JP2002268018A - 前掛眼鏡取付装置 - Google Patents

前掛眼鏡取付装置

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JP2002268018A
JP2002268018A JP2001072401A JP2001072401A JP2002268018A JP 2002268018 A JP2002268018 A JP 2002268018A JP 2001072401 A JP2001072401 A JP 2001072401A JP 2001072401 A JP2001072401 A JP 2001072401A JP 2002268018 A JP2002268018 A JP 2002268018A
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    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡の美観を損なわず、又眼鏡デザインに制
約をもたらすことなく、前掛眼鏡を磁気吸着により眼鏡
に確実に取り付け可能とする。 【解決手段】 相互が連結された左右のレンズ部7,7
の外側部に設けた連結部12に、蝶番13を介してテン
プル15を開閉可能に連結してなる眼鏡3に、前掛眼鏡
2を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける。蝶番13
を構成する雄ネジのネジ頭に磁石26を設ける。又、前
掛眼鏡の補助レンズ部30の外側部に設けた取付部33
の先端に、磁性部37を設ける。左右の補助レンズ部3
0,30が左右のレンズ部7,7をその前面側から覆っ
た状態において、前記磁石29と前記磁性部37とを互
いに吸着させ、これにより、前掛眼鏡2を眼鏡3に取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前掛眼鏡を磁気吸
着により眼鏡に着脱自在に取り付け可能となされた前掛
眼鏡取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前掛眼鏡を眼鏡に取り付けることによっ
てサングラスを掛けた状態を得る目的で、或いは着用眼
鏡の視力矯正を図る等の目的で、各種タイプの前掛け式
眼鏡が実用に供されている。
【0003】そのうち、前掛眼鏡を眼鏡に磁気吸着によ
り着脱自在とした前掛け式眼鏡の一例としては、特開平
9−101489号公報が開示するものが提案されてい
る。該前掛け式眼鏡における前掛眼鏡取付装置は、図4
6に示すように、眼鏡aのレンズ部bの外側部に設けら
れたヨロイcの内側に受け座dを大きく突出状態に設
け、該受け座dに埋め込んだ磁石eの上面fが前記受け
座dの上面gと面一を呈する如くなす一方、眼鏡aに着
脱自在に取り付けられる前掛眼鏡hの補助レンズ部jに
は、前記受け座dに載置され且つ前記磁石eと互いに吸
着し得る磁石kを有する取付部mを設けた構成を有して
いた。
【0004】かかる構成の前掛眼鏡取付装置によるとき
は、前記取付部mの磁石kを前記受け座dに載置するこ
とにより、両磁石k,eが互いに吸着して前掛眼鏡hを
眼鏡aに着脱自在に取り付け可能であった。
【0005】又、磁気吸着により着脱自在とした前掛け
式眼鏡の他の態様としては、図47に示す構成のものや
図48に示す構成のものが提案されている。
【0006】図47に示す前掛け式眼鏡における前掛眼
鏡取付装置は、眼鏡aのレンズ部bの外側部に設けられ
たヨロイcの正面側に、磁石eを有して上下幅、左右幅
の大きい受け座dを設ける一方、眼鏡aに着脱自在に取
り付けられる前掛眼鏡hの補助レンズ部jには、前記受
け座dの磁石eと互い吸着し得る磁石kを有する取付部
mを設けた構成を有していた。かかる構成の前掛眼鏡取
付装置によるときは、前記取付部mを前記受け座dに当
接させることにより、両磁石e,kが互いに吸着して前
記前掛眼鏡hを眼鏡aに着脱自在に取り付け可能であっ
た。
【0007】又図48に示す前掛け式眼鏡における前掛
眼鏡取付装置は、眼鏡aのレンズ部b,b相互を連結す
るブリッジnを、その両側部分の前後幅を大きくして形
成し、該両側部分の上面に磁石eを有する受け座d,d
を設ける一方、眼鏡aに着脱自在に取り付けられる前掛
眼鏡hの、補助レンズ部j,j相互を連結する前掛側の
ブリッジpの両側部分に、前記受け座d,dに設けた磁
石e,eと互いに吸着し得る磁石k,kを有する取付部
m,mを設けた構成を有していた。かかる構成の前掛眼
鏡取付装置によるときは、前掛側のブリッジpを前記ブ
リッジnに載置して、左右の取付部m,mの磁石e,e
と前記受け座d,dの磁石k,kとを互いに吸着させる
ことにより、前掛眼鏡hを眼鏡aに着脱自在に取り付け
可能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記構成
の前掛眼鏡取付装置によるときは、いずれのものも、前
記受け座dが、前記ヨロイcの内側で大きく突出した
り、前記ヨロイcの正面側に大きくあらわれ、或いは前
記ブリッジnの両側部分に大きくあらわれるために、そ
れが非常に目立って眼鏡の美観を損なう問題があった。
又このように特別な受け座を必要としたことから、眼鏡
デザインは、かかる受け座を有したものとして特定され
てしまい眼鏡デザインに制約が伴う問題もあった。更に
は、特別な受け座を設けるためにその分、眼鏡が重くな
り、眼鏡の着用感が悪くなる問題もあった。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決し得る前掛
眼鏡取付装置の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
前掛眼鏡取付装置は、相互が連結された左右のレンズ部
を具える眼鏡前枠の左右外側部に連結部が設けられ、該
連結部に蝶番を介してテンプルが開閉可能に連結されて
なる眼鏡に、相互が連結された左右の補助レンズ部の夫
々の外側部に取付部が設けられてなる前掛眼鏡を、磁気
吸着により着脱自在に取り付ける前掛眼鏡取付装置であ
って、前記蝶番は、前記連結部と前記テンプルに夫々設
けられた蝶番片を、上下方向の連結軸で連結し、該蝶番
片相互を回動可能に枢着してなり、又前記連結軸の上面
に磁石が設けられる一方、前記取付部には、該磁石と互
いに吸着し得る磁性部が設けられている。そして、前記
左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前面側
から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部とが互
いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に取り
付けられる如くなしたことを特徴とするものである。
【0011】又本発明に係る前掛眼鏡取付装置の他の態
様は、レンズをリムで抱持して構成された左右のレンズ
部相互が連結されてなる眼鏡に、相互が連結された左右
の補助レンズ部の夫々の外側部に取付部が設けられてな
る前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける前
掛眼鏡取付装置であって、前記リムは、その外側部位で
切り離されてリム両端部にジョイント片が設けられ、該
上下のジョイント片は、上下方向の連結軸で連結されて
おり、又該連結軸の上面に磁石が設けられる一方、前記
取付部には、該磁石と互いに吸着し得る磁性部が設けら
れている。そして、前記左右の補助レンズ部が前記左右
のレンズ部をその前面側から覆った状態において、前記
磁石と前記磁性部とが互いに吸着し、これにより前記前
掛眼鏡が前記眼鏡に取り付けられる如くなしたことを特
徴とするものである。
【0012】又本発明に係る前掛眼鏡取付装置のその他
の態様は、レンズをリムで抱持して構成された左右のレ
ンズ部相互が連結されてなる眼鏡に、相互が連結された
左右の補助レンズ部の夫々の内側部に取付部が設けられ
てなる前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り付け
る前掛眼鏡取付装置であって、前記リムは、その内側部
位で切り離されてリム両端部にジョイント片が設けら
れ、該上下のジョイント片は、上下方向の連結軸で連結
されており、又該連結軸の上面に磁石が設けられる一
方、前記取付部には、該磁石と互いに吸着し得る磁性部
が設けられている。そして、前記左右の補助レンズ部が
前記左右のレンズ部をその前面側から覆った状態におい
て、前記磁石と前記磁性部とが互いに吸着し、これによ
り前記前掛眼鏡が前記眼鏡に取り付けられる如くなした
ことを特徴とするものである。
【0013】又本発明に係る前掛眼鏡取付装置のその他
の態様は、相互が連結された左右のレンズ部の夫々の外
側部に外側の連結部が連結され、該連結部にテンプルが
開閉可能に連結されてなる眼鏡に、相互が連結された左
右の補助レンズ部の夫々の外側部に取付部が設けられて
なる前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける
前掛眼鏡取付装置であって、前記外側の連結部は、前後
方向の連結軸を以って前記レンズ部に連結されており、
該連結軸はその前面に磁石が設けられる一方、前記取付
部には、該磁石と互いに吸着し得る磁性部が設けられて
いる。そして、前記左右の補助レンズ部が前記左右のレ
ンズ部をその前面側から覆った状態において、前記磁石
と前記磁性部とが互いに吸着し、これにより前記前掛眼
鏡が前記眼鏡に取り付けられる如くなしたことを特徴と
するものである。
【0014】又本発明に係る前掛眼鏡取付装置のその他
の態様は、相互が内側の連結部で連結された左右のレン
ズ部の夫々の外側部に外側の連結部が連結され、該外側
の連結部にテンプルが開閉可能に連結されてなる眼鏡の
前記左右のレンズ部に、左右独立した補助レンズ部の夫
々を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける前掛眼鏡取
付装置であって、前記内側の連結部と外側の連結部は、
共に、前後方向の連結軸を以って前記レンズ部に連結さ
れており、該連結軸はその前面に磁石が設けられる一
方、前記補助レンズ部の内外の側部には、前記磁石と互
いに吸着し得る磁性部が設けられた取付部を有してい
る。そして、前記左右の補助レンズ部が前記左右のレン
ズ部をその前面側から覆った状態において、前記磁石と
前記磁性部とが互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡
が前記眼鏡に取り付けられる如くなしたことを特徴とす
るものである。
【0015】磁石が、蝶番を構成する連結軸に設けら
れ、又は、上下のジョイント片を連結する連結軸に設け
られる場合、該連結軸は、上下方向でねじ込まれる雄ネ
ジを以って、又は、上下方向でねじ込まれる雄ネジ部材
を具えて軸線が上下方向であるネジ部材を以って構成す
るのがよい。
【0016】磁石が、蝶番を構成する連結軸に設けられ
る場合、該連結軸は、上側に位置する雌ネジ部材と、下
側に位置する雄ネジ部材とから構成し、該雌ネジ部材
は、その下側部分に、前記雄ネジ部材をねじ込むための
雌ネジ部を有すると共に、その上面に前記磁石が設けら
れたものとし、該雄ネジ部材を雌ネジ部材にねじ込むこ
とによって、前記連結部にテンプルが開閉可能に連結さ
れるように構成するのがよい。
【0017】磁石が、上下のジョイント片を連結する連
結軸に設けられる場合、該連結軸は、上側に位置する雌
ネジ部材と、下側に位置する雄ネジ部材とから構成し、
該雌ネジ部材は、その下側部分に、前記雄ネジ部材をね
じ込むための雌ネジ部を有すると共に、その上面に前記
磁石が設けられたものとし、該雄ネジ部材を雌ネジ部材
にねじ込むことによって、前記上下のジョイント片が連
結されるように構成するのがよい。
【0018】磁石が、レンズ部に連結部を連結する連結
軸に設けられる場合、該連結軸は、前後方向でねじ込ま
れる雄ネジを以って、又は、前後方向でねじ込まれる雄
ネジ部材を具えて軸線が前後方向であるネジ部材を以っ
て構成するのがよい。
【0019】又磁石が、レンズ部に連結部を連結する連
結軸に設けられる場合、該連結軸は、前側に位置する雌
ネジ部材と、後側に位置する雄ネジ部材とから構成し、
該雌ネジ部材は、その前側部分に前記雄ネジ部材をねじ
込むための雌ネジ部を有すると共に、その前面に前記磁
石が設けられたものとし、該雄ネジ部材を雌ネジ部材に
ねじ込むことによって、前記連結部がレンズ部に連結さ
れるように構成するのがよい。
【0020】磁石が、蝶番を構成する連結軸に設けら
れ、又は、上下のジョイント片を連結する連結軸に設け
られる場合において、該連結軸が前記雄ネジとして構成
されるとき、該雄ネジは、ネジ頭を有し、該ネジ頭に設
けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることにより、前記
雄ネジがその上面に磁石を有する如く構成するのがよ
い。
【0021】磁石が、レンズ部に連結部を連結する連結
軸に設けられる場合において、該連結軸が前記雄ネジと
して構成されるとき、該雄ネジは、ネジ頭を有し、該ネ
ジ頭に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることによ
り前記雄ネジがその前面に磁石を有する如く構成するの
がよい。
【0022】磁石が、上下のジョイント片を連結する連
結軸に設けられる場合において、該連結軸が、雌ネジ部
材と雄ネジ部材とから構成されるとき、該雌ネジ部材
は、ネジ頭を有し、該ネジ頭に設けた凹部に磁石が嵌め
込み固定されることにより、前記ネジ部材がその上面に
磁石を有する如く構成するのがよい。
【0023】又磁石が、レンズ部に連結部を連結する連
結軸に設けられる場合、該連結軸が、雌ネジ部材と雄ネ
ジ部材とからなるとき、該雄ネジ部材は、ネジ頭を有
し、該ネジ頭に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定される
ことにより、前記ネジ部材がその前面に磁石を有する如
く構成するのがよい。
【0024】ネジ頭に磁石を設ける場合、該磁石の上面
が前記ネジ頭の上面から稍下側に退いて係合凹部が形成
される如くなし、該係合凹部に前記取付部の下端部分が
密接に嵌め込まれた状態で前記磁石と前記磁性部とが吸
着することにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に取り付けら
れる如くなすことができる。
【0025】又ネジ頭に磁石を設ける場合、該磁石の前
面が前記ネジ頭の前面から稍後側に退いて係合凹部が形
成される如くなし、該係合凹部に前記取付部の後端部分
が密接に嵌め込まれた状態で前記磁石と前記磁性部とが
吸着することにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に取り付け
られる如くなすことができる。
【0026】前記各前掛眼鏡取付装置において、前記取
付部に設けられている前記磁性部は、前記磁石と互いに
吸着し得る磁石として構成するのがよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。〔第1の実施の形態〕図1〜2に
おいて本発明に係る前掛眼鏡取付装置1は、例えばサン
グラスとして構成された前掛眼鏡2を、眼鏡3に、磁気
吸着により着脱自在に取り付け可能としたものである。
【0028】前記眼鏡3は、図1、図3に示すように、
レンズ5をリム6で抱持して構成された左右のレンズ部
7,7の内側部位相互をブリッジ9で連結してなる眼鏡
前枠10の左右外側部11,11に、側方に突出し且つ
後方に屈曲するL字状をなすヨロイとしての連結部12
を連設し、該連結部12の後端部分に蝶番13を介して
テンプル15を開閉可能に連結してなる。
【0029】該蝶番13は、図3〜5に示すように、前
記連結部12と前記テンプル15の内面側に夫々設けら
れた蝶番片16,17を、上下方向でねじ込まれる、連
結軸19としての雄ネジ19aで連結してなり、該蝶番
片16,17相互が回動可能に枢着され、図4に矢印で
示すようにテンプル15が開閉できる。
【0030】本実施の形態において前記眼鏡3は、特別
な構成のものではなく、従来一般に使用されている眼鏡
をそのまま用いるものであり、その蝶番13の元々の構
成は図6に示すように、前記一対の蝶番片16,17を
通常形態のビス20で連結した構成のものである。前記
雄ネジ19aは、蝶番に既設のビス20を図7に示すよ
うに取り外した後、そのネジ孔21にねじ込まれるもの
であり、該取り外したビス20と同径のネジ軸22の一
端に、例えば六角形状のネジ頭23を設けてなる。そし
て該ネジ頭23には、図5に示すように円形の凹部25
が設けられると共に、該凹部25に偏平な円板状を呈す
る磁石26が嵌め込まれ、接着やロウ付け等の手段で固
定されてなり、該磁石26の上面27が、ネジ頭23の
上面29と面一に形成されている。該磁石26として
は、例えば、強力なネオジウム鉄磁石を用いるのがよ
い。
【0031】又前記前掛眼鏡2は、図1〜3に示すよう
に、前記左右のレンズ部7,7をその前面側から覆い得
る左右の補助レンズ部30,30を具え、両補助レンズ
部30,30は、補助レンズ31をリム32で抱持して
構成されており、その外側部に取付部33,33が設け
られている。該取付部33は、前記補助レンズ部30に
基端35がロウ付されてなるアーム36の先端部に、前
記磁石26と互いに吸着し得る磁性部37を設けてな
る。該磁性部37は本実施の形態においては、前記磁石
26と互いに吸着し得る磁石37aを以って構成されて
おり、図5に示すように、前記アーム36の先端部分に
設けた取付孔39に磁石37aを挿入状態に固定してな
る。
【0032】然して図2に示すように、前記左右の補助
レンズ部30,30が前記左右のレンズ部7,7をその
前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に当てがい、且
つ図5、図8に示すように、前記取付部33の先端部4
0を前記雄ネジ19のネジ頭23の上面に載せて磁石2
6と磁性部(磁石37a)37とを互いに吸着せしめる
と、前掛眼鏡2が眼鏡3に安定的に取り付けられること
になる。
【0033】図9〜10、図11〜14、図15〜19
は、蝶番13に組み込んだ磁石26を用いて前掛眼鏡2
を眼鏡3に取り付け可能とした本発明に係る前掛眼鏡取
付装置1の他の態様を示すものであり、前記眼鏡3のレ
ンズ部7の構成と、前記前掛眼鏡2の補助レンズ部30
の構成を除いては、前記した前掛眼鏡取付装置1と同様
の構成である。
【0034】図9〜10に示す前掛眼鏡取付装置1で用
いる眼鏡3は、その眼鏡前枠10を構成するレンズ部7
が、レンズ5の下側の外周面に嵌着したコード41の端
部分43を、レンズ5の上縁に沿って配設された倒U字
状縁枠45の端部分46に止着して形成されている。
又、前記眼鏡前枠10の外側部に設けられたヨロイとし
ての連結部12には、蝶番13を介してテンプル15が
開閉可能に連結されており、該蝶番13は、前記連結部
12とテンプル15の内面側に夫々設けられた蝶番片1
6,17が、上下方向でねじ込まれる前記と同様構成の
雄ネジ19aとしての連結軸19で枢着されている。そ
して該雄ネジ19aは、前記と同様、六角形状のネジ頭
23に磁石26が設けられ該磁石26の上面が、ネジ頭
23の上面と面一をなす。
【0035】一方、前記前掛眼鏡2を構成する補助レン
ズ部30も、図1、図3に示すと同様に、前記レンズ部
7と同様の構成を有しており、該補助レンズ部30の縁
枠外側部に取付部33が設けられ、そのアーム36の先
端部分に、前記磁石26と互いに吸着し得る磁石として
の磁性部37が前記と同様に設けられている。
【0036】然して図10に示すように、前記左右の補
助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部7,7をそ
の前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に当てがい、
且つ、前記取付部33の先端部40を前記雄ネジのネジ
頭23の上面に載せて磁石26と磁性部37とを互いに
吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡3に安定的に取り付
けられることになる。
【0037】又図11に示す前掛眼鏡取付装置1で用い
る眼鏡3は、その眼鏡前枠10を構成するレンズ部7
が、上下に分割された線状枠47,49でレンズ5を抱
持する如く構成されており、該上下の線状枠47,49
の外側部は、外方に向けて突出する突出部50,51と
されている。そして該上下の突出部50,51の先端部
は、図12に示すように同方向に円弧状に屈曲せしめら
れおり、上下の円弧状屈曲部52,53の軸線が合致し
ている。このように構成された上下の突出部50,51
が眼鏡前枠10の連結部12を構成し、上下の円弧状屈
曲部52,53が蝶番片16を構成している。又前記テ
ンプル15の前端側の部分は、図12に示すように、前
記上下の円弧状屈曲部52,53と直径を略等しくして
円弧状に屈曲され、蝶番片17とされると共に、該テン
プル15の先端部分は、下方向に屈曲してストッパ片5
5とされている。
【0038】そして前記蝶番13は、図13に示すよう
に、上下の円弧状屈曲部52,53間に前記テンプル1
5の円弧状屈曲部56を介在させ、上下3段の円弧状屈
曲部52,56,53を、連結軸19としてのネジ部材
57で連結して構成されており、上下の円弧状屈曲部5
2,53からなる前記蝶番片16とテンプル側の前記蝶
番片17相互が回動可能に枢着されている。
【0039】前記ネジ部材57は、図12〜13に示す
ように、孔心が上下方向を向くネジ孔59を有した円筒
部60の下端に、例えば六角形状を呈する抜け止め突部
61を設けた雌ネジ部材62と、前記ネジ孔59に上下
方向でネジ込まれるネジ軸63の上端に例えば六角形状
のネジ頭65が設けられた雄ネジ部材66とから構成さ
れて、軸線が上下方向である。そして図13に示すよう
に、前記雌ネジ部材62の円筒部60を、積重された前
記円弧状屈曲部52,56,53が形成する孔部67に
下側から密接に挿入し、且つ前記雄ネジ部材66のネジ
軸63を前記ネジ孔59に螺合し所要に締め付けること
により、蝶番片16,17相互は回動可能に枢着され
る。これによりテンプル15は開閉可能となり、前記ス
トッパ片55が図11に示すように前記下の突出部51
に係合することによって、テンプル15の最大開き角度
が規制される。又前記雄ネジ部材66のネジ頭65に
は、図13に示すように設けられた円形の凹部69に、
偏平な円板状を呈する磁石26が嵌め込み固定され、該
磁石26の上面27がネジ頭65の上面71と面一に形
成されている。
【0040】一方、前記前掛眼鏡2を構成する補助レン
ズ部30は、図11に示すように、その補助レンズ部3
0の下側の外周面に嵌着したコード48の端部分54
を、補助レンズ部30の上縁に沿って配設された縁枠5
8の端部分64に止着して形成されている。そして、該
補助レンズ部30の縁枠外側部に取付部33が設けら
れ、そのアーム36の先端部分に、前記磁石26と互い
に吸着し得る磁石としての磁性部37が前記と同様に設
けられている。
【0041】然して図14、図13に示すように、前記
左右の補助レンズ31,31が前記左右のレンズ部7,
7をその前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に当て
がい、且つ、前記取付部33の先端部40を前記雄ネジ
部材66のネジ頭65の上面に載せて磁石26と磁性部
37とを互いに吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡3に
安定的に取り付けられることになる。
【0042】又図15に示す前掛眼鏡取付装置1で用い
る眼鏡3は、その眼鏡前枠10を構成するレンズ部7
が、レンズ5の下側の外周面に嵌着したコード41の端
部分43を、レンズ5の上縁に沿って配された倒U字状
縁枠45の端部分46に止着して形成されている。又、
前記眼鏡前枠10の外側部に設けられたヨロイとしての
連結部12の後端部分に、蝶番13を介してテンプル1
5が開閉可能に連結されている。
【0043】そして前記連結部12の後端部分は、図1
6〜18に示すように、上下の軸受片73,75が間隔
をおいて対向状態に設けられて蝶番片16とされ、両軸
受片73,75には、図16〜17に示すように、孔心
を合致させて上孔部76と下孔部77が設けられてい
る。該上孔部76は、下側の円形孔部79に、上側の六
角形孔部80を同心に連設した構成を有しており、又前
記下孔部77は、円形孔部81の下端に、それより直径
の大なる円形孔部82を同心に連設した構成を有してい
る。又前記テンプル15の前端部分は、図16に示すよ
うに、前記上孔部76及び下孔部77と同心の孔部83
が設けられた蝶番片17とされており、両蝶番片16,
17が、連結軸19としてのネジ部材57で連結されて
蝶番片16,17相互が回動可能に枢着され、テンプル
15が開閉できる。
【0044】又前記ネジ部材57は、図16〜18に示
すように、上側に位置する雌ネジ部材85と、下側に位
置する雄ネジ部材86とから構成されて軸線が上下方向
である。該雌ネジ部材85は、ネジ孔87(図17)が
設けられた円筒部89の上端に六角形状のネジ頭90を
設けてなり、該ネジ頭90には、図18に示すように設
けられた円形の凹部91に、偏平な円板状を呈する磁石
26が嵌め込み固定され、該磁石26の上面27がネジ
頭90の上面71と面一に形成されている。又前記雄ネ
ジ部材86は、前記ネジ孔87にねじ込まれるネジ軸9
2の下端に頭部93が設けられ、該頭部93には、ドラ
イバの先端部を挿入させるための係合溝95(図17)
が設けられている。
【0045】そして前記蝶番13を構成するに際して
は、図18に示すように、上孔部76と下孔部77と前
記孔部83とが合致した状態で、前記雌ネジ部材85を
前記上孔部76に納める。このとき、雌ネジ部材85の
前記円筒部89が、前記上孔部76の円形孔部79とテ
ンプルの前記孔部83に密接に挿入せしめられ、且つ前
記ネジ頭90が前記六角形孔部80内に嵌め入れられ、
これにより、前記雌ネジ部材85が前記蝶番片16に対
して回り止めされる。
【0046】この状態で、前記雄ネジ部材86のネジ軸
92を前記雌ネジ部材85のネジ孔87に螺合し所要に
締め付けると、前記蝶番片16,17相互が回動可能に
枢着される。
【0047】又、前記前掛眼鏡2を構成する補助レンズ
部31も、前記レンズ部7と同様の構成を有しており、
図15に示すように、該補助レンズ部30の縁枠外側部
に取付部33が設けられ、そのアーム36の先端部分
に、前記磁石26と互いに吸着し得る磁石としての磁性
部37が前記と同様に設けられている。
【0048】然して図19、図18に示すように、前記
左右の補助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部
7,7をその前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に
当てがい、且つ、前記取付部33の先端部40を前記雌
ネジ部材85のネジ頭90の上面に載せて磁石26と磁
性部37とを互いに吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡
3に安定的に取り付けられることになる。
【0049】〔第2の実施の形態〕図20は、本発明に
係る前掛眼鏡取付装置1のその他の態様を示すものであ
り、それに用いる眼鏡3は、レンズ5をリム6で抱持し
て構成された左右のレンズ部7,7の内側部位相互をブ
リッジで連結してなる眼鏡前枠10の左右外側部11
に、側方に突出し且つ後方に屈曲するL字状をなすヨロ
イとしての連結部12を連設し、該連結部12の後端部
分に蝶番13を介してテンプル15を開閉可能に連結し
てなる。
【0050】前記リム6は、図21に示すように、その
外側部位94で切り離されてリム両端にジョイント片9
7,99が設けられ、該上下のジョイント片97,99
は、図22に示すように、上下方向でねじ込まれる、連
結軸19としての雄ネジ19aで連結されている。そし
て上のジョイント片97は、前記連結部12に固定され
ている。又前記雄ネジ19は、例えば、上下のジョイン
ト片97,99の連結のために元々組み込まれていたビ
スを取り外した後、図22に示すように、そのネジ孔2
1にねじ込まれるものであり、該取り外したビスと同径
のネジ軸22の一端に、例えば六角形状のネジ頭23を
設けてなる。
【0051】そして該ネジ頭23には、図22に示すよ
うに設けられた円形の凹部25に、偏平な円板状を呈す
る磁石26が嵌め込み固定され、図20〜21に示すよ
うに、該磁石26の上面27が、ネジ頭23の上面29
と面一に形成されている。
【0052】前記眼鏡3に取り付けられる前掛眼鏡2
は、図20に示すように、相互が連結された左右の補助
レンズ部30の外側部に取付部33が設けられ、そのア
ーム36の先端部分に、前記磁石26と互いに吸着し得
る磁石としての磁性部37が前記と同様に設けられてい
る。
【0053】然して図23、図22に示すように、前記
左右の補助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部
7,7をその前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に
当てがい、且つ、前記取付部33の先端部40を前記雄
ネジ19のネジ頭23の上面に載せて磁石26と磁性部
37とを互いに吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡3に
安定的に取り付けられることになる。
【0054】図24は、本発明に係る前掛眼鏡取付装置
1のその他の態様を示すものであり、それに用いる眼鏡
3は、レンズ5をリム6で抱持して構成された左右のレ
ンズ部7,7の内側部位相互をブリッジ96で連結して
なる眼鏡前枠10の左右外側部1,11に、側方に突出
し且つ後方に屈曲するL字状をなすヨロイとしての連結
部12を連設し、該連結部12の後端部分に蝶番13を
介してテンプル15を開閉可能に連結してなる。
【0055】前記リム6は、図25〜26に示すよう
に、その内側部位98で切り離されてリム両端にジョイ
ント片97,99が設けられ、該上下のジョイント片9
7,99は、上下方向でねじ込まれる連結軸19として
の雄ネジ19aで連結されている。そして上のジョイン
ト片97は、前記ブリッジ96に固定されている。又前
記雄ネジ19は、例えば、上下のジョイント片97,9
9の連結のために元々組み込まれていたビスを取り外し
た後、図26に示すように、そのネジ孔21にねじ込ま
れるものであり、該取り外したビスと同径のネジ軸22
の一端に、例えば六角形状のネジ頭23を設けてなる。
【0056】そして該ネジ頭23には、図26に示すよ
うに設けられた円形の凹部25に、偏平な円板状を呈す
る磁石26が嵌め込み固定されてなり、図25に示すよ
うに、該磁石26の上面27がネジ頭23の上面29と
面一に形成されている。
【0057】前記眼鏡3に取り付けられる前掛眼鏡2
は、図24に示すように、相互が連結された左右の補助
レンズ部30,30の内側部に取付部33が設けられ、
そのアーム36の先端部分に、前記磁石26と互いに吸
着し得る磁石としての磁性部37が前記と同様に設けら
れている。
【0058】然して図27,図26に示すように、前記
左右の補助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部
7,7をその前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に
当てがい、且つ図26に示すように、前記取付部33の
先端部40を前記雄ネジ19のネジ頭23の上面に載せ
て磁石26と磁性部37とを互いに吸着せしめると、前
掛眼鏡2が眼鏡3に安定的に取り付けられることにな
る。
【0059】図28〜31は、外側部位94で切り離さ
れたリム6の両端に設けられたジョイント片97,99
を上下方向でねじ込まれる雄ネジ19aとしての連結軸
19で連結してなる眼鏡3を用いる本発明に係る前掛眼
鏡取付装置1のその他の態様を示すものであって、その
眼鏡3を構成する上のジョイント片97には、図29〜
30に示すように、その下面に凹所100が設けられて
おり、該凹所100に下のジョイント片99を嵌め入れ
た状態で、両ジョイント片97,99が雄ネジ19aで
連結されている。
【0060】又前記眼鏡3に取り付けられる前掛眼鏡2
は、図28に示すように、その補助レンズ部30の外側
部に取付部33が設けられ、そのアーム36の先端部分
に、前記雄ネジ19aのネジ頭23に前記と同様にして
設けられた磁石26と互いに吸着し得る磁石としての磁
性部37が、前記と同様に設けられている。
【0061】然して図31、図30に示すように、前記
左右の補助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部
7,7をその前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に
当てがい、且つ、前記取付部33の先端部40を前記雄
ネジ19のネジ頭23の上面に載せて磁石26と磁性部
37とを互いに吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡3に
安定的に取り付けられることになる。
【0062】かかる構成は、内側部位で切り離されたリ
ムの両端に設けられたジョイント片を上下方向でねじ込
まれる雄ネジ19aで連結する場合も同様に採用でき
る。
【0063】〔第3の実施の形態〕図32は、本発明に
係る前掛眼鏡取付装置1のその他の態様を示すものであ
り、それに用いる眼鏡3は所謂ツーポイント眼鏡として
構成され、相互が内側の連結部101で直接的に連結さ
れた、レンズそのものとして構成されてなる左右のレン
ズ部7,7の夫々の外側部に、外側の連結部102,1
02が直接的に連結され、該外側の連結部102,10
2にテンプル15,15が開閉可能に連結されている。
【0064】そして外側の連結部102は、図33〜3
4で示すように、前後方向でねじ込まれる雄ネジ部材9
8とこれに螺合するナット110とからなり軸線が前後
方向である、連結軸19としてのネジ部材57を用いて
連結されており、該雄ネジ部材98は、前記外側の連結
部102の先端部分に設けた孔103及びレンズ部7に
設けた孔105を挿通し得るネジ軸22の前端に、例え
ば六角形状のネジ頭23を設けてなる。そして該ネジ頭
23には、図34に示すように設けられた円形の凹部2
5に、偏平な円板状を呈する磁石26が嵌め込み固定さ
れてなり、該磁石26の前面106がネジ頭23の前面
107と面一に形成されている。
【0065】そして図34に示すように、該雄ネジ部材
98のネジ軸22を前記孔103,105に挿通した
後、レンズの後側において、該ネジ軸22に前記ナット
110を螺合し締め付けることにより、前記外側の連結
部102の有する規制片111が、図32に示すように
レンズ部7の外側面112に当接した状態で、該連結部
102をレンズ部7に回り止めして連結できる。
【0066】又前記前掛眼鏡2は、図32に示すよう
に、前記左右のレンズ部7,7をその前面側から覆い得
る左右の補助レンズ部30,30が連結部108で連結
され、且つ該補助レンズ部30,30の夫々の外側部に
取付部33が設けられてなる。該取付部33は、本実施
の形態においては図34〜35に示すように、磁石付き
ネジ113を以って形成されており、該磁石付きネジ1
13は、前記補助レンズ部30の外側部に設けた孔11
5を挿通し得るネジ軸116の後端に例えば六角形状の
頭部117が設けられ、該頭部117に設けられた円形
の凹部119に、前記磁石26と互いに吸着し得る磁石
としての磁性部37が嵌め込み固定されており、該磁性
部37の後面120が頭部117の後面121と面一に
形成されている。そして図34に示すように、該磁石付
きネジ113のネジ軸116を前記孔115に挿通した
後、補助レンズ部30の後側において該ネジ軸116に
ナット118を螺合し締め付けることにより、前記取付
部33が形成されている。
【0067】然して図36に示すように、前記左右の補
助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部7,7をそ
の前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に当てがい、
且つ図34に示すように、前記取付部33の磁性部37
と前記雄ネジ部材98の磁石26とを互いに吸着せしめ
ると、前記前掛眼鏡2が前記眼鏡3に安定的に取り付け
られることになる。
【0068】本実施の形態において、前記眼鏡3を構成
する左右のレンズ部7,7相互を連結する内側の連結部
101をレンズ部7に固定する手段として、図37に示
すように、前記と同様構成の雄ネジ部材98を用いる構
成を採用し、又前記前掛眼鏡2を構成する左右の補助レ
ンズ部30,30相互を連結する連結部108を補助レ
ンズ部30に連結する手段として、前記と同様構成の磁
石付きネジ113を用いる構成を採用するときは、眼鏡
3の内外4個の雄ネジ部材98,98,98,98の各
磁石26を、前掛眼鏡2の内外4個の磁石付きネジ11
3,113,113,113が構成する取付部33の対
応する磁性部と互いに吸着せしめることにより、図38
に示すように、前掛眼鏡2を眼鏡3に、より強固に取り
付けることが可能となる。
【0069】本発明に係る前掛眼鏡取付装置1に用いる
眼鏡3を、前記と同様のツーポイント眼鏡として構成す
る場合、前掛眼鏡2の取り付け状態の安定性を確保でき
る限り、前記内側の連結部101のみを、磁石26が設
けられた前記雄ネジ部材98を用いて連結することと
し、又前記前掛眼鏡2は、前記左右のレンズ部7,7を
その前面側から覆い得る左右の補助レンズ部30,30
の夫々の内側部に、前記磁石付きネジ113を以ってな
る取付部33を設けたものとして構成することもある。
このように構成したときは、前記左右の補助レンズ3
1,31が前記左右のレンズ部7,7をその前面側から
覆う如く、前掛眼鏡2を眼鏡3に当てがい、且つ、前記
取付部33の磁性部37と前記雄ネジ部材98の磁石2
6とを互いに吸着せしめると、前掛眼鏡2が眼鏡3に安
定的に取り付けられることになる。
【0070】図39は、本発明に係る前掛眼鏡取付装置
1のその他の態様を示すものであり、前記と同様にツー
ポイント眼鏡として構成された眼鏡3の左右のレンズ部
7,7に、左右独立した補助レンズ部30,30の夫々
を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける構成のもので
ある。
【0071】レンズ部7に対する内側の連結部101と
外側の連結部102の連結は共に、前記と同様に、磁石
26がネジ頭23に設けられた雄ネジ部材98を用いて
前記と同様の手段で行われている。又前記補助レンズ部
30の内外の側部には、図39〜40に示すように、前
記と同様構成の磁石付きネジ113を用いて取付部33
が構成されており、該取付部33は、前記磁石26と互
いに吸着し得る磁石としての磁性部37を有する。
【0072】然して図41に示すように、前記左右の補
助レンズ部30,30が前記左右のレンズ部7,7をそ
の前面側から覆う如く前掛眼鏡2を眼鏡3に当てがい且
つ前記磁石26と前記磁性部37とを互いに吸着せしめ
ると、補助レンズ部30,30が眼鏡3に安定的に取り
付けられることになる。
【0073】〔その他の実施の形態〕 (1) 前記第2の実施の形態における場合において、前記
雄ネジ19aとしての連結部19に代えて、図16〜1
7に示すような雌ネジ部材85と雄ネジ部材86とから
なるネジ部材57を用いることも可能である。又第3の
実施の形態における前記ネジ部材57に代え、レンズ部
7に螺合される雄ネジを用いて、内側の連結部101や
外側の連結部102を該レンズ部7に連結することも考
えられる。更に連結軸19は、前記したネジ式の軸とし
て構成されるとは限らない。具体的には、蝶番13を構
成する枢軸として機能できるものであれば、上面に磁石
が設けられたピン等として構成されることもある。そし
てこのピン等は適宜手段で抜け止めされる。又、上下の
ジョイント片97,99を連結できるものであれば、上
面に磁石が設けられた圧入方式のピン等を以て構成する
こともできる。更に、外側の連結部102や内側の連結
部101をレンズ部7に連結できるものであれば、レン
ズ部7に対する固定機能を有し且つ前面に磁石が設けら
れてなる、圧入方式のピン等を以て構成することもでき
る。そしてこれらのピン等は、その全体を磁石とするこ
ともできる。
【0074】(2) 図42は、前記雄ネジ19aの他の態
様を示すものであり、ネジ軸22の端部に円形状のネジ
頭23を設けてなり、該ネジ頭23に、ドライバの先端
を挿入するための係合溝95を設けた構成を有してい
る。該ネジ頭23には、円形の凹部25が凹設されると
共に該凹部25に、偏平な円板状をなす磁石26が嵌め
込み固定されており、該磁石26には、ネジ頭23に設
けた溝部122に連ねて溝部123が設けられ、連続す
る溝部が前記係合溝95を形成している。図43は、前
記ネジ軸19aのその他の態様を示すものであり、前記
凹部25をより深く形成し、該凹部25に嵌め込み固定
された磁石26の表面124が、前記ネジ頭23に設け
られた係合溝95の底部125と面一乃至それよりも低
く形成されている。このように構成する場合は、磁石2
6に前記のような溝部123を設けなくて済む利点があ
る。又凹部25をこのように深く形成した結果、ネジ頭
23に、磁石の表面124を底面とする係合凹部126
が形成された状態となるため、例えば図44に示すよう
に、該係合凹部126に、前記前掛眼鏡2の取付部33
に設けた磁性部37の下端部分127を密接に嵌め込み
可能とすることにより、該嵌め込み状態において前記磁
石26と前記磁性部37とが互いに吸着することになる
ため、前掛眼鏡2を、その横方向や上下方向等のずれを
確実に防いで、より安全的に眼鏡3に取り付け得る利点
がある。或いは図45に示すように、該係合凹部126
に、前記前掛眼鏡2の取付部33に設けた磁性部37の
後端部分129を密接に嵌め込み可能とすることによ
り、該嵌め込み状態において前記磁石26と前記磁性部
37とが吸着することになるため、前掛眼鏡2を、その
横方向や上下方向等のずれを確実に防いで、より安全的
に眼鏡3に取り付け得る利点がある。
【0075】(3) 前記雄ネジ19aは、その全体が磁石
を以って形成されることもある。この場合は、そのネジ
頭23に、ドライバの先端を挿入させる係合溝が適宜設
けられる。
【0076】(4) 前記取付部33に設ける磁性部37
は、前記磁石を以って構成することの他、前記連結軸1
9の上面や前面と磁気吸着し得る鉄片等からなる金属片
を以って構成することもできる。
【0077】(5) 前記前掛眼鏡は、前記サングラスとし
て構成される他、着用眼鏡の視力矯正を図る矯正眼鏡や
偏光眼鏡等としても構成できる。
【0078】(6) 上下方向や前後方向でねじ込まれる雄
ネジ部材66,86を具えた前記ネジ部材57は、かか
る雄ネジ部材を具える限り、前記実施の形態で示したも
のの他、各種に構成され得る。該ネジ部材57を、図1
2に示すように雌ネジ部材62と雄ネジ部材66とから
構成し、又は図16〜17に示すように雌ネジ部材85
と雄ネジ部材86とから構成する場合、前記とは逆に、
雌ネジ部材62や雄ネジ部材86が、前記取付部33の
磁性部37と互いに吸着し得る磁石を有する如く構成す
ることもできる。
【0079】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 (1) 本発明に係る前掛眼鏡取付装置は、眼鏡の蝶番を構
成するためや、眼鏡のリム両端部に設けられたジョイン
ト片相互を連結するためや、縁無眼鏡におけるレンズに
対する連結部の連結のために用いられている従来のビス
に代えて、磁石が設けられた雄ネジやネジ部材等として
の連結軸を用いることとし、又前記眼鏡に装着される前
掛眼鏡側には、前記磁石と互いに吸着し得る磁性部を有
する取付部を設けた構成を採用している。従って本発明
によるときは、従来は必須であった、ヨロイ部分やブリ
ッジ部分の特別な受け座が不要となり、この受け座が非
常に目立って眼鏡の美観が損なわれるといった従来の問
題点を解消し得ることとなる。又、受け座を設けること
を要さないことから、眼鏡のデザインは、前掛眼鏡の取
り付けを予定しない従来眼鏡と同様に制約なく自由に行
い得る利点がある。これにより、従来は制約されていた
前掛式眼鏡のデザインの多用化を図ることができ、前掛
式眼鏡の一層の普及を図り得ることとなる。その上、受
け座を受けることによって眼鏡重量が重くなり眼鏡の着
用感が悪くなるといった問題も解消できる。
【0080】(2) 又本発明によるときは、従来眼鏡で使
用されていたネジを前記雄ネジやネジ部材等に変更する
ことによって、従来眼鏡を本発明に適合した眼鏡に変更
することが容易であるため、従来のように、特別な受け
座を有する眼鏡を設計製造しなければならないといった
製造上の面倒さや製造コストの上昇を招くといった問題
も生じさせない。
【0081】(3) 前記連結軸として、ネジ頭を有する雄
ネジやネジ部材を用い、該ネジ頭に設けた凹部に磁石を
嵌め込み固定する場合、磁石の表面をネジ頭の表面から
退かせて係合凹部を形成するときは、該係合凹部に、前
掛眼鏡の取付部に設けた磁性部の下端部分や後端部分を
密接に嵌め込み可能とし、該嵌め込み状態において磁石
と磁性部とが吸着するように構成することにより、前掛
眼鏡を、その横方向や上下方向等のズレを確実に防い
で、より安定的に眼鏡に取り付け得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する眼鏡と前掛眼鏡を分解して示
す斜視図である。
【図2】前掛眼鏡を眼鏡に取り付けた状態を示す斜視図
である。
【図3】眼鏡の蝶番部分の構成と前掛眼鏡の取付部の構
成を拡大して示す斜視図である。
【図4】蝶番を介して連結部にテンプルを連結した状態
を示す平面図である。
【図5】眼鏡側の磁石と前掛眼鏡側の磁性部との吸着状
態を示す断面図である。
【図6】従来眼鏡の一般的な蝶番構造を示す斜視図であ
る。
【図7】従来眼鏡のビスを取り外した状態を、連結軸を
構成する雄ネジと共に示す斜視図である。
【図8】磁石と磁性部との吸着により前掛眼鏡を眼鏡に
取り付けた状態を示す斜視図である。
【図9】蝶番の連結軸に設けた磁石を用いて前掛眼鏡を
眼鏡に取り付け可能とした前掛眼鏡取付装置の他の態様
を示す分解斜視図である。
【図10】その前掛眼鏡を眼鏡に取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図11】蝶番の連結軸に設けた磁石を用いて前掛眼鏡
を眼鏡に取り付け可能とした前掛眼鏡取付装置の他の態
様を示す分解斜視図である。
【図12】その蝶番構造を説明する分解斜視図である。
【図13】その眼鏡の蝶番を構成する連結軸に設けた磁
石と、前掛眼鏡の取付部に設けた磁性部との吸着状態を
示す断面図である。
【図14】その前掛眼鏡を眼鏡に取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図15】蝶番の連結軸に設けた磁石を用いて前掛眼鏡
を眼鏡に取り付け可能とした前掛眼鏡取付装置の他の態
様を示す分解斜視図である。
【図16】その眼鏡の蝶番構造を説明する分解斜視図で
ある。
【図17】その眼鏡の蝶番構造を説明する分解斜視図で
ある。
【図18】その眼鏡の蝶番を構成する連結軸に設けた磁
石と、前掛眼鏡の取付部に設けた磁性部との吸着状態を
示す断面図である。
【図19】その前掛眼鏡を眼鏡に取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図20】眼鏡のレンズ部を構成するリムを外側部位で
切り離し、その両端に設けた上下のジョイント片相互を
連結する連結軸に磁石を設けて構成した前掛眼鏡取付装
置を示す分解斜視図である。
【図21】そのリム両端のジョイント片と、両者を連結
する連結軸を示す斜視図である。
【図22】前記連結軸に設けた磁石と前掛眼鏡に設けた
取付部の磁性部との吸着状態を示す断面図である。
【図23】その眼鏡に前掛眼鏡を取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図24】眼鏡のレンズ部を構成するリムを内側部位で
切り離し、その両端に設けた上下のジョイント片相互を
連結する連結軸に磁石を設けて構成した前掛眼鏡取付装
置を示す分解斜視図である。
【図25】そのリム両端のジョイント片と、両者を連結
する連結軸を示す斜視図である。
【図26】その上下のジョイント片を連結する連結軸に
設けた磁石と、前掛眼鏡の取付部に設けた磁性部との吸
着状態を示す断面図である。
【図27】その眼鏡に前掛眼鏡を取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図28】リム両端のジョイント片相互を連結軸で連結
して構成した前掛眼鏡取付装置のその他の態様を示す分
解斜視図である。
【図29】そのリムの両端のジョイント片と、両者を連
結する連結軸を示す斜視図である。
【図30】その上下のジョイント片を連結する連結軸に
設けた磁石と、前掛眼鏡に設けた取付部の磁性部との吸
着状態を示す断面図である。
【図31】その眼鏡に前掛眼鏡を取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図32】ツーポイント眼鏡として構成された眼鏡の、
レンズ部に対する連結部の連結部分に磁石を設けて構成
した前掛眼鏡取付装置を示す分解斜視図である。
【図33】レンズ部に対する連結部の連結構造を分解し
て示す斜視図である。
【図34】レンズ部に対する連結部の連結部分に設けた
磁石と、前掛眼鏡の補助レンズ部に設けた取付部の磁性
部との吸着状態を示す断面図である。
【図35】前掛眼鏡の取付部の構成を説明する分解斜視
図である。
【図36】その眼鏡に前掛眼鏡を取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図37】ツーポイント眼鏡における、レンズ部に対す
る内外連結部の4か所の連結部分に磁石を設けて構成し
た前掛眼鏡取付装置を示す分解斜視図である。
【図38】その眼鏡に前掛眼鏡を取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図39】ツーポイント眼鏡の左右のレンズ部に、独立
した左右の補助レンズ部を夫々取り付けるように構成し
た前掛眼鏡取付装置を示す分解斜視図である。
【図40】内外の側部に取付部が設けられた補助レンズ
部を示す斜視図である。
【図41】その補助レンズ部をレンズ部に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図42】ネジ頭に磁石を設けてなる雄ネジの他の態様
を示す斜視図である。
【図43】ネジ頭に磁石を設け且つ該ネジ頭に係合凹部
を設けた雄ネジを示す斜視図である。
【図44】その係合凹部に、取付部の磁性部の下端部分
を密接に嵌め込んで、磁石と磁性部とを吸着させた状態
を示す断面図である。
【図45】その係合凹部に、取付部の磁性部の後端部分
を密接に嵌め込んで、磁石と磁性部とを吸着させた状態
を示す断面図である。
【図46】磁気吸着により前掛眼鏡を眼鏡に着脱自在と
した従来の前掛眼鏡取付装置の一例を示す分解斜視図で
ある。
【図47】従来装置の他の態様を示す分解斜視図であ
る。
【図48】従来装置のその他の態様を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 前掛眼鏡取付装置 2 前掛眼鏡 3 眼鏡 5 レンズ 6 リム 7 レンズ部 12 連結部 13 蝶番 15 テンプル 19 連結軸 19a 雄ネジ 23 ネジ頭 25 凹部 26 磁石 30 補助レンズ部 33 取付部 37 磁性部 40 取付部の先端部 57 ネジ部材 62 雌ネジ部材 66 雄ネジ部材 69 凹部 85 雌ネジ部材 86 雄ネジ部材 90 ネジ頭 97 ジョイント片 98 雄ネジ部材 99 ジョイント片 101 連結部 102 連結部 110 ナット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互が連結された左右のレンズ部を具え
    る眼鏡前枠の左右外側部に連結部が設けられ、該連結部
    に蝶番を介してテンプルが開閉可能に連結されてなる眼
    鏡に、相互が連結された左右の補助レンズ部の夫々の外
    側部に取付部が設けられてなる前掛眼鏡を、磁気吸着に
    より着脱自在に取り付ける前掛眼鏡取付装置であって、 前記蝶番は、前記連結部と前記テンプルに夫々設けられ
    た蝶番片を、上下方向の連結軸で連結し、該蝶番片相互
    を回動可能に枢着してなり、又前記連結軸の上面に磁石
    が設けられる一方、前記取付部には、該磁石と互いに吸
    着し得る磁性部が設けられており、 前記左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前
    面側から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部と
    が互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に
    取り付けられる如くなしたことを特徴とする前掛眼鏡取
    付装置。
  2. 【請求項2】 レンズをリムで抱持して構成された左右
    のレンズ部相互が連結されてなる眼鏡に、相互が連結さ
    れた左右の補助レンズ部の夫々の外側部に取付部が設け
    られてなる前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り
    付ける前掛眼鏡取付装置であって、 前記リムは、その外側部位で切り離されてリム両端部に
    ジョイント片が設けられ、該上下のジョイント片は、上
    下方向の連結軸で連結されており、又該連結軸の上面に
    磁石が設けられる一方、前記取付部には、該磁石と互い
    に吸着し得る磁性部が設けられており、 前記左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前
    面側から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部と
    が互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に
    取り付けられる如くなしたことを特徴とする前掛眼鏡取
    付装置。
  3. 【請求項3】 レンズをリムで抱持して構成された左右
    のレンズ部相互が連結されてなる眼鏡に、相互が連結さ
    れた左右の補助レンズ部の夫々の内側部に取付部が設け
    られてなる前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り
    付ける前掛眼鏡取付装置であって、 前記リムは、その内側部位で切り離されてリム両端部に
    ジョイント片が設けられ、該上下のジョイント片は、上
    下方向の連結軸で連結されており、又該連結軸の上面に
    磁石が設けられる一方、前記取付部には、該磁石と互い
    に吸着し得る磁性部が設けられており、 前記左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前
    面側から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部と
    が互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に
    取り付けられる如くなしたことを特徴とする前掛眼鏡取
    付装置。
  4. 【請求項4】 相互が連結された左右のレンズ部の夫々
    の外側部に外側の連結部が連結され、該連結部にテンプ
    ルが開閉可能に連結されてなる眼鏡に、相互が連結され
    た左右の補助レンズ部の夫々の外側部に取付部が設けら
    れてなる前掛眼鏡を、磁気吸着により着脱自在に取り付
    ける前掛眼鏡取付装置であって、 前記外側の連結部は、前後方向の連結軸を以って前記レ
    ンズ部に連結されており、該連結軸はその前面に磁石が
    設けられる一方、前記取付部には、該磁石と互いに吸着
    し得る磁性部が設けられており、 前記左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前
    面側から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部と
    が互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に
    取り付けられる如くなしたことを特徴とする前掛眼鏡取
    付装置。
  5. 【請求項5】 相互が内側の連結部で連結された左右の
    レンズ部の夫々の外側部に外側の連結部が連結され、該
    外側の連結部にテンプルが開閉可能に連結されてなる眼
    鏡の前記左右のレンズ部に、左右独立した補助レンズ部
    の夫々を、磁気吸着により着脱自在に取り付ける前掛眼
    鏡取付装置であって、 前記内側の連結部と外側の連結部は、共に、前後方向の
    連結軸を以って前記レンズ部に連結されており、該連結
    軸はその前面に磁石が設けられる一方、前記補助レンズ
    部の内外の側部には、前記磁石と互いに吸着し得る磁性
    部が設けられた取付部を有しており、 前記左右の補助レンズ部が前記左右のレンズ部をその前
    面側から覆った状態において、前記磁石と前記磁性部と
    が互いに吸着し、これにより前記前掛眼鏡が前記眼鏡に
    取り付けられる如くなしたことを特徴とする前掛眼鏡取
    付装置。
  6. 【請求項6】 前記連結軸は、上下方向でねじ込まれる
    雄ネジとして、又は、上下方向でねじ込まれる雄ネジ部
    材を具えて軸線が上下方向であるネジ部材を以って構成
    されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    前掛眼鏡取付装置。
  7. 【請求項7】 前記連結軸は、上側に位置する雌ネジ部
    材と、下側に位置する雄ネジ部材とからなり、該雌ネジ
    部材は、その下側部分に、前記雄ネジ部材をねじ込むた
    めの雌ネジ部を有すると共に、その上面に前記磁石が設
    けられており、該雄ネジ部材を雌ネジ部材にねじ込むこ
    とによって、前記連結部にテンプルが開閉可能に連結さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の前掛眼鏡取付
    装置。
  8. 【請求項8】 前記連結軸は、上側に位置する雌ネジ部
    材と、下側に位置する雄ネジ部材とからなり、該雌ネジ
    部材は、その下側部分に、前記雄ネジ部材をねじ込むた
    めの雌ネジ部を有すると共に、その上面に前記磁石が設
    けられており、該雄ネジ部材を雌ネジ部材にねじ込むこ
    とによって、前記上下のジョイント片が連結されている
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の前掛眼鏡取付装
    置。
  9. 【請求項9】 前記連結軸は、前後方向でねじ込まれる
    雄ネジとして、又は、前後方向でねじ込まれる雄ネジ部
    材を具えて軸線が前後方向であるネジ部材を以って構成
    されていることを特徴とする請求項4又は5記載の前掛
    眼鏡取付装置。
  10. 【請求項10】 前記連結軸は、前側に位置する雌ネジ
    部材と、後側に位置する雄ネジ部材とからなり、該雌ネ
    ジ部材は、その前側部分に前記雄ネジ部材をねじ込むた
    めの雌ネジ部を有すると共に、その前面に前記磁石が設
    けられており、該雄ネジ部材が雌ネジ部材にねじ込まれ
    ることによって前記連結部がレンズ部に連結されている
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の前掛眼鏡取付装
    置。
  11. 【請求項11】 前記雄ネジはネジ頭を有し、該ネジ頭
    に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることにより、
    前記雄ネジがその上面に磁石を有することを特徴とする
    請求項6記載の前掛眼鏡取付装置。
  12. 【請求項12】 前記雄ネジはネジ頭を有し、該ネジ頭
    に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることにより、
    前記雄ネジがその前面に磁石を有することを特徴とする
    請求項9記載の前掛眼鏡取付装置。
  13. 【請求項13】 前記雌ネジ部材はネジ頭を有し、該ネ
    ジ頭に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることによ
    り、前記ネジ部材がその上面に磁石を有することを特徴
    とする請求項8記載の前掛眼鏡取付装置。
  14. 【請求項14】 前記雄ネジ部材はネジ頭を有し、該ネ
    ジ頭に設けた凹部に磁石が嵌め込み固定されることによ
    り、前記ネジ部材がその前面に磁石を有することを特徴
    とする請求項10記載の前掛眼鏡取付装置。
  15. 【請求項15】 前記磁石の上面が前記ネジ頭の上面か
    ら稍下側に退いて係合凹部が形成されると共に、該係合
    凹部に前記取付部の下端部分が密接に嵌め込まれた状態
    で前記磁石と前記磁性部とが吸着し、これにより前記前
    掛眼鏡が前記眼鏡に取り付けられる如くなされているこ
    とを特徴とする請求項11又は13記載の前掛眼鏡取付
    装置。
  16. 【請求項16】 前記磁石の前面が前記ネジ頭の前面か
    ら稍後側に退いて係合凹部が形成されると共に、該係合
    凹部に前記取付部の後端部分が密接に嵌め込まれた状態
    で前記磁石と前記磁性部とが吸着し、これにより前記前
    掛眼鏡が前記眼鏡に取り付けられる如くなされているこ
    とを特徴とする請求項12又は14記載の前掛眼鏡取付
    装置。
  17. 【請求項17】 前記取付部に設けられている前記磁性
    部は、前記磁石と互いに吸着し得る磁石であることを特
    徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の前掛眼鏡取
    付装置。
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