JPH022132Y2 - - Google Patents

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JPH022132Y2
JPH022132Y2 JP10660082U JP10660082U JPH022132Y2 JP H022132 Y2 JPH022132 Y2 JP H022132Y2 JP 10660082 U JP10660082 U JP 10660082U JP 10660082 U JP10660082 U JP 10660082U JP H022132 Y2 JPH022132 Y2 JP H022132Y2
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tube
insertion tube
faucet
hose
screw
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は着脱容易なホース継手に関する。
水道の蛇口に、ホースを瞬時に接続し、或は抜
取ることができるために、簡易なホース継手が用
いられる。
ホース継手は、ホース端に差込まれるホース差
込筒と、蛇口側に常時固定される蛇口差込筒及び
中間筒とよりなり、ホース差込筒が中間筒に対
し、着脱自在となつている。
従来のホース継手は、蛇口を挾持固定すべきね
じを、蛇口差込筒内にインサートしたねじ止めリ
ングに螺着していた。
第8図は、従来のホース継手の蛇口差込筒の部
分を示す横断面図である。
ホース継手の最上部に設けられる蛇口差込筒3
0は環状のプラスチツク部材で、内周面にしんち
ゆうなどのねじ止めリング31がインサートして
ある。
蛇口差込筒30及び螺止めリング31の四方に
は、ねじ通し穴32及び雌螺穴33が穿孔されて
いる。ねじ34は、四方から、ねじ通し穴32へ
差込まれ、雌螺穴33へ螺入される。
水道の蛇口(図示せず)に、蛇口差込筒30を
差入れ、ねじ34をドライバーで螺込み、蛇口に
蛇口差込筒30を固定する。
ねじ34の先端は蛇口を押し、その反力がねじ
止めリング31に掛る。
このようなホース継手は、製作コストがなお高
いという難点があつた。
理由を説明する。
まず、ねじ止めリング31をしんちゆうとする
と、材料費が高くなる、という事である。円環状
であつて、ねじ34を止めるという目的に対して
は、余分な大きさをもつているからである。
今ひとつは、製作が煩労である、ということで
ある。蛇口差込筒30のねじ通し穴32は、予め
成形の段階で一挙に設けておくことができる。
ねじ止めリング31の雌螺穴33は予め穿孔し
ておくことができない。予め穿孔しておくと、ね
じ通し穴32と雌螺穴33の位置合せが難しいか
らである。
従来は、タツプつきのドリルを、蛇口差込筒3
0のねじ通し穴32から差入れ、穴を穿つと同時
に雌螺穴33を形成する加工を行つていた。こう
すると、ねじ通し穴32、雌螺穴33は半径方向
に揃う。
しかし、このようにすると、加工に手間がかか
り能率的ではなかつた。
本考案は、ねじを止めるため、ねじ止めリング
31の代りにナツトを用いたホース継手を与える
事を目的とする。
以下、実施例を示す図面によつて、詳細に説明
する。
第1図は本考案の実施例にかかるホース継手の
平面図である。
第2図は第1図中の−断面図である。
ホース継手1は、ホース差込筒2、摺動筒3、
中間筒4、蛇口差込筒5、パツキン6、抜止めボ
ール7などよりなる。
ホース差込筒2は上方で拡径しており、側壁四
方にボール穴8が穿たれる。抜止めボール7はボ
ール穴8に嵌装されている。
ホース差込筒2の拡径上部の内周面に、中間筒
4の下半の小径部が嵌入する。中間筒4の小径部
の外周面には、凹溝9が形成してある。
中間筒4にホース差込筒2を差込んだ状態で
は、抜止めボール7が、中間筒4の凹溝9と、ホ
ース差込筒2のボール穴8の両方の空間にまたが
つて存在する。摺動筒3が抜止めボール7の後退
を許さないので、中間筒4とホース差込筒2とは
結合状態を維持する。
ホース差込筒2は、常時ホース端部に固着され
るべきもので、先端小径部には抜止め溝10が形
成してある。
摺動筒3は、ホース差込筒2の拡径上半部の外
周面に、摺動自在に嵌装される。
摺動筒3の下端は外側へ突出した把持環部11
となつている。ここを把持して押下げるためであ
る。
ホース差込筒2の上端近くの外周にストツパリ
ング12が嵌着してある。摺動筒3を抜止めする
ためである。
ホース差込筒2と、摺動筒3の間には、軸方向
にスプリング13が装設してある。
スプリング13は、ホース差込筒2に対して、
摺動筒3を上方へ押上げる。ストツパリング12
は摺動筒3の上限位置を規定する。
把持環部11を持つて摺動筒3を押下げると、
スプリング13は押縮められ、抜止めボール7は
摺動筒3上端のテーパ面23の方へ移動する。抜
止めボール7が凹溝9より離れるから、中間筒4
と、ホース差込筒2とは離脱することができる。
中間筒4の下端の外周面には凹溝24が設けて
あり、ここにOリング14が嵌着してある。
Oリング14はホース差込筒2と中間筒4の間
をシールする。
この例では、凹溝24が中間筒4の外周に形成
してある。中間筒4、ホース差込筒2、摺動筒3
などは、例えばポリアセタールのようなプラスチ
ツクで作る。外周の凹溝24は射出成形等によ
り、簡単に成形できる。
逆にホース差込筒2の内周面に凹溝を設けても
よい。内周面の凹溝は射出成形で作れないので、
成形後に凹溝を加工しなければならない。
第3図は蛇口差込筒のみの底面図である。
第4図、第5図は第2図中の−,−断
面図である。
中間筒4の上方の内周面には雌螺部15が設け
られる。蛇口差込筒5の下端の、対応する外周面
には雄螺条16が設けられる。
雌、雄螺条15,16によつて、中間筒4と蛇
口差込筒5とが結合される。ゴムリングよりなる
パツキン6は、中間筒4と蛇口差込筒5の間に挾
圧されシール作用を担う。
ホース継手についての以上の構成は公知であ
る。
本考案の新規な部分は、蛇口差込筒5の構成に
ある。
第1図、第2図、第5図に現われるように、蛇
口差込筒5の四方にねじ通し穴17が、直径方向
に穿たれ、これより内部がナツト室18となつて
いる。
止めネジ19は、ねじ通し穴17から差込ん
で、予めナツト室18へ嵌入してあるナツト20
に螺合する。
ナツト20は六角でも四角でも良い。材質は、
ステンレスでも、しんちゆう、アルミ、でも良
い。
蛇口差込筒5のナツト室18は、ナツト20
を、ねじ通し穴17の中心軸線位置へ、廻止め保
持する。
ナツト20をナツト室18へ挿入すると、直ち
に止めネジ19を、ねじ通し穴17から差込ん
で、ナツト20に螺合することができる。
ねじ止めリング31のかわりにナツト20を使
つて、止めネジ19を支持する点が、本考案の特
徴である。
第6図は第1図中の蛇口差込筒5についての
−断面図である。ナツト室18は、六角ナツト
の形状に合致する形状で、下から装入できるよう
になつている。ナツト室18の壁面形状にナツト
を合致させると、ナツトの穴と、ねじ通し穴17
の中心が合致する。ナツトは廻り止めされている
ので、止めねじ19を簡単に螺込むことができ
る。
第7図は第6図と同様な断面図であるが、四角
ナツトの例を示す。
中間筒4には四方に凸部21があつて、蛇口差
込筒5を蛇口(図示せず)に固着した後、凸部2
1に手指をかけ、中間筒4を廻すのに便利なよう
にしている。
蛇口差込筒5の内周面には、4個の調整片22
が凸設してある。
水道の蛇口の外径は、大径のものと小径のもの
と2種類ある。いずれの蛇口に取付けるにして
も、蛇口差込筒5の中心と蛇口中心は合致しなけ
ればならない。
蛇口が小径の場合、調整片22はそのままとす
る。調整片22は小径蛇口に外接し、蛇口差込筒
と中心を合致させる作用がある。
蛇口が大径の場合、調整片22は折り取る。大
径蛇口は、蛇口差込筒5の内周面26に接触して
位置決めされる。
操作を述べる。
水道の蛇口の方には、蛇口差込筒5を下から差
入れ、4つの止めネジ19を締める。中間筒4を
廻して、蛇口差込筒5に対して緊締する。パツキ
ン6からの洩れを防ぐためである。
ホース(図示せず)には、予めホース差込筒2
を差入れておく。
こうして準備ができると、摺動筒3をホース差
込筒2に対して押下げ、抜止めボール7をテーパ
面23の方へ後退させ、ホース差込筒2を中間筒
4へと差込む。
こうして、ホース継手の着装が終る。
効果を述べる。
従来のねじ止めリング31をインサートしてか
ら、雌螺穴をドリルタツプで穿つものに比し、本
考案は次の効果がある。
(1) 組立作業が単純化される。特別な工具を必要
としない。
ナツト室18にナツト20を入れ止めネジ1
9を螺入するだけだから、ドライバだけで良
い。
位置合せも、ナツト室形状により簡単になさ
れる。
4組のナツト、止めネジを蛇口差込筒に装着
するのに、約30〜40秒ですむ。
組立のコストが低下する。
(2) 材料費を節減できる。
ねじ止めリング31(第8図)は、完全な円
環である。厚み(内外径差の半分)も4mm程度
で、内径25mm、高さ7mmのしんちゆうリングと
して、約14円かかる。
ナツトにかえると、1円/個にでき、4円で
すむ。これは価格の一例にすぎないが、おおむ
ね、このような比率でコスト削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るホース継手の平
面図。第2図は第1図中の−断面図。第3図
は蛇口差込筒の底面図。第4図は第2図中の−
断面図。第5図は第2図中の−断面図。第
6図は第1図中の−断面の内蛇口差込筒につ
いてのみの断面図。ナツトが六角形である例を示
す。第7図は第6図に対応する蛇口差込筒の断面
図、ナツトが四角形である例を示す。第8図は公
知のホース継手の蛇口差込筒のねじを含む横断平
面図。 1……ホース継手、2……ホース差込筒、3…
…摺動筒、4……中間筒、5……蛇口差込筒、6
……パツキン、7……抜止めボール、8……ボー
ル穴、9……凹溝、10……抜止め溝、11……
把持部、12……ストツパリング、13……スプ
リング、14……Oリング、15……雌螺部、1
6……雄螺部、17……ねじ通し穴、18……ナ
ツト室、19……止めネジ、20……ナツト、2
1……凸部、22……調整片、23……テーパ
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホース差込筒2と、ホース差込筒の外側に摺動
    可能に設けられる摺動筒3と、ホース差込筒2へ
    着脱可能に設けられる中間筒4と、中間筒4とパ
    ツキン6を介して、相互に結合される蛇口差込筒
    5と、ホース差込筒2のボール穴8と中間筒4の
    凹溝9のなす空間に嵌入された抜止めボール7
    と、摺動筒3をホース差込筒2に対して中間筒4
    の方向へ弾圧するスプリング13と、蛇口差込筒
    5のナツト室18に嵌入された複数個のナツト2
    0と、蛇口差込筒5の周囲のねじ通し穴17から
    ナツト20へ螺込まれた複数個の止めネジ19と
    より成る事を特徴とするホース継手。
JP10660082U 1982-07-14 1982-07-14 ホ−ス継手 Granted JPS5911985U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10660082U JPS5911985U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 ホ−ス継手

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JP10660082U JPS5911985U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 ホ−ス継手

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Publication Number Publication Date
JPS5911985U JPS5911985U (ja) 1984-01-25
JPH022132Y2 true JPH022132Y2 (ja) 1990-01-18

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JP10660082U Granted JPS5911985U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 ホ−ス継手

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07111224B2 (ja) * 1992-12-14 1995-11-29 株式会社トヨックス 蛇口継ぎ手
JP4480707B2 (ja) * 2006-11-01 2010-06-16 京楽産業.株式会社 球移送ホースの取付構造

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JPS5911985U (ja) 1984-01-25

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