WO2015029215A1 - 眼鏡、テンプル及び装飾部材 - Google Patents

眼鏡、テンプル及び装飾部材 Download PDF

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Abstract

テンプルと装飾部材との一体性があり、かつ、装飾部材を容易に着脱可能な眼鏡、テンプル及び装飾部材を提供する。 レンズを支えるフレームと、フレームに蝶番で接続されたテンプル4とを有する眼鏡1において、テンプル4が、テンプル本体20と、テンプル本体20の外面21に溝50を介してスライド接合される装飾部材30とにより構成されている。

Description

眼鏡、テンプル及び装飾部材
 本発明は、眼鏡、テンプル及び装飾部材に関する。
 従来、眼鏡のテンプルに装飾部材を着脱可能に取り付け、ファッション性を高めた眼鏡が知られている(例えば、特許文献1参照)。この眼鏡においては、可撓性部材からなる装飾部材に設けられた切り欠き部に、切り欠き部の開口端間を広げてテンプルを挿通することで、テンプルに装飾部材を取り付けている。
特開2007-256652号公報
 しかしながら、上述した従来の構成では、テンプルと装飾部材との一体性がないために、装飾部材のテンプルに対するがたつき(例えば、前後の移動や回転)が生じるおそれあるとともに、眼鏡全体としてのデザイン性が損なわれてしまう。
 また、可撓性部材からなる装飾部材を何度も着脱させると装飾部材やテンプルが損傷するおそれがある。
 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、テンプルと装飾部材との一体性があり、かつ、装飾部材を容易に着脱可能な眼鏡、テンプル及び装飾部材を提供することを目的とする。
 上述した目的を達成するために、本発明の眼鏡は、レンズを支えるフレームと、前記フレームに蝶番で接続されたテンプルとを有する眼鏡において、前記テンプルが、テンプル本体と、前記テンプル本体の外面に溝を介してスライド接合される装飾部材とにより構成されていることを特徴とする。
 テンプル本体と、装飾部材とをスライド接合することにより、テンプルが構成されているため、テンプルと装飾部材との一体性が向上し、テンプルの剛性が高められ、かつ、装飾部材を容易に着脱できる。
 例えばテンプル本体を金属製とし、装飾部材を樹脂製とすることで、テンプル全体の剛性が高まり、かつ、重量を軽減できる。
 上述の構成において、前記溝が前記テンプルの長手方向に延びて前記蝶番側に開口してもよい。
 装飾部材が蝶番側からスライドして差し込まれることで、装飾部材が抜けにくく、確実な結合が担保される。
 上述の構成において、前記装飾部材の抜け止め用のストッパを前記フレームに設けてもよい。
 上述の構成において、前記ストッパがヨロイの先端であってもよい。
 上述の構成において、前記ストッパが前記テンプル本体の外面に前記溝を介して接合されていてもよい。
 装飾部材の抜け止めのストッパが設けられることで、装飾部材が抜けにくく、確実な結合が担保される。
 上述の構成において、前記装飾部材の上部が前記テンプル本体の上部に重なり合うように形成されていてもよい。
 装飾部材の上部がテンプル本体の上部に重なり合うことで、テンプル上面に隙間がなくなり、髪の毛の巻き込みが防止できる。
 上述の構成において、前記溝が前記テンプルの短手方向に延びて前記テンプルの上縁側に開口してもよい。
 上述の構成において、前記溝が前記テンプル本体に形成されていてもよい。
 上述の構成において、前記溝が前記装飾部材に形成されていてもよい。
 上述の構成において、前記テンプル本体と前記装飾部材とが同幅かつ同長であってもよい。
 また、本発明のテンプルは、眼鏡のフレームに蝶番で接続されるテンプルにおいて、テンプル本体と、前記テンプル本体の外面に溝を介して接合される装飾部材とにより構成されていることを特徴とする。
 また、本発明の装飾部材は、眼鏡のフレームに蝶番で接続されるテンプル本体の外面に溝を介して接合されることを特徴とする。
 本発明によれば、テンプルが、テンプル本体と、テンプル本体の外面に溝を介してスライド接合される装飾部材とにより構成されているため、テンプルと装飾部材との一体性があり、かつ、装飾部材を容易に着脱できる。
本発明の第1実施形態に係る眼鏡を示す斜視図である。 テンプル部分を拡大して示す分解斜視図である。 テンプルが閉じられた状態の蝶番近傍を示す平面図である。 テンプルが開かれた状態の蝶番近傍を示す平面図である。 (A)~(C)はテンプルの別の実施形態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る眼鏡を、テンプル部分を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る装飾部材を示す図であり、(A)は装飾部材の分解斜視図、(B)は装飾部材の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る眼鏡を示す図であり、(A)は眼鏡を、テンプル部分を拡大して示す分解斜視図であり、(B)は止め具を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る眼鏡を示す図であり、(A)は眼鏡を、テンプル部分を拡大して示す分解斜視図であり、(B)は(A)の変形例の眼鏡を示す分解斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る眼鏡を示す図であり、(A)は眼鏡を、テンプル部分を拡大して示す分解斜視図であり、(B)は(A)の変形例の眼鏡を示す分解斜視図である。 本発明の変形例に係る、枠体を備える眼鏡を示す分解斜視図である。 図11の変形例を示す分解斜視図である。 本発明の変形例に係る、凸部をテンプル本体とした眼鏡を示す分解斜視図である。 (A)~(C)はテンプルの別の実施形態を示す図である。 本発明の変形例に係る、凸部及び溝がテンプルの短手方向に延びる眼鏡を示す側面図であり、(A)凸部及び溝が上下に延びる場合、(B)凸部及び溝が斜めに延びる場合を示す。 本発明の変形例に係る複数の装飾部材を備える眼鏡を示す側面図であり、(A)は装飾部材が不均等の長さの場合、(B)は装飾部材が均等の長さの場合を示す。 本発明の変形例に係る溝の種々の形状を示す図である。
 <第1実施形態>
 図1は、第1実施形態に係る眼鏡を示す斜視図である。なお、以下に述べる上下、左右、前後といった方向は、眼鏡を装着した使用者からから見た場合の方向を示している。
 眼鏡1は、レンズ2を支えるフレーム10と、このフレーム10に蝶番3で開閉可能に接続されたテンプル4とを備えて構成されている。フレーム10は、ブリッジ11によって連通されたリム12を有しており、このリム12の内周側にはそれぞれレンズ2が装着されている。また、リム12の両端側にはそれぞれヨロイ13が連設されており、このヨロイ13の先端13Aにそれぞれテンプル4が接続されている。各テンプル4の先端4Aには先セル5が取り付けられている。
 図2は、眼鏡1を、テンプル4部分を拡大して示す分解斜視図である。なお、テンプル4は左右対称の同一構成であるため、以下の図においては代表して左のテンプル4について示す。
 テンプル4は、テンプル本体20と、テンプル本体20の外面21に着脱自在に接合される装飾部材30とを備えて構成されている。
 テンプル本体20は、例えば樹脂や金属等の材料で形成されており、樹脂で形成される場合には、テンプル4の長手方向に延びる金属製の芯金(不図示)を内部に設けてもよい。テンプル本体20はプレート状に形成され、テンプル本体20の外面21は略平坦に形成されている。テンプル本体20の上下方向の幅は、1mm~30mmの間に任意に設定される。
 テンプル本体20の外面21には、凸部40が形成されている。凸部40は、凸部40の延出方向に直交する縦断面視で略台形に形成される、いわゆる蟻型に形成されている。すなわち、凸部40は、頂面41と、頂面41を挟んで傾斜する一対の対向面42とを有している。テンプル本体20の上下方向における凸部40の幅、すなわち、頂面41の幅は、例えば0.1mm~10mmの間で任意に設定できる。凸部40の外面21からの厚さは、例えば、0.1~5mmの間で任意に設定できる。本実施形態の凸部40は、テンプル4の長手方向にテンプル本体20に略亘って延出しており、テンプル本体20の基端22から先セル5の手前まで延びている。凸部40の長さはこれに限定されるものではなく、例えば0.1mm~150mmまでの間で任意に設定できる。また、本実施形態の凸部40は、テンプル本体20の上下の幅W方向の略中央部に形成されているが、凸部40を形成する位置は中央部に限定されず、例えば、上側、あるいは、下側に寄せて形成されてもよい。
 装飾部材30は、例えば樹脂や金属等の材料で形成される。装飾部材30の強度保持のためには、金属で形成されることが望ましい。この装飾部材30は、テンプル本体20と同幅かつ同長であるプレート状に形成され、外面31に装飾(不図示)が施されている。装飾としては、外面31に種々の色や模様を施してもよいし、外面31に所定の形状を一体に設けてもよいし、また、外面31に皮やファー等の別体の装飾体を取り付けてもよい。さらには、装飾部材30をテンプル本体20と異なる材質(例えば、木や骨等の天然素材、貴金属等)としたり、装飾部材30の外面31にテンプル本体20と異なる材質を貼り付けたりすることで、装飾と同一の機能を持たせるようにしてもよい。
 装飾部材30の内面32には、テンプル本体20の凸部40に嵌る溝50が形成されている。溝50は、凸部40に沿って凸部40の全長に亘って延出しており、縦断面視で略台形に形成される、いわゆる蟻溝に形成されている。なわち、溝50は、底面51と、底面51を挟んで傾斜する一対の対向面52とを有している。溝50の幅や深さは、凸部40の幅や厚みと略同一に設定される。本実施形態の溝50は両端33,34で開口しており、装飾部材30の一端33及び他端34には溝50の開口54が形成されている。装飾部材30は、テンプル本体20の基端22において、溝50を凸部40に嵌め合わせ、図2に矢印で示すように、スライドされることで、テンプル本体20に装着される。
 眼鏡1には、テンプル本体20の先端23側に、装飾部材30を位置決めする位置決め部6が形成されており、この位置決め部6に装飾部材30の他端34が当接することで、装飾部材30の後方向への移動が規制されるようになっている。なお、この位置決め部6は、テンプル本体20に設けてもよく、また、先セル5に設けてもよい。
 図3はテンプル4が閉じられた状態の蝶番近傍を示す平面図であり、図4はテンプル4が開かれた状態の蝶番近傍を示す平面図である。
 眼鏡1には、装飾部材30の抜け止め用のストッパが設けられている。本実施形態のストッパは、図3に示すように、フレーム10の両端に設けられたヨロイ13の先端13Aである。より具体的には、ヨロイ13の先端13Aは、図4に示すように、テンプル本体20よりも外側に厚く形成されており、テンプル4が開かれた状態で、装飾部材30の一端33に対面するので、装飾部材30の前側への移動が規制されて装飾部材30のテンプル本体20からの抜けが防止される。なお、ヨロイ13の先端13Aと、テンプル本体20の基端22及び装飾部材30の一端33とは、テンプル4が開かれた際に、互いに接触することが望ましいが、隙間δを空けて配置されてもよい。
 眼鏡1においては、まず、テンプル4が閉じられた状態で、テンプル本体20の基端22から装飾部材30の溝50をテンプル本体20の凸部40に嵌め合わせ、そのまま装飾部材30をスライドさせることで、装飾部材30をテンプル本体20に装着する。テンプル4を開けば、装飾部材30の一端33がヨロイ13の先端13Aに当接するので、装飾部材30のずれや落下が防止される。
 このように、装飾部材30をテンプル本体20の外面21にスライド接合する構成としたため、装飾部材30を容易且つ一体性的にテンプル本体20に装着できる。したがって、使用者は、装飾部材30を別売りの装飾部材30と差し替えることで、眼鏡1全体としてのデザイン性を維持しながら、異なる雰囲気を楽しむことができる。
 また、装飾部材30の溝50は両端33,34で開口しているため、装飾部材30は、両端33,34のいずれからもテンプル本体20の凸部40を挿入できる。したがって、上下非対称の装飾を施した装飾部材30であれば、装飾部材30の装着方向を変更することで、テンプル4の外観を変更できる。なお、本実施形態では、溝50は両端33,34で開口しているが、一方が開口していなくてもよい。
 以上説明したように、本実施形態によれば、テンプル4が、テンプル本体20と、テンプル本体20の外面21に溝50を介してスライド接合される装飾部材30とにより構成されている。より具体的には、テンプル本体20と装飾部材30との着脱を凸部40及び溝50としたため、凸部40と溝50との嵌り合いにより、テンプル本体20と装飾部材30とを一体にすることができる。また、凸部40と溝50との嵌り合いにより、テンプル本体20と装飾部材30との間に抵抗力(摩擦)が生じるので、テンプル本体20と装飾部材30とを強固に一体的に接合できる。その結果、装飾部材30がテンプル本体20に対して移動したり、装飾部材30がテンプル本体20から落下したりすることを防止できる。さらに、凸部40と溝50とを蟻型としたため、テンプル本体20と装飾部材30とをより強固に一体的に接合できる。また、装飾部材30をテンプル本体20にスライド接合する構成としたため、例えば、可撓性部材からなる装飾部材の切り欠き部を広げる等の作業又は力が不要となるので、装飾部材30を容易に着脱できる。
 また、本実施形態によれば、装飾部材30の抜け止め用のストッパをフレーム10に設けたため、装飾部材30の抜けを確実に防止できる。また、装飾部材30にストッパを設ける場合に比べ、装飾部材30の構成を簡素化して取り扱い性を向上できる。また、ストッパを別体で備える場合に比べ、部品点数を削減し、組み立て工程を簡素化できる。
 また、本実施形態によれば、溝50が装飾部材30に形成されており、装飾部材30に凸部が形成されないため、装飾部材30の取り扱い性が向上するので、例えば、複数の装飾部材30を重ねることができ、また、装飾部材30を容易に展示できる。また、例えば、装飾部材30をコレクションケース等に展示する際には、装飾部材30に凸部を形成する場合に比べてケースを薄くできる。
 また、テンプル本体20に凸部40を設けたため、テンプル本体20を凸部40によって補強できるので、テンプル本体20の強度を向上できる。これに加え、テンプル本体20に溝を設ける場合に比べ、テンプル本体20を容易に洗浄できる。仮に、装飾部材30の溝50に塵等が入り込んでも、装飾部材30を取り外すことができるので、容易に洗浄できる。
 また、本実施形態によれば、テンプル本体20と装飾部材30とが同幅かつ同長であるため、テンプル本体20と装飾部材30とがデザイン面においても一体化するので、装飾部材30を後付する場合に比べてデザイン性を向上できる。
 また、本実施形態によれば、ストッパをヨロイ13の先端13Aとしたため、装飾部材30の抜け止め用の止め具を別途に必要とせず、部品点数を削減できるとともに、デザイン性が向上し、さらには止め具を固定する作業を省くことができる。
 また、例えば、位置決め部6をテンプル本体20の基端22側に設ける場合には、凸部40を先セル5の先端側まで延出させることが考えられる。この場合、装飾部材30を着脱する度に、先セル5をテンプル本体20と略同一直線状に曲げる必要があるので、その度に先セル5を使用者の耳に合わせて調整しなければならず、作業が繁雑である。
 本実施形態では、位置決め部6がテンプル本体20の先端23に設けられているため、先セル5を曲げることなく、装飾部材30の溝50を蝶番3側から凸部40に嵌め合わせることができるので、装飾部材30を容易に着脱できる。
 また、凸部40をテンプル本体20のみに形成すればよいので、眼鏡1の構成を簡素化し、眼鏡1を容易に製造できる。
 図5は、装飾部材の別の実施形態を示す。図5において、図2と同一部分には同一符号を付して示し、その説明を省略する。
 この実施形態では、図5(A)に示すように、テンプル本体201の上部全域に先セル5の上縁より一段下がった切欠き201Aが形成され、この切欠き201Aの上部に重なり合うように、図5(B)に示すように、装飾部材301の上部にフランジ302が設けられている。テンプル本体201の凸部40と、装飾部材301の溝50とを整合し、図5(A)の矢印A方向にスライドし、各部材201,301を組み合わせると、図5(C)に示すように、フランジ302が、切欠き201Aの上部に重なり合ってテンプル4の上面を覆う。フランジ302の上縁と、先セル5の上縁とが一致する。
 この構成によると、図2と比較し、テンプル4の上面に隙間がなくなり、例えば、髪の毛の巻き込み等が防止できる。
 以上の構成では、テンプル本体201と、装飾部材301とをスライド接合することにより、テンプル4が構成されるため、テンプル本体201と装飾部材301との一体性が向上し、テンプル4の剛性が高められる。
 例えばテンプル本体201を金属製とし、装飾部材301を樹脂製とすることで、テンプル4全体の剛性が高まり、かつ、重量を軽減できる。
 テンプル本体201を金属製とし、装飾部材301を樹脂製としたとき、例えば、溝50の溝壁部分は金属で構成することが望ましい。スライド接合部分を金属同士とすることにより円滑にスライド結合できる。
 <第2実施形態>
 次に、第2実施形態について説明する。
 第1実施形態では、テンプル本体20に凸部40を、装飾部材30に溝50を設けたが、第2実施形態では、テンプル本体120に溝50を、装飾部材130に凸部40を設けている。なお、第2実施形態では、第1実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 図6は、第2実施形態に係る眼鏡100を、テンプル4部分を拡大して示す分解斜視図である。
 テンプル本体120の外面21には第1実施形態の溝50が形成され、装飾部材130の内面32には第1実施形態の凸部40が形成されている。すなわち、溝50は、テンプル4の長手方向に延びて蝶番3側に開口しており、基端22に開口54が形成されている。
 眼鏡100においては、テンプル4が閉じられた状態で、テンプル本体120の基端22から装飾部材130の凸部40を溝50に挿入し、そのまま装飾部材130をスライドさせることで、装飾部材130がテンプル本体120に装着される。
 このように、本実施形態によれば、溝50がテンプル本体120に形成されているため、溝が装飾部材130に形成される場合に比べ、テンプル本体120の材料の量が少なくなるので、テンプル本体120のコストを削減できる。
 例えば、溝50がテンプル4の先端4A側に開口する場合には、溝50を先セル5の先端側まで延出させ、先セル5の先端側に開口させることが考えられる。この場合、装飾部材130を着脱する度に、先セル5をテンプル本体120と略同一直線状に曲げる必要があるので、その度に先セル5を使用者の耳に合わせて調整しなければならず、作業が繁雑である。
 本実施形態によれば、溝50がテンプル4の長手方向に延びて蝶番3側に開口するため、先セル5を曲げることなく、装飾部材130の凸部40を蝶番3側から溝50に挿入できるので、装飾部材130を容易に着脱できる。また、溝50をテンプル本体120のみに形成すればよいので、眼鏡100の構成を簡素化し、眼鏡100を容易に製造できる。
 また、装飾部材130に凸部40を形成することで、図7に示すように、装飾部材130とは別体の装飾体160を固定できる。この場合、具体的には、凸部40に対応する装飾部材130の外面31に、装飾体160を螺合するねじ穴(取付部)161を形成し、装飾体160にねじ部(取付手段)160Aを形成すればよい。このように、装飾部材130に凸部40を形成することで、凸部40によって厚くなった箇所に装飾体160の固定部を容易に形成できる。なお、図7の例では、装飾体160の装飾部160Bはボタン状に形成されているが、装飾部160Bの形状はこれに限定されるものではない。また、取付部や取付手段も、ねじ穴やねじ部に限定されるものではなく、任意の取付方法を用いることができる。さらに、装飾部160Bの色や、模様、形状、材質等が任意に変更できることは当然である。
 装飾体160は、第2実施形態の眼鏡100に設けたが、第1実施形態の眼鏡1に設けてもよい。この場合、装飾部材30の厚みを厚くすることで装飾体160のねじ穴等の取付部を設けてもよいし、ねじ穴等の取付部を、装飾部材30を貫通させ、装飾部材30及びテンプル本体20の両方に形成してもよい。
 <第3実施形態>
 次に、第3実施形態について説明する。
 第2実施形態では、装飾部材130のストッパがヨロイ13の先端13Aとして構成されていたが、第3実施形態では、ストッパがフレーム10と別体の止め具270として設けられている。なお、第3実施形態では、第2実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 図8は、第3実施形態に係る眼鏡200を示す図であり、図8(A)は眼鏡200を、テンプル4部分を拡大して示す分解斜視図であり、図8(B)は止め具270を示す斜視図である。
 本実施形態では、ヨロイ13の先端13Aの厚さは、装飾部材230に合わせて形成する必要がない。
 装飾部材230は、テンプル本体120よりもテンプル4の長手方向に、所定の長さLだけ短く形成されており、装飾部材230がテンプル本体120に装着されると、装飾部材230の一端33がテンプル本体120の基端22よりも後方に位置している。装飾部材230は、その長さ以外は第2実施形態の装飾部材130と同一に形成されている。
 止め具270は、一側面及び後面を開放するキャップ状に形成され、本体部271と、凸部272と、上面273と、下面274と、前面275とを備えて構成されている。本体部271及び凸部272は、縦断面形状が装飾部材230と同一に形成されており、テンプル4の長手方向における止め具270の長さは、装飾部材230が短くされた分(所定の長さL)と同一に設定されている。本体部271の後面271Aは、装飾部材230の一端33に接触する。
 上面273は、本体部271の上端から内側に延出して、テンプル本体120の上面(上部)24に接触する。下面274は、本体部271の下端から内側に延出して、テンプル本体120の下面(下部)25に接触する。前面275は、本体部271の前端から内側に延出して、テンプル本体120の前面(前部)、すなわち基端22に接触する。
 装飾部材230及び止め具270は、ヨロイ13の先端13Aがテンプル本体120よりも外側に厚く形成されている場合にはテンプル4を閉じた状態で、先端13Aがテンプル本体120よりも外側に厚く形成されていない場合にはテンプル4を閉じた、又は開いた状態で装着される。止め具270は、装飾部材230を装着し、装飾部材230と同じように、凸部272を、テンプル本体120の基端22からテンプル本体120の溝50に挿入し、スライドされることで、テンプル本体120に装着される。止め具270は、装飾部材230に比べ、上面273、下面274及び前面275を有しているため、テンプル本体120との間の摩擦力が大きくなるため、装飾部材230の抜け止め用のストッパとして機能する。ここで、止め具270は、テンプル本体120(例えば、金属)との摩擦力を高めるため、例えば樹脂で形成されるのが望ましいが、止め具270の材料はこれに限定されるものではない。
 このように、本実施形態よれば、装飾部材230と、装飾部材230の抜け止め用の止め具270とを、テンプル本体120の外面21に溝50を介して接合する構成とした。装飾部材230のストッパをヨロイ13の先端13Aとして構成する場合には、ヨロイ13の先端13Aの厚さを装飾部材230に合わせて形成する必要があるが、本実施形態ではこのような必要性がない。また、止め具270をテンプル本体120に固定する固定具を必要としないため、部品点数を削減し、組み立て工程を簡素化できる。さらに、テンプル4を閉じた状態でも、装飾部材230の抜けを確実に防止できる。これに加え、止め具270についても、装飾部材230と同様に、様々なデザインの止め具270を用意することで、デザインの自由度がより向上する。
 また、本実施形態によれば、止め具270は、テンプル本体120の外面21、上面24、下面25及び前面(基端22)に接触する本体部271、上面273、下面274及び前面275を有するため、止め具270とテンプル本体120との接触面積が大きくなり、止め具270をテンプル本体120に強固に接合できる。
 なお、本実施形態では、止め具270の一側面を開放していたが、止め具270の一側面を閉塞してもよい。この場合、一側面に蝶番3を避ける切り欠き等を形成すればよい。
 また、本実施形態では、テンプル本体120をプレート状に形成しているため、止め具270をテンプル本体120に装着すると、止め具270の上面273及び下面274がテンプル本体120から出っ張る。例えば、上面273及び下面274が接触するテンプル本体120の部分に、上面273及び下面274の厚さの分だけ凹みを形成することで、止め具270の上面273及び下面274と、テンプル本体120の上面24及び下面25とが同一平面になるので、デザイン性を向上できる。
 <第4実施形態>
 次に、第4実施形態について説明する。
 第3実施形態では、止め具270をキャップ状に形成してテンプル本体120に固定していたが、第4実施形態では、止め具370をテンプル本体120に固定する固定手段を設けている。なお、第4実施形態では、第3実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 図9は、第4実施形態に係る眼鏡300A,300Bを示す図であり、図9(A)は眼鏡300Aを、テンプル4部分を拡大して示す分解斜視図であり、図9(B)は図9(A)の変形例の眼鏡300Bを示す分解斜視図である。
 本実施形態においても、ヨロイ13の先端13Aの厚さは、装飾部材230に合わせて形成する必要がない。
 止め具370は、図9(A)に示すように、本体部371と、凸部372と、前面373とを備えて構成されている。本体部371及び凸部372は、縦断面形状が装飾部材230と同一に形成されており、テンプル4の長手方向における止め具370の長さは、装飾部材230が短くされた分(所定の長さL)と同一に設定されている。本体部371の後面371Aは、装飾部材230の一端33に接触する。前面373は、本体部371の前端から内側に延出して、テンプル本体120の前面(前部)、すなわち基端22に接触する。止め具370は、本体部371と前面373とで略L字状に形成されている。
 前面373の内側面には、テンプル本体120の基端22に突出する少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の突起374(固定手段)Aが一体に形成されている。そして、テンプル本体120の基端22には、突起374Aに対応する位置に、突起374Aを受ける凹部(固定部)375Aが形成されている。
 このように、本実施形態によれば、装飾部材230と、フレーム10と別体の止め具370とをテンプル本体120の外面21に溝50を介して接合し、止め具370をテンプル本体120に固定する突起374Aを設ける構成とした。この構成により、ヨロイ13の先端13Aの厚さを装飾部材230に合わせて形成する必要がない。また、テンプル4を閉じた状態でも、装飾部材230の抜けを確実に防止できる。さらに、止め具370についても、様々なデザインの止め具370を用意することで、デザインの自由度がより向上する。これに加え、止め具370をテンプル本体120に固定する別体の固定具を必要としないため、部品点数を削減し、組み立て工程を簡素化できる。
 なお、本実施形態では、前面373に固定手段としての突起374Aを一体に形成したが、例えば、図9(B)に示すように、止め具370と別体のねじ(固定具)376により、止め具370をテンプル本体120に固定してもよい。
 この場合、止め具370の前面373に貫通孔374Bを形成し、テンプル本体120の基端22にねじ穴(固定部)375Bを形成すればよい。ここで、眼鏡300A,300Bとは固定手段、固定部、固定具についてのみ異なるため、同一の部分には同様の符号を付して示し、説明は省略する。
 <第5実施形態>
 次に、第5実施形態について説明する。
 第2実施形態では、装飾部材130のストッパがヨロイ13の先端13Aとして構成されていたが、第5実施形態では、ストッパが磁石として構成されている。なお、第5実施形態では、第2実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 図10は、第5実施形態に係る眼鏡400A,400Bを示す図であり、図10(A)は眼鏡400Aを、テンプル4部分を拡大して示す分解斜視図であり、図10(B)は図10(A)の変形例の眼鏡400Bを示す分解斜視図である。
 本実施形態においても、ヨロイ13の先端13Aの厚さは、装飾部材130に合わせて形成する必要がない。
 図10(A)に示すように、眼鏡400Aにおいては、凸部40の頂面41に磁石472が埋め込まれ、溝50の底面51に磁石472に付く磁性材料で形成されるプレート471が埋め込まれ、ている。
 このように、本実施形態によれば、溝50と凸部40とを磁石472で固定しているため、ヨロイ13の先端13Aの厚さを装飾部材130に合わせて形成する必要がなく、また、テンプル4を閉じた状態でも、装飾部材130の抜けを確実に防止できる。これに加え、止め具370をテンプル本体120に固定する別体の固定具を必要としないため、部品点数を削減し、組み立て工程を簡素化できる。
 なお、本実施形態では、溝50にプレート471を、凸部40に磁石472を設けたが、溝50に磁石472を、凸部40にプレート471を設けてもよいし、溝50及び凸部40の両方に互いに引き合う磁石を設けてもよい。また、テンプル本体120等を磁石に付く磁性材料で形成する場合には、プレート471を省略してもよい。
 また、磁石472を用いる場合には、凸部40及び溝50を台形(蟻型)に形成する必要はなく、図10(B)に示す眼鏡400Bのように、凸部440及び溝450を矩形に形成してもよい。すなわち、凸部440の対向面442は傾斜しておらず、頂面441に対して略直角である。同様に、溝450の対向面452は傾斜しておらず、底面451に対して略直角である。
 また、テンプル本体20に凸部40を、装飾部材30に溝50を設けた第1実施形態の眼鏡1に、磁石472及びプレート471を設けてもよい。
 また、第1実施形態のようにテンプル本体20に凸部40を設けた実施形態において、例えば、図11に示す眼鏡700ように、テンプル本体720の外面21の上縁及び下縁に、装飾部材30の上面35及び下面36を覆う枠体726を形成してもよい。枠体726は、上縁又は下縁から外側に延出しており、内側面が装飾部材30の上面35又は下面36と接触する。
 眼鏡700においては、装飾部材30は、テンプル本体720の基端22において、溝50を凸部40に嵌め合わせ、図11に矢印で示すように、スライドされることで、テンプル本体720に装着される。
 このように、装飾部材30の上面35及び下面36を囲う枠体726を設けることで、テンプル本体720と装飾部材30との接触面積が大きくなるので、装飾部材30をテンプル本体720に強固に接合できる。
 なお、図11の例では、枠体726を備える以外は第1実施形態と同一であるため、第1実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。図11の例においては、テンプル本体720の上縁及び下縁の両方に枠体726を設けていたが、枠体726はテンプル本体720の上縁及び下縁の一方に設けられてもよい。
 また、第2実施形態のように装飾部材130に凸部40を設けた実施形態においては、枠体726を装飾部材130に設ければよい。
 また、テンプル本体20に凸部40を設けた上述の実施形態において、例えば、図12に示す眼鏡800のように、テンプル本体820の外面21の上縁及び下縁に、装飾部材30の上部及び下部を覆う枠体826を形成してもよい。枠体826は、上縁又は下縁から外側に延出した後、互いに対向する方向に延出しており、内側面が装飾部材30の上面35及び外面31、又は、下面36及び外面31と接触する。
 対向する枠体826の先端間には露出部827が形成され、テンプル本体820の基端22には開口828が形成される。
 眼鏡800においては、装飾部材30は、テンプル本体820の基端22において、溝50を凸部40に嵌め合わせ、図12に矢印で示すように、スライドされることで、テンプル本体820に装着される。装飾部材30がテンプル本体820に装着されると、装飾部材30の外面31がテンプル本体820の露出部827から露出することとなる。このように、装飾部材30の上部及び下部を囲う枠体826を設けることで、テンプル本体820と装飾部材30との接触面積が大きくなり、装飾部材30をテンプル本体820に強固に接合できる。また、この場合、装飾部材30の一端33にテンプル本体820の開口828を塞ぐ蓋体837を一体に設けてもよい。
 なお、図12の例では、枠体826及び蓋体837を備える以外は第1実施形態と同一であるため、第1実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。図12の例においては、テンプル本体820の上縁及び下縁の両方に枠体826を設けていたが、枠体826はテンプル本体820の上縁及び下縁の一方に設けられてもよい。
 また、第2実施形態のように装飾部材130に凸部40を設けた実施形態においては、枠体826を装飾部材130に設ければよい。
 また、テンプル本体20に凸部40を設けた上述の実施形態において、例えば、図13に示す眼鏡900ように、凸部40自体をテンプル本体920としてもよい。これにより、テンプル本体920全体が装飾部材30に囲われるので、テンプル4の印象をより変更できる。また、凸部40自体をテンプル本体920をとしたため、テンプル本体920の材料の量が少なくなるので、テンプル本体920のコストを削減できる。
 なお、図13の例においても、第1実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 また、上述の実施形態では、テンプル本体や装飾部材は中実の構造であったが、例えば、図13に示すように、中空に形成されてもよい。これにより、テンプル本体の材料の量が少なくなるので、テンプル本体のコストを削減できる。
 なお、図13の例では、装飾部材のみ中空としているが、テンプル本体のみ中空としてもよいし、テンプル本体及び装飾部材の両方を中空としてもよい。
 図14は、装飾部材の別の実施形態を示す。図14において、図1、図2と同一部分には同一符号を付して示し、その説明を省略する。
 この実施形態では、図14(A)に示すように、金属製のテンプル本体205の上部に先セル5の上縁より下がった切欠き205Aが形成され、テンプル本体205の下部に先セル5の下縁より上がった切欠き205Bが形成されている。テンプル本体205の内面の中央部には長手方向に延びる凸部206が形成され、テンプル本体205が全体として略T字状に形成されている。装飾部材305は樹脂製であり、図14(B)に示すように、全体が断面略C字の筒状である。装飾部材305の内面には、上記凸部206が嵌合する溝306が形成されている。
 テンプル本体205の凸部206と、装飾部材305の溝306とを整合し、矢印方向にスライドし、各部材205,306を組み合わせると、図14(C)に示すように、テンプル本体205の略全体が、テンプル4の上面、外面、および下面にまたがってほぼ隙間なく、装飾部材305により覆われる。ガタ付きをなくすためには、凸部206と、溝306とは、ほぼ隙間なく嵌合させることが望ましい。
 この構成によると、テンプル4の上面、外面、および下面に隙間がなくなり、例えば、髪の毛の巻き込み等が防止できる。
 以上の構成では、テンプル本体205と、装飾部材305とをスライド接合することにより、テンプル4が構成されるため、テンプル本体205と装飾部材305との一体性が向上し、テンプル4の剛性が高められる。
 例えばテンプル本体205を金属製とし、装飾部材305を樹脂製とすることで、テンプル4全体の剛性が高まり、かつ、重量を軽減できる。
 この構成によれば、テンプル本体205及び装飾部材305の形状が簡素化するので、強度が高くなるとともに、製造コストが低下する。また、テンプル本体205が装飾部材305で略完全に覆われるので、テンプル4全体の印象を変えることができるとともに、テンプル4の強度を向上させることができる。
 但し、上述の実施形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
 例えば、上述の実施形態では、凸部40,440及び溝50,450がテンプル4の長手方向に延びていたが、これに限定されるものではない。例えば、図15(A)に示す眼鏡500Aのように、凸部40及び溝50がテンプル4の短手方向に延びていてもよい。なお、図15(A)の例では、溝50がテンプル4の短手方向に延びてテンプル4の上縁側に開口しており、テンプル本体520の上面24に開口54が形成されている。これにより、テンプル本体520の上側から装飾部材530を取り付けることができるので、装飾部材530を容易に装着できる。
 図15(A)の例では、溝50がテンプル4の上縁側に開口していたが、これに限定されるものではなく、例えば、溝50がテンプル4の下縁側に開口していてもよい。
 また、上述の実施形態では、凸部40及び溝50がテンプル4の長手又は短手方向に延びていたが、これに限定されるものではなく、例えば、図15(B)に示すように、凸部40及び溝50が斜めに延びていてもよい。また、上述の実施形態では、凸部40及び溝50の対が一対だけ設けられていたが、図15に示す眼鏡500Bのように、複数対の凸部40及び溝50が設けられていてもよい。
 図15の例では、凸部40及び溝50が延びる方向以外は第2実施形態と同一であるため、第2実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 また、上述の実施形態では、1つの装飾部材30(或いは、130)を設けていたが、装飾部材30(或いは、130)は、テンプル4の長手方向に複数設けてもよい。この場合、図16(A)に示す眼鏡600Aのように、複数の装飾部材30を不均等の長さにしてもよいし、図16(B)に示す眼鏡600Bのように、複数の装飾部材30を均等の長さにしてもよい。
 なお、図16の例では、装飾部材30の数以外は第1実施形態と同一であるため、第2実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
 上述の実施形態では、溝及び凸部は台形又は矩形であったが、溝及び凸部の形状はこれらに限定されるものではなく、種々の形状とすることができる。例えば、図17(A)乃至図17(F)に示すように、テンプル本体の外面に溝を形成してもよいし、図17(G)乃至図17(M)に示すように、テンプル本体の外面と、テンプル本体の上面及び/又は下面に溝を形成してもよい。また、図17(N)に示すように、テンプル本体の外面に溝を設けずに、テンプル本体の上面及び下面に溝を形成してもよい。
 また、上述の実施形態では、装飾部材はテンプル本体の長さに略亘って設けられていたが、これに限定されるものではなく、例えば、図示は省略するが、テンプル本体の一部(望ましくは、テンプル本体の基端側の一部)に設けられていてもよい。
 また、例えば、テンプル本体及び先セルの一部に設けられていてもよい。この場合、テンプル本体に設けた凸部又は溝を先セルにも設け、先セルに設けた凸部又は溝の分だけ、装飾部材の長さを長くすればよい。
 以上説明した実施形態や変形例は任意に組み合わせ可能である。
 また、本発明は、視力矯正の眼鏡に限定されるものではなく、視力矯正を有さないファッション眼鏡やサングラス等に適用可能である。
 1-900 眼鏡
 2 レンズ
 3 蝶番
 4 テンプル
 10 フレーム
 13 ヨロイ
 13A 先端(ストッパ)
 20,120,201,205,520,720,820,920 テンプル本体
 21 外面
 40,440 凸部
 50,450 溝
 54 開口
 30,130,230,301,305,530 装飾部材
 270,370 止め具(ストッパ)
 470 磁石(ストッパ)

Claims (12)

  1.  レンズを支えるフレームと、前記フレームに蝶番で接続されたテンプルとを有する眼鏡において、前記テンプルが、テンプル本体と、前記テンプル本体の外面に溝を介してスライド接合される装飾部材とにより構成されていることを特徴とする眼鏡。
  2.  前記溝が前記テンプルの長手方向に延びて前記蝶番側に開口することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  3.  前記装飾部材の抜け止め用のストッパを前記フレームに設けたことを特徴とする請求項2に記載の眼鏡。
  4.  前記ストッパがヨロイの先端であることを特徴とする請求項3に記載の眼鏡。
  5.  前記ストッパが前記テンプル本体の外面に前記溝を介して接合されることを特徴とする請求項3に記載の眼鏡。
  6.  前記装飾部材の上部が前記テンプル本体の上部に重なり合うことを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の眼鏡。
  7.  前記溝が前記テンプルの短手方向に延びて前記テンプルの上縁側に開口することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  8.  前記溝が前記テンプル本体に形成されていることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の眼鏡。
  9.  前記溝が前記装飾部材に形成されていることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の眼鏡。
  10.  前記テンプル本体と前記装飾部材とが同幅かつ同長であることを特徴とする請求項1~9の何れかに記載の眼鏡。
  11.  眼鏡のフレームに蝶番で接続されるテンプルにおいて、テンプル本体と、前記テンプル本体の外面に溝を介して接合される装飾部材とにより構成されていることを特徴とするテンプル。
  12.  眼鏡のフレームに蝶番で接続されるテンプル本体の外面に溝を介して接合されることを特徴とする装飾部材。
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