JPH0569911A - 台車の方向切換補助機構 - Google Patents

台車の方向切換補助機構

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JPH0569911A
JPH0569911A JP23454291A JP23454291A JPH0569911A JP H0569911 A JPH0569911 A JP H0569911A JP 23454291 A JP23454291 A JP 23454291A JP 23454291 A JP23454291 A JP 23454291A JP H0569911 A JPH0569911 A JP H0569911A
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JP
Japan
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carriage
rail
vertical
turntable
caster
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Application number
JP23454291A
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English (en)
Inventor
Kenji Kirihara
賢二 桐原
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の主要な目的は、キャスタを備えた台車
の進行方向を円滑に切換えることができるような台車の
方向切換補助機構を提供することにある。 【構成】互いに交差する方向に延びる縦方向レールと横
方向レールの交点に、ターンテーブル125を備えた方
向切換補助機構126が設けられている。台車33は、
走行用のキャスタ57を備えている。台車33の移動方
向が切換えられる時、ターンテーブル125の上にキャ
スタ57の車輪60が乗るようになっている。ターンテ
ーブル125は、垂直軸C2 を中心に回転自在である。
キャスタ57がターンテーブル125の上に停止した
時、キャスタ57の旋回中心C1 の位置は、ターンテー
ブル125の回転中心である垂直軸C2 の位置とほぼ一
致し、垂直軸C2 を中心とするターンテーブル125の
回転助力により、キャスタ57が容易に旋回できる状態
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャスタを有する台車
の進行方向を例えば直角に変化させる場合などに好適な
台車の方向切換補助機構に関する。
【0002】
【従来の技術】キャスタを有する台車をレールに沿って
移動させる場合、キャスタの車輪とレールとの接点は、
キャスタの旋回中心すなわち車輪を支持しているブラケ
ットの旋回中心から後方に一定量偏心している。このた
めキャスタの車輪は、台車が移動する際にその進行方向
を向くような姿勢に自動的に追従する。従って、台車の
向きを変えずに進行方向のみを変化させようとすると、
キャスタは台車の移動方向に追従して垂直軸回りに旋回
し、台車の進行方向を向く挙動が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、車輪とレールとの接点はキャスタの旋回中心
から後方に所定量偏心しているため、台車の進行方向を
切換える力が台車に加わると、車輪とレールの接点から
キャスタの旋回中心までの偏心量に応じたモーメントが
働き、車輪の移動を妨げる傾向となる。このため、進行
方向の切換えが円滑に行えなかったり、台車を駆動させ
る機構やキャスタに過大な負荷がかかる原因になる。従
って本発明の目的は、キャスタを備えた台車の進行方向
を円滑に切換えることができるような台車の方向切換補
助機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明の方向切換補助機構は、キャスタを有
する台車の移動方向に延びていて上記キャスタの車輪が
転接する縦方向レールと、上記縦方向レールと交差する
方向に延びかつ上記キャスタの車輪が転接可能な横方向
レールと、上記縦方向レールと横方向レールが互いに交
わる箇所において上記キャスタの車輪が乗り移ることの
できる高さに設けられていてしかも上記キャスタが上記
縦方向レールと横方向レールとの交点に停止した状態に
おいて垂直軸回りに回転自在なターンテーブルとを具備
している。なお、縦方向レールと横方向レールは90°以
外の角度で交わっていてもよい。
【0005】
【作用】台車が縦方向レールと横方向レールとの交点、
すなわちターンテーブルが設けられている箇所まで移動
して停止すると、キャスタの車輪がターンテーブルの上
に乗る。この状態で、台車の進行方向を変える力が台車
に与えられると、キャスタはターンテーブルと共に垂直
軸回りに円滑に旋回し、台車の進行方向に車輪が向くよ
うになる。
【0006】この時、ターンテーブル自体も垂直軸を中
心に回転するため、キャスタの上記旋回運動が円滑にな
される。このため、台車が縦方向レールから横方向レー
ルに乗り移る際、あるいは横方向レールから縦方向レー
ルに乗り移る際に、台車の進行方向の切換えがスムーズ
に行われる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図4,7,8に示されるように、立体
駐艇装置10は、柱や梁などから構成されるフレーム構
築物13を備えている。図示例の立体駐艇装置10は、
上階15と中階16と下階17とからなる3段式駐艇装
置であり、各階15,16,17に、実質的に互いに共
通の構成の駐艇庫設備20が設けられている。
【0008】各階の駐艇庫設備20は、それぞれ艇Aを
縦方向に2艘、横方向に複数艘(図示例は5艘)並べて
収容できるスペースを有している。なお、立体駐艇装置
10の階数(段数)および各階ごとの収容艇数は必要に
応じて設定されるため、図示例に限るものではない。
【0009】本実施例の駐艇庫設備20は、図3,4等
において右側に位置する第1の縦方向レールユニット2
1と、図示左側に位置する第2の縦方向レールユニット
22と、図示下側に位置する第1の横方向レールユニッ
ト23と、図示上側に位置する第2の横方向レールユニ
ット24を備えている。各レールユニット21,22,
23,24は、同一平面上に矩形状に敷設されている。
【0010】駐艇庫設備20の少なくとも1か所に、艇
Aを出し入れする際に使われる出し入れ口30が設けら
れている。出し入れ口30に、リフタ31が設けられて
いる。リフタ31は昇降床32を備えている。この昇降
床32は、図示しない駆動機構によって昇降させられ
る。
【0011】艇Aが搭載される台車33は昇降床32に
乗せられ、周知の油圧シリンダあるいはチェーン機構等
を用いた押出し機構によって、駐艇庫設備20と昇降床
32との間を水平方向に移動させることができるように
なっている。
【0012】第1の縦方向レールユニット21は、互い
に平行な縦方向レールとしての外側レール35と内側レ
ール36を備えている。外側レール35と内側レール3
6は艇Aの縦方向に延びており、しかも艇Aを縦方向に
2艘並べて駐艇させることの可能な長さを有している。
第1の縦方向レールユニット21は、横方向レールユニ
ット23,24の一端側を互いにつないでいる。
【0013】第2の縦方向レールユニット22は、横方
向レールユニット23,24の他端側をつないでいる。
第2の縦方向レールユニット22も、縦方向レールとし
ての外側レール37と内側レール38を備えている。こ
のレール37,38も、艇Aを縦方向に2艘並べて駐艇
させることの可能な長さを有している。
【0014】第1の横方向レールユニット23は、横方
向レールとしての外側レール39と内側レール40を備
えている。このレール39,40は、第1の縦方向レー
ルユニット21の出し入れ口30側の端から艇Aの横方
向に延びており、複数(図示例は5艘分)の艇Aを横に
並べることのできる長さを有している。
【0015】第2の横方向レールユニット24も、横方
向レールとしての外側レール41と内側レール42を備
えている。外側レール41と内側レール42は、第1の
縦方向レールユニット21の他端から艇Aの横方向に延
びており、複数(図示例は5艘分)の艇Aを横に並べる
ことのできる長さを有している。
【0016】横方向レールユニット23,24間の距離
D(図4参照)は、第1の横方向レールユニット23と
第2のレールユニット24にそれぞれ最長の艇が保管さ
れても艇同志が互いに干渉しないような広さに設定され
ている。
【0017】図9に、レール35の断面形状の一例が示
されている。このレール35は、I型鋼などを利用した
レール本体45の上面にプレート46を設けたものであ
る。プレート46の両側に、上向きに突出するフランジ
47が設けられている。他のレール36〜42も同様の
構成である。
【0018】また、図3に示されるように、外側レール
35,37,39,41に沿って、ガイドレール50が
設けられている。このガイドレール50は、図10に示
されるように支柱51に取付けられている。支柱51は
フレーム構築物13などの固定側構造物に固定されてい
る。ガイドレール50の下面側は開口しており、ガイド
レール50の内側面に、後述するガイドローラ58が転
接させられる。
【0019】レールユニット21,22,23,24の
上に、台車33が走行可能に乗せられるようになってい
る。図11ないし図13に示されるように、台車33
は、平面視において矩形状に組まれたフレーム55と、
艇Aを支えるV状の支承部56と、フレーム55の隅部
4か所に設けられた4個のキャスタ57と、4個のガイ
ドローラ58などを備えている。支承部56の上面に、
ゴム状弾性体からなる保護部材59が設けられている。
【0020】キャスタ57は、レール35〜42の上を
転がる車輪60を備えている。通常、この種のキャスタ
用車輪は外径が 200mm〜 250mmで、外周部に加硫された
ゴムが被着されているため、摩擦係数が大きく、台車の
移動に要する負荷も大きく、従って大きな電力消費を伴
う大出力のモータが必要となる。このため本実施例のキ
ャスタ用車輪60の場合には、金属製リム60aの外周
部にやや硬めのウレタンゴム製タイヤ60bを設けるこ
とにより、摩擦抵抗が小さく、台車33がスムーズに移
動できるようにしてある。
【0021】台車フレーム55の前部と後部に、それぞ
れ水平方向に突き出るウイング65,66が設けられて
いる。図11に示されるように、ウイング65,66は
ボルトとナット等の締結具67によって台車フレーム5
5に着脱可能に固定されている。このため必要に応じ
て、例えば艇を他の舟艇庫へ移動させる時のパレットと
して、あるいは移動先舟艇庫の船台として使用する目的
がある場合などには、ウイング65,66を台車フレー
ム55から取外すことができる。ウイング65,66の
先端部に、台車33を縦方向に走行させる際に使用する
縦行用係止部70,71が下向きに突設されている。
【0022】台車フレーム55の左右両側部にも、それ
ぞれウイング75,76が設けられている。このウイン
グ75,76は、複数の台車33が横方向に隣接し合っ
た時に、艇同志が互いに接触しないような突出長で水平
方向に突き出ている。ウイング75,76の端面に、ゴ
ム状弾性体からなる緩衝材78,79が取付けられてい
る。
【0023】このウイング75,76も、ボルトとナッ
ト等の締結具81によって、台車フレーム55に着脱可
能に固定されており、前記ウイング65,66と同様
に、必要に応じて台車フレーム55から取外すことがで
きる。さらにこのウイング75,76の下面側に、台車
33を横方向に走行させる際に使用する横行用係止部8
2,83が突設されている。
【0024】図3,10,11等に示されるように、ガ
イドレール50の内面にガイドローラ58が転接させら
れる。すなわち、台車33が縦方向レールユニット2
1,22上に位置している時には、台車33の右側また
は左側に位置する前後一対(合計2個)のガイドローラ
58が、縦方向に延びるガイドレール50に転接する。
台車33が横方向レールユニット23,24上に位置し
ている時には、台車33の前または後に位置する左右一
対(合計2個)のガイドローラ58が、横方向に延びる
ガイドレール50に転接する。このような2点支持であ
るため、強風下などの風圧を受けても、ガイドレール5
0に沿って台車33を安定した状態で走行させることが
できる。
【0025】台車33は、図14ないし図17に示され
るチェーン方式の駆動手段により、各レールユニット2
1〜24に沿って移動させられる。この駆動手段は、台
車33を縦方向レールユニット21,22に沿って動か
す縦行用駆動機構91と、台車33を横方向レールユニ
ット23,24に沿って動かす横行用駆動機構92とを
含んでいる。
【0026】図14に示された縦行用駆動機構91は、
駆動側スプロケット95と被動側スプロケット96に巻
掛けられた一対の無端チェーン97を備えている。駆動
側スプロケット95は、モータ98によって回転させら
れ、これによりチェーン97が無端走行させられる。モ
ータ98は正逆回転可能なものを使用する。従ってチェ
ーン97は正逆任意の方向に走行可能である。
【0027】チェーン97に、多数の送り突起100が
チェーン97の長手方向に等ピッチで設けられている。
図16に拡大して示すように、送り突起100は、左右
一対のチェーン97のリンク101にわたって連結され
ることにより、安定した状態でチェーン97に保持され
ている。スプロケットの軸102の両端部は、ピロー形
の軸受103によって回転自在に支持されている。
【0028】送り突起100は、前述した台車33の縦
行用係止部70,71に係合可能な寸法である。すなわ
ち、図14に例示するように、チェーン97が矢印F1
方向に移動する時、送り突起100が前側の係止部70
あるいは後側の係止部71に係合することにより、台車
33がチェーン97の移動方向(艇Aの縦方向)に移動
するようにしてある。なお、モータ98を逆回転させれ
ば、上記とは逆方向への移動が可能である。
【0029】図17に示された横行用駆動機構92も、
駆動側スプロケット110と被動側スプロケット111
に巻掛けられた無端チェーン112を備えている。駆動
側スプロケット110は、正逆回転可能なモータ113
によって回転させられ、チェーン112を無端走行させ
る。
【0030】チェーン112に、多数の送り突起115
がチェーン112の長手方向に等ピッチで設けられてい
る。この送り突起115は、台車33の横行用係止部8
2,83に係合できるような寸法としてある。すなわ
ち、図17に例示するように、チェーン112が矢印F
2 方向に移動する時、送り突起115が係止部82,8
3の少なくとも一方に係合することにより、台車33が
矢印F2 方向に移動するようになっている。なお、モー
タ113を逆回転させれば、上記とは逆方向への移動が
可能である。
【0031】図1および図2に示されるように、キャス
タ57は、台車フレーム55に固定されるベース部材1
20と、このベース部材120に対して垂直軸C1 を中
心として旋回自在なブラケット121を備えている。ブ
ラケット121に、車輪60が水平軸回りに回転自在に
取付けられている。ブラケット121の旋回中心となる
垂直軸C1 から車輪60の転接箇所までの偏心量Lは、
例えば50mmないし100mm程度である。
【0032】上記キャスタ57の車輪60は、レール3
5〜42の上を転がるとともに、下記ターンテーブル1
25の上に乗り込むことができる。図3に示されるよう
に、ターンテーブル125は縦方向レールユニット2
1,22と横方向レールユニット23,24が直角に交
わる全てのコーナー部分に設けられている。
【0033】ターンテーブル125は、方向切換補助機
構126の一部を構成する。図1に示されるように、方
向切換補助機構126は、フレーム構築物13などの固
定側部材に固定されるベース部材130と、このベース
部材130にベアリング131によって垂直軸C2 を中
心として回転自在に支持された上記ターンテーブル12
5とを備えて構成されている。
【0034】ターンテーブル125の上面の高さは、レ
ール35〜42の上面の高さと揃えてある。従って車輪
60は、レール35〜42とターンテーブル125との
間を自由に乗り移ることができる。
【0035】図1に示されるように、キャスタ57がタ
ーンテーブル125上に停止した時、車輪60の旋回中
心となる垂直軸C1 と、ターンテーブル125の回転中
心となる垂直軸C2 とが互いにほぼ一致するように、適
宜のストッパー手段によって台車33の搬送終端位置が
規制される。
【0036】従って、図1,2に示されるように、ター
ンテーブル125上に車輪60が乗った状態で、台車3
3の進行方向を90°変化させるような外力Fが台車33
に加わると、車輪60がターンテーブル125に接した
状態のまま、キャスタ57は垂直軸C1 を中心に矢印R
方向に旋回し、台車33の進行方向に容易に向きを変え
ることができる。
【0037】次に、上記構成の駐艇装置10の作用につ
いて説明する。クレーン等によって水上から陸揚げされ
た艇Aは、台車33の支承部56に乗せられた状態で、
駐艇装置10のリフタ31のところまで適宜の移送手段
によって移動させられる。
【0038】この艇Aを、駐艇装置10の例えば上階1
5に収容する場合、リフタ31によって艇Aを台車33
ごと上階15まで上昇させたのち、押出し機構によって
出し入れ口30に押出すことにより、台車33を縦方向
レールユニット21と横方向レールユニット23が交わ
るコーナー部分に乗せる。
【0039】そして台車33を、縦方向レールユニット
21あるいは横方向レールユニット23に沿って、所望
の保管位置に向って縦または横に移動させる。縦方向の
移動は、縦行用駆動機構91のモータ98を回転させる
ことによって行われ、横方向の移動は、横行用駆動機構
92のモータ113を回転させることによって行われ
る。
【0040】台車33が縦方向レールユニット21から
横方向レールユニット24に移る際とか、横方向レール
ユニット23から縦方向レールユニット22に移る際な
どのように、台車33の進行方向が90°変化する時、台
車33は向きを変えることなく進行方向のみが直角に変
化する。
【0041】すなわち、台車33が、ターンテーブル1
25が設けられているコーナー部分にまで移動してくる
と、台車33の移動が一旦停止し、4個のキャスタ57
が、それぞれ図1,2に示すようにターンテーブル12
5上の所定位置に止まる。この状態で、台車33の進行
方向を90°切換える方向の力Fが駆動機構91(または
92)によって台車33に与えられると、キャスタ57
の車輪60とブラケット121は、キャスタ57の旋回
中心である垂直軸C1 の回りを、ターンテーブル125
と一緒に90°旋回する。
【0042】この場合、ターンテーブル125は垂直軸
C2 を中心に矢印R方向に回転するため、キャスタ57
の上記旋回運動は円滑になされ、従って4個のキャスタ
57はいずれも台車33の移動方向にいっせいに向きを
変える。このため、進行方向の切替えがスムーズであ
り、キャスタ57や駆動機構91,92に無理な負荷を
与えるようなことがない。
【0043】駐艇装置10に収容されている艇Aを出庫
させる場合には、上記とは逆に、艇Aを出し入れ口30
に向って移動させる。例えば図4中の右下の艇A1 を出
庫させたい場合には、まず図示上側の艇Aを全て矢印F
3 方向に動かすことにより、図5に示されるように第2
の横方向レールユニット24の図示右端に、空きスぺー
スをつくる。
【0044】次に、第1の横方向レールユニット23の
右端に位置する艇A2を図5中の矢印F4 方向に移動さ
せることによって、図6に示されるように所望の艇A1
を出し入れ口30から出庫させることのできる状態にす
る。上述した一連の入出庫動作は、マイクロコンピュー
タ等を用いた制御装置(図示せず)が出す指令によっ
て、自動的になされる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、縦方向レールと横方向
レールとが交わるコーナー部分において台車の進行方向
が切換えられる時に、キャスタがターンテーブルの回転
に伴って垂直軸回りに円滑に旋回することができ、台車
の進行方向に車輪が自動的に向くようになる。このた
め、台車の進行方向の切換えがスムーズに行われ、キャ
スタや台車の駆動機構などに無理な負荷がかかることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す方向切換補助機構の断
面図。
【図2】図1に示された方向切換補助機構の平面図。
【図3】本発明の一実施例による方向切換補助機構を備
えた駐艇装置の平面図。
【図4】図3に示された駐艇装置の全体の概略を示す平
面図。
【図5】図4に示された駐艇装置において台車の一部が
横に移動した状態の平面図。
【図6】図4に示された駐艇装置において台車の一部が
縦に移動した状態の平面図。
【図7】図3に示された駐艇装置の概略を示す正面図。
【図8】図3に示された駐艇装置の概略を示す側面図。
【図9】図3の駐艇装置に使用されるレールの縦断面
図。
【図10】図3の駐艇装置に使用されるガイドレールと
ガイドローラの側面図。
【図11】図3に示された駐艇装置に使用される台車の
平面図。
【図12】図11に示された台車の正面図。
【図13】図11に示された台車の側面図。
【図14】図3に示された駐艇装置の縦行用駆動機構の
側面図。
【図15】図14に示された駆動機構に使われるチェー
ンの一部の側面図。
【図16】図14に示された駆動機構のスプロケット部
分の断面図。
【図17】図3に示された駐艇装置の横行用駆動機構の
正面図。
【符号の説明】
A…艇、10…立体駐艇装置、21,22…縦方向レー
ルユニット、23,24…横方向レールユニット、33
…台車、35,37,39,41…外側レール、36,
38,40,42…内側レール、57…キャスタ、60
…車輪、91,92…駆動機構、125…ターンテーブ
ル、126…方向切換補助機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャスタを有する台車の移動方向に延びて
    いて上記キャスタの車輪が転接する縦方向レールと、上
    記縦方向レールと交差する方向に延びかつ上記キャスタ
    の車輪が転接可能な横方向レールと、上記縦方向レール
    と横方向レールが互いに交わる箇所において上記キャス
    タの車輪が乗り移ることのできる高さに設けられていて
    しかも上記キャスタが上記縦方向レールと横方向レール
    との交点に停止した状態において垂直軸回りに回転自在
    なターンテーブルとを具備したことを特徴とする台車の
    方向切換補助機構。
JP23454291A 1991-09-13 1991-09-13 台車の方向切換補助機構 Pending JPH0569911A (ja)

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