや大径に形成してなり、ボ
ルト杆1の外周にコイルばね2を嵌挿させた時、
ボルト杆1に対してコイルばね2をこの平板状リ
ング3の弾性力と摩擦力とによつて同芯状に一体
的に装着固定するものである。
而して、ボルト杆1にコイルばね2を装着する
場合には、第1図に示す如く先づボルト杆1の先
端部に平板状リング3を設置し(第1図イ)、次
いでボルト杆1の先端方からコイルバネ2を挿入
させる(第1図ロ)。すると、平板状リング3が
ボルト杆1外周面とコイルばね2内周面との摩擦
抵抗にあつて、部分的につぶれたり伸長したり大
きく変形する(第1図ハ)。その結果、コイルば
ね2がボルト杆1に対して平板状リング3の弾性
力と摩擦力とによつて同芯状に一体的に装着固定
される。
場合には、第1図に示す如く先づボルト杆1の先
端部に平板状リング3を設置し(第1図イ)、次
いでボルト杆1の先端方からコイルバネ2を挿入
させる(第1図ロ)。すると、平板状リング3が
ボルト杆1外周面とコイルばね2内周面との摩擦
抵抗にあつて、部分的につぶれたり伸長したり大
きく変形する(第1図ハ)。その結果、コイルば
ね2がボルト杆1に対して平板状リング3の弾性
力と摩擦力とによつて同芯状に一体的に装着固定
される。
尚、第2図に示した実施例は、ボルト杆1にコ
イルばね2を挿入させた後ボルト杆1の先端部分
に平板状リング3を取付けてコイルばね2をボル
ト杆1に装着固定したものであり、この場合平板
状リング3の材質として柔軟性を有するものでも
硬質のものでも良いが、硬質性のものはボルト杆
1外周に引つ掛つてコイルばね2のばね特性に影
響を与えやすいのであまり好ましくない。
イルばね2を挿入させた後ボルト杆1の先端部分
に平板状リング3を取付けてコイルばね2をボル
ト杆1に装着固定したものであり、この場合平板
状リング3の材質として柔軟性を有するものでも
硬質のものでも良いが、硬質性のものはボルト杆
1外周に引つ掛つてコイルばね2のばね特性に影
響を与えやすいのであまり好ましくない。
又、平板状リング3の内径及び外径の選択や材
質の選択によつては、ボルト杆1の先端部分に平
板状リング3を設置した後コイルばね2を挿入さ
せた場合でも、平板状リング3がボルト杆1の先
端部分に留まつて第1図ハの状態にならずに、第
2図ロの状態となることは理解されるだろう。
質の選択によつては、ボルト杆1の先端部分に平
板状リング3を設置した後コイルばね2を挿入さ
せた場合でも、平板状リング3がボルト杆1の先
端部分に留まつて第1図ハの状態にならずに、第
2図ロの状態となることは理解されるだろう。
〈考案の効果〉
本考案コイルばね付ボルトは斯様に構成したの
で、ボルト杆に一旦装着したコイルばねが移送中
や組付け作業途中等にボルト杆から脱落する虞れ
が全くなくなり、ボルトの組付け作業性を向上さ
せることが出来る。
で、ボルト杆に一旦装着したコイルばねが移送中
や組付け作業途中等にボルト杆から脱落する虞れ
が全くなくなり、ボルトの組付け作業性を向上さ
せることが出来る。
しかも、コイルばねをボルト杆に装着するのに
特別な工具や装置を全く必要とせず、手でもつて
軽い力で容易且つ簡便に装着することが出来、安
価に提供し得る。
特別な工具や装置を全く必要とせず、手でもつて
軽い力で容易且つ簡便に装着することが出来、安
価に提供し得る。
更に、ボルト杆に対してコイルばねを仮止め状
に固定させるための平板状リングは柔軟弾性を有
するので、ボルト杆やコイルばね及び周辺部品に
損傷を与える虞れが全くないだけでなく、逆にボ
ルト杆の螺子山をコイルばねから保護する役目を
果すと共に、コイルばねのばね特性を損う虞れが
全くない。
に固定させるための平板状リングは柔軟弾性を有
するので、ボルト杆やコイルばね及び周辺部品に
損傷を与える虞れが全くないだけでなく、逆にボ
ルト杆の螺子山をコイルばねから保護する役目を
果すと共に、コイルばねのばね特性を損う虞れが
全くない。
よつて、所期の目的を達成し得る。
第1図イ,ロ,ハは本考案実施の一例を組付で
順に示す斜視図、第2図イ,ロは本考案他の実施
例を示す斜視図、第3図は本考案コイルばね付ボ
ルトの使用例を示す断面図である。 図中、1はボルト杆、2はコイルばね、3は平
板状リング、である。
順に示す斜視図、第2図イ,ロは本考案他の実施
例を示す斜視図、第3図は本考案コイルばね付ボ
ルトの使用例を示す断面図である。 図中、1はボルト杆、2はコイルばね、3は平
板状リング、である。
Claims (1)
- ボルト杆の先端部分に、その内径が該ボルト杆
外径より小径で且つ外径がコイルばね内径より大
径の柔軟弾性を有する平板状リングを設置し、該
ボルト杆の先端方からコイルばねを挿入せしめて
前記平板状リングをボルト杆外周とコイルばね内
周との間で変形介在させてなる事を特徴としたコ
イルばね付ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19683081U JPS58186230U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | コイルばね付ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19683081U JPS58186230U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | コイルばね付ボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58186230U JPS58186230U (ja) | 1983-12-10 |
JPS6246012Y2 true JPS6246012Y2 (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=30110056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19683081U Granted JPS58186230U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | コイルばね付ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58186230U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645164Y2 (ja) * | 1985-09-10 | 1989-02-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5434180U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4924850U (ja) * | 1972-06-09 | 1974-03-02 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19683081U patent/JPS58186230U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5434180U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58186230U (ja) | 1983-12-10 |
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