JPS6024142Y2 - 釣竿用釣糸案内環 - Google Patents
釣竿用釣糸案内環Info
- Publication number
- JPS6024142Y2 JPS6024142Y2 JP4016279U JP4016279U JPS6024142Y2 JP S6024142 Y2 JPS6024142 Y2 JP S6024142Y2 JP 4016279 U JP4016279 U JP 4016279U JP 4016279 U JP4016279 U JP 4016279U JP S6024142 Y2 JPS6024142 Y2 JP S6024142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- eccentric cam
- guide ring
- line guide
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は釣竿に着脱自在な釣糸案内環に関腰従来この種の
釣糸案内環は、実公昭４６−１５６２号公報の如く釣竿
に螺合して装着されるものが知られているが、このよう
な方法によると脱着操作において幾回転も回転しなけれ
ばならず面倒であり、さらに螺子部が緩み脱落するおそ
れもある。
釣糸案内環は、実公昭４６−１５６２号公報の如く釣竿
に螺合して装着されるものが知られているが、このよう
な方法によると脱着操作において幾回転も回転しなけれ
ばならず面倒であり、さらに螺子部が緩み脱落するおそ
れもある。
またフランス特許第２０６１８９１号明細書で知られて
いる如く、単に弾性嵌合によて装着されているものもあ
るが、上方に力が作用した場合脱落してしまうおそれが
ある等、種々の欠陥がある。
いる如く、単に弾性嵌合によて装着されているものもあ
るが、上方に力が作用した場合脱落してしまうおそれが
ある等、種々の欠陥がある。
本考案はこのような欠陥を改善するようにしたもので、
釣竿の先端部外周に複数の円周溝を刻設し、前端面部に
は少なくとも１個所の嵌合切欠部を設け、また上方に導
糸環を有する釣糸案内環の竿取付管に該円周溝部の最外
径より大きな内径の貫通孔を有し、その内周面に該円周
溝と咬合する複数の内周凸部を形成し、貫通孔前方に該
嵌合切欠部と嵌合する突起部を備えた係止鍔を設け、さ
らに竿取付管の幅の略中夫に貫通孔に対して偏心し、下
部に突抜けた円状の偏心カム部を設けると共に、前記貫
通孔と同様の孔部を有し、該孔部に対して偏心カム凹部
と同程度に偏心している円板状の偏心カム部を両側に設
けた偏心カム円板を前記偏心カム凹部に回動自在に嵌合
したことを要旨とするものである。
釣竿の先端部外周に複数の円周溝を刻設し、前端面部に
は少なくとも１個所の嵌合切欠部を設け、また上方に導
糸環を有する釣糸案内環の竿取付管に該円周溝部の最外
径より大きな内径の貫通孔を有し、その内周面に該円周
溝と咬合する複数の内周凸部を形成し、貫通孔前方に該
嵌合切欠部と嵌合する突起部を備えた係止鍔を設け、さ
らに竿取付管の幅の略中夫に貫通孔に対して偏心し、下
部に突抜けた円状の偏心カム部を設けると共に、前記貫
通孔と同様の孔部を有し、該孔部に対して偏心カム凹部
と同程度に偏心している円板状の偏心カム部を両側に設
けた偏心カム円板を前記偏心カム凹部に回動自在に嵌合
したことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、釣竿１の釣
竿の先端部外周には複数の不連続な円周溝２を刻設腰前
端面部３に１個所の嵌合切欠４が形成されている。
竿の先端部外周には複数の不連続な円周溝２を刻設腰前
端面部３に１個所の嵌合切欠４が形成されている。
また、上方に導糸環５を有する釣糸案内環６の合或樹脂
製竿取付管７には前記円周溝部２の最大外径より大きな
内径で、その内周面に該円周溝２と咬合する複数の内周
凸部８を形成した貫通孔９を設け、該貫通孔９の前方に
は前記嵌合切欠部４と嵌合し、釣竿１と釣糸案内環６の
回り止めを目的とする突起部１ｏを備えた係止鍔１１を
設けると共に、竿取付管７の幅の略中夫に該貫通孔９に
対して偏心し、上部を残して竿取付管７の外周より下部
に突抜けた円状の偏心カム凹部１２を設け、さらに偏心
カム凹部１２の中央には環状凹陥部１３を該貫通孔９と
略同芯に形成される。
製竿取付管７には前記円周溝部２の最大外径より大きな
内径で、その内周面に該円周溝２と咬合する複数の内周
凸部８を形成した貫通孔９を設け、該貫通孔９の前方に
は前記嵌合切欠部４と嵌合し、釣竿１と釣糸案内環６の
回り止めを目的とする突起部１ｏを備えた係止鍔１１を
設けると共に、竿取付管７の幅の略中夫に該貫通孔９に
対して偏心し、上部を残して竿取付管７の外周より下部
に突抜けた円状の偏心カム凹部１２を設け、さらに偏心
カム凹部１２の中央には環状凹陥部１３を該貫通孔９と
略同芯に形成される。
さらに前記貫通孔９と同径で円周溝２と同様に咬合する
内周凸部１４を設けた孔部１５を有し、該孔部１５に対
して偏心カム凹部１２と同程度に偏心している円板状の
偏心カム部１６゜１７を両側に有腰中夫に該偏心カム部
１６，１７より大径の操作部１８を該孔部１５と略同芯
に設けた偏心カム円板１９を竿取付管７の外周より下方
に操作部８を突出させ、偏心カム凹部１２内の内周にお
いて偏心カム部１６の外周が接しなから回動自在に嵌合
したものである。
内周凸部１４を設けた孔部１５を有し、該孔部１５に対
して偏心カム凹部１２と同程度に偏心している円板状の
偏心カム部１６゜１７を両側に有腰中夫に該偏心カム部
１６，１７より大径の操作部１８を該孔部１５と略同芯
に設けた偏心カム円板１９を竿取付管７の外周より下方
に操作部８を突出させ、偏心カム凹部１２内の内周にお
いて偏心カム部１６の外周が接しなから回動自在に嵌合
したものである。
本考案の上記構成による釣糸案内環６を釣竿１の釣竿先
端部に装着する場合、第８図に示すような竿取付管７の
貫通孔９と、偏心カム円板１９の孔部１５が同層となる
偏心カム円板１９の回動位置の状態により、釣竿先端部
に係止鍔１１が前端面部３と当接し、かつ嵌合切欠部４
と突起部１０を嵌合させて、竿取付管７を嵌挿し、その
後偏心カム凹部１２の下方より突出した操作部１８を操
作し、偏心カム凹部の内周面と偏心カム部１６゜１７の
外周面の間で約１８０°Ｃ回動させると、内周凸部８お
よび１４を有する貫通孔９と孔部１５は偏心腰該両者間
に円周溝２を咬合させながら釣竿１を挾持して行き、釣
糸案内環６を釣竿１に脱落および回動不能に装着する。
端部に装着する場合、第８図に示すような竿取付管７の
貫通孔９と、偏心カム円板１９の孔部１５が同層となる
偏心カム円板１９の回動位置の状態により、釣竿先端部
に係止鍔１１が前端面部３と当接し、かつ嵌合切欠部４
と突起部１０を嵌合させて、竿取付管７を嵌挿し、その
後偏心カム凹部１２の下方より突出した操作部１８を操
作し、偏心カム凹部の内周面と偏心カム部１６゜１７の
外周面の間で約１８０°Ｃ回動させると、内周凸部８お
よび１４を有する貫通孔９と孔部１５は偏心腰該両者間
に円周溝２を咬合させながら釣竿１を挾持して行き、釣
糸案内環６を釣竿１に脱落および回動不能に装着する。
また取外す際には操作部１８を約１８０°逆転させるだ
けで容易に外すことができる。
けで容易に外すことができる。
本考案は上記の如く構成されているために釣糸案内環が
竿に対して回動すること、または脱落してしまうことが
なく、単に操作部を約１８０°回動させるだけの簡単な
操作で釣糸案内環を脱着することができるから、釣竿の
持運びの邪魔にならず、釣糸案内環を損傷することもな
く、もし損傷した場合においても容易に交換することが
できる。
竿に対して回動すること、または脱落してしまうことが
なく、単に操作部を約１８０°回動させるだけの簡単な
操作で釣糸案内環を脱着することができるから、釣竿の
持運びの邪魔にならず、釣糸案内環を損傷することもな
く、もし損傷した場合においても容易に交換することが
できる。
さらに本考案によれば、釣竿内外周に釣糸案内環を着脱
するための付属品を必要とせず、よって釣竿内外周より
突出する部分がないため、従来該突出部分が収納の際に
引掛らないように、竿のテーパ一度合を大きくしたり、
各釣竿の外径差を大きくとったりして竿の“全長と太さ
′°および“曲がりの調子等を損う結果を招いていたの
に対して、テーパ一度合や各釣竿の外径差を小さくした
振出竿を一本納めとして収納することができ、かつ希望
する竿の゛°全全長太さ“′や曲りの調子等を得ること
ができる。
するための付属品を必要とせず、よって釣竿内外周より
突出する部分がないため、従来該突出部分が収納の際に
引掛らないように、竿のテーパ一度合を大きくしたり、
各釣竿の外径差を大きくとったりして竿の“全長と太さ
′°および“曲がりの調子等を損う結果を招いていたの
に対して、テーパ一度合や各釣竿の外径差を小さくした
振出竿を一本納めとして収納することができ、かつ希望
する竿の゛°全全長太さ“′や曲りの調子等を得ること
ができる。
また製造に関しても、釣糸案内環の本体や偏心カム円板
共に簡単かつ安価に合成樹脂の金型成型することができ
る等、優れた特徴と実用性を有するものである。
共に簡単かつ安価に合成樹脂の金型成型することができ
る等、優れた特徴と実用性を有するものである。
第１図は本考案の切断面図、第２図はカム部より切断し
た正面図、第３図は分解した要部切断正面図、第４図は
分解した要部側面図、第５図は分解した操作カム円板の
切断正面図、第６図は分解した操作カム円板の側面図、
第７図は釣糸案内環を外す際の状態図、第８図は釣竿よ
り外した釣糸案内環の切断側面図。 １・１′・１″・１″′・・・・・・釣竿、２・・・・
・・円周溝、３・・・・・・前端面部、４・・・・・・
嵌合切欠部、５・・・・・・導糸環、６・・・・・・釣
糸案内環、７・・・・・・竿取付管、８・・曲内周凸部
、９・・・・・・貫通孔、１０・・・・・・突起部、１
１・・・・・・係止鍔、１２・・・・・・偏心カム凹部
、１３・・・・・・環状凹陥部、１４・・・・・・内周
凸部、１５・・・・・・孔部、１６．１７・・・・・・
偏心カム部、１８・・・・・・操作部、１９・・・・・
・偏心カム円板。
た正面図、第３図は分解した要部切断正面図、第４図は
分解した要部側面図、第５図は分解した操作カム円板の
切断正面図、第６図は分解した操作カム円板の側面図、
第７図は釣糸案内環を外す際の状態図、第８図は釣竿よ
り外した釣糸案内環の切断側面図。 １・１′・１″・１″′・・・・・・釣竿、２・・・・
・・円周溝、３・・・・・・前端面部、４・・・・・・
嵌合切欠部、５・・・・・・導糸環、６・・・・・・釣
糸案内環、７・・・・・・竿取付管、８・・曲内周凸部
、９・・・・・・貫通孔、１０・・・・・・突起部、１
１・・・・・・係止鍔、１２・・・・・・偏心カム凹部
、１３・・・・・・環状凹陥部、１４・・・・・・内周
凸部、１５・・・・・・孔部、１６．１７・・・・・・
偏心カム部、１８・・・・・・操作部、１９・・・・・
・偏心カム円板。
Claims (1)
- 釣竿の先端部外周に複数の円周溝を刻設し、前端面部に
は少なくとも１個所の嵌合切欠部を設け、また上方に導
糸環を有する釣糸案内環の竿取付管に該円周溝部の最外
径より大きな内径に貫通孔を有し、その内周面に該円周
溝を咬合する複数の内周凸部を形成し、貫通孔前方に該
嵌合切欠部と嵌合する突起部を備えた係止鍔を設け、さ
らに竿取付管の幅の略中夫に貫通孔に対して偏心し、下
部に突抜けた円状の偏心カム凹部を設けると共に、前記
貫通孔と同様の孔部を有し、該孔部に対して偏心カム凹
部と同程度に偏心している円板状の偏心カム部を両側に
設けた偏心カム円板を前記偏心カム凹部に回動自在に嵌
合したことを特徴とする釣竿に着脱自在な釣竿用釣糸案
内環。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016279U JPS6024142Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 釣竿用釣糸案内環 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016279U JPS6024142Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 釣竿用釣糸案内環 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55140363U JPS55140363U (ja) | 1980-10-07 |
| JPS6024142Y2 true JPS6024142Y2 (ja) | 1985-07-18 |
Family
ID=28908351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4016279U Expired JPS6024142Y2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 釣竿用釣糸案内環 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024142Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP4016279U patent/JPS6024142Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55140363U (ja) | 1980-10-07 |
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