JP3118475B2 - 駐艇装置 - Google Patents

駐艇装置

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JP3118475B2
JP3118475B2 JP03234539A JP23453991A JP3118475B2 JP 3118475 B2 JP3118475 B2 JP 3118475B2 JP 03234539 A JP03234539 A JP 03234539A JP 23453991 A JP23453991 A JP 23453991A JP 3118475 B2 JP3118475 B2 JP 3118475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型船舶等の舟艇をボ
ートヤード等に立体的に保管するのに好適な駐艇装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小型の艇をマリーナ施設に立体的
に保管するための立体艇庫として、例えば実開平2−6
2052号公報に見られるように、走行トロリーと巻上
装置およびドーリー等を用いて艇庫内の所望位置に艇を
出し入れするようにしたものが提案されている。この先
行技術の場合、走行トロリーが艇昇降台とドーリーを伴
って艇庫の中央を艇の縦方向に走行し、その走行経路の
両側に艇を並べるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術のよう
に、艇庫内に巻上装置や艇昇降台を伴った走行トロリー
が移動するものでは、艇庫内に走行トロリーと艇昇降台
が通過できるような広い空間を確保しなければならず、
設備が著しく大形になるばかりか、駐艇用のスペースと
して使用できない無駄なスペースも多くなる。また、走
行トロリーと艇昇降台が艇と一緒に移動する構造である
ため、大掛かりな駆動系を必要とするとともに、入出庫
作業もたいへんである。従って本発明の目的は、限られ
た敷地内に、より多くの艇を保管することができかつ入
出庫作業が容易な駐艇装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明の駐艇装置は、艇の縦方向に延びかつ
互いに平行な外側レールおよび内側レールを備えていて
少なくとも2艘の艇を縦に並べて駐艇させることの可能
な長さを有する第1の縦方向レールユニットと、上記第
1の縦方向レールユニットの一端から艇の横方向に互い
に平行に延びる外側レールおよび内側レールを備えかつ
複数の艇を横に並べて駐艇させることの可能な長さを有
する第1の横方向レールユニットと、上記第1の縦方向
レールユニットの他端から艇の横方向に互いに平行に延
びる外側レールおよび内側レールを備えかつ複数の艇を
横に並べて駐艇させることの可能な長さを有する第2の
横方向レールユニットと、上記第1の横方向レールユニ
ットの他端側と第2の横方向レールユニットの他端側を
つなぎかつ少なくとも2艘の艇を縦に並べて駐艇させる
ことの可能な長さを有する第2の縦方向レールユニット
と、上記縦方向レールユニットあるいは横方向レールユ
ニットの上に走行可能に乗せられた艇保持用の台車を各
レールユニットにわたって縦方向および横方向に移動さ
せる駆動機構とを具備している。
【0005】
【作用】艇が乗った台車は、縦方向レールユニット上に
おいて、縦行用の駆動機構によって艇の縦方向に移動さ
せられる。また横方向レールユニット上においては、横
行用の駆動機構により、艇の横方向に移動させられる。
縦方向レールユニットと横方向レールユニットが互いに
直角に連接するコーナー部分を台車が通過する際に、台
車はその向きを変えることなく移動方向のみが縦から
横、あるいは横から縦へと直角に変化する。縦方向レー
ルユニット上において、艇は縦方向に並んだ状態で台車
ごと駐艇させられる。横方向レールユニット上におい
て、艇は横に並んだ状態で台車ごと駐艇させられる。駐
艇装置内の所望の艇を出庫させる場合、その艇が出し入
れ口に向かうように、台車を縦方向レールユニットおよ
び横方向レールユニットの上を順次移動させる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図2,5,6に示されるように、立体
駐艇装置10は、柱や梁などから構成されるフレーム構
築物13を備えている。図示例の立体駐艇装置10は、
上階15と中階16と下階17とからなる3段式駐艇装
置であり、各階15,16,17に、実質的に互いに共
通の構成の駐艇庫設備20が設けられている。
【0007】各階の駐艇庫設備20は、それぞれ艇Aを
縦方向に2艘、横方向に複数艘(図示例は5艘)並べて
収容できるスペースを有している。なお、立体駐艇装置
10の階数(段数)および各階ごとの収容艇数は必要に
応じて設定されるため、図示例に限るものではない。
【0008】本実施例の駐艇庫設備20は、図1,2等
において右側に位置する第1の縦方向レールユニット2
1と、図示左側に位置する第2の縦方向レールユニット
22と、図示下側に位置する第1の横方向レールユニッ
ト23と、図示上側に位置する第2の横方向レールユニ
ット24を備えている。各レールユニット21,22,
23,24は、同一平面上に矩形状に敷設されている。
【0009】駐艇庫設備20の少なくとも1か所に、艇
Aを出し入れする際に使われる出し入れ口30が設けら
れている。出し入れ口30に、リフタ31が設けられて
いる。リフタ31は昇降床32を備えている。この昇降
床32は、図示しない駆動機構によって昇降させられ
る。
【0010】艇Aが搭載される台車33は昇降床32に
乗せられ、周知の油圧シリンダあるいはチェーン機構等
を用いた押出し機構によって、駐艇庫設備20と昇降床
32との間を水平方向に移動させることができるように
なっている。
【0011】第1の縦方向レールユニット21は、互い
に平行な外側レール35と内側レール36を備えてい
る。外側レール35と内側レール36は、艇Aの縦方向
に延びており、しかも艇Aを縦方向に2艘並べて駐艇さ
せることの可能な長さを有している。第1の縦方向レー
ルユニット21は、横方向レールユニット23,24の
一端側を互いにつないでいる。
【0012】第2の縦方向レールユニット22は、横方
向レールユニット23,24の他端側をつないでいる。
第2の縦方向レールユニット22も、外側レール37と
内側レール38を備えている。このレール37,38
も、艇Aを縦方向に2艘並べて駐艇させることの可能な
長さを有している。
【0013】第1の横方向レールユニット23も、外側
レール39と内側レール40を備えている。このレール
39,40は、第1の縦方向レールユニット21の出し
入れ口30側の端から艇Aの横方向に延びており、複数
(図示例は5艘分)の艇Aを横に並べることのできる長
さを有している。
【0014】第2の横方向レールユニット24の外側レ
ール41と内側レール42は、第1の縦方向レールユニ
ット21の他端から艇Aの横方向に延びている。これら
のレール41,42も、複数(図示例は5艘分)の艇A
を横に並べることのできる長さを有している。
【0015】横方向レールユニット23,24間の距離
D(図2参照)は、第1の横方向レールユニット23と
第2のレールユニット24にそれぞれ最長の艇が保管さ
れても艇同志が互いに干渉しないような広さに設定され
ている。
【0016】図7に、レール35の断面形状の一例が示
されている。このレール35は、I型鋼などを利用した
レール本体45の上面にプレート46を設けたものであ
る。プレート46の両側に、上向きに突出するフランジ
47が設けられている。他のレール36〜42も同様の
構成である。
【0017】また、図1に示されるように、外側レール
35,37,39,41に沿って、ガイドレール50が
設けられている。このガイドレール50は、図8に示さ
れるように支柱51に取付けられている。支柱51はフ
レーム構築物13などの固定側構造物に固定されてい
る。ガイドレール50の下面側は開口しており、ガイド
レール50の内側面に、後述するガイドローラ58が転
接させられる。
【0018】レールユニット21,22,23,24の
上に、台車33が走行可能に乗せられるようになってい
る。図9ないし図11に示されるように、台車33は、
平面視において矩形状に組まれたフレーム55と、艇A
を支えるV状の支承部56と、フレーム55の隅部4か
所に設けられた4個のキャスタ57と、4個のガイドロ
ーラ58などを備えている。支承部56の上面に、ゴム
状弾性体からなる保護部材59が設けられている。
【0019】キャスタ57は、レール35〜42の上を
転がる車輪60を備えている。車輪60は、金属製のリ
ム60aと、このリム60aの外側に設けられたやや硬
めのウレタンゴム製のタイヤ60bとからなる。このよ
うな硬めのタイヤ60bを用いたことにより、転がる際
の摩擦係数が小さくなり、台車33の移動がスムーズな
ものになる。
【0020】台車フレーム55の前部と後部に、それぞ
れ水平方向に突き出るウイング65,66が設けられて
いる。図9に示されるように、ウイング65,66はボ
ルトとナット等の締結具67によって台車フレーム55
に着脱可能に固定されている。このため必要に応じて、
例えば艇を他の舟艇庫へ移動させる時のパレットとし
て、あるいは移動先舟艇庫の船台として使用する目的が
ある場合などには、ウイング65,66を台車フレーム
55から取外すことができる。ウイング65,66の先
端部に、台車33を縦方向に走行させる際に使用する縦
行用係止部70,71が下向きに突設されている。
【0021】台車フレーム55の左右両側部にも、それ
ぞれウイング75,76が設けられている。このウイン
グ75,76は、複数の台車33が横方向に隣接し合っ
た時に、艇同志が互いに接触しないような突出長で水平
方向に突き出ている。ウイング75,76の端面に、ゴ
ム状弾性体からなる緩衝材78,79が取付けられてい
る。
【0022】このウイング75,76も、ボルトとナッ
ト等の締結具81によって、台車フレーム55に着脱可
能に固定されており、前記ウイング65,66と同様
に、必要に応じて台車フレーム55から取外すことがで
きる。さらにこのウイング75,76の下面側に、台車
33を横方向に走行させる際に使用する横行用係止部8
2,83が突設されている。
【0023】図1,8,9等に示されるように、ガイド
レール50の内面にガイドローラ58が転接させられ
る。すなわち、台車33が縦方向レールユニット21,
22上に位置している時には、台車33の右側または左
側に位置する前後一対(合計2個)のガイドローラ58
が、縦方向に延びるガイドレール50に転接する。台車
33が横方向レールユニット23,24上に位置してい
る時には、台車33の前または後に位置する左右一対
(合計2個)のガイドローラ58が、横方向に延びるガ
イドレール50に転接する。このような2点支持である
ため、強風下などの風圧を受けても、ガイドレール50
に沿って台車33を安定した状態で走行させることがで
きる。
【0024】台車33は、図12ないし図15に示され
るチェーン方式の駆動手段により、各レールユニット2
1〜24に沿って移動させられる。この駆動手段は、台
車33を縦方向レールユニット21,22に沿って動か
す縦行用駆動機構91と、台車33を横方向レールユニ
ット23,24に沿って動かす横行用駆動機構92とを
含んでいる。
【0025】図12に示された縦行用駆動機構91は、
駆動側スプロケット95と被動側スプロケット96に巻
掛けられた一対の無端チェーン97を備えている。駆動
側スプロケット95は、モータ98によって回転させら
れ、これによりチェーン97が無端走行させられる。モ
ータ98は正逆回転可能なものを使用する。従ってチェ
ーン97は正逆任意の方向に走行可能である。
【0026】チェーン97に、多数の送り突起100が
チェーン97の長手方向に等ピッチで設けられている。
図14に拡大して示すように、送り突起100は、左右
一対のチェーン97のリンク101にわたって連結され
ることにより、安定した状態でチェーン97に保持され
ている。スプロケットの軸102の両端部は、ピロー形
の軸受103によって回転自在に支持されている。
【0027】送り突起100は、前述した台車33の縦
行用係止部70,71に係合可能な寸法である。すなわ
ち、図12に例示するように、チェーン97が矢印F1
方向に移動する時、送り突起100が前側の係止部70
あるいは後側の係止部71に係合することにより、台車
33がチェーン97の移動方向(艇Aの縦方向)に移動
するようにしてある。なお、モータ98を逆回転させれ
ば、上記とは逆方向への移動が可能である。
【0028】図15に示された横行用駆動機構92も、
駆動側スプロケット110と被動側スプロケット111
に巻掛けられた無端チェーン112を備えている。駆動
側スプロケット110は、正逆回転可能なモータ113
によって回転させられ、チェーン112を無端走行させ
る。
【0029】チェーン112に、多数の送り突起115
がチェーン112の長手方向に等ピッチで設けられてい
る。この送り突起115は、台車33の横行用係止部8
2,83に係合できるような寸法としてある。すなわ
ち、図15に例示するように、チェーン112が矢印F
2 方向に移動する時、送り突起115が係止部82,8
3の少なくとも一方に係合することにより、台車33が
矢印F2 方向に移動するようになっている。なお、モー
タ113を逆回転させれば、上記とは逆方向への移動が
可能である。
【0030】図16および図17に示されるように、キ
ャスタ57は、台車フレーム55に固定されるベース部
材120と、このベース部材120に対して垂直軸C1
を中心として旋回自在なブラケット121を備えてい
る。ブラケット121に、車輪60が水平軸回りに回転
自在に取付けられている。ブラケット121の旋回中心
となる垂直軸C1 から車輪60の転接箇所までの偏心量
Lは、例えば50mmないし100 mm程度である。
【0031】上記キャスタ57の車輪60は、レール3
5〜42の上を転がるとともに、下記ターンテーブル1
25の上に乗り込むことができる。図1に示されるよう
に、ターンテーブル125は縦方向レールユニット2
1,22と横方向レールユニット23,24が直角に交
わる全てのコーナー部分に設けられている。
【0032】ターンテーブル125は、回転補助機構1
26の一部を構成する。図16に示されるように、回転
補助機構126は、フレーム構築物13などの固定側部
材に固定されるベース部材130と、このベース部材1
30にベアリング131によって垂直軸C2 を中心とし
て回転自在に支持された上記ターンテーブル125とを
備えて構成されている。
【0033】ターンテーブル125の上面の高さは、レ
ール35〜42の上面の高さと揃えてある。従って車輪
60は、レール35〜42とターンテーブル125との
間を自由に乗り移ることができる。
【0034】図16に示されるように、キャスタ57が
ターンテーブル125上に停止した時、車輪60の旋回
中心となる垂直軸C1 と、ターンテーブル125の回転
中心となる垂直軸C2 とが互いにほぼ一致するようにし
てある。従って、ターンテーブル125上に車輪60が
乗った状態で、台車33の進行方向を90°変化させるよ
うな外力が台車33に加わると、車輪60がターンテー
ブル125に接した状態のまま、キャスタ57は垂直軸
C1 を中心に旋回し、進行方向に容易に向きを変えるこ
とができる。
【0035】次に、上記構成の駐艇装置10の作用につ
いて説明する。クレーン等によって水上から陸揚げされ
た艇Aは、台車33の支承部56に乗せられた状態で、
駐艇装置10のリフタ31のところまで適宜の移送手段
によって移動させられる。
【0036】この艇Aを、駐艇装置10の例えば上階1
5に収容する場合、リフタ31によって艇Aを台車33
ごと上階15まで上昇させたのち、押出し機構によって
出し入れ口30に押出すことにより、台車33を縦方向
レールユニット21と横方向レールユニット23が交わ
るコーナー部分に乗せる。
【0037】そして台車33を、縦方向レールユニット
21あるいは横方向レールユニット23に沿って、所望
の保管位置に向って縦または横に移動させる。縦方向の
移動は、縦行用駆動機構91のモータ98を回転させる
ことによって行われ、横方向の移動は、横行用駆動機構
92のモータ113を回転させることによって行われ
る。
【0038】台車33が縦方向レールユニット21から
横方向レールユニット24に移る際とか、横方向レール
ユニット23から縦方向レールユニット22に移る際な
どのように、台車33の進行方向が90°変化する時、台
車33は向きを変えることなく進行方向のみが直角に変
化する。
【0039】すなわち、台車33が、ターンテーブル1
25が設けられているコーナー部分にまで移動してくる
と、台車33の移動が一旦停止し、4個のキャスタ57
が、それぞれ図16,17に示すようにターンテーブル
125上の所定位置に止まる。この状態で、台車33の
進行方向を90°切換える方向の力が駆動機構91(また
は92)によって台車33に与えられると、キャスタ5
7の車輪60とブラケット121は、垂直軸C1 を中心
として、ターンテーブル125と一緒に90°旋回する。
【0040】この場合、ターンテーブル125は垂直軸
C2 を中心に回転するため、キャスタ57の上記旋回運
動は円滑になされ、従って4個のキャスタ57はいずれ
も台車33の移動方向にいっせいに向きを変える。この
ため、進行方向の切替えがスムーズであり、キャスタ5
7や駆動機構91,92に無理な負荷を与えるようなこ
とがない。
【0041】駐艇装置10に収容されている艇Aを出庫
させる場合には、上記とは逆に、艇Aを出し入れ口30
に向って移動させる。例えば図2中の右下の艇A1 を出
庫させたい場合には、まず図示上側の艇Aを全て矢印F
3 方向に動かすことにより、図3に示されるように第2
の横方向レールユニット24の図示右端に、空きスぺー
スをつくる。
【0042】次に、第1の横方向レールユニット23の
右端に位置する艇A2を図3中の矢印F4 方向に移動さ
せることによって、図4に示されるように所望の艇A1
を出し入れ口30から出庫させることのできる状態にす
る。上述した一連の入出庫動作は、マイクロコンピュー
タ等を用いた制御装置(図示せず)が出す指令によっ
て、自動的になされる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、複数の艇を、艇の縦方
向と横方向とに整列させた状態で台車ごと保管すること
ができ、限られた敷地を駐艇スペースとして有効に利用
することができ、より多くの艇を収容できる。そして入
出庫の際には、艇を台車ごと艇の縦あるいは横方向に移
動させることによって、入出庫作業を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駐艇装置の一部の平面
図。
【図2】図1に示された駐艇装置の全体の概略を示す平
面図。
【図3】図2に示された駐艇装置において台車の一部が
横に移動した状態の平面図。
【図4】図2に示された駐艇装置において台車の一部が
縦に移動した状態の平面図。
【図5】図1に示された駐艇装置の概略を示す正面図。
【図6】図1に示された駐艇装置の概略を示す側面図。
【図7】図1の駐艇装置に使用されるレールの縦断面
図。
【図8】図1の駐艇装置に使用されるガイドレールとガ
イドローラの側面図。
【図9】図1に示された駐艇装置に使用される台車の平
面図。
【図10】図9に示された台車の正面図。
【図11】図9に示された台車の側面図。
【図12】図1に示された駐艇装置の縦行用駆動機構の
側面図。
【図13】図12に示された駆動機構に使われるチェー
ンの一部の側面図。
【図14】図12に示された駆動機構のスプロケット部
分の断面図。
【図15】図1に示された駐艇装置の横行用駆動機構の
正面図。
【図16】図1に示された駐艇装置に使われるターンテ
ーブル部分の断面図。
【図17】図16に示されたターンテーブル部分の平面
図。
【符号の説明】
A…艇、10…立体駐艇装置、20…駐艇庫設備、21
…第1の縦方向レールユニット、22…第2の縦方向レ
ールユニット、23…第1の横方向レールユニット、2
4…第2の横方向レールユニット、31…リフタ、33
…台車、35,37,39,41…外側レール、36,
38,40,42…内側レール、55…台車フレーム、
56…支承部、57…キャスタ、58…ガイドローラ、
60…車輪、65,66…ウイング、70,71…係止
部、75,76…ウイング、82,83…係止部、91
…縦行用駆動機構、92…横行用駆動機構、100…送
り突起、115…送り突起。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63C 15/00 B65G 1/04 555

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の艇を保管するための駐艇装置であっ
    て、 艇の縦方向に延びかつ互いに平行な外側レールおよび内
    側レールを備えていて少なくとも2艘の艇を縦に並べて
    駐艇させることの可能な長さを有する第1の縦方向レー
    ルユニットと、 上記第1の縦方向レールユニットの一端から艇の横方向
    に互いに平行に延びる外側レールおよび内側レールを備
    えかつ複数の艇を横に並べて駐艇させることの可能な長
    さを有する第1の横方向レールユニットと、 上記第1の縦方向レールユニットの他端から艇の横方向
    に互いに平行に延びる外側レールおよび内側レールを備
    えかつ複数の艇を横に並べて駐艇させることの可能な長
    さを有する第2の横方向レールユニットと、 上記第1の横方向レールユニットの他端側と第2の横方
    向レールユニットの他端側をつなぎかつ少なくとも2艘
    の艇を縦に並べて駐艇させることの可能な長さを有する
    第2の縦方向レールユニットと、 上記縦方向レールユニットあるいは横方向レールユニッ
    トの上に走行可能に乗せられた艇保持用の台車を各レー
    ルユニットにわたって縦方向および横方向に移動させる
    駆動機構と、 を具備したことを特徴とする駐艇装置。
  2. 【請求項2】上記各レールユニットと駆動機構を備えた
    駐艇庫設備を立体的に複数段設けるとともに、各段の駐
    艇庫設備に艇を出し入れするリフタを備えている請求項
    1記載の駐艇装置。
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