JPS5856427Y2 - 軸受保持構造 - Google Patents
軸受保持構造Info
- Publication number
- JPS5856427Y2 JPS5856427Y2 JP16786479U JP16786479U JPS5856427Y2 JP S5856427 Y2 JPS5856427 Y2 JP S5856427Y2 JP 16786479 U JP16786479 U JP 16786479U JP 16786479 U JP16786479 U JP 16786479U JP S5856427 Y2 JPS5856427 Y2 JP S5856427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- small diameter
- shaft
- hole
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は精密機器例えばプリンターにおけるプラテンや
活字ベルトの搬送ローラ等の軸受保持構造に関し、特に
簡単な構成でその保持ができるように工夫されたもので
ある。
活字ベルトの搬送ローラ等の軸受保持構造に関し、特に
簡単な構成でその保持ができるように工夫されたもので
ある。
従来この種の軸受保持構造としては第1図に示すような
ものがある。
ものがある。
その第1図において説明すると、1は例えばプノンター
のプラテンの如き回転部材であって軸2に固定されてい
る。
のプラテンの如き回転部材であって軸2に固定されてい
る。
この軸2の両端は夫々回転部材1の両端部から突出した
状態にあってそこには軸受3,3が夫々嵌挿されると共
に軸2の先端に夫々法リング4,4を取付けて軸受3,
3からの軸2の抜は止めを行なっている。
状態にあってそこには軸受3,3が夫々嵌挿されると共
に軸2の先端に夫々法リング4,4を取付けて軸受3,
3からの軸2の抜は止めを行なっている。
そして、保持部材5,5に軸受3,3を取付け、回転部
材1及び軸2を軸受3,3及び保持部材5゜5に対して
回転自在に保持させる構造であった。
材1及び軸2を軸受3,3及び保持部材5゜5に対して
回転自在に保持させる構造であった。
この様な軸受保持構造では組立工数が多くまた部品点数
も多くなる欠点を有しており、そこで本考案は簡易な構
造で特に組立工数、部品点数を削減できかつ離脱、回転
防止構造をもった軸受保持構造を提供する。
も多くなる欠点を有しており、そこで本考案は簡易な構
造で特に組立工数、部品点数を削減できかつ離脱、回転
防止構造をもった軸受保持構造を提供する。
第2図は本考案の軸受保持構造を示す斜視図であり、第
3図は同構造の組立状態を示す図である。
3図は同構造の組立状態を示す図である。
第2図において1はプラテンの如き回転部材、2は前記
回転部材1が取付けられた回転軸、3゜3は前記回転軸
2の両端に取付けられる軸受、5゜5は回転部材1を保
持する保持部材である。
回転部材1が取付けられた回転軸、3゜3は前記回転軸
2の両端に取付けられる軸受、5゜5は回転部材1を保
持する保持部材である。
前記回転軸2の両端部は中央部の軸径より小径に形成さ
れており、この両端小径部に前記した軸受3,3が取付
けられる。
れており、この両端小径部に前記した軸受3,3が取付
けられる。
即ち、軸受3,3の慣通孔3A、3Aは回転軸2の両端
小径部が嵌入し得る程度の孔に形成されている。
小径部が嵌入し得る程度の孔に形成されている。
又、軸受3,3は大径の円板部3Bと小径の円板部3C
を一体に結合した形状を威していると共に前記小径円板
部3Cは両側部分3D、3Dが垂直に切欠された形状を
威している。
を一体に結合した形状を威していると共に前記小径円板
部3Cは両側部分3D、3Dが垂直に切欠された形状を
威している。
他方、前記軸受3,3が取付けられる保持部材5.5側
は、部材5の上端より前記軸受3の小径円板部3Cに設
けられた垂直切欠部3D、3Dの間の幅12が挿通し得
る幅の切欠溝5Aと前記溝5Aに連通して前記小径円板
部3Cの直径1□と略等しいか或は若干大きい孔5Bを
設けている。
は、部材5の上端より前記軸受3の小径円板部3Cに設
けられた垂直切欠部3D、3Dの間の幅12が挿通し得
る幅の切欠溝5Aと前記溝5Aに連通して前記小径円板
部3Cの直径1□と略等しいか或は若干大きい孔5Bを
設けている。
前記切欠溝5Aの両側に位置する部分5C95Cは弾性
を有するように切込み5D、5Dを設けて下方の孔5B
へ先端が突出する部片に構成し、この部片5C,5Cの
先端は孔5B内に若干臨む位置まで突出されると共に孔
5Bの円周に合せてテーパー5E、5Eが設けられてい
る(第3図参照)。
を有するように切込み5D、5Dを設けて下方の孔5B
へ先端が突出する部片に構成し、この部片5C,5Cの
先端は孔5B内に若干臨む位置まで突出されると共に孔
5Bの円周に合せてテーパー5E、5Eが設けられてい
る(第3図参照)。
従って、この軸受保持構造では第3図の1.2.3の順
序で組立が行われる。
序で組立が行われる。
即ち、第3図の1に示す様に、先ず回転部材1の回転軸
2両側端に軸受3,3を嵌挿させ、この軸受3,3の小
径円板部3Cに形成された垂直切欠部3D、3Dを保持
部材5の切欠溝5Aと対応させる。
2両側端に軸受3,3を嵌挿させ、この軸受3,3の小
径円板部3Cに形成された垂直切欠部3D、3Dを保持
部材5の切欠溝5Aと対応させる。
そして、前記小径円板部3Cを切欠溝5Aに嵌入させて
該溝5Aから孔5B内へ位置させる。
該溝5Aから孔5B内へ位置させる。
次に第3図の2に示す様に、孔5B内に位置された小径
円板部3Cを前記孔5B内で一方へ回動させる。
円板部3Cを前記孔5B内で一方へ回動させる。
この場合、前記小径円板部3Cは部片5Cにあるテーパ
ー5Eの部分を押圧して前記部片5Cを弾性変形させた
状態で回動する。
ー5Eの部分を押圧して前記部片5Cを弾性変形させた
状態で回動する。
そして、第3図の3に示す様に小径円板部3Cを略90
度回転させた状態においては、小径円板部3Cの直径1
1の部分が部片5C,5Cより下方の孔5B内に位置し
た状態となって軸受3の保持部材5への取付けが完了す
る。
度回転させた状態においては、小径円板部3Cの直径1
1の部分が部片5C,5Cより下方の孔5B内に位置し
た状態となって軸受3の保持部材5への取付けが完了す
る。
この状態においては、小径円板部3Cが部片5C,5C
によって回転規制されるので軸受3の回転止めが行われ
ると共に軸方向においては大径円板部3Bが保持部材5
と軸2の段部(軸2の小径部と大径部による段部)で挟
持されることによって抜は止めが行われる。
によって回転規制されるので軸受3の回転止めが行われ
ると共に軸方向においては大径円板部3Bが保持部材5
と軸2の段部(軸2の小径部と大径部による段部)で挟
持されることによって抜は止めが行われる。
また、第4図に示す構成は他の実施例を示すものであり
、第3図に示したものでは例えば第3図の2に示す状態
で小径円板部3Cが孔5B内で左、右どちらの方向へも
回動し得る。
、第3図に示したものでは例えば第3図の2に示す状態
で小径円板部3Cが孔5B内で左、右どちらの方向へも
回動し得る。
そこで、第4図では小径円板部3Cが一方へのみ回動し
がつ略90度回転した位置で停止制御するように部片5
Cを切欠溝5Aの一側にだけ設けまた孔5Bの周縁にス
トッパ一部5B’を形成したものである。
がつ略90度回転した位置で停止制御するように部片5
Cを切欠溝5Aの一側にだけ設けまた孔5Bの周縁にス
トッパ一部5B’を形成したものである。
この様に本考案の軸受保持構造においては回転軸に取付
けた軸受を保持部材の切欠溝に嵌入した後、回転操作す
るだけで簡単に取付けることができ、従って極めて簡単
な構造で抜は止め及び回転防止が行なえ、組立工程や部
品点数も削減できる有用な保持構造となる。
けた軸受を保持部材の切欠溝に嵌入した後、回転操作す
るだけで簡単に取付けることができ、従って極めて簡単
な構造で抜は止め及び回転防止が行なえ、組立工程や部
品点数も削減できる有用な保持構造となる。
第1図は従来軸受保持構造を示す斜視図、第2図は本考
案軸受保持構造を示す斜視図、第3図の1〜3は本考案
軸受保持構造の組立状態を示す図、第4図は本考案の軸
受保持構造の他の実施例を示す図である。 1:回転部材、2:回転軸、3:軸受、3B:軸受の大
径円板部、3C:軸受の小径円板部、3D:垂直切欠部
、5:保持部材、5A:切欠溝、5B:孔、5C:弾性
部片。
案軸受保持構造を示す斜視図、第3図の1〜3は本考案
軸受保持構造の組立状態を示す図、第4図は本考案の軸
受保持構造の他の実施例を示す図である。 1:回転部材、2:回転軸、3:軸受、3B:軸受の大
径円板部、3C:軸受の小径円板部、3D:垂直切欠部
、5:保持部材、5A:切欠溝、5B:孔、5C:弾性
部片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中央部の軸径より端部を小径に形成して段部を有した軸
の前記小径となった端部に嵌入保持されると共に大径部
とこの大径部の前面上に両側縁部分に垂直な切欠部が形
成された小径部とを一体に有した軸受と、 前記垂直切欠部が形成された部分の小径部の幅12が挿
通し得る程度の前記12より若干大きい幅を有した切欠
溝、前記切欠溝に連通し該切欠溝によって案内される前
記小径部の全体が嵌入し得を前記小径部の径11より若
干大きい径を有する孔、前記孔内へ下端を突出させた前
記切欠溝の一側辺に沿って設けた切込みにより形成され
る弾性部片とを有した保持部材と、 を備え、上記軸受の小径部を保持部材の切欠溝から上記
孔へ嵌入位置させると共に前記孔内で小径部を弾性部片
に抗して所定角度回転させることによって前記弾性部片
より下方の孔内へ前記小径部全体を位置させて該弾性部
片で軸受の回転止めを行ないかつ上記軸受の大径部と上
記軸の段部で軸方向の抜は止めを行なう構成としたこと
を特徴とする軸受保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16786479U JPS5856427Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 軸受保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16786479U JPS5856427Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 軸受保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684125U JPS5684125U (ja) | 1981-07-07 |
JPS5856427Y2 true JPS5856427Y2 (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=29678705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16786479U Expired JPS5856427Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 軸受保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856427Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6528738B2 (ja) * | 2016-07-14 | 2019-06-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ローラー支持機構、及びローラー支持機構を備えるシート搬送装置、画像形成装置 |
TWI576519B (zh) * | 2016-07-25 | 2017-04-01 | Hanwit Prec Ind Ltd | Fixtures |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP16786479U patent/JPS5856427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684125U (ja) | 1981-07-07 |