JPH056071Y2 - - Google Patents

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JPH056071Y2
JPH056071Y2 JP5493190U JP5493190U JPH056071Y2 JP H056071 Y2 JPH056071 Y2 JP H056071Y2 JP 5493190 U JP5493190 U JP 5493190U JP 5493190 U JP5493190 U JP 5493190U JP H056071 Y2 JPH056071 Y2 JP H056071Y2
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JP
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saw
mounting hole
saw blade
plate
tightening
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JP5493190U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、鋸におけるのこ身保持構造に関
し、特に折りたたみ鋸のためののこ身保持構造に
関するものである。
〈従来の技術〉 折りたたみ鋸においては、のこ身を伸ばした使
用状態において、のこ身がハンドルの方へ回動し
ないこと、および、のこ身を折りたたんだ状態に
おいて、のこ身がハンドル内から飛出さないこ
と、等が重要に要件である。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来より市販されている種々の折りたたみ鋸で
は、上述の要件を十分に満足するものは少なかつ
た。なぜならば、不必要なときにはのこ身は回動
せず、伸折時にはのこ身の回動がスムーズに行え
るという相反する要件を満たすのこ身保持構造を
構成できなかつたからである。
この考案は、上述の要求に応えるためになされ
たもので、安全でかつ使いやすい折りたたみ鋸の
ハンドルの製造方法を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は、対向する2枚の板状部材にそれぞ
れ取付孔を形成し、板状部材間にのこ身元部を挿
入し、のこ身元部に形成された取付孔を板状部材
の取付孔に対向させ、それら取付孔に支軸を貫通
させてねじ締めすることによつてのこ身を保持す
るのこ身保持構造において、板状部材に形成され
た取付孔の周囲が、それぞれ、対向面側にリング
状に脹らまされて取付孔周囲の対向間隔が他の部
分に比べて狭められ、ねじ締め時に、取付孔を囲
むリング状領域に締付圧力が集中的に加わるよう
にされていることを特徴とするのこ身保持構造で
ある。
〈作用〉 板状部材に形成された取付孔の周囲を対向面側
にリング状に脹らませると、ねじ締め時に、取付
孔の周囲のリング状部に集中的に締付圧が加わる
ので、締付圧力を強力にすることができ、のこ身
が不用意に回動しないように安定保持することが
できる。また、締付圧力を強めても、取付孔の周
囲にのみ圧力が加わつているだけであるから、の
こ身の伸折は困難なく行なえる。つまり、不必要
なときはのこ身は回動せず、伸折時にはのこ身の
回動がスムーズであるという相反する要件を満足
させることができる。
〈実施例〉 以下には、図面を参照して、この考案の実施例
について詳細に説明する。
第1図は、この考案の一実施例にかかる保持構
造を有する折りたたみ鋸の正面図であり、第2図
はその平面図であり、第3図はその底面図であ
る。また、第4図は、第2図の−線に沿う断
面図であり、第5図は第1図の−線に沿う切
断面拡大端面図である。
第1図ないし第5図を参照して説明すると、折
りたたみ鋸は、ハンドル1とハンドル1の先端に
取付けられたのこ身2とからなつている。ハンド
ル1は、断面形状が逆U字状に曲成された芯鉄1
1と、芯鉄11の前方部を除く外周面に被覆され
た把握部12とを含んでいる。そして、把握部1
2は、弾性材(この実施例では合成ゴムが使用さ
れているが、軟質樹脂等他の弾性材であつてもよ
い)でできている。把握部12の下端縁12aは
芯鉄11の下端縁11aよりも下方へ突出してお
り、把握部12の下方部同士が芯鉄11の対向間
隔と同じ間隔で直接対向している。この芯鉄11
および把握部12の下方部でできたハンドル長さ
方向(縦長)の間隙がのこ身2を折りたたんだと
きに必要なのこ身収納溝13になつている。
芯鉄11の前方部11bは弾性材で覆われてお
らず露出されており、その先端部には取付孔14
が形成されていて、のこ身2の元部の取付孔と合
わされ、取付ねじ15によつて取付けられてい
る。
また、芯鉄11の前方部11b上方には係止機
構16が備えられている。係止機構16は、のこ
身2の元部に形成された切欠部17に係合して、
のこ身2が折りたたみ方向に回動するのを止める
ためのものである。係止機構16は、揺動部材1
8、支軸19およびばね20からなつている。揺
動部材18を揺動させ、先端係止部をのこ身切欠
部17から外せば、のこ身2は回動可能になる。
第6図は、芯鉄11の正面図である。
次に、第5図および第6図を参照して説明する
と、芯鉄11は、逆U字状に曲成された鉄板で構
成されており、対向する両側面の中央部分は、そ
れぞれ、外方へ向かつて脹らまされている。ま
た、脹らまされた部分21には長孔22が形成さ
れている。そして、第5図に示すように、把握部
12で覆われたときに、把握部12を構成する弾
性材が外側から長孔22を介してこの脹らまされ
た部分21の内側にも流れ込み、芯鉄11周面の
弾性材と長孔22を通して連なり、弾性材を芯鉄
11から剥ぎ取れないように役目を果たしてい
る。
第7図は、芯鉄11は前方部11bに形成され
た取付孔14部分の拡大断面図である。第6図お
よび第7図に示すように、芯鉄11の先方部11
bに形成された取付孔14の周囲には、それぞ
れ、対向面側に脹らまされたリング状領域23が
形成されている。このリング状領域23は、その
部分において対向間隔が狭められているから、取
付ねじ15a,15bでのこ身2を取付けたと
き、取付ねじ15a,15bを締付けることによ
つてこのリング状領域23に締付圧力が集中的に
加わり、のこ身2の元部とリング状領域23とが
圧接される。
このようにすると、取付ねじ15a,15bを
強く締付けることによつてのこ身2をしつかりと
保持でき、のこ身2が自重で回動したり、軽い衝
撃で回動したりすることはない。またがたつきも
ない。
一方、のこ身2を折りたたみ時には、取付ねじ
15a,15bを強く締め付けていても、折りた
たみが困難なことはなく、スムーズに折りたたみ
が可能である。
なお、この実施例では、リング状領域23の一
方側に複数個の小突起24が形成されるととも
に、取付ねじ15bのフランジ底面に放射状に突
条25が形成され、リング状領域23において、
小突起24と突条25とが係合し、取付ねじ15
bが空回りしないようにされている。
また、第7図において、26はねじ15aに嵌
められるワツシヤである。
この実施例では、芯鉄11は断面逆U字状をし
ているが、対向する2枚の板状部材により構成さ
れていてもよい。
〈考案の効果〉 この考案によれば、使用状態において、のこ身
がハンドルの方へ回動せず、また、のこ身を折り
たたんだ状態において、のこ身がハンドル内から
飛出すことのない安全でかつ使いやすいのこ身保
持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例にかかるのこ身
保持構造を有する折りたたみ鋸の正面図、第2図
はその平面図、第3図はその底面図、第4図は第
2図の線−に沿う断面図、第5図は第1図の
線−に沿う切断面拡大端面図、第6図は芯鉄
の正面図である。第7図は取付孔部分の拡大断面
図である。 図において、1……折りたたみ鋸のハンドル、
2……のこ身、11……芯鉄、12……把握部、
13……のこ身収納溝、14……取付孔、15,
15a,15b……取付ねじ、23……リング状
領域、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対向する2枚の板状部材にそれぞれ取付孔を形
    成し、板状部材間にのこ身元部を挿入し、のこ身
    元部に形成された取付孔を板状部材の取付孔に対
    向させ、それら取付孔に支軸を貫通させてねじ締
    めすることによつてのこ身を保持するのこ身保持
    構造において、 板状部材に形成された取付孔の周囲が、それぞ
    れ、対向面側にリング状に脹らまされて取付孔周
    囲の対向間隔が他の部分に比べて狭められ、ねじ
    締め時に、取付孔を囲むリング状領域に締付圧力
    が集中的に加わるようにされていることを特徴と
    するのこ身保持構造。
JP5493190U 1990-05-25 1990-05-25 Expired - Lifetime JPH056071Y2 (ja)

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