JPH08166564A - バンド付き眼鏡 - Google Patents

バンド付き眼鏡

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Publication number
JPH08166564A
JPH08166564A JP33266794A JP33266794A JPH08166564A JP H08166564 A JPH08166564 A JP H08166564A JP 33266794 A JP33266794 A JP 33266794A JP 33266794 A JP33266794 A JP 33266794A JP H08166564 A JPH08166564 A JP H08166564A
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JP
Japan
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band
temple
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band member
parts
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JP33266794A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kawai
弘光 河合
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ATSUKUSU KK
Original Assignee
ATSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テンプル付き眼鏡にそのままの状態でバンドを
取り付けることのできるものを提供する。 【構成】テンプル付き眼鏡のテンプル部材12に取付部と
して突起部13を設ける。突起部13の根元部15及び先端縁
19はテンプル部材12に対して斜め方向に傾斜して設け
る。伸縮自在のバンド部材20の両端には結合部21を設
け、この結合部にはテンプル部材に設けられた突起部13
に嵌合しうる孔部22を設ける。突起部13の裏面には凹部
を設け、これと対応する結合部21の部位には凸部23を設
け、両者が係合するように構成する。以上によりバンド
部材がテンプル部材の取付部に斜め上方方向に簡単に取
り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、視力矯正用眼鏡、サ
ングラス、ゴーグル等の各種眼鏡に関するものであり、
とりわけ使用者がスポーツ等激しい動作を伴う行動をと
る際に、眼鏡が顔面から外れてしまわないように、バン
ドを取り付けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の視力矯正用の眼鏡やサングラスに
おいては、眼鏡フレームの両端部にテンプルがそれぞれ
設けられ、これを耳に掛けて使用しており、このテンプ
ルの端部の耳に乗せる部分の形状に工夫が成され、眼鏡
が顔面から外れないようにしている。他方、各種ゴーグ
ルにおいては、フレームの両端部にゴムバンドが取り付
けられて、ゴムバンドの伸縮力によりフレームが眼の周
囲に密着するように構成され、使用者の激しい動作にも
かかわらずゴーグルが外れないように成されている。ま
た、本願出願人が少し以前に出願したものであるが、テ
ンプルとバンドとの何れかを選択してフレーム等に取り
付けることができ、両者の交換を可能にした眼鏡も発明
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の眼鏡におい
ては、使用者の行動の目的に合わせて、テンプルが設け
られたもの、或いはバンドが設けられたものの何れかを
選択して使用せねばならず、それぞれのタイプのものを
用意しておかなければならなかった。また、テンプルと
バンドとが交換可能なタイプの眼鏡においては、その交
換の手間が掛かるという問題があった。そこで、本願発
明においては、テンプルを有するどのような種類の眼鏡
においても、使用目的に適合させて、簡単にバンドを取
り付け、また、取り外すことのできるものを提供するこ
とをその課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の第1のものは、テンプル部材を有する各
種眼鏡において、この眼鏡にバンド部材の両端部が着脱
可能に取り付けられる取付部を設けたものである。本願
発明の第2のものは、上記構成において、バンド部材が
テンプル部材に対して一定の角度をもって斜め上方方向
に取付部に取り付けられたものである。本願発明の第3
のものは、上記第1又は第2の発明において、バンド部
材の端部が回動自在に取付部に取り付けられたものであ
る。本願発明の第4のものは、上記第1の発明乃至第3
の発明の何れかのものにおいて、バンド部材の端部と取
付部との取り付けが、何れか一方に設けられた突起部1
3と他方に設けられた孔部22との結合であって、バン
ド部材の端部と取付部との結合の接合部位の何れか一方
に凸部23を、この凸部23に係合する他方に凹部16
を設けたものである。
【0005】
【作用】本願発明の第1のものにおいては、使用者がス
ポーツ等を行う際に、テンプル部材をつけたままの状態
で、この眼鏡に簡単にバンド部材を取り付けることによ
り、眼鏡が容易に顔面から外れない。本願発明の第2の
ものにおいては、バンド部材がテンプル部材と一定の角
度をもって斜め上方方向に取り付けられることにより、
使用者の後頭部のやや上方の最も相応しい部位をバンド
部材が締めつけることとなり、バンド部材が後頭部の下
方側にずれ落ちることがない。本願発明の第3のものに
おいては、バンド部材の端部が回動自在に取付部に取り
付けられるため、バンド部材を使用者の後頭部の最も適
切な位置に自由に移動して着用することができる。本願
発明の第4のものにおいては、上記第1から第3の発明
の何れかにおいて、バンド部材の端部と取付部との取り
付けを突起部と孔部との結合にしたため、その取り付け
が極めて簡単となり、且つ、バンド部材の端部と取付部
との結合の接合部位に凸部23と凹部16を設けること
により両者の結合が外れなくなる。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面に基づき実施例について説
明する。添付図面は全て本願発明の実施例を図示してい
る。図1は、本願発明の一実施例の全体斜視説明図であ
る。レンズ部材10は、サングラス用の着色されたもの
であって、フレーム部材11によってその全周が支持さ
れている。フレーム部材11は、その全体が使用者の眼
の周辺に密着してもよいように、使用者の顔面側に多少
延長するように厚みのある形状のものを使用している。
このフレーム部材11が使用者の顔面側に延長する部分
の全周又はその一部にクッション材を貼着しておくこと
も自由である。フレーム部材11の両側には、テンプル
部材12が折曲自在に軸着されている。これらの構成部
材は全て合成樹脂から形成されている。以上の眼鏡の構
成は、一例であって、レンズ部材の上方及び側方部分の
みをフレーム部材が支持する形式のものにしてもよい
し、また、レンズ部材及びフレーム部材とが一体的に形
成されたものであってもよく、どの様な形式の眼鏡でも
よい。要はテンプル部材が設けられた形式の眼鏡であれ
ばよい。
【0007】テンプル部材12のフレーム部材11側の
部分に取付部としての突起部13を設ける。この突起部
13は、正面視略長方形を有しており、根元部15を形
成する辺と先端縁19を成す辺とが平行に形成されてい
る。この実施例では、この突起部13を一体成形にて形
成している関係上、突起部13に対応するテンプル部材
12の部位には孔部14が形成されているが、この孔部
14は、必須の構成要素ではなく、特に設ける必要はな
い。また、突起部13の根元部15及び先端縁19は、
テンプル部材12に対して斜め方向に傾斜するように設
けられている。これは、後述するが、バンド部材20を
テンプル部材12と一定の角度をもって斜め上方に傾斜
させて取り付けられるようにするためである(この実施
例では、突起部13の先端縁19のみをテンプル部材1
2に対して斜め方向に傾斜するように設けておけば、バ
ンド部材を斜めに取り付けることができる。)。突起部
13の根元部15及び先端縁19は、上記のように必ず
しも斜め方向に傾斜するように設けなくともよく、この
根元部15及び先端縁19をテンプル部材12に対して
直角方向に設け、バンド部材をテンプル部材とほぼ平行
に取り付けられるように構成してもよいことは勿論であ
る。
【0008】バンド部材20は、伸縮自在のゴムバンド
から形成され、その両端部に合成樹脂素材からなる結合
部21を設け、この結合部21がテンプル部材12に設
けられた取付部である突起部13に取り付けられる。こ
の結合部21には孔部22が設けられ、この孔部22を
テンプル部材12の突起部13に嵌め込むことができ
る。図1には現れていないが、突起部13の裏面には凹
部が設けられ、この凹部と対応する結合部21の部位に
は凸部23を設けて、これら凹部と凸部23とが係合で
きるように構成する。これら凹部と凸部23の係合によ
り、テンプル部材12に設けられた取付部と、バンド部
材20の両端部に設けられた結合部21とが結合して、
容易に外れないようになる。
【0009】この実施例においては、結合部21に設け
られた凸部23の部分の厚みを他の部分よりも薄く形成
し、テンプル部材12に設けられた突起部13の先端縁
19と係合する係合縁部27を設けている。この係合縁
部27に突起部13の先端縁19が当接することによ
り、バンド部材20がテンプル部材12に対して斜め上
方方向に取り付けられるのである。他方、上記のように
凸部23が設けられた部分の厚みを薄く形成せずに、他
の部分と同様の厚みとして実施することも当然可能であ
る。その場合には、結合部21は、略長方形の孔部22
が設けられた単なる枠体から形成することができ、この
場合にはその枠体の先端側が突起部13の根元部15に
係合し、当接することになる。従って、凸部23は結合
部21の枠体の先端側の枠部に直接設ければよいことに
なる。後述するが、これと同様の結合形式を採用した他
の実施例を図3以降に示している。バンド部材20は、
2つの部分から構成して、両者をバックル25によって
結合できる形式にすることも自由である。
【0010】図2は、本願発明のテンプル部材の取付部
とバンド部材の結合部との他の実施例を図示しており、
その(A)が両者を分離した状態の斜視説明図であり、
その(B)が両者を結合した状態のB−B断面説明図で
ある。この実施例では、テンプル部材12に設けられた
取付部である突起部13の根元部15及び先端縁19が
テンプル部材12に対してほぼ直角方向に形成されてお
り、他方バンド部材20の端部に設けられた結合部21
のバンド取付部24がテンプル部材12に対して斜め方
向に形成され、バンド部材20をテンプル部材12に対
して斜め上方方向に取り付けることができるように構成
している。その他の構成は上記第1の実施例と同様であ
る。バンド部材20の端部に設けられた結合部21の孔
部22をテンプル部材12に設けられた取付部としての
突起部13に嵌め合わせ、突起部13の裏面に設けられ
た細長い凹部16に結合部21に設けられた細長い凸部
23を係合させて、両者取付部と結合部21とを結合す
ることができる。
【0011】ここで、突起部13の先端縁19は、結合
部21の略長方形の孔部22の図中左側の係合縁部27
と当接するように構成されている。即ち、結合部21に
細長く形成された凸部23が設けられている部分を他の
部分よりもその肉厚を薄く形成して他の部分の表面より
その表面を低く形成することによって、孔部22の図中
左側(細長い凸部23の少し左側)に段部を形成し、こ
の段部が係合縁部27を構成することになる。この係合
縁部27に取付部の先端縁19が当接する訳である。こ
のような構成を採用した理由は、図2(B)に図示され
たように、突起部13の表面(図中上方側)と結合部2
1の表面(図中上方側)とが、両者が結合された際に、
ほぼ同一平面となり、スマートな外観を呈することにな
るからである。このようにしてバンド部材20をテンプ
ル部材12に対して斜め上方方向に取り付け、且つ、容
易に離脱しないように連結することができるのである。
【0012】図3は、テンプル部材に形成される取付部
の他の実施例を図示する概略図であり、その(A)がそ
の斜視説明図、その(B)が図3(A)に示した実施例
に結合部を取り付けた状態の断面説明図、その(C)が
結合部を取り付けた状態の取付部の他の実施例の断面説
明図、その(D)が取付部の更に他の実施例の断面説明
図である。これらの図面においては、テンプル部材をフ
レーム部材に折曲自在に軸着するための軸着部の図示は
省略している。この取付部の実施例においては、取付部
である突起部13の形状が上記の実施例と異なった形状
を有している。即ち、この突起部13は、正面視略楕円
形を呈し、その突起部13の根元部17の断面形状が半
楕円形等の異なる形状を有している。14は孔部を図示
しているが、この孔部14は特に無くてもよいことは、
先の実施例と同様である。突起部13の裏面には、図に
は現れていないが、バンド部材の結合部に設けられた凸
部と係合しうる凹部が形成されていることも前記実施例
と同様である。
【0013】図3(B)及び(C)においては、バンド
部材の結合部21が取り付けられた状態を示しており、
孔部22の右側のもう1つの孔28にはバンド部材が取
り付けられる。図3(B)に図示したものは、図3
(A)に図示した取付部13に結合部21を取り付けた
状態のもので、バンド部材がテンプル部材12と同一方
向に、即ち水平方向に取り付けられる。図3(C)に図
示したものは、上記取付部をテンプル部材12に対して
斜め方向に形成したものである。従って、この取付部の
根元部17の左側の縁部30はテンプル部材12に対し
て斜めに傾斜して設けられていることになる。これによ
って、バンド部材の結合部21が斜めに取り付けられ
る。
【0014】図3(D)に図示したものは、突起部13
の形状を図3(A)及び(B)と同様にその長軸が水平
となる正面視略楕円形状に形成しているが、根元部17
の図中左側の縁部を斜め方向に傾斜して設けている。こ
の縁部30に結合部21の先端枠部が当接して、バンド
部材が斜め上方方向に取り付けられるのである。これら
の実施例においては、図3(A)に図示した通り、正面
視略楕円形状を呈する突起部13の表面に自社の有する
商標等が印刷されたシールを貼着して、スマートな外観
を呈するものとして実施することができる。この場合、
図3(A)及び(B)においては、そのシールを横方向
に水平に貼着することができるが、図3(C)において
は、そのシールが斜め方向に貼着されてしまう。この図
3(C)に示した取付部はバンド部材を斜めに取り付け
るためにその突起部を斜めにテンプル部材12に設けた
ためであるが、図3(D)のように突起部の根元部17
の縁部30のみを斜めに形成することによって、楕円形
状の突起部の表面をその長軸が水平となるように設ける
ことができ、図3(A)及び(B)と同様に商標等が印
刷されたシールを横方向に水平に貼着することが可能と
なる。
【0015】図4は、テンプル部材12に設けられる取
付部の更に他の実施例を図示しており、その(A)が正
面説明図、その(B)が図4(A)の底面説明図であ
る。突起部13は、上記実施例と同様正面視略楕円形状
を有しているが、その根元部の断面形状が略円形を有す
るものである。突起部13の裏面には、図4(B)に表
れているように、根元部17に沿って凸部18が複数設
けられている。この実施例では、先に示した実施例と異
なり、この凸部18を突起部13の側に設けている。従
って、この凸部18に係合する凹部は、バンド部材の結
合部の側に設けることになる。このように、相互に係合
する凸部又は凹部は、テンプル部材の取付部又はバンド
部材の結合部の何れか一方に設ければよく、どちら側に
設けてもよい。
【0016】図5は、本願発明の取付部と結合部の更に
他の実施例を図示し、これら両者が結合した状態の透視
正面説明図である。テンプル部材12に設けられた突起
部13は、正面視略楕円形形状を有し、その根元部17
は、断面略円形形状を有する。突起部13の裏面には根
元部17に沿って凹部16が複数設けられている。バン
ド部材20の端部には、結合部21が設けられ、突起部
13に嵌め込むことができる大きさの孔部22がこの結
合部21に設けられている。孔部22の図中左側は、根
元部17の外周に沿うような形状に形成されている。結
合部21が突起部13と接合する部分に複数の凸部2
3、23、・・・を設け、突起部13の裏面に設けられ
た凹部16と係合する。これにより取付部と結合部の結
合が容易に外れないようになる。ここで、取付部と結合
部の結合が容易に外れないといっても、凹部16及び凸
部23の係合は、それぞれが設けられている取付部及び
結合部21が可撓性を有する合成樹脂から形成されてい
るため、両者に離脱するような力を加えれば、離脱しう
る程度の係合を意味する。この実施例においては、結合
部21の突起部13と結合する部分の形状を、即ち、結
合部21の先端側の形状を突起部13の根元部17の円
周に沿うような形状に形成している。これにより結合部
21を根元部17の回りで適宜回動させた状態で連結さ
せることもできる。
【0017】図6は、前記図5に図示した実施例と更に
他の実施例を図示しており、その(A)が、バンド部材
20の結合部21をテンプル部材12に対して斜め上方
に回転させ、傾斜させて取り付けた状態を図示した透視
正面説明図であり、その(B)が図6(A)のB−B断
面説明図、その(C)が取付部と結合部の更に他の実施
例を示す断面説明図である。図6(A)及び(B)に示
した実施例の具体的な構成要素は、図5に関して説明し
た実施例と全く同一であり、バンド部材20の端部の結
合部21を少し上方に回転した状態で、突起部13に嵌
め合わせ、突起部13の裏面に設けられている凹部16
に、結合部23に設けられた凸部23とを係合させ、両
者を外れないようにしている。凸部23は、平面視円形
の点状の突起からなり、凹部16も、この凸部23と適
合するような小さい平面視円形の窪みから構成されてい
る。これら両者を適宜間隔をもって、根元部17の周辺
に沿って複数設ける。従って、バンド部材20の結合部
21は、凸部23の凹部16への適合箇所を変更するこ
とにより、テンプル部材12とのなす傾斜角度を必要に
応じて適宜選択して、変更することが可能となる。図6
(C)に図示した実施例においては、突起部と結合部と
の結合の外れ防止のために設けられた上記実施例の凹部
16と凸部23の係合と異なり、突起部13と結合部2
1とが結合した際の両者の接合箇所には何ら凹部や凸部
を設けずに、突起部13に結合部21が接合する部位の
外側(図中左側)に1個又は複数の突起31を形成した
ものである。この突起31によって、結合部21が容易
に突起部13から外れないようになるのである。
【0018】以上、各種実施例について説明したが、上
記の諸実施例においては、テンプル部材12の取付部と
して突起部を設け、バンド部材20の結合部21に孔部
22を形成しているが、これとは全く逆に、取付部の側
を孔部として構成し、結合部の側に突起部を形成して、
両者取付部と結合部とを結合することも当然可能であ
る。また、取付部と結合部の接合箇所に凹部と凸部をそ
れぞれ設けて両者を係合させているが、何れの側に凹部
を又は凸部を設けてもよく、どちらに凹部又は凸部を設
けるかは全く自由である。更に、取付部は、テンプルの
レンズ側の端部部分のみに限られず、その位置は自由に
設定することができ、フレーム部材に設けてもよいし、
またフレーム部材のない形式の眼鏡においては、直接レ
ンズ部材に設けてもよい。取付部及び結合部に設けられ
る突起部や孔部の形状及び大きさも上記実施例に限られ
ずに自由に設計することができる。更に、取付部及び結
合部に形成された相互に係合される凹部及び凸部の形
状、大きさ及び位置も全く自由に設計することができ
る。最後に取付部及び結合部の材質も、可撓性を有する
素材であれば何を使用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の構成からなる本願発明は以下の如
き効果を有する。本願発明の第1のものにおいては、使
用者が激しい動きを伴う行動を行う際に、テンプル部材
をつけたままの状態で、この眼鏡にバンド部材を取り付
けることができ、また、不要のときはそれを容易に外す
ことができる。本願発明の第2のものにおいては、バン
ド部材がテンプル部材と一定の角度をもって斜め上方方
向に取り付けられるため、使用者の後頭部のやや上方を
バンド部材が締めつけることとなり、バンド部材が後頭
部の下側にずれ落ちる心配がなくなる。本願発明の第3
のものにおいては、バンド部材の端部が取付部に回動自
在に取り付けられうるために、バンド部材の後頭部への
取付位置を自由に変更することができ、使用者の後頭部
の形に応じて最も相応しい部位にバンド部材を取り付け
ることができる。本願発明の第4のものにおいては、バ
ンド部材の端部と取付部との取り付けが、突起部と孔部
との結合によるため、その取り付けが極めて簡単とな
り、これに加えて、バンド部材の端部と取付部との結合
の接合部位に凸部と凹部が設けられているため、両者の
結合が容易に外れることがなくなる。以上、本願発明
は、簡易な構成にして、極めて大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の全体斜視説明図である。
【図2】本願発明の取付部とバンド部材端部の結合部の
他の実施例を示し、その(A)が両者を分離した状態の
斜視説明図であり、その(B)が両者を結合した状態の
図2(A)のB−B断面説明図である。
【図3】本願発明の取付部等の更に他の実施例の概略図
であり、その(A)が取付部の斜視説明図、その(B)
が図3(A)に図示した取付部に結合部を取り付けた状
態の断面説明図、その(C)が同じく取付部に結合部を
取り付けた状態の更に他の実施例の断面説明図、その
(D)が取付部の更に他の実施例の断面説明図である。
【図4】本願発明の取付部の更に他の実施例を示し、そ
の(A)が正面説明図、その(B)が図4(A)の底面
説明図である。
【図5】本願発明の取付部と結合部の更に他の実施例を
示しており、両者が結合した状体の正面透視説明図であ
る。
【図6】図5に図示した実施例と更に他の実施例を図示
しており、その(A)が図5の実施例において、バンド
部材をテンプル部材に対して斜め上方方向に傾けて取り
付けた状態を示した正面透視説明図、その(B)が図6
(A)のB−B断面説明図、その(C)が突起部と結合
部の更に他の実施例の断面説明図である。
【符号の説明】
10 レンズ部材、11 フレーム部材、12 テンプ
ル部材、13 突起部、16 凹部、18 凸部、20
バンド部材、21 結合部、22 孔部、23 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンプル部材を有する各種眼鏡におい
    て、この眼鏡にバンド部材の両端部が着脱可能に取り付
    けられる取付部を設けたことを特徴とするバンド付き眼
    鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1において、バンド部材がテンプ
    ル部材に対し一定の角度をもって斜め上方方向に取付部
    に取り付けられたことを特徴とするバンド付き眼鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、バンド部材の
    端部が回動自在に取付部に取り付けられたことを特徴と
    するバンド付き眼鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載のバンド
    付き眼鏡において、バンド部材の端部と取付部との取り
    付けが、何れか一方に設けられた突起部(13)と他方に設
    けられた孔部(22)との結合であって、バンド部材の端部
    と取付部との結合の接合部位の何れか一方に凸部(23)
    を、この凸部(23)に係合する他方に凹部(16)を設けたこ
    とを特徴とするバンド付き眼鏡。
JP33266794A 1994-12-12 1994-12-12 バンド付き眼鏡 Pending JPH08166564A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4986088B1 (ja) * 2011-03-07 2012-07-25 秀昭 北川 掛止機能付き眼鏡フレーム、眼鏡フレーム前側部材、及び眼鏡フレーム後側部材

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