JP4876805B2 - 車体後部構造 - Google Patents
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Description
フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記フロアパネルの後部に、前記左右一対のリヤサイドフレームの間において、下方に向けて突出されると共に上方に向けて開口された収納凹部が形成され、
前記左右一対の外側シートスライドレールは、前記収納凹部の左右に位置するように後方に長く形成され、
前記左右一対の内側シートスライドレールの後端位置が、前記外側シートスライドレールの後端よりも前方位置で、かつ平面視において前記収納凹部の前端部と重なる位置とされ、
前記連結部材が、前記収納凹部の直前方位置において車幅方向に伸ばして配設されている、
ようにしてある。
フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
シートとして、最後方に位置されると共にシートクッションが車幅方向において一体の構造とされた最後方シートと、前記最後方シートの直前方に位置されると共に左側分割シートと右側分割シートとの分割構成とされた前方シートとを有し、
前記各外側シートスライドレールによって、前記最後方シートがガイドされ、
左側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記左側分割シートがガイドされ、
右側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記右側分割シートがガイドされる、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、外側シートスライドレールを、最後方シート用と前方シート用との共通用として利用することができる。また、前方シートについては、その左右の分割シートの前後位置を相違させた状態として使用することが可能となる。
フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記クロスメンバは、フロアパネルに対して重なるように配設されるフランジ部を有して、該フランジ部においてフロアパネルに対して接合されており、
前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールはそれぞれ、前記フランジ部の位置においてフロアパネルに固定されている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、クロスメンバが通常有しているフランジ部を有効に利用して、クロスメンバに対してシートスライドレールを固定することができる。
さらに、前述の目的を達成するために本発明(請求項4に係る発明)にあっては、
フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記フロアパネルの後部に、前記左右一対のリヤサイドフレームの間において、下方に向けて突出されると共に上方に向けて開口された収納凹部が形成され、
前記左右一対のリヤサイドフレーム間に、前記フロアパネルの下方において、車幅方向に伸びて該左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結する別のクロスメンバが設けられ、
前記別のクロスメンバが、前記連結部材の下方において、前記収納凹部の前端部形状に沿って湾曲されるように配設されている、
ようにしてある。
内側シートスライドレール30の後端位置を、収納凹部6の前端位置よりも若干後方位置にまで延長させて、平面視において、内側シートスライドレール30の後端部と収納凹部6の前端部とが重なるようにしてある。そして、内側シートスライドレール30の後端部の下方に、車幅方向に伸びる連結部材50が位置されて(内側シートスライドレール30と連結部材50とはその交差する部分で互いに固定されている)、連結部材50によって内側シートスライドレール30の後端部を支承するようにしてある。これにより、2列目シート3をより十分に後方へ位置させることが可能となり、しかも内側シートスライドレール30の後端部が連結部材50によって支承されるので、内側シートスライドレール30の後端部が片持ち式に収納凹部6内に向けて突出しても、内側シートスライドレール30が2列目シート3からの大きな荷重によって曲げ変形される等のことも確実に防止される。なお、内側シートスライドレール30の後端部(特に後端)を、収納凹部6内に別途設けた支承部材でもって支承することも考えられるが、この場合は、収納凹部6の収納スペースが小さくなってしまう。なお、図12の実施形態では、連結部材50の車幅方向端部が、外側シートスライドレール20の内側面に当接した状態とされているが、外側シートスライドレール20の下方に連結部材50が位置されるような設定であってもよい。
1:フロアパネル
2:1列目シート
3:2列目シート(前方シート)
3A:左側分割シート
3B:右側分割シート
4:3列目シート(最後方シート)
6:収納凹部
10:リヤサイドフレーム
11:第1クロスメンバ
11b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
12:第2クロスメンバ
12b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
13:第3クロスメンバ(別のクロスメンバ)
13b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
20:外側シートスライドレール
22:固定用ブラケット(外側シートスライドレール用)
23:ボルト
24:ナット
30:内側シートスライドレール
32:固定用ブラケット(内側シートスライドレール用)
33:ボルト
34:ナット
41:前アジャスタ(2列目シート用)
42:後アジャスタ(3列目シート用)
43:アジャスタ(2列目シート用)
50:連結部材
Claims (4)
- フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記フロアパネルの後部に、前記左右一対のリヤサイドフレームの間において、下方に向けて突出されると共に上方に向けて開口された収納凹部が形成され、
前記左右一対の外側シートスライドレールは、前記収納凹部の左右に位置するように後方に長く形成され、
前記左右一対の内側シートスライドレールの後端位置が、前記外側シートスライドレールの後端よりも前方位置で、かつ平面視において前記収納凹部の前端部と重なる位置とされ、
前記連結部材が、前記収納凹部の直前方位置において車幅方向に伸ばして配設されている、
ことを特徴とする車体後部構造。 - フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
シートとして、最後方に位置されると共にシートクッションが車幅方向において一体の構造とされた最後方シートと、前記最後方シートの直前方に位置されると共に左側分割シートと右側分割シートとの分割構成とされた前方シートとを有し、
前記各外側シートスライドレールによって、前記最後方シートがガイドされ、
左側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記左側分割シートがガイドされ、
右側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記右側分割シートがガイドされる、
ことを特徴とする車体後部構造。 - フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記クロスメンバは、フロアパネルに対して重なるように配設されるフランジ部を有して、該フランジ部においてフロアパネルに対して接合されており、
前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールはそれぞれ、前記フランジ部の位置においてフロアパネルに固定されている、
ことを特徴とする車体後部構造。 - フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結され、
前記フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結され、
前記フロアパネルの後部に、前記左右一対のリヤサイドフレームの間において、下方に向けて突出されると共に上方に向けて開口された収納凹部が形成され、
前記左右一対のリヤサイドフレーム間に、前記フロアパネルの下方において、車幅方向に伸びて該左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結する別のクロスメンバが設けられ、
前記別のクロスメンバが、前記連結部材の下方において、前記収納凹部の前端部形状に沿って湾曲されるように配設されている、
ことを特徴とする車体後部構造。
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JP2006245674A JP4876805B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 車体後部構造 |
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