JPH0639130Y2 - 突張り装置 - Google Patents

突張り装置

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JPH0639130Y2
JPH0639130Y2 JP4890492U JP4890492U JPH0639130Y2 JP H0639130 Y2 JPH0639130 Y2 JP H0639130Y2 JP 4890492 U JP4890492 U JP 4890492U JP 4890492 U JP4890492 U JP 4890492U JP H0639130 Y2 JPH0639130 Y2 JP H0639130Y2
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JP
Japan
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adjuster
tightening
tensioning device
fixed
elastic
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JP4890492U
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JPH068806U (ja
Inventor
宗一 赤石
Original Assignee
赤石工業株式会社
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所定間隔を置いて相対
向する天井と床や固定壁等の対向面間に強力に突張り固
定して、パーティションの支柱や洋服掛け等として用い
る突張り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の突張り装置としては、図
5に示すように、外筒体37に内筒体38を引出し自在に挿
嵌し、両筒体37,38 を筒体内に設けたロック機構39によ
って所望の引出し長さで固定可能とし、前記内筒体38の
先端部内にガイド体40を固着すると共に先端部外周に有
底筒状体41を外嵌し、この筒状体41に固着した角形ガイ
ド軸42を前記ガイド体40に設けた角形ガイド孔43に摺動
自在に挿嵌し、内筒体38の先端面と有底筒状体41の内底
部との間にスプリング44を介装し、受体45を枢着したア
ジャスタ46を有底筒状体41の先端面に配接し、該アジャ
スタ41に突設する螺子軸47を、有底筒状体41の先端部に
埋設しているナット体48に螺挿してなるものがあった
(例えば実公平3-22565 号公報参照) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の突張り装置は、ロック機構39、ガイド軸42とガイド
孔43とによるガイド機構及び螺子軸47とナット体48とに
よる伸縮機構等の多くの機構を有していたので構成が複
雑で、部品点数が多く安価に製作することができなかっ
た。
【0004】しかも、同じ太さの内筒体を用いた突張り
装置に比べ、内筒体38よりも細いガイド軸42を使用して
いるので、固定壁間に突張らせて洋服等の吊り下げ物を
吊り下げた場合に、突張り装置の長手方向と直角に作用
する垂直荷重に対するたわみ強度が低いという問題を有
していた。また、天井と床との間にパーティションの支
柱等として用いた場合に、外筒体37又は内筒体38の長手
方向に垂直荷重がかかってスプリング44が圧縮されると
突張り装置が縮み容易に外れるという問題があった。
【0005】そこで、本考案は、機構を簡素化し、たわ
み強度が強く、しかも、容易に外れない突張り装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は次の技術的手段を講じた。即ち、本考案の
特徴とするところは、外筒体1 に内筒体2 を引出し自在
に挿嵌すると共に、いずれか一方の筒体2 の外側端部に
アジャスタ3 を介して受体4 を取着し、前記一方の筒体
2 の外側端部とアジャスタ3 との間に伸縮自在機構33を
設けてなる突張り装置において、前記外筒体1 の内側端
部に弾性体受部10を設けると共に前記内筒体2 の所望位
置に固定自在な締付体5 を内筒体2 に挿通し、前記弾性
体受部10と締付体5 との間に弾性体6 を介装している点
にある。
【0007】
【作用】突張り装置を対向面間に突張り固定するには、
まず、伸縮自在機構33を縮めた状態で、突張り装置の長
さを対向面間の長さよりも弱干長くする。そして、弾性
体6 を弱干圧縮させることにより突張り装置の長さを縮
め、対向面間に突張り装置を介入する。次に、アジャス
タ3 を伸縮自在機構33が伸びる方向に回動させて弾性体
6 をさらに圧縮し、突張り装置を対向面間に強固に固定
する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1から図4は本考案の実施例を示し、本考案の突
張り装置は、外筒体1 に内筒体2 を引出し自在に挿嵌
し、内筒体2 の外側端部にアジャスタ3 を介して受体4
を取着し、内筒体2 に締付体5 を挿通すると共にこの締
付体5 と外筒体1 の内側端部との間に弾性体であるコイ
ルスプリング6 を介装して主構成したものである。
【0009】前記外筒体1 及び内筒体2 は、合成樹脂を
被覆等した金属製パイプからなり、外筒体1 の外側端部
にはすべり止め用のゴム板を取着した当接体7 が固着さ
れ、内側端部には合成樹脂により形成された弾性体受体
8 が接着されている。この弾性体受体8 は円筒状で、そ
の先端部内側に大径孔9 が設けられ、この底部が弾性体
受部10とされている。
【0010】また、内筒体2 の外側端部には、ガイド体
11が接着剤、カシメ等により固定され、このガイド体11
には軸心に沿ってボルト挿通孔12が形成され、この中途
部にはインサートされたナット13が備えられている。 前記アジャスタ3 は、内筒体2 の外端部が外嵌可能な有
底円筒状であり、内側底部に開口側に向って突出するボ
ルト14がインサートされて一体成形されたものである。
そして、前記ガイド体11のナット13にこのボルト14を螺
挿することによって、伸縮自在機構33が構成されてい
る。また、アジャスタ3 の外周面には、回動操作用のス
リット15とリブ16とが設けられ、外側端部には、リング
状のガイド溝17とネジ孔18とが設けられている。
【0011】前記受体4 の内側端部には、リング状のガ
イドリブ19が設けられ、外側端部には、固定面に当接さ
せるためのゴム円板20を有する当接部21が設けられてお
り、前記アジャスタ3 のガイド溝17にガイドリブ19を差
込むと共に、ビス22により受体4 がアジャスタ3 に回動
可能に取着されている。前記締付体5 は、図2、図4に
示すように、円筒状で内筒体2 を挿通可能な締付環23と
大径孔24とを備え、締付体5 の一側には割溝25が形成さ
れている。そして、締付環23の割溝25の両端縁部には外
方に突出した一対の締付用フランジ部26,27 が形成さ
れ、該締付用フランジ部26,27 に挿通されるボルト28
と、一方のフランジ部27に回動不能に内嵌されたナット
29との締付によって、締付環23が径方向に縮小でき、内
筒体2 の所望位置に固定自在となっている。また、大径
孔24の底部は弾性体受部30とされて、この弾性体受部30
と前記外筒体1 の弾性体受部10との間に前記コイルスプ
リング6 が介装されている。なお、32はボルト28のつま
みである。
【0012】上記構成の突張り装置を所定間隔を置いて
対向する固定壁間に突張り固定するには、まず、図2に
示すように、伸縮機構を縮めた状態、即ち、アジャスタ
3 の内側底部に内筒体2 の外端部が収納された状態と
し、突張り装置の長さを固定壁間の距離より弱干長くな
るよう、締付体5 を固定する。弱干長くする長さを、突
張り装置を縮めて固定壁間に突張らせた状態、即ち、図
1、図2に示す状態でスプリング6 の弾発力によって突
張り装置が落下しない長さとすれば突張り装置を手で支
持する必要がなく、突張り装置の固定が容易となる。そ
して、スプリング6 を弱干圧縮させることにより突張り
装置の長さを縮め、固定壁間に突張り装置を介入する。
【0013】次に、アジャスタ3 を伸縮自在機構33が伸
びる方向に回動操作して、図3に示すように弾性体受体
8 と締付体5 との両端面が当接するまで、スプリング6
をさらに圧縮し、突張り装置を固定壁間に強固に固定す
る。前記両端面が当接する際は、目視及びアジャスタ3
の回動操作が急激に重くなることにより容易に判断でき
る。このとき、スプリング6 は、弾性体受体8 及び締付
体5 の大径孔9,24に収納され、固定壁はスプリング6 の
圧縮量に対する所定の弾発力以上で常に押圧されること
となる。また、経時変化等で所定壁間の距離が長くなっ
た場合であっても、スプリング6 がこれに追従して突張
り装置が容易に落下することはなく、この場合には、弾
性体受体8 と締付体6 との両端面間に隙間が生じるの
で、アジャスタ3 を回動操作して当接すればよい。
【0014】また、天井と床との間に突張り固定する場
合は上記と同様に固定すればよく、突張り装置に垂直荷
重が作用した場合であっても、弾性体受体8 と締付体5
との両端面が当接しているのでスプリング6 が、さら
に、圧縮することはなく、突張り装置が外れることもな
い。なお、本考案は、上記実施例に限定されるものでは
なく、内筒体2 の外側端部に代えて外筒体1 の外側端部
にアジャスタ3 を介して、受体4 を取着してもよく、ま
た、アジャスタ3 のボルト14とガイド体11のナット13と
を入れ代えた伸縮自在機構としてもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、外筒体1 に内筒体2 を
引出し自在に挿嵌すると共に、いずれか一方の筒体2 の
外側端部にアジャスタ3 を介して受体4 を取着し、前記
一方の筒体2 の外側端部とアジャスタ3 との間に伸縮自
在機構33を設けてなる突張り装置において、前記外筒体
1 の内側端部に弾性体受部10を設けると共に前記内筒体
2 の所望位置に固定自在な締付体5 を内筒体2 に挿通
し、前記弾性体受部10と締付体5 との間に弾性体6 を介
装しているので、突張り装置の機構を簡素化でき、従来
例のように、内筒体よりも細いガイド軸を使用していな
いので突張り装置の長手方向と直角に作用する垂直荷重
に対するたわみ強度を向上させることができると共に、
外筒体1 の内外端部と締付体5 の両端を当接することに
より弾性体6 の圧縮による突張り装置の縮みを抑制し、
突張り装置の外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す外観平面図である。
【図2】図1の平断面図である。
【図3】図2の使用状態における平断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】従来の実施例を示す一部外観平断面図である。
【符号の説明】
1 外筒体 2 内筒体 3 アジャスタ 4 受体 5 締付体 6 弾性体 (スプリング) 10 弾性体受部 33 伸縮自在機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒体(1) に内筒体(2) を引出し自在に
    挿嵌すると共に、いずれか一方の筒体(2) の外側端部に
    アジャスタ(3) を介して受体(4) を取着し、前記一方の
    筒体(2) の外側端部とアジャスタ(3) との間に伸縮自在
    機構(33)を設けてなる突張り装置において、 前記外筒体(1) の内側端部に弾性体受部(10)を設けると
    共に前記内筒体(2) の所望位置に固定自在な締付体(5)
    を内筒体(2) に挿通し、前記弾性体受部(10)と締付体
    (5) との間に弾性体(6) を介装していることを特徴とす
    る突張り装置。
JP4890492U 1992-07-13 1992-07-13 突張り装置 Expired - Lifetime JPH0639130Y2 (ja)

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JP4890492U JPH0639130Y2 (ja) 1992-07-13 1992-07-13 突張り装置

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JPH068806U JPH068806U (ja) 1994-02-04
JPH0639130Y2 true JPH0639130Y2 (ja) 1994-10-12

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