JP2500952Y2 - ワ―ク搬入装置 - Google Patents

ワ―ク搬入装置

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JP2500952Y2
JP2500952Y2 JP1988135111U JP13511188U JP2500952Y2 JP 2500952 Y2 JP2500952 Y2 JP 2500952Y2 JP 1988135111 U JP1988135111 U JP 1988135111U JP 13511188 U JP13511188 U JP 13511188U JP 2500952 Y2 JP2500952 Y2 JP 2500952Y2
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JP1988135111U
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唯雄 石子
幸一 飛田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、搬送部からワークを受け取り、台車内に搬
入する作業を自動化したワーク搬入装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車のクランクシャフトのような加工
品を搬送コンベアから搬送台車に乗せ換える際は、搬送
コンベア上のマニピュレータ装置によって所定の払い出
し場所まで移送させた後、作業者が入力で積み込んでい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかし、クランクシャフトのような加工品は比較的重
量が重くかなりの重労働となり、又搬送台車は垂直方向
に仕切り段を有し、しかもその1段には複数のクランク
シャフトを奥から順に搬入するようにしているため、下
方の段になる程積み込みにくく、時にはクランクシャフ
トと台車枠の間に手を挟ませて負傷するという危険も存
在していた。
一方この対策としてマニピュレータ装置によって移送
される払い出し場所に押し込み装置を配置して搬入しよ
うとすると、マニピュレータ装置の払い出し操作と押し
込み操作が夫々別個に行なわれることとなり、作業効率
を十分上げ得ないという不具合があった。
また、この種のマニピュレータ装置は大型となり、作
業エリアを圧縮するという不都合もある。
そこで、本考案の目的は払い出し作業と押し込み作業
を自動的に実施し、且つ作業エリアを有効活用し得るコ
ンパクトなワーク搬入装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、基柱(2)に支
持板(3)を昇降自在に取付け、この支持板(3)に回
動体(8)を回転自在に取付け、この回動体(8)にワ
ーク(W)を支持するワーク支持体(14)を取付け、こ
のワーク支持体(14)にワーク(W)を払い出す押出し
機構(15)を取付け、搬送部(C)から受け取ったワー
ク(W)を、搬送部(C)とは方位及び高さが異なる台
車(D1,D2)に搬入するワーク搬入装置において、 前記ワーク支持体(14)は、その軸が前記基柱(2)
に干渉せぬように基柱(2)に対してオフセットした位
置で、前記押出し機構(15)の押出し力によって回動体
(8)が搬送部(C)から回動される側に取付けられ、 前記支持板(3)と回動体(8)との間に、回動体
(8)の回動によって当接するとともに、前記ワーク
(W)の払い出し時に回動体(8)の回動を規制する複
数の係止部材(12a,12ab)とこの係止部材に選択的に係
合可能なストッパー片(13b)とからなる角度規制機構
(13)を介設したことを特徴とする。
(作用) ワーク支持体が搬送部からワークを受け取ると、回動
体を回転させ角度規制機構によってワークを台車に対向
させる。次いで積載する台車の仕切り段に合わせて昇降
させ位置決め機構で高さ位置を決定する。位置決めされ
ると押出し機構によって押し込み搬入し、これを繰り返
す。ワーク支持体をオフセットさせて、ワーク支持体の
突出量を抑える。オフセットしたことによって発生する
モーメントを角度規制装置で抑え、回動体の不都合な回
転を防止する。
(実施例) 本考案の搬入装置の実施例について、添付した図面に
基づき説明する。
第1図は搬入時の状態を示す全体の平面図、第2図は
搬入装置の側面図、第3図は第2図のII-II線方向から
見た回動体部の正面図、第4図は回動支持板部の平面図
を示す。
本考案の搬入装置1は第1図に示すように、搬送コン
ベアCの末端部に固設され、近傍に配置される台車D1に
ワークを搬入するため第2図に示すように床面に立設さ
れた基柱2とこの基柱2に係合する回動支持板3を備え
ている。
この回動支持板3は第4図に示すように断面H形とな
った基柱2を縦に通すため貫通孔3aを備えており、基柱
2の外面に取着された昇降用レール4に貫通孔3aの内面
から張り出して形成したスライダー部材3bを係合せしめ
て第2図の昇降用シリンダユニット5によって昇降動自
在となっている。
又この回動支持板3の上面には昇降の高さ位置を決定
する位置決め機構6が設けられ、この位置決め機構6は
高さ位置決定用シリンダユニット6aとストッパー片6bを
有し、このシリンダユニット6aの進退動によってストッ
パー片6bが軸6cを中心に左右に揺動し、該シリンダユニ
ット6aを前進させるとストッパー片6bの先端が貫通孔3a
の内方に臨んで以下に述べる段付き部材7に係合すると
ともに、シリンダユニット6aを退動させると、この係合
が解かれるよう構成している。
すなわちこの段付き部材7は基柱2の所定場所に取り
付けられるとともに、垂直方向に仕切り段を有する台車
の各段の高さ位置に合わせて複数の切欠き部を有し、前
述のストッパー片6bを係止せしめるため夫々の切欠き部
に係止部7aを形成している。尚、本実施例の場合、6段
の段切り台車に対応して6ケ所の係止部7a…を設け、夫
々の上面は硬質鋼材を用いて補強している。
一方この回動支持板3の下方には筒状の回動体8が設
けられ、この回動体8の筒体は前述の基柱2に昇降可能
に取付けられ回動支持板3の上面の駆動モーター9とギ
ア10,11を介して連結し、回動支持板3に対して回転自
在となっている。又この回動体8の外面には、第2図及
び第3図に示すように90度位相をずらして係止部材12a
及び12bを高さを変えて取り付け、以下に述べる角度規
制機構13のストッパー片13bと係合し得るよう構成して
いる。
すなわち、この角度規制機構13は回動支持板3の上面
に設けられた角度決定用シリンダユニット13aと回動支
持板3の下方に配設されるストッパー片13bを備え、こ
の角度決定用シリンダユニット13aの作動によってスト
ッパー片13bを軸13cを中心に上下に揺動し、回動体8が
搬送部Cから回動された時に、ストッパー片13bの先端
を前述の二つの係止部材12a,12bのどちらかに周方向か
ら当接させることによって、回動体8の回転角を90度或
いは180度に規制し、原動側の負荷によって角度位置が
保持される。そして、この角度規制機構13により、ワー
クの払い出し時の押出し力に伴う回動体8の回動が阻止
される。尚、この係止部材12a,12bのストッパー片13bと
の当接部位には緩衝部材を用いている。
一方この回動体8の下面には所定方向に張り出すワー
ク支持体14を取り付け、この回動体8と一体となったワ
ーク支持体14でワークを受け取るとともに向きを変えて
台車内に押し込むことの出来るよう押出し機構としての
押出しシリンダユニット15を配設している。尚、この回
動体8と回動支持体3には第3図に示すような角度位置
検出リミットスイッチ16を設けて原点、90度、180度の
位置を検出し、不図示の制御機構に連結している。
このように構成した搬入装置での搬入は第1図に示す
ように搬送コンベアCと本装置1に近接して配置された
2台の台車D1、D2に対して行なわれる。すなわち90度方
向の台車D1は通常の搬入用台車として、180度方向の台
車D2は予備用の台車として用いられ、90度方向の台車D1
が一杯となり、台車の入れ替えが行なわれる間は180度
方向の台車D2が用いられる。
搬入装置1のワーク支持体14は搬送コンベアC方向を
向いて下方で待機しているが上方にワークとしてのクラ
ンクシャフトWが来たことを確認すると昇降用シリンダ
ユニット5によって持ち上げられクランクシャフトWを
受取る。次いで回動体8が回転してこの回転角度が角度
規制機構13によって90度に規制され、クランクシャフト
Wは搬入用台車D1に対向するとともに再び昇降用シリン
ダユニット5によって搬入する仕切り段の高さまで降下
する。概略の位置までの降下すると高さ位置決定用シリ
ンダユニット6aが作動し、ストッパー片6bを所定の係止
部7aに係合させ、高さ方向の位置決めとする。その後押
出しシリンダユニット15によってクランクシャフトWを
台車内に押し込む。この搬入は台車の下方段から順次上
方へと移行し行なわれる。以下この操作を繰り返す。
搬入用台車D1が一杯になり、台車を入れ替える間は18
0度方向の台車D2に搬入し、この際は角度決定用シリン
ダユニット13aによってストッパー片13bを180度側の係
止部材12bに係合せしめる状態とする。
尚、これらの各機構等の作動は自動的に制御される。
ところで、第1図から明らかな通り、ワーク支持体14は
その軸L2が基柱2に干渉せぬように基柱2に対してδだ
けオフセットした位置に取付けられている。このδは基
柱2のセンタ線をL1、ワーク支持体14の軸をL2とした場
合の両者のオフセット量である。このことにより、第2
図に示した押出しシリンダユニット15の進退ロッド15a,
15bを基柱2の脇を通すことができる。従って、押出し
シリンダユニット15並びにワーク支持体14を基柱2側へ
寄せることができる。このことで、ワーク支持体14の突
出量が小さくなり、それの旋回半径が小さくなることか
ら、ワーク搬入装置1の床面積は小さくなり、作業エリ
アを圧縮する心配が無い。
しかし、前記オフセットにより、回動体8にモーメン
トが作用する。詳しくは、押出しシリンダユニット15の
反力にδを掛けてなる偶力である。本実施例ではクラン
クシャフトWを最大5本各段に並べ、5本目の押出しの
際に最大の反力が発生する。
このままでは、回動体8が回動するので、本実施例で
は係止部材12a又は12bをストッパ片13bに係止するよう
にした。この係止は回動体8の停止精度を高める位置決
め作用と外力に対するロック作用の2つの作用をなす。
従って、オフセットに起因するモーメントが発生しても
回動体8が不都合に回動する心配はない。
(考案の効果) 以上のように本考案は、台車の積載場所に応じた方向
及び高さ位置決定機構或は押出し機構を、比較的簡単な
構成で纒め、重量物の受け取りから搬入までの一連の作
業を自動化することが出来、作業時間と労力を大幅に削
減出来た。加えて、ワーク支持体を、その軸が基柱に干
渉せぬように基柱に対してオフセットした位置に取付け
たので、ワーク支持体の突出量を小さくすることが出
来、装置の床面積を小さくすることが出来た。このオフ
セットにより発生するモーメントを角度規制機構で対処
させたので、回動体が不都合に回動する心配はなく、安
定した搬入作業が継続できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬入時の状態を示す全体の平面図、第2図は搬
入装置の側面図、第3図は第2図のII-II線方向から見
た回動体部の正面図、第4図は回動支持板部の平面図で
ある。 尚、図面中、1は搬入装置、2は基柱、3は回動支持
板、5は昇降用シリンダユニット、6は位置決め機構、
8は回動体、13は角度規制機構、14はワーク支持体、15
は押出しシリンダユニット、Cは搬送コンベア、D1,D2
は台車、Wはクランクシャフトを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基柱(2)に支持板(3)を昇降自在に取
    付け、この支持板(3)に回動体(8)を回転自在に取
    付け、この回動体(8)にワーク(W)を支持するワー
    ク支持体(14)を取付け、このワーク支持体(14)にワ
    ーク(W)を払い出す押出し機構(15)を取付け、搬送
    部(C)から受け取ったワーク(W)を、搬送部(C)
    とは方位及び高さが異なる台車(D1,D2)に搬入するワ
    ーク搬入装置において、 前記ワーク支持体(14)は、その軸が前記基柱(2)に
    干渉せぬように基柱(2)に対してオフセットした位置
    で、押出し機構(15)の押出し力によって回動体(8)
    が搬送部(C)から回動される側に取付けられ、 前記支持板(3)と回動体(8)との間に、回動体
    (8)の回動によって当接するとともに、前記ワーク
    (W)の払い出し時に回動体(8)の回動を規制する複
    数の係止部材(12a,12ab)とこの係止部材に選択的に係
    合可能なストッパー片(13b)とからなる角度規制機構
    (13)を介設したことを特徴とするワーク搬入装置。
JP1988135111U 1988-10-17 1988-10-17 ワ―ク搬入装置 Expired - Lifetime JP2500952Y2 (ja)

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JP1988135111U JP2500952Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 ワ―ク搬入装置

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JPH0255613U JPH0255613U (ja) 1990-04-23
JP2500952Y2 true JP2500952Y2 (ja) 1996-06-12

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