JPH0755987Y2 - タオルバー - Google Patents
タオルバーInfo
- Publication number
- JPH0755987Y2 JPH0755987Y2 JP922691U JP922691U JPH0755987Y2 JP H0755987 Y2 JPH0755987 Y2 JP H0755987Y2 JP 922691 U JP922691 U JP 922691U JP 922691 U JP922691 U JP 922691U JP H0755987 Y2 JPH0755987 Y2 JP H0755987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- mounting bolt
- wall surface
- bolt
- pottery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴室等の壁面に設置
されるタオルを掛止可能なタオルバーに関するものであ
る。
されるタオルを掛止可能なタオルバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室等の壁面にはタオルバーが設
置されており、このタオルバーは、壁面に埋設状に固設
される陶器部と、この陶器部に取付ボルトを介し連結さ
れるバーとにより構成されており、設置状態は図3に示
すような外観形状を呈する。その構造を図2において説
明すると、浴室の側壁面を構成するタイル壁面Wに予め
凹部Hを形成させておき、この凹部H内に埋設陶器部1
をモルタルMを介し埋設させ、陶器部1から突出した陶
器製の突出部2に対しバー3を取付け、バー3の他端部
にはボルト4とナット5と取付ナット6が設けられ、こ
の取付ナット6に連結されたボルト7をタイル壁面Wに
ネジ込んで、バー3がタイル壁面Wとほぼ平行状に設置
される。
置されており、このタオルバーは、壁面に埋設状に固設
される陶器部と、この陶器部に取付ボルトを介し連結さ
れるバーとにより構成されており、設置状態は図3に示
すような外観形状を呈する。その構造を図2において説
明すると、浴室の側壁面を構成するタイル壁面Wに予め
凹部Hを形成させておき、この凹部H内に埋設陶器部1
をモルタルMを介し埋設させ、陶器部1から突出した陶
器製の突出部2に対しバー3を取付け、バー3の他端部
にはボルト4とナット5と取付ナット6が設けられ、こ
の取付ナット6に連結されたボルト7をタイル壁面Wに
ネジ込んで、バー3がタイル壁面Wとほぼ平行状に設置
される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図2の取付状
態において、前記陶器製の突出部2の側面は傾斜したテ
ーパー面2aとなっており、このテーパー面2aに取付
ボルト10を取り付けると、取付ボルト10はテーパー
面2aの傾斜角度に対応して傾斜することとなり、この
ような傾斜した取付ボルト10に対しバー3の先端部を
差し込むと、バー3はタイル壁面Wに対し傾斜すること
となり、前述した如くボルト7をタイル壁面Wにネジ込
みバー3をタイル壁面Wに対し平行状に設置することが
極めて困難なものとなり、無理にバー3をタイル壁面W
に平行状に設置しようとすると突出部2等が破損してし
まう等の問題点があった。
態において、前記陶器製の突出部2の側面は傾斜したテ
ーパー面2aとなっており、このテーパー面2aに取付
ボルト10を取り付けると、取付ボルト10はテーパー
面2aの傾斜角度に対応して傾斜することとなり、この
ような傾斜した取付ボルト10に対しバー3の先端部を
差し込むと、バー3はタイル壁面Wに対し傾斜すること
となり、前述した如くボルト7をタイル壁面Wにネジ込
みバー3をタイル壁面Wに対し平行状に設置することが
極めて困難なものとなり、無理にバー3をタイル壁面W
に平行状に設置しようとすると突出部2等が破損してし
まう等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、容易かつ良好に壁面に
取り付けることのできるタオルバーを提供せんことを目
的とし、その要旨は、壁面に固定された陶器部のテーパ
ー面に取付ボルトを固設し、該取付ボルトにバーの管状
先端部を差込み連結されるタオルバーにおいて、前記取
付ボルトの外周と前記バーの内周面間には、前記テーパ
ー面の傾斜に対応した前記取付ボルトの傾斜を許容する
隙間が形成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、容易かつ良好に壁面に
取り付けることのできるタオルバーを提供せんことを目
的とし、その要旨は、壁面に固定された陶器部のテーパ
ー面に取付ボルトを固設し、該取付ボルトにバーの管状
先端部を差込み連結されるタオルバーにおいて、前記取
付ボルトの外周と前記バーの内周面間には、前記テーパ
ー面の傾斜に対応した前記取付ボルトの傾斜を許容する
隙間が形成されていることである。
【0005】
【作用】浴室等の壁面側に予め陶器部を埋設状に固定さ
せておき、この陶器部のテーパー面に取付ボルトを固設
し、この取付ボルトに対しバーの先端部を差し込むこと
ができ、この場合にバーの先端部の内周面と取付ボルト
の外周間には相当の隙間が形成されており、取付ボルト
が陶器部のテーパー面の傾斜に対応して傾斜している場
合にも、傾斜した状態のままでタオルバーの先端部を壁
面にほぼ平行状に差し込むことができ、タオルバーの他
端部のボルトを良好に壁面にネジ込んで、バーをタイル
壁面に平行に取り付けることができる。
せておき、この陶器部のテーパー面に取付ボルトを固設
し、この取付ボルトに対しバーの先端部を差し込むこと
ができ、この場合にバーの先端部の内周面と取付ボルト
の外周間には相当の隙間が形成されており、取付ボルト
が陶器部のテーパー面の傾斜に対応して傾斜している場
合にも、傾斜した状態のままでタオルバーの先端部を壁
面にほぼ平行状に差し込むことができ、タオルバーの他
端部のボルトを良好に壁面にネジ込んで、バーをタイル
壁面に平行に取り付けることができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は前記図2の要部拡大断面図であり、タイル
壁面Wの凹部H内に埋設される埋設陶器部1から一体で
外方に突出された突出部2の側面は傾斜したテーパー面
2aとなっており、このテーパー面2aに取付ボルト1
0のボルト部10aが挿通されて、内側よりナット12
がボルト部10aに螺合されることにより、取付ボルト
10がテーパー面2aに固定されている。
する。図1は前記図2の要部拡大断面図であり、タイル
壁面Wの凹部H内に埋設される埋設陶器部1から一体で
外方に突出された突出部2の側面は傾斜したテーパー面
2aとなっており、このテーパー面2aに取付ボルト1
0のボルト部10aが挿通されて、内側よりナット12
がボルト部10aに螺合されることにより、取付ボルト
10がテーパー面2aに固定されている。
【0007】即ち、取付ボルト10は、前記ボルト部1
0aに一体でフランジ部10bが形成されており、さら
にフランジ部10bから外方に突出して円柱状の円柱部
10cが形成されており、この円柱部10cの外周側に
は断面V字状の溝部10dが形成されている。従って、
前記ボルト部10aにナット12を螺合させると、ナッ
ト12とフランジ部10bがテーパー面2aの内側及び
外側に当接して、取付ボルト10が突出部2に固定され
る。この場合、テーパー面2aが傾斜しているため、取
付ボルト10の円柱部10cも対応した傾斜角度に傾斜
して固設されることとなる。
0aに一体でフランジ部10bが形成されており、さら
にフランジ部10bから外方に突出して円柱状の円柱部
10cが形成されており、この円柱部10cの外周側に
は断面V字状の溝部10dが形成されている。従って、
前記ボルト部10aにナット12を螺合させると、ナッ
ト12とフランジ部10bがテーパー面2aの内側及び
外側に当接して、取付ボルト10が突出部2に固定され
る。この場合、テーパー面2aが傾斜しているため、取
付ボルト10の円柱部10cも対応した傾斜角度に傾斜
して固設されることとなる。
【0008】このような取付ボルト10の円柱部10c
に対しバー3の先端部を差し込んで連結することがで
き、バー3の先端部は管状に形成されており、最先端部
内側には更に凹んだ段部3bが形成されており、差し込
んだ時にこの段部3b内に前記取付ボルト10のフラン
ジ部10bを収納することができる。
に対しバー3の先端部を差し込んで連結することがで
き、バー3の先端部は管状に形成されており、最先端部
内側には更に凹んだ段部3bが形成されており、差し込
んだ時にこの段部3b内に前記取付ボルト10のフラン
ジ部10bを収納することができる。
【0009】さらに本例においては、バー3の内周面3
aの内径寸法に対し前記取付ボルト10の円柱部10c
の外径寸法はかなり小さい径に形成されているため、取
付ボルト10の円柱部10cが傾斜したままの状態で
も、バー3をタイル壁面Wに対しほぼ平行状態で円柱部
10cに差し込むことができるものとなっている。
aの内径寸法に対し前記取付ボルト10の円柱部10c
の外径寸法はかなり小さい径に形成されているため、取
付ボルト10の円柱部10cが傾斜したままの状態で
も、バー3をタイル壁面Wに対しほぼ平行状態で円柱部
10cに差し込むことができるものとなっている。
【0010】このように取付ボルト10が傾斜状態のま
までバー3の先端部を差込み、この状態でバー3の他端
部のボルト7をタイル壁面にネジ込んで固定し、その後
にバー3の先端部に形成されているビス孔3c内に止ビ
ス11を外部からネジ込んで、この止ビス11を前記取
付ボルト10の溝部10dに締め込み、取付ボルト10
に対するバー3のガタつきを無くすることができる。
までバー3の先端部を差込み、この状態でバー3の他端
部のボルト7をタイル壁面にネジ込んで固定し、その後
にバー3の先端部に形成されているビス孔3c内に止ビ
ス11を外部からネジ込んで、この止ビス11を前記取
付ボルト10の溝部10dに締め込み、取付ボルト10
に対するバー3のガタつきを無くすることができる。
【0011】このようにバー3の内周面3aと円柱部1
0cの外周との間に相当の隙間を持たせたため、バー3
が連結状態において壁面Wから傾斜することがなく、バ
ー3の壁面Wに対する取付けを極めて良好に行うことが
でき、突出部2の破損等を防ぐことができる。
0cの外周との間に相当の隙間を持たせたため、バー3
が連結状態において壁面Wから傾斜することがなく、バ
ー3の壁面Wに対する取付けを極めて良好に行うことが
でき、突出部2の破損等を防ぐことができる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、壁面に固定された陶器部のテ
ーパー面に取付ボルトを固設し、該取付ボルトにバーの
管状先端部を差込み連結されるタオルバーにおいて、取
付ボルトの外周とバーの内周面間には、前記テーパー面
の傾斜に対応した前記取付ボルトの傾斜を許容する隙間
が形成されていることにより、取付ボルトが傾斜した状
態でも良好に取付ボルトに対しバーの先端部を差し込む
ことができ、バーを無理なく壁面に平行状に設置するこ
とができ、タオルバーの取付作業が極めて良好かつ容易
なものとなる。
ーパー面に取付ボルトを固設し、該取付ボルトにバーの
管状先端部を差込み連結されるタオルバーにおいて、取
付ボルトの外周とバーの内周面間には、前記テーパー面
の傾斜に対応した前記取付ボルトの傾斜を許容する隙間
が形成されていることにより、取付ボルトが傾斜した状
態でも良好に取付ボルトに対しバーの先端部を差し込む
ことができ、バーを無理なく壁面に平行状に設置するこ
とができ、タオルバーの取付作業が極めて良好かつ容易
なものとなる。
【図1】陶器部に対するバーの連結部の要部拡大断面構
成図である。
成図である。
【図2】バーの設置状態の全体概略断面構成図である。
【図3】バーの設置状態の外観斜視図である。
1 埋設陶器部 2 突出部 3 バー 3a 内周面 3c ビス孔 7 ボルト 10 取付ボルト 10a ボルト部 10b フランジ部 10c 円柱部 10d 溝部 11 止ビス W タイル壁面
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面に固定された陶器部のテーパー面に
取付ボルトを固設し、該取付ボルトにバーの管状先端部
を差込み連結されるタオルバーにおいて、前記取付ボル
トの外周と前記バーの内周面間には、前記テーパー面の
傾斜に対応した前記取付ボルトの傾斜を許容する隙間が
形成されていることを特徴とするタオルバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP922691U JPH0755987Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | タオルバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP922691U JPH0755987Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | タオルバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496298U JPH0496298U (ja) | 1992-08-20 |
JPH0755987Y2 true JPH0755987Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31741767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP922691U Expired - Lifetime JPH0755987Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | タオルバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755987Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP922691U patent/JPH0755987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0496298U (ja) | 1992-08-20 |
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