JPS6237016Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237016Y2
JPS6237016Y2 JP7146079U JP7146079U JPS6237016Y2 JP S6237016 Y2 JPS6237016 Y2 JP S6237016Y2 JP 7146079 U JP7146079 U JP 7146079U JP 7146079 U JP7146079 U JP 7146079U JP S6237016 Y2 JPS6237016 Y2 JP S6237016Y2
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JP
Japan
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seal
annular
leaf spring
recesses
gap
Prior art date
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Expired
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JP7146079U
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JPS55170538U (ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はリーフスプリングの支持部に装着され
るシール構造に関する。
〈従来の技術〉 トラツク等のフレームに取付けたハンガー、シ
ヤツクル等のリーフスプリング支持部に、ピンを
介して、リーフスプリング端の巻き目部分が支持
されたリーフスプリング支持部において、該巻き
目両側面とそれに対応する支持部側面との間の間
隙に塵埃、泥水等が侵入して摩耗や騒音が発生す
るのを防止するため、例えば実公昭49−1142号公
報に示す如きシール(スペーサ)が用いられてい
る。
上記シール(スペーサ)は、前記間隙に挿入さ
れうる寸法の硬質材料製の内周部分の外周面に、
前記間隙より巾広な可撓性弾性体を焼付けたもの
であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記シールは硬質材料製の内周部分の狭い外周
面に前記間隙より巾広な可撓性弾性体を焼付けた
ものであるため、リーフスプリングの振動による
くり返し回動力をうけることによりゴムがはがれ
易く耐久性に問題があるとともに、外周面にゴム
が装着されているので、前記間隙に組付け又は取
外す際その外周をたたいて所定の位置にセツトす
ることができず、組付(取外し)作業性が悪かつ
た。
本考案はリーフスプリング支持部のシール構造
における上記問題点を除去するためになされたも
ので、耐久性に富み、かつ組付(取外し)作業性
に優れた前記シールを提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に対応する第1図乃至第3図により説明する
と、本考案は環状プレート2の平坦部両面2a,
2bに同一半径で複数個の凹部30,40を形成
し、該凹部30,40を含む平坦部2a,2bに
環状シール部材3,4を焼付け接合してなるもの
である。
〈作 用〉 後記第3図に示すようなブツシユ11を嵌入し
たリーフスプリングの巻き目部12を、フレーム
(図示せず)に取付けたハンガー13にピン14
で装着する際、本考案シール1は巻き目部12の
両側とハンガー13との間の隙間に、例えばハン
マーでその環状プレートの外周面5を叩いて定位
置に挿入されるが、これによりシール1のシール
部材3,4は前記隙間を密閉し、且つばねの振動
による巻き目部12の往復回動運転によつてもシ
ール部材3,4がはがれたりすることはない。
シール1を交換のため取外すときはナツト16
を緩めてワツシヤ15とともに外し、次にピン1
4を第3図で右に引抜き、シール1の外周面5を
ハンマー等で叩いて外すことができる。
〈実施例〉 図において、1は本考案シールを表わし、2は
やや厚めの金属製の環状プレートで、その平坦部
2a,2bには、ほゞ短形状の浅い凹部30及び
40が同一半径において円周方向に適当な間隔を
もつて複数個形成されている。
3及び4はゴム、合成樹脂等の可撓材よりなる
環状シール部材で、前記環状プレート2の凹部3
0,40を含む平坦部2a,2bの全周に亘つて
焼き付け接合されている。上記環状シール部材
3,4は、この例では断面が三角状をなし、その
先端部が環状プレート2の平坦部2a,2bより
軸方向に突出するように接合されており、この突
出量は使用目的に応じ適宜に設定されている。
上記シール1は第3図に示すようにブツシユ1
1を嵌入したリーフスプリングの巻き目部12を
フレーム(図示せず)に取付けたハンガー13に
装着するに際し、上記巻き目部12をハンガー1
3内の定位置に仮に保持した上、巻き目部12の
両側とハンガー13との間の隙間に例えばハンマ
ーでその環状プレートの外周面5を叩いて定位置
に挿入され、しかる後、ピン14をハンガー13
の一腕から挿入し、一方のシール1、ブツシユ1
1、他方のシール1及びハンガー13の他腕と挿
通してピン14のねじ部14aを突出せしめ、こ
こにワツシヤー15を嵌め、且つナツト16をね
じ結合して締着される。
これによりシール1のシール部材3,4は前記
巻き目部12の側面とハンガー13の内側との間
の隙間を密閉し、且つばねの振動による巻き目部
12の往復回動運動によつてもシール部材3,4
がはがれたりすることはない。
シール1を交換のため取外すときはリーフスプ
リングを仮支持した上、ナツト16を緩めてワツ
シヤ15とともに外し、次にピン14を第3図で
右に引抜き、シール1の外周面5をハンマー等で
叩いて外すことができる。
〈考案の効果〉 本考案は上述のように構成され、環状プレート
の平坦部両面に同一半径で複数個の凹部を形成
し、該凹部を含む平坦部に環状シール部材を焼付
け接合してなるので、環状シール部材の接合面積
を増大するとともに、前記複数個の凹部に環状シ
ール部材が喰いこんでシール部材の離脱を確実に
防止することができ、これによりその耐久性が大
巾に向上し、リーフスプリング支持部の騒音の低
減効果を一段と向上させる効果がある。
また、本考案によれば、環状プレートの平坦部
に環状シール部材を焼付け接合したので、ベース
の外周面5をハンマー等でたたくことができこれ
により、シールの組付及び取外しの作業性を一段
と向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシール構造の一実施例を
示すもので、第2図の−矢視断面を含む側面
図、第2図は同要部正面図、第3図は本考案シー
ル構造を備えたリーフスプリング支持部の断面図
である。 1……シール、2……環状プレート、2a,2
b……平坦部、30,40……凹部、3,4……
環状シール部材、5……外周面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状プレートの平坦部両面に同一半径で複数個
    の凹部を形成し、該凹部を含む平坦部に環状シー
    ル部材を焼付け接合してなるリーフスプリング支
    持部のシール構造。
JP7146079U 1979-05-28 1979-05-28 Expired JPS6237016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7146079U JPS6237016Y2 (ja) 1979-05-28 1979-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7146079U JPS6237016Y2 (ja) 1979-05-28 1979-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55170538U JPS55170538U (ja) 1980-12-08
JPS6237016Y2 true JPS6237016Y2 (ja) 1987-09-21

Family

ID=29305162

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JP7146079U Expired JPS6237016Y2 (ja) 1979-05-28 1979-05-28

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JP (1) JPS6237016Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226719A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp ダクト用換気扇

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Publication number Publication date
JPS55170538U (ja) 1980-12-08

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