JPH03265706A

JPH03265706A - 連結用支柱

Info

Publication number: JPH03265706A
Application number: JP5989890A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kaneda; 金田　信一; Takeshi Fujiki; 武史藤木; Tsuneo Miyawaki; 宮脇　恒雄
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 1990-03-13
Filing date: 1990-03-13
Publication date: 1991-11-26
Anticipated expiration: 2010-06-21
Also published as: JPH0758086B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本願は支柱同士を軸方向に連結して連結された支柱に例
えば照明灯乃至電話台などを取り付ける場合に使用する
連結用支柱に関する。

従来の技術従来、パイプから戒る支柱同士を連結する場合に、連結
するパイプ同士の端面に夫々フランジを設け、このフラ
ンジ同士をねし止めするか、或いは一方のパイプの端部
に嵌合軸を突設して、この嵌合軸に他方のパイプの端部
を嵌合してこれらをねし止めするかの方法がとられてい
た。

発明が解決しようとする課題ところで上記した従来の連結方法によれば、ねじ止め部
分が外面に露出して体裁を著しく損なうばかりでなく、
パイプの外周に支持アームを回転自在に取り付ける際、
或いは取り扱いの際にフランジ及びわしの頭部が邪魔に
なり、またねし止め部分が緩み易いなどの不都合があっ
た。

課題を解決するための手段そこで本願は、上記したものの不都合を改善するために
パイプの下部内周に上端が固着されて下方に延びる連結
筒と、この連結筒の下面に固着すると共に、中心部より
固定筒を下方に導出した上位接合部片と、前記連結筒及
び固定筒内に挿通されて固定筒の下面より下方に延び、
その下部にねじ部を形成すると共に、パイプ内で頭部が
回転操作可能なねじ軸と、このねじ軸のねし部に螺合し
た下位接合部片と、前記固定筒に挿通され、かつ、前記
上位及び下位接合部片に回転不能に固定された弾性体と
から構成したことを特徴とする連結用支柱を提供するも
のであり、上記においてパイプ同士を順次連結できるよ
うに連結筒の下部と、上位及び下位接合部片が、パイプ
内に嵌合可能な外径を有して収り、また弾性体を固定す
る手段として弾性体の上下面を、上位及び下位支持片に
夫々設けた係止突部に係止して成り、さらに好ましくは
下位支持片の中心部に上方に延びて固定筒内に嵌合する
と共に内周にねじ孔を形成した嵌合筒部を設けて成るも
のである。

作　　　　　　　　用しかしてパイプを連結する場合には、例えば机Ａの隅部
に埋設した取付パイプに、その上方から連結筒の下部を
嵌合してパイプ同士を接合した状態で、例えばドライバ
ーなどの工具を用いて連結筒を固設したパイプの上方か
らねじ軸を回転する。

するとねじ軸の回転により下位接合部片が上昇し、弾性
体が上位及び下位の接合部片により圧縮されて、弾性体
は外方に膨らんでその外周面が他方のパイプの内周面に
密着してパイプは連結筒を介して取付パイプに連結され
る。

実　　　　施　　　　例以下図面と共に本願の実施例を詳述する。

（１）は支柱を構成するパイプ（２）の下端部に設けら
れ、例えば机Ａの隅部に埋設された取付パイプａに連結
される連結部材を示し、この連結部材（１）は上部がパ
イプ（２）の下端部内に圧入乃至溶着などにより嵌着さ
れ、中間部外周に鍔（３）を有すると共に、下部が前記
取付パイプａに嵌合する外径を有した中空の連結筒（４
）と、この連結筒（４〉の下面に一体に設けられ、かつ
、取付パイプａに嵌合する外径を有すると共に、中心部
に取付孔〈５〉を有し、下面に切起しなどにまり係止突
部（６）を配設した上位支持片〈７）と、上端が前記上
位支持片（７）の中心部に固着されて下方に延びる固定
筒（８）と、頭部が前記連結筒（２）の上面に座金（９
）を介して当接して連結筒（２）内から固定筒（８）内
に挿通されてその下面より下方に導出されると共に、そ
の下部にねじ部（１０）を設けたねじ軸（１））と、前
記上位支持片〈７）と同様に取付パイプａに嵌合する外
径を有し、その上面に切起しなどにまり係止突部（１２
）を配設し、かつ、中心部に上方に突出して前記固定筒
（８）の下部内に摺動自在に嵌合する共に、内周に前記
ねし軸（１））のねし部（１０）に螺合するねしく１４
）を刻設した短尺な嵌合筒部（１３）を一体に有した下
位支持片（１５）と、取付パイプａに嵌合する外径を有
し、中心部が前記固定筒（８）に挿通されると共に、前
記上位支持片（７）と下位支持片（１５）との間に介在
されて、上下面が前記係止突部（５）　、（１２）によ
り回転不能に係止されたゴムなどの弾性体（１７）とか
ら構成され、前記ねじ軸（１））の下端部には、下位接
合部片（１５）の抜止用膨径部（１８）が設けである。

しかして、パイプ（２）を取付パイプａに連結する場合
には、取付パイプａ内にその上方から下部を挿入して取
付パイプａの上面に鍔（３）を当接し、この状態で例え
ばドライバーなどの工具を用いてパイプ（２）の上方よ
りねじ軸（１））の頭部を回転操作する。するとねじ軸
（１））の回転により、下位支持片（１５）が上昇して
弾性体（１７〉は上位支持片（７）と下位支持片（１５
）との間で圧縮されて外方に膨らみ、第２図で示すよう
にその外周面が取付パイプａの内周面に密着し、これに
よってパイプ（２）が連結具（１）を介して取付パイプ
ａに固着される。

なお上記実施例は下位支持片（１５）の中心部に設けた
嵌を筒部（１３）の内周面にねじ軸（１））のねじ部（
１０）に螺合するねし孔（１４）を刻設した場合を示し
たが、嵌合筒部（１３）の内周面がねし孔（１４）を設
けることなく、下部支持体（１５）の中心部下面にねじ
軸（１））のねじ部（１０）と螺合するナンドを一体に
設けてもよいこと、また上記実施例は弾性体（１７）の
上下面を係止突部（６）　、　（７）に回転不能に係止
した場合を示したが、係止突部（６）　、　（１２）を
設けることなく接着などにより固着してもよいことは勿
論である。

発明の効果以上のように本願によれば、パイプの内部から連結操作
ができて体裁が極めて良好であると共に、パイプの外周
に支持アームを取り付ける場合にも便利であり、また弾
性体の外周面が取付パイプの内周面に密着するので取り
付けが強固にでき、また連結部の上下にわたって連結筒
が介在するので、連結部の機械的強度にも優れ、また請
求項２記載の構成によれば、連結支柱同士を軸方向に順
次連結して延長することもできるなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２図
は取付パイプに連結した状態を示す縦断面図である。図中、（１）は連結部材、（２）はパイプ、（４）は連
結筒、（６）　、　（１２）は係止突部、（７）は上位
支持片、（８）は固定筒、（１０）はねじ部、（１））
はねじ軸、（１３）は嵌合筒部、（１４）はねじ、（１
５）は下位支持片、（１７）は抑止体である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）パイプの下部内周に上端が固着されて下方に延び
る連結筒と、この連結筒の下面に固着すると共に、中心
部より固定筒を下方に導出した上位接合部片と、前記連
結筒及び固定筒内に挿通されて固定筒の下面より下方に
延び、その下部にねじ部を形成すると共に、パイプ内で
頭部が回転操作可能なねじ軸と、このねじ軸のねじ部に
螺合した下位接合部片と、前記固定筒に挿通され、かつ
、前記上位及び下位接合部片に回転不能に固定された弾
性体とから構成したことを特徴とする連結用支柱。
（２）連結筒の下部と、上位及び下位接合部片が、パイ
プ内に嵌合可能な外径を有して成る請求項１記載の連結
用支柱。
（３）弾性体の固定が、弾性体の上下面を上位及び下位
支持片に夫々設けた係止突部に係止して成る請求項１ま
たは２記載の連結用支柱。
（４）下位支持片の中心部に、上方に延びて固定筒内に
嵌合すると共に内周にねじ孔を形成した嵌合筒部を設け
て成る請求項１，２または３記載の連結用支柱。