JPS6316895Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316895Y2 JPS6316895Y2 JP9706184U JP9706184U JPS6316895Y2 JP S6316895 Y2 JPS6316895 Y2 JP S6316895Y2 JP 9706184 U JP9706184 U JP 9706184U JP 9706184 U JP9706184 U JP 9706184U JP S6316895 Y2 JPS6316895 Y2 JP S6316895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting pin
- elastic ring
- screw shaft
- diameter
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この考案は、ステーダンパ等の器具取付具に関
するものである。
するものである。
(2) 従来の技術
窓枠の内側に障子を回動可能に設けた排煙窓に
おいては、窓枠と障子の縦桟のそれぞれにブラケ
ツトを取付け、そのブラケツト間にステーダンパ
を取付けるようにしている。
おいては、窓枠と障子の縦桟のそれぞれにブラケ
ツトを取付け、そのブラケツト間にステーダンパ
を取付けるようにしている。
ところで、ステーダンパの取付けは、注意力を
要する高所での作業であるため、簡単に取付けで
きるようにした取付方法が要求される。しかし、
従来は、ブラケツトとステーダンパとをボルト−
ナツトで連結するようにしているため、ステーダ
ンパの取付けに両手を必要とし、しかもその組立
てにおいて、ボルトやナツトあるいは締付け用工
具を誤まつて落すこともあり、組立て作業の安全
性に問題があつた。
要する高所での作業であるため、簡単に取付けで
きるようにした取付方法が要求される。しかし、
従来は、ブラケツトとステーダンパとをボルト−
ナツトで連結するようにしているため、ステーダ
ンパの取付けに両手を必要とし、しかもその組立
てにおいて、ボルトやナツトあるいは締付け用工
具を誤まつて落すこともあり、組立て作業の安全
性に問題があつた。
(3) 考案が解決しようとする問題点
そこで、この考案は上記の問題点を解決し、ス
テーダンパ等の器具の取付けの安全性を向上し、
取付け作業の時間短縮を図ることを技術的課題と
している。
テーダンパ等の器具の取付けの安全性を向上し、
取付け作業の時間短縮を図ることを技術的課題と
している。
(4) 問題点を解決するための手段
上記の技術的課題を解決するために、この考案
は、適宜の部材に取付けるブラケツトに筒状の連
結ピンを取付け、その連結ピンの内周にねじを形
成し、そのねじにねじ係合したねじ軸の端にテー
パ軸部を連成し、そのテーパ軸部の端に上記連結
ピンの外径とほぼ同径の頭部を設け、この頭部と
連結ピンの端面間におけるねじ軸の外側に径方向
に変形可能な弾性リングを嵌合し、ねじ軸の外側
に弾性リングが嵌合する状態において、その弾性
リングの外径が連結ピンの外径にほぼ等しくなる
よう弾性リングの外径寸法を規制した構成とした
ものである。
は、適宜の部材に取付けるブラケツトに筒状の連
結ピンを取付け、その連結ピンの内周にねじを形
成し、そのねじにねじ係合したねじ軸の端にテー
パ軸部を連成し、そのテーパ軸部の端に上記連結
ピンの外径とほぼ同径の頭部を設け、この頭部と
連結ピンの端面間におけるねじ軸の外側に径方向
に変形可能な弾性リングを嵌合し、ねじ軸の外側
に弾性リングが嵌合する状態において、その弾性
リングの外径が連結ピンの外径にほぼ等しくなる
よう弾性リングの外径寸法を規制した構成とした
ものである。
(5) 作用
上記の構成から成る器具取付具は、器具の取付
位置に予め取付けておくようにし、その取付具に
対して器具を取付ける場合は、器具に設けた取付
孔にブラケツトから突設する連結ピンを挿入し、
器具の取付孔からねじ軸の外側に嵌合した弾性リ
ングを突出させた状態において、ねじ軸の締付け
を行ない、テーパ軸部を弾性リングの内側に侵入
させて弾性リングを拡径し、その弾性リングの外
径を器具の取付孔の内径より大きくして器具の抜
け止めを図るようにする。
位置に予め取付けておくようにし、その取付具に
対して器具を取付ける場合は、器具に設けた取付
孔にブラケツトから突設する連結ピンを挿入し、
器具の取付孔からねじ軸の外側に嵌合した弾性リ
ングを突出させた状態において、ねじ軸の締付け
を行ない、テーパ軸部を弾性リングの内側に侵入
させて弾性リングを拡径し、その弾性リングの外
径を器具の取付孔の内径より大きくして器具の抜
け止めを図るようにする。
(6) 実施例
第2図に示すように、ブラケツト1はピン支持
板2を備えたそのピン支持板2に形成したピン孔
3に連結ピン4の端部に設けた小径軸部5を挿入
し、ピン孔3から突出する小径軸部5の先端部の
カシメによつて連結ピン4を固定している。6は
ブラケツト1に形成したビス挿入孔である。
板2を備えたそのピン支持板2に形成したピン孔
3に連結ピン4の端部に設けた小径軸部5を挿入
し、ピン孔3から突出する小径軸部5の先端部の
カシメによつて連結ピン4を固定している。6は
ブラケツト1に形成したビス挿入孔である。
上記連結ピン4は筒状をなし、その内周面には
ねじ7が形成され、そのねじ7にねじ軸8がねじ
合わされている。ねじ軸8の端部には、そのねじ
軸8の締付け量を制限する大径軸部9が形成さ
れ、その大径軸部9の端にテーパ軸部10が連成
されている。また、テーパ軸部10の端には円形
頭部11が設けられ、その円形頭部11の外径
は、連結ピン4の外径にほぼ等しくなつている。
ねじ7が形成され、そのねじ7にねじ軸8がねじ
合わされている。ねじ軸8の端部には、そのねじ
軸8の締付け量を制限する大径軸部9が形成さ
れ、その大径軸部9の端にテーパ軸部10が連成
されている。また、テーパ軸部10の端には円形
頭部11が設けられ、その円形頭部11の外径
は、連結ピン4の外径にほぼ等しくなつている。
さらに、頭部11の端面とねじ軸8の先端面に
はねじ回しの先端部が係合可能な係合部12が設
けられている。
はねじ回しの先端部が係合可能な係合部12が設
けられている。
上記頭部11と連結ピン4との間におけるねじ
軸8の外側には、径方向に変形可能な弾性リング
13が嵌合されている。この弾性リング13は、
一部を切り離した金属リングであつてもよく、あ
るいはシール用Oリングのようなゴム製リングで
あつてもよい。
軸8の外側には、径方向に変形可能な弾性リング
13が嵌合されている。この弾性リング13は、
一部を切り離した金属リングであつてもよく、あ
るいはシール用Oリングのようなゴム製リングで
あつてもよい。
上記弾性リング13がねじ軸8の外側に位置す
る状態において、その弾性リング13の外径は、
ねじ軸8の頭部11の外径にほぼ等しくなり、ね
じ軸8を締付けてテーパ軸部10を弾性リング1
3の内側に侵入させると、その弾性リング13が
拡径して外周部が連結ピン4の外周面より外方に
突出するようになつている。
る状態において、その弾性リング13の外径は、
ねじ軸8の頭部11の外径にほぼ等しくなり、ね
じ軸8を締付けてテーパ軸部10を弾性リング1
3の内側に侵入させると、その弾性リング13が
拡径して外周部が連結ピン4の外周面より外方に
突出するようになつている。
実施例で示す器具取付具は上記の構造から成
り、第1図は、窓枠20と、その窓枠20の内側
に回動可能に設けた障子21のそれぞれの縦桟に
この考案に係る取付具を固定し、その取付具間に
ステーダンパ22を取付けた状態を示している。
り、第1図は、窓枠20と、その窓枠20の内側
に回動可能に設けた障子21のそれぞれの縦桟に
この考案に係る取付具を固定し、その取付具間に
ステーダンパ22を取付けた状態を示している。
いま、縦桟に取付具のブラケツト1を固定した
のち、ステーダンパ22の取付片23に形成した
取付孔24を連結ピン4の外側に嵌合し、ねじ軸
8の外側に嵌合した弾性リング13が上記取付孔
24から外方に突出する状態において、ねじ軸8
を回動して締付けると、そのねじ軸8の端に設け
たテーパ軸部10が弾性リング13の内側に侵入
して上部弾性リング13を拡径し、大径軸部9の
端面が連結ピン4の端面に衝合する状態までねじ
軸8をねじ込むと、弾性リング13の外周部が連
結ピン4の外周面より外方に突出し、その弾性リ
ング13によつて連結ピン4から取付片23が抜
け出るのを防止することができる(第2図参照)。
のち、ステーダンパ22の取付片23に形成した
取付孔24を連結ピン4の外側に嵌合し、ねじ軸
8の外側に嵌合した弾性リング13が上記取付孔
24から外方に突出する状態において、ねじ軸8
を回動して締付けると、そのねじ軸8の端に設け
たテーパ軸部10が弾性リング13の内側に侵入
して上部弾性リング13を拡径し、大径軸部9の
端面が連結ピン4の端面に衝合する状態までねじ
軸8をねじ込むと、弾性リング13の外周部が連
結ピン4の外周面より外方に突出し、その弾性リ
ング13によつて連結ピン4から取付片23が抜
け出るのを防止することができる(第2図参照)。
なお、第2図に示す実施例においては、ねじ軸
8の締付量を制限する大径軸部9を設けたが、第
3図に示すように、ねじ軸8の端にテーパ軸部1
0を設けて上記の大径軸部9を省略してもよい。
8の締付量を制限する大径軸部9を設けたが、第
3図に示すように、ねじ軸8の端にテーパ軸部1
0を設けて上記の大径軸部9を省略してもよい。
この考案に係る取付具はステーダンパの取付用
に限定されず、他の器具の取付け用として使用す
ることもできる。
に限定されず、他の器具の取付け用として使用す
ることもできる。
(7) 効果
以上のように、この考案によれば、器具に設け
た取付孔を連結ピンの外側に嵌合してねじ軸を締
付けると、弾性リングが拡径して器具を抜け止め
することができるため、器具の取付けが容易であ
ると共に、その取付作業を片手で行なうことがで
きるため、高所における器具の取付けも安全に行
なうことができる。
た取付孔を連結ピンの外側に嵌合してねじ軸を締
付けると、弾性リングが拡径して器具を抜け止め
することができるため、器具の取付けが容易であ
ると共に、その取付作業を片手で行なうことがで
きるため、高所における器具の取付けも安全に行
なうことができる。
また、拡径した弾性リングは、縮径方向の復元
弾力を有し、その弾力はねじ軸を軸方向に押すよ
うに作用するため、ねじ軸の弛みを防止すること
ができる。
弾力を有し、その弾力はねじ軸を軸方向に押すよ
うに作用するため、ねじ軸の弛みを防止すること
ができる。
第1図は、この考案に係る取付具の使用の一例
を示す正面図、第2図は同上取付具の一実施例を
示す一部切欠正面図、第3図は同上取付具の他の
実施例を示す一部切欠正面図である。 1……ブラケツト、4……連結ピン、7……ね
じ、8……ねじ軸、10……テーパ軸部、11…
…頭部、13……弾性リング。
を示す正面図、第2図は同上取付具の一実施例を
示す一部切欠正面図、第3図は同上取付具の他の
実施例を示す一部切欠正面図である。 1……ブラケツト、4……連結ピン、7……ね
じ、8……ねじ軸、10……テーパ軸部、11…
…頭部、13……弾性リング。
Claims (1)
- ブラケツトに筒状の連結ピンを取付け、その連
結ピンの内周にねじを形成し、そのねじにねじ係
合したねじ軸の端にテーパ軸部を連成し、そのテ
ーパ軸部の端に上記連結ピンの外径とほぼ同径の
頭部を設け、この頭部と連結ピンの端面間におけ
るねじ軸の外側に径方向に変形可能な弾性リング
を嵌合し、ねじ軸の外側に弾性リングが嵌合する
状態において、その弾性リングの外径が連結ピン
の外径にほぼ等しくなつているステーダンパ等の
器具取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9706184U JPS6113012U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | ステ−ダンパ等の器具取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9706184U JPS6113012U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | ステ−ダンパ等の器具取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6113012U JPS6113012U (ja) | 1986-01-25 |
JPS6316895Y2 true JPS6316895Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30656586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9706184U Granted JPS6113012U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | ステ−ダンパ等の器具取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113012U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003734A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Goal Co Ltd | 窓開閉用ガススプリングの取付装置 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP9706184U patent/JPS6113012U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6113012U (ja) | 1986-01-25 |
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