JPH0759450B2 - 搬送台車旋回横行装置 - Google Patents

搬送台車旋回横行装置

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JPH0759450B2
JPH0759450B2 JP13997590A JP13997590A JPH0759450B2 JP H0759450 B2 JPH0759450 B2 JP H0759450B2 JP 13997590 A JP13997590 A JP 13997590A JP 13997590 A JP13997590 A JP 13997590A JP H0759450 B2 JPH0759450 B2 JP H0759450B2
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traverser
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各種の荷物を搬送する搬送台車を旋回およ
び横行移動させることができる搬送台車旋回横行装置に
関するものである。
〔従来の技術〕 従来、搬送台車を旋回させる装置として、旋回用駆動装
置により旋回されるターンテーブルの上部に、平行に配
置された複数の搬送台車支承用レールを固定した搬送台
車旋回装置が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の搬送台車旋回装置の場合は、搬送台車走行用
レールからターンテーブル上の搬送台車支承用レールに
搬送台車を走行させた状態で、その搬送台車に対し荷物
の積み降ろしを行なうとき、ターンテーブルの周縁から
搬送台車までの距離が比較的大きく離れているので、床
と搬送台車との間での荷物の積み降ろし作業を行ないに
くいという問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる搬送台車旋回
横行装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、この発明の搬送台車旋回横
行装置においては、旋回用駆動装置1により旋回される
ターンテーブル2の上部に、平行に配置された複数の横
行用ガイドレール3が固定され、各横行用ガイドレール
3にトラバーサ4が載置され、そのトラバーサ4に横行
用駆動装置5が固定され、前記横行用ガイドレール3に
直角な水平方向に延長する搬送台車支承用レール6がト
ラバーサ台車4の上部に固定されている。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第5図はこの発明の実施例に係る搬送台車
旋回横行装置を示すものであって、コンクリートの床10
上に載置された支承台11の周囲に、多数の支承ローラ12
が取付けられ、各支承ローラ12にわたって載置されたタ
ーンテーブル2の中央部に軸受13が固定され、前記支承
台11の中央上部に固定された縦軸14は前記軸受13に嵌合
され、かつターンテーブル2の周面にローラチェーンが
巻付け固定されて環状または半環状の従動歯車15が構成
され、さらに支承台11に固定された支持台16に減速機付
き電動機からなる旋回用駆動装置1が固定され、その旋
回用駆動装置1の出力軸に固定された駆動歯車17は前記
従動歯車15に噛み合わされ、前記旋回用駆動装置により
ターンテーブル2が旋回される。
水平な透孔を有する4箇の旋回防止用受金具18はターン
テーブル2の周囲の上面に90°の角度間隔で固定され、
前記支承台11の上部に固定された保持台19に、ターンテ
ーブル半径方向に伸縮する電動シリンダまたは流体圧シ
リンダからなる伸縮装置20のシリンダが固定され、その
伸縮装置20の可動部材に連結された旋回防止用係止杵21
は、前記保持台19に固定されたガイド部材22に摺動自在
に嵌挿され、前記係止杵21を受金具18に嵌挿すると、タ
ーンテーブル2が旋回しないように保持され、また旋回
用駆動装置1によりターンテーブル2を旋回させる場合
は、係止杵21を受金具18から離脱させる。
前記ターンテーブル2の上部において2本の水平な横行
用ガイドレール3が平行に配置され、各ガイドレール3
はターンテーブル2に固定された支承部材23の上面に固
定され、かつ各トラバーサ4の下部に、複数の滑りシュ
ー24がガイドレール長手方向に間隔をおいて固定され、
前記ガイドレール3の側部においてこれと平行に延長す
るラック歯杵25は前記支承部材23に固定されている。
前記トラバーサ4における一方の下部枠材26に減速機付
き電動機からなる横行用駆動装置5が固定され、前記横
行用ガイドレール3に直角な水平方向に延長する回転軸
27は、トラバーサ4における両側の下部枠材26にわたっ
て回転自在に架設され、かつ前記回転軸27の両端側に、
前記ラック歯杵25に噛み合うピニオン28が固定され、前
記横行用駆動装置5の出力軸に固定された駆動歯車29
と、前記回転軸27の一端部に固定された従動歯車30と
に、前記一方の下部枠材26に取付けられた中間歯車31が
噛み合わされ、前記横行用駆動装置5を正回転運転する
と、トラバーサ4が横行用ガイドレール3の長手方向の
一方に移動され、また前記横行用駆動装置5を逆回転運
転すると、トラバーサ4が横行用ガイドレール3の長手
方向の他方に移動される。
前記横行用ガイドレール3に直角な水平方向に延長する
2本の搬送台車支承用レール6は、トラバーサ4におけ
る上部枠材32の上面に固定され、自走用駆動装置(図示
を省略した)を備えている搬送台車8の車輌は前記搬送
台車支承用レール6に載置され、かつその搬送台車支承
用レール6の一端部に台車停止用ストッパ33が固定さ
れ、さらに各搬送台車支承用レール6と等間隔でかつ等
レベルに配置された2本の搬送台車走行用レール7は、
支持ビーム34の上面に固定され、その支持ビーム34は床
10に固定された支柱35の上部に固定されている。
次に荷物9の積み降ろしを行なう場合のターンテーブル
2の旋回およびトラバーサ4の横行移動の一例を第6図
ないし第9図によって説明すると、まず第6図に示すよ
うに、搬送台車8をターンテーブル2上のトラバーサ4
における搬送台車支承用レール6の上に走行させたの
ち、第7図に示すように、ターンテーブル2を90°旋回
させ、次いで第8図に示すように、搬送台車8を支持し
ているトラバーサ4を横行用ガイドレール3に沿って移
動させ、次に第9図に示すように、搬送台車8を搬送台
車支承用レール6に沿って走行させて、搬送台車8にお
ける荷物積み降ろし部分の一部をターンテーブル2から
突出させたのち、搬送台車8に対する荷物9の積み降ろ
しを行なう。
この発明を実施する場合、トラバーサ4に取付けた車輪
を横行用ガイドレール3に載置してもよい。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
トラバーサ4における搬送台車支承用レール6に載置さ
れている搬送台車8を、ターンテーブル2によって任意
の向きに旋回することができると共に、トラバーサ4に
よって搬送台車8を横行用ガイドレール3に直角な方向
に横行移動することができ、そのため搬送台車8におけ
る任意の荷物積み降ろし位置を、ターンテーブル2の周
囲の任意位置でターンテーブル2の周囲から突出させ
て、搬送台車8に対する荷物9の積み降ろしを容易に行
なうことができ、さらに搬送台車8における任意の荷物
積み降ろし位置を、床10上の所定場所に向かってターン
テーブル2から突出させて、床10上の一定場所で、搬送
台車8に対する荷物9の積み降ろしを行なうこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであって、第1図
は搬送台車旋回横行装置の平面図、第2図はその側面
図、第3図は搬送台車旋回横行装置の一部縦断正面図、
第4図はトラバーサの横行移動装置の横断平面図、第5
図はその縦断側面図である。第6図ないし第9図は搬送
台車の旋回横行順序の一例を示す概略平面図である。 図において、1は旋回用駆動装置、2はターンテーブ
ル、3は横行用ガイドレール、4はトラバーサ、5は横
行用駆動装置、6は搬送台車支承用レール、7は搬送台
車走行用レール、8は搬送台車、9は荷物、10は床、11
は支承台、12は支承ローラ、13は軸受、14は縦軸、15は
従動歯車、17は駆動歯車、18は旋回防止用受金具、20は
伸縮装置、21は旋回防止用係止杵、22はガイド部材、24
は滑りシュー、25はラック歯杵、27は回転軸、28はピニ
オン、29は駆動歯車、30は従動歯車、33は台車停止用ス
トッパである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回用駆動装置1により旋回されるターン
    テーブル2の上部に、平行に配置された複数の横行用ガ
    イドレール3が固定され、各横行用ガイドレール3にト
    ラバーサ4が載置され、そのトラバーサ4に横行用駆動
    装置5が固定され、前記横行用ガイドレール3に直角な
    水平方向に延長する搬送台車支承用レール6がトラバー
    サ台車4の上部に固定されている搬送台車旋回横行装
    置。
JP13997590A 1990-05-31 1990-05-31 搬送台車旋回横行装置 Expired - Fee Related JPH0759450B2 (ja)

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JPH0439213A JPH0439213A (ja) 1992-02-10
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JP6010806B2 (ja) * 2013-09-24 2016-10-19 トヨタ車体株式会社 台車回転装置
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