JP3098941U - 前掛け式メガネフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】安定して取付けられ、簡単な構造で安く製作出来、コンパクトに収まって携帯に便利な前掛け式メガネフレームの提供。
【解決手段】フロントフレームの連結部材両サイドに磁石18,18を取着し、同じく前掛けフレームの連結部材2は中央に継手12を設けて折畳み可能にすると共に両サイドに磁石6,6を設けている。前掛けフレームをフロントフレームに取付ける場合には、フロントフレームの連結部材14の上に前掛けフレームの連結部材2を載置すると共に互いに磁石18,6によって引き合い、そして前掛けフレームの連結部材2には前ガイド7及び後ガイド9を設けてフロントフレームの連結部材14を嵌合凹部10に嵌めるようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】フロントフレームの連結部材両サイドに磁石18,18を取着し、同じく前掛けフレームの連結部材2は中央に継手12を設けて折畳み可能にすると共に両サイドに磁石6,6を設けている。前掛けフレームをフロントフレームに取付ける場合には、フロントフレームの連結部材14の上に前掛けフレームの連結部材2を載置すると共に互いに磁石18,6によって引き合い、そして前掛けフレームの連結部材2には前ガイド7及び後ガイド9を設けてフロントフレームの連結部材14を嵌合凹部10に嵌めるようにしている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、前掛けフレームをメガネのフロントフレームの正面に安定して取付けることが出来る前掛け式メガネフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来においても、メガネのフロントフレームに前掛けフレームを取付けたメガネは多用されている。これは周知の通り、近眼の人がサングラスを必要とする場合や、老眼であるにもかかわらず近眼でもあるといったケースは多く、このような場合に近眼用のメガネにサングラスの前掛けフレームを取付けたり、近眼用のメガネに老眼用レンズを入れた前掛けフレームを使用するといった具合である。
【0003】
ところで、従来型式の前掛けフレームを備えたメガネフレームには幾つかの問題がある。その1つは取付け構造が複雑である為に製作コストが高くなると共に、嵌合状態があまくなってガタ付きを生じ、前掛けフレームが安定しないと言った点である。その為に、前掛けフレームがメガネのフロントフレームに接触してキズが付き、時には該前掛けフレームが外れてしまうこともある。
【0004】
図6は従来多用されている前掛け式メガネフレームを示し、(a)はメガネフレーム、(b)は上記メガネフレーム(イ)のフロントフレーム(ハ)に取付けられる前掛けフレーム(ロ)を表している。フロントフレーム(ハ)の両側に設けているヨロイ(ニ)、(ニ)には磁石(ホ)、(ホ)が取着され、前掛けフレーム(ロ)の両側に設けているヨロイ(ヘ)、(ヘ)にも同じく磁石(ト)、(ト)を有している。
【0005】
そこで、上記前掛けフレーム(ロ)はフロントフレーム(ハ)の正面に重ね合わされ、磁石(ホ)に磁石(ト)が引き付けられて取着される。勿論、磁石(ホ)、(ト)を介して取付けられる前掛けフレームが位置ズレしないように何らかの工夫はされている。実用新案登録第3081271号に係る「めがね」はこの前掛け式メガネフレームに相当する。
【0006】
又、特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」はフロントフレームのヨロイ部に受部を設けると共に該受部には磁石を取付け、前掛けフレームを該受部に載せて磁石にて吸着する構造と成っている。このように、従来の構造では前掛け式メガネフレームのフロントフレームは特別な構造と成ってしまい、製作費が高くなってしまう。一方、前掛けフレームは常に必要な訳ではなく、使用しない時には何かのケースに入れて携帯している。その為に、携帯する前掛けフレームが嵩張ることで不便を感じることが多い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の前掛け式メガネフレームには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、前掛けフレームがガタ付かないように安定して取付けられてフロントフレームに接してキズを付けることなく、又前掛けフレームが外れ落ちることなく、そして簡単な構造にて安く製作出来、一方においてはコンパクトに収まって携帯が便利な前掛け式メガネフレームを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本考案に係る前掛け式メガネフレームは、前掛けフレームをメガネのフロントフレームの正面に取付け可能な構造とし、不要な場合には取外し出来るものであり、その基本的な作用は従来と共通する。そして前掛けフレームを取付ける手段には磁石が用いられ、フロントフレームに掛けられた前掛けフレームは磁石の磁気力にて所定の位置に外れないで取付けられる。
【0009】
ところで、本考案ではフロントフレームの連結部材(ブリッジ)の両端部に磁石を設け、前掛けフレームの連結部材(ブリッジ)の両端部にも磁石を備えている。したがって、前掛けフレームをフロントフレームに重ね合わせるならば、前掛けフレームの磁石はフロントフレームの磁石の上に載置されると共に、互いに引き合って固定される。
【0010】
そして、前掛けフレームの連結部材の下側にはガイドを設け、フロントフレームの連結部材に前掛けフレームの連結部材を載置する場合、前掛けフレームはフロントフレームに正しく装着され、同時に両磁石によって前掛けフレームは固定される。ここで、フロントフレーム及び前掛けフレームの形態は自由である。一方、前掛けフレームは2つ折り出来るように、連結部材は中間に継手を設けて折畳み可能な構造と成っている。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の前掛けフレームを示している実施例であり、(a)は平面図、 (b)は正面図、(c)は中央連結部の背面図、(d)はA−A断面拡大図、 (e)はB−B断面拡大をそれぞれ表わしている。該前掛けフレームは両レン ズ1,1が連結部材2によって連結されているが、レンズ1,1はリムに嵌る ことなく連結部材2の両サイドに直接ネジ止めされている。連結部材2はその 両側に止着部3,3を有し、止着部3,3はレンズ1,1を挟み込んで固定し ている。上記止着部3は前止着片4と後止着片5から成って、前後止着片4, 5の間にレンズ1の内側部が挟み込まれて固定されている。
【0012】
ここで、レンズ1はサングラスとしたり、又は度付きの矯正レンズを用いることもある。そして、前後止着片4,5にて挟み込むだけではレンズ1が位置ズレしたり、外れる虞れがある為に、接着剤によって固着される。
【0013】
そしてレンズ1,1を繋いでいる連結部材2の両端部には磁石6,6が設けられている。連結部材2はその両端部を後方へ突出し、この凸部8,8に磁石6,6を設け、この凸部8,8に形成した穴に磁石6,6が嵌合している。そして、連結部材2には前ガイド7と後ガイド9を下方へ延ばしている。
【0014】
図1(d),(e)には、(a)におけるA−A断面拡大図及びB−B断面拡大図を示しているように、前後ガイド7、9を形成することで、嵌合凹部10が形成されている。そして、前掛けフレームの連結部材2はその中央に継手が設けられ、両連結部11a,11bが継手12によって連結して構成され、しかも連結部材2は継手12を介して2つ折り可能な構造となっている。図2は前掛けフレームが折畳まれた状態を示しているが、このように前掛けフレームが折畳まれることでコンパクト化され、携帯に便利である。
【0015】
図3は前掛けフレームが取付けられるメガネフレームを表わしている。このメガネのフロントフレームは一般のメガネとほぼ共通していて、両リム13,13は連結部材14にロウ付け・固定され、リム13,13の外側にはヨロイ15,15がロウ付け・固定されている。そしてヨロイ15,15の先端には蝶番継手16,16を介してツル17,17が折畳み出来るように取付けられている。
【0016】
ところで、両リム13,13を連結している連結部材14の両サイドには穴が形成され、この穴に磁石18,18が嵌って取着されている。磁石18,18は連結部材14の上面と同一面を成し、前掛けフレームの連結部材2は、該フロントフレームの連結部材14に載置される。そして、フロントフレーム及び前掛けフレームの夫々に設けている磁石6,18が互いに引き合って前掛けフレームはフロントフレームに取付けられる。
【0017】
図4は前掛けフレームをメガネのフロントフレームに取付けた場合を示している。前掛けフレームを取付ける場合、その連結部材2はフロントフレームの連結部材14の上に載置されることになるが、前掛けフレームの連結部材2は図1(d),(e)に示しているように、前ガイド7と後ガイド9を下方へ延ばすと共に、間には嵌合凹部10を形成している。そこで、連結部材2が連結部材14に載置されるならば、連結部材14は嵌合凹部10に嵌合して位置決めされ、前掛けフレームはフロントフレームに正しく位置決めされて取付けられる。そして、前掛けフレームのレンズ1,1はフロントフレームのリム13,13に嵌っているレンズ19,19と重なり合って、両レンズ1,19を通して見ることが出来る。
【0018】
図5は前掛けフレームの連結部材2がフロントフレームの連結部材14に載置されている断面拡大図であるが、このように、連結部材2に形成した前ガイド7と後ガイド9によって連結部材14を挟み込んで位置決めされる。そして、連結部材2及び連結部材14に固定して磁石6と磁石18とが互いに引き合うことで前掛けフレームは位置ズレすることなく安定して取付けられる。
【0019】
以上述べたように、本考案の前掛け式メガネフレームは磁石を介して前掛けフレームを取付け、前掛けフレームの連結部材には継手を設けると共にガイドを形成したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本発明の前掛け式メガネフレームは、前掛けフレームをフロントフレームの正面に磁石を介して取付けるものであるが、取付けた前掛けフレームは位置ズレすることなく定位置に安定して取付けられ、フロントフレームに接触してキズ付けることはない。すなわち、フロントフレーム及び前掛けフレームの中央連結部材には磁石を設けていると共に、前掛けフレームに形成したガイドがフロントフレームの連結部材を挟み込むことが出来る。そして、前掛けフレームの連結部材は、中央に継手を設けていて折畳むことが出来る為に、前掛けフレームはコンパクト化され、携帯が便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の前掛けフレームを示す具体例。
【図2】前掛けフレームが折畳まれた場合。
【図3】前掛けフレームが取付けられるメガネフレーム。
【図4】前掛けフレームをフロントフレームに取付けた場合。
【図5】フロントフレームの連結部材に前掛けフレームの連結部材が載置された場合の断面拡大図。
【図6】従来の前掛け式メガネフレーム。
【符号の説明】
1 レンズ
2 連結部材
3 止着部
4 前止着片
5 後止着片
6 磁石
7 前ガイド
8 凸部
9 後ガイド
10 嵌合凹部
11 連結部
12 継手
13 リム
14 連結部材
15 ヨロイ
16 継手
17 ツル
18 磁石
【考案の属する技術分野】
本考案は、前掛けフレームをメガネのフロントフレームの正面に安定して取付けることが出来る前掛け式メガネフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来においても、メガネのフロントフレームに前掛けフレームを取付けたメガネは多用されている。これは周知の通り、近眼の人がサングラスを必要とする場合や、老眼であるにもかかわらず近眼でもあるといったケースは多く、このような場合に近眼用のメガネにサングラスの前掛けフレームを取付けたり、近眼用のメガネに老眼用レンズを入れた前掛けフレームを使用するといった具合である。
【0003】
ところで、従来型式の前掛けフレームを備えたメガネフレームには幾つかの問題がある。その1つは取付け構造が複雑である為に製作コストが高くなると共に、嵌合状態があまくなってガタ付きを生じ、前掛けフレームが安定しないと言った点である。その為に、前掛けフレームがメガネのフロントフレームに接触してキズが付き、時には該前掛けフレームが外れてしまうこともある。
【0004】
図6は従来多用されている前掛け式メガネフレームを示し、(a)はメガネフレーム、(b)は上記メガネフレーム(イ)のフロントフレーム(ハ)に取付けられる前掛けフレーム(ロ)を表している。フロントフレーム(ハ)の両側に設けているヨロイ(ニ)、(ニ)には磁石(ホ)、(ホ)が取着され、前掛けフレーム(ロ)の両側に設けているヨロイ(ヘ)、(ヘ)にも同じく磁石(ト)、(ト)を有している。
【0005】
そこで、上記前掛けフレーム(ロ)はフロントフレーム(ハ)の正面に重ね合わされ、磁石(ホ)に磁石(ト)が引き付けられて取着される。勿論、磁石(ホ)、(ト)を介して取付けられる前掛けフレームが位置ズレしないように何らかの工夫はされている。実用新案登録第3081271号に係る「めがね」はこの前掛け式メガネフレームに相当する。
【0006】
又、特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」はフロントフレームのヨロイ部に受部を設けると共に該受部には磁石を取付け、前掛けフレームを該受部に載せて磁石にて吸着する構造と成っている。このように、従来の構造では前掛け式メガネフレームのフロントフレームは特別な構造と成ってしまい、製作費が高くなってしまう。一方、前掛けフレームは常に必要な訳ではなく、使用しない時には何かのケースに入れて携帯している。その為に、携帯する前掛けフレームが嵩張ることで不便を感じることが多い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の前掛け式メガネフレームには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、前掛けフレームがガタ付かないように安定して取付けられてフロントフレームに接してキズを付けることなく、又前掛けフレームが外れ落ちることなく、そして簡単な構造にて安く製作出来、一方においてはコンパクトに収まって携帯が便利な前掛け式メガネフレームを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本考案に係る前掛け式メガネフレームは、前掛けフレームをメガネのフロントフレームの正面に取付け可能な構造とし、不要な場合には取外し出来るものであり、その基本的な作用は従来と共通する。そして前掛けフレームを取付ける手段には磁石が用いられ、フロントフレームに掛けられた前掛けフレームは磁石の磁気力にて所定の位置に外れないで取付けられる。
【0009】
ところで、本考案ではフロントフレームの連結部材(ブリッジ)の両端部に磁石を設け、前掛けフレームの連結部材(ブリッジ)の両端部にも磁石を備えている。したがって、前掛けフレームをフロントフレームに重ね合わせるならば、前掛けフレームの磁石はフロントフレームの磁石の上に載置されると共に、互いに引き合って固定される。
【0010】
そして、前掛けフレームの連結部材の下側にはガイドを設け、フロントフレームの連結部材に前掛けフレームの連結部材を載置する場合、前掛けフレームはフロントフレームに正しく装着され、同時に両磁石によって前掛けフレームは固定される。ここで、フロントフレーム及び前掛けフレームの形態は自由である。一方、前掛けフレームは2つ折り出来るように、連結部材は中間に継手を設けて折畳み可能な構造と成っている。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の前掛けフレームを示している実施例であり、(a)は平面図、 (b)は正面図、(c)は中央連結部の背面図、(d)はA−A断面拡大図、 (e)はB−B断面拡大をそれぞれ表わしている。該前掛けフレームは両レン ズ1,1が連結部材2によって連結されているが、レンズ1,1はリムに嵌る ことなく連結部材2の両サイドに直接ネジ止めされている。連結部材2はその 両側に止着部3,3を有し、止着部3,3はレンズ1,1を挟み込んで固定し ている。上記止着部3は前止着片4と後止着片5から成って、前後止着片4, 5の間にレンズ1の内側部が挟み込まれて固定されている。
【0012】
ここで、レンズ1はサングラスとしたり、又は度付きの矯正レンズを用いることもある。そして、前後止着片4,5にて挟み込むだけではレンズ1が位置ズレしたり、外れる虞れがある為に、接着剤によって固着される。
【0013】
そしてレンズ1,1を繋いでいる連結部材2の両端部には磁石6,6が設けられている。連結部材2はその両端部を後方へ突出し、この凸部8,8に磁石6,6を設け、この凸部8,8に形成した穴に磁石6,6が嵌合している。そして、連結部材2には前ガイド7と後ガイド9を下方へ延ばしている。
【0014】
図1(d),(e)には、(a)におけるA−A断面拡大図及びB−B断面拡大図を示しているように、前後ガイド7、9を形成することで、嵌合凹部10が形成されている。そして、前掛けフレームの連結部材2はその中央に継手が設けられ、両連結部11a,11bが継手12によって連結して構成され、しかも連結部材2は継手12を介して2つ折り可能な構造となっている。図2は前掛けフレームが折畳まれた状態を示しているが、このように前掛けフレームが折畳まれることでコンパクト化され、携帯に便利である。
【0015】
図3は前掛けフレームが取付けられるメガネフレームを表わしている。このメガネのフロントフレームは一般のメガネとほぼ共通していて、両リム13,13は連結部材14にロウ付け・固定され、リム13,13の外側にはヨロイ15,15がロウ付け・固定されている。そしてヨロイ15,15の先端には蝶番継手16,16を介してツル17,17が折畳み出来るように取付けられている。
【0016】
ところで、両リム13,13を連結している連結部材14の両サイドには穴が形成され、この穴に磁石18,18が嵌って取着されている。磁石18,18は連結部材14の上面と同一面を成し、前掛けフレームの連結部材2は、該フロントフレームの連結部材14に載置される。そして、フロントフレーム及び前掛けフレームの夫々に設けている磁石6,18が互いに引き合って前掛けフレームはフロントフレームに取付けられる。
【0017】
図4は前掛けフレームをメガネのフロントフレームに取付けた場合を示している。前掛けフレームを取付ける場合、その連結部材2はフロントフレームの連結部材14の上に載置されることになるが、前掛けフレームの連結部材2は図1(d),(e)に示しているように、前ガイド7と後ガイド9を下方へ延ばすと共に、間には嵌合凹部10を形成している。そこで、連結部材2が連結部材14に載置されるならば、連結部材14は嵌合凹部10に嵌合して位置決めされ、前掛けフレームはフロントフレームに正しく位置決めされて取付けられる。そして、前掛けフレームのレンズ1,1はフロントフレームのリム13,13に嵌っているレンズ19,19と重なり合って、両レンズ1,19を通して見ることが出来る。
【0018】
図5は前掛けフレームの連結部材2がフロントフレームの連結部材14に載置されている断面拡大図であるが、このように、連結部材2に形成した前ガイド7と後ガイド9によって連結部材14を挟み込んで位置決めされる。そして、連結部材2及び連結部材14に固定して磁石6と磁石18とが互いに引き合うことで前掛けフレームは位置ズレすることなく安定して取付けられる。
【0019】
以上述べたように、本考案の前掛け式メガネフレームは磁石を介して前掛けフレームを取付け、前掛けフレームの連結部材には継手を設けると共にガイドを形成したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本発明の前掛け式メガネフレームは、前掛けフレームをフロントフレームの正面に磁石を介して取付けるものであるが、取付けた前掛けフレームは位置ズレすることなく定位置に安定して取付けられ、フロントフレームに接触してキズ付けることはない。すなわち、フロントフレーム及び前掛けフレームの中央連結部材には磁石を設けていると共に、前掛けフレームに形成したガイドがフロントフレームの連結部材を挟み込むことが出来る。そして、前掛けフレームの連結部材は、中央に継手を設けていて折畳むことが出来る為に、前掛けフレームはコンパクト化され、携帯が便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の前掛けフレームを示す具体例。
【図2】前掛けフレームが折畳まれた場合。
【図3】前掛けフレームが取付けられるメガネフレーム。
【図4】前掛けフレームをフロントフレームに取付けた場合。
【図5】フロントフレームの連結部材に前掛けフレームの連結部材が載置された場合の断面拡大図。
【図6】従来の前掛け式メガネフレーム。
【符号の説明】
1 レンズ
2 連結部材
3 止着部
4 前止着片
5 後止着片
6 磁石
7 前ガイド
8 凸部
9 後ガイド
10 嵌合凹部
11 連結部
12 継手
13 リム
14 連結部材
15 ヨロイ
16 継手
17 ツル
18 磁石
Claims (2)
- メガネのフロントフレーム正面に前掛けフレームを着脱自在に取付けて成る前掛け式メガネフレームにおいて、フロントフレームの連結部材両サイドに磁石を取着し、同じく前掛けフレームの連結部材は中央に継手を設けて折畳み可能にすると共に両サイドに磁石を設け、前掛けフレームをフロントフレームに取付ける場合には、フロントフレームの連結部材の上に前掛けフレームの連結部材を載置すると共に互いに磁石によって引き合い、そして前掛けフレームの連結部材には前ガイド及び後ガイドを設けてフロントフレームの連結部材を嵌合凹部に嵌めるようにしたことを特徴とする前掛け式メガネフレーム。
- 前掛けフレームの止着部は前止着片と後止着片を有し、前後止着片の間にレンズを挟み込んでネジ止め又は接着剤によって固着した請求項1記載の前掛け式メガネフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003891U JP3098941U (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 前掛け式メガネフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003891U JP3098941U (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 前掛け式メガネフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098941U true JP3098941U (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=43252681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003891U Expired - Fee Related JP3098941U (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 前掛け式メガネフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098941U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07158433A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-06-20 | Yutaka Giken Co Ltd | 排ガスの浄化装置 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003003891U patent/JP3098941U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07158433A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-06-20 | Yutaka Giken Co Ltd | 排ガスの浄化装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |