JPS592371Y2 - 管の固定構造 - Google Patents

管の固定構造

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JPS592371Y2
JPS592371Y2 JP1978107702U JP10770278U JPS592371Y2 JP S592371 Y2 JPS592371 Y2 JP S592371Y2 JP 1978107702 U JP1978107702 U JP 1978107702U JP 10770278 U JP10770278 U JP 10770278U JP S592371 Y2 JPS592371 Y2 JP S592371Y2
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JP
Japan
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tube
socket
plug
conical surface
fixed body
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JP1978107702U
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English (en)
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JPS5524570U (ja
Inventor
清 大野
滋 丹羽
誠一 田村
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水切り板や壁などの固定体に穿設した透孔を
貫通する都市ガスなどの流体を導く管をその固定体に固
定するための管の固定構造に関する。
第1図は、本考案の典型的な先行技術を示す。
鉄筋集合住宅の台所に備えられた流し台やコンロ台など
の水切り板1に都市ガスのコック2を固定的に取付ける
にあたり、管3にソケット4を介してニップル5を接続
し、このニップル5にロックナツト6を螺合しておき、
ニップル5を水切り板1に穿設した透孔7に下から突込
み、管3をチー8やエルボなどによって管9に接続し、
ニップル5の上部には座金10を介してコック2を螺着
している。
このような先行技術では、寸法合せかむずかしく、作業
性が悪い。
寸法合せが悪い場合には、コック2をニップル5から外
したときにニップル5の上部か水切り板1の透孔7内で
゛沈み、したがって再びニップル5iY−7ツタ2を取
付けることか゛困難となるニヒも4bる。
また、水切り板1が゛厚い場合には、在米のニップル5
を用いることができない。
透孔7の内径が大きい場合には、率金10を介してコッ
ク2とロックナツト6との間に水切り板1を挟んだ場合
において、コック2が゛がグこ一フく 。
本考案は、このような従来からの問題点を解決する管の
固定構造を提供するものであって、その主な[1的は作
業性がよく、Lかも管を固定体に確実に固定することが
できる管の固定構造を提供することである。
本考案は、基本的には、プラグ15と、ソケット24と
、締付はリング33と、ロックナツト30を含む。
プラグ15は、筒部16と、その筒部16の一端に半径
方向外向に延びるフランジ20とを有する。
フランジ20は、固定体1の一面に当接し、スパナなど
の掛合部21を備える。
筒部16は、(a)管3が挿通する挿通孔17と、(b
)筒部16内でその筒部16の他端に同心に形成され、
その節部16の他端に向けて拡開している第1円錐 成された’Itーfaヒ19とを有する。
ソケット24は、(d)その一端に形成されかつプラグ
15の外−hじ19に螺合する内ねじ27と、(e)ソ
ケット24の他端に形成された汁ねし2Bと、(f)内
ねじ27に連なって第1円錐 るにつれて小径となる第2円錐面26ど、(g)第2円
錐面26の小径端に連なり、第2円錐面26と同心であ
り管3が挿通する挿通孔25とを含む。
締付け)ング33は、管3を外囲し、両端が第1および
第2円錐面18. 26にそれぞれ当接し、半径方向外
方への弾発力を有し、周方向に開いている。
ロックナツト30は、(h)ソケット24の外ねし2B
に螺合する内わじ31と、(i)スパナなどの掛合部3
2とを有しており、固定体1の他面に当接してフランジ
20との間で固定体1を挟圧する。
第2図は、本考案の一実施例の縦断面である。
上部にステンレス鋼などの金属板12が固着された水切
り板1には、管3が貫通する透孔7が穿設されている。
プラグ15は、その筒部16に、管3が挿通する挿通孔
17と、この挿通孔17に同心に形成された内せばまり
の円錐面18と、外ねじ19とを有する。
筒部16の一端には半径方向外方に延びるフランジ20
が形成されている。
第3図はフ0ラグ15の平面図で゛ある。
フランジ20はスパナなどの掛合部21を有する。
フランジ20は、パツキン22を介して金属板12の」
11面に当接する。
ソケット24は、管3が挿通ずる挿通孔25と、プラグ
15の円錐面18に対向し7て挿通孔25と同心に形成
された内せは゛まりの円錐面26と、プラグ15のダト
ねじ19に螺合する内へじ27と、外周面に刻設さズし
た外ねじ28とを有する。
第4図は、ロックナツト30の平面図でパある。
ロックナラ1−30は、ソケツ[・24のダトねじ28
に螺合する内ねじ31と、スパナなどの掛合部32とを
有し、水切り板1の下面に当接する。
第5図は締付はリング33の平面図であり、第6図は締
付はリング33の正面図で゛ある。
締付はリング33は、円錐面1B, 26間に介在さI
′シて、管3を外囲する。
締付けりング33は、たとえばステンレス鋼などの材料
から成り、真円に形成される。
締付はリング33の両端外周には、先細り状の円錐面3
4、 35が形成されている。
これらの円錐面34. 35は、プラグ15の円錐面1
Bおよびソケット24の円錐面26にそれぞれ当接する
締付りング33は、内力向の端部36か゛切除されて周
Jj向に開いており、したがって締付けりング33の半
径方向の変位が自在であり、縮径が可能となる。
管3の一L端にはダトねじ38が刻設されており、5二
の仲ねじ38は、在米ダ)コック2の内わじ39に螺合
する。
締付はリング33は半径方向外方−1の弾発力を有する
管3を水切り板1に固定してコック2を取付けるにあた
っては、先ず管3にその上端側から、プラグ15と、パ
ツキン22と、締付はリング33と、ソケット24とを
、暫時的に組立てて挿通する。
ロックナラ)・30を水切り板1の下方から管3に挿通
させ、ロックナツト30の内ねじ31をソケット24の
外ねし2Bに暫時的に螺合させる。
フランジ20の掛合部21にスパナなどを掛合して、プ
ラグ15を回転する。
これによーって、外すじ19と内ねじ27との螺合によ
るねし送り作用により、円錐面18、 26が相互に近
接して行き、そのため締付リング33は円錐面18.2
6に挾まれて縮径されて行き、締付はリング33の内面
が管3の外面に強固に当接する。
このときロックナツト30は水切り板1に当接しない。
したがって管3と締付はリング33、ソケツ1へ24お
よびプラグ15が一体的となる。
そこでロックナツト30を、その掛合部32にスパナな
どを掛合して、回転する。
こうしてフランジ20とロックナツト30との間に、パ
ツキン22を介在して、水切り板1および金属板12を
締付けて固定する。
締付はリング33は、半径方向外方への弾発力を有して
いるので、この弾発力に抗して上述のように縮径されて
行くとき、締付はリング33は真円の状態を保ったまま
で歪むことなく管3を締付け、したがって締付はリング
33は管3の外面をその周方向にわたって均一な圧力で
締付けることができる。
管3を上述のように水切り板1に固定した後、管3の」
二部にコック2を螺着する。
上述の実施例では、プラグ15に外ねじ19を、ソケッ
ト24に内ねじ27を刻設して、両ねじ19゜27を螺
合したが、本考案の他の実施例として、プラグ15に内
わじを刻設し、ソケット24に外ねしを刻設してもよい
以上のように本考案によれば、ソケットとプラグとに形
成した円錐面の間に締付はリングを介在し、これら円錐
面をねし送り作用によって相互に近接させて、この締付
はリングによって管3の外面を締付け、管とプラグとを
一体的に固定し、このプラグのフランジとロックナラ1
−との間で固定体を両面から挟圧して固定するようにし
たので、固定体への管の確実な固定が可能となり、また
寸法合せが容易であるので作業性が向上される。
締付はリングは半径方向外方への弾発力を有しているの
で、管の外周面を周方向に均一な力で締付けることが可
能となり、強大な締付力を確実に発生することが可能に
なる。
本考案では、プラグ15とソケット24とは個別に構成
されており、両者は外ねじ19と内ねし27とによって
螺合する。
これによって第1円錐面1Bと第2円錐面26どの間に
介在されている締付はリング33は、管3の外周を締付
ける。
こうしてプラグ15には管3が固定されることになる。
管3を固定体1に固定するには、プラグ15に螺合して
固定されているソケット24の外ねじ28に螺合する内
ねじ31を有するロックナツト30によって、プラグ1
5のフランジ20とロックナラI−30との間に固定体
1を挟圧する。
このようにしてプラグ15を管3に固定する作業と、プ
ラグ15シたがって管3をロックナラI・30を用いて
固定体1に固定する作業とは、完全に独立して個別に行
なうことができる。
したがって管3の任意の希望する位置を固定体1に固定
することが可能になる。
参考までに述べると、第2図には、コック2の下端面が
プラグ15のフランジ20の上面に当接している状態が
示されているけれども、本考案に従えば゛、コック2と
フランジ20とは当接していなければならない理由は全
くなく、離間していてもよく、本考案では、管3の任意
の希望する位置を固定体1に固定することができるとい
う優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の断面図、第2図は本考案の一実施例
の断面図、第3図はプラグ15の平面図、第4図はロッ
クナツト30の平面図、第5図は締付はリング33の平
面図、第6図は締付はリング33の正面図である。 1・・・水切り板、3・・・管、7・・・透孔、15・
・・プラグ、17、25・・・挿通孔、18.26・・
・円錐面、19・・・外ねし、20・・・フランジ、2
1.32・・・掛合部、24・・・ソケット、27、3
1・・・内すじ、28・・・外ねし、30・・・ロック
ナツト、33・・・締付はリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定体1に穿設した透孔7を貫通する流体を導く管3を
    その固定体1に固定するための管の固定構造において、 筒部16およびその筒部16の一端に半径方向外方に延
    びるフランジ20を有するプラグ15であって、 フランジ20は、固定体1の一面に当接し、かつスパナ
    などの掛合部21を備え、 筒部16は、(a)管3が挿入する挿通孔17、(b)
    筒部16内でその筒部16の他端に同心に形成され、そ
    の筒部16の他端に向けて拡開している第1円錐面18
    および、(C)外周面に形成された外ねじ19を有する
    、そのようなプラグ15、 ソケット24であって、 (d) ソケット24の一端に形成され、かつプラグ
    15の外ねじ19に螺合する内ねじ27、(e) ソ
    ケット24の他端に形成された外ねし2B、(f)
    内ねじ27に連なって第1円錐面1Bに対向し、第1円
    錐面18から遠去るにつれて小径となる第2円錐面26
    、および (g) 第2円錐面26の小径端に連なり、第2円錐
    面26と同心であり、管3が挿通する挿通孔25を有す
    る、そのようなソケット24、 管3を外囲し、両端が第1および第2円錐面18.26
    にそれぞれ当接し、半径方向外方への弾発力を有し、周
    方向に開いている締付はリング33、ならびに、 ロックナツト30であって、 (h) ソケット24の外ねし2Bに螺合する内ねじ
    31および、 (i) スパナなどの掛合部32を有し、固定体1の
    他面に当接してフランジ20との間で固定体1を挟圧す
    る、そのようなロックナツト30を含むことを特徴とす
    る管の固定構造。
JP1978107702U 1978-08-04 1978-08-04 管の固定構造 Expired JPS592371Y2 (ja)

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JPS5524570U JPS5524570U (ja) 1980-02-16
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ID=29052064

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026961A (ja) * 1973-07-16 1975-03-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026961A (ja) * 1973-07-16 1975-03-20

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Publication number Publication date
JPS5524570U (ja) 1980-02-16

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