JP2023112135A - 嵌合具および嵌合具付き袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能な嵌合具、および嵌合具付き袋体を提供する。【解決手段】帯状の第1基材16に長手方向に沿って設けられた第1嵌合部18を備える第1嵌合部材12と、帯状の第2基材20に長手方向に沿って設けられ、前記第1嵌合部と着脱可能に嵌合する第2嵌合部22を備える第2嵌合部材14と、を備え、前記第1基材および前記第2基材は、幅方向の第1端部16c,20cから前記第1嵌合部または前記第2嵌合部が設けられた対向面16a,20aとは反対側の外面16d、20d側に前記外面に対向して延びる延長部13,17を備え、前記第1端部とは反対側の第2端部16b,20bが前記延長部と離間配置されていることを特徴とする嵌合具10。【選択図】図1

Description

本発明は、嵌合具および嵌合具付き袋体に関する。
食品、薬品、雑貨等の様々な分野において、袋体の開口部近傍の内面に、開口部を開閉自在に封じる嵌合具が取り付けられた嵌合具付き袋体が広く用いられている。嵌合具としては、互いに着脱自在に嵌合する第1嵌合部と第2嵌合部とが、帯状の一対の基材の長手方向に沿ってそれぞれ設けられ、一対の基材を対向配置して嵌合させる例が挙げられる。例えば、第1嵌合部及び第2嵌合部がいずれも、並行する複数の雄爪部を有し、互いの雄爪部の頭部を対向する2つの雄爪部の間に挿入して互いに引っ掛けて嵌合する着脱可能な嵌合具が知られている。
このような嵌合具付き袋体では、嵌合具の第1嵌合部と第2嵌合部とを嵌合させることにより、袋体に形成した開口部を閉じることができる。また、嵌合具が取り付けられた袋本体の各々の開口端をそれぞれ把持し、それらを離間する方向に引っ張り、第1嵌合部と第2嵌合部との嵌合を解除することで、袋体を再び開封することができる。このように嵌合具付き袋体は、繰り返し袋体の開閉が行える。
例えば、煙草、アルコール含有食品、薬品等の被包装物を嵌合具付き袋体に収容する場合、幼児や子供等の判断能力に欠ける者の手が届かない場所に保管することが望ましい。しかし、判断能力に欠ける者がこのような被包装物を収容した嵌合具付き袋体に誤って触れる場合がある。従来の嵌合具付き袋体は、容易に開閉可能に構成されているため、誰でも容易に開封できる。そのため、幼児や子供等に触れさせたくない被包装物が収容された嵌合具付き袋体も容易に開封され得る。そこで、繰り返し開封可能でありながら、幼児や子供が容易に開封できない嵌合具付き袋体が望まれていた。例えば、特許文献1には、子供等が簡単に開封できないようにするためのチャイルドレジスタンス機能付チャックを備える包装袋が開示されている。
特開2016-88531号公報
特許文献1に記載の包装袋は、包装袋の開口部の一部にチャイルドレジスタンス機能を備えるロック領域を設け、ロック領域の左右端部に解除が容易な解除領域を設けている。解除領域では、指を嵌合部の上方に挿入すると容易に開封可能に構成されている。そのため、子供等でも解除領域に指を挿入すると包装袋が開封可能であった。また、特許文献1の包装袋の解除領域は、具体的には下面接着嵌合体の左右端部のいずれか一方又は両方に、接着帯体に一体化されて開口部側に延長される舌片状を成す部材であり、たとえば接着帯体の中央部位を嵌合部に沿って切断する方法や接着帯体の左右端部に別体の解除片を接着する方法により設けることが提案されている。これらはいずれにせよ包装袋を製造する際、チャックを袋体に取り付けた後に追加工程を要するため、生産効率の低下や歩留まりの悪化の原因となり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能な嵌合具、および嵌合具付き袋体を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成を有する。
[1]帯状の第1基材に長手方向に沿って設けられた第1嵌合部を備える第1嵌合部材と、帯状の第2基材に長手方向に沿って設けられ、前記第1嵌合部と着脱可能に嵌合する第2嵌合部を備える第2嵌合部材と、を備え、前記第1基材および前記第2基材は、幅方向の第1端部から前記第1嵌合部または前記第2嵌合部が設けられた対向面とは反対側の外面側に前記外面に対向して延びる延長部を備え、前記第1端部とは反対側の第2端部が前記延長部と離間配置されていることを特徴とする嵌合具。
[2]前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した状態において、前記第1基材の前記第1端部と、前記第2基材の前記第1端部との位置が一致する[1]に記載の嵌合具。
[3]前記第1嵌合部材および前記第2嵌合部材において、前記第1端部から前記延長部の延出端までの長さは、前記第1端部から前記第1嵌合部または前記第2嵌合部までの長さより長い[1]または[2]に記載の嵌合具。
[4]前記第1嵌合部材および前記第2嵌合部材の少なくとも一方において、前記延長部の幅は、前記第1基材または前記第2基材の幅よりも長い[1]から[3]のいずれかに記載の嵌合具。
[5]前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した嵌合状態から、前記第1基材と前記第2基材とを互いに離間する方向に力を加えることにより前記嵌合状態が解除可能に構成され、前記嵌合状態を解除するために必要な力は、前記第2端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力よりも、前記第1端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力が大きい[1]から[4]のいずれかに記載の嵌合具。
[6]内容物を収容する収容部を備える袋本体と、前記袋本体の内面の開口部近傍に前記袋本体を密閉可能に取り付けられた[1]から[5]のいずれかに記載の嵌合具と、を備え、前記延長部の少なくとも一部が前記袋本体の前記内面に固定され、前記第2端部が前記第1端部よりも前記袋本体の開口部側に設けられることを特徴とする嵌合具付き袋体。[7]前記延長部は、前記第2端部よりも前記開口部側に延出し、前記延長部の延出端が前記袋本体の前記内面に固定され、前記第1端部が前記袋本体の前記内面から離間可能に設けられている[6]に記載の嵌合具付き袋体。
[8]内容物を収容する収容部を備える袋本体と、前記袋本体の内面の開口部近傍に前記袋本体を密閉可能に取り付けられた嵌合具と、を備え、前記嵌合具は、前記袋本体の開口部近傍の内面に設けられ、帯状の第1基材に長手方向に沿って設けられた第1嵌合部を有する第1嵌合部材と、前記袋本体の開口部近傍において前記第1嵌合部材と対向して前記内面に設けられ、帯状の第2基材に長手方向に沿って設けられ前記第1嵌合部と着脱可能に嵌合する第2嵌合部を有する第2嵌合部材と、を備え、前記第1基材および前記第2基材の幅方向において前記収容部側に位置する各第1端部の外面の一部が前記袋本体の前記内面に固定され、前記開口部側に位置する前記第1端部の反対側の第2端部が前記袋本体の前記内面と離間して配置され、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した嵌合状態から、前記第1基材と前記第2基材とを互いに離間する方向に力を加えることにより前記嵌合状態が解除可能に構成され、前記嵌合状態を解除するために必要な力は、前記第2端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力よりも、前記第1端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力が大きい構成されていることを特徴とする嵌合具付き袋体。
幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能な嵌合具、および嵌合具付き袋体を提供できる。
本発明の第一実施形態に係る嵌合具を示した斜視図である。 図1のA-A断面図である。 本発明の第一実施形態に係る嵌合具が嵌合した状態における断面図である。 本発明の第一実施形態に係る嵌合具付き袋体の正面図である。 本発明の第一実施形態に係る嵌合具付き袋体の開口部の斜視図である。 図4のB-B断面図である。 本発明の第一実施形態に係る嵌合具付き袋体の使用態様を示す部分断面図である。 本発明の第二実施形態に係る嵌合具付き袋体の開口部を示す断面図である。
[嵌合具]
以下、本発明の第一実施形態に係る嵌合具を図1から図3を参照して説明する。
本実施形態に係る嵌合具10は、図1~図3に示すように、帯状の第1嵌合部材12及び第2嵌合部材14とを備えている。嵌合具10は、第1嵌合部材12の第1嵌合部18と、第2嵌合部材14の第2嵌合部22とが対向配置されて着脱可能在に嵌合するように構成されている。嵌合具10は、後述する嵌合具付き袋体の開口部近傍に、開口部を密閉可能に取り付けられて使用される。
(第1嵌合部材)
第1嵌合部材12は、帯状の第1基材16と、第1嵌合部18と、第1延長部13と、を有する。第1嵌合部18および第1延長部13は、第1基材16の長手方向に沿って延設されている。
第1基材16としては、特に限定されず、公知の嵌合具の基材に使用されるものが使用できる。例えば、エチレン系重合体及びプロピレン系重合体等のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。第1基材16は、積層フィルムからなる基材が好ましい。積層フィルムとしては、例えば、第2基材20と対向する対向面16a側から、耐熱層とヒートシール層が積層されたフィルムが挙げられる。また、第1基材16は、耐熱層とヒートシール層の間にバリア層を有していてもよい。
耐熱層の材料としては、二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられる。 ヒートシール層の材料としては、直鎖状低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。
バリア層の材料としては、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
第1基材16は、1種の樹脂から構成されていてもよく、2種以上の樹脂を含む樹脂組成物から構成されていてもよい。また、必要に応じて安定剤、酸化防止剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤等の公知の添加剤が添加されていてもよい。
第1基材16は、積層フィルムからなる基材には限定されず、単層フィルムからなる基材であってもよい。
この他、第1基材16および第2基材20は、少なくとも一部に易カット性機能を有する樹脂層を備えてもよい。易カット性機能を有する樹脂層は、ポリオレフィン系樹脂組成物が使用される。ポリオレフィン系樹脂組成物を構成する結晶性ポリオレフィン樹脂としては、エチレン系重合体及びプロピレン系重合体が挙げられる。エチレン系重合体としては、特に制限はなく、エチレン単独重合体、エチレン・α-オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸系共重合体及びその金属塩との共重合体等があげられる。また、プロピレン系重合体としては、プロピレンの単独重合体、プロピレンとエチレンや炭素数4以上の他のオレフィンとのランダム共重合重合体又はブロック共重合体等が挙げられる。なお、第1基材16および第2基材20の全域に易カット性機能を有する樹脂層を備えてもよい。
第1嵌合部18は、図1~図3に示すように、第2嵌合部材14の第2基材20に対向する第1基材16の対向面16aに第1基材16の長手方向に沿って設けられている。
第1嵌合部18は、第1基材16の対向面16aから立ち上がる幹部18aと、幹部18aの先端側に設けられ、幹部18aよりも大きい頭部18bとを備えている。第1嵌合部18は、雄嵌合部であり、頭部18bが後述する第2嵌合部22の凹部22c内に嵌まり込むように構成されている。
この例の第1嵌合部18における頭部18bは、第2側端16b(第2端部)側の部分18cが、第1側端16c側の部分18dよりも大きく突き出た形状を有する。この構成により、袋体において後述するように第1嵌合部18と第2嵌合部22とを嵌合させた状態では、内容物が収容される収容部側は開口部側に比べて嵌合強度が高くなり、袋体の内圧が高まっても第1嵌合部18と第2嵌合部22の嵌合が解除され難くなる。また、開口部側においては嵌合強度が比較的低くなり、手で力を加えることで第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合を容易に解除できる。
第1嵌合部18の形状は、第2嵌合部22と嵌合できる形状であればよく、公知の形状を採用できる。第1嵌合部18の材料としては、特に限定されず、例えば、第1基材16と同じ材料が使用できる。
図1から図3に示すように、第1嵌合部材12は、第1延長部13を有する。第1延長部13は、第1基材16の対向面16aとは反対側の外面16d側に対向するように平板状の第1延長部13が帯状に長手方向に延びて設けられている。第1延長部13は、第1基材16の幅方向の一端部である第1側端16c側から連続して外面16d側に延びて設けられている。第1延長部13と、第1基材16の境界部分は折り返された第1折り返し部11が形成されている。本実施形態では、第1基材16の外面16dと対向する第1延長部13の内面13aとがなす角θが鋭角となるように第1折り返し部11が曲折している。しかし、第1基材16の第1端部16cと第1延長部13とが湾曲して接続されていてもよい。
図2に示すように、第1延長部13の幅W13は、第1基材16の幅W16よりも長い。第1延長部13は、嵌合具10の幅方向W10において、第1側端16cとは反対側の第1延出端13bが、第1基材16の第1嵌合部18よりも第2側端16b側に位置する。本実施形態では、第1延出端13bは、嵌合具10の幅方向W10において、第1基材16の第2側端16bよりも長く延出している。
図2に示すように、第1延長部13の第1延出端13bは、第1嵌合部18よりも第2側端16b側に位置する。すなわち、嵌合具10の幅方向W10において、第1嵌合部材12は、第1側端16cから第1延長部13の第1延出端13bまでの長さは、第1側端16cから第1嵌合部18の幹部18aまでの長さよりも長い。
第1延長部13は、例えば、ベース層とシーラント層とを少なくとも有する積層フィルムが好ましい。ベース層としては、二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられる。シーラント層としては、直鎖状低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。第1延長部13は、さらにバリア層等の機能層を設けてもよい。あるいは、第1延長部13は、シーラント層のみからなる単層フィルムであってもよい。
(第2嵌合部材)
第2嵌合部材14は、帯状の第2基材20と、第2嵌合部22と、第2延長部17と、を有する。第2嵌合部22および第2延長部17は、第2基材20の長手方向に沿って延設されている。第2嵌合部材14は、第1嵌合部材12の第1基材16、第1折り返し部11、第1延長部13と同様の構成を備える。すなわち、第2嵌合部材14は、第2嵌合部22の構成が第1嵌合部18と相違するが、その他の部分の形状は第1嵌合部材12と同様である。
第2基材20を構成する材料は、特に限定されず、例えば第1基材16と同じ構成の基材が挙げられ、好ましい態様も同じである。
第2嵌合部22は、図1~図3に示すように、第1嵌合部材12の第1基材16に対向する対向面20aに設けられている。第2嵌合部22は、第2基材20の対向面20aから断面円弧状に立ち上がる一対の第1アーム部22aおよび第2アーム部22bを備えている。第2嵌合部22には、第1アーム部22aと第2アーム部22bの間に第2基材20の長手方向に延びる凹部22cが形成されている。
図3に示すように、第1嵌合部18の頭部18bが第2嵌合部22の凹部22c内に嵌まり込み、第1嵌合部18の頭部18bが第2嵌合部22の第1アーム部22a及び第2アーム部22bのそれぞれの先端部分で係止されることで、第1嵌合部18と第2嵌合部22とが嵌合する。また、嵌合している状態の第1嵌合部18を第2嵌合部22から離間させる方向に動かすことで、第1嵌合部18の頭部18bが第2嵌合部22の第1アーム部22aと第2アーム部22bを内側から押し広げながら脱離する。このように、第1嵌合部18と第2嵌合部22とは着脱自在に嵌合するように構成されている。
第2嵌合部22の形状は、第1嵌合部18と第2嵌合部22とを互いに着脱することで、袋本体の開口部の開閉が繰り返し行える形状であればよい。
第2嵌合部22の材料としては、特に限定されず、例えば、第1基材16と同じ材料が使用できる。
図1から図3に示すように、第2嵌合部材14は、第2延長部17を有する。第2延長部17は、第2基材20の対向面20aとは反対側の外面20d側に対向するように平板状の第2延長部17が帯状に長手方向に延びて設けられている。第2延長部17は、第2基材20の幅方向の一端部である第1側端20c側から連続して第2基材20の外面20d側に延びて設けられている。第2延長部17と、第2基材20との境界部分は折り返された第2折り返し部15が形成されている。本実施形態では、第2基材20の外面20dと対向する第2延長部17の内面17aとがなす角θが鋭角となるように第2折り返し部15が曲折している。しかし、第2基材20の第1端部20cと第2延長部17とが湾曲して接続されていてもよい。
図2に示すように、第2延長部17の幅W17は、第2基材20の幅W20よりも長い。第2延長部17は、嵌合具10の幅方向W10において、第2折り返し部15とは反対側の第2延出端17bが、第2基材20の第2嵌合部22よりも第2側端20b(第2端部)側に位置する。本実施形態では、嵌合具10の幅方向W10において、第2延出端17bは、第2基材20の第2側端20bよりも長く延出している。
図2に示すように、第2延長部17の第1延出端17bは、第2嵌合部22よりも第2側端20b側に位置する。すなわち、嵌合具10の幅方向W10において、第2嵌合部材14は、第1側端20cから第2延長部17の第2延出端17bまでの長さは、第1側端20cから第2嵌合部22の第2アーム部22bまでの長さよりも長い。
図3に示すように、第1嵌合部18と第2嵌合部22とが嵌合した状態において、第1基材16の第1側端16cと第2基材20の第1側端20cとは、嵌合具10の幅方向W10の位置が一致する。
第1延長部13および第2延長部17は、折り返し部11,15を境界として、それぞれ第1基材16または第2基材20と接続されている。一方、第1延長部13と第1基材16の第2側端16bとは離間配置され、第2延長部17と第2基材20の第2側端20bとは離間配置されている。第1延長部13および第2延長部17は折り返し部11,15を起点に弾性変形して第1基材16または第2基材20に対して近接または離間方向に移動可能に構成されている。つまり、各第2側端16b,20bと各延長部13,17とは離間配置されている。なお、ここでいう離間配置とは第2側端16b,20bと延長部13,17とが接着固定されておらず当接または離間可能に配置された状態を指し、互いに離れて配置された状態の他、外力により押されて互いに当接した状態を包含する。
第1嵌合部18と第2嵌合部22とが嵌合した状態では、第1延長部13は、第1嵌合部材12の第1基材16の外面16dと対向して近接した状態と、外面16dから離間した状態とに移動可能である。同様に、第1嵌合部18と第2嵌合部22とが嵌合した状態では、第2延長部17は、第2嵌合部材14の第2基材20の外面20dと対向して近接した状態と、外面20dから離間した状態とに移動可能である。
第1嵌合部18と第2嵌合部22とは、第1基材16と第2基材20とを離間させる方向に力が付加されたときに、嵌合状態が解除可能に構成されている。具体的には、第1基材16および第2基材20の各第2側端16b、20bを使用者が指で摘まみ、対向面16a,20a同士が離間する方向に互いに広げると、第1嵌合部18が第2嵌合部22から脱落して嵌合状態が解除される。また、各第1側端16c、20cに外力が付加されて、第1基材16および第2基材20の対向面16a,20a同士が離間する方向に移動しても第1嵌合部18が第2嵌合部22から脱落し得る。しかし、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合状態を解除するために必要な力は、第2側端16b,20b同士を離間させて嵌合部18,22の嵌合状態を解除する力よりも、第1側端16c,20cを離間させて嵌合部18,22の嵌合状態を解除する力が大きい。したがって、各第1側端16c,20cに外力が付加されても嵌合部18,22の嵌合が解除され難く構成されている。
本発明の嵌合具の製造方法は、特に限定されず、公知の方法を利用することができる。第1嵌合部材12および第2嵌合部材14の製造方法としては、例えば、押出成形等が挙げられる。
本実施形態に係る嵌合具10によれば、第1嵌合部材12および第2嵌合部材14にそれぞれ延長部13,17を備え、各第2側端16b,20bが延長部13,17と離間しているため、使用者が第2側端16b,20bを把持して離間させると容易に嵌合状態が解除できる。一方、使用者が延出端13b,17bを把持して離間させて嵌合状態を解除するためには、延出端13b,17b同士の離間距離が所定量以上の長さで必要となる。したがって、このような嵌合具10を袋体の開口部に設けると、幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能な嵌合具を提供できる。
本実施形態に係る嵌合具10によれば、延出端13b,17bを把持して離間させても嵌合部18,22の嵌合が解除され難く幼児や子供等による開封が困難であり、幼児や子供等には操作が難しい第2側端16b、20bを把持して離間させる操作で嵌合部18,22の嵌合を解除できる。つまり、嵌合具10は長手方向の同じ領域に幼児や子供等による開封を防ぐ機能と、第2側端16b、20bを把持して離間させる操作で嵌合部18,22の嵌合を解除する機能とを備える。
本実施形態に係る嵌合具10を袋体の開口部に取り付ければ、幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能な嵌合具付き袋体を容易に製造できる。本実施形態に係る嵌合具10は、長手方向の同じ領域にチャイルドレジスタンス機能と、第2側端16b,20bを把持した操作で開封する機能とを備えるため、袋体の開口部に取り付けた後にチャイルドレジスタンス機能を設定する工程が不要となる。この結果、チャイルドレジスタンス機能を備える嵌合具付き袋体を容易に製造できる。
[嵌合具付き袋体]
以下、本実施形態に係る嵌合具付き袋体として、前述した嵌合具10を備えた嵌合具付き袋体1(以下、「袋体1」と記載する場合がある。)について説明する。
本実施形態では、袋本体40の形状は矩形である。袋本体40の形状は矩形には限定されない。また、袋本体40の大きさも特に限定されず、袋本体40に収容する内容物によって形状及び大きさを適宜選定すればよい。
袋体1は、図4に示すように、内容物を収容する密封された状態の袋本体40と、袋本体40の上部の内面に、横方向に沿って取り付けられた嵌合具10とを備えている。
袋本体40は、第1フィルム材42と第2フィルム材44とが重ね合わされ、それらの周縁部46が全てヒートシールされることで形成されており、密封されている。袋本体40の嵌合具10の下方が、内容物が収容される収容部47である。袋本体40における嵌合具10の上方は、袋体1の開封後、開口部52となる。すなわち、嵌合具10は、袋本体の開口部52近傍に取り付けられる。
袋本体40を形成する第1フィルム材42および第2フィルム材44は、ヒートシールにより嵌合具10を溶着できるものであればよく、内面側からシーラント層と基材層を少なくとも有する積層フィルムが好ましい。
基材層としては、二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられる。
シーラント層としては、直鎖状低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。
積層フィルムには、バリア層等の機能層を設けてもよい。第1フィルム材42および第2フィルム材44は、シーラント層のみからなる単層フィルムであってもよい。
袋体1においては、図6に示すように、第1延長部13の第1延出端13bの外面13dが袋本体40の第1フィルム材42に溶着され、第2延長部17の第2延出端17bの外面17dが袋本体40の第2フィルム材44に溶着されることにより、嵌合具10が袋本体40の内面に固定されている。
嵌合具10は、第1基材16の第2側端16b、第1延長部13の第1延出端13b、第2基材2012の第2側端20b、および第2延長部17の第2延出端17bが袋体1の開口部52側に配置され、各第1端部16c,20cが袋体1の収容部47側に配置されている。
図6に示すように、第1嵌合部材12と第2嵌合部材14とは、第1嵌合部18と第2嵌合部22とが対向配置されている。第1嵌合部材12と第2嵌合部材14とが嵌合した状態において、一対の基材16,20、および一対の延長部13,17が、第1嵌合部材12および第2嵌合部材14を挟んで対称に配置されている。
嵌合具10は、図5に示すように、袋体1の縦断面においてW字状に配置されている。第1延出端13bの外面13dおよび第2延出端17bの外面17dがそれぞれ袋本体40のフィルム材42,44に溶着されている。嵌合具10と袋本体40との溶着部の下方では、第1延長部13の下部、第1折り返し部11、第1基材16、第2基材20、第2折り返し部15、および第2延長部17の下部が、袋本体40のフィルム材42,44の間に挟まれかつ、離間した状態で配置されている。なお、袋本体40のフィルム材42,44同士を近付けると、各延長部13,17とフィルム材42,44とが対向して接触し可能である。また、各基材16,20の外面16d,20dと各延長部13,17の内面13a,17aとが対向して接触可能である。
袋本体40の開口部52を広げると、第1基材16の第2側端16bおよび第2基材20の第2側端20bと、第1延長部13および第2延長部17との間には隙間が形成され、使用者が各第2側端16bおよび第2側端20bを手で摘み、離間させる方向に移動させると、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合が解除され、袋体1が開封できる。
一方、図7に示すように、袋本体40の開口部52近傍のフィルム材42,44の縁端部42b,44bを把持して図7に矢印で示す方向にフィルム材42,44を移動させると、延長部13,17が各基材16,20から離間するが、基材16,20同士は離間せず、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合状態が保持される。嵌合具10としては、折り返し部11,15同士が所定以上離間すると第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合状態は解除可能である。しかし、図5および図6に示すように、袋本体40の幅方向の両端部が溶着されており、開口部52の近傍のフィルム材42,44の内面に嵌合具10が設けられているため、開口部52が最大限開口した状態では、第1基材16と第2基材20とは互いに対向した状態が保持され、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合が解除されることはない。したがって、袋体1は、開口部52の近傍のフィルム材42,44の縁端部42b,44bを把持して開口部52を広げても、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合が解除されず、開封できない。一方、各基材16,20の各第2側端16b,20bを使用者が把持して互いに離間する方向に広げると、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合が解除される。
[嵌合具付き袋体の製造方法]
嵌合具付き袋体1の製造方法は、以下の各工程を有する。
嵌合具成形工程:嵌合具を形成する樹脂材料を押出機に供給し、環状ダイによって押し出し、空冷法又は水冷法によって冷却し、インフレーション法で拡幅製膜する。これにより、内面に第1嵌合部18と、第1基材16と、第1延長部13と、が設けられた第1嵌合部材12が形成される。第に嵌合部材14も同様に形成される。
嵌合具溶着工程:第1フィルム材42および第2フィルム材44の内面に嵌合具10を溶着する。この工程では、第1嵌合部18、第2嵌合部22、第1基材16、および第2基材20、を避けた位置で、ヒートバー等の加熱器具を用いて、第1延長部13の第1延出端13bの外面13dを第1フィルム材42の内面に溶着し、第2延長部17の第2延出端17bの外面17dを第2フィルム材44の内面に溶着する。
溶断工程:嵌合具溶着工程後のフィルム材42,44を、第1嵌合部18と第2嵌合部22とが向かい合うように折り畳み、長さ方向に間隔を開けて複数の位置で、幅方向に溶断して嵌合具付き袋体1のベースを連続して形成する。
包装工程:切断後の第1フィルム材42および第2フィルム材44の内面同士を対向させた状態で包装装置内に供給し、内容物を第1フィルム材42と第2フィルム材44の間に挟みながら、第1フィルム材42および第2フィルム材44の周縁部を熱溶着する。この工程により、内容物が収容部47に収容された状態で袋本体40が密封される。
なお、嵌合具付き袋体の製造方法は、上述した嵌合具付き袋体の製造方法には限定されない。例えば、嵌合具付き袋体の製造方法は、成形工程で得た筒状体を一旦巻き取ってもよい。また、必要に応じて延伸工程や印刷工程等を実施してもよい。
以上説明した嵌合具付き袋体1は、上記構成を備えることにより、幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能である。
本実施形態に係る嵌合具付き袋体1は、嵌合具10が設けられた開口部の全ての領域において、チャイルドレジスタンス機能を備える袋体を製造できる。
本実施形態に係る嵌合具付き袋体は、嵌合具10を第1フィルム材42および第2フィルム材44に溶着させる例を示したが、嵌合具付き袋体の構成はこれに限定されず、第1嵌合部および第2嵌合部が袋本体を構成するフィルム材の内面に直接形成された構成であってもよい。
(第2実施形態)
図8に、第2実施形態に係る嵌合具付き袋体1Aの開口部52の縦断面図を示す。以降の説明において、第一実施形態で既に説明したものと共通の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施形態に係る嵌合具付き袋体1Aは、第1実施形態に示した折り返し部を備えない例である。
第1基材16および第2基材20、第1嵌合部18、第2嵌合部22の構成は第1実施形態と同様である。図8に示す袋体1Aは、第1基材16の第1側端16cの外面16dが第1フィルム材42の内面に固定され、第2基材20の第1側端20cの外面20dが第2フィルム材44の内面に固定されている。第1基材16および第2基材20は、第1嵌合部18および第2嵌合部22の下方(収容部47側)から各第2側端16b,20bまで、フィルム材42,44とは固着しておらず、各第2側端16b,20b(開口部側端部)が自由端となっている。
本実施形態に係る嵌合具付き袋体1Aは、第1実施形態に係る嵌合具付き袋体1と同様に、各フィルム材42,44の縁端部42b,44bを把持して開口部52を開いても第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合は解除されない。一方、各基材16,20の第2側端16b,20bを把持して互いに離間する方向に開くと、第1嵌合部18と第2嵌合部22との嵌合は容易に解除できる。
本実施形態に係る嵌合具付き袋体1Aによれば、第一実施形態と同様に、幼児や子供等による不用意な開封を防止しつつ、繰り返し開封可能である。また、嵌合具付き袋体1Aによれば、嵌合具10が設けられた開口部の全ての領域において、チャイルドレジスタンス機能を備える袋体を製造できる。
上記嵌合具付き袋体1,1Aは、幼児や子供等の他、高齢者等の開封を防ぎたい被包装物の保管にも好適に使用できる。
上記実施形態では、延長部13,17の幅が基材16,20の幅よりも長い例を示したが、延長部13,17の寸法はこれに限定されない。例えば、熱溶着法を用いず、他の方法で延出端を袋本体の内面に固定する場合や、基材の幅が十分に長い場合は、延長部の幅と基材の幅とを略等しい寸法とし、延出端が基材の第2端と略等しい位置に設けられていてもよい。
上記各実施形態および比較例では、第1嵌合部材12と第2嵌合部材14とが、嵌合部18,22の構成を除き、同じ形状を有し、対称配置される例を示したが、第1嵌合部材と第2嵌合部材において、基材および延長部の形状が同じであることは必須の構成ではない。例えば、第1延長部と第2延長部の幅が異なる形態であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。 また、上述の実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1,1A 嵌合具付き袋体
10 嵌合具
12 第1嵌合部材(嵌合部材)
13 第1延長部(延長部)
13b 第1延出端(延出端)
14 第2嵌合部材(嵌合部材)
16 第1基材(基材)
17 第2延長部(延長部)
17b 第2延出端(延出端)
18 第1嵌合部(嵌合部)
20 第2基材(基材)
22 第2嵌合部(嵌合部)
40 袋本体
47 収容部
52 開口部

Claims (8)

  1. 帯状の第1基材に長手方向に沿って設けられた第1嵌合部を備える第1嵌合部材と、 帯状の第2基材に長手方向に沿って設けられ、前記第1嵌合部と着脱可能に嵌合する第2嵌合部を備える第2嵌合部材と、を備え、
    前記第1基材および前記第2基材は、
    幅方向の第1端部から前記第1嵌合部または前記第2嵌合部が設けられた対向面とは反対側の外面側に前記外面に対向して延びる延長部を備え、
    前記第1端部とは反対側の第2端部が前記延長部と離間配置されていることを特徴とする嵌合具。
  2. 前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した状態において、前記第1基材の前記第1端部と、前記第2基材の前記第1端部との位置が一致する
    請求項1に記載の嵌合具。
  3. 前記第1嵌合部材および前記第2嵌合部材において、前記第1端部から前記延長部の延出端までの長さは、前記第1端部から前記第1嵌合部または前記第2嵌合部までの長さより長い
    請求項1または請求項2に記載の嵌合具。
  4. 前記第1嵌合部材および前記第2嵌合部材の少なくとも一方において、前記延長部の幅は、前記第1基材または前記第2基材の幅よりも長い
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の嵌合具。
  5. 前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した嵌合状態から、前記第1基材と前記第2基材とを互いに離間する方向に力を加えることにより前記嵌合状態が解除可能に構成され、
    前記嵌合状態を解除するために必要な力は、前記第2端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力よりも、前記第1端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力が大きい
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の嵌合具。
  6. 内容物を収容する収容部を備える袋本体と、
    前記袋本体の内面の開口部近傍に前記袋本体を密閉可能に取り付けられた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の嵌合具と、を備え、
    前記延長部の少なくとも一部が前記袋本体の前記内面に固定され、
    前記第2端部が前記第1端部よりも前記袋本体の開口部側に設けられることを特徴とする嵌合具付き袋体。
  7. 前記延長部は、前記第2端部よりも前記開口部側に延出し、
    前記延長部の延出端が前記袋本体の前記内面に固定され、
    前記第1端部が前記袋本体の前記内面から離間可能に設けられている
    請求項6に記載の嵌合具付き袋体。
  8. 内容物を収容する収容部を備える袋本体と、
    前記袋本体の内面の開口部近傍に前記袋本体を密閉可能に取り付けられた嵌合具と、を備え、
    前記嵌合具は、
    前記袋本体の開口部近傍の内面に設けられ、帯状の第1基材に長手方向に沿って設けられた第1嵌合部を有する第1嵌合部材と、
    前記袋本体の開口部近傍において前記第1嵌合部材と対向して前記内面に設けられ、帯状の第2基材に長手方向に沿って設けられ前記第1嵌合部と着脱可能に嵌合する第2嵌合部を有する第2嵌合部材と、
    を備え、
    前記第1基材および前記第2基材の幅方向において前記収容部側に位置する各第1端部の外面の一部が前記袋本体の前記内面に固定され、
    前記開口部側に位置する前記第1端部の反対側の第2端部が前記袋本体の前記内面と離間して配置され、
    前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合した嵌合状態から、前記第1基材と前記第2基材とを互いに離間する方向に力を加えることにより前記嵌合状態が解除可能に構成され、
    前記嵌合状態を解除するために必要な力は、前記第2端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力よりも、前記第1端部同士を離間させて前記嵌合状態を解除する力が大きい構成されていることを特徴とする嵌合具付き袋体。
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