JPS6016592Y2 - 回転体 - Google Patents

回転体

Info

Publication number
JPS6016592Y2
JPS6016592Y2 JP18265279U JP18265279U JPS6016592Y2 JP S6016592 Y2 JPS6016592 Y2 JP S6016592Y2 JP 18265279 U JP18265279 U JP 18265279U JP 18265279 U JP18265279 U JP 18265279U JP S6016592 Y2 JPS6016592 Y2 JP S6016592Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
body parts
disc part
holes
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18265279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5699149U (ja
Inventor
吉範 千田
Original Assignee
株式会社精工舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP18265279U priority Critical patent/JPS6016592Y2/ja
Publication of JPS5699149U publication Critical patent/JPS5699149U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6016592Y2 publication Critical patent/JPS6016592Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スプロケットホイールなどの回転体に関する
ものである。
従来、回転軸が軸孔に挿着された一部品の合成樹脂製の
回転体は、その軸孔が射出成形時のピンの抜き勾配によ
って、一端の内径は他端の内径より狭くテーパ状に形成
される。
そのため回転体の軸孔の他端側と回転軸との間にガタが
生じ、精度よく保持されない問題点があった。
その具体例として、たとえば、プリンタにおけるペーパ
ートラクタに用いられているスプロケットホイールにあ
っては、ガタにより紙の送りむらが生じ、印字すれを招
き、良好な印字を得ることができなかった。
本考案の目的は、回転体を軸に対して精度よく保持させ
ることにある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、回転体、例えはプリンタにおけるペー
パートラクタのスプロケットホイール1は、合成樹脂製
の回転体部2および3の三部品からなり、両回転体部は
同軸的に相対向して結合している。
先ず、一方の回転体部2の具体的形状について説明する
と、第1図、第2図に示すように、最外部の筒状部21
の内周面には円板部22が、さらにこの円板部にはスリ
ーブ23がそれぞれ一体的に形成してあり、このスリー
ブには軸孔24を開設してあり、この軸孔の内面形状は
射出成形時の抜き勾配によってテーパ状となっている。
次に、他方の回転体部3の具体的形状は、第1図示のよ
うに、前記した円板部22と対接する円板部31が、さ
らにこの円板部にはスリーブ32がそれぞれ一体的に形
威してあり、このスリーブには、前記軸孔24と同軸的
に連通ずる軸孔33が開設してあり、この軸孔の内面形
状も射出成形時の抜き勾配によってテーパ状となってい
る。
また、回転体部2と3との結合構造は次の通りである。
第1図に示すように、一方の回転体部2の筒状部21の
の内周面より、円板部22の前方位置(第1図右方)に
は、複数(第2図では3個)の係合突起25.・・・・
・・・・・が突設してあり、この係合突起と円板部22
との間には、他方の回転体部3の円板部31が挟入可能
な幅S(第1図)の間隙が形威されている。
そして他方の回転体部3の円板部31の外周部には、第
4図示のように、一方の回転体部3の係合突起25.・
・・・・・・・・が貫通可能な複数(第4図では3個)
の孔34.・・・・・・・・・が形威しである。
そのため両回転体部2,3は、係合突起25゜・・・・
・・・・・のそれぞれを孔34.・・・・・・・・・に
貫通させ、相対的に所定角度回転変位させると、第1,
2図示のように係合する。
なお、回転体部2のスリーブ23の先端外周には、第1
図、第3図に示すように、複数(4個)の割溝26.・
・・・・・・・・を軸方向に穿設して、このスリーブの
先端部を弾性変形可能として軸4の挿着を容易にしてあ
り、またこの回転体部2の筒状部21の外周面には、複
数の紙送り用の突起27゜・・・・・・・・・が突設し
である。
ところで両回転体部2,3の両軸孔24,33は連通し
て、第1図に示すように、その円外端24a*33aよ
り結合方向に向けてテーパ状に拡開しているのである。
そしてこの連通した軸孔24.33には軸4が挿着され
る。
この点についてさらに詳細に説明すると、第5図に示す
ように、各軸孔24および33における内端の内径r1
.r1は、外端24 a、 33 aの内径〆、r′
2より大きい。
すなわち軸孔24,33の内径は、外端24a、33a
から結合面5に向けて拡開したテーパ状としである。
このために、スプロケットホイール1は軸孔24,33
内において軸4に各外端24a、33aで支持され、確
実に位置保持されることになる。
以上説明したように本考案によれば、回転体は軸孔の外
端で軸に支持されるので、軸に対してガタが生ぜず、精
度よく保持され、たとえば、プリンタにおけるペーパー
トラクタのスプロケットホイールにあっては、良好な印
字を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は断面図
、第2図は第1図■−■線断面図、第3図は第1図の左
側面図、第4図は回転体部の他方の正面図、第5図は軸
孔の説明図である。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・回転体部の一方
、21・・・・・・筒状部、22・・・・・・円板部、
23・・・・・・スリーブ、24・・・・・・軸孔、2
4a・・・・・・軸孔の外端、25・・・・・・係合突
起、3・・・・・・回転体部の他方、31・・・・・・
円板部、32・・・・・・スリーブ、33・・・・・・
軸孔、34・・・・・・孔、4・・・・・・軸、5・・
・・・・結合面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同軸的に相対向して結合された合成樹脂製の二つの回転
    体部によって構成され、 上記両回転体部の一方は、筒状部の内周面に形成しであ
    る円板部と、当該円板部と一体に形成してありかつ軸孔
    をするスリーブとを有し、上記両回転体部の他方は、上
    記円板部と対接する円板部と、当該円板部と一体に形成
    してありかつ上軸孔と同軸的に連通ずる軸孔を有するス
    リーブとを有し、 上記一方の回転体部の筒状部の内周面より、その円板部
    の前方位置で覆の保合突起が突出形成してあり、当該係
    合突起と当該円板部との間に上記他方の回転体部の円板
    部が挟入可能な間隙が形成され、 上記他方の回転体部の円板部の外周部に、上記係合突起
    が貫通可能な複数の孔が形成してあり、上記両回転体部
    は上記係合突起を上記孔に貫通して相対的に所定角度回
    転変位せしめることによって結合し、 上記両回転体部の両軸孔は、その外端より結合方向に向
    けてテーパ状に拡開している ことを特徴とする回転体。
JP18265279U 1979-12-28 1979-12-28 回転体 Expired JPS6016592Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18265279U JPS6016592Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 回転体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18265279U JPS6016592Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 回転体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5699149U JPS5699149U (ja) 1981-08-05
JPS6016592Y2 true JPS6016592Y2 (ja) 1985-05-23

Family

ID=29692976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18265279U Expired JPS6016592Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 回転体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6016592Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5699149U (ja) 1981-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS613996U (ja) 流体機械用羽根車
JPH0196515U (ja)
JPS5861251U (ja) 注射針
JPS6016592Y2 (ja) 回転体
US4811653A (en) Vacuum booster enclosure
JPH01106629U (ja)
JP4100480B2 (ja) トルクリミッタ
JPS63128019U (ja)
JPH028797Y2 (ja)
JPH0413197Y2 (ja)
JPS63105441U (ja)
JPS6317074Y2 (ja)
JPS58169210U (ja) 2つの孔の芯合せ用ピン
JPS5852151Y2 (ja) ノツク式シヤ−プペンシルの軸継手
JPS5851964U (ja) 研磨治具
JPH0196506U (ja)
JPH02125232U (ja)
JPS6142857Y2 (ja)
JPS62203081U (ja)
JPS60145015U (ja) 射出スクリユ
JPS6217680U (ja)
JPS5853660U (ja) 印字器
JPS60100147U (ja) 外径用ホ−ンヘツド
JPS58194716U (ja) 化粧筆
JPH0335980U (ja)