JP3148577U - 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット - Google Patents

複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット Download PDF

Info

Publication number
JP3148577U
JP3148577U JP2008008575U JP2008008575U JP3148577U JP 3148577 U JP3148577 U JP 3148577U JP 2008008575 U JP2008008575 U JP 2008008575U JP 2008008575 U JP2008008575 U JP 2008008575U JP 3148577 U JP3148577 U JP 3148577U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
frame
attached
lens frame
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008008575U
Other languages
English (en)
Inventor
欣治 竹田
欣治 竹田
由紀子 郡
由紀子 郡
Original Assignee
株式会社タケダ企画
欣治 竹田
欣治 竹田
由紀子 郡
由紀子 郡
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タケダ企画, 欣治 竹田, 欣治 竹田, 由紀子 郡, 由紀子 郡 filed Critical 株式会社タケダ企画
Priority to JP2008008575U priority Critical patent/JP3148577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148577U publication Critical patent/JP3148577U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

【課題】細身の樹脂製レンズ枠体を具えながら強度に優れ、樹脂と金属との複合による装飾性向上も達成し得る複合型眼鏡を提供する。【解決手段】柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体2と、レンズ枠体2に取り付けられるレンズ3と、レンズ枠体2に取り付けられる金属製の縁枠部材5と、レンズ枠体2に取り付けられるコード部材6,6を具える。レンズ枠体2は、一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されている。縁枠部材5は、嵌合溝13の上側部分16に嵌め入れられた左右の縁枠片30,30相互が連結片31で連結されている。レンズ枠7にレンズ3が嵌め入れられた状態で、嵌合溝13の下側部分55に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が縁枠片30の一端部分に止着される。コード部材6の他方の端部分57が、ブリッジ9を貫通する挿通孔20に挿通され連結片31に止着される。【選択図】図11

Description

本考案は、樹脂と金属とを複合させた複合型眼鏡に関するものであり、又、該複合型眼鏡を構成するための複合型眼鏡枠セットに関するものである。
レンズを保持する左右一対のレンズ枠相互をブリッジで連結してなる眼鏡枠を具える眼鏡としては、例えば特許文献1が開示するような、眼鏡枠の全体を樹脂製とした樹脂製眼鏡枠を具えるものや、例えば特許文献2が開示するような、全体を金属製とした金属製眼鏡枠を具えるものが一般的であるが、樹脂製のレンズ枠に金属製の装飾片をビスで固定してなる複合型眼鏡枠を具える眼鏡も提供されている。
前記樹脂製眼鏡枠は、樹脂の色合いや模様、風合を生かして装飾性に富む眼鏡を構成できる利点がある反面、眼鏡枠が単一素材からなるために飽きがきやすい問題があった他、眼鏡枠を丈夫に構成するためには各部を厚くをせざるを得ず眼鏡が重くなる問題があった。又、眼鏡枠を細身に形成してこれにレンズを装着せんとする場合は、装着したレンズが外れやすい他、細身の眼鏡枠は強度的に不安定で折損しやすかった。かかることから、細身の樹脂製眼鏡枠を形成し難く、デザイン上の制約を伴う問題もあった。
又、前記金属製眼鏡枠を具える眼鏡にあっては、細身で強度のある眼鏡枠を軽量に構成できる利点がある反面、着色による表面装飾はメッキや塗装、電着塗装によらざるを得ず、これらの装飾手段では、樹脂の風合は表現し難く、装飾性に限界があった。
又、樹脂と金属とを組み合わせてなる前記複合型眼鏡枠を具える眼鏡によるときは、樹脂による装飾性と金属による装飾性の双方を発揮させて装飾効果を上げ得る利点がある反面、金属製の装飾片を樹脂枠にビスで安定的に固定できるように樹脂部分と金属部分を共に厚く形成せざるを得ず、眼鏡を細身に形成し難くかった他、眼鏡が重くなる問題もあった。又、ビスが緩んで装飾片の取り付け部にガタツキが発生したり装飾片が脱落する恐れがある等、装飾片の取り付け状態が不安定しやすかった。
特開2007−156302(図4、図5) 実開平4−190317号(第1図)
本考案は、前記従来眼鏡の問題点に鑑みて開発されたものであり、樹脂と金属とを複合させることを基本として、細身の樹脂製レンズ枠体を具える眼鏡であっても、強度に優れ、しかも、樹脂と金属との複合による装飾性向上も期し得る複合型眼鏡の提供を課題とするものである。又、かかる複合型眼鏡を簡易に構成し得る複合型眼鏡枠セットの提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本考案は以下の手段を採用する。
即ち、本考案に係る複合型眼鏡は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡の他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、内周面にレンズ溝を有する左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその周方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの上面には、両レンズ枠の前記嵌合溝の上側部分に連なるように上面嵌合溝が設けられており、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の前記嵌合溝の上側部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記上面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、前記嵌合溝の下側部分に嵌め入れられたコード部材の一方の端部分が前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、内周面にレンズ溝を有する左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジにより連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその周方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの下面には下面嵌合溝が設けられており、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の前記嵌合溝の下側部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記下面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、前記嵌合溝の上側部分に嵌め入れられたコード部材の一方の端部分が前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその長さ方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの上面には上面嵌合溝が設けられており、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の前記嵌合溝の全体又は一部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記上面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡のその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその長さ方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの下面には下面嵌合溝が設けられており、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の前記嵌合溝の全体又は一部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記下面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とするものである。
前記の各複合型眼鏡において、前記縁枠部材はベータチタン製とするのが好ましい。
本考案に係る複合型眼鏡枠セットは、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられるコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡枠セットの他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなり、又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡枠セットのその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とするものである。
本考案に係る複合型眼鏡枠セットのその他の態様は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられた左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなる。又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズの外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とするものである。
前記の各複合型眼鏡枠セットにおいて、前記縁枠部材はベータチタン製とするのが好ましい。
(1) 本考案に係る複合型眼鏡は、柔軟な樹脂素材からなり且つ左右一対のレンズ枠相互がブリッジにより連結されてなるレンズ枠体と、該レンズ枠体の左右のレンズ枠に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体の左右のレンズ枠の夫々の外周面に取り付けられる左右の縁枠片を具えた金属製の縁枠部材と、該レンズ枠の外周面又は該レンズのレンズ周面に取り付けられるコード部材とを具える。かかることから本考案によるときは、細身の樹脂製レンズ枠体を具えながら強度に優れ、しかも、樹脂と金属との複合による装飾性向上も期し得る複合型眼鏡を構造簡素に提供できることとなる。
これをより具体的に説明すれば、樹脂の色合いや風合いを生かしつつ樹脂と金属との複合による装飾性向上が図られた複合型眼鏡を提供できることになる。そして、レンズ枠の外周面又はレンズ周面に取り付けられたコード部材を締め付けることにより、レンズが取り付けられたレンズ枠体を金属製の縁枠片で効果的に補強できる。しかも、金属製の縁枠部材を従来のようにビス固定することを要さずにレンズ枠体に簡易且つ確実に固定できるのであり、構造簡素な複合型眼鏡を提供できることになる。
このようなことから本考案によるときは、強度の弱い細身のレンズ枠体を用いる場合であっても、金属製の縁枠部材でレンズ枠体を効果的に補強でき、従って、細身に形成されて軽量であるも強度に優れる複合型眼鏡を、構造簡素に提供できることになる。
(2) レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互をブリッジで連結し該環状のレンズ枠にレンズを嵌着する構成の複合型眼鏡にあっては、レンズの外周面の一部分に取り付けられるレンズ枠を具えるレンズ枠体を用いて複合型眼鏡を構成する場合とは異なり、レンズの厚さに制約されずに、より太いコード部材を用いることが可能となり、従って、レンズが嵌着されたレンズ枠体の強度を一層向上させることができる。
(3) レンズの外周面の一部分にレンズ枠を取り付けてなる複合型眼鏡における場合も、コード部材の端部分を該レンズ枠に止着するのではなく、該端部分を、該レンズ枠の外周面に取り付けられた金属製の縁枠片に止着するため、強度に優れた複合型眼鏡(レンズをコード部材で直接固定する方式の縁無し眼鏡)を構成できることになる。
(4) 本考案に係る複合型眼鏡枠セットによるときは、前記複合型眼鏡を簡易に構成できる利点がある。
図1〜2において本考案に係る複合型眼鏡1は、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体2と、該レンズ枠体2に取り付けられる一対のレンズ3,3と、該レンズ枠体2に取り付けられる金属製の縁枠部材5と、該レンズ枠体2に取り付けられる一対のコード部材6,6とを具えるものである。
該レンズ枠体2は、図3〜4に示すように、左右のレンズ3,3が嵌着される左右一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されてなる。該レンズ枠7,7の内周面8には夫々、前記レンズ3の外周縁部10を嵌め入れるためのレンズ溝11が周方向に連続して設けられている。又、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12に、前記ブリッジ9で途切れる嵌合溝13,13が、該外周面12に、その周方向に連続して設けられている。そして前記ブリッジ9の上面14には、該レンズ枠7,7の嵌合溝13の上側部分16,16の内端17,17に連なるように上面嵌合溝19が設けられている。
そして、前記ブリッジ9の左右の端部分15,15には、図5(A)(B)に示すように、該端部分15,15を上下方向に貫通する挿通孔20,20が設けられている。該挿通孔20の上端21は、前記上面嵌合溝19の溝底22の前後方向中央部位で開放されており、前記嵌合溝13,13の上下の内端は、対応の挿通孔20によって連通されている。本実施例においては、前記嵌合溝13の下側部分55を構成する内側部分75の傾斜延長線上に前記挿通孔20が連なるように、前記挿通孔20を、前記端部分15を斜めの上下方向で貫通するように設けている。
本実施例においては図5(A)(B)に示すように、前記レンズ枠7,7の夫々に関して、前記上面嵌合溝19の溝底22の前記上端21の近傍には、前記コード部材6の他方の端部分57の端部57aを後述のように(図16(A))納めるための凹部18が設けられている。そして、前記上面嵌合溝19の内側(顔面側)の溝壁部24が欠切されて矩形状の欠切部28が設けられている。又、図6(A)に示すように、前記嵌合溝13の上側部分16を構成する外側の屈曲部25の上下部においては、前記嵌合溝13の溝底22に、前記コード部材6の一方の端部分56を後述のように(図12(B)(C))納めるための凹部28が設けられている。そして、前記嵌合溝13の内側(顔面側)の溝壁部26が欠切されて矩形状の欠切部27,27が設けられている。
かかる構成を有するレンズ枠体2は細身に形成される。例えば図3(B)に示すように、前記レンズ枠7の縁部29の平面幅L1が例えば2.8〜3.2mm程度に設定されると共に、レンズ枠7の縁部29の正面幅L2が例えば1.7〜2.0mm程度に設定される。そして該レンズ枠体2は、例えば、アセテートやセルロイド、ナイロン、エンジニアリングプラスチック等からなる柔軟で弾力性を有する樹脂素材を用いて、レーザー加工による切削や、射出成形等の加工によって形成することができる。
金属製の前記縁枠部材5は、本実施例においては、丈夫で弾力性のある金属素材からなるもの、例えばベータチタン製のものであり、例えば0.6〜0.8mm程度の薄肉に形成されており、図1〜2、図5(B)(C)に示すように、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13,13の上側部分16,16に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。本実施例においては、該縁枠部材5の厚さを、前記嵌合溝13の溝深さ、前記上面嵌合溝19の溝深さに等しく設定している。該縁枠部材5の表面は、金メッキや電着塗装などを施すことによって適宜装飾するのがよい。
そして図6(B)(C)に示すように、該左右の縁枠片30,30の外枠部分32,32は、前記嵌合溝13,13の前記外側の屈曲部25,25に嵌め入れられる。なお本実施例においては、図2に示すように、強度の必要な前記連結片31や前記外枠部分32,32は、平面幅を比較的大きく設定しているが、左右の縁枠片30,30の中間部分33,33の平面幅は、比較的小さく設定している。本実施例において該中間部分33,33の平面幅を比較的小さく設定しているのは、縁枠片30の中間部分33の弾性変形性を良好にして、後述のようにコード部材6を締め付けたときに、該中間部分33がレンズ枠7の前記嵌合溝13の上側部分16に馴染みやすくするためであり、又、眼鏡のデザイン性を考慮してのものである。
そして本実施例においては図2、図7に示すように、前記連結片31の左右端側においてパッド連結アーム35,35が一連に突設されている。該パッド連結アーム35,35は、水平突出部36,36の先端で、下方突出部37,37が、前記レンズ枠7,7の内側縁部39,39に沿うように斜め下方に延設されている。又、前記左右の縁枠片30,30の外枠部分32,32にはテンプル連結片40,40が一連に突設されている。該テンプル連結片40,40は、本実施例においては図8に示すように、後方に向けて外方に突出する上下の傾斜水平突出片41,41の前端42,42が前記外枠部分32に連設されている。そして、該上下の傾斜水平突出片41,41の前端部分43,43は、図6(B)に示すように、前記上下の欠切部27,27に嵌まり込んだ状態となされている。
又、前記左右の縁枠片30,30の前記外枠部分32,32の下端部45,45には、図8に示すように、その上下に小間隔をおいて上下の止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図7に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が夫々設けられている。
かかる構成を有する縁枠部材5は、本実施例においては例えば図9に示すように、薄肉金属板47を打ち抜いて形成された縁枠基材48を適宜屈曲して形成されている。該縁枠基材48は、前記連結片31を構成する連結片形成板部49の左右に、前記左右の縁枠片30,30を形成する左右の縁枠片形成板部50,50が連設されている。又、該連結片形成板部49の左右端に位置させて、前記パッド連結アーム35,35を形成するパッド連結アーム形成板部51,51が連設されている。そして、前記左右の縁枠片形成板部50,50の両端部分52,52に、前記テンプル連結片形成板部53,53が連設されている。なお前記止め孔46,46、46,46は、前記打ち抜き工程で同時に形成できる。
又、前記コード部材6,6は、本実施例においては0.5mm〜0.8mmの径を有するナイロン糸を用いて形成されている。
然して、かかる構成を有するレンズ枠体2と左右のレンズ3,3と縁枠部材5と左右のコード部材6,6とを用いて複合型眼鏡1を構成するに際しては、図10に示すように、前記レンズ枠体2の左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3を嵌め入れる。このレンズ3の嵌め入れは、該レンズ枠体2が前記のように、柔軟な樹脂素材を用いて細身に形成されていて左右のレンズ枠7,7が弾性変形容易であるため、該レンズ枠7に対するレンズ3の嵌め入れを容易に行うことができる。この状態で、前記レンズ枠体2の前記嵌合溝13の上側部分16に前記左右の縁枠片30,30を嵌め入れると共に前記上面嵌合溝19に前記連結片31を嵌め入れる。
そして左右のレンズ枠7,7に関し、図11〜12に示すように、前記嵌合溝13の下側部分55に嵌め入れられた前記コード部材(例えばナイロン糸)6の一方の端部分(外側の端部分)56を、例えば、前記縁枠片30の前記外枠部分32,32の下端部34,34に設けられた前記止め孔46,46に止着させるのであるが、その際、図12(B)(C)に示すように、該端部分56を、下の止め孔46aに内側から外側に向けて挿通させて後、上の止め孔46bに挿入して行う。この止着状態で、該一方の端部分56の先端部56aが前記凹部28に納められる。その結果、該外枠部分32を前記下側部分55に嵌め入れた状態で該一方の端部分56の止着が行われることになる。
又、前記コード部材6の他方の端部分(内側の端部分)57を、図11、図12(A)に示すように、前記挿通孔20を下から上に向けて挿通させて後、前記止め孔46,46に止着させるのであるが、その際、図12(A)に示すように、該端部分57を、前記左側の止め孔46cに下から上に向けて挿通させて後、該コード部材6に張力を付与した状態で、右側の止め孔46dに挿入して行う。この止着状態で、該他方の端部分57の先端部57aが前記凹部18に納められる。その結果、該連結片31を前記上面嵌合溝19に嵌め入れた状態で該他方の端部分57の止着が行われることになる。
このようにしてコード部材6の一方の端部分56と他方の端部分57を前記縁枠部材5の止め孔46a,46b、46c,46dに止着することにより、前記嵌合溝13の上側部分16に嵌め入れられた状態にある、丈夫で柔軟な弾力変形性を有する前記縁枠片30が、柔軟性を有する前記レンズ枠7の上側枠部分60に密着状態になると共に、前記嵌合溝13の下側部分55に嵌め入れられた状態にある、弾力性を有し且つ丈夫な前記コード部材6が前記下側部分55の溝底に密着状態となる。このように密着状態とされた該縁枠片30と該コード部材6とによって、レンズ3が嵌着されてなるレンズ枠7がその外周面12の周方向で、レンズ3を周方向に取り囲むように強固に締め付けられた状態となる。これによって、レンズ3が装着されたレンズ枠7は強度的に不安定なものであっても、該レンズ枠7に金属製の縁枠部材5が取り付けられることによって、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化し、レンズとレンズ枠とが強度的に安定状態で一体化した複合型眼鏡1が構成されることになるのである。
前記のように、挿通孔20が、図12(A)に示すように、前記嵌合溝13の下側部分55の傾斜部の上端55aに傾斜した直線状に連なるように設けられているため、前記コード部材6の他方の端部分57を無理なく止着でき、これによって、該一体化の安定性向上が図られるのである。
そして本考案においては、コード部材6の両端部分56,57を前記縁枠片30の内外の端部分に止着する構成を採用するため、縁枠部材5をレンズ枠7に固定するのに特別な固定手段を要することなく、該コード部材6を締め付けるだけで、縁枠片30がレンズ枠7の外周面12から外れる恐れなく縁枠部材5とレンズ枠7とを強固に一体化できるのである。
図1においては、前記テンプル連結片40の後端54に、蝶番片58を介してテンプル64が開閉可能に連結されている。該テンプル連結片40の形態は各種に構成できると共に、該テンプル64は、樹脂製でも金属製でもよく、その形態を問わない。
図13は、本考案に係る複合型眼鏡1の他の実施例を示すものであり、前記実施例における場合とは逆に、縁枠部材5をレンズ枠体2の下側に配置している。
より具体的に説明すれば、該複合型眼鏡1が、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体2と、該レンズ枠体2に取り付けられる左右のレンズ3,3と、該レンズ枠体2に取り付けられる金属製の縁枠部材5と、該レンズ枠体2に取り付けられる左右のコード部材6,6とを具える点は前記実施例における場合と同様である。
前記レンズ枠体2は、図13〜14、図16(A)に示すように、内周面8にレンズ溝11が周方向に連続して設けられている左右一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9により連結されてなり、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12に、前記ブリッジ9で途切れる嵌合溝13,13が、該外周面12に、その周方向に連続して設けられている。この点は前記と同様であるが、該ブリッジ9の下面61に下面嵌合溝62が設けられている点が前記と異なる。
そして前記縁枠部材5は、図13〜16に示すように、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13,13の下側部分55,55に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されている。該左右の縁枠片30,30の前記外枠部分32,32の上端部63,63には、図16(B)(C)に示すように、その上下に小間隔をおいて上下の止め孔46,46が設けられると共に、図16(A)に示すように、前記連結片31の左右端側に位置させて、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が夫々設けられている。
かかる構成を有する縁枠部材5は、前記実施例における場合と同様にして、薄肉金属板を打ち抜いて形成された縁枠基材48を適宜屈曲して形成することができる。
又、前記左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠7,7に関し、図16(B)(C)に示すように、前記嵌合溝13の上側部分16に嵌め入れられたコード部材6(例えばナイロン糸)の一方の端部分(外側の端部分)56が前記外枠部分32,32の上端部63,63に設けられた前記止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分(内側の端部分)57が、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に、上から下に向けて挿通され且つ前記連結片31の左右端側に設けられた前記止め孔46,46に止着されている。
このように止着されることにより、該縁枠片30と該コード部材6とによって、レンズ3が嵌着されてなるレンズ枠7が、その外周面12の周方向で強固に締め付けられた状態となる。これによって、図13に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図17〜18、図19〜20、図21〜22、図23〜24は、左右一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されてなるレンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものである。
図17〜18に示す複合型眼鏡1を構成するレンズ枠体2は、内周面8にレンズ溝11が周設されてなり、左右一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9により連結されている。そして、該レンズ枠7,7の夫々の外周面12,12に、前記ブリッジ9で途切れる嵌合溝13,13が、該外周面12に、その周方向に連続して設けられると共に、前記ブリッジ9の上面14に上面嵌合溝19が設けられている。又、該複合型眼鏡1を構成する縁枠部材5の左右の縁枠片30,30は比較的短く形成されており、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13,13の上側部分16の一部分65に嵌め入れられた左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。
そして、前記左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠7,7に関して、前記嵌合溝13の前記一部分65を除いた残余部分66に取り付けられたコード部材6の一方の端部分56が、図18(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図18(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に下から上に向けて挿通され、且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図17に示すような、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図19〜20に示す複合型眼鏡1を構成するレンズ枠体2は、内周面8にレンズ溝11が周設されてなり、左右一対の環状のレンズ枠7,7相互がブリッジ9により連結されている。そして、該レンズ枠7,7の夫々の外周面12,12に、前記ブリッジ9で途切れる嵌合溝13,13が、該外周面12に、その周方向に連続して設けられると共に、前記ブリッジ9の下面61に下面嵌合溝62が設けられている。又、該複合型眼鏡1を構成する縁枠部材5の左右の縁枠片30,30は、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13,13の下側部分55,55の一部分69,69に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されてなる。
そして、前記左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠7,7に関して、前記嵌合溝13の前記一部分69を除いた残余部分70に取り付けられたコード部材6の一方の端部分56が、図20(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図20(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され、且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図19に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図21〜22は、上面嵌合溝19が設けられてなる前記レンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1の他の実施例を示すものである。該複合型眼鏡1を構成する縁枠部材5は、左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13の内、その上側部分16と、外側部分71と、該外側部分71に連なる下側部分55の一部分73に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられた連結片31で連結されてなる。そして、該左右の縁枠片30,30の夫々の端部分67,67には、図22(B)(C)に示すように、その長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図22(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が夫々設けられている。
そして、前記左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠7,7に関して、前記嵌合溝13の残余部分(下側部分55の内側部と内側部分75)70に嵌め入れられたコード部材(例えばナイロン糸)6の一方の端部分(外側の端部分)56が、図22(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分76に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分(内側の端部分)57が、図22(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に下から上に向けて挿通され、且つ、前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図21に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図23〜24は、下面嵌合溝62が設けられてなるレンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものである。該複合型眼鏡1を構成する縁枠部材5は、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13の内、その下側部分55,55と内側部分75と外側部分71と、該外側部分71に連なる上側部分16の外側部77に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられた連結片31で連結されてなり、図24(B)(C)に示すように、該縁枠片30の端部分67に2個の止め孔46,46が縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図24(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が小間隔をおいて設けられている。
そして、前記左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠7,7に関して、前記嵌合溝の残余部分(上側部分16の一部分)70に嵌め入れられたコード部材(例えばナイロン糸)6の一方の端部分(外側の端部分)56が、図24(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分(内側の端部分)57が、図24(A)に示すように、前記ブリッジ9を上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され、且つ、前記連結片31に設けられた前記止め孔46,46に止着されることによって、図23に示すような、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図25は、本考案に係る複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものであり、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体2と、該レンズ枠体2に取り付けられるレンズ3,3と、該レンズ枠体2に取り付けられる金属製の縁枠部材5と、該レンズ3に取り付けられるコード部材6とを具える構成については前記実施例におけると同様である。
該レンズ枠体2は、図25〜27に示すように、左右のレンズ3,3のレンズ周面79の上の周面部分80に取り付けられる左右一対のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されている。本実施例においては左右のレンズ3,3に、そのレンズ周面79の周方向に連続して係合溝81が設けられており、該両レンズ枠7,7の内周面8には、該係合溝81に嵌め入れられる係合突条82が設けられている。又、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12,12にその長さ方向に嵌合溝13が設けられると共に、前記ブリッジ9の上面14には上面嵌合溝19が設けられている。
前記縁枠部材5は、図25〜27に示すように、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13,13の全体に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、左右の縁枠片30,30の端部分83,83には、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして図28に示すように、前記係合突条82が、前記レンズ3,3の係合溝81の上縁部分78,78に嵌め入れられることによって該レンズ3が該レンズ枠7に取り付けられた状態で、図25〜26に示すように、夫々のレンズ3に関し、該レンズ3のレンズ周面79に設けられている前記係合溝81の下縁部分85に嵌め入れられたコード部材(例えばナイロン糸)6の一方の端部分56が、図29(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図29(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に、下から上に向けて挿通され、且つ、前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図25〜26に示すような、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図25においては、前記テンプル連結片40の後端54に、蝶番片58を介してテンプル64が開閉可能に連結されている。該テンプル連結片40の形態は各種に構成できると共に、該テンプル64は、樹脂製でも金属製でもよく、その形態を問わない。
図30〜31は、本考案に係る複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものであり、前記実施例4における場合とは逆に、縁枠部材5をレンズ枠体2の下側に配置している。
より具体的に説明すれば、該複合型眼鏡1が、柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体2と、該レンズ枠体2に取り付けられる左右のレンズ3,3と、該レンズ枠体2に取り付けられる金属製の縁枠部材5と、該レンズ枠体2に取り付けられる左右のコード部材6,6とを具える点は前記実施例における場合と同様である。
該レンズ枠体2は、図30〜31に示すように、左右のレンズ3,3のレンズ周面79の内側の周面部分74と、その下の周面部分88と、該下の周面部分88の端部に連なる、レンズ周面79の外側の周面部分86の下側部に亘る如く取り付けられた左右一対のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されている。該左右のレンズ3,3のレンズ周面79,79には、前記と同様にしてその長さ方向に係合溝81が設けられており、該レンズ枠7,7の内周面8には、図32に示すように、該係合溝81に嵌め入れられる係合突条82が設けられている。そして図33に示すように、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12,12にその長さ方向に嵌合溝13,13が設けられると共に、前記ブリッジ9の下面61には下面嵌合溝62が設けられている。
又、前記縁枠部材5は、図30〜33に示すように、前記左右のレンズ枠7,7の前記嵌合溝13の全体に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されてなる。
そして図30〜31に示すように、前記係合溝81に前記係合突条82を嵌め入れることにより左右のレンズ枠7,7にレンズ3,3が取り付けられた状態で、夫々のレンズ3,3に関し、該レンズ3のレンズ周面79に設けられた前記係合溝81の上縁部分78と、前記係合溝81の外縁部分92の上側部に取り付けられたコード部材(例えばナイロン糸)6の一方の端部分(外端部分)56が、図31(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分(内端部分)57が、図31(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され、且つ、前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図30に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図34〜35、図36〜37、図38〜39、図40〜41、図42〜43、図44〜45、図46〜47、図48〜49は、レンズをコード部材でレンズ枠7に止着して構成された複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものである。
図34〜35は、上面嵌合溝19が設けられた前記レンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものであり、図25に示す複合型眼鏡1よりも縁枠片30の長さが短く形成されている。そして、前記レンズ3の係合溝81の内、内縁部分91の下側部と、下縁部分85と、外縁部分92の下側部と、前記レンズ枠7の嵌合溝13の外側部分71に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図35(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図35(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に、下から上に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図34に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図36〜37は、下面嵌合溝62が設けられた前記レンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1のその他の実施例を示すものであり、図30〜31に示す複合型眼鏡1よりも、縁枠部材5を構成する縁枠片30の長さが短く形成されている。即ち、該縁枠片30は、前記嵌合溝13の内、内側部分75と、その下端に連なる下側部分55の内側部に連なる縁枠片30,30相互が連結片31で連結されてなる。
そして、左右のレンズ3,3の係合溝13の内、上縁部分78と、外縁部分92の上側部と、前記レンズ枠7の嵌合溝13の外側部に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図37(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図37(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図36に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図38〜39は、左右のレンズ3,3のレンズ周面79に設けられた係合溝81の内縁部分91と、上縁部分78の内側部と、下縁部分85の内側部分に取り付けられるU字状を呈する左右のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されてなり、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12に、該ブリッジ9で途切れた状態でその長さ方向に嵌合溝13が設けられると共に、該ブリッジ9の上面14に上面嵌合溝19が設けられてなるレンズ枠体2を用いてなる複合型眼鏡1を示すものである。
本実施例においては、該レンズ枠体2に取り付けられる縁枠部材5は、前記レンズ枠7,7の前記嵌合溝13の上側部分16,16の全体に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、左右の縁枠片30,30の端部分67,67には、図39(B)(C)に示すように、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図39(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして、前記レンズ3に設けられている前記係合溝81の上縁部分78の外側部と、外縁部分92と、下縁部分85の外側部と、前記レンズ枠7の嵌合溝13の下側部分55と内側部分75にコード部材6が嵌め入れられた状態で、該コード部材6の一方の端部分56が、図39(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図39(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に下から上に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図38に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図40〜41は、U字状を呈するレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されると共に、該レンズ枠7,7の外周面12に、該ブリッジ9で途切れた状態でその長さ方向に嵌合溝13が設けられると共に、該ブリッジ9の下面61に下面嵌合溝62が設けられてなるレンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1を示すものである。
本実施例においては、該レンズ枠体2に取り付けられる縁枠部材5は、前記レンズ枠7,7の前記嵌合溝13の下側部分72の全体に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、前記左右のレンズ3,3の前記係合溝81の内、下縁部分85の外側部と、それに連なる外縁部分92と、それに連なる上縁部分78の外側部と、前記嵌合溝13の上側部分16に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図41(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(下端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図41(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図40に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図42〜43は、左右のレンズ3,3の前記係合溝81,81の内、上縁部分78と、それに連なる外縁部分92と、それに連なる下縁部分85の外側部に前記係合突条82を嵌め入れることによって左右のレンズ3,3のレンズ周面の一部分に取り付けられた左右一対のレンズ枠7,7相互がブリッジ9で連結されてなるレンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1を示すものである。そして、該レンズ枠7,7の外周面12に、その長さ方向に嵌合溝13が設けられると共に、該ブリッジ9の上面14に上面嵌合溝19が設けられている。
本実施例においては、該レンズ枠体2に取り付けられる縁枠部材5は、前記レンズ枠7,7の前記嵌合溝13の全体に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして図43(B)(C)に示すように、左右の縁枠片30,30の端部分67,67には、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図43(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして、前記レンズ3に設けられている前記係合溝81の内、内縁部分91と、下縁部分85に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図43(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図43(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に下から上に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図42に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図44〜45は、基本的には図42〜43に示す複合型眼鏡1の構成と同様であるが縁枠部材5の構成が異なる。該縁枠部材5は、前記レンズ枠7,7の前記嵌合溝13の上側部分16と外側部分71の上側部に嵌められる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記上面嵌合溝19に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、左右の縁枠片30,30の端部分67,67には、図45(B)(C)に示すように、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図45(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして、前記レンズ3に設けられている前記係合溝81の内、内縁部分91と、下縁部分85の内側部と、前記縁枠片30に設けられた嵌合溝13の下側部分55と外側部分71の下側部に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図45(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図45(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に下から上に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図44に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図46〜47は下面嵌合溝62を具えるレンズ枠体2を用いて構成された複合型眼鏡1の他の実施例を示すものであり、レンズ枠体2は、左右のレンズ3,3のレンズ周面79,79に設けられている係合溝81,81の内、内縁部分91とそれに連なる下縁部分85とそれに連なる外縁部分92とそれに連なる上縁部分78の外側部に嵌め入れられる左右のレンズ枠7,7の内端相互が、ブリッジ9により連結されてなる。
そして、該両レンズ枠7,7の夫々の外周面12,12にその長さ方向に嵌合溝13,13が設けられると共に、前記ブリッジ9の下面61には下面嵌合溝62が設けられている。
前記縁枠部材5は、左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、左右の縁枠片30,30の端部分67,67には、図47(B)(C)に示すように、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図47(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして、前記レンズ3に設けられている前記係合溝81の内、前記上縁部分80の内側部に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図47(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図47(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に上から下に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図46に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
図48〜49は、基本的には図46〜47に示す複合型眼鏡1の構成と同様であるが縁枠部材5の構成が異なる。該縁枠部材5は、前記レンズ枠7,7の前記嵌合溝13の内側部分75と下側部分55と外側部分71の下側部に嵌め入れられる左右の縁枠片30,30の内端相互が、前記下面嵌合溝62に嵌め入れられる連結片31で連結されている。そして、左右の縁枠片30,30の端部分67,67には、図49(B)(C)に示すように、該縁枠片30の長さ方向に小間隔をおいて止め孔46,46が設けられると共に、前記連結片31の左右端側に位置させて、図49(A)に示すように、左右に小間隔をおいて左右の止め孔46,46、46,46が設けられている。
そして、前記レンズ3に設けられている前記係合溝81の上縁部分78に嵌め入れられたコード部材6の一方の端部分56が、図49(B)(C)に示すように、前記縁枠片30の端部分(外端部分)67に設けられた止め孔46,46に止着されると共に、該コード部材6の他方の端部分57が、図49(A)に示すように、前記ブリッジ9を斜めの上下方向で貫通する挿通孔20に、上から下に向けて挿通され且つ前記連結片31に設けられた止め孔46,46に止着されることによって、図48に示すように、レンズ3とレンズ枠7と縁枠片30とコード部材6の全体が安定的に一体化した複合型眼鏡1が構成されることになる。
本考案は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 本考案において、金属製の前記縁枠部材5を構成する左右の縁枠片30,30を左右のレンズ枠7,7の夫々の外周面12,12に取り付けるに際し、該縁枠片30を該外周面12に設けた嵌合溝13に嵌め入れる場合は、前記コード部材6を介して該縁枠片30をレンズ枠7の外周面12に取り付けることができる限り、該縁枠片30の全体が嵌合溝13に嵌め入れられた状態とされないこともある。例えば、図12(A)に示されている凹部18や図12(B)(C)に示されている凹部28が設けられない場合は、前記コード部材6の太さに相当する分だけ、縁枠片30が嵌合溝13から突出することになる。
該縁枠片30をレンズ枠7の外周面12に取り付ける構成としては、例えば図50に示すように、レンズ枠7の外周面12に設けられた突条部100を該縁枠片30の内周面に設けた溝部101に嵌め入れることによって行うこともある。
(2) 前記コード部材6は、弾力性を有し且つ丈夫な細い線状材であれば、前記ナイロン糸の他、細い金属ワイヤ等のコード部材を用いることもできる。
(3) 前記コード部材6の一方の端部分56の、縁枠片30に設けた止め孔46に対する止着と、他方の端部分57の、連結片31に設けた止め孔46に対する止着は、何れを先に行なってもよい。図51は、止め孔46が1個の場合を示すものであり、コード部材6の一方の端部分56や他方の端部分57の端部に設けられた係止突部103が該止め孔46の縁部105に係合した止着状態となされている。
(4) 前記縁枠部材5は、金属製のものであり、前記したベータチタンの他、その他のチタン合金やステンレス等の丈夫で弾力性のある金属素材を用いて構成することもできる。
(5) レンズ枠体2に縁枠部材5を取り付けて後、該縁枠部材5に連結部材をロウ付けしたり、前記レンズ枠体2の縁部分や前記レンズ3の縁部分に、挾持により連結部材を取り付けたり、レンズ枠体2やレンズ3に設けた取り付け孔に連結部材を取り付ける等によって連結部材を取り付けて後、該連結部材にテンプルやパッド連結アームを取り付けることにより、眼鏡を完成させることができる。
(6) 図52は、前記縁枠部材5を比較的厚肉に形成した場合を示すものであり、前記縁枠片30の外枠部分32が、テンプル連結片40を介して、途切れた状態(図51に途切れ部102を示す)に形成されることもある。
(7) 前記ブリッジ9を上下方向で貫通する如く設けられる挿通孔20は、斜め方向に設けられることには特定されず、垂直方向に設けられてもよい。
本考案に係る複合型眼鏡を示す斜視図である。 その分解斜視図である。 レンズ枠体とレンズを示す斜視図と、縁枠片の部分平面図と部分正面図である。 レンズ枠にレンズを嵌着した状態を示す断面図である。 レンズ枠体のブリッジ部分を示す斜視図と、ブリッジの上面に設けられた上面嵌合溝に連結片を嵌め入れた状態を示す断面図と部分斜視図である。 レンズ枠に設けられている嵌合溝の外側の屈曲部を示す斜視図と、この屈曲部に縁枠片の外枠部分が嵌め入れられた状態を示す斜視図と、この屈曲部に外枠部分が嵌め入れられた状態を示す断面図である。 縁枠部材に設けられているパッド連結アームを示す斜視図である。 縁枠部材に設けられているテンプル連結片を示す斜視図である。 縁枠部材を構成する縁枠基材の形成方法の一例を示す正面図である。 レンズが嵌着されたレンズ枠体に縁枠部材を取り付けた状態を示す正面図である。 構成された複合型眼鏡を示す正面図である。 コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 それを構成するレンズ枠体のブリッジの下面に設けられた下面嵌合溝とそれに連なる嵌合溝の下側部分の構成を示す斜視図と、該下面嵌合溝と下側部分に嵌め入れられる縁枠部材の連結片部分の構成を示す斜視図である。 その下面嵌合溝と下側部分に、縁枠部材の連結片と縁枠片が嵌め入れられた状態を示す斜視図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 コード部材がレンズの係合溝に嵌め入れられた状態とされる縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡を示す斜視図である。 その複合型眼鏡を示す正面図である。 その複合型眼鏡を示す分解斜視図である。 その複合型眼鏡を示す断面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡の他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 その複合型眼鏡における、レンズ枠体のブリッジ部分に対して縁枠部材の連結片部分を取り付けた状態を示す部分斜視図である。 レンズ枠体のブリッジ部分の構成と、ブリッジ部分に取り付けられる縁枠部材の連結片部分を示す斜視図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁無眼鏡として構成された複合型眼鏡のその他の実施例を示す正面図である。 その複合型眼鏡における、コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態を示す断面図である。 縁枠片をレンズ枠の外周面に取り付ける他の態様を示す断面図である。 コード部材の一方の端部分と他方の端部分の止着状態の他の態様を示す断面図である。 縁枠部材の外枠部分の他の態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 複合型眼鏡
2 レンズ枠体
3 レンズ
5 縁枠部材
6 コード部材
7 レンズ枠
9 ブリッジ
11 レンズ溝
12 レンズ枠の外周面
13 嵌合溝
14 ブリッジの上面
19 上面嵌合溝
20 挿通孔
30 縁枠片
31 連結片
32 縁枠片の外枠部分
35 パッド連結アーム
40 テンプル連結片
46 止め孔
56 コード部材の一方の端部分
57 コード部材の他方の端部分
61 ブリッジの下面
62 下面嵌合溝
70 残余部分
79 レンズ周面
81 係合溝

Claims (14)

  1. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  2. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  3. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、内周面にレンズ溝を有する左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその周方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの上面には、両レンズ枠の前記嵌合溝の上側部分に連なるように上面嵌合溝が設けられており、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の前記嵌合溝の上側部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記上面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、前記嵌合溝の下側部分に嵌め入れられたコード部材の一方の端部分が前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  4. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、内周面にレンズ溝を有する左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジにより連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその周方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの下面には下面嵌合溝が設けられており、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の前記嵌合溝の下側部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記下面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、前記嵌合溝の上側部分に嵌め入れられたコード部材の一方の端部分が前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  5. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  6. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  7. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該レンズ枠の夫々の外周面にその長さ方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの上面には上面嵌合溝が設けられており、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の前記嵌合溝の全体又は一部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記上面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  8. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、該両レンズ枠の夫々の外周面にその長さ方向に嵌合溝が設けられると共に、前記ブリッジの下面には下面嵌合溝が設けられており、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の前記嵌合溝の全体又は一部分に嵌め入れられる左右の縁枠片の内端相互が、前記下面嵌合溝に嵌め入れられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されていることを特徴とする複合型眼鏡。
  9. 前記縁枠部材はベータチタン製であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の複合型眼鏡。
  10. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられるコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とする複合型眼鏡枠セット。
  11. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズ枠体に取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、レンズが嵌着される左右一対の環状のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが嵌め入れられた状態で、夫々のレンズ枠に関して、該レンズ枠の外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とする複合型眼鏡枠セット。
  12. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられる左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの上面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズのレンズ周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とする複合型眼鏡枠セット。
  13. 柔軟な樹脂素材からなるレンズ枠体と、該レンズ枠体に取り付けられるレンズと、該レンズ枠体に取り付けられる金属製の縁枠部材と、該レンズに取り付けられるコード部材とを具え、
    前記レンズ枠体は、左右のレンズのレンズ周面の一部分に取り付けられた左右一対のレンズ枠相互がブリッジで連結されてなり、
    前記縁枠部材は、前記レンズ枠の夫々の外周面の全体又は一部分に取り付けられる左右の縁枠片の内端相互が、前記ブリッジの下面に取り付けられる連結片で連結されてなり、
    又、前記レンズ枠にレンズが取り付けられた状態で、夫々のレンズに関し、該レンズの外周面の内、前記一部分を除いた残余部分に取り付けられたコード部材の一方の端部分が、前記縁枠片の端部分に設けられた止め孔に止着されるようになされると共に、該コード部材の他方の端部分が、前記ブリッジを上下方向で貫通する挿通孔に挿通され且つ前記連結片に設けられた止め孔に止着されるようになされていることを特徴とする複合型眼鏡枠セット。
  14. 前記縁枠部材はベータチタン製であることを特徴とする請求項10〜13の何れかに記載の複合型眼鏡枠セット。
JP2008008575U 2008-12-08 2008-12-08 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット Expired - Fee Related JP3148577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008575U JP3148577U (ja) 2008-12-08 2008-12-08 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008575U JP3148577U (ja) 2008-12-08 2008-12-08 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3148577U true JP3148577U (ja) 2009-02-19

Family

ID=54782116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008575U Expired - Fee Related JP3148577U (ja) 2008-12-08 2008-12-08 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148577U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053472A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Tetsuo Sanpei 眼鏡フレーム
WO2012017598A1 (ja) * 2010-08-05 2012-02-09 株式会社ジェイアイエヌ アイウエア
JP2023007560A (ja) * 2021-07-02 2023-01-19 株式会社ジンズホールディングス アイウエア及びフロント

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053472A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Tetsuo Sanpei 眼鏡フレーム
WO2012017598A1 (ja) * 2010-08-05 2012-02-09 株式会社ジェイアイエヌ アイウエア
JP2023007560A (ja) * 2021-07-02 2023-01-19 株式会社ジンズホールディングス アイウエア及びフロント
JP7437042B2 (ja) 2021-07-02 2024-02-22 株式会社ジンズホールディングス アイウエア及びフロント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006113549A (ja) 眼鏡装飾物品及びこの眼鏡装飾物品を備えた眼鏡
JP2002014303A (ja) リムレス眼鏡
WO2015029215A1 (ja) 眼鏡、テンプル及び装飾部材
JP3148577U (ja) 複合型眼鏡及び複合型眼鏡枠セット
KR20130041709A (ko) 안경 프레임의 렌즈 장착 구조
JP4787257B2 (ja) ヒンジのない撓み変形可能なワイヤー製サイドアームを有する縁なしタイプの眼鏡
US6375322B2 (en) Front hook eyeglasses and method of attaching front hook eyeglasses onto eyeglasses body
US6767096B2 (en) Eyeglass with connection structure for rimless eyeglass and screwless hinge
KR20190016652A (ko) 무용접 조립형 메탈 안경테
JP4664401B2 (ja) 長さ調整可能なテンプル及び当該テンプルを備える眼鏡
US6644805B2 (en) Clamping mechanism of spectacle lens
JP3146144B2 (ja) 眼鏡フレームの装飾構造
US20100002185A1 (en) Enclosure for Changing Eye Frame Designs
JP3055879U (ja) 眼鏡のブラケットにおける装飾体の取り付け構造及びそれを備えた眼鏡
KR200407816Y1 (ko) 안경과 선셰이드클립어셈블리
KR200381234Y1 (ko) 코받침을 이용한 안경과 선셰이드클립
JP4169160B2 (ja) リムレス眼鏡およびその製造方法
JP3682035B2 (ja) 眼鏡の連結構造
JP3086643U (ja) リムレスメガネ用止着ネジ、及びリムレスメガネ
JP3007363U (ja) リムレス眼鏡のブラケツト
JP2004101844A (ja) 異種金属組み合わせテンプル
JPH11133362A (ja) 眼鏡のインレイ装飾機構
JP3120606U (ja) メガネフレームのツル
JP3058665U (ja) 縁無眼鏡枠基材及びそれを用いた縁無眼鏡枠
JP2003241150A (ja) 眼鏡フレーム用アクセサリ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120128

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees