JP2023075725A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】当て部材が取り付けられたフレームの剛性を高められる、乗物用シートを提供する。【解決手段】本開示の一態様は、シートクッションと、シートバックと、シートクッション又はシートバックを支持するフレームと、フレームに固定された当て部材と、を備える乗物用シートである。フレームは、プレート部と、プレート部のうち当て部材が重ね合わされた取付領域と他の領域との境界を跨ぐように設けられたビードと、を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、乗物用シートに関する。
自動車等に設置される乗物用シートのフレームには、装置部品の支持等の目的で、ブラケット等の当て部材が取り付けられる(特許文献1参照)。当て部材は、フレームのプレート部分に、締結等の手段によって固定される。
特開2019-73184号公報
当て部材が取り付けられたフレームにおいて、当て部材が重なった領域とそれ以外の領域との境界では、剛性の不連続性による剛性低下が発生する。そのため、フレームに荷重が加わった際に、この境界付近でフレームの折れを誘発する歪が伝搬し、フレームの折れが発生しやすくなる。
本開示の一局面は、当て部材が取り付けられたフレームの剛性を高められる乗物用シートを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、シートクッション(2)と、シートバック(3)と、シートクッション(2)又はシートバック(3)を支持するフレーム(41)と、フレーム(41)に固定された当て部材(8)と、を備える乗物用シート(1)である。フレーム(41)は、プレート部(411)と、プレート部(411)のうち当て部材(8)が重ね合わされた取付領域(41A)と他の領域(41B)との境界(41C)を跨ぐように設けられたビード(412)と、を有する。
このような構成によれば、ビード(412)によって、取付領域(41A)と他の領域(41B)との境界(41C)を伝播する歪が低減される。そのため、フレーム(41)の剛性を高められる。
本開示の一態様では、取付領域(41A)は、当て部材(8)が固定された2つの固定領域(41D)を有してもよい。ビード(412)は、2つの固定領域(41D)によってビード(412)の幅方向に挟まれてもよい。このような構成によれば、境界(41C)における歪の低減効果を高められる。
本開示の一態様では、プレート部(411)は、帯板状であってもよい。ビード(412)は、プレート部(411)の長手方向において、取付領域(41A)の外側から境界(41C)を跨ぎつつ、2つの固定領域(41D)よりも奥の位置まで延伸していてもよい。このような構成によれば、ビード(412)による歪の低減効果を高められる。
本開示の一態様は、当て部材(8)と共にプレート部(411)を挟むようにプレート部(411)に取り付けられた回転機構(75)をさらに備えてもよい。回転機構(75)は、プレート部(411)を貫通すると共に、軸回転する軸部(752)を有してもよい。当て部材(8)は、軸部(752)を保持する軸受け(82)を有してもよい。このような構成によれば、回転機構(75)が取り付けられたフレーム(41)の剛性を高められる。
本開示の一態様では、フレーム(41)は、シートクッション(2)を支持するクッションフレーム(4)の一部であってもよい。回転機構(75)は、クッションフレーム(4)を昇降させる機構の一部であってもよい。このような構成によれば、昇降機構が取り付けられたクッションフレーム(4)の剛性を高められる。
本開示の一態様では、ビード(412)は、当て部材(8)に向かって凸となる形状を有してもよい。このような構成によれば、ビード(412)と回転機構(75)との干渉を避けつつ、境界(41C)における歪を低減できる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
図1は、実施形態における乗物用シートの模式的な斜視図である。 図2は、図1の乗物用シートにおけるクッションフレーム、スライド装置及びリフタ装置の模式的な斜視図である。 図3は、図2のクッションフレームにおける第1サイドフレーム、第1リンク、及び当て部材の模式的な側面図である。 図4は、図2のクッションフレームにおける第1サイドフレーム、第1リンク、回転機構、及び当て部材の模式的な分解斜視図である。 図5は、図2の第1サイドフレームの模式的な部分拡大図である。 図6Aは、図3のVIA-VIA線での模式的な断面図であり、図6B及び図6Cは、図6Aとは異なる実施形態におけるビード及び当て部材の模式的な断面図である。 図7は、図6Aとは異なる実施形態におけるビード及び当て部材の模式的な断面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、クッションフレーム4と、バックフレーム5と、第1スライド装置6Aと、第2スライド装置6Bと、リフタ装置7と、当て部材8とを備える。
本実施形態の乗物用シート1は、乗用車の座席シートとして使用される。なお、以下の説明及び各図面における方向は、乗物用シート1を乗物(つまり乗用車)に組み付けた状態における方向を意味する。また、本実施形態では、シート幅方向は、乗物の左右方向に一致し、シート前方は、乗物の前方に一致する。
シートクッション2は、着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバック3は、着席者の背部を支持するための部位である。クッションフレーム4は、シートクッション2を支持している。バックフレーム5は、シートバック3を支持している。
<クッションフレーム>
図2に示されるように、クッションフレーム4は、第1サイドフレーム41と、第2サイドフレーム42と、フロントパネル43と、第1ロッド44と、第2ロッド45とを有する。
第1サイドフレーム41及び第2サイドフレーム42は、それぞれ、シート前後方向に延伸すると共に、シート幅方向に互いに離れて配置されたパネル状の部材である。第1サイドフレーム41は、第2サイドフレーム42の右側に配置されている。
図3に示すように、第1サイドフレーム41は、帯板状のプレート部411と、プレート部411に設けられたビード412とを有する。ビード412の形状については、後述する。
図2に示すフロントパネル43は、第1サイドフレーム41の前端部と第2サイドフレーム42の前端部とに跨るように配置されている。第1ロッド44及び第2ロッド45はそれぞれ、フロントパネル43よりもシート後方において、第1サイドフレーム41と第2サイドフレーム42とをシート幅方向に連結している。第2ロッド45は、第1ロッド44よりもシート後方に配置されている。
<スライド装置>
第1スライド装置6A及び第2スライド装置6Bは、それぞれ、クッションフレーム4をシート前後方向にスライドさせる。
第1スライド装置6Aは、第1サイドフレーム41に連結された可動レールと、可動レールをスライド可能に支持する固定レールとを有する。第2スライド装置6Bは、第2サイドフレーム42に連結された可動レールと、可動レールをスライド可能に支持する固定レールとを有する。
<リフタ装置>
リフタ装置7は、第1スライド装置6A及び第2スライド装置6Bに対し、クッションフレーム4を上下に移動させることで、シートクッション2及びクッションフレーム4を昇降させる機構である。
リフタ装置7は、着席者によるマニュアル操作によって駆動する。リフタ装置7は、第1リンク71と、第2リンク72と、第3リンク73と、第4リンク74と、回転機構75と、操作ブラケット76とを有する。
第1リンク71は、第1サイドフレーム41と第1スライド装置6Aの可動レールとを連結している。第1リンク71は、第1サイドフレーム41及び第1スライド装置6Aの双方に対し回転可能に取り付けられている。
第1リンク71は、第1サイドフレーム41よりもシート幅方向内側に位置する。図3に示すように、第1リンク71は、セクタギア部711と、連結部712と、開口713とを有する。
セクタギア部711は、第1サイドフレーム41に回転可能に取り付けられている。また、セクタギア部711は、回転機構75のピニオンギア753(図4参照)と噛み合っている。セクタギア部711の回転軸は、シート幅方向と平行である。
第1リンク71は、セクタギア部711と噛み合ったピニオンギア753の回転(つまりピニオンギア753から伝達される動力)により、第1サイドフレーム41に対し上下方向に回転(つまり揺動)する。
連結部712は、セクタギア部711から延伸し、第1スライド装置6Aの可動レールに回転可能に取り付けられている。開口713は、セクタギア部711のギア歯よりもシート後方の領域に設けられている。
図2に示す第2リンク72は、第1リンク71よりもシート前方の位置において、第1サイドフレーム41と第1スライド装置6Aの可動レールとを連結している。第2リンク72は、第1リンク71と協働して第1サイドフレーム41を上下に移動させる。
第3リンク73及び第4リンク74は、それぞれ、第2サイドフレーム42と第2スライド装置6Bの可動レールとを連結している。第3リンク73は、第1ロッド44により第1リンク71と連結されている。第3リンク73は、第1リンク71と同期して作動する。第4リンク74は、第2ロッド45により第2リンク72と連結されている。第4リンク74は、第2リンク72と同期して作動する。
回転機構75は、操作ブラケット76から入力された駆動力を第1リンク71に回転力として伝達する公知の機構である。回転機構75は、当て部材8と共に第1サイドフレーム41のプレート部411を挟むようにプレート部411に取り付けられている。
図4に示すように、回転機構75は、ブレーキ機構751と、軸部752と、ピニオンギア753と、第1ボルト754Aと、第2ボルト754Bと、第3ボルト754Cとを有する。
ブレーキ機構751は、操作ブラケット76から入力された駆動力によって軸部752を軸回転させるように構成されている。また、ブレーキ機構751は、シートクッション2に加わる着席者の重量による軸部752の反転を防止する。ブレーキ機構751は、第1サイドフレーム41のシート幅方向外側に配置されている。
軸部752は、シート幅方向にプレート部411及び当て部材8を貫通している。軸部752の一方の端部は、当て部材8よりもシート幅方向内側(つまり左側)に位置する。軸部752の他方の端部は、ブレーキ機構751に保持されている。
ピニオンギア753は、軸部752に固定されており、軸部752によって回転される。ピニオンギア753の回転軸は、シート幅方向と平行である。ピニオンギア753は、第1サイドフレーム41よりもシート幅方向内側に配置されている。ピニオンギア753は、自転するが、第1サイドフレーム41に対しては移動しない。
第1ボルト754A、第2ボルト754B、及び第3ボルト754Cは、それぞれ、第1サイドフレーム41及び当て部材8をシート幅方向に貫通し、第1ナット9A、第2ナット9B又は第3ナット9Cと螺合されている。
操作ブラケット76は、クッションフレーム4を昇降させる駆動力を回転機構75に入力するように構成されている。操作ブラケット76には、例えば着席者がリフト操作を行う操作レバーが連結される。
(当て部材)
当て部材8は、第1サイドフレーム41のシート幅方向内側の面に固定された板状のブラケットである。
当て部材8は、回転機構75の第1ボルト754A、第2ボルト754B、及び第3ボルト754Cと、当て部材8のシート幅方向内側に配置された第1ナット9A、第2ナット9B、及び第3ナット9Cとにより、第1サイドフレーム41に締結されている。当て部材8は、本体81と、軸受け82と、湾曲部83とを有する。
本体81は、シート前後方向に延伸する帯板状の部位である。本体81の後端部には、第1リンク71の開口713内に配置された第3ボルト754Cが挿通されている。本体81は、ピニオンギア753の全体と、セクタギア部711のうちピニオンギア753との噛み合い部分とをシート幅方向内側から覆っている。
軸受け82は、本体81の中央部分に設けられた開口である。軸受け82は、回転機構75の軸部752を保持する。具体的には、軸受け82には、軸部752の先端部が回転可能に挿入されている。
湾曲部83は、本体81の前端部から連続して設けられている。湾曲部83は、上下2か所において第1サイドフレーム41に固定されている。具体的には、湾曲部83の上端部には、第1ボルト754Aが挿通されている。また、湾曲部83の下端部には、第2ボルト754Bが挿通されている。
湾曲部83は、上下方向の中央部が、上端部及び下端部(つまり第1サイドフレーム41との固定部)よりもシート幅方向内側に突出するように湾曲している。具体的には、湾曲部83は、第1サイドフレーム41のビード412と干渉しない凹部が構成されるように湾曲している。
<ビード>
図5に示すように、第1サイドフレーム41が有するビード412は、プレート部411のうち当て部材8が重ね合わされた取付領域41Aと他の領域41Bとの境界41Cを跨ぐように設けられている。
取付領域41Aは、当て部材8が固定された2つの固定領域41Dを有している。2つの固定領域41Dの一方は、第1ボルト754Aと第1ナット9Aとの締結領域(つまり、第1ボルト754Aの挿通孔)である。2つの固定領域41Dの他方は、第2ボルト754Bと第2ナット9Bとの締結領域(つまり、第2ボルト754Bの挿通孔)である。
ビード412は、シート前後方向(つまりプレート部411の長手方向)に沿って延伸している。ビード412は、第1延伸部412Aと、拡大部412Bと、第2延伸部412Cとを有する。
第1延伸部412Aは、ビード412の後端部を構成している。第2延伸部412Cは、ビード412の前端部を構成している。拡大部412Bは、第1延伸部412Aと第2延伸部412Cとを前後方向に連結している。拡大部412Bは、第1延伸部412A及び第2延伸部412Cよりも、ビード412の延伸方向と直交する方向の長さ(つまり幅)が大きい。
第1延伸部412Aは、2つの固定領域41Dによってビード412の幅方向(つまり上下方向)に挟まれている。第1延伸部412Aは、当て部材8の前端縁とシート幅方向に重なっている。当て部材8の前端縁は、境界41Cの一部であり、プレート部411の長手方向と交差する方向(つまり上下方向)に延伸している。
第1延伸部412Aの前端部は、2つの固定領域41Dよりもシート後方に位置する。また、第1延伸部412Aの後端部及び拡大部412Bは、境界41Cよりもシート前方に位置する。
したがって、ビード412は、プレート部411の長手方向において、取付領域41Aの外側から境界41Cを跨ぎつつ、2つの固定領域41Dよりも奥の位置まで延伸している。
なお、第1延伸部412Aの前端部は、取付領域41A内に位置する。つまり、ビード412の前端部は、シート幅方向において当て部材8と重なっている。また、ビード412の前端部は、回転機構75の軸部752よりもシート前方に位置する。
図6Aに示すように、ビード412は、当て部材8に向かって凸となる形状を有する。つまり、ビード412は、シート幅方向内側に向かって突出している。また、ビード412と当て部材8との間には空隙が設けられている。
本実施形態では、ビード412の凸形状に沿って当て部材8が湾曲している。ただし、図6Bに示すように、当て部材8は、必ずしもビード412の凸形状に沿って湾曲しなくてもよい。さらに、図6Cに示すように、当て部材8は、ビード412を覆うトンネル状に湾曲していてもよい。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)ビード412によって、取付領域41Aと他の領域41Bとの境界41Cを伝播する歪が低減される。そのため、第1サイドフレーム41の剛性を高められる。
(1b)ビード412が2つの固定領域41Dによってビード412の幅方向に挟まれることで、境界41Cにおける歪の低減効果を高められる。
(1c)ビード412がプレート部411の長手方向において、取付領域41Aの外側から境界41Cを跨ぎつつ、2つの固定領域41Dよりも奥の位置まで延伸していることで、ビード412による歪の低減効果を高められる。
(1d)当て部材8が軸受け82を有するブラケットであることで、回転機構75が取り付けられた第1サイドフレーム41の剛性を高められる。
(1e)回転機構75がリフタ装置7の一部であることで、昇降機構が取り付けられたクッションフレーム4の剛性を高められる。
(1f)ビード412が当て部材8に向かって凸となる形状を有することで、ビード412と回転機構75との干渉を避けつつ、境界41Cにおける歪を低減できる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の乗物用シートにおいて、図7に示すように、ビード412は、当て部材8とは反対側(つまりシート幅方向外側)に向かって凸となる形状を有してもよい。
(2b)上記実施形態の乗物用シートにおいて、取付領域は、必ずしも2つの固定領域を有さなくてもよい。したがって、フレームのビードは、必ずしも2つの固定領域に挟まれなくてもよい。
(2c)上記実施形態の乗物用シートにおいて、リフタ装置は、動力源によってピニオンギアを回転させるものであってもよい。つまり、クッションフレームには、回転機構として、電動式、油圧式又は空気圧式のアクチュエータが取り付けられてもよい。この場合、アクチュエータの軸部が当て部材の軸受けに挿通される。
(2d)上記実施形態の乗物用シートにおいて、当て部材は、締結以外の手段でクッションフレームに固定されてもよい。例えば、当て部材は、溶接によってクッションフレームに固定されてもよい。
(2e)上記実施形態の乗物用シートにおいて、当て部材は、必ずしもクッションフレームの一部に固定されなくてもよい。例えば、当て部材は、プレート部とビードとを有するバックフレームの一部に固定されてもよい。
(2f)上記実施形態の乗物用シートにおいて、当て部材は、必ずしも軸受けを有しなくてもよい。例えば、当て部材は、乗物用シートのフレームを補強するブラケットであってもよい。
(2g)上記実施形態の乗物用シートは、乗用車以外の自動車に用いられるシートや、自動車以外の例えば鉄道車両、船舶、航空機等の乗物に用いられるシートにも適用することができる。
(2h)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、2…シートクッション、3…シートバック、
4…クッションフレーム、5…バックフレーム、6A,6B…スライド装置、
7…リフタ装置、8…当て部材、9A,9B,9C…ナット、
41…第1サイドフレーム、41A…取付領域、41B…他の領域、41C…境界、
41D…固定領域、44,45…ロッド、71…第1リンク、72…第2リンク、
73…第3リンク、74…第4リンク、75…回転機構、76…操作ブラケット、
81…本体、82…軸受け、83…湾曲部、411…プレート部、412…ビード、
412A…第1延伸部、412B…拡大部、412C…第2延伸部、
711…セクタギア部、712…連結部、713…開口、751…ブレーキ機構、
752…軸部、753…ピニオンギア、754A,754B,754C…ボルト。

Claims (6)

  1. シートクッションと、
    シートバックと、
    前記シートクッション又は前記シートバックを支持するフレームと、
    前記フレームに固定された当て部材と、
    を備え、
    前記フレームは、
    プレート部と、
    前記プレート部のうち前記当て部材が重ね合わされた取付領域と他の領域との境界を跨ぐように設けられたビードと、
    を有する、乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記取付領域は、前記当て部材が固定された2つの固定領域を有し、
    前記ビードは、前記2つの固定領域によって前記ビードの幅方向に挟まれる、乗物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記プレート部は、帯板状であり、
    前記ビードは、前記プレート部の長手方向において、前記取付領域の外側から前記境界を跨ぎつつ、前記2つの固定領域よりも奥の位置まで延伸している、乗物用シート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シートであって、
    前記当て部材と共に前記プレート部を挟むように前記プレート部に取り付けられた回転機構をさらに備え、
    前記回転機構は、前記プレート部を貫通すると共に、軸回転する軸部を有し、
    前記当て部材は、前記軸部を保持する軸受けを有する、乗物用シート。
  5. 請求項4に記載の乗物用シートであって、
    前記フレームは、前記シートクッションを支持するクッションフレームの一部であり、
    前記回転機構は、前記クッションフレームを昇降させる機構の一部である、乗物用シート。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の乗物用シートであって、
    前記ビードは、前記当て部材に向かって凸となる形状を有する、乗物用シート。
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