JP2023150547A - アンカユニット付き車両構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンカ部材から入力する引張り荷重によりフロアパネルが変形することを抑制できるアンカユニット付き車両構造を提供する。【解決手段】アンカユニット付き車両構造10は、フロアパネル17と、左アンカ部材71及び右アンカ部材72と、を備えている。フロアパネル17は、リアシートの下方に配置されている。左アンカ部材71及び右アンカ部材72は、フロアパネル17に左アンカ取付部73及び右アンカ取付部74により接続されている。フロアパネル17は、上下方向へ延びる左隆起側壁36及び右隆起側壁37を有し、左隆起側壁36及び右隆起側壁37に左アンカ取付部73及び右アンカ取付部74が設けられている。【選択図】図3
Description
本発明は、アンカユニット付き車両構造に関する。
アンカユニット付き車両構造として、フロアパンの縦壁部とクロスメンバとがリンホースメントで連結され、リンホースメントがフロアパンのシート載置部に設けられ、リンホースメントにアンカ取付部が取り付けられた構造が知られている。このアンカユニット付き車両構造によれば、リンホースメントによりシート載置部の車両前後方向の剛性を高めることにより、シート載置部の変形によるアンカ部材の位置の移動を防止することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1のアンカユニット付き車両構造は、アンカ取付部がリンホースメントを介してシート載置部に取り付けられている。シート載置部は、シートを載置させるために水平に配置されている。よって、シートベルト(すなわち、アンカ部材)に引張り荷重が入力した際に、アンカ部材から入力する引張り荷重がシート載置部に対して垂直方向に作用する。このため、引張り荷重に対してシート載置部の剛性を確保することが難しく、シート載置部(すなわち、フロアパネル)が変形することが考えられる。
この対策として、例えば、シート載置部の剛性を高めることが考えられる。しかし、シート載置部の剛性を高めることにより重量が増すおそれがある。
この対策として、例えば、シート載置部の剛性を高めることが考えられる。しかし、シート載置部の剛性を高めることにより重量が増すおそれがある。
本発明は、アンカ部材から入力する引張り荷重によりフロアパネルが変形することを抑制できるアンカユニット付き車両構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係るアンカユニット付き車両構造(例えば、実施形態のアンカユニット付き車両構造10)は、リアシートの下方に配置されるフロアパネル(例えば、実施形態のフロアパネル17)と、アンカ取付部(例えば、実施形態のアンカ取付部73、右アンカ取付部74)により、前記フロアパネルに接続されるシートベルトのアンカ部材(例えば、実施形態のアンカ部材71、右アンカ部材72)と、を備え、前記フロアパネルは、上下方向へ延びる壁部(例えば、実施形態の左隆起側壁36、右隆起側壁37)を有し、前記壁部に、前記アンカ取付部が設けられている。
(1)本発明に係るアンカユニット付き車両構造(例えば、実施形態のアンカユニット付き車両構造10)は、リアシートの下方に配置されるフロアパネル(例えば、実施形態のフロアパネル17)と、アンカ取付部(例えば、実施形態のアンカ取付部73、右アンカ取付部74)により、前記フロアパネルに接続されるシートベルトのアンカ部材(例えば、実施形態のアンカ部材71、右アンカ部材72)と、を備え、前記フロアパネルは、上下方向へ延びる壁部(例えば、実施形態の左隆起側壁36、右隆起側壁37)を有し、前記壁部に、前記アンカ取付部が設けられている。
このように構成することで、アンカ部材をフロアパネルの壁部にアンカ取付部により取り付けることができる(接続することができる)。よって、シートベルトを経てアンカ部材に上方前側へ向けて引張り荷重が作用した場合、上方前側へ向けた引張り荷重がアンカ部材を経て壁部に入力する。引張り荷重が入力する壁部は上下方向に延びている。これにより、壁部は、上方前側へ向けた引張り荷重を壁部に沿った方向(以下、せん断方向ということがある)で受けることができる。
このように、引張り荷重を壁部に沿ってせん断方向に作用させることにより、引張り荷重を壁部に対して垂直方向に作用させる場合に比べて引張り荷重に対する壁部の剛性を高めることができる。よって、アンカ部材を経て壁部に入力した引張り荷重をフロアパネルの全体に効率よく伝達させて分散させることができる。これにより、シートベルトの支持剛性を確保でき、アンカ部材から入力する引張り荷重によりフロアパネルが変形することを抑制できる。
このように、アンカ部材をフロアパネルの壁部に取り付けることにより、車両の重量を増すことなく、アンカ部材から入力する引張り荷重によりフロアパネルが変形することを抑制でき、車両の軽量化が図れる。
(2)前記フロアパネルは、車幅方向中央において上方に隆起する隆起部(例えば、実施形態の隆起部31)を有し、前記壁部は、前記隆起部のうち車幅方向側面に配置された側壁(例えば、実施形態の左隆起側壁36、右隆起側壁37)であってもよい。
このように構成することで、隆起部の側壁を利用して壁部とすることにより、壁部を新たに形成する必要がない。これにより、構成の簡素化を図ることができる。また、隆起部は上方に隆起されることにより比較的剛性の高い部位である。これにより、隆起部の側壁を利用してアンカ部材71を取り付ける壁部とすることにより、シートベルト(すなわち、アンカ部材)から入力する引張り荷重に対する壁部の支持剛性を高めることができる。
(3)前記アンカ取付部は、前記隆起部の前記側壁において、車幅方向外側で、かつ下方に取り付けられてもよい。
このように構成することで、アンカ取付部を隆起部の立上り部に取り付けることができる。隆起部の立上り部は隆起部において比較的剛性の高い部位である。よって、アンカ取付部を隆起部の立上り部に取り付けることにより、アンカ取付部から入力する引張り荷重を隆起部の全体で支持することができる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができる。
(4)前記フロアパネルのうち、車室(例えば、実施形態の車室52)の外側に車両前後方向に延出するスティフナ(例えば、実施形態の左右のスティフナ18,19)を備え、前記アンカ部材は、前記アンカ取付部により前記スティフナに接合されてもよい。
このように構成することで、アンカ部材から入力する引張り荷重をスティフナで支持できる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができる。
(5)前記スティフナは、前記アンカ取付部の車幅方向両側において、前記スティフナの長手方向に延在する複数のビード(例えば、実施形態のビード66)を有してもよい。
このように構成することで、スティフナの剛性をビードで高めることができる。よって、アンカ部材から入力する引張り荷重をスティフナで一層好適に支持できる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができる。
(6)前記フロアパネルの車両後方側に設けられて下方に凹むタイヤパン(例えば、実施形態のタイヤパン48)と、前記タイヤパンの車両前方において車両前後方向に延在するビード部(例えば、実施形態のビード部49)と、を備え、前記スティフナは、車両後方に向けて前記ビード部まで延出されてもよい。
このように構成することで、アンカ部材から入力する引張り荷重をスティフナとビード部とを経てタイヤパンに伝達させることができる。タイヤパンは、凹状に形成されることにより剛性の高い部位である。よって、引張り荷重をタイヤパンに伝達させることにより、引張り荷重をタイヤパンで好適に支持できる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができ、ビード部を備える簡易な構成で引張り荷重によるアンカ部材の変位を抑制できる。
(7)前記隆起部の車両前方に設けられるフロントクロスメンバ(例えば、実施形態のフロントクロスメンバ15)と、前記隆起部の車両後方に設けられてダンパハウジング(例えば、実施形態の左右のダンパハウジング13,14)を連結するリアクロスメンバ(例えば、実施形態のリアクロスメンバ16)と、を備え、前記スティフナは、前記フロントクロスメンバから車両後方側に向けて延出されて前記リアクロスメンバと交差してもよい。
このように構成することで、スティフナの剛性をフロントクロスメンバとリアクロスメンバとにより高めることができる。これにより、アンカ部材から入力する引張り荷重を、スティフナを経てフロアクロスメンバ及びリアクロスメンバに効率よく伝達させて、フロアクロスメンバ及びリアクロスメンバにより支持できる。
ここで、リアクロスメンバは、ダンパハウジングを連結することにより剛性が確保されている。このリアクロスメンバにはスティフナが交差されている。よって、スティフナからリアクロスメンバに伝達された引張り荷重を、リアクロスメンバに効率よく分散させて一層好適に支持できる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができ、スティフナをフロントクロスメンバからリアクロスメンバまで延出させる簡易な構成で引張り荷重によるアンカ部材の変位を抑制できる。
ここで、リアクロスメンバは、ダンパハウジングを連結することにより剛性が確保されている。このリアクロスメンバにはスティフナが交差されている。よって、スティフナからリアクロスメンバに伝達された引張り荷重を、リアクロスメンバに効率よく分散させて一層好適に支持できる。これにより、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができ、スティフナをフロントクロスメンバからリアクロスメンバまで延出させる簡易な構成で引張り荷重によるアンカ部材の変位を抑制できる。
(8)前記リアクロスメンバは、前記フロアパネルのうち前記アンカ取付部の下方に配置される底部(例えば、実施形態のパネル底部41)から車両後方に向かうにしたがって上方に傾斜する段差部(例えば、実施形態のパネル段差部42)に配置され、前記アンカ取付部は、前記リアクロスメンバよりも低い位置に配置されてもよい。
このように構成することで、アンカ取付部に入力した引張り荷重を、フロアパネルの底部から段差部側に鋭角に分岐できる。よって、アンカ取付部に入力した引張り荷重に対して段差部側の剛性を高めることができる。また、段差部にはリアクロスメンバが配置されている。これにより、アンカ部材に入力した引張り荷重をリアクロスメンバで効率よく支持でき、引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができる。
(9)前記スティフナは、前記段差部の頂部(例えば、実施形態のパネル頂部46)と中空断面を形成する上部(例えば、実施形態のスティフナ上部58)と、前記アンカ取付部が接合され、下方に凸となるように湾曲形成された下部(例えば、実施形態のスティフナ下部59)と、を備え、前記上部の前記中空断面が前記下部の中空断面よりも車両上下方向の高さが高く設定されるとともに、前記下部に前記ビードが形成されてもよい。
このように構成することで、下部のビードを中空断面が高い上部まで延ばすことができる。よって、上部及び下部(すなわち、スティフナ)の剛性を高めることができ、アンカ部材に入力した引張り荷重をスティフナで支持できる。これにより、アンカ部材に入力した引張り荷重に対するアンカ部材の支持剛性をさらに高めることができる。
本発明によれば、アンカ部材から入力する引張り荷重によりフロアパネルが変形することを抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいてアンカユニット付き車両構造を説明する。なお、図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
<アンカユニット付き車両構造>
図1は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を示す底面図である。
図1、図2に示すように、車両Veは、例えば、車両Veの後部にアンカユニット付き車両構造10を備えている。以下、アンカユニット付き車両構造10を「車両構造10」と略記することがある。
図1は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を示す底面図である。
図1、図2に示すように、車両Veは、例えば、車両Veの後部にアンカユニット付き車両構造10を備えている。以下、アンカユニット付き車両構造10を「車両構造10」と略記することがある。
車両構造10は、左右のリアサイドフレーム11,12と、左右のダンパハウジング(ダンパハウジング)13,14と、フロントクロスメンバ(フロアクロスメンバ)15と、リアクロスメンバ16と、フロアパネル17と、左右のスティフナ(スティフナ)18,19と、アンカユニット(シートベルト固定構造)20と、を備えている。
<リアサイドフレーム>
左リアサイドフレーム11及び右リアサイドフレーム12は、車両後部において車幅方向外側(すなわち、左右外側)に設けられている。左リアサイドフレーム11及び右リアサイドフレーム12は、例えば、中空の閉断面に形成されることにより車体骨格の一部を構成する剛性の高い骨格部材である。
左リアサイドフレーム11は、図示しない左サイドシルの後端部から車両後方へ向けて延びている。右リアサイドフレーム12は、図示しない右サイドシルの後端部から車両後方へ向けて延びている。
左リアサイドフレーム11及び右リアサイドフレーム12は、車両後部において車幅方向外側(すなわち、左右外側)に設けられている。左リアサイドフレーム11及び右リアサイドフレーム12は、例えば、中空の閉断面に形成されることにより車体骨格の一部を構成する剛性の高い骨格部材である。
左リアサイドフレーム11は、図示しない左サイドシルの後端部から車両後方へ向けて延びている。右リアサイドフレーム12は、図示しない右サイドシルの後端部から車両後方へ向けて延びている。
左リアサイドフレーム11には、左ダンパハウジング13が設けられている。左ダンパハウジング13は、左リアサイドフレーム11から車幅方向外側(左側)に張り出され、図示しない左ダンパや左後輪を上方から覆うように形成されている。
右リアサイドフレーム12には右ダンパハウジング14が設けられている。右ダンパハウジング14は、右リアサイドフレーム12から車幅方向外側(右側)に張り出され、図示しない右ダンパや右後輪を上方から覆うように形成されている。
右リアサイドフレーム12には右ダンパハウジング14が設けられている。右ダンパハウジング14は、右リアサイドフレーム12から車幅方向外側(右側)に張り出され、図示しない右ダンパや右後輪を上方から覆うように形成されている。
<フロントクロスメンバ、リアクロスメンバ>
左リアサイドフレーム11の前端部11a及び右リアサイドフレーム12の前端部12aには、フロントクロスメンバ15が架け渡されている。フロントクロスメンバ15は、車幅方向に延び、車体骨格の一部を構成する剛性の高い骨格部材である。
左リアサイドフレーム11の前端部11a及び右リアサイドフレーム12の前端部12aには、フロントクロスメンバ15が架け渡されている。フロントクロスメンバ15は、車幅方向に延び、車体骨格の一部を構成する剛性の高い骨格部材である。
フロントクロスメンバ15の車両後方に間隔をあけてリアクロスメンバ16が設けられている。リアクロスメンバ16は、フロントクロスメンバ15の車両後方で、かつフロントクロスメンバ15の上方に配置されている。リアクロスメンバ16は、車幅方向に延び、車体骨格の一部を構成する剛性の高い骨格部材である。
リアクロスメンバ16は、左端部16aが図示しない左ブラケットを介して左ダンパハウジング13の壁部に連結されている。リアクロスメンバ16は、右端部16bが図示しない右ブラケットを介して右ダンパハウジング14の壁部に連結されている。すなわち、リアクロスメンバ16は、左ダンパハウジング13及び右ダンパハウジング14を連結している。
リアクロスメンバ16は、左端部16aが図示しない左ブラケットを介して左ダンパハウジング13の壁部に連結されている。リアクロスメンバ16は、右端部16bが図示しない右ブラケットを介して右ダンパハウジング14の壁部に連結されている。すなわち、リアクロスメンバ16は、左ダンパハウジング13及び右ダンパハウジング14を連結している。
<フロアパネル>
図3は、図2のIII-III線に沿って破断した断面図である。図4は、図1のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
図1、図3、図4に示すように、フロントクロスメンバ15からフロアパネル17が車両後方に向けて延びている。フロアパネル17は、第1フロアパネル25と、第2フロアパネル26と、を備えている。第1フロアパネル25及び第2フロアパネル26は連続して一体に形成されている。
図3は、図2のIII-III線に沿って破断した断面図である。図4は、図1のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
図1、図3、図4に示すように、フロントクロスメンバ15からフロアパネル17が車両後方に向けて延びている。フロアパネル17は、第1フロアパネル25と、第2フロアパネル26と、を備えている。第1フロアパネル25及び第2フロアパネル26は連続して一体に形成されている。
第1フロアパネル25は、図示しないリアシートの下方に配置されている。第1フロアパネル25は、左リアサイドフレーム11、右リアサイドフレーム12、フロントクロスメンバ15、及びリアクロスメンバ16で形成された領域に設けられている。第1フロアパネル25は、前端部25aがフロントクロスメンバ15の頂部15aに接合され、後端部(具体的には、後述するパネル頂部46)がリアクロスメンバ16の底部に接合されている。
第1フロアパネル25は、前端部25aに対して後端部(パネル頂部46)が車両上方(以下、「上方」と略記することがある)に配置されている。さらに、第1フロアパネル25は、左側部が左リアサイドフレーム11に接合され、右側部が右リアサイドフレーム12に接合されている。第1フロアパネル25の後端部(パネル頂部46)から第2フロアパネル26が車両後方に向けて延びている。第2フロアパネル26については後で説明する。
第1フロアパネル25は、隆起部31と、左パネル部32と、右パネル部33と、を備えている。隆起部31は、車幅方向中央において、左パネル部32及び右パネル部33から上方に隆起されている。隆起部31の車両前方にフロントクロスメンバ15が設けられ、隆起部31の車両後方にリアクロスメンバ16が設けられている。
隆起部31は、隆起頂部35と、左隆起側壁(側壁)36と、右隆起側壁(側壁)37と、を備えている。隆起頂部35は、前端部がフロントクロスメンバ15の頂部15aにおいて車幅方向中央に上方から接合され、リアクロスメンバ16の底部近傍まで緩やかな上り勾配で上方に傾斜されている。
隆起部31は、隆起頂部35と、左隆起側壁(側壁)36と、右隆起側壁(側壁)37と、を備えている。隆起頂部35は、前端部がフロントクロスメンバ15の頂部15aにおいて車幅方向中央に上方から接合され、リアクロスメンバ16の底部近傍まで緩やかな上り勾配で上方に傾斜されている。
左隆起側壁36は、隆起頂部35の左端部35aから車幅方向左側に向けて斜め下方に傾斜状に折り曲げられている。左隆起側壁36は、第1フロアパネル25において車両上下方向(以下、「上下方向」と略記することがある)に延びる左壁部(壁部)を形成している。換言すれば、左壁部は、隆起部31のうち車幅方向左側に配置された左隆起側壁36で形成されている。
右隆起側壁37は、隆起頂部35の右端部35bから車幅方向右側に向けて斜め下方に傾斜状に折り曲げられている。右隆起側壁37は、第1フロアパネル25において上下方向に延びる右壁部(壁部)を形成している。換言すれば、右壁部は、隆起部31のうち車幅方向右側に配置された右隆起側壁37で形成されている。
左パネル部32は、パネル底部(底部)41と、パネル段差部(段差部)42と、を備えている。パネル底部41は、前端部がフロントクロスメンバ15の頂部15aにおいて車幅方向左側に上方から接合されている。パネル底部41は、前端部から車両後方に向けてフロントクロスメンバ15及びリアクロスメンバ16間の中央まで緩やかな下り勾配で下方に傾斜されている。パネル底部41は、後述するアンカ取付部73の下方に配置されている。
パネル段差部42は、パネル傾斜部45と、パネル頂部(頂部)46と、を備えている。パネル傾斜部45は、パネル底部41の後端部から車両後方に向かうにしたがってリアクロスメンバ16の近傍まで上り勾配で上方に傾斜されている。
パネル頂部46は、パネル傾斜部45の上端部に一体に形成されている。パネル頂部46は、上方に向けて突出され、例えば台形状に形成されている。パネル頂部46にはリアクロスメンバ16の底部が上方から接合されている。よって、パネル底部41は、リアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。
パネル頂部46は、パネル傾斜部45の上端部に一体に形成されている。パネル頂部46は、上方に向けて突出され、例えば台形状に形成されている。パネル頂部46にはリアクロスメンバ16の底部が上方から接合されている。よって、パネル底部41は、リアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。
また、パネル頂部46の裏面には、後述する左スティフナ55及び右スティフナ56のスティフナ上部58が車室52の外側(下側)から接合されている。
右パネル部33は、左パネル部32と概ね左右対称に形成されているので詳しい説明を省略する。
右パネル部33は、左パネル部32と概ね左右対称に形成されているので詳しい説明を省略する。
図1、図2、図4に示すように、第2フロアパネル26は、パネル頂部46の後端部から車両後方に向けて延びている。第2フロアパネル26は、タイヤパン48と、複数のビード部49と、を備えている。タイヤパン48は、図示しないスペアタイヤを収容可能に下方に凹むように形成されている。複数のビード部49は、タイヤパン48の車両前方に設けられている。複数のビード部49は、例えば、車幅方法に連続して上下方向に凹凸となるように形成されている。複数のビード部49は、車両前後方向に延在されている。よって、複数のビード部49は、車両前後方向から入力する荷重に対して剛性の高い部位である。
<左スティフナ、右スティフナ>
図5は、図2のV部を拡大した底面図である。図6は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を下方からみた斜視図である。
図4から図6に示すように、フロアパネル17に左スティフナ55及び右スティフナ56が備えられている。左スティフナ55及び右スティフナ56は、フロアパネル17のうち車室52(図1参照)の外側(すなわち、フロアパネル17の下側)に備えられている。左スティフナ55及び右スティフナ56は、車幅方向の中央から左右側に間隔をあけて配置され、車両前後方向に延出されている。
図5は、図2のV部を拡大した底面図である。図6は、実施形態におけるアンカユニット付き車両構造10を下方からみた斜視図である。
図4から図6に示すように、フロアパネル17に左スティフナ55及び右スティフナ56が備えられている。左スティフナ55及び右スティフナ56は、フロアパネル17のうち車室52(図1参照)の外側(すなわち、フロアパネル17の下側)に備えられている。左スティフナ55及び右スティフナ56は、車幅方向の中央から左右側に間隔をあけて配置され、車両前後方向に延出されている。
左スティフナ55及び右スティフナ56は、フロントクロスメンバ15から車両後方側に向けて延出されている。左スティフナ55及び右スティフナ56は、リアクロスメンバ16(図1参照)と交差した状態において接合されている。また、左スティフナ55及び右スティフナ56は、車両後方側に向けて複数のビード部49まで延出されている。左スティフナ55は、スティフナ上部(上部)58と、スティフナ下部(下部)59と、を備えている。
図7は、図6のVII-VII線に沿って破断した断面図である。
図4、図7に示すように、スティフナ上部58は、上本体部61と、一対の上フランジ62と、を備えている。上本体部61は、下方に向けて凸となるように湾曲形成されることにより断面U字状に突出されている。一対の上フランジ62は、上本体部61の両端部から上本体部61の外側に向けて張り出されている。すなわち、スティフナ上部58は、上本体部61及び一対の上フランジ62により断面ハット状に形成されている。
図4、図7に示すように、スティフナ上部58は、上本体部61と、一対の上フランジ62と、を備えている。上本体部61は、下方に向けて凸となるように湾曲形成されることにより断面U字状に突出されている。一対の上フランジ62は、上本体部61の両端部から上本体部61の外側に向けて張り出されている。すなわち、スティフナ上部58は、上本体部61及び一対の上フランジ62により断面ハット状に形成されている。
一対の上フランジ62は、パネル頂部46の裏面に下方から接合されている。この状態において、スティフナ上部58は、車両前後方向を向いて配置され、リアクロスメンバ16(図1参照)と交差した状態において接合されている。
スティフナ上部58とパネル頂部46とにより上中空断面(中空断面)が形成されている。スティフナ上部58は、上中空断面の上下方向の高さがH1に設定されている。スティフナ上部58の車両前方にはスティフナ下部59が配置されている。
スティフナ上部58とパネル頂部46とにより上中空断面(中空断面)が形成されている。スティフナ上部58は、上中空断面の上下方向の高さがH1に設定されている。スティフナ上部58の車両前方にはスティフナ下部59が配置されている。
図8は、図6のVIII-VIII線に沿って破断した断面図である。
図6、図8に示すように、スティフナ下部59は、フロントクロスメンバ15から車両後方側に向けてスティフナ上部58の先端部58aまで延出されている。スティフナ下部59は、下本体部65と、複数(実施形態では一対)のビード66と、一対の下フランジ67と、を備えている。実施形態では、複数のビード66として一対のビード66を例に説明するが、ビード66の個数は任意に選択してもよい。
図6、図8に示すように、スティフナ下部59は、フロントクロスメンバ15から車両後方側に向けてスティフナ上部58の先端部58aまで延出されている。スティフナ下部59は、下本体部65と、複数(実施形態では一対)のビード66と、一対の下フランジ67と、を備えている。実施形態では、複数のビード66として一対のビード66を例に説明するが、ビード66の個数は任意に選択してもよい。
下本体部65は、下方に向けて凸となるように湾曲形成されている。一対のビード66は、下本体部65の底部(下部)65aにおいて車幅方向に間隔をあけて両側部(左右側部)に形成されている。一対のビード66は、後述するアンカ取付部73の車幅方向両側(左右側)に形成され、スティフナ下部59の長手方向に延出されている。一対のビード66は、底部65aの両側から下方に向けて凸となるように突出されている。
一対の下フランジ67は、下本体部65の両端部から下本体部65の外側に向けて張り出されている。一対の下フランジ67は、第1フロアパネル25(具体的には、左隆起側壁36及び左パネル部32)の裏面に下方から接合されている。この状態において、スティフナ下部59は、車両前後方向を向いて配置されている。スティフナ下部59と第1フロアパネル25とにより下中空断面が形成されている。スティフナ下部59は、下中空断面の上下方向の高さがH2に設定されている。
図6から図8に示すように、スティフナ上部58は、上中空断面の高さH1がスティフナ下部59の下中空断面の高さH2よりも高く設定されている。また、スティフナ下部59は、例えば、一対のビード66の上下方向の高さがスティフナ上部58の上中空断面の高さH1に対して概ね同じ高さに設定されている。よって、スティフナ上部58及びスティフナ下部59(すなわち、左スティフナ55)は、剛性が高められている。
右パネル部33は、左パネル部32と概ね左右対称に形成されているので詳しい説明を省略する。
右パネル部33は、左パネル部32と概ね左右対称に形成されているので詳しい説明を省略する。
図9は、実施形態における左アンカ部材71を左隆起側壁36に取り付けた状態を示す斜視図である。
図1、図4、図9に示すように、第1フロアパネル25の隆起部31において、左隆起側壁36及び右隆起側壁37にアンカユニット20が備えられている。アンカユニット20は、左アンカ部材(アンカ部材)71と、右アンカ部材(アンカ部材)72と、左アンカ取付部(アンカ取付部)73と、右アンカ取付部(アンカ取付部)74(図3参照)と、を備えている。
左アンカ部材71は、左側のシートベルトの左インナウエビング76を介して左バックル77に連結されている。右アンカ部材72は、右側のシートベルトの右インナウエビング78を介して右バックル79に連結されている。
図1、図4、図9に示すように、第1フロアパネル25の隆起部31において、左隆起側壁36及び右隆起側壁37にアンカユニット20が備えられている。アンカユニット20は、左アンカ部材(アンカ部材)71と、右アンカ部材(アンカ部材)72と、左アンカ取付部(アンカ取付部)73と、右アンカ取付部(アンカ取付部)74(図3参照)と、を備えている。
左アンカ部材71は、左側のシートベルトの左インナウエビング76を介して左バックル77に連結されている。右アンカ部材72は、右側のシートベルトの右インナウエビング78を介して右バックル79に連結されている。
右アンカ部材72及び左アンカ取付部73は、左アンカ部材71及び左アンカ取付部73と概ね左右対称に形成されている。よって、以下、左アンカ部材71及び左アンカ取付部73を「アンカ部材71」及び「アンカ取付部73」と略記して説明し、右アンカ部材72及び左アンカ取付部73の詳しい説明を省略する。
図10は、図9のX-X線に沿って破断した断面図である。
図4、図10に示すように、アンカ部材71は、アンカ取付部73(実施形態ではボルト81、ナット82)により左隆起側壁36に取り付けられている(接続されている)。すなわち、左隆起側壁36にアンカ取付部73が配置されている。実施形態では、アンカ取付部73としてボルト81、ナット82を例に説明するが、ボルト81、ナット82に限定するものではなく、例えばリベット等の他のアンカ取付部を使用してもよい。
図4、図10に示すように、アンカ部材71は、アンカ取付部73(実施形態ではボルト81、ナット82)により左隆起側壁36に取り付けられている(接続されている)。すなわち、左隆起側壁36にアンカ取付部73が配置されている。実施形態では、アンカ取付部73としてボルト81、ナット82を例に説明するが、ボルト81、ナット82に限定するものではなく、例えばリベット等の他のアンカ取付部を使用してもよい。
図3、図10に示すように、アンカ取付部73は、左隆起側壁36において車幅方向外側(左側)で、かつ下方に取り付けられている。すなわち、アンカ取付部73は、パネル底部41の上方で、かつパネル底部41の近傍(パネル底部41寄り)に配置されている。換言すれば、アンカ取付部73は、左隆起側壁36の立上り部38に取り付けられている。立上り部38は、パネル底部41から左隆起側壁36に立ち上げられる角部近傍の剛性の高い部位である。
図6、図10に示すように、アンカ部材71は、左隆起側壁36を介してスティフナ下部59にアンカ取付部73により取り付けられている(接合されている)。すなわち、アンカ取付部73は、左隆起側壁36及びスティフナ下部59に取り付けられている(接合されている)。
アンカ取付部73の車幅方向両側には、一対のビード66が形成されている。一対のビード66は、スティフナ下部59の長手方向に沿って延出されている。スティフナ下部59及びスティフナ上部58(すなわち、左スティフナ55)は、フロントクロスメンバ15から車両後方側に向けて複数のビード部49まで延出されている。
アンカ取付部73の車幅方向両側には、一対のビード66が形成されている。一対のビード66は、スティフナ下部59の長手方向に沿って延出されている。スティフナ下部59及びスティフナ上部58(すなわち、左スティフナ55)は、フロントクロスメンバ15から車両後方側に向けて複数のビード部49まで延出されている。
図4、図10に示すように、アンカ取付部73は、パネル底部41の上方で、かつパネル底部41の近傍に配置されることにより、左隆起側壁36の立上り部38に取り付けられている。ここで、パネル底部41は、リアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。よって、アンカ取付部73は、リアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。
具体的には、アンカ取付部73は、パネル底部41とパネル傾斜部45とが交差するパネル交差部47の近傍(パネル交差部47寄り)に配置され、かつリアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。
具体的には、アンカ取付部73は、パネル底部41とパネル傾斜部45とが交差するパネル交差部47の近傍(パネル交差部47寄り)に配置され、かつリアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。
以上説明したように、実施形態のアンカユニット付き車両構造10によれば以下の作用、効果を得ることができる。なお、以下の説明において、アンカユニット付き車両構造10の左側構成について説明して、右側構成の説明を省略する。
図9,図10に示すように、アンカ部材71は、フロアパネル17の左隆起側壁36にアンカ取付部73(すなわち、ボルト81、ナット82)により取り付けられている。よって、図示しないシートベルトを経てアンカ部材71に上方前側へ向けて引張り荷重F1が作用した場合、上方前側へ向けた引張り荷重F1がアンカ部材71及びアンカ取付部73を経て左隆起側壁36に入力する。引張り荷重F1が入力する左隆起側壁36は、引張り荷重F1が作用する上下方向に延びている。これにより、左隆起側壁36は、上方前側へ向けた引張り荷重F1を左隆起側壁36に沿った方向(以下、せん断方向ということがある)で受けることができる(支えることができる)。
このように、引張り荷重F1を左隆起側壁36に沿ってせん断方向に作用させることにより、例えば引張り荷重F1を左隆起側壁36に対して垂直方向に作用させる場合に比べて左隆起側壁36の剛性を高めることができる。よって、アンカ部材71及びアンカ取付部73を経て左隆起側壁36に入力した引張り荷重F1をフロアパネル17の全体に効率よく伝達させて分散させることができる。これにより、シートベルトの支持剛性を確保でき、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1によりフロアパネル17が変形することを抑制できる。
このように、アンカ部材71をフロアパネル17の左隆起側壁36に取り付けた。これにより、車両Ve(図1参照)の重量を増すことなく、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1によりフロアパネル17が変形することを抑制でき、車両Veの軽量化が図れる。
また、隆起部31の左隆起側壁36を、アンカ部材71を取り付ける壁部として利用した。よって、例えば、アンカ部材71を取り付ける壁部をフロアパネル17に新たに形成する必要がない。これにより、構成の簡素化を図ることができる。
さらに、隆起部31は上方に隆起されることにより比較的剛性の高い部位である。これにより、隆起部31の左隆起側壁36を利用してアンカ部材71を取り付ける壁部とすることにより、シートベルト(すなわち、アンカ部材71)から入力する引張り荷重F1に対する左隆起側壁36の支持剛性を高めることができる。
さらに、隆起部31は上方に隆起されることにより比較的剛性の高い部位である。これにより、隆起部31の左隆起側壁36を利用してアンカ部材71を取り付ける壁部とすることにより、シートベルト(すなわち、アンカ部材71)から入力する引張り荷重F1に対する左隆起側壁36の支持剛性を高めることができる。
また、図3、図9に示すように、アンカ取付部73は、左隆起側壁36において車幅方向外側(左側)で、かつ下方に取り付けられることにより、左隆起側壁36の立上り部38に取り付けられている。立上り部38は、パネル底部41から左隆起側壁36に立ち上げられる角部近傍の剛性の高い部位である。
よって、アンカ取付部73を立上り部38に取り付けることにより、アンカ取付部73から入力する引張り荷重F1を隆起部31の全体で支持することができる。これにより、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
よって、アンカ取付部73を立上り部38に取り付けることにより、アンカ取付部73から入力する引張り荷重F1を隆起部31の全体で支持することができる。これにより、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
また、図6、図10に示すように、アンカ部材71は、左隆起側壁36を介してスティフナ下部59にアンカ取付部73により取り付けられている。よって、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1をスティフナ下部59(すなわち、左スティフナ55)で支持できる。これにより、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
また、スティフナ下部59にはアンカ取付部73の車幅方向両側に一対のビード66が形成されている。よって、スティフナ下部59(すなわち、左スティフナ55)の剛性を一対のビード66で高めることができる。これにより、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1を左スティフナ55で一層好適に支持できる。したがって、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
さらに、タイヤパン48の車両前方に複数のビード部49が備えられ、左スティフナ(すなわち、スティフナ下部59及びスティフナ上部58)がフロントクロスメンバ15からビード部49まで延出されている。よって、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1を左スティフナ55とビード部49とを経てタイヤパン48に伝達させることができる。タイヤパン48は、凹状に形成されることにより剛性の高い部位である。
これにより、引張り荷重F1をタイヤパン48に伝達させることにより、引張り荷重F1をタイヤパン48で好適に支持できる。したがって、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができ、タイヤパン48の車両前方に複数のビード部49を備える簡易な構成で引張り荷重F1によるアンカ部材71の変位を抑制できる。
これにより、引張り荷重F1をタイヤパン48に伝達させることにより、引張り荷重F1をタイヤパン48で好適に支持できる。したがって、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができ、タイヤパン48の車両前方に複数のビード部49を備える簡易な構成で引張り荷重F1によるアンカ部材71の変位を抑制できる。
加えて、図4、図6に示すように、左スティフナ55はフロントクロスメンバ15から車両後方側に向けて延出されている。さらに、左スティフナ55のスティフナ上部58がリアクロスメンバ16と交差した状態において接合されている。よって、左スティフナ55の剛性をフロントクロスメンバ15とリアクロスメンバ16とにより高めることができる。
これにより、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1を、左スティフナ55を経てフロントクロスメンバ15に荷重F2、リアクロスメンバ16に荷重F3として効率よく伝達させることができる。したがって、引張り荷重F1を、フロントクロスメンバ15及びリアクロスメンバ16により良好に支持できる。
これにより、アンカ部材71から入力する引張り荷重F1を、左スティフナ55を経てフロントクロスメンバ15に荷重F2、リアクロスメンバ16に荷重F3として効率よく伝達させることができる。したがって、引張り荷重F1を、フロントクロスメンバ15及びリアクロスメンバ16により良好に支持できる。
ここで、リアクロスメンバ16は、左ダンパハウジング13及び右ダンパハウジング14(双方、図2参照)に連結されることにより剛性が確保されている。リアクロスメンバ16には左スティフナ55が交差されている。よって、左スティフナ55からリアクロスメンバ16に伝達された引張り荷重F1を、リアクロスメンバ16に効率よく分散させて一層好適に支持できる。
これにより、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができ、左スティフナ55をフロントクロスメンバ15からリアクロスメンバ16まで延出させる簡易な構成で引張り荷重F1によるアンカ部材71の変位を抑制できる。
これにより、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができ、左スティフナ55をフロントクロスメンバ15からリアクロスメンバ16まで延出させる簡易な構成で引張り荷重F1によるアンカ部材71の変位を抑制できる。
また、アンカ取付部73は、パネル傾斜部45においてパネル交差部47の近傍に配置され、かつリアクロスメンバ16よりも低い位置に配置されている。パネル交差部47は、パネル底部41とパネル傾斜部45とが交差する部位である。よって、アンカ取付部73に入力した引張り荷重F1を、パネル底部41からパネル段差部42(具体的には、パネル傾斜部45)側に矢印A(例えば、荷重F3)の如く鋭角に分岐できる。これにより、アンカ取付部73に入力した引張り荷重F1に対してパネル傾斜部45側の剛性を高めることができる。
さらに、パネル段差部42のパネル頂部46にはリアクロスメンバ16が配置されている。これにより、アンカ部材71に入力した引張り荷重F1をリアクロスメンバ16で効率よく支持でき、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
さらに、パネル段差部42のパネル頂部46にはリアクロスメンバ16が配置されている。これにより、アンカ部材71に入力した引張り荷重F1をリアクロスメンバ16で効率よく支持でき、引張り荷重F1に対するアンカ部材71の支持剛性をさらに高めることができる。
加えて、図6から図8に示すように、スティフナ上部58の上中空断面の高さH1をスティフナ下部59の下中空断面の高さH2よりも高く設定するとともに、スティフナ下部59に一対のビード66を形成した。スティフナ下部59に一対のビードを形成することにより、スティフナ下部59の一対のビード66をスティフナ上部58まで延ばすことができる。
よって、スティフナ上部58及びスティフナ下部59(すなわち、左スティフナ55)の剛性を高めることができ、アンカ部材71に入力した引張り荷重F1(図10参照)を左スティフナ55で支持できる。これにより、アンカ部材71に入力した引張り荷重F1に対するアンカ部材71(図10参照)の支持剛性をさらに高めることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10…アンカユニット付き車両構造
13,14…左右のダンパハウジング(ダンパハウジング)
15…フロントクロスメンバ
16…リアクロスメンバ
17…フロアパネル
18,19…左右のスティフナ(スティフナ)
20…アンカユニット
31…隆起部
36…左隆起側壁(側壁、左壁部、壁部)
37…右隆起側壁(側壁、右壁部、壁部)
41…パネル底部(底部)
42…パネル段差部(段差部)
46…パネル頂部(頂部)
48…タイヤパン
49…ビード部
52…車室
58…スティフナ上部(上部)
59…スティフナ下部(下部)
66…ビード
71…アンカ部材(左アンカ部材)
72…右アンカ部材(アンカ部材)
73…アンカ取付部(左アンカ取付部)
74…右アンカ取付部(アンカ取付部)
13,14…左右のダンパハウジング(ダンパハウジング)
15…フロントクロスメンバ
16…リアクロスメンバ
17…フロアパネル
18,19…左右のスティフナ(スティフナ)
20…アンカユニット
31…隆起部
36…左隆起側壁(側壁、左壁部、壁部)
37…右隆起側壁(側壁、右壁部、壁部)
41…パネル底部(底部)
42…パネル段差部(段差部)
46…パネル頂部(頂部)
48…タイヤパン
49…ビード部
52…車室
58…スティフナ上部(上部)
59…スティフナ下部(下部)
66…ビード
71…アンカ部材(左アンカ部材)
72…右アンカ部材(アンカ部材)
73…アンカ取付部(左アンカ取付部)
74…右アンカ取付部(アンカ取付部)
Claims (9)
- リアシートの下方に配置されるフロアパネルと、
アンカ取付部により、前記フロアパネルに接続されるシートベルトのアンカ部材と、
を備え、
前記フロアパネルは、上下方向へ延びる壁部を有し、
前記壁部に、前記アンカ取付部が設けられている
ことを特徴とするアンカユニット付き車両構造。 - 前記フロアパネルは、車幅方向中央において上方に隆起する隆起部を有し、
前記壁部は、前記隆起部のうち車幅方向側面に配置された側壁である
ことを特徴とする請求項1に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記アンカ取付部は、前記隆起部の前記側壁において、車幅方向外側で、かつ下方に取り付けられている
ことを特徴とする請求項2に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記フロアパネルのうち、車室の外側に車両前後方向に延出するスティフナを備え、
前記アンカ部材は、前記アンカ取付部により前記スティフナに接合されている、
ことを特徴とする請求項3に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記スティフナは、前記アンカ取付部の車幅方向両側において、前記スティフナの長手方向に延在する複数のビードを有する、
ことを特徴とする請求項4に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記フロアパネルの車両後方側に設けられて下方に凹むタイヤパンと、
前記タイヤパンの車両前方において車両前後方向に延在するビード部と、
を備え、
前記スティフナは、車両後方に向けて前記ビード部まで延出されている
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記隆起部の車両前方に設けられるフロントクロスメンバと、
前記隆起部の車両後方に設けられてダンパハウジングを連結するリアクロスメンバと、を備え、
前記スティフナは、前記フロントクロスメンバから車両後方側に向けて延出されて前記リアクロスメンバと交差する
ことを特徴とする請求項5に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記リアクロスメンバは、前記フロアパネルのうち前記アンカ取付部の下方に配置される底部から車両後方に向かうにしたがって上方に傾斜する段差部に配置され、
前記アンカ取付部は、前記リアクロスメンバよりも低い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項7に記載のアンカユニット付き車両構造。 - 前記スティフナは、
前記段差部の頂部と中空断面を形成する上部と、
前記アンカ取付部が接合され、下方に凸となるように湾曲形成された下部と、
を備え、
前記上部の前記中空断面が前記下部の中空断面よりも車両上下方向の高さが高く設定されるとともに、前記下部に前記ビードが形成されている
ことを特徴とする請求項8記載のアンカユニット付き車両構造。
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