JPH048159Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048159Y2 JPH048159Y2 JP1984082525U JP8252584U JPH048159Y2 JP H048159 Y2 JPH048159 Y2 JP H048159Y2 JP 1984082525 U JP1984082525 U JP 1984082525U JP 8252584 U JP8252584 U JP 8252584U JP H048159 Y2 JPH048159 Y2 JP H048159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front axle
- axle tube
- mast
- dust
- forklift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 25
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011499 joint compound Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はフオークリフトのマストをフロントア
クスルに取付けるフオークリフトのマスト取付装
置に関する。
クスルに取付けるフオークリフトのマスト取付装
置に関する。
従来の技術
従来のカウンタバランス形フオークリフトでは
第1図イの概略斜視図、ロのマストサポート部の
正面図、及びハのロのA−A矢視図に示すように
マストをフロントアクスルチユーブ2′にプラス
テイツク製あるいは銅合金製等のブツシユ3′を
介してキヤツプ4′により装着するのが普通であ
るが、この場合粉塵が多い等の悪環境下ではその
ブツシユ3′が早期に摩耗し、ひいてはマストサ
ポート1′、フロントアクスルチユーブ2′を傷つ
ける等の不具合があつた。
第1図イの概略斜視図、ロのマストサポート部の
正面図、及びハのロのA−A矢視図に示すように
マストをフロントアクスルチユーブ2′にプラス
テイツク製あるいは銅合金製等のブツシユ3′を
介してキヤツプ4′により装着するのが普通であ
るが、この場合粉塵が多い等の悪環境下ではその
ブツシユ3′が早期に摩耗し、ひいてはマストサ
ポート1′、フロントアクスルチユーブ2′を傷つ
ける等の不具合があつた。
考案が解決しようとする課題
マストサポート、フロントアクスルチユーブの
修理には高額の費用がかかるため、粉塵が多い環
境下でフオークリフトを使用するユーザからは、
マスト取付部のシールを従前から望まれていたに
もかかわらず有効策がなかつた。即ち、フロント
アクスルチユーブの両端には、ブレーキ、タイヤ
等の大径部材が取付けられるため、単に組立時に
キヤツプ状のシールをフロントアクスルチユーブ
の両端から挿入するようなものでは、組立後のブ
ツシユの点検時等に、シールをフロントアクスル
チユーブから取外せないといつた問題があつたか
らである。
修理には高額の費用がかかるため、粉塵が多い環
境下でフオークリフトを使用するユーザからは、
マスト取付部のシールを従前から望まれていたに
もかかわらず有効策がなかつた。即ち、フロント
アクスルチユーブの両端には、ブレーキ、タイヤ
等の大径部材が取付けられるため、単に組立時に
キヤツプ状のシールをフロントアクスルチユーブ
の両端から挿入するようなものでは、組立後のブ
ツシユの点検時等に、シールをフロントアクスル
チユーブから取外せないといつた問題があつたか
らである。
本考案は、
(1) 組立後でもフロントアクスルチユーブから取
外せる、 だけでなく、 (2) マストが取付けられたままの状態で他の(周
囲の)部品を取外すことなく取外せ、 さらには、 (3) 着脱自体を特別な工具を必要としないで簡単
に行える、 シールを具えたマスト取付装置を提供するため
に考案されたものである。
外せる、 だけでなく、 (2) マストが取付けられたままの状態で他の(周
囲の)部品を取外すことなく取外せ、 さらには、 (3) 着脱自体を特別な工具を必要としないで簡単
に行える、 シールを具えたマスト取付装置を提供するため
に考案されたものである。
課題を解決するための手段
本考案は、上記課題を解決するために、フロン
トアクスルチユーブにマストサポートをブツシユ
を介してキヤツプにより装着するフオークリフト
のマスト取付装置において、マストサポート及び
キヤツプのフロントアクスルチユーブ軸方向両面
に、フロントアクスルチユーブを同心でフロント
アクスルチユーブより大径のダストシール取付部
を設け、弾性体より成り1か所にスリツトを有す
る環状のダストシールを、外周側においてダスト
シール取付部に着脱可能に取付け、内周側がフロ
ントアクスルチユーブに当接するように配設して
なることを特徴とするフオークリフトのマスト取
付装置を提供するものである。
トアクスルチユーブにマストサポートをブツシユ
を介してキヤツプにより装着するフオークリフト
のマスト取付装置において、マストサポート及び
キヤツプのフロントアクスルチユーブ軸方向両面
に、フロントアクスルチユーブを同心でフロント
アクスルチユーブより大径のダストシール取付部
を設け、弾性体より成り1か所にスリツトを有す
る環状のダストシールを、外周側においてダスト
シール取付部に着脱可能に取付け、内周側がフロ
ントアクスルチユーブに当接するように配設して
なることを特徴とするフオークリフトのマスト取
付装置を提供するものである。
作 用
上記構成を有する本考案によれば、ダストシー
ルには1か所のスリツトがあるので、マストを装
着したままで、フロントアクスルチユーブに容易
に着脱することができる。
ルには1か所のスリツトがあるので、マストを装
着したままで、フロントアクスルチユーブに容易
に着脱することができる。
実施例
本考案のフオークリフトのマスト取付装置の一
実施例を第2図について説明する。第2図イは本
考案のフオークリフトのマスト取付装置の一実施
例のマストサポート部の正面図、ロはイのB−B
矢視図を示す。本考案はマストサポート1及びキ
ヤツプ4の両側面部にフロントアクスルチユーブ
2と同心でその外径より大径のダストシール取付
用の溝7,8を設け、この溝に環状のダストシー
ル5,6の外周側を挿入し、その内周側はアクス
ルチユーブ2の外径部に当接するように構成した
ものである。ダストシール5,6は環状の弾性体
より成り、その1か所にスリツト9を有するもの
である。
実施例を第2図について説明する。第2図イは本
考案のフオークリフトのマスト取付装置の一実施
例のマストサポート部の正面図、ロはイのB−B
矢視図を示す。本考案はマストサポート1及びキ
ヤツプ4の両側面部にフロントアクスルチユーブ
2と同心でその外径より大径のダストシール取付
用の溝7,8を設け、この溝に環状のダストシー
ル5,6の外周側を挿入し、その内周側はアクス
ルチユーブ2の外径部に当接するように構成した
ものである。ダストシール5,6は環状の弾性体
より成り、その1か所にスリツト9を有するもの
である。
本考案の作用について説明する。ダストシール
5,6はマストサポート1及びキヤツプ4の溝
7,8に挿入しただけのものであり、円周上に1
か所スリツト9を有するので、マストを装着した
まま、スリツト9のところからこれを変形させて
フロントアクスルチユーブ2をかわすようにして
取り外すことが、何等の部品または工具を使わず
とも容易に行える。装着に当たつても取り外しと
逆手順で容易に行える。また、マストのフロント
アクスルチユーブ2に対する回転角が通常18°(前
傾6°、後傾12°)程度と小さいため、スリツト9
が下方に位置するようにダストシール5,6を取
付ければ、ブツシユ3をほぼ完全に保護シールで
きる。
5,6はマストサポート1及びキヤツプ4の溝
7,8に挿入しただけのものであり、円周上に1
か所スリツト9を有するので、マストを装着した
まま、スリツト9のところからこれを変形させて
フロントアクスルチユーブ2をかわすようにして
取り外すことが、何等の部品または工具を使わず
とも容易に行える。装着に当たつても取り外しと
逆手順で容易に行える。また、マストのフロント
アクスルチユーブ2に対する回転角が通常18°(前
傾6°、後傾12°)程度と小さいため、スリツト9
が下方に位置するようにダストシール5,6を取
付ければ、ブツシユ3をほぼ完全に保護シールで
きる。
本考案は以上の構成よりなり、ダストシール
5,6はブツシユ3部分への水、泥、粉塵の侵入
をほぼ完全に防止することができ、ブツシユの寿
命延長に優れた効果を奏するものである。またダ
ストシールは着脱が容易のため、ブツシユ摩耗程
度の確認が簡単に行える効果を奏するものであ
る。
5,6はブツシユ3部分への水、泥、粉塵の侵入
をほぼ完全に防止することができ、ブツシユの寿
命延長に優れた効果を奏するものである。またダ
ストシールは着脱が容易のため、ブツシユ摩耗程
度の確認が簡単に行える効果を奏するものであ
る。
本考案のフオークリフトのマスト取付装置の他
の実施例を第3図について説明する。この実施例
では第2図の実施例の溝7,8の代わりにダスト
シール取付用プレート10,11をマストサポー
ト1及びキヤツプ4に設けたものであり、その作
用、効果は第2図に示す実施例と同じである。
の実施例を第3図について説明する。この実施例
では第2図の実施例の溝7,8の代わりにダスト
シール取付用プレート10,11をマストサポー
ト1及びキヤツプ4に設けたものであり、その作
用、効果は第2図に示す実施例と同じである。
考案の効果
以上具体的に説明したように、本考案のマスト
取付装置においては、マストサポート及びキヤツ
プのフロントアクスルチユーブ軸方向両面に、フ
ロントアクスルチユーブと同心でフロントアクス
ルチユーブより大径のダストシール取付部を設
け、弾性体より成り1ケ所にスリツトを有する環
状のダストシールを、外周側においてダストシー
ル取付部に着脱可能に取付け、内周側がフロント
アクスルチユーブに当接するように配設している
ので、マストを装着したまま特別の工具を用いる
ことなく容易にフロントアクスルチユーブへ着脱
することができるダストシールでもつて、ブツシ
ユへの塵等の侵入を防止できることになり、実用
上極めて有効である。
取付装置においては、マストサポート及びキヤツ
プのフロントアクスルチユーブ軸方向両面に、フ
ロントアクスルチユーブと同心でフロントアクス
ルチユーブより大径のダストシール取付部を設
け、弾性体より成り1ケ所にスリツトを有する環
状のダストシールを、外周側においてダストシー
ル取付部に着脱可能に取付け、内周側がフロント
アクスルチユーブに当接するように配設している
ので、マストを装着したまま特別の工具を用いる
ことなく容易にフロントアクスルチユーブへ着脱
することができるダストシールでもつて、ブツシ
ユへの塵等の侵入を防止できることになり、実用
上極めて有効である。
第1図イは従来のフオークリフトのマスト取付
装置の概略斜視図、ロはそのマストサポート部の
正面図、ハはロのA−A矢視図、第2図イは本考
案のフオークリフトのマスト取付部の正面図、ロ
はイのB−B矢視図、第3図は本考案のフオーク
リフトのマスト取付装置の他の実施例の正面図を
示す。 2……フオークリフトのフロントアクスルチユ
ーブ、3……ブツシユ、4……キヤツプ、5,6
……ダストシール、7,8……ダストシール取付
用の溝、10,11……プレート(ダストシール
取付部)。
装置の概略斜視図、ロはそのマストサポート部の
正面図、ハはロのA−A矢視図、第2図イは本考
案のフオークリフトのマスト取付部の正面図、ロ
はイのB−B矢視図、第3図は本考案のフオーク
リフトのマスト取付装置の他の実施例の正面図を
示す。 2……フオークリフトのフロントアクスルチユ
ーブ、3……ブツシユ、4……キヤツプ、5,6
……ダストシール、7,8……ダストシール取付
用の溝、10,11……プレート(ダストシール
取付部)。
Claims (1)
- フロントアクスルチユーブにマストサポートを
ブツシユを介してキヤツプにより装着するフオー
クリフトのマスト取付装置において、マストサポ
ート及びキヤツプのフロントアクスルチユーブ軸
方向両面に、フロントアクスルチユーブと同心で
フロントアクスルチユーブより大径のダストシー
ル取付部を設け、弾性体より成り1ケ所にスリツ
トを有する環状のダストシールを、外周側におい
てダストシール取付部に着脱可能に取付け、内周
側がフロントアクスルチユーブに当接するように
配設してなることを特徴とするフオークリフトの
マスト取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252584U JPS60195897U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | フオ−クリフトのマスト取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252584U JPS60195897U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | フオ−クリフトのマスト取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195897U JPS60195897U (ja) | 1985-12-27 |
JPH048159Y2 true JPH048159Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=30630318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8252584U Granted JPS60195897U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | フオ−クリフトのマスト取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195897U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521940U (ja) * | 1975-06-21 | 1977-01-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52100674U (ja) * | 1976-01-28 | 1977-07-30 |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP8252584U patent/JPS60195897U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521940U (ja) * | 1975-06-21 | 1977-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60195897U (ja) | 1985-12-27 |
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