JPS624769Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624769Y2 JPS624769Y2 JP1981002279U JP227981U JPS624769Y2 JP S624769 Y2 JPS624769 Y2 JP S624769Y2 JP 1981002279 U JP1981002279 U JP 1981002279U JP 227981 U JP227981 U JP 227981U JP S624769 Y2 JPS624769 Y2 JP S624769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- elastic spacer
- fitting hole
- diameter
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 21
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油・空気圧等流体圧シリンダの移動部
分たるピストンロツドを保護する防塵カバー（ベ
ローズ）の取付装置に関する。
分たるピストンロツドを保護する防塵カバー（ベ
ローズ）の取付装置に関する。
流体圧シリンダのピストンロツドが往復運動す
る際に、該ロツドに塵埃が付着して耐久性を悪く
するのを防止するためにシリンダ−カバー端部と
ピストンロツドとにわたつて防塵ベローズ等の伸
縮カバーを取り付けているが、従来のこの種の取
付装置は第３図に示すようにピストンロツド１の
ロツド径に合わせてベローズ布２の一端に硬質の
ネツクフランジ３と軟質のネツク布４とを一体的
に設けネツク布４をピストンロツド１に当てつけ
てこれを止めバンド５で締結することによつてベ
ローズ布２をピストンロツド１に取り付けるよう
にしていた。
る際に、該ロツドに塵埃が付着して耐久性を悪く
するのを防止するためにシリンダ−カバー端部と
ピストンロツドとにわたつて防塵ベローズ等の伸
縮カバーを取り付けているが、従来のこの種の取
付装置は第３図に示すようにピストンロツド１の
ロツド径に合わせてベローズ布２の一端に硬質の
ネツクフランジ３と軟質のネツク布４とを一体的
に設けネツク布４をピストンロツド１に当てつけ
てこれを止めバンド５で締結することによつてベ
ローズ布２をピストンロツド１に取り付けるよう
にしていた。
この取付装置であると、ピストンロツド１のロ
ツド径に合わせていちいちネツクフランジとネツ
ク布とを別設しなければならず、またピストンロ
ツドが小径になれば止めバンドも小形となり、そ
の取付けが困難になるなど製作上及び取付上の難
点があつた。
ツド径に合わせていちいちネツクフランジとネツ
ク布とを別設しなければならず、またピストンロ
ツドが小径になれば止めバンドも小形となり、そ
の取付けが困難になるなど製作上及び取付上の難
点があつた。
本考案は上記の欠点に注目してなされたもの
で、ベローズ布に対する特別な加工を必要とせず
而も簡単に取り付けることができるようにしたも
のである。
で、ベローズ布に対する特別な加工を必要とせず
而も簡単に取り付けることができるようにしたも
のである。
以下本考案の一実施例を第１図〜第２図abに
よつて説明すると、ピストンロツド１に、該ロツ
ド径ｌより若干小径laな嵌合孔６を有する弾性ス
ペーサ７、例えばウレタン樹脂、合成ゴム等のよ
うな弾力性に富み、なおかつ摩擦係数の高い材料
からなるリング状弾性体を若干圧力をかけて嵌合
し、この弾性スペーサ７の外周にベローズ布２の
一端を当てつけ（なおこの場合ベローズ布２の一
端２ａは図示のように平担な筒状に形成する必要
があるが、これはベローズ布２に圧嵌されている
リング８を外せばその外した部分が平担な筒部と
なる）、これを止めバンド５（例えば環状バンド
の両端立上り部分に接線方向に締付ねじを取り付
け、これをナツトで締付けるようにした止め金
具）で弾性スペーサ７の弾性に抗してこれを縮径
状態に締付けることによつてピストンロツド１と
弾性スペーサ７と防塵カバーたるベローズ布２を
一体的に締結してなり、なおまた弾性スペーサ７
には嵌合孔６と同方向に空気孔９を適当数穿ち、
これにメツシユ布等のフイルタ１０を貼着してな
るものである。
よつて説明すると、ピストンロツド１に、該ロツ
ド径ｌより若干小径laな嵌合孔６を有する弾性ス
ペーサ７、例えばウレタン樹脂、合成ゴム等のよ
うな弾力性に富み、なおかつ摩擦係数の高い材料
からなるリング状弾性体を若干圧力をかけて嵌合
し、この弾性スペーサ７の外周にベローズ布２の
一端を当てつけ（なおこの場合ベローズ布２の一
端２ａは図示のように平担な筒状に形成する必要
があるが、これはベローズ布２に圧嵌されている
リング８を外せばその外した部分が平担な筒部と
なる）、これを止めバンド５（例えば環状バンド
の両端立上り部分に接線方向に締付ねじを取り付
け、これをナツトで締付けるようにした止め金
具）で弾性スペーサ７の弾性に抗してこれを縮径
状態に締付けることによつてピストンロツド１と
弾性スペーサ７と防塵カバーたるベローズ布２を
一体的に締結してなり、なおまた弾性スペーサ７
には嵌合孔６と同方向に空気孔９を適当数穿ち、
これにメツシユ布等のフイルタ１０を貼着してな
るものである。
弾性スペーサ７の形状は第２図ａに示すように
加工の簡単なように完全なリング状でもよく、ま
た第２図ｂの７′に示すように一部を切欠１１し
た割りリング状に形成してもよく、後者の場合に
は締付け力を一層強力にすることができる。
加工の簡単なように完全なリング状でもよく、ま
た第２図ｂの７′に示すように一部を切欠１１し
た割りリング状に形成してもよく、後者の場合に
は締付け力を一層強力にすることができる。
上述のように本考案は、前記ピストンロツドの
外径よりも若干小径な嵌合孔を有し弾性部材から
なるリング状の弾性スペーサが該ピストンロツド
に嵌合されており、防塵カバーの端部が前記弾性
スペーサの外周面を覆つてこれらが止めバンドに
より一体的に締結されているとともに、前記弾性
スペーサには前記嵌合孔の周囲に該嵌合孔と同方
向の空気孔が設けられ、該弾性スペーサの内方の
側面には前記空気孔の部分にフイルタが貼着され
てなることを特徴とするものである。
外径よりも若干小径な嵌合孔を有し弾性部材から
なるリング状の弾性スペーサが該ピストンロツド
に嵌合されており、防塵カバーの端部が前記弾性
スペーサの外周面を覆つてこれらが止めバンドに
より一体的に締結されているとともに、前記弾性
スペーサには前記嵌合孔の周囲に該嵌合孔と同方
向の空気孔が設けられ、該弾性スペーサの内方の
側面には前記空気孔の部分にフイルタが貼着され
てなることを特徴とするものである。
したがつて本考案によれば、防塵カバーは弾性
スペーサと止めバンドによつてピストンロツドに
スリツプすることなく完全に緊締され、また弾性
スペーサを介在することによつてピストンロツド
のロツド径が小さくとも止めバンドの大きさには
あまり影響しないから取付作業が極めて容易であ
る。防塵カバーが伸縮作動する際の空気呼吸のた
めの空気孔及び防塵用のフイルタは、従来にあつ
ては防塵カバー自体に設けられていたが、本考案
にあつては加工の簡単な弾性スペーサに設けられ
ているので、防塵カバーに対する面倒な加工作業
を省略することができ量産上有利であるなどの利
点がある。
スペーサと止めバンドによつてピストンロツドに
スリツプすることなく完全に緊締され、また弾性
スペーサを介在することによつてピストンロツド
のロツド径が小さくとも止めバンドの大きさには
あまり影響しないから取付作業が極めて容易であ
る。防塵カバーが伸縮作動する際の空気呼吸のた
めの空気孔及び防塵用のフイルタは、従来にあつ
ては防塵カバー自体に設けられていたが、本考案
にあつては加工の簡単な弾性スペーサに設けられ
ているので、防塵カバーに対する面倒な加工作業
を省略することができ量産上有利であるなどの利
点がある。
さらに、フイルタは弾性スペーサの内方の側面
に貼着されているから、フイルタの貼着の作業が
容易であることに加え、伸縮動作する防塵カバー
にフイルタを貼着した場合のようにはがれるおそ
れがなく、また外部機器との接触などによつてフ
イルタがはがれるというおそれもなく、しかも外
観上の体裁もよい。
に貼着されているから、フイルタの貼着の作業が
容易であることに加え、伸縮動作する防塵カバー
にフイルタを貼着した場合のようにはがれるおそ
れがなく、また外部機器との接触などによつてフ
イルタがはがれるというおそれもなく、しかも外
観上の体裁もよい。
第１図は本考案の一実施例を示す一部縦断側面
図、第２図abは同要部正面図、第３図は従来例
の一部縦断側面図である。 １……ピストンロツド、２……防塵カバー、５
……止めバンド、６……嵌合孔、７，７′……弾
性スペーサ、９……空気孔、１０……フイルタ。
図、第２図abは同要部正面図、第３図は従来例
の一部縦断側面図である。 １……ピストンロツド、２……防塵カバー、５
……止めバンド、６……嵌合孔、７，７′……弾
性スペーサ、９……空気孔、１０……フイルタ。
Claims (1)
- 流体圧シリンダのピストンロツドを保護するた
めの防塵カバーのピストンロツドへの取付装置で
あつて、前記ピストンロツドの外径よりも若干小
径な嵌合孔を有し弾性部材からなるリング状の弾
性スペーサが該ピストンロツドに嵌合されてお
り、防塵カバーの端部が前記弾性スペーサの外周
面を覆つてこれらが止めバンドにより一体的に締
結されているとともに、前記弾性スペーサには前
記嵌合孔の周囲に該嵌合孔と同方向の空気孔が設
けられ、該弾性スペーサの内方の側面には前記空
気孔の部分にフイルタが貼着されてなることを特
徴とする流体圧シリンダにおける防塵カバーの取
付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981002279U JPS624769Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981002279U JPS624769Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115463U JPS57115463U (ja) | 1982-07-17 |
| JPS624769Y2 true JPS624769Y2 (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=29800722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981002279U Expired JPS624769Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624769Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59107313U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-19 | トキコ株式会社 | 気圧倍力装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5443226U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5174692U (ja) * | 1974-12-09 | 1976-06-11 |
-
1981
- 1981-01-09 JP JP1981002279U patent/JPS624769Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5443226U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115463U (ja) | 1982-07-17 |
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