JPS5851893Y2 - 回転式電気カミソリ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転式電気力□ソリに関する。

従来この種の回転式電気カミソリにおいては第１図およ
び第２図に示す如く、本体１に装着された外刃フレーム
２の外刃３内面で回転軸４を介し内刃台５に支承された
内刃６が回転駆動されるよう構成されている。

しかしながら、回転軸４に装荷された継手と内刃台５と
の間の間隙により内刃台５が点線で示すように揺動し、
内刃台５に保持された内刃６が外刃３に対し均一に当接
せず、切味が低下する虞れがあった。

また外刃フレーム２が本体１から外れた場合、内刃の脱
着が簡単に行なわれないため、内刃により肌を傷付ける
虞れがあった。

本考案は上記の欠点を除去し、内刃体の安定な回転を保
証すると共に肌を傷付ける虞れがない回転式電気カミソ
リを提供することを目的とする。

以下図面に沿って本考案を説明する○ 第３図乃至第５図において、１１は本体で外刃１３を装
着した外刃フレーム１２が螺合されており、且つ内刃台
１５に支承された内刃１６が前記外刃１３内面において
摺動し得るよう設けられている。

前記内刃台１５はモータ（図示せず）により駆動される
回転軸１４に継手１７を介し連係されており、前記回転
軸１４と継手１７とは簡単に切離し可能に設けられてい
る。

また前記内刃台１５の周縁部に設けた保持穴１８にはガ
イドボール１９が回転可能に嵌入されており、前記ガイ
ドボール１９は保持穴１８の口縁１９賞阻止されて僅か
に一部のみが半径方向外向きに突出すると共に、半径方
向内方へ移動可能に設けられている。

更に前記ガイドボール１９は一端がピン２０等で内刃台
１５周縁部の内面に固着された板バネ２１により半径方
向内方への移動が抑止されている。

一方前記外刃フレーム１２内面には、前記ガイドボール
１９を受容し得る環状の溝２２が形成されている。

尚前記ガイドボール１９と溝２２とは内刃台１５が正常
に回転されているときは僅かの間隙２３を置くように構
成されている。

しかして内刃体１５はその回動時に揺動しても間隙２３
分だけ移動するだけで環状の溝２２に沿ってガイドボー
ル１９が案内されることになるから、内刃体１５の安定
な回転が保証される。

また外刃フレーム１２が本体１１から外れたとき、内刃
体１５は僅かの力を加えて引上げれば、ガイドボール１
９は板バネ２１に抗して半径方向内方へ移動し得るから
、容易に取り外しできる。

上述のように構成された本考案の回転式電気カミソリに
よれば、内刃体の回転を保証し切味を向上すると共に、
肌を傷付ける虞れがない等々の実用的効果を達成する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転式電気力□ソリの部分簡略断面図、
第２図は同部分分解斜視図、第３図は本考案の回転式電
気カミソリの部分簡略断面図、第４図は同内部平面図、
第５図は同部分拡大断面図である。 １１・・・・・・本体、１２・・・・・・外刃フレーム
、１３・・・・・・外力、１４・・・・・・回転軸、１
５・・・・・・内刃台、１６・・・・・・内刃、１７・
・・・・・継手、１８・・・・・・保持穴、１９′・・
・・・・口縁、２０・・・・・・ピン、２１・・・・・
・板バネ、２２・・・・・・溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. １．外刃フレーム１２に支承された外刃１３内面におい
   てモータにより駆動される回転軸１４を介し、内刃台１
   ５に支持される内刃１６が回転駆動される回転式電気カ
   ミソリにおいて、内刃台１５０周縁に外刃フレーム１２
   内周面と僅かの間隙２３を置いて位置するガイドボール
   １９が装着されてなることを特徴とする電気カミソリ０ ２、ガイドボール１９は内刃台１５周縁部に設けた保持
   穴１８に半径方向外向きに僅かに突出し且つ内刃台１５
   周縁部の内面に一端が固設された板バネ２１に弾圧され
   てなる実用新案登録請求の範囲第１項記載の回転式電気
   カミソリ。