JP2008062891A - 車体後部構造 - Google Patents
車体後部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008062891A JP2008062891A JP2006245674A JP2006245674A JP2008062891A JP 2008062891 A JP2008062891 A JP 2008062891A JP 2006245674 A JP2006245674 A JP 2006245674A JP 2006245674 A JP2006245674 A JP 2006245674A JP 2008062891 A JP2008062891 A JP 2008062891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat slide
- slide rail
- floor panel
- pair
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】フロアパネル1の下面に、前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレーム10が接合されると共に、左右一対のリヤサイドフレーム同士10を連結するクロスメンバ11〜13が接合される。フロアパネル1の上面には、前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレール20が固定される。各外側シートスライドレール20は、平面視において各リヤサイドフレーム10と重なるように配設されて、平面視においてクロスメンバ11〜13と重なる位置においてフロアパネル1に対して固定される。左右一対の外側シートスライドレール20同士が、クロスメンバ12とは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材50によって連結される。
【選択図】 図4
Description
フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結されている、
ようにしてある。
フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結されている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、上述した平面視において構成される方形の枠形が、内側シートスライドレールによってさらに補強されて、フロアパネル後部の強度をさらに十分に向上させることができる。
前記左右一対の外側シートスライドレールは、前記収納凹部の左右に位置するように後方に長く形成され、
前記左右一対の内側シートスライドレールの後端位置が、前記外側シートスライドレールの後端よりも前方位置で、かつ平面視において前記収納凹部の前端部と重なる位置とされ、
前記連結部材が、前記収納凹部の直前方位置において車幅方向に伸ばして配設されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、後方に長く伸びる左右一対の外側シートスライドレール間のスペースを収納凹部として有効に利用することができ、しかも収納凹部を形成することによって、フロアパネルを平板状のままとしておく場合に比して剛性を向上させることができる。さらに、内側シートスライドレールを収納凹部の前端部にまで延長させて、この内側シートスライドレールによってガイドされるシートを十分に後方に位置させるようにする上で好ましいものとなる。さらにまた、内側シートスライドレールの後端部は、収納凹部の前端部上に片持ち式に延長されることになるが、収納凹部の直前方に配設される連結部材によって内側シートスライドレールが支承されることになるので、収納凹部内に内側シートスライドレールの後端部を支承するための支承部材を別途設けることが不用になり、しかもこの支承部材を収納凹部内に設ける必要がないということは、収納凹部を収納用として極力広く有効に利用するという点でも好ましいものとなる。
前記各外側シートスライドレールによって、前記最後方シートがガイドされ、
左側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記左側分割シートがガイドされ、
右側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記右側分割シートがガイドされる、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、外側シートスライドレールを、最後方シート用と前方シート用との共通用として利用することができる。また、前方シートについては、その左右の分割シートの前後位置を相違させた状態として使用することが可能となる。
前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールはそれぞれ、前記フランジ部の位置においてフロアパネルに固定されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、クロスメンバが通常有しているフランジ部を有効に利用して、クロスメンバに対してシートスライドレールを固定することができる。
内側シートスライドレール30の後端位置を、収納凹部6の前端位置よりも若干後方位置にまで延長させて、平面視において、内側シートスライドレール30の後端部と収納凹部6の前端部とが重なるようにしてある。そして、内側シートスライドレール30の後端部の下方に、車幅方向に伸びる連結部材50が位置されて(内側シートスライドレール30と連結部材50とはその交差する部分で互いに固定されている)、連結部材50によって内側シートスライドレール30の後端部を支承するようにしてある。これにより、2列目シート3をより十分に後方へ位置させることが可能となり、しかも内側シートスライドレール30の後端部が連結部材50によって支承されるので、内側シートスライドレール30の後端部が片持ち式に収納凹部6内に向けて突出しても、内側シートスライドレール30が2列目シート3からの大きな荷重によって曲げ変形される等のことも確実に防止される。なお、内側シートスライドレール30の後端部(特に後端)を、収納凹部6内に別途設けた支承部材でもって支承することも考えられるが、この場合は、収納凹部6の収納スペースが小さくなってしまう。なお、図12の実施形態では、連結部材50の車幅方向端部が、外側シートスライドレール20の内側面に当接した状態とされているが、外側シートスライドレール20の下方に連結部材50が位置されるような設定であってもよい。
1:フロアパネル
2:1列目シート
3:2列目シート(前方シート)
3A:左側分割シート
3B:右側分割シート
4:3列目シート(最後方シート)
6:収納凹部
10:リヤサイドフレーム
11:第1クロスメンバ
11b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
12:第2クロスメンバ
12b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
13:第3クロスメンバ
13b:フランジ部(フロアパネルへの接合用)
20:外側シートスライドレール
22:固定用ブラケット(外側シートスライドレール用)
23:ボルト
24:ナット
30:内側シートスライドレール
32:固定用ブラケット(内側シートスライドレール用)
33:ボルト
34:ナット
41:前アジャスタ(2列目シート用)
42:後アジャスタ(3列目シート用)
43:アジャスタ(2列目シート用)
50:連結部材
Claims (5)
- フロアパネルの下面に接合されると共に前後方向に伸びる左右一対のリヤサイドフレームと、車幅方向に伸びると共にフロアパネルの下面において前記左右一対のリヤサイドフレーム同士を連結するクロスメンバと、フロアパネルの上面に固定されると共に前後方向に伸びる左右一対の外側シートスライドレールと、を備えた車体後部構造であって、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記各リヤサイドフレームと重なるように車幅方向外端部寄りの位置に配設され、
前記各外側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記左右一対の外側シートスライドレール同士が、前記クロスメンバとは前後方向に離間した位置において、車幅方向に伸びる連結部材によって連結されている、
ことを特徴とする車体後部構造。 - 請求項1において、
フロアパネルの上面に、前記左右一対の外側シートスライドレールの車幅方向内方側において、前後方向に伸びる左右一対の内側シートスライドレールが固定され、
前記各内側シートスライドレールは、平面視において前記クロスメンバと重なる位置においてフロアパネルに対して固定され、
前記各内側シートスライドレールの後端部が、前記連結部材に連結されている、
ことを特徴とする車体後部構造。 - 請求項2において、
前記フロアパネルの後部に、前記左右一対のリヤサイドフレームの間において、下方に向けて突出されると共に上方に向けて開口された収納凹部が形成され、
前記左右一対の外側シートスライドレールは、前記収納凹部の左右に位置するように後方に長く形成され、
前記左右一対の内側シートスライドレールの後端位置が、前記外側シートスライドレールの後端よりも前方位置で、かつ平面視において前記収納凹部の前端部と重なる位置とされ、
前記連結部材が、前記収納凹部の直前方位置において車幅方向に伸ばして配設されている、
ことを特徴とする車体後部構造。 - 請求項2または請求項3において、
シートとして、最後方に位置されると共にシートクッションが車幅方向において一体の構造とされた最後方シートと、前記最後方シートの直前方に位置されると共に左側分割シートと右側分割シートとの分割構成とされた前方シートとを有し、
前記各外側シートスライドレールによって、前記最後方シートがガイドされ、
左側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記左側分割シートがガイドされ、
右側に位置される前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールによって、前記右側分割シートがガイドされる、
ことを特徴とする車体後部構造。 - 請求項2において、
前記クロスメンバは、フロアパネルに対して重なるように配設されるフランジ部を有して、該フランジ部においてフロアパネルに対して接合されており、
前記外側シートスライドレールおよび内側シートスライドレールはそれぞれ、前記フランジ部の位置においてフロアパネルに固定されている、
ことを特徴とする車体後部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006245674A JP4876805B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 車体後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006245674A JP4876805B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 車体後部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008062891A true JP2008062891A (ja) | 2008-03-21 |
JP4876805B2 JP4876805B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=39285968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006245674A Expired - Fee Related JP4876805B2 (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | 車体後部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4876805B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061829A1 (ja) * | 2009-11-19 | 2011-05-26 | トヨタ車体株式会社 | 車体床部構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005067590A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のフロア構造 |
JP2005170297A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Mazda Motor Corp | 車両の燃料タンク配設構造 |
JP2005324564A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Honda Motor Co Ltd | シート装置およびその製造方法 |
JP2006021606A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Asmo Co Ltd | 電動スライド装置 |
JP2006137312A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Mazda Motor Corp | 車両用シートの支持構造 |
-
2006
- 2006-09-11 JP JP2006245674A patent/JP4876805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005067590A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のフロア構造 |
JP2005170297A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Mazda Motor Corp | 車両の燃料タンク配設構造 |
JP2005324564A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Honda Motor Co Ltd | シート装置およびその製造方法 |
JP2006021606A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Asmo Co Ltd | 電動スライド装置 |
JP2006137312A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Mazda Motor Corp | 車両用シートの支持構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011061829A1 (ja) * | 2009-11-19 | 2011-05-26 | トヨタ車体株式会社 | 車体床部構造 |
JP5333603B2 (ja) * | 2009-11-19 | 2013-11-06 | トヨタ車体株式会社 | 車体床部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4876805B2 (ja) | 2012-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4747812B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
US6817657B2 (en) | Vehicle body structure | |
EP3434566B1 (en) | Vehicle body lower structure | |
JP4862580B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP4481872B2 (ja) | 車両のフロア構造 | |
JP2006335287A (ja) | 自動車用シートの取付構造 | |
JP2011037291A (ja) | フロントピラー構造 | |
JP5464734B2 (ja) | 車両の車体側部構造 | |
JP4862575B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP4678473B2 (ja) | 車両の燃料タンク配設構造 | |
JP4876805B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP4717628B2 (ja) | リア・シート | |
JP4485858B2 (ja) | 車体構造 | |
JP5852623B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2010167818A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2008080854A (ja) | 車体後部構造 | |
JP2008068697A (ja) | 車体後部構造 | |
JP5444868B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2008110636A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2010167819A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2006290141A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP4453005B2 (ja) | シートブラケットの取付け構造 | |
JP2011000956A5 (ja) | ||
WO2023139837A1 (ja) | 車両のキャブ後部構造 | |
JP7040380B2 (ja) | 車両の後部車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4876805 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |