JP2007156354A - 眼鏡セット - Google Patents

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武彦 吉田
Mitsuhisa Uekaji
充久 植梶
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Abstract


【課題】リムのタイプの異なる複数の眼鏡或いはリムレス眼鏡として使用可能な眼鏡セットを提供することを課題とする。
【解決手段】テンプル21を具備するリムレス眼鏡2と、テンプル及びレンズを具備せず、リムレス眼鏡2の前面に重ね合わせて着脱自在に取り付けられる前掛眼鏡フレーム1とを備え、前掛眼鏡フレーム1がリムレス眼鏡2に取り付けられた状態において、正面視で前掛眼鏡フレーム1のリム部12がリムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部に沿うように構成されている眼鏡セット100を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リムのタイプが異なる複数の眼鏡或いはリムレス眼鏡として使用可能な眼鏡セットに関する。
眼鏡は、レンズ、前枠、テンプル、丁番等の各部材が連結されて構成されている。前枠には、内側に形成された溝にレンズを嵌め込んで固定するためのリムが設けられている。リムとしては、レンズの外縁部全体を嵌め込むタイプ(フルリム)の他、装飾機能を重視してレンズの外縁部の上半分或いは下半分のみを嵌め込むタイプ(ハーフリム)が知られている。さらに、近年では、前枠にリムが設けられておらず、レンズを前枠を構成するブリッジ部に直接固定するリムレス眼鏡も広く知られるようになっている。
ここで、近年の眼鏡に対するファッション性、デザイン性等の装飾機能重視の傾向により、一人の使用者が複数の眼鏡を所有し、TPO(時(Time)、場所(Place)、場合(Occasion))に応じて各眼鏡を使い分けることも多く見られるようになってきている。
しかしながら、一人の使用者が、例えば、フルリムタイプの眼鏡、ハーフリムタイプの眼鏡及びリムレス眼鏡をTPOに応じて使い分けるには、各眼鏡をそれぞれ別個に購入する必要があるため費用が嵩む他、一日の間で各眼鏡を使い分けるような場合には、複数の眼鏡を携帯しなければならず不便であるという問題もある。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、リムのタイプの異なる複数の眼鏡或いはリムレス眼鏡として使用可能な眼鏡セットを提供することを課題とする。
前記課題を解決するべく、本発明は、テンプルを具備するリムレス眼鏡と、テンプル及びレンズを具備せず、前記リムレス眼鏡の前面に重ね合わせて着脱自在に取り付けられる前掛眼鏡フレームとを備え、前記前掛眼鏡フレームが前記リムレス眼鏡に取り付けられた状態において、正面視で前記前掛眼鏡フレームのリム部が前記リムレス眼鏡のレンズの外縁部に沿うように構成されていることを特徴とする眼鏡セットを提供する。
本発明に係る眼鏡セットは、リムレス眼鏡と、該リムレス眼鏡の前面に重ね合わせて着脱自在に取り付けられる前掛眼鏡フレームとを備え、前掛眼鏡フレームがリムレス眼鏡に取り付けられた状態において、正面視で前掛眼鏡フレームのリム部がリムレス眼鏡のレンズの外縁部に沿うように構成されている。従って、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けることで、正面視で、リムレス眼鏡をあたかもリムを有する眼鏡のように視認させることが可能である。一方、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡から取り外すと、リムレス眼鏡として使用することができる。このように、本発明に係る眼鏡セットは、リムレス眼鏡として使用したり、リムを有する眼鏡として使用したりすることが可能であるため、リムレス眼鏡とリムを有する眼鏡とを別個に購入、或いはそれぞれの眼鏡を携帯しなくても、TPO応じて、これらのタイプの眼鏡を使い分けることが可能である。
前記前掛眼鏡フレームとしては、前記リムレス眼鏡のレンズの外縁部全体に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレーム、前記リムレス眼鏡のレンズの外縁部の上半分に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレーム、及び前記リムレス眼鏡のレンズの外縁部の下半分に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレームの中から選択されたものを用いることができる。
例えば、レンズの外縁部全体に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けると、リムレス眼鏡をあたかもレンズの外縁部全体がリムに嵌め込まれたフルリムタイプの眼鏡のように視認させることができる。また、レンズの外縁部の上半分に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けると、リムレス眼鏡をあたかもレンズの外縁部の上半分がリムに嵌め込まれたハーフリムタイプの眼鏡のように視認させることができる。同様に、レンズの外縁部の下半分に沿うように形成されたリム部を有する前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けると、リムレス眼鏡をあたかもレンズの外縁部の下半分がリムに嵌め込まれたハーフリムタイプの眼鏡のように視認させることができる。このように、前掛眼鏡フレームのリム部の形状が異なる前掛眼鏡フレームを複数種用意しておき、この中から何れかを選択して使用すれば、本発明に係る眼鏡セットを、リムレス眼鏡や、複数種のリムを有する眼鏡として使い分けることが可能である。
なお、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けるための手段は、特に限定されず、例えば前掛眼鏡フレームとリムレス眼鏡との係合又は磁着を利用することが可能である。以下、係合及び磁着によって前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けるための好ましい構成について、順に説明する。
係合によって取り付ける具体的構成その1としては、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応し、当該ブリッジ部前面が嵌め込まれる凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の上端から後方に向けて延設された延設部と、前記凹溝と前後方向に対向するように前記延設部の後端部から下方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部とを備え、前記係止部に付勢力が作用していない状態において、前記ブリッジ部本体と前記係止部の下端部との前後方向の最小の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記凹溝の底部と前記係止部との前後方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されており、上下方向の着脱動作によって前記リムレス眼鏡に着脱される構成を挙げることができる。
かかる構成においては、前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部が、リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応し、当該ブリッジ部前面が嵌め込まれる凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、ブリッジ部本体の凹溝の上端から後方に向けて延設された延設部と、凹溝と前後方向に対向するように延設部の後端部から下方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部とを備える構成とされている。そして、係止部に付勢力が作用していない状態において、凹溝の底部と係止部との前後方向の間隔が、リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されている。従って、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けた状態においては、リムレス眼鏡のブリッジ部前面が前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体の凹溝に嵌め込まれ、リムレス眼鏡のブリッジ部後面が係止部の前面で係止される状態で、延設部がリムレス眼鏡のブリッジ部に下方から支持されることになる。従って、リムレス眼鏡のブリッジ部が、前掛眼鏡フレームのブリッジ部(ブリッジ部本体、延設部、係止部)に係合され、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の前後方向及び下方向への動きが、リムレス眼鏡のブリッジ部によって規制されることになり、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に確実に取り付けることが可能である。
また、係止部に付勢力が作用していない状態において、ブリッジ部本体と係止部の下端部との前後方向の最小の間隔が、リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さく設定されている。従って、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付ける際には、前掛眼鏡フレームの延設部をリムレス眼鏡のブリッジ部の上方に配設した後、前掛眼鏡フレームを下方へ移動させれば、リムレス眼鏡のブリッジ部が前掛眼鏡フレームの係止部の下端部に当接し、係止部が後方に向けて付勢されて撓むため、ブリッジ部本体と係止部の下端部との前後方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間をリムレス眼鏡のブリッジ部が容易に通過することになる。そして、リムレス眼鏡のブリッジ部が前記隙間を通過した後には、係止部が元の状態(付勢力が作用していない状態)に戻り、ブリッジ部本体と係止部の下端部との前後方向の最小の間隔がリムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さくなるため、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡のブリッジ部が抜け難くなる。一方、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡から取り外す際には、前掛眼鏡フレームの後方が上方に移動するように回動しながら前掛眼鏡フレームの全体を上方へ移動させることにより、リムレス眼鏡のブリッジ部前面が前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体の凹溝から抜けると共に、リムレス眼鏡のブリッジ部が前掛眼鏡フレームの係止部の下端部に当接し、係止部が後方に向けて付勢されて撓むため、ブリッジ部本体と係止部の下端部との前後方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡のブリッジ部が容易に抜けることになる。
以上のように、具体的構成その1によれば、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
好ましくは、前記係止部の下端部前面は、上方から下方に向けて前記ブリッジ部本体から離間する方向に湾曲した曲面形状とされる。
かかる構成によれば、リムレス眼鏡のブリッジ部を前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体と係止部の下端部との隙間に挿脱する際に、湾曲した曲面形状に沿ってリムレス眼鏡のブリッジ部を移動させることができるため、前掛眼鏡フレームの着脱動作をスムーズに行うことができるという利点を有する。
また、係合によって取り付ける具体的構成その2としては、具体的構成その1に係る前掛眼鏡フレームのブリッジ部の上下を反転させた構成を採用することも可能である。すなわち、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応し、当該ブリッジ部前面が嵌め込まれる凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の下端から後方に向けて延設された延設部と、前記凹溝と前後方向に対向するように前記延設部の後端部から上方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部とを備え、前記係止部に付勢力が作用していない状態において、前記ブリッジ部本体と前記係止部の上端部との前後方向の最小の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記凹溝の底部と前記係止部との前後方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されており、上下方向の着脱動作によって前記リムレス眼鏡に着脱される構成を採用することも可能である。
かかる構成によれば、着脱動作の方向が上下に反転する点を除き、具体的構成その1に係る眼鏡セットと略同等の作用効果を奏し、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
また、係合によって取り付ける具体的構成その3としては、具体的構成その1に係る前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体に形成された凹溝を、ブリッジ部本体ではなく係止部に形成する構成を採用することも可能である。すなわち、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、ブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の上端部から後方に向けて延設された延設部と、前記ブリッジ部本体と対向するように前記延設部の後端部から下方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部とを備え、前記係止部の上端部前面には、前記リムレス眼鏡のブリッジ部後面の形状に対応し、当該ブリッジ部後面が嵌め込まれる凹溝が形成され、前記係止部に付勢力が作用していない状態において、前記ブリッジ部本体と前記係止部の下端部との前後方向の最小の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記凹溝の底部と前記ブリッジ部本体との前後方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されており、上下方向の着脱動作によって前記リムレス眼鏡に着脱される構成を採用することも可能である。
かかる構成によれば、具体的構成その1に係る眼鏡セットと略同等の作用効果を奏し、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
また、係合によって取り付ける具体的構成その4としては、具体的構成その3に係る前掛眼鏡フレームのブリッジ部の上下を反転させた構成を採用することも可能である。すなわち、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、ブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の下端部から後方に向けて延設された延設部と、前記ブリッジ部本体と対向するように前記延設部の後端部から上方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部とを備え、前記係止部の下端部前面には、前記リムレス眼鏡のブリッジ部後面の形状に対応し、当該ブリッジ部後面が嵌め込まれる凹溝が形成され、前記係止部に付勢力が作用していない状態において、前記ブリッジ部本体と前記係止部の上端部との前後方向の最小の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記凹溝の底部と前記ブリッジ部本体との前後方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されており、上下方向の着脱動作によって前記リムレス眼鏡に着脱される構成を採用することも可能である。
かかる構成によれば、着脱動作の方向が上下に反転する点を除き、具体的構成その3に係る前掛眼鏡フレームと略同等の作用効果を奏し、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
また、係合によって取り付ける具体的構成その5としては、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応する凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の上端から後方に向けて延設された第1の係止部と、前記第1の係止部と略同等の長さを有し、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の下端から後方に向けて延設された第2の係止部とを備え、前記第1の係止部及び前記第2の係止部の少なくとも何れか一方は、上下方向に撓むことが可能な可撓性部材からなり、前記第1の係止部及び前記第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、前記第1の係止部の後端部と前記第2の係止部の後端部との上下方向の最小の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記第1の係止部の前端部と前記第2の係止部の前端部との上下方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みと略同等に設定されており、なお且つ、前記第1の係止部の前端部又は前記第2の係止部の前端部の長さと前記凹溝の深さとの和が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されている構成を挙げることができる。
かかる構成においては、前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部が、リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応する凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、ブリッジ部本体の凹溝の上端から後方に向けて延設された第1の係止部と、第1の係止部と略同等の長さを有し、ブリッジ部本体の凹溝の下端から後方に向けて延設された第2の係止部とを備え、第1の係止部及び第2の係止部の少なくとも何れか一方が、上下方向に撓むことが可能な可撓性部材から構成されている。そして、第1の係止部及び第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、第1の係止部の前端部と第2の係止部の前端部との上下方向の間隔が、リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みと略同等に設定されており、なお且つ、第1の係止部の前端部又は第2の係止部の前端部の長さ(すなわち、第1の係止部と第2の係止部との上下方向の間隔がリムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みと略同等に設定されている第1の係止部又は第2の係止部の前端部の長さ)と凹溝の深さとの和が、リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されている。従って、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けた状態においては、リムレス眼鏡のブリッジ部前面が前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体の凹溝に嵌め込まれ、リムレス眼鏡のブリッジ部上下面が第1の係止部と第2の係止部との間で挟持されることになる。即ち、リムレス眼鏡のブリッジ部は、前掛眼鏡フレームのブリッジ部(ブリッジ部本体、第1の係止部、第2の係止部)に係合されることになる。この係合により、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の上下方向及び後方への動きが、リムレス眼鏡のブリッジ部によって規制され、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に確実に取り付けることが可能である。
また、第1の係止部及び第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との上下方向の最小の間隔が、リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている。従って、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付ける際には、前掛眼鏡フレームの第1の係止部と第2の係止部の隙間をリムレス眼鏡のブリッジ部の前方に配設した後、前掛眼鏡フレームを後方へ移動させれば、リムレス眼鏡のブリッジ部が前掛眼鏡フレームの第1の係止部の後端部の下端及び第2の係止部の後端部の上端に当接し、第1の係止部の後端部が上方に向けて付勢されて撓むか、若しくは第2の係止部の後端部が下方に向けて付勢されて撓むか、或いは第1の係止部及び第2の係止部の双方の後端部が撓むため、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との上下方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間をリムレス眼鏡のブリッジ部が通過することになる。そして、リムレス眼鏡のブリッジ部が前記隙間を通過した後には、第1の係止部若しくは第2の係止部或いはその双方が元の状態(付勢力が作用していない状態)に戻り、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との上下方向の最小の間隔がリムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さくなるため、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡のブリッジ部が抜け難くなる。一方、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡から取り外す際には、前掛眼鏡フレームを前方へ移動させることにより、リムレス眼鏡のブリッジ部前面が前掛眼鏡フレームのブリッジ部本体の凹溝から抜けると共に、リムレス眼鏡のブリッジ部が前掛眼鏡フレームの第1の係止部の後端部及び第2の係止部の後端部に当接し、第1の係止部が上方に向けて付勢されて撓むか、若しくは第2の係止部が下方に向けて付勢されて撓むか、或いは第1の係止部及び第2の係止部の双方の後端部が撓むため、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との上下方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡のブリッジ部が抜けることになる。
かかる構成によれば、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
また、係合によって取り付ける具体的構成その6としては、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応し、当該ブリッジ部前面が嵌め込まれる凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の上端から後方に向けて延設された第1の係止部と、前記第1の係止部と略同等の長さを有し、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の下端から後方に向けて延設された第2の係止部とを備え、前記第1の係止部及び前記第2の係止部の少なくとも何れか一方は、上下方向に撓むことが可能な可撓性部材からなり、前記第1の係止部は後端部の左右方向両端部に下方向に突出する凸部を具備し、及び/又は、前記第2の係止部は後端部の左右方向両端部に上方向に突出する凸部を具備し、前記第1の係止部及び前記第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、前記第1の係止部の後端部と前記第2の係止部の後端部との左右方向両端部における上下方向の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記第1の係止部の前端部と前記第2の係止部の前端部との上下方向の間隔及び前記第1の係止部の後端部と前記第2の係止部の後端部との左右方向中央部における上下方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みと略同等に設定されており、なお且つ、前記第1の係止部の前端部又は前記第2の係止部の前端部の長さと前記凹溝の深さとの和が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されている構成を挙げることができる。
かかる構成においては、第1の係止部及び第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との左右方向全長に亘って、その上下方向の間隔がリムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されているのではなく、その一部(左右方向両端部)の上下方向の間隔のみがリムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている。すなわち、第1の係止部の凸部が左右方向の両端部にのみ、若しくは第2の係止部の凸部が左右方向の両端部にのみ、或いは第1の係止部及び第2の係止部の凸部がそれぞれ左右方向両端部にのみ設けられているため、第1の係止部及び/又は第2の係止部の左右方向全長に亘って凸部を設ける構成を採用する場合に比べて、前掛眼鏡フレームを着脱する際におけるリムレス眼鏡のブリッジ部が当接する第1の係止部及び第2の係止部の領域が少なくなり、凸部の接触抵抗が小さくなる結果、着脱が容易となる。
よって、かかる構成によれば、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡により一層容易に取り付け可能であるという優れた利点を有する。
或いは、係合によって取り付ける具体的構成その7として、前記前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部前面の形状に対応し、当該ブリッジ部前面が嵌め込まれる凹溝が後面に形成されたブリッジ部本体と、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の上端から後方に向けて延設された第1の係止部と、前記第1の係止部と略同等の長さを有し、前記ブリッジ部本体の前記凹溝の下端から後方に向けて延設された第2の係止部とを備え、前記第1の係止部及び前記第2の係止部の少なくとも何れか一方は、上下方向に撓むことが可能な可撓性部材からなり、前記第1の係止部は後端部の左右方向両端部の内何れかの端部に下方向に突出する第1の凸部を具備すると共に、前記第2の係止部は後端部の左右方向両端部の内何れか他方の端部に上方向に突出する第2の凸部を具備し、前記第1の係止部及び前記第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、前記第1の係止部の後端部と前記第2の係止部の後端部との左右方向両端部における上下方向の間隔が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている一方、前記第1の係止部の前端部と前記第2の係止部の前端部との上下方向の間隔及び前記第1の係止部の後端部と前記第2の係止部の後端部との左右方向中央部における上下方向の間隔は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みと略同等に設定されており、なお且つ、前記第1の係止部の前端部又は前記第2の係止部の前端部の長さと前記凹溝の深さとの和が、前記リムレス眼鏡のブリッジ部の前後方向の厚みと略同等に設定されている構成を採用することも可能である。
かかる構成においては、第1の係止部及び第2の係止部に付勢力が作用していない状態において、具体的構成その6と同様に、第1の係止部の後端部と第2の係止部の後端部との一部(左右方向両端部)の上下方向の間隔のみがリムレス眼鏡のブリッジ部の上下方向の厚みよりも小さく設定されている。すなわち、第1の係止部の第1の凸部が左右方向の一方の端部にのみ設けられ、第2の係止部の第2の凸部が左右方向の他方の端部にのみ設けられているため、第1の係止部及び/又は第2の係止部の左右方向全長に亘って凸部を設ける構成を採用する場合に比べて、前掛眼鏡フレームを着脱する際におけるリムレス眼鏡のブリッジ部が当接する凸部の領域が少なくなり、凸部の接触抵抗が小さくなる結果、着脱が容易となる。
よって、かかる構成によれば、具体的構成その6に係る眼鏡セットと略同等の作用効果を奏し、係合によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡により一層容易に取り付け可能であるという優れた利点を有する。
次に、磁着によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付ける具体的構成を説明する。磁着によって取り付ける具体的構成としては、前記リムレス眼鏡のブリッジ部及び前記前掛眼鏡フレームのブリッジ部の何れか一方に磁石が設けられると共に、前記リムレス眼鏡のブリッジ部及び前記前掛眼鏡フレームのブリッジ部の何れか他方に前記磁石と磁着する磁着手段が設けられている構成を挙げることができる。
かかる構成によれば、磁力によって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
ここで、眼鏡セットを使用者が着脱する(掛けたり外したりする)際に、リムレス眼鏡のテンプルを開く動作を行うと、リムレス眼鏡が若干前後方向に撓む(リムレス眼鏡のブリッジ部が後方に下がるように撓む)ため、これに応じて前掛眼鏡フレームのブリッジ部とリムレス眼鏡のブリッジ部とが互いに前後方向に離間する力が作用することになる。そのため、テンプルを開く動作に伴い、使用者の意思に反して前掛眼鏡フレームがリムレス眼鏡から脱落してしまう恐れがある。
上記のような脱落の恐れを回避するためには、前記前掛眼鏡フレームが前記リムレス眼鏡に取り付けられた状態において、前記前掛眼鏡フレームのブリッジ部は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部に下方から支持される基部と、当該基部の後端から下方に延設され前記リムレス眼鏡のブリッジ部に係止される係止部とを具備し、前記磁着手段は、前記リムレス眼鏡のブリッジ部に設けられ、前記磁石は、前記前掛眼鏡フレームが前記リムレス眼鏡に取り付けられた状態において、前記磁着手段の後面側に対向する前記係止部の部位に設けられる構成とすることができる。
かかる構成によれば、前掛眼鏡フレームを構成するブリッジ部がリムレス眼鏡のブリッジ部に下方から支持される基部と、当該基部の後端から下方に延設され前記リムレス眼鏡のブリッジ部に係止される係止部とを具備すると共に、前掛眼鏡フレームが前記リムレス眼鏡に取り付けられた状態において、リムレス眼鏡のブリッジ部に設けられた磁着手段の後面側に対向する係止部の部位に磁石が設けられている。換言すれば、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の基部がリムレス眼鏡に下方から支持され、その係止部がリムレス眼鏡のブリッジ部に係止された状態で、前後方向にそれぞれ配設された磁石と磁着手段との間に磁力が作用することにより、前掛眼鏡フレームがリムレス眼鏡に取り付けられる構成である。従って、かかる構成の眼鏡セットを使用者が使用する際に、リムレス眼鏡のテンプルを開く動作を行い、これによって前掛眼鏡フレームのブリッジ部とリムレス眼鏡のブリッジ部とが互いに前後方向に離間しようとする力が作用したとしても、磁石と磁着手段との間に作用する磁力の方向が前後方向であるため、前記離間しようとする力を吸収することができる。よって、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に確実に取り付けることが可能である。また、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付ける際には、前掛眼鏡フレームの基部をリムレス眼鏡のブリッジ部の上方に配設した後、前掛眼鏡フレームを下方へ移動させるだけで良く、この際に作用する磁力は前後方向であって前掛眼鏡フレームの下方への移動を阻害する方向には作用しないため、容易に取り付けることが可能である。前掛眼鏡フレームを取り外す際には、前掛眼鏡フレームを上方へ移動させるだけで良く、この際にも磁力が前掛眼鏡フレームの移動を阻害せず、容易に取り外すことが可能である。
上記に挙げた全ての構成において、好ましくは、前記前掛眼鏡フレームの左右方向両端部の後面に、前記リムレス眼鏡の左右方向両端部の前面の形状に対応する凹溝が設けられている構成とされる。
かかる構成によれば、前掛眼鏡フレームの左右方向両端部の後面に、リムレス眼鏡の左右方向両端部の前面の形状に対応する凹溝が設けられているため、前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けた際に、前記凹溝にリムレス眼鏡の左右方向両端部の前面が係合することになり、より一層確実に前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けることが可能となる。
本発明に係る眼鏡セットによれば、前掛眼鏡フレームを着脱することによって、眼鏡セットをリムレス眼鏡として使用したり、リムを有するタイプの眼鏡として使用したりすることが可能であるため、リムレス眼鏡とリムを有するタイプの眼鏡を購入或いは携帯しなくても、TPO応じて、これらのリムのタイプの眼鏡を使い分けることが可能である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る眼鏡セットについて説明する。
図1は、前掛眼鏡フレームがリムレス眼鏡に取り付けられた状態の本実施形態に係る眼鏡セットの外観図であり、図1(a)は正面図を示し、図1(b)は平面図を示す。本実施形態に係る眼鏡セット100は、テンプル21を具備するリムレス眼鏡2と、テンプル及びレンズを具備せず、リムレス眼鏡2の前面に重ね合わせて着脱自在に取り付けられる前掛眼鏡フレーム1とを備えている。眼鏡セット100は、かかる前掛眼鏡フレーム1がリムレス眼鏡2に取り付けられた状態において、正面視で前掛眼鏡フレーム1のリム部12がリムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部に沿うように構成されている。
図2は、本実施形態に係るリムレス眼鏡2の外観図であり、図2(a)は正面図を示し、図2(b)は平面図を示す。本実施形態に係るリムレス眼鏡2は、左右一対の各レンズ23を2点で支持する、いわゆるツーポイントタイプのリムレス眼鏡とされている。より具体的には、リムレス眼鏡2は、左右一対のテンプル21と、左右一対の各テンプル21に丁番構造を介して連結された左右一対のヨロイ22と、左右一対の各ヨロイ22に外側端部が取り付けられた左右一対のレンズ23と、左右一対のレンズ23の内側端部を連結するブリッジ部24と、ブリッジ部24から下方に延設された左右一対の鼻パッド25とを備えている。このように、外側端部と内側端部との2点でレンズ23を支持することにより、リムレス眼鏡2は、リムを用いることなくレンズ23を支持可能に形成されている。
図3は、本実施形態における前掛眼鏡フレーム1の外観図であり、図3(a)は正面図を示し、図3(b)は平面図を示す。前掛眼鏡フレーム1は、左右一対のリム部12と左右一対のリム部12を連結するブリッジ部11とを備える。左右一対の各リム部12は、前掛眼鏡フレーム1がリムレス眼鏡2の前面に重ね合わせて取り付けられた状態において、眼鏡セット100の正面視で、リムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部全体に沿うように形成されている(図1(a)参照)。具体的には、リム部12は、レンズ23に対応した寸法の開口部が内側に形成された環状に形成されている。但し、通常のリムと異なり、レンズを嵌め込む構成でないため、内側に溝は形成されていない。一方、ブリッジ部11は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24に着脱自在に取り付けることが可能に構成されている。ブリッジ部11の具体的構成については後述する。なお、ブリッジ部11、リム部12の材質は、特に限定されるものでなく、金属、プラスックなどから適宜選択することができる。
図1(a)に示すように、以上に説明した構成を有するリムレス眼鏡2のブリッジ部24に前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11を取り付けると、眼鏡セット100の正面視において、リム部12が、リムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部全体に沿うため、リムレス眼鏡2をあたかもフルリムタイプの眼鏡のように視認させることが可能である。一方、リムレス眼鏡2のブリッジ部24から前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11を取り外すと、リムレス眼鏡2として使用することができる。このように、本実施形態に係る眼鏡セット100は、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に対して着脱することにより、リムレス眼鏡として使用したり、フルリムタイプの眼鏡として使用したりすることが可能である。よって、本実施形態に係る眼鏡セット100によれば、リムレス眼鏡とフルリムタイプの眼鏡とを別個に購入或いは携帯しなくても、TPOに応じて、これらのタイプの眼鏡を使い分けることが可能となる。
なお、図1(a)に示すように、本実施形態に係る前掛眼鏡フレーム1のリム部12は、リムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部全体に沿うような形状であるが、本発明に採用可能なリム部12の形状は、特にこれに限定されるものでない。図4は、リム部12がリムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部の一部分にのみ沿うような形状の前掛眼鏡フレーム1を例示する図である。図4(a)は、リムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部の上半分にのみ沿うように形成されたリム部12Kを有する前掛眼鏡フレーム1Kの正面図を示し、図4(b)は、図4(a)に示す前掛眼鏡フレーム1Kをリムレス眼鏡2に取り付けた状態の眼鏡セット100Kの正面図を示す。図4(a)に示す前掛眼鏡フレーム1Kにおいては、リム部12Kの具体的な形状は、開口部を下方に向けた略半楕円弧状とされている。また、図4(c)は、リムレス眼鏡2のレンズ23の外縁部の下半分にのみ沿うように形成されたリム部12Lを有する前掛眼鏡フレーム1Lの正面図を示し、図4(d)は、図4(c)に示す前掛眼鏡フレーム1Lをリムレス眼鏡2に取り付けた状態の眼鏡セット100Lの正面図を示す。図4(c)に示す前掛眼鏡フレーム1Lにおいては、リム部12Lの具体的な形状は、開口部を上方に向けた略半楕円弧状とされている。
図4(b)に示すように、レンズ23の外縁部の上半分に沿うように形成されたリム部12Kを有する前掛眼鏡フレーム1Kをリムレス眼鏡2に取り付けることで、リムレス眼鏡2を、あたかもレンズ23の外縁部の上半分がリムに嵌め込まれたハーフリムタイプの眼鏡のように視認させることが可能である。同様に、図4(d)に示すように、レンズ23の外縁部の下半分に沿うように形成されたリム部12Lを有する前掛眼鏡フレーム1Lを、リムレス眼鏡2に取り付けることで、リムレス眼鏡2をあたかもレンズ23の外縁部の下半分がリムに嵌め込まれたハーフリムタイプの眼鏡のように視認させることが可能である。このように、リム部12の形状が異なる前掛眼鏡フレーム1を複数種用意しておき、この中から何れかを選択して使用すれば、本実施形態に係る眼鏡セット100を、リムレス眼鏡や、複数種のリムを有する眼鏡として使い分けることが可能である。
また、本実施形態に係るリムレス眼鏡2は、ツーポイントタイプのリムレス眼鏡であるが、本発明に採用可能なリムレス眼鏡は、ツーポイントタイプのリムレス眼鏡に限定されるものでない。図5は、ツーポイントタイプ以外のリムレス眼鏡を例示する図である。図5(a)は、レンズ23を1点のみで支持する、いわゆるワンポイントタイプのリムレス眼鏡2Mの正面図を示し、図5(b)は、ワンポイントタイプのリムレス眼鏡2Mに本実施形態に係る前掛眼鏡フレーム1(図3参照)を取り付けた状態の眼鏡セット100Mの正面図を示す。図5(c)は、レンズ23を3点で支持する、いわゆるスリーポイントタイプのリムレス眼鏡2Nの正面図を示し、図5(d)は、スリーポイントタイプのリムレス眼鏡2Nに本実施形態に係る前掛眼鏡フレーム1(図3参照)を取り付けた状態の眼鏡セット100Nの正面図を示す。
図5(a)に示す、ワンポイントタイプのリムレス眼鏡2Mは、左右一対のテンプル(図示せず)と、左右一対の各テンプルに連結された左右一対のヨロイ22Mと、左右一対の各ヨロイ22Mと連結された前枠本体26とを備える。図5(a)に示すワンポイントタイプのリムレス眼鏡2Mは、ヨロイ22Mと前枠本体26とが一体物として形成されている。かかる前枠本体26は、中央部に形成されたブリッジ部24Mを備えている。該ブリッジ部24Mには、該ブリッジ部24Mから下方に延設された左右一対の鼻パッド25が取り付けられている。ブリッジ部24Mの左右方向外端部には、それぞれレンズ取付部28が下方に延設されている。左右一対の各レンズ23は、それぞれの内側端部の一点がレンズ取付部28の先端で支持されている。
図5(b)に示すように、ワンポイントタイプのリムレス眼鏡2Mであっても、ブリッジ部24に前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11を取り付けると、あたかもフルリムタイプの眼鏡のように視認させることが可能である。
一方、図5(c)に示す、スリーポイントタイプのリムレス眼鏡2Nは、ヨロイ22Nが上下に分岐し、該ヨロイ22Nに、レンズ23の外側端部の上部と下部の2点が取り付けられている構成を除き、図2に示すツーポイントタイプのリムレス眼鏡2と同じ構成である。
図5(d)に示すように、スリーポイントタイプのリムレス眼鏡2Nであっても、ブリッジ部24に前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11を取り付けると、あたかもフルリムタイプの眼鏡のように視認させることが可能である。
なお、図示していないが、ワンポイントタイプやスリーポイントタイプのリムレス眼鏡2M、2Nに、図4(a)及び図4(c)に示す前掛眼鏡フレーム1K、1Lを取り付ければ、各リムレス眼鏡2M、2Nをあたかもレンズ23の外縁部の上半分又は下半分がリムに嵌め込まれたハーフリムタイプの眼鏡のように視認させることができる。
また、図6は、図1(b)のA−A矢視断面拡大図を示す。本実施形態に係る前掛眼鏡フレーム1は、好ましい構成として、前掛眼鏡フレーム1の左右方向両端部の後面に、リムレス眼鏡2の左右方向両端部の前面の形状に対応する凹溝13(図3(b)参照)が設けられている。本実施形態において、前掛眼鏡フレーム1の左右方向両端部とは、左右のリム部12の外側端部であり、リムレス眼鏡2の左右方向両端部とは、リムレス眼鏡2の左右のヨロイ22の部分である。そして、凹溝13は、前掛眼鏡フレーム1の左右のリム部12の外側端部後面に設けられ、その形状が、ヨロイ22の前面に対応する形状とされている。
かかる好ましい構成により、例えば、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付けた際に、凹溝13にリムレス眼鏡2のヨロイ22が係合(図6参照)することになり、より一層確実に前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付けることが可能である。
以下、前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11の具体的構成について説明する。まず、係合によって、リムレス眼鏡2に前掛眼鏡フレーム1を着脱自在に取り付けることを実現するための、ブリッジ部11の構成について説明する。
<具体的構成その1>
図7は、本具体的構成その1に係るブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1を説明する図である。図7(a)は、本具体的構成その1に係るブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1の平面図を、図7(b)は、図1(b)のB―B矢視断面拡大図を、図7(c)は、図7(a)のC―C矢視断面拡大図を、図7(d)は、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付ける際における図7(c)に示す状態から図7(b)に示す状態への遷移過程を示す断面拡大図を、図7(d)は、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2から取り外す際における図7(b)に示す状態から図7(c)に示す状態への遷移過程を示す断面拡大図を示す。
図7(c)に示すように、本具体的構成その1に係るブリッジ部11は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24前面の形状に対応する凹溝111aが後面に形成されたブリッジ部本体111と、ブリッジ部本体111の凹溝111aの上端から後方に向けて延設された延設部112と、凹溝111aと前後方向に対向するように延設部112の後端部から下方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材(可撓性を有する樹脂材料や金属材料の他、可撓性を有するものであれば、何れの材料を採用してもよい)からなる係止部113とを備えている。
そして、係止部113に付勢力が作用していない状態(図7(a)、図7(c)の状態)において、ブリッジ部本体111と係止部113の下端部との前後方向の最小の間隔T1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みT(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、凹溝111aの底部と係止部113との前後方向の間隔T2は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTと略同等に設定されている。
以上の構成により、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付けた状態(図7(b)の状態)においては、リムレス眼鏡2のブリッジ部前面24aが前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111の凹溝111aに嵌め込まれ、リムレス眼鏡2のブリッジ部後面24bが係止部113の前面で係止される状態で、延設部112がリムレス眼鏡2のブリッジ部24に下方から支持されることになる。従って、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が、前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111と延設部112と係止部113とに係合され、前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11の前後方向及び下方向への動きが、リムレス眼鏡2のブリッジ部24によって規制される。この規制によって、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に確実に取り付けることが可能となる。
前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付ける際(図7(d)参照)には、前掛眼鏡フレーム1の延設部112をリムレス眼鏡2のブリッジ部24の上方に配設した後、前掛眼鏡フレーム1を下方(図7(d)の矢符Zの方向)へ移動させれば良い。これによりリムレス眼鏡2のブリッジ部24が前掛眼鏡フレーム1の係止部113の下端部に当接し、係止部113が後方(図7(d)の白抜き矢符の方向)に向けて付勢されて撓む(図7(d)の破線で示す状態から実線で示す状態に遷移する)。この撓みにより、ブリッジ部本体111と係止部113の下端部との前後方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間をリムレス眼鏡2のブリッジ部24が容易に通過することになる。そして、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が前記隙間を通過した後には、係止部113が元の状態(付勢力が作用していない状態)に戻る。これにより、ブリッジ部本体111と係止部113の下端部との前後方向の最小の間隔がリムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTよりも小さくなるため、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡2のブリッジ部24が抜け難くなる。
一方、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2から取り外す際(図7(e)参照)には、前掛眼鏡フレーム1の後方が上方に移動するように回動(図7(e)の矢符Xの方向に回動)させながら前掛眼鏡フレーム1の全体を上方(図7(e)の矢符Yの方向)へ移動させる。これにより、リムレス眼鏡2のブリッジ部前面24aが前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111の凹溝111aから抜ける。さらに、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が前掛眼鏡フレーム1の係止部113の下端部に当接し、係止部113が後方(図7(e)の白抜き矢符の方向)に向けて付勢されて撓む(図7(e)の破線で示す状態から実線で示す状態に遷移する)。この撓みによって、ブリッジ部本体111と係止部113の下端部との前後方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡2のブリッジ部24が容易に抜けることになる。
以上に説明したように、本具体的構成その1によれば、係合によって、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易であるという優れた利点を有する。
なお、本具体的構成その1に係るブリッジ部11は、好ましい構成として、係止部113の下端部前面113a(図7(c)参照)が、上方から下方に向けてブリッジ部本体111から離間する方向に湾曲した曲面形状とされている。
かかる好ましい構成により、リムレス眼鏡2のブリッジ部24を前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111と係止部113の下端部との隙間に挿脱する際(図7(d)及び図7(e))に、湾曲した曲面形状に沿ってリムレス眼鏡2のブリッジ部24を移動させることができるため、前掛眼鏡フレーム1の着脱動作をスムーズに行うことができるという利点を有する。
<具体的構成その2>
図8は、他の具体的構成に係るブリッジ部11の断面拡大図である。図8(a)は、本具体的構成その2に係るブリッジ部の断面拡大図を示す。図8(a)に示すように、本具体的構成その2に係るブリッジ部11Aは、図7を参照して説明したブリッジ部11の上下を反転させた構成となっている。より具体的に説明すれば、ブリッジ部11Aは、リムレス眼鏡2のブリッジ部24前面の形状に対応する凹溝111Aaが後面に形成されたブリッジ部本体111Aと、ブリッジ部本体111Aの凹溝111Aaの下端から後方に向けて延設された延設部112Aと、凹溝111Aaと前後方向に対向するように延設部112Aの後端部から上方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部113Aとを備えている。かかる係止部113Aに付勢力が作用していない状態において、ブリッジ部本体111Aと係止部113Aの上端部との前後方向の最小の間隔T1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みT(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、凹溝111Aaの底部と係止部113Aとの前後方向の間隔T2は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTと略同等に設定されている。
本具体的構成その2に係るブリッジ部11Aが採用された前掛眼鏡フレーム1についても、着脱動作の方向が、前述した具体的構成その1のブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1とは上下に反転する点を除き、略同等の作用効果を奏し、リムレス眼鏡2に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易である。ただし、本具体的構成その2に係るブリッジ部11Aは上方が開口している構成であるため、前述したブリッジ部11に比べれば、前掛眼鏡フレーム1が自重によって下方向へ移動しようとする動きを阻止する機能が劣ることになる。従って、本具体的構成その2に係るブリッジ部11Aは、比較的軽量の前掛眼鏡フレーム1に採用することが好ましい。
<具体的構成その3>
図8(b)は、本具体的構成その3に係るブリッジ部の断面拡大図を示す。図8(b)に示すように、本具体的構成その3に係るブリッジ部11Bは、図7を参照して説明したブリッジ部11のブリッジ部本体111に形成された凹溝111aを、ブリッジ部本体111ではなく係止部113に形成した構成である。より具体的に説明すれば、ブリッジ部11Bは、ブリッジ部本体111Bと、ブリッジ部本体111Bの上端部から後方に向けて延設された延設部112Bと、ブリッジ部本体111Bと対向するように延設部112Bの後端部から下方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部113Bとを備えている。かかる係止部113Bの上端部前面には、リムレス眼鏡2のブリッジ部24後面の形状に対応する凹溝113Baが形成されている。係止部113Bに付勢力が作用していない状態において、ブリッジ部本体111Bと係止部113Bの下端部との前後方向の最小の間隔T1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みT(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、凹溝113Baの底部とブリッジ部本体111Bとの前後方向の間隔T2は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTと略同等に設定されている。
本具体的構成その3に係るブリッジ部11Bが採用された前掛眼鏡フレーム1についても、前述したブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1と略同等の作用効果を奏し、リムレス眼鏡2に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易である。
<具体的構成その4>
図8(c)は、本具体的構成その4に係るブリッジ部の断面拡大図を示す。図8(c)に示すように、本具体的構成その4に係るブリッジ部11Cは、図8(b)のブリッジ部11Bの上下を反転させた構成となっている。より具体的に説明すれば、ブリッジ部11Cは、ブリッジ部本体111Cと、ブリッジ部本体111Cの下端部から後方に向けて延設された延設部112Cと、ブリッジ部本体111Cと対向するように延設部112Cの後端部から上方に延設され、前後方向に撓むことが可能な可撓性部材からなる係止部113Cとを備える。かかる係止部113Cの下端部前面には、リムレス眼鏡2のブリッジ部24後面の形状に対応する凹溝113Caが形成されている。係止部113Cに付勢力が作用していない状態において、ブリッジ部本体111Cと係止部113Cの上端部との前後方向の最小の間隔T1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みT(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、凹溝113Caの底部とブリッジ部本体111Cとの前後方向の間隔T2は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTと略同等に設定されている。
本具体的構成その4に係るブリッジ部11Cが採用された前掛眼鏡フレーム1についても、着脱動作の方向が、前述したブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1や、ブリッジ部11Bが採用された前掛眼鏡フレーム1とは上下に反転する点を除き、略同等の作用効果を奏し、リムレス眼鏡2に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易である。ただし、本具体的構成その4に係るブリッジ部11Cは上方が開口している構成であるため、前述したブリッジ部11やブリッジ部11Bに比べれば、前掛眼鏡フレーム1が自重によって下方向へ移動しようとする動きを阻止する機能が劣ることになる。従って、本具体的構成その4に係るブリッジ部11Cも前述したブリッジ部11Aと同様に、比較的軽量の前掛眼鏡フレームに採用することが好ましい。
<具体的構成その5>
図9は、具体的構成その5〜7に係るブリッジ部が採用された前掛眼鏡フレーム1を説明する図である。図9(a)は、本具体的構成その5に係るブリッジ部が採用された前掛眼鏡フレーム1の平面図を、図9(b)は、図9(a)のD―D矢視断面拡大図を示す。図9(b)に示すように、本具体的構成その5に係るブリッジ部11Dは、リムレス眼鏡2のブリッジ部24前面の形状に対応する凹溝111Daが後面に形成されたブリッジ部本体111Dと、ブリッジ部本体111Dの凹溝111Daの上端から後方に向けて延設された第1の係止部113Daと、第1の係止部113Daと略同等の長さを有し、ブリッジ部本体111Dの凹溝111Daの下端から後方に向けて延設された第2の係止部113Dbとを備えている。そして、第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbの少なくとも何れか一方は、上下方向に撓むことが可能な可撓性部材から構成されている。第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbに付勢力が作用していない状態において、第1の係止部113Daと第2の係止部113Dbとの後端部の左右方向全長に亘って、第1の係止部113Daと第2の係止部113Dbとの上下方向の最小の間隔H1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みH(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、第1の係止部113Daの前端部と第2の係止部113Dbの前端部との上下方向の間隔H2は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みHと略同等に設定されている。また、第1の係止部113Daの前端部又は第2の係止部113Dbの前端部の長さと凹溝111Daの深さとの和T3が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の前後方向の厚みTと略同等に設定されている。
以上の構成により、ブリッジ部11Dが採用された前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付けた状態においては、リムレス眼鏡2のブリッジ部24前面が前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111Dの凹溝111Daに嵌め込まれ、リムレス眼鏡2のブリッジ部24上下面が第1の係止部113Daと第2の係止部113Dbとにより挟持される。即ち、リムレス眼鏡2のブリッジ部24は、ブリッジ部本体111と、第1の係止部113Daと、第2の係止部113Dbとに係合されることになる。従って、本実施形態に係る前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Dの上下方向及び後方への動きが、リムレス眼鏡2のブリッジ部24によって規制されることになり、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に確実に取り付けることが可能である。
本具体的構成その5に係るブリッジ部11が採用された前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付ける際には、前掛眼鏡フレーム1の第1の係止部113Daと第2の係止部113Dbの隙間をリムレス眼鏡2のブリッジ部24の前方に配設した後、前掛眼鏡フレーム1を後方(図9の紙面右方向)へ移動させる。前掛眼鏡フレーム1を後方に移動させると、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が前掛眼鏡フレーム1の第1の係止部113Daの後端部の下端及び第2の係止部113Dbの後端部の上端部に当接する。リムレス眼鏡2のブリッジ部24が第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbに当接すると、第1の係止部113Daの後端部が上方に向けて付勢されて撓む(第1の係止部113Daが可撓性材料からなる場合)か、若しくは第2の係止部113Dbの後端部が下方に向けて付勢されて撓む(第2の係止部113Dbが可撓性材料からなる場合)か、或いは第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbの双方の後端部が撓む(第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbの双方が可撓性材料からなる場合)。このような撓みによって、第1の係止部113Daの後端部と第2の係止部113Dbの後端部との上下方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間をリムレス眼鏡2のブリッジ部24が通過することになる。そして、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が前記隙間を通過した後には、第1の係止部113Da若しくは第2の係止部113Db或いはその双方が元の状態(付勢力が作用していない状態)に戻る。即ち、第1の係止部113Daの後端部と第2の係止部113Dbの後端部との上下方向の最小の間隔がリムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みHよりも小さくなる。このように、第1の係止部113Daと第2の係止部113Dbとの後端部の上下方向の最小の間隔が小さくなると、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡2のブリッジ部24が抜け難くなる。
一方、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2から取り外す際には、前掛眼鏡フレーム1を前方へ移動させることにより、リムレス眼鏡2のブリッジ部24前面が前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部本体111Dの凹溝111Daから抜ける。さらに、リムレス眼鏡2のブリッジ部24が前掛眼鏡フレーム1の第1の係止部113Daの後端部及び第2の係止部113Dbの後端部に当接し、第1の係止部113Daが上方に向けて付勢されて撓むか、若しくは第2の係止部113Dbが下方に向けて付勢されて撓むか、或いは第1の係止部113Da及び第2の係止部113Dbの双方の後端部が撓む。この撓みによって、第1の係止部113Daの後端部と第2の係止部113Dbの後端部との上下方向の間隔が広がり、当該間隔を有する隙間からリムレス眼鏡2のブリッジ部24が抜けることになる。
従って、本具体的構成その5に係るブリッジ部11Dが採用された前掛眼鏡フレーム1についても、リムレス眼鏡2に容易且つ確実に取り付け可能であると共に、取り外しも容易である。
<具体的構成その6>
図9(c)は、本具体的構成その6に係るブリッジ部の左右方向中央部の断面拡大図を、図9(d)は、本具体的構成その6に係るブリッジ部の左右方向一方端部の断面拡大図を、図9(e)は、本具体的構成その6に係るブリッジ部の図9(c)の矢符Fの方向から見た拡大図を示す。
本具体的構成その6に係るブリッジ部11Eは、具体的構成その5に係るブリッジ部11Dと異なり、第1の係止部113Ea及び第2の係止部113Ebに付勢力が作用していない状態において、図9(e)に示すように、第1の係止部113Eaと第2の係止部113Ebとの後端部の左右方向両端部の上下方向の間隔H1のみが、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みH(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。
図9(c)及び(d)に示すように、本具体的構成その6においては、第1の係止部113Eaは、後端部の左右方向両端部に下方向に突出する凸部113Ecを具備し、及び、第2の係止部113Ebは、後端部の左右方向両端部に上方向に突出する凸部113Edを具備する構成とされている。第1の係止部113Ea及び第2の係止部113Ebに付勢力が作用していない状態において、この凸部113Ec、113Edとの上下方向の間隔H1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みH(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。一方、第1の係止部113Eaの前端部と第2の係止部113Ebの前端部との上下方向の間隔H2と、凸部113Ec、113Edの形成されていない第1の係止部113Eaと第2の係止部113Ebとの後端部の左右方向中央部における上下方向の間隔H2(図9(c)参照)とは、略等しく、それぞれリムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みHと略同等に設定されている。そのため、前掛眼鏡フレーム1を着脱する際におけるリムレス眼鏡2のブリッジ部24が当接する第1の係止部113Ea及び第2の係止部113Ebの領域が後端部の左右方向両端部のみとなり、具体的構成その5に比べて少なく、接触抵抗が小さくなる結果、着脱が容易となる。
よって、具体的構成その6によれば、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2により一層容易に取り付け可能であるという優れた利点を有する。
なお、具体的構成その6は、第1の係止部113Eaと第2の係止部113Ebとの両方に凸部113Ec、113Edが具備されている。しかしながら、第1の係止部113Eaと第2の係止部113Ebとの後端部の左右方向両端部の上下方向の間隔H1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みH(図7(b)参照)よりも小さく設定されていれば、凸部は、第1の係止部113Eaと第2の係止部113Ebの何れかの一方にのみ形成されていてもよい。
<具体的構成その7>
図10は、本具体的構成その7に係るブリッジ部の背面図である。本具体的構成その7に係るブリッジ部11Fは、具体的構成その6に係るブリッジ部11Eと異なり、第1の係止部113Faが後端部の左右方向両端部の内何れか一方の端部に下方向に突出する第1の凸部113Fcを具備すると共に、第2の係止部113Fbが後端部の左右方向両端部の内何れか他方の端部に上方向に突出する第2の凸部113Fbを具備する構成とされる。そして、第1の係止部113Fa及び第2の係止部113Fbに付勢力が作用していない状態において、第1の係止部113Faと第2の係止部113Fbとの後端部の左右方向両端部における上下方向の間隔H1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みH(図7(b)参照)よりも小さく設定されている。このように、第1の係止部113Faと第2の係止部113Fbの後端部との左右方向両端部における上下方向の間隔H1が、リムレス眼鏡2のブリッジ部24の上下方向の厚みHよりも小さく設定されていることにより、具体的構成その6に係るブリッジ部11と同様の作用効果を有することが可能である。
<具体的構成その8>
次に、磁着によって、リムレス眼鏡2と前掛眼鏡フレーム1とを着脱自在に取り付けることを実現するための、ブリッジ部11の構成について説明する。図11は、本具体的構成その8に係るブリッジ部が採用された前掛眼鏡フレーム1を、リムレス眼鏡2に取り付けた状態の眼鏡セット100の断面拡大図を示す。
本具体的構成その8においては、リムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに磁着手段が設けられ、前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gに磁石31が設けられている。前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gの後面をリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gの前面に重ね合わせて、磁着手段及び磁石31を磁着させることにより、本具体的構成その8のブリッジ部11Gが採用された前掛眼鏡フレーム1は、本具体的構成その8に係るブリッジ部24Gが採用されたリムレス眼鏡2に着脱自在に取り付けられるように構成されている。
本具体的構成その8に係るブリッジ部11Gは、ブリッジ部本体111Gと、ブリッジ部本体111Gに取り付けられリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに下方から支持される基部115Gと、基部115Gの後端から下方に延設されリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに係止される係止部113Gとを具備している。
磁着手段は、リムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに設けられている。より具体的に説明すれば、本具体的構成その8においては、リムレス眼鏡2のブリッジ部24G全体が磁性体材料(例えば、ステンレス等)から形成されており、これにより前掛眼鏡フレーム1に設けられた磁石31と磁着することが可能である。なお、本発明における磁着手段としてはこれに限るものではなく、磁石31と対向するブリッジ部24Gの一部分のみを磁性体材料から形成した磁着手段の他、磁石31と互いに引き付け合う方向に磁極の向きが設定された磁石を磁着手段とする構成を採用することも可能である。
図11に示すように、磁石31は、前掛眼鏡フレーム1がリムレス眼鏡2に取り付けられた状態において、磁着手段(本具体的構成その8においてはブリッジ部24G全体)の後面側(図11の紙面右側)に対向する係止部113Gの部位に設けられている。従って、磁石31と磁着手段との間に作用する磁力の方向は、図11に矢符で示す前後方向となる。なお、本具体的構成その8における磁石31は、作用する磁力が少しでも強くなるように、その前側端面が外部に露出した状態で係止部113Gに取り付けられている。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、磁石31と磁着手段とを磁着させる磁力が作用する限りにおいて、磁石31を係止部113G内部に埋設する構成を採用することも可能である。
本具体的構成その8に係るブリッジ部11Gが採用された前掛眼鏡フレーム1を備える眼鏡セット100は、以上に説明した構成を有するため、眼鏡セット100を使用者が着脱する際に、リムレス眼鏡2のテンプル21を開く動作を行い、これに伴って前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gとリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gとが互いに前後方向に離反しようとする力が作用したとしても、磁石31と磁着手段との間に作用する磁力の方向(互いに引き付け合う力の方向)が前後方向であるため、離反しようとする力を吸収することができる。よって、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に確実に取り付けることが可能である。また、前掛眼鏡フレーム1をリムレス眼鏡2に取り付ける際には、前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gの基部115Gをリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gの上方(図11の紙面上側)に配設した後、前掛眼鏡フレーム1を下方へ移動させるだけでよい。この際に作用する磁力は前後方向であって前掛眼鏡フレーム1の下方への移動を阻害する方向には作用しないため、簡易に取り付けることが可能である。一方、前掛眼鏡フレーム1を取り外す際には、前掛眼鏡フレーム1を上方へ移動させるだけで良く、この際にも磁力が前掛眼鏡フレーム1の移動を阻害することもない。
このように、本具体的構成その8に係るブリッジ部24G、11Gが採用されたリムレス眼鏡2と前掛眼鏡フレーム1を備える眼鏡セット100によれば、リムレス眼鏡2の前面に前掛眼鏡フレーム1を磁力を介して簡易に取り付けることができると共に、使用者の意志に反して前掛眼鏡フレーム1がリムレス眼鏡2から脱離するおそれがなく確実に取り付けることができるという優れた利点を有する。
また、具体的構成その8においては、磁石31が係止部113Gに設けられているが、磁石31と磁着手段との間で作用する磁力の方向が前後方向である限りにおいて、磁石31が設けられる部位は、限定されるものでない。例えば磁石31をブリッジ部本体111Gに設けることも可能である。また、具体的構成その8においては、磁石31が前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gに、磁着手段がリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに設けられているが、磁石31がリムレス眼鏡2のブリッジ部24Gに、磁着手段が前掛眼鏡フレーム1のブリッジ部11Gに設けられる構成を採用することも可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る眼鏡セットの外観図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るリムレス眼鏡の外観図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る前掛眼鏡フレームの外観図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係る前掛眼鏡フレームの外観図及び、他の実施形態に係る前掛眼鏡フレームをリムレス眼鏡に取り付けた状態の外観図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係るリムレス眼鏡の外観図及び、他の実施形態に係るリムレス眼鏡に前掛眼鏡フレームを取り付けた状態の外観図である。 図6は、図1(b)のA−A矢視断面拡大図である。 図7は、前掛眼鏡フレームとリムレス眼鏡とのブリッジ部の具体的構成を示す図である。 図8は、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の具体的構成を示す図である。 図9は、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の具体的構成を示す図である。 図10は、前掛眼鏡フレームのブリッジ部の具体的構成を示す図である。 図11は、前掛眼鏡フレームとリムレス眼鏡とのブリッジ部の具体的構成を示す図である。
符号の説明
100 眼鏡セット
1 前掛眼鏡フレーム
11 ブリッジ部
12 リム部
13 凹溝
111 ブリッジ部本体
112 延設部
113 係止部
115 基部
2 リムレス眼鏡
21 テンプル
22 ヨロイ
23 レンズ
24 ブリッジ部
25 鼻パッド
31 磁石

Claims (1)

  1. テンプルを具備するリムレス眼鏡と、
    テンプル及びレンズを具備せず、前記リムレス眼鏡の前面に重ね合わせて着脱自在に取り付けられる前掛眼鏡フレームとを備え、
    前記前掛眼鏡フレームが前記リムレス眼鏡に取り付けられた状態において、正面視で前記前掛眼鏡フレームのリム部が前記リムレス眼鏡のレンズの外縁部に沿うように構成されていることを特徴とする眼鏡セット。
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