JP2023007560A - アイウエア及びフロント - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントが取り外し可能なアイウエアにおいて、意図せずにフロントが外れることを防止することが可能なアイウエア及びフロントを提供すること。【解決手段】アイウエアは、アンダーリム型のフレームと、フレームに含まれるアンダーリムと、アンダーリムに取り付け可能なフロントと、アンダーリムの中央位置と各外側端部との各中心位置よりも、中央位置側のアンダーリムに設けられる1取付構造と、第1取付構造に取り付け可能であり、第1取付構造の位置に対応するフロントの位置に設けられる第2取付構造と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、アイウエア及びフロントに関する。
近年、レンズを保持するフロント部分が、アイウエアのフレームから独立したタイプのアイウエアが知られている(特許文献1参照)。
特開平10-288758号公報 特開2007-147674号公報
従来技術では、アイウエアの最前面のヨロイ及びブリッジ部分でフロントを取り付ける構成や、同最前面のヨロイ部分のみでフロントを取り付ける構成となっている。このヨロイ部分は、テンプルの開閉時、アイウエアの装着時等に力が加わる部分である。例えば、アイウエアを装着する時にテンプルを少し横に広げた場合に、テンプルの広がりに伴い、ブリッジ部分を基点にしてアイウエアの最前面の外側部分が前に押し出されるようになる。これにより、ヨロイ部分には、外側に広がる力に加え、前面側にも力が加わり、このヨロイ部分に取り付けられたフロントが前方に外れるなどの問題点があった。
そこで、本発明は、フロントが取り外し可能なアイウエアにおいて、意図せずにフロントが外れることを防止することが可能なアイウエア及びフロントを提供することを目的とする。
本発明の一態様におけるアイウエアは、アンダーリム型のフレームと、前記フレームに含まれるアンダーリムと、前記アンダーリムに取り付け可能なフロントと、前記アンダーリムの中央位置と各外側端部との各中心位置よりも、前記中央位置側の前記アンダーリムに設けられる第1取付構造と、前記第1取付構造に取り付け可能であり、前記第1取付構造の位置に対応する前記フロントの位置に設けられる第2取付構造と、を備える。
本発明によれば、フロントが取り外し可能なアイウエアにおいて、意図せずにフロントが外れることを防止することが可能なアイウエア及びフロントを提供することができる。
実施形態に係るアイウエアの上方からの一例を示す上面図である。 実施形態に係るアイウエアの前方からの一例を示す前面図である。 実施形態に係るアイウエアの左側からの一例を示す側面図である。 実施形態に係るフロント取り付け時のアイウエアの一例を示す前面図である。 実施形態に係るフロント取り付け時のアイウエアの一例を示す左下方からの斜視図である。 実施形態に係るフロント140及びアンダーリム146のYZ断面の例1を示す図である。 実施形態に係るフロント140及びアンダーリム146のYZ断面の例2を示す図である。 実施形態に係る他の第1取付構造及びブリッジを示す側面図である。 実施形態に係る他の第1取付構造及びブリッジを示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
[実施形態]
<アイウエア>
図1~3は、実施形態に係るアイウエア100であり、例えばフロント140が取り外された状態について説明する図である。図1は、実施形態に係るアイウエア100の上方からの一例を示す上面図である。図2は、実施形態に係るアイウエア100の前方からの一例を示す前面図である。図3は、実施形態に係るアイウエア100の左側からの一例を示す側面図である。
以下の説明では、便宜上のために、図1~3に示すフロント140又はアンダーリム146の長手方向を「左右方向」とする。また、アイウエア100が着用される際に、使用者から見た左側(図1の右側)を「左側」とし、使用者から見た右側(図1の左側)を「右側」とする。さらに、フロント140又はアンダーリム146の短手方向を「上下方向」とし、フロント140又はアンダーリム146の厚み方向を「前後方向」とする。
本実施形態が適用されるアイウエア100は、眉間部(ブリッジ)142(142A及び142Bの総称)を中心として左右対称に形成されている。このため、以下の説明では、左右対称の構成について左右を区別せず、図面の何れかの一方側にある構成にのみ符号を付して説明する。また、アイウエア100のブリッジ142には、アンダーリム146のブリッジ142A、又はフロントのブリッジ142Bが含まれる。
図1~3に示すように、アイウエア100のフレーム120部分に対して、フロント140を取り外すことが可能である。図1に示す例は、フロント140が取り外されている場合のフレーム120を上方から見た例である。図1に示すアイウエア100は、フレーム120と同義であり、主にアンダーリム146と、一対のテンプル180と、一対のモダン160とを有する。アイウエア100は、フロント140が外された状態においてはフレーム120と称されてもよいし、フロント140が取り付けられた状態でまとめてアイウエア100と称されてもよい。
フレーム120は、例えば、アンダーリム146と、アンダーリム146の左右側の両端に回転可能に連結されている一対のテンプル180と、一対のテンプル180の後方側に取り付けられている一対のモダン160と、アンダーリム146の各端部に形成されている一対のヨロイ147と、一対のヨロイ147の裏面に取り付けられている一対の第1丁番部分とを有している。
アンダーリム146は、例えば、ブリッジ142Aと、ブリッジ142A部分の裏面の左右両側に取り付けられている一対のノーズパッド144と、ブリッジ142Aの左右両端に形成されている一対のアンダーリム部146R、146Lと、を有している。なお、ブリッジ142Aは、一対のアンダーリム部146R、146Lと同じ部材で形成されてもよいし、別の部材で形成されてもよい。
ブリッジ142Aは、一対のアンダーリム部の左部分146Lおよび右部分146Rを繋ぐ部分である。また、ブリッジ142Aは、例えば、湾曲した板状部材であり、樹脂等によって形成されている。
ノーズパッド144は、使用者の鼻を両脇から挟むことでフレーム120を支持し、このフレーム120の使用者の目に対する高さ等を維持する。また、ノーズパッド144は、例えば、樹脂のパッド部(鼻盛りタイプ)および金属の支持部を有するクリングスタイプのいずれかである。なお、パッド部および支持部の変形によって、フレーム120が使用者の鼻および目に対する姿勢(例えば、角膜頂点間距離)を微調整することが可能になる。
また、ノーズパッド144は、アンダーリム146から着脱可能に形成されてもよい。また、ノーズパッド144は、アンダーリム146ではなく、フロント140に形成されてもよい。さらに、フロント140に形成されるノーズパッド144は、着脱可能に形成されてもよい。着脱可能な構造は、例えば、嵌合構造などの公知の技術が用いられてもよい。
アンダーリム146は、フロント140が取り付けられることにより、フロント140を保持する。また、アンダーリム146は、例えば、様々なフロント140の形状に沿うように形成されている半円状部材であり、樹脂等によって形成されている。
アンダーリム146の外側端部に設けられるヨロイ147には、第1丁番部分が形成されている。また、ヨロイ147は、例えば、湾曲した板状部材であり、樹脂等によって形成されている。
第1丁番部分は、ヨロイ147とテンプル180との連結部の一例として機能し、テンプル180側に形成されている板状形状を有する第2丁番部分と組み合わせることで、テンプル180をアンダーリム146に対して回転可能に連結している。すなわち、第1丁番部分と第2丁番部分とは、丁番148を構成している。
テンプル180は、モダン160とともに使用者の側頭部を押圧して、この部位を挟持する。また、モダン160は、使用者の耳の上部および後方に接触して、アイウエア100の落下を防止する。なお、モダン130は、必ずしもアイウエア100に必要な構成ではない。
また、テンプル180は、側頭部にフィットするように湾曲している部材である。また、テンプル180は、アンダーリム146と挟む角度が最も小さい折畳位置から、このアンダーリム146と挟む角度が最も大きい開き位置までの範囲において回転可能に連結されている。
次に、アンダーリム146に取り付け可能なフロント140について説明する。フロント140は、一対のレンズを保持してもよい。フロント140は、例えば、左右方向に沿って伸びる板状構成であり、使用者の顔面に沿うように前方に突出するように湾曲している。また、フロント140は、X方向における中央部分にあるブリッジ142Bを有する。また、フロント140は、後述する取付構造を有していれば、様々なサイズ、形状、色、又は素材等のフロントを用いることが可能になる。
<取付構造>
図1~3に加えて、図4及び図5も用いて、フロント140とアンダーリム146との取付構造について説明する。図4は、実施形態に係るフロント140取り付け時のアイウエア100の一例を示す前面図である。図5は、実施形態に係るフロント140取り付け時のアイウエア100の一例を示す左下方からの斜視図である。
図1~5に示す例では、アンダーリム型のフレーム120は、アンダーリム146のブリッジ142A側に少なくとも2つの第1取付構造200Aを有する。例えば、右のアンダーリム部146Rに少なくとも1つの第1取付構造200Aが形成され、左のアンダーリム部146Lに少なくとも1つの第1取付構造200Aが形成される。
例えば、第1取付構造200Aは、アンダーリム146のX方向における中央位置C1と各外側端部EL1、ER1との各中心位置CL1、CL1よりも、中央位置C1側のアンダーリム146に設けられる。具体例としては、中央位置C1付近に位置するブリッジ142A近傍に第1取付構造200Aが形成される。
フロント140は、少なくとも2つの第2取付構造200Bを有する。この少なくとも2つの第2取付構造200Bは、アンダーリム146側の少なくとも2つの第1取付構造200Aに取り付け可能であり、少なくとも2つの第1取付構造200Aの位置に対応するフロント140の位置に設けられる。
上記構成により、テンプル180の開閉、アイウエア100の装着等によるアイウエア100の変形に影響を受けにくい位置に、フロント140とアンダーリム146との取付構造を設けることができるため、アイウエア100の装着時等においてフロント140は外れにくくなる。その結果、使用者は、フロント140を取り付けた状態でアイウエア100を安定的に使用することが可能になる。
また、第1取付構造200A及び第2取付構造200Bは、所定の嵌合構造、磁石を用いる構造、及び面ファスナーを用いる構造のいずれかを含んでもよい。アイウエア100の部品点数を減らす観点では、フレーム120又はフロント140に一体成型可能な嵌合構造が好ましい。
例えば、所定の嵌合構造は、凹凸構造が用いられる。図1~5に示す例では、アンダーリム146側に凹部(貫通孔)の第1取付構造200Aが形成され、フロント140側に凸部の第2取付構造200Bが形成される。
例えば、図1~5に示す例では、アイウエア100の使用者の鼻に近接するアンダーリム146の第1領域部分に凹部の第1取付構造200Aが形成され、アイウエア100の使用者の鼻に近接するフロント140の第2領域に凸部の第2取付構造200Bが形成される。フロント140側の第2取付構造200Bの凸部が、アンダーリム146側の第1取付構造200Aの凹部に嵌め込まれることにより、フロント140は、アンダーリム146に取り付けられる。なお、アンダーリム146に凸部、フロント140に凹部が設けられてもよい。
上記構成によれば、フロント140がアンダーリム146に取り付けられる際に、アンダーリム146のブリッジ142A付近を内側に押して(F1の力で押して)、ブリッジ142A部分を内側に撓ませる(例えば図2参照)。F1の力により内側に撓んでいる第1取付構造200Aに対し、第2取付構造200Bを嵌め込むことにより、フロント140がアンダーリム146に取り付けられる(例えば図4参照)。
また、図4に示す例では、撓んだアンダーリム146部分が元に戻る反作用の力F2が生じ、この反作用の力F2により、第1取付構造200Aと第2取付構造200Bとの結合力がより強くなる。
これにより、テンプル180の開閉時又はアイウエア100の装着時等に、変形しにくいブリッジ142周辺の位置でフロント140が取り付けられているため、フロント140が意図せずに外れてしまうことを防止することができる。換言すると、テンプル180の広がり等に影響を受けにくい位置でフロント140が取り付けられているため、フロント140が取り付けられた状態でも、アイウエア100の安定的な装着が可能となる。
さらに、アイウエア100の装着時には、ブリッジ142部分に使用者の鼻が位置するため、このブリッジ142部分は、内側には撓みにくく、むしろ鼻筋により外側に広がる方向に力を受けやすい。したがって、第1取付構造200A及び第2取付構造200Bは、より外れにくくなる。
なお、第1取付構造200Aは、左右のアンダーリム部146L、146Rのそれぞれに対して少なくとも2つ設けられてもよく(図3等の例)、この場合、一方のアンダーリム部146R又は146Lに設けられる少なくとも2つの各取付構造は所定距離(例、0.5cm)以上離されてもよい。また、図2及び4によれば、取り付け時に、ブリッジ142A寄りの位置よりも左右のアンダーリム部146L、146R寄りの位置の方がX方向により撓むため、撓ませることによる元に戻る反作用の力は、左右のアンダーリム部146L、146R寄りの位置の方がより強い。よって、少なくとも1つの第1取付構造200Aは、左右のアンダーリム部146L、146R寄りの位置に設けられるとよい。これにより、第1取付構造200Aと第2取付構造200Bの結合力がより強くなる。
また、少なくとも2つの第1取付構造200A及び第2取付構造200Bは、フロント140又はフレーム120のブリッジ142から所定距離以内の位置に設けられてもよい(例えば図2~5参照)。例えば、所定距離以内とは、中央位置C1から使用者の鼻筋の長さの平均値に対応する距離などである。
また、上述したとおり、フロント140又はアンダーリム146に対して着脱可能なノーズパッド144を備えてもよい。ノーズパッド144は、鼻盛りタイプでもクリングスタイプでもどちらでもよい。着脱方法は、ネジ止めや凹凸部の嵌合によるものなど、公知の方法でよい。
これにより、使用者の鼻の形状、サイズ等に応じて、使用者自身がノーズパッド144を選択することができる。その結果、アイウエア100は、使用者の好み等に合わせたカスタマイズが可能になる。
<フロント140及びアンダーリム146のYZ断面>
次に、図6A及びBを用いて、フロント140及びアンダーリム146(アンダーリム部146R)のYZ断面の形状について説明する。図6A及び図6Bに示すYZ断面は、図2におけるA1の位置でのYZ断面を示す。
図6Aは、実施形態にかかるフロント140及びアンダーリム146のYZ断面の例1を示す図である。図6Aに示す例では、Y1方向からY2方向に対し、アンダーリム146は段差を有している。例えば、アンダーリム146のY1側のZ方向の厚さをW1とし、Y2側のZ方向の厚さをW2とすると、W1<W2となる。
このとき、フロント140の下部は、アンダーリム146の厚さW1を有するステップ(「ステップA」とする)の上面S1の上に位置決めされる。また、厚さW2のステップ(「ステップB」とする)と厚さW1のステップAとにより生じる壁V1により、フロント140の下部は、Y2方向の後方への移動が規制される。
ここで、フロント140取り付け時のアイウエア100において、フロント140の下部のリムが、アンダーリム146の面S1の上に配置されることで、アイウエア100としてのリム部分が形成される。このとき、前方からアイウエア100を見た場合、フロント140の下部は、アンダーリム146の厚さが薄いステップAの面S1の上に位置されるため、アイウエア100のアンダーリム部分として、Z方向の厚さを軽減することができる。この結果、アイウエア100としての上のリム部分(フロント140のブリッジ142Bを挟む左右の上側のリム部分)と、下のリム部分(フロント140のブリッジ142Bを挟む左右の下側のリム部分+ステップAの厚さW1)のZ方向の厚さの違いによる外観上の違和感、すなわち正面視におけるアンダーリム部分の厚すぎる印象を軽減することができる。さらに、ステップAからステップB方向の壁V1により、フロント140のY2方向の移動が規制され、フロント140の位置ずれが起こりにくい。なお、図6Aに示す例では、ステップAがY1方向、ステップAよりも厚さが厚いステップBがY2方向に位置するが、この位置関係が逆でも同様の効果が得られる。すわなち、ステップBがY1方向、ステップAがY2方向に位置してもよい。この場合、フロント140のY1方向の移動が壁V1により規制される。
図6Bは、実施形態にかかるフロント140及びアンダーリム146(アンダーリム部146R)のYZ断面の例2を示す図である。図6Bに示す例では、アンダーリム146は、Z1方向(上方)の面に凹部を有し、フロント140の下部のリム部分には、Z2方向(下方)の面に凸部を有する。
上記構成の場合、アンダーリム146の第1取付構造200Aに、フロント140の第2取付構造200Bが取り付けられる際に、フロント140の下部のリム部分の凸部が、アンダーリム146の凹部に嵌め込まれて取り付けられる。これにより、フロント140は、Y方向において位置ずれが規制され、フロント140のY方向の位置ずれが起こりにくい。なお、凹部はフロント140に、凸部はアンダーリム146に形成されてもよい。
図6A及び図6Bに示す例によれば、アンダーリム146は、所定領域に設けられる凹部又は段差部を有してもよい。また、フロント140は、アンダーリム146の凹部又は段差部の位置に対応する位置に、凹部又は段差部に位置決めされる凸部又は下部(下方の端部)が設けられてもよい。
また、所定領域は、アンダーリム146の中央位置C1と各中心位置CL1、CR1との間に設けられてもよい。例えば、アンダーリム146の中央側の下部の一部に段差や凹部が設けられてもよい。この場合、アンダーリム146の外側に行くにつれ、段差や凹部が徐々になくなるように形成されてもよい。
これにより、フロント140の位置決め機構においても、テンプル180の開閉時、又はテンプル180の装着時等に、ヨロイ147部分に加わる変形により生じる力の影響を受けにくくすることができ、フロント140が外れにくくなり、安定的なアイウエア100の装着を可能とする。
<取付構造の変形例>
次に、第1取付構造の変形例について図7を用いて説明する。図7Aは、実施形態に係る他の第1取付構造200A1及びブリッジ142Aを示す側面図である。図7Bは、実施形態に係る他の第1取付構造200A1及びブリッジ142Aを示す斜視図である。図7A及び7Bに示す例では、第1取付構造200A1は、アンダーリム146のブリッジ142A周辺の上面から上方に突出し、X方向において所定の長さ(例えば3cmなど)を有する凸部である。フロント140には、第1取付構造200A1に対応する位置に、凹部を含む第2取付構造(不図示)が設けられる。なお、第1取付構造200Aに凹部、第2取付構造に凸部が設けられてもよい。
これにより、テンプル180の開閉に影響を受けにくいブリッジ142A部分においてフロント140を取り付けることができ、さらに、第1取付構造及び第2取付構造がX方向において所定の長さを有することで、フロント140がアンダーリム146に対してX方向とY方向を含む平面(水平面)で回転することを防止することができる。かかる構成によれば、第1取付構造200A1は、アンダーリム146に対して少なくとも1つ設けられればよい。また、1つの取付構造200A1により、フロント140の回転を防止する構成としては、第1取付構造200A1の形状を上面視において三角、四角などの丸以外の形状にしてもよい。例えば、図7A及び7Bでは、第1取付構造200A1の形状は、上面視において、X方向が長手方向となる四角の形状である。
<流通形態>
上述したアイウエア100について、アンダーリム型のフレーム120をアイウエア100として流通させることが可能であり、また、取り付け可能なフロント140単体でも流通させることが可能であり、アンダーリム型のフレーム120と、取り付け可能なフロント140とをセットにしたアイウエア100としても流通させることが可能である。
アンダーリム型のフレーム120をアイウエア100として流通させる場合、アイウエア100は、アンダーリム型のフレーム120と、フレーム120に含まれるアンダーリム146と、アンダーリム146の中央位置C1と各外側端部EL1、ER1との各中心位置CL1、CR1よりも、中央位置C1側のアンダーリム146に設けられる少なくとも2つの第1取付構造200Aであって、フロント140に取り付け可能な少なくとも2つの第1取付構造200Aと、を備える。
また、取り付け可能なフロント140単体で流通させる場合、フロント140は、アイウエア100のフレーム120に含まれるアンダーリム146の中央位置C1と各外側端部EL1、ER1との各中心位置CL1、CR1よりも、中央位置C1側のアンダーリム146に設けられる少なくとも2つの第1取付構造200Aに取り付け可能であり、少なくとも2つの第1取付構造200Aの位置に対応するフロント140の位置に設けられる少なくとも2つの第2取付構造200Bを備える。換言すると、フロント140は、フロント140に含まれるブリッジ142B近傍に、アイウエア100に含まれるアンダーリム146に取り付け可能な少なくとも2つの第2取付構造200Bを備える。
<変形例>
以上、本発明について各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 アイウエア
120 フレーム
140 フロント
142 ブリッジ
144 ノーズパッド
146 アンダーリム
147 ヨロイ
180 テンプル
200A、200A1 第1取付構造
200B 第2取付構造

Claims (9)

  1. アンダーリム型のフレームと、
    前記フレームに含まれるアンダーリムと、
    前記アンダーリムに取り付け可能なフロントと、
    前記アンダーリムの中央位置と各外側端部との各中心位置よりも、前記中央位置側の前記アンダーリムに設けられるの第1取付構造と、
    前記第1取付構造に取り付け可能であり、前記第1取付構造の位置に対応する前記フロントの位置に設けられる第2取付構造と、
    を備えるアイウエア。
  2. 前記第1取付構造は、前記アイウエアの使用者の鼻に近接するアンダーリムの第1領域に設けられる、請求項1に記載のアイウエア。
  3. 前記フロント又は前記アンダーリムに対して着脱可能なノーズパッドと、
    を備える請求項1又は2に記載のアイウエア。
  4. 前記アンダーリムは、所定領域に設けられる凹部又は段差部を有し、
    前記フロントは、前記凹部又は前記段差部の位置に対応する位置に設けられ、前記凹部又は前記段差部に位置決めされる凸部又は下部を有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のアイウエア。
  5. 前記所定領域は、前記中央位置と前記各中心位置との間に設けられる、請求項4に記載のアイウエア。
  6. 前記第1取付構造及び前記第2取付構造は、所定の嵌合構造、磁石を用いる構造、及び面ファスナーを用いる構造のいずれかを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のアイウエア。
  7. 前記第1取付構造は、前記アンダーリムに含まれる一対のアンダーリム部それぞれに、少なくとも1つ設けられる、請求項1から6のいずれか一項に記載のアイウエア。
  8. アンダーリム型のフレームと、
    前記フレームに含まれるアンダーリムと、
    前記アンダーリムの中央位置と各外側端部との各中心位置よりも、前記中央位置側の前記アンダーリムに設けられる第1取付構造であって、フロントに取り付け可能な前記第1取付構造と、
    を備えるアイウエア。
  9. アイウエアのフロントであって、
    前記アイウエアに含まれるアンダーリムの中央位置と各外側端部との各中心位置よりも、前記中央位置側の前記アンダーリムに設けられる第1取付構造に取り付け可能であり、第1取付構造の位置に対応する前記フロントの位置に設けられる第2取付構造を備えるフロント。
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