JPH08217227A - 回転ドラム式物品回転装置 - Google Patents

回転ドラム式物品回転装置

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JPH08217227A
JPH08217227A JP4656295A JP4656295A JPH08217227A JP H08217227 A JPH08217227 A JP H08217227A JP 4656295 A JP4656295 A JP 4656295A JP 4656295 A JP4656295 A JP 4656295A JP H08217227 A JPH08217227 A JP H08217227A
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JP
Japan
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article
rotary drum
support plate
pair
rotating device
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JP4656295A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kitaura
一郎 北浦
Eiji Kitatani
栄治 北谷
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Aioi Seiki Inc
Original Assignee
Aioi Seiki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラムや回転ドラムを支持する支持機構
の構造を簡単化し、回転駆動手段を小型化し、回転ドラ
ムに物品を簡単かつ安定性よく固定保持でき、作業能率
を向上できる回転ドラム式物品回転装置を提供すること
である。 【構成】 物品反転装置Hは、ベースフレーム1と、ベ
ースフレーム1の上側に設けられた回転ドラム10と、
回転ドラム10を回転自在に支持する支持機構40と、
回転ドラム10を回転駆動する回転駆動機構45等で構
成され、回転ドラム10には、固定支持板20と、固定
支持板20と対向状に配設された可動支持板26とが設
けられ、移動駆動機構30により、可動支持部26を、
固定支持板20に対して接近させて両支持板20,26
間に物品Bを挟持固定した固定位置と、この固定位置よ
りも固定支持板20から離れる方向へ隔離した固定解除
位置とに亙って移動駆動するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を回転させる為の
回転ドラム式物品回転装置に関し、特に、回転ドラムに
物品を簡単且つ安定性よく固定保持できる物品回転装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1対の円形の端板を円筒体で連結
した回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動する回転
駆動手段とを備え、内部に物品を収容して回転させるよ
うにした回転ドラム式物品回転装置は、粒状物や小型の
物品群を攪拌したり、選別したり、処理したりする為
に、種々の用途に実用化されている。これとは別に、物
品収容空間を空けて対向状に配置した1対の円形の端板
を複数の連結部材で連結してなる回転ドラムと、この回
転ドラムを回転駆動する回転駆動手段とを備え、物品収
容空間に比較的大形の1又は数個の物品を収容して固定
した状態で、回転ドラムと回転駆動手段とで物品を回転
又は回動させるようにした回転ドラム式物品回転装置も
実用に供されている。
【0003】従来、これら回転ドラム式物品回転装置に
おいては、一般に、1対の端板の中心部に軸部材を固定
し、1対の軸部材を介して回転ドラムを回転自在に支持
し、一方の軸部材を介して回転ドラムを回転駆動するよ
うに構成してある。この軸支持型の回転ドラムを製作す
る場合、鋼板素材から円形の端板を溶断加工にて製作
後、その外周部や軸孔等を機械加工し、その後端板に軸
部材を取付けるとともに、1対の端板を1又は複数の連
結部材で連結し、軸部材を機械加工することで、回転ド
ラムを製作していた。
【0004】一方、直径が数m〜数10mに達する比較
的大型の回転ドラム式部品回転装置では、端板の外周部
を複数の支持ローラーで回転自在に支持した外周支持型
の回転ドラムも適用され、この外周支持型の回転ドラム
においては、端板の外周近傍部にリング状ギヤ歯を形成
し、このリング状ギヤ歯に噛合するギヤを駆動機で駆動
することで、回転ドラムを回転駆動したり、また、端板
の外周近傍部に固定的に無端状のチェーン部材に係合す
るスプロケットを駆動機で駆動したりするものも実用化
されている。
【0005】また、外周支持型の回転ドラムにおいて
は、厚板製の端板の外周部に所定の深さの角溝を形成
し、端板の外周近傍部に、所定小ピッチで全周に亙って
多数のピン孔を板厚方向向きに形成し、この角溝を横断
するように多数のピン孔に係合ピンを挿嵌し、この係合
ピンを係合する係合輪を駆動機で回転駆動するように構
成し、端板の外周部を複数の支持ローラーで回転自在に
支持する構成のものも実用化されている。この外周支持
型の回転ドラムを製作する場合、鋼板素材から円形の端
板を製作後、その端板及び端板に付属する諸部材に必要
な種々の機械加工を施し、この端板に、リング状の一体
品又は複数部品からなるリング状ギヤ歯形成部材やチェ
ーン部材や多数の係合ピンを取付けることで、回転ドラ
ムを製作する。
【0006】ところで、回転ドラム式物品回転装置に物
品を収容して回転する為には、物品を回転ドラムに固定
する必要があり、そのため回転ドラムには物品を載置支
持する為の何らかの支持部材が設けられる。物品のサイ
ズや形状が一定である場合には、物品の形状に応じた支
持部材が設けられるが、物品のサイズや形状が一定でな
い複数種類の部品を対象とする場合には、支持部材に複
数のボルトやクランプ具を併用して物品を固定すること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記軸支持型の回転ド
ラムの場合、軸部材を介して回転ドラムを支持し且つ回
転駆動するため、所要回転駆動トルクが大きくなって回
転駆動機が大型化し、軸方向の寸法が大きくなるため軸
方向に大型化し、回転ドラムの製作の際種々の機械加工
が必要となるため製作コストが高価になる。前記外周支
持型の回転ドラムの場合、端板の外周部を支持ローラー
等で支持し且つ回転ドラムの外周近傍部を回転駆動でき
るため、回転駆動トルクが小さくなり、回転駆動機を小
型化できる点で有利であるが、リング状ギヤ歯やチェー
ン部材や係合ピン部材等の諸部品のコストに加えて、端
板及び端板に付属する諸部材に種々の機械加工を施す必
要があるので回転ドラムの製作コストが高価になる。
【0008】サイズや形状が一定しない種々の物品に適
用する場合、複数のボルトやクランプ具を併用して回転
ドラムに物品を固定するため、物品の固定と固定解除の
作業負荷が高く、作業能率が低下すること、回転ドラム
に物品を安定性よく固定しにくいこと、等の問題があ
る。また、支持部材の高さ位置が一定であるため、物品
の搬出入の作業能率が低下する。ここで、回転ドラムの
下側に回転ドラムとは独立の昇降式支持部材を設けるこ
とも考えられるが、その昇降ストロークが大きくなり、
回転ドラムの回転の際に、回転ドラム側の支持部材や物
品と昇降式支持部材との干渉が生じる虞がある。
【0009】本発明の目的は、回転ドラムや回転ドラム
を支持する支持機構の構造を簡単化し、回転駆動手段を
小型化し、回転ドラムに物品を簡単かつ安定性よく固定
保持できるようにし、作業能率を向上できる回転ドラム
式物品回転装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の回転ドラム式
物品回転装置は、物品を着脱自在に載置して固定保持し
た状態で回転させる為の回転ドラム式物品回転装置にお
いて、物品の少なくとも一部を収容する収容空間を空け
て同心状に対向し且つ円形の外周部を有する1対の端板
と、これら1対の端板を固定的に連結する1又は複数の
連結部材と、物品を支持する為の固定支持板と、固定支
持板と対向状に配設され物品を支持する為の可動支持板
と、可動支持板を固定支持板に対して接近させて両支持
板間に物品を挟持固定した固定位置とこの固定位置より
も固定支持板から離れる方向へ隔離した固定解除位置と
に亙って移動駆動する移動駆動手段とを有する回転ドラ
ムと、前記1対の端板の外周部を支持して回転ドラムを
回転自在に支持する支持機構と、少なくとも一方の端板
の外周部に小間隔おきに設けられた複数の係合部と、前
記係合部に係合する係合輪と係合輪を回転駆動する駆動
機とを備え、前記係合輪を駆動して、回転ドラムを回転
可能な回転駆動手段とを備えたものである。
【0011】請求項2の回転ドラム式物品回転装置は、
請求項1の発明において、前記少なくとも一方の端板
が、所定の小間隔を空けて相対向する1対の円形板と、
これら円形板間に挟着され前記所定の小間隔を確保する
為の複数のスペーサ部材と、前記1対の円形板の外周の
近傍部位に、両円形板に全周に亙って所定の小ピッチ
で、両円形板の板厚方向向きに且つ両円形板に貫通状に
形成された複数対のピン孔とを備え、前記係合部が、前
記複数対のピン孔に、夫々架橋状に挿嵌された複数の係
合ピン部材で構成されたものである。
【0012】請求項3の回転ドラム式物品回転装置は、
請求項1又は請求項2の発明において、前記移動駆動手
段が、パンタグラフ式リンク機構と、パンタグラフ式リ
ンク機構を介して前記可動支持板を移動駆動する油圧駆
動式アクチュエータを備えたものである。請求項4の回
転ドラム式物品回転装置は、請求項1又は請求項2の発
明において、前記移動駆動手段が、パンタグラフ式リン
ク機構と、パンタグラフ式リンク機構を介して前記可動
支持板を移動駆動する、スクリューシャフトとスクリュ
ーナットを含むネジ機構を備えたものである。
【0013】請求項5の回転ドラム式物品回転装置は、
請求項1〜請求項4の何れか1項の発明において、前記
可動支持板及び固定支持板の少なくとも一方に、物品を
移動自在に支持する複数のローラー部材を備えたもので
ある。請求項6の回転ドラム式物品回転装置は、請求項
5の発明において、前記1対の端板に、物品を係止する
為の複数の係止部材を、位置調節自在に設けたものであ
る。
【0014】
【発明の作用及び効果】請求項1の回転ドラム式物品回
転装置においては、回転ドラムは、1対の端板と、これ
ら端板を連結する1又は複数の連結部材と、固定支持板
と、固定支持板と対向状の可動支持板と、この可動支持
板を固定支持板側に接近させて物品を挟持固定した固定
位置と固定支持板から離隔させて固定解除位置とに亙っ
て移動駆動する移動駆動手段等で構成されている。前記
回転ドラムは、1対の端板の外周部を支持する支持機構
により、回転自在に支持され、回転ドラムの少なくとも
一方の端板の外周部には、複数の係合部が小間隔おきに
設けられ、この係合部に係合する係合輪と係合輪を回転
駆動する駆動機とを備えた回転駆動手段により、回転ド
ラムが回転駆動される。
【0015】物品を回転させる際には、先ず、可動支持
板に物品を載置支持できるように回転ドラムの回転位置
を設定し、可動支持板を固定解除位置にした状態で、物
品を可動支持板上に載置する。次に、移動駆動手段によ
り、物品を支持した可動支持板が固定位置に切換えら
れ、物品が固定支持板と可動支持板間に挟持固定され
る。次に、回転駆動手段により、回転ドラムが所望の回
転角だけ回転駆動されて物品が回転する。尚、先ず、固
定支持板に物品を載置支持できるように回転ドラムの回
転位置を設定し、可動支持板を固定解除位置にした状態
で、物品を可固定持板上に載置し、その後可動支持板を
固定位置に切換えて、物品を固定支持板と可動支持板間
に挟持固定した状態で、回転ドラムを回転させることも
可能である。
【0016】この回転ドラム式物品回転装置によれば、
回転駆動手段で、少なくとも一方の端板の外周部を駆動
するため、小さい駆動トルクで回転ドラムを回動できる
から回転駆動手段を小型化し、その製作コストを低減で
きる。支持機構により、1対の端板の外周部を支持する
ため、回転ドラムを回転自在に支持する為の軸部材や軸
受け部材を省略して、回転ドラムを回転自在に支持する
為の機構を簡単化することができる。
【0017】回転ドラムに、固定支持板と可動支持板と
移動駆動手段を設け、両支持板間に物品を挟持固定した
状態で回転できるため、物品のサイズや形状が一定でな
い場合にも、簡単かつ安定的に物品を回転ドラムに固定
保持でき、汎用性に優れ、作業能率が向上する。可動支
持板を回転ドラムの外部に独立に設ける場合のように、
回転ドラムを回転する際に、固定支持板や物品と可動支
持板とが干渉する虞もない。
【0018】請求項2の回転ドラム式物品回転装置にお
いては、請求項1と同様の作用・効果を奏するが、少な
くとも一方の端板が、所定の小間隔を空けて相対向する
1対の円形板と、これら円形板間に挟着され前記所定の
小間隔を確保する為の複数のスペーサ部材と、1対の円
形板の外周の近傍部位に、両円形板に全周に亙って所定
の小ピッチで、両円形板の板厚方向向きに且つ両円形板
に貫通状に形成された複数対のピン孔とを備え、前記係
合部が、前記複数対のピン孔に、夫々架橋状に挿嵌され
た複数の係合ピン部材で構成されているため、少なくと
も一方の端板の構造が簡単化し、回転ドラムの製作コス
トを低減できる。即ち、1対の円形板とその複数のピン
孔とを、精密溶断加工にて製作でき、機械加工を殆ど必
要とせずに製作できるため、非常に安価に製作すること
ができるし、係合部の構造も簡単化し安価に製作でき
る。
【0019】請求項3の回転ドラム式物品回転装置にお
いては、請求項1又は請求項2と同様の作用・効果を奏
するが、移動駆動手段が、パンタグラフ式リンク機構
と、パンタグラフ式リンク機構を介して可動支持板を移
動駆動する油圧駆動式アクチュエータを備えた構成であ
るため、油圧駆動式アクチュエータの駆動ストロークよ
りも可動支持板の移動ストロークを長くでき、油圧駆動
式アクチュエータを小型化できるから、移動駆動機構を
小型化・簡単化し、製作コストを低減できる。
【0020】請求項4の回転ドラム式物品回転装置にお
いては、請求項1又は請求項2と同様の作用・効果を奏
するが、移動駆動手段が、パンタグラフ式リンク機構
と、パンタグラフ式リンク機構を介して可動支持板を移
動駆動する、スクリューシャフトとスクリューナットを
含むネジ機構を備えた構成であるので、請求項3と同様
に、移動駆動機構を小型化・簡単化し、製作コストを低
減できる。
【0021】請求項5の回転ドラム式物品回転装置にお
いては、請求項1〜請求項4の何れか1項と同様の作用
・効果を奏するが、可動支持板と固定支持板の少なくと
も一方に、物品を移動自在に支持する複数のローラー部
材を備えたので、回転ドラムへの物品の搬出入を簡単に
行うことができる。
【0022】請求項6の回転ドラム式物品回転装置にお
いては、請求項5と同様の作用・効果を奏するが、1対
の端板に、物品を係止する為の複数の係止部材を、位置
調節自在に設けたので、回転ドラムを回転させる際に、
固定支持板と可動支持板との間に固定保持した物品の移
動を規制することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。本実施例における回転ドラム式物品回
転装置は、種々の物品を所望の角度回転させるのに適し
た汎用性の高い装置であり、この物品回転装置で回転す
る対象物品は、プレス機械や射出成形機等における金型
等の工具類、種々の液体を収容した容器類、種々の半完
成品や完成品等を収容した容器類、機械加工や溶接等の
加工対象のワーク類等であるが、これらに限定されるも
のではない。そして、この回転ドラム式物品回転装置
は、主として物品の回転姿勢を適宜の角度変更したり、
物品を90度又は180度反転させたり、容器内の液体
を混合したり攪拌したり、容器内の物品に何らかの処理
を施したりするのに適用するのに好適のものである。
【0024】図1〜図3に示すように、回転ドラム式物
品回転装置Hは、ベースフレーム1と、ベースフレーム
1の上側に設けられた回転ドラム10と、回転ドラム1
0を回転自在に支持する支持機構40と、回転ドラム1
0を回転駆動する回転駆動機構45等で構成され、この
物品回転装置Hには、物品Bを搬送する為の物品搬送台
車70が付随的に設けられている。
【0025】最初にベースフレーム1について説明す
る。ベースフレーム1は、平面視矩形状の基板2と、こ
の基板2の上部に相対向状に立設された前後1対の支持
体3等で構成され、これら1対の支持体3は、左右1対
の連結型鋼材5と、3本の連結材6により互いに連結さ
れている。尚、各連結型鋼材5は、接続ブラケット5a
を介して1対の支持体3に固定されている。図3に示す
ように、各支持体3は、所定間隔空けて対向状に立設さ
れた1対の脚板4からなる。ベースフレーム1の左端部
には、移動駆動機構30の1対の油圧シリンダ34に油
圧を供給する油圧ユニット7が設けられ、前側の支持体
3の左端部には、1対の油圧シリンダ34と回転駆動機
構45の駆動機47の為の制御装置と操作盤とを有する
制御ユニット8が設けられている。
【0026】次に、回転ドラム10について説明する。
図2、図3に示すように、回転ドラム10は、所定間隔
を空けて同心状に対向するように配設され前後1対の端
板(駆動側端板11及び従動側端板15)と、これら端
板11,15を固定的に連結する固定支持板20及び支
持部材25と、固定支持板20と対向状に配設された可
動支持板26と、この可動支持板26を固定支持板20
に対して接近させて両支持板20,26間に物品Bを挟
持固定した固定位置と、この固定位置よりも固定支持板
20から離れる方向へ隔離した固定解除位置とに亙って
移動駆動する移動駆動機構30等で構成されている。
尚、可動支持板26及び支持部材25は接続ブロック2
0a,25aを介して各端板11,15に固定されてい
る。
【0027】次に、駆動側端板11及び従動側端板15
について説明する。図4、図5に示すように、駆動側端
板11の1対の円形板12は、所定の小間隔を空けて相
対向状に設けられ、これら1対の円形板12間には、1
対の円形板12間の所定の小間隔を保持する為の8個の
スペーサ部材14が装着され、各スペーサ部材14と1
対の円形板12とにボルト14aを挿通させてナット1
4bで締結されている。1対の円形板12の外周の近傍
部位には、複数対のピン孔12aが、その全周に亙って
所定の小ピッチで両円形板12の板厚方向向きに、且つ
両円形板12に貫通状に形成され、これら複数対のピン
孔12aに、複数の係合ピン部材13が夫々架橋状に挿
嵌され、各係合ピン部材13の両端部の1対の小径のピ
ン孔に、抜止め用の割ピン13aが装着されている。
尚、係合ピン部材13が係合部に相当するものである。
【0028】一方、従動側端板15は、1対の円形板1
6を複数のボルトとナット(図示略)にて密着状に一体
連結して構成され、駆動側端板11と従動側端板15に
は、正面視略正方形状の開口部11a,15aが夫々形
成されている。駆動側端板11と従動側端板15の内面
には、物品Bを係止する為の4個の係止部材24が設け
られ、図1に示すように、各係止部材24は、その長孔
24aに挿通する2本のボルト24bであって、各端板
11,15に取付けられたボルト24bにより、位置調
節自在に装着されている。ここで、これら4個の係止部
材24は、駆動側端板11と従動側端板15の外面に位
置調節自在に装着してもよいし、係止部材24を4個以
上設けてもよい。
【0029】次に、固定支持板20と可動支持板26に
ついて説明する。固定支持板20には、物品Bを前後方
向に移動自在に支持する1対のローラーユニット21が
前後方向向きに装着され、各ローラーユニット21は、
6個のローラー部材23と、これらローラー部材23を
回転自在に共通に支持する支持ボックス22とで構成さ
れている。1対の端板11,15を固定的に連結する板
状の支持部材25には、可動支持板26が、移動駆動機
構30を介して移動自在に設けられ、この可動支持板2
6には、6個のローラー部材29と、支持ボックス28
からなるローラーユニット27が前後方向向きに装着さ
れ、物品Bを前後方向へ移動自在に支持できるように構
成されている。
【0030】次に、可動支持板26を移動駆動する移動
駆動機構30について説明する。図6に示すように、移
動駆動機構30は、前後1対のパンタグラフ式リンク機
構31と、各パンタグラフ式リンク機構31に配設され
た油圧シリンダ34で構成されている。各パンタグラフ
式リンク機構31は、1対のリンク部材32と、ガイド
部材33等からなり、1対のリンク部材32は、それら
の略中央部がピン部材32aにより、交差状にピン結合
され、これらリンク部材32の右端部は、支持部材25
と可動支持板26に、ブラケット32bを介して夫々連
結されている。図7に示すように、各リンク部材32の
左端部には、ガイドローラー32cがピン部材32dに
より回動自在に装着され、夫々のガイドローラ32c
は、支持板25と可動支持板26の左部に夫々設けられ
たガイド部材33のT溝33aに、左右方向に移動自在
に係合している。
【0031】油圧シリンダ34の下端部は、支持部材2
5の右端部に、ブラケット34aを介して回動自在に連
結され、油圧シリンダ34のピストンロッド34bの先
端部の連結ブロック34cは、ピン部材32aより左側
において、下側のリンク部材32に回動自在に連結され
ている。尚、図示省略したが、複動型の油圧シリンダ3
4には、ベースフレーム1に設けられた油圧ユニット7
から延びる2本のホース部材が接続されている。
【0032】次に、支持機構40について説明する。図
1、図4に示すように、回転ドラム10を回転自在に支
持する支持機構40は、駆動側端板11の下部の外周部
を左右2個所で支持する1対の支持ローラー41と、従
動側端板15の下部の外周部を左右2個所で支持する1
対の支持ローラー41とで構成されている。各支持ロー
ラー41は、枢支軸41bにより、各支持体3の1対の
脚板4間に回転自在に支持されている。各支持ローラー
41には、1対の鍔状部41aが設けられ、駆動側端板
11と従動側端板15の外周部が、各支持ローラー41
の1対の鍔状部41aに嵌まり、外れないように案内さ
れている。
【0033】次に、回転駆動機構45について説明す
る。図1、図4に示すように、回転ドラム10を回転駆
動する回転駆動機構45は、駆動側端板11の外周部に
設けられた複数の係合ピン部材13と、この係合ピン部
材13に係合する係合輪としてのスプロケット46と、
スプロケット46を回転駆動する減速機付き電動モータ
からなる駆動機47とで構成されている。図3、図4に
示すように、スプロケット46は、駆動側端板11の最
下端部に位置する一部の係合ピン部材13に係合するよ
うに配設され、駆動機47は、前側の支持体3の前面に
固定的に装着され、駆動機47の出力軸47aにより、
スプロケット47を回転駆動すると、複数の係合ピン部
材13が順々に先送りされて、回転ドラム10が回転す
る。
【0034】次に、物品搬送台車70について説明す
る。図2、図3に示すように、物品回転装置Hに付随的
に設けられた物品搬送台車70は、床面上を転動する4
個の支持輪75をブラケット76を介して装着した台車
本体71と、台車本体71の上端に配設された1対のロ
ーラーコンベア72で構成され、各ローラーコンベア7
2は、複数のローラー部材73とローラー部材73を支
持するローラ支持枠74で構成されている。このローラ
ーコンベア72と、固定支持板20と可動支持板26に
設けられたローラーユニット21,27とに亙って、物
品Bを前後方向に移載可能に構成されている。
【0035】次に、回転ドラム式物品回転装置Hの作用
について説明する。図2、図3に示すように、可動支持
板26のローラーユニット27に物品Bを載置できるよ
うに、回転ドラム10の回転位置を設定し、可動支持板
26を固定解除位置に待機させた状態で、物品搬送台車
70のローラーコンベア72に載置支持された物品B
を、回転ドラム10の後側へ搬送した後、従動側端板1
5の開口部15aから、可動支持板26のローラーユニ
ット27に移載する。ここで、図3に示すように、物品
Bが収容空間20aに収まらなくても、駆動側端板11
と開口部11aと従動側端板15の開口部15aから、
その両端を突出させることで、ローラーユニット27に
安定して載置支持される。
【0036】次に、移動駆動機構30により、物品B
が、可動支持板26とともに、固定支持板20のローラ
ーユニット21に当接するまで上昇されて、可動支持板
26の固定位置において、物品Bを係止する係止部材2
4を位置調節して、物品Bが固定支持板20と可動支持
板26との間に強力に挟持固定される。その後、回転駆
動機構45により、物品Bが回転ドラム10とともに1
80度回転され、その後、係止部材24による物品Bの
係止を解除し、次に、移動駆動機構30により、可動支
持板26が固定解除位置へ移動駆動され、その後、固定
支持板20のローラーユニット21に支持されている物
品Bを、物品搬送台車70のローラーコンベア72に移
載して作業が終了する。但し、物品Bを最初に固定支持
板20上に搬入してから、可動支持板26を固定位置に
駆動し、その後前記と同様に回転ドラム10を180度
回転させ、その後、可動支持板26を固定解除位置に切
換えて、物品Bを搬出してもよい。
【0037】上記回転ドラム式物品回転装置Hによれ
ば、次のような効果が得られる。回転駆動機構45によ
り、小径のスプロケット46を介して大径の駆動側端板
11の外周部を駆動するため、小さい駆動トルクで回転
ドラム10を回動することができ、駆動機47を小型化
でき、回転駆動機構45のコストを低減できる。駆動側
端板11が、1対の円形板12と、これら円形板12間
に挟着された複数のスペーサ部材14と、複数の係合ピ
ン部材13とを主体とする簡単な構造になり、1対の円
形板12とその複数のピン孔12aとを、精密溶断加工
にて形成でき、機械加工を殆ど必要とせずに製作できる
ため、非常に安価に製作できる。
【0038】支持機構40により、1対の端板11,1
5の外周部を支持するため、回転ドラム10を回転自在
に支持する為の軸部材や軸受け部材を省略して、回転ド
ラム10を回転自在に支持する為の機構を簡単化するこ
とができる。回転ドラム10には、固定支持板20及び
可動支持板26と、可動支持板26を固定支持板20に
対して接近・隔離する方向へ移動駆動する移動駆動機構
30を設けたので、可動支持板26の固定解除位置にお
いて、物品Bと固定支持板20と可動支持板26との相
互干渉することなしに、物品Bを収容空間10aに搬出
入できる。また、物品Bを搬入した後の可動支持板26
の固定位置において、物品のサイズや形状が種々変動し
ても、物品Bを固定支持板20と可動支持板26間に強
力に安定性よく固定保持でき、汎用性に優れる。
【0039】更に、1対の端板11,15に、物品Bを
係止する為の4個の係止部材24を、位置調節自在に設
けたので、回転ドラム10を回転する際にも、物品Bを
確実に固定保持できる。移動駆動機構30が、前後夫々
1対のパンタグラフ式リンク機構31と、パンタグラフ
式リンク機構31を介して可動支持板26を移動駆動す
る油圧シリンダ34からなり、ピストンロッド34bの
駆動ストロークよりも可動支持板26の移動ストローク
を長くできるから、移動駆動機構30を小型化でき、製
作コスト的に有利である。
【0040】可動支持板26と固定支持板20に1対の
ローラーユニット27を夫々設けたので、物品Bを前後
方向に簡単に移動することができ、物品Bの搬出入作業
を能率的に行うことができる。更に、ローラーコンベア
72を有する物品搬送台車70を設け、回転ドラム10
の従動側端板15には、開口部15aを形成したので、
物品搬送台車70のローラーコンベア72とから可動支
持板26及び固定支持板20のローラーユニット21,
27に亙って物品Bを簡単に移載できる。つまり、回転
ドラム10に対する物品の搬出入と、回転ドラム10外
における物品の搬送等を能率的に行うことができる。
【0041】次に、前記実施例の物品回転装置Hを部分
的に変更した変更態様について説明する。但し、実施例
と同一のものには、同一の符号を付して説明を省略す
る。 1〕図8,図9に示すように、移動駆動機構30Aは、
左右1対のパンタグラフ式リンク機構31Aと、これら
1対のパンタグラフ式リンク機構31Aを介して可動支
持板26を固定支持板20に対して接近・隔離する方向
へ移動駆動する油圧シリンダ51等で構成してもよい。
可動支持板26は、左右1対のパンタグラフ式リンク機
構31Aにより支持部材25に連結されており、各パン
タグラフ式リンク機構31Aにおいて、1対のリンク部
材50は、回動自在にピン結合されているが、前側の左
右1対のリンク部材50は、前部連結材54の端部に、
ピン部材54aを介して連結され、後側の左右1対のリ
ンク部材50は、後部連結材56の端部に、ピン部材5
6aを介して連結されている。
【0042】1対の前部連結材54には、油圧シリンダ
51のピストンロッド52の先端部に固着されたブロッ
ク部材53が固定的に介装され、後部連結部材65に
は、油圧シリンダ51の基端部が固定的に連結されてい
る。この移動駆動機構30Aによれば、1本の油圧シリ
ンダ51により、可動支持板26を移動駆動できるの
で、移動駆動機構30Aを安価に製作することができ
る。
【0043】2〕図10、11に示すように、移動駆動
機構30Bは、左右1対のパンタグラフ式リンク機構3
1Bと、これら1対のパンタグラフ式リンク機構31B
を介して可動支持板26を移動駆動する、スクリューシ
ャフト61とスクリューナット64を含むネジ機構等で
構成してもよい。可動支持板26は、左右1対のパンタ
グラフ式リンク機構31Bにより、支持部材25に連結
されており、各パンタグラフ式リンク機構31Bにおい
て、1対のリンク部材60は、回動自在にピン結合され
ているが、前側の左右1対のリンク部材60は、左右方
向向きに配設された前部連結材63の端部に、ピン部材
63aを介して連結され、後側の左右1対のリンク部材
60は、左右方向向きに配設された1対の後部連結材6
5の端部に、ピン部材65aにて連結されている。
【0044】前部連結材63中央部には、前後方向向き
に配設されたスクリューシャフト61の先端部が、回動
自在に内嵌され、リング部材62を介して前後方向への
移動が規制されている。1対の後部連結材65には、ス
クリューナット64が固定的に介装され、このスクリュ
ーナット64には、スクリューシャフト61のネジ部6
1aが回動自在に螺合している。スクリューシャフト6
1のネジ部61a側基端部にはブロック65が固着さ
れ、このブロック65に回動操作用のハンドル66が固
定的に連結され、このハンドル66を回してスクリュー
シャフト61を回動すると、可動支持板26が移動駆動
される。尚、このスクリューシャフト61を、モータ等
の駆動機で回動するよう構成してもよいし、スクリュー
ナット64を連結材65に回動自在に装着して、このス
クリューナット64をモータ等の駆動機で回動するよう
構成してもよい。
【0045】前側の2対のリンク部材60の基端部は、
支持部材25と可動支持板26にブラケット60a,6
0bを介して回動自在に連結され、後側の2対のリンク
部材60の基端部は、支持部材25と可動支持板26に
ブラケット60a,60bを介して回動自在に連結され
ている。この移動駆動機構30Bにおいては、スクリュ
ーシャフト61軸心回りに回動することで、可動支持板
26を固定支持板20に対して接近・隔離する方向へ移
動駆動することができる。
【0046】3〕従動側端板15の代わりに駆動側端板
11と同一のものを配設して、これら1対の駆動側端板
11を駆動するよう構成してもよい。 4〕従動側端板15の後側に、ローラーコンベアを有す
る搬出入部を、ベースフレーム1に一体的に設け、この
搬出入部から回転ドラム10に物品Bを搬出入するよに
構成してもよい。この場合、クレーンで搬送された物品
を、搬出入台に一旦載置できるので、物品Bの回転ドラ
ム10への搬出入作業を簡単化できる。
【0047】5〕図12に示すように、この回転ドラム
式物品回転装置H1においては、物品Bを回転ドラム1
0の収容空間10aに、右方向側から搬出入するように
構成され、物品搬送台車70との干渉を防ぐ為、ベース
フレーム1には、1対の支持体3を連結する為の連結型
鋼材5が左端部と略中央部に設けられている。また、駆
動側端板11及び従動側端板15には、係止部材24が
左部に設けられている。例えば、図12の状態から回転
ドラム10を回転させるには、物品Bを係止部材24で
係止できるように、回転ドラム10を反時計回りに回転
させる。
【0048】固定支持板20には、物品Bを左右方向に
移動しやすいように、左右方向向きに1対のローラーユ
ニット21Aが設けられ、可動支持板26にも、左右方
向向きに1対のローラーユニット27Aが設けられてい
る。この物品回転装置H1によれば、回転ドラム10に
物品を右方向から搬出入するだけで、前記実施例の物品
回転装置Hと略同様の作用及び効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る回転ドラム式物品回転装
置の正面図である。
【図2】前記回転ドラム式物品回転装置の平面図であ
る。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図4のV −V 線断面図である。
【図6】昇降駆動機構と支持部材と可動支持板の要部斜
視図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】変更態様の昇降駆動機構の側面図である。
【図9】図8の昇降駆動機構の平面図である。
【図10】変更態様の昇降駆動機構の側面図である。
【図11】図10の昇降駆動機構の平面図である。
【図12】変更態様の回転ドラム式物品回転装置の正面
図である。 〔図面の簡単な説明〕 B 物品 H,H1 物品回転装置 10 回転ドラム 10a 収容空間 11 駆動側端板 12,16 円形板 13 係合ピン部材 14 スペーサ部材 15 従動側端板 20 固定支持板 21,27 ローラーユニット 24 係止部材 26 可動支持板 30,30A,30B 移動駆動機構 31,31A,31B パンタグラフ式リンク機構 34,51 油圧シリンダ 40 支持機構 46 スプロケット 47 駆動機 61 スクリューシャフト 64 スクリューナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を着脱自在に載置して固定保持した
    状態で回転させる為の回転ドラム式物品回転装置におい
    て、 物品の少なくとも一部を収容する収容空間を空けて同心
    状に対向し且つ円形の外周部を有する1対の端板と、こ
    れら1対の端板を固定的に連結する1又は複数の連結部
    材と、物品を支持する為の固定支持板と、固定支持板と
    対向状に配設され物品を支持する為の可動支持板と、可
    動支持板を固定支持板に対して接近させて両支持板間に
    物品を挟持固定した固定位置とこの固定位置よりも固定
    支持板から離れる方向へ隔離した固定解除位置とに亙っ
    て移動駆動する移動駆動手段とを有する回転ドラムと、 前記1対の端板の外周部を支持して回転ドラムを回転自
    在に支持する支持機構と、 少なくとも一方の端板の外周部に小間隔おきに設けられ
    た複数の係合部と、 前記係合部に係合する係合輪と係合輪を回転駆動する駆
    動機とを備え、前記係合輪を駆動して回転ドラムを回転
    可能な回転駆動手段と、 を備えたことを特徴とする回転ドラム式物品回転装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一方の端板が、所定の小
    間隔を空けて相対向する1対の円形板と、これら円形板
    間に挟着され前記所定の小間隔を確保する為の複数のス
    ペーサ部材と、前記1対の円形板の外周の近傍部位に、
    両円形板に全周に亙って所定の小ピッチで、両円形板の
    板厚方向向きに且つ両円形板に貫通状に形成された複数
    対のピン孔とを備え、 前記係合部が、前記複数対のピン孔に、夫々架橋状に挿
    嵌された複数の係合ピン部材で構成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の回転ドラム式物品回転装置。
  3. 【請求項3】 前記移動駆動手段が、パンタグラフ式リ
    ンク機構と、パンタグラフ式リンク機構を介して前記可
    動支持板を移動駆動する油圧駆動式アクチュエータを備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回
    転ドラム式物品回転装置。
  4. 【請求項4】 前記移動駆動手段が、パンタグラフ式リ
    ンク機構と、パンタグラフ式リンク機構を介して前記可
    動支持板を移動駆動する、スクリューシャフトとスクリ
    ューナットを含むネジ機構を備えたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の回転ドラム式物品回転装
    置。
  5. 【請求項5】 前記可動支持板及び固定支持板の少なく
    とも一方に、物品を移動自在に支持する複数のローラー
    部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何
    れか1項に記載の回転ドラム式物品回転装置。
  6. 【請求項6】 前記1対の端板に、物品を係止する為の
    複数の係止部材を、位置調節自在に設けたことを特徴と
    する請求項5に記載の回転ドラム式物品回転装置。
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