JP3117580U - 前掛け式メガネ - Google Patents

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Abstract

【課題】 前掛け式メガネのフロント部正面に前掛けフレームを着脱自在に取付ける前掛け式メガネであって、磁石を用いることなく前掛けフレームを安定してメガネのフロント部正面に着脱自在に取付けることが出来る前掛け式メガネの提供。
【解決手段】 メガネのフロント部1の連結部材5には上下面両側部に小さな凹部8,8・・を設け、前掛けフレーム9の連結部材11はコ形断面を成した弾力性に優れた樹脂製として上挟持片14と下挟持片15を有している。そして上下挟持片14,15の内面両側部には小さな凸部17,17・・を形成し、上下挟持片14,15にてフロント部1の連結部材5を挟み込むと共に、凹部8には凸部17を嵌入する。
【選択図】 図4

Description

本考案は、前掛けフレームをメガネのフロント部正面に安定して取付けることを可能とした前掛け式メガネに関するものである。
従来においても、メガネのフロント部に前掛けフレームを取付けたメガネは多用されている。これは周知の通り、近眼の人がサングラスを必要とする場合や、老眼であるにもかかわらず近眼でもあるといったケースは多く、このような場合に近眼用のメガネにサングラスの前掛けフレームを取付けたり、近眼用のメガネに老眼用レンズを入れた前掛けフレームを使用するといった具合である。
ところで、従来型式の前掛けフレームには幾つかの型式が存在するが、最も代表的な前掛けフレームは磁石を備えたタイプとカギを備えたタイプである。しかも今日では磁石タイプが主流と成っており、前掛けフレーム側に取付けられた磁石とフロント部に取付けられた磁石の互いに引き合う磁気力を利用して固定される。
図6は従来多用されている一般的な前掛け式メガネを示し、(a)はメガネ、(b)は上記メガネ(イ)のフロント部(ハ)に取付けられる前掛けフレーム(ロ)を表している。フロント部(ハ)の両側に設けているヨロイ(ニ)、(ニ)には磁石(ホ)、(ホ)が取着され、前掛けフレーム(ロ)の両側に設けているヨロイ(ヘ)、(ヘ)にも同じく磁石(ト)、(ト)を有している。
そこで、上記前掛けフレーム(ロ)はフロント部(ハ)の正面に重ね合わされ、磁石(ホ)にヨロイ下部に取付けられた磁石(ト)が引き付けられて取着される。勿論、磁石(ホ)、(ト)を介して取付けられる前掛けフレームが位置ズレしないように、ヨロイ(ヘ)がヨロイ(ニ)の上にフィットするように成っている。実用新案登録第3081271号に係る「めがね」はこの前掛け式メガネフレームに相当する。
又、特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」はフロントフレームのヨロイ部に受部を設けると共に該受部には磁石を取付け、前掛けフレームを該受部に載せて磁石にて吸着する構造と成っている。近年では小さくて強力な磁石が開発され、フロント部(ハ)の両ヨロイ(ニ)、(ニ)に設けている磁石(ホ)、(ホ)を介して前掛けフレーム(ロ)は取付けられる。フロント部(ハ)に取付けられている前掛けフレーム(ロ)を引き離すことで取外すことが出来るが、強力な磁石(ホ)、(ホ)に引っ張られることで、細い線材で構成されるスリムな前掛けフレーム(ロ)であれば変形する。
ところで、磁石の磁気力を利用して前掛けフレームを取付けるには、メガネのフロント部及び前掛けフレームの両方に磁石を設けた構造、又は少なくとも一方に磁石を設けると共に他方には磁石に吸引される磁性体を備える構造にしなくてはならない。そこで前掛けフレームに小さな磁石を取付けなくてならず、又近年のメガネフレームは磁性体を材料として用いている場合は少ない為に、鉄などの磁性体や磁石をヨロイに埋め込むことが必要となる。
そして、該磁石や磁性体をフレームに固定する手段としては接着剤を用いることが一般的であり、しかし接着剤は時の経過により劣化してしまい、磁石は外れ落ちる場合がある。特に、近年の強力な磁石の場合、前掛けフレームを取外す際に引っ張られる磁気力にて磁石が離脱してしまう。
実用新案登録第3081271号に係る「めがね」 特許第2997418号に係る「着脱眼鏡取付装置」
このように、磁石を備えた従来の前掛け式メガネには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、磁石を用いることなく前掛けフレームを安定してメガネのフロント部正面に着脱自在に取付けることが出来る前掛け式メガネを提供する。
本考案に係る前掛け式メガネは、メガネのフロント部に前掛けフレームを着脱可能に取付けた形態であり、前掛けフレームの取付け手段は連結部材を介して行う構造と成っている。そこで、メガネのフロント部に設けている連結部材には小さな凹部が上下面の両側端に形成されている。一方の前掛けフレームの連結部材は樹脂材で構成され、両レンズを該連結部材によって連結している。勿論、リムを備えることもある。
そして前掛けフレームの連結部材はレンズを連結する連結部を除く中央部はコ形断面を成し、所定の空間を間にして上挟持片と下挟持片を有している。上下挟持片の両側端内面には小さな凸部を設けている。そこで、前掛けフレームを取付ける場合には、フロント部の連結部材を前掛けフレームの連結部材によって挟み込み、小さな凸部は凹部に嵌入して位置決めされる。ただし、上記凸部をフロント部の連結部材側に、凹部を前掛けフレームの連結部材側に形成することもある。
ここで、前掛けフレームの連結部材は樹脂製であり、しかも弾力性に優れた材質が使用される。
本考案の前掛け式メガネは、そのフロント部正面に前掛けフレームが取付けられるが、前掛けフレームの連結部材をコ形断面とすることでメガネのフロント部連結部材を挟み込むことが出来る。そして、挟み込むと同時に前掛けフレームの連結部材上下挟持片に設けている小さな凸部がフロント部連結部材の凹部に嵌ることで、前掛けフレームの位置決めが成される。一方、前掛けフレームの連結部材は弾性に優れた樹脂材で構成されるために、フロント部の連結部材を挟み込む際にキズが発生することもなく、上下挟持片から弾性力が付勢されて前掛けフレームは安定する。そして、従来の磁石を介して前掛けフレームを取付ける構造に比較して簡単であり、製作コストは安くなる。

図1は本考案に係る前掛けフレームを外したメガネを示す実施例であり、該メガネはフロント部1の両側にツル2,2が折畳み出来るように蝶番3,3を介して取付けられている。フロント部1は両リム4,4が連結部材5にて連結され、リム4,4の外側にはヨロイ6,6がロウ付けされ、リム4,4の内側であって、連結部材5の下方には鼻当てパット7,7が取付けられている。そして、上記連結部材5は薄くて強力な金属板をプレスしたものであるが、両側端部の幅を大きくして凹部8,8・・を上下面の両端部に形成している。
図2は前掛けフレーム9を表している具体例であり、両レンズ10,10が連結部材11にて連結されている。ここで、レンズ10の種類は限定せず、サングラスであったり、偏光レンズであったり、又は矯正レンズとする。連結部材11は弾力性に優れた樹脂材が使用された成形部品で、両側に一体成形された連結片12,12には2本のピン13,13が背面側の当接面から起立している。
そして、上記レンズ10,10の外周部には2個の小さな穴が設けられ、レンズ10,10の表面を連結片12,12の当接面に当て、穴にはピン13,13が嵌入することで両レンズ10,10が左右対称に連結される。ここで、ピン13,13が抜けないように、先端には穴より大きなツバを加熱して作っている。連結片12に起立する2本のピン13,13がレンズ10の穴に嵌ることで、連結部材11に対してのレンズ10の位置決めがなされ、その向きが変わることはない。
図3は図2のA−A断面拡大図を表している。同図に示すように、連結部材11はコ形断面を成し、上挟持片14と下挟持片15を有しており、上下挟持片14,15の内面16,16には小さな凸部17,17を設けている。前掛けフレーム9の連結部材11は同図に示すように上下挟持片14,15を有したコ形断面を成して、この空間18にフロント部1の連結部材5が嵌合することが出来る。
図4はメガネのフロント部1の正面に前掛けフレーム9を取付けた状態を表している。コ形断面をした連結部材11の空間18に連結部材5が嵌ることで、上挟持片14と下挟持片15は連結部材5の上下面に弾性力を付勢した状態で挟み込み、そして上下挟持片14,15の内面16,16に設けている凸部17,17・・は連結部材5の凹部8,8・・に嵌入する。図5はこの状態を示す図4のB−B断面拡大図を表している。
連結部材11は弾力性に優れた樹脂材を成形したもので、凸部17,17・・が凹部8,8・・に嵌入すると共に、上下挟持片14,15にて連結部材5を弾性力を付勢して挟み込むことが出来、その結果、前掛けフレーム9はフロント部1に安定して取付けられ、しかも正しく位置決めが行われる。
ところで、図2に示す前掛けフレーム9はレンズ10,10を連結部材11にて直接連結した構造と成っているが、レンズ10,10をリムに嵌めて構成した前掛けフレームとして構成することもある。
前掛けフレームを外したメガネ。 前掛けフレームの具体例。 図2のA−A断面拡大図。 前掛けフレームをフロント部に取付けた前掛け式メガネ。 図4のB−B断面拡大図。 従来の前掛け式メガネの展開図。
符号の説明
1 フロント部
2 ツル
3 蝶番
4 リム
5 連結部材
6 ヨロイ
7 鼻当てパット
8 凹部
9 前掛けフレーム
10 レンズ
11 連結部材
12 連結片
13 ピン
14 上挟持片
15 下挟持片
16 内面
17 凸部
18 空間





Claims (4)

  1. 前掛け式メガネのフロント部正面に前掛けフレームを着脱自在に取付ける前掛け式メガネにおいて、メガネのフロント部の連結部材には上下面両側部に小さな凹部を設け、前掛けフレームの連結部材はコ形断面を成した弾力性に優れた樹脂製として上挟持片と下挟持片を有し、そして上下挟持片の内面両側部には小さな凸部を形成し、上下挟持片にてフロント部の連結部材を挟み込むと共に、凹部には凸部を嵌入したことを特徴とする前掛け式メガネ。
  2. 上記フロント部の連結部材の上下面両側部に小さな凸部を設け、前掛けフレームの上下挟持片には凹部を形成した請求項1記載の前掛け式メガネ。
  3. 上記前掛けフレームは、連結部材を介して両側にレンズを取着して構成した請求項1、又は請求項2記載の前掛け式メガネ。
  4. 上記前掛けフレームの連結部材の両側端には連結片を設け、該連結片の当接面には2本のピンを起立し、この2本のピンをレンズ穴に嵌入して連結した請求項3記載の前掛け式メガネ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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