JPS5943365B2 - 円形薄板体の搬送装置 - Google Patents

円形薄板体の搬送装置

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JPS5943365B2
JPS5943365B2 JP11387379A JP11387379A JPS5943365B2 JP S5943365 B2 JPS5943365 B2 JP S5943365B2 JP 11387379 A JP11387379 A JP 11387379A JP 11387379 A JP11387379 A JP 11387379A JP S5943365 B2 JPS5943365 B2 JP S5943365B2
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JP
Japan
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wafer
thin plate
gas
circular thin
groove
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JP11387379A
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JPS5637923A (en
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将昭 貞森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特に半導体ウェハ等の円形状の薄板体を搬
送するための円形薄板体の搬送装置に関するものである
周知のとおり、半導体ウェハ(以下単にウェハという)
は最小外形で最大面積を得るように円形を採用している
場合が圧倒的である。
また、その厚味は100乃至600μmと極めて薄く、
破損しやすい。
さて、ウェハの加工過程においては、化学的、物理的な
表面処理、ホトリソグラフ処理におけるホトレジスト塗
布および現像等が何回となく繰返えされて所定領域に不
純物を拡散する工程が殆んどであり、これは公知である
ところで、ウェハ加工過程においては、ウェハの一生面
のみに処理を施す場合と両主面に処理を施す場合とがあ
る。
一般に集積回路素子用ウェハは一生面に整流器、制御整
流器用ウェハおよび一部のバイポーラ素子は両主面に処
理が施されている。
しかして従来は、第1図および第2図に示すようなプロ
セス間搬送手段が用いられていた。
すなわち、第1図はエヤーベアリング方式と称せられる
ウェハの搬送手段で、1はウェハ、2はエヤーベアリン
グ装置である。
2aは直径0.5 mm程度の細孔で、ウェハ1の搬送
方向に斜めに多数設けられている。
2bはガス導入路である。この場合、ガス導入路2bに
所定のガス3を送ると、ガス3は細孔2aより噴出し、
これによりウェハ1は極くわずかに浮上し、矢印4の方
向に搬送されるようになっている。
しかしながら、この方式ではウェハ1の浮上する距離は
10乃至100μm程度と極めて少ないことと、噴出す
るガス3の圧力は実際はばらつくこと等の条件のために
搬送中にウェハ1がエアベアリング装置2上で停滞した
りあるいは異常に吹き飛んでしまう等の欠点がある。
この場合、ウニ・・1が一生面にのみ処理を施す機種で
あれば停滞によりウェハ1の裏面がエアベアリング装置
2と接するとしてもこれは許容される。
しがしながら、ウェハ1の両主面に処理を施す機種にお
いては、これは許容されない。
特にウェハ1の両面にホトレジストのような粘液を塗布
した場合は全(使用できない。
第2図はベルト搬送装置と称せられ、プーリ5の回転に
よりベルト6上に載置したウェハ1を搬送する方式であ
る。
この場合、ウニ・・1の搬送速度は容易に制御できるが
、やけりウェハ10両主面に加工を施す場合、ベルト6
の接触跡が残留し、ウェハ1を汚染したり、傷付けたり
して好ましくない。
この発明は上記の点にかんがみなされたもので、ウニ・
・を立てて搬送することにより、ウニ・・の両主面を接
触せしめることのない確実な搬送手段を提供せんとする
ものである。
以下この発明について説明する。
第3図a、b、cはこの発明の一実施例を示すもので、
第3図aはウニ・・搬送装置の一部を破断して示した構
成斜視図、第3図す、cはウェハの搬送状態を説明する
ための要部断面図である。
第3図aにおいて、7はこの発明によるウェハ搬送装置
で、スリット7aおよび7bよりウェハ1を、例えばピ
ンセット8により出し入れするようになっている。
このウェハ搬送装置7の内部は幅および深さがウエノ・
1の厚味および直径より1乃至3關程度大なる溝ICが
設けられている。
溝7Cの上部すなわち、ウニ・・1の上弦部に近接する
箇所は第3図すに示すように、ウエノ・10両面よりエ
ヤーベアリング7dおよび7eに設けられた細孔より斜
め方向にガスが噴出し、ウェハ1の上弦部を矢印9の方
向に押しやる力を作用させる。
また、溝7cの下部、すなわちウェハ1の下弦部に近接
する箇所は第3図Cに示すように、エアーブレーキ7f
および7gに設けられた細孔よりウニ・・1の両面に直
角方向にガスを噴出し、ウニ・・1の下弦部を一定位置
に固定する力を作用させる。
従ってウニ・・1には第3図aに示すように矢印10の
回転力が与えられ、矢印9の方向に搬送される。
しかして、このような搬送方式による場合は、ウェハ1
の両主面にはガス以外に何ら触れるものがないので、ウ
ェハ1を全くの無傷、かつ汚染することなく目的とする
場所まで搬送することができる。
また、構造も極めて簡単であり、安価に製作でき、かつ
故障も少ないという効果を有する。
なお、エヤーベアリング7dおよび7eとエヤーブレー
キ7fおよび7gのガス源には一般に除塵した乾燥空気
や窒素ガスが好適である。
また、その噴出圧力はウェハ1の大きさにより適時増減
する必要があるが、例えば直径507n11、厚さ30
0μmの半導体シリコンウニ・・の場合、窒素ガスの噴
出圧力は0.1〜1.0kg/crAである。
また、ガス噴出孔径は02〜0.5 mm程度が適して
いる。
この発明の他の目的は、被搬送物体を一定の雰囲気下に
置くことである。
第1図および第2図の従来方式による場合は、ウニ・・
1の全面を、例えば窒素ガスでおおうことは極めて困難
である。
何故なら、例えば第1図の場合、ウェハ1下方のガス3
の噴出圧および量とウェハ1の上部の雰囲気ガス圧力と
のバランスをとることが非常に困難であり、第2図では
装置全体を窒素ガスでおおうとかなりの不経済性を強い
られることになるからである。
この発明による場合、搬送動力が窒素ガスであればウェ
ハ1はそのまま全体を窒素ガスで包むことができ、極め
て簡単に一定雰囲気下に制御し得るものである。
この場合、例えば、ウニ・・1にホトレジストの如き酸
素を嫌う物質を被着させて搬送する場合において極めて
効果を発揮する。
なお、上記実施例では円形薄板体として半導体ウェハを
例にして説明したが、半導体ウェハに、オリエンテーシ
ョンフラットと称する若干の切欠部があっても全体とし
て円形であれば十分適用し得るものである。
また、この発明は半導体ウニ・・に限らず、サファイア
板、セラミック板、ガラス板その他の円形薄板体であっ
ても同様に適用できることは勿論である。
さらに、上記実施例ではウェハ1の上弦部に回転力を、
下弦部にブレーキ力を付加する例について説明したが、
これは逆にしてもよく、要はウニ・・1が搬送される力
を作用させればよいことは明らかである。
以上説明したように、この発明は円形状の薄板体を立て
て支持する溝を基台中に設け、この溝の両側に薄板体上
の上弦部または下弦部に斜めに気体を噴出する細孔を設
け、さらに、溝の両側に薄板体の下弦部または上弦部に
直角に気体を噴出する細孔を設けたので、両側から直角
に噴出す気体により薄板体を溝中の一定位置に固定させ
ようとする力が作用し、この状態で両側から斜めに噴出
する気体により斜め方向に応じて薄板体を押しやる力が
作用するようになり、両者の力によって薄板体は溝の中
央に保持されながら進行することができるので、円形薄
板体に噴射するガス以外には何も接触することなく、従
って円形薄板体の両主面は汚染されたり損傷することが
なく、安全に搬送でき、しかも外気を断って特定の雰囲
気の中で搬送することも可能であるなどの効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のウェハ搬送手段を示す部分断面図、第2
図は他の従来例を示す正面略図、第3図aはこの発明の
一実施例を示すウニ・・搬送装置の一部を破断した構成
斜視図、第3図すおよび、Cは第3図aの要部を示す断
面図である。 図中、1はウニ・・、7はウエノ・搬送装置、7a+7
bはスリット、7cは溝、7d、7eはエヤーベアリン
グ、7 f −+ 7 gはエヤーブレーキである。 なお、図中の同一符号は同一 または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円形状の薄板体を立てて支持する溝を基台中に設け
    、この溝の両側に前記薄板体の上弦部または下弦部に斜
    めに気体を噴出する細孔を設け、さらに前記溝の両側に
    前記薄板体の下弦部または上弦部に直角に気体を噴出す
    る細孔を設けたことを特徴とする円形薄板体の搬送装置
JP11387379A 1979-09-05 1979-09-05 円形薄板体の搬送装置 Expired JPS5943365B2 (ja)

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JPS5637923A JPS5637923A (en) 1981-04-11
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NL8401776A (nl) * 1984-06-04 1986-01-02 Bok Edward Verbeterde double-floating wafer transport/processing installatie.
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JP4846069B2 (ja) * 2009-12-25 2011-12-28 恭二郎 金子 シリコン電磁鋳造装置

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